JPS639585A - 全自動表紙貼付装置 - Google Patents

全自動表紙貼付装置

Info

Publication number
JPS639585A
JPS639585A JP15358486A JP15358486A JPS639585A JP S639585 A JPS639585 A JP S639585A JP 15358486 A JP15358486 A JP 15358486A JP 15358486 A JP15358486 A JP 15358486A JP S639585 A JPS639585 A JP S639585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
book
alignment
separating
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15358486A
Other languages
English (en)
Inventor
工藤 昭輝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP15358486A priority Critical patent/JPS639585A/ja
Publication of JPS639585A publication Critical patent/JPS639585A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製本装置に係り、特に表紙と中帳とを自動的
に貼付する全自動表紙貼付装置、更に詳しくは本装置に
於ける表紙分離手段の改良に関する。
(従来の技術) 本発明者は、特願昭第59−112259号(昭和59
年5月31日出願)に於いて、中帳と表紙とを自動的に
貼付する全自動表紙貼付装置を提案した。亦、同発明者
は、実願昭第59−166312号(昭和59年10月
31日出WR)に於いて、主に上記全自動表紙貼付装置
に用いられる積層シートの分離・搬送機構を提案した。
上記全自動表紙貼付装置は、装置ハウジング内に、表紙
分離手段、表紙移送手段、中帳移送手段。
中帳糊付手段1表紙と中帳との圧着手段、製本転送・整
列手段、上記表紙移送手段及び中帳移送手段により送致
された表紙及び中帳を合体して糊付手段及び圧着手段を
経て製本転送・整列手段に送り込む上下往復駆動迫り上
げ手段及びこれらの駆動制御手段をコンパクトに装備せ
しめて成るものである。該全自動表紙貼付装置に於いて
は、1個の主モーターを含む駆動制御手段により、上記
表紙分離手段、表紙及び中帳移送手段、製本転送・整列
手段及び迫り上げ手段が所望のタイムプログラムに従っ
て駆動される。亦、この全自動表紙貼付装置に於ける迫
り上げ手段は中差し板を含み。
この中差し板は背を上にして1冊づつ分離移送された中
帳に下から差し込まれ同じく1枚づつ分離移送された表
紙に中帳を合体させ更にこの合体位置から糊付手段及び
圧着手段を経て製本転送・整列手段にまで迫り上げるよ
うに上下往復動可能とされている。
一方前記先顆発明に採用された表紙分離手段及び後顧考
案にて提案された分離機構は、いずれも多数の表紙(シ
ート)を積層するストッカーの下部に上下揺動可能に配
設された吸着パッドを含み、該上記吸着パッドは表紙移
送手段等とタイミングを取って上下に揺動可能且つ吸引
のオン・オフがなされ、該吸着パッドの上動・吸引そし
て下動によりストッカーに積層された表紙の最下層のみ
が分離され、次の手段に搬送されるようになされている
斯かる全自動表紙貼付装置は、そのコンパクトな構造と
表紙分離から製本転送までの工程が全自動的且つ速やか
になされることから、広く好評を博するところとなった
(発明が解決しようとする問題点) 然し乍ら、上記先願発明の装置に於ける表紙分離手段は
、積層された表紙の最下層に吸着パッドが作用してこれ
を分離する際1表紙の変形を伴うことを条件としている
為、可撓性のある薄手の表紙の分離は可能であっても、
変形しにくい厚手の表紙を分離することは不可であり、
従って上記装置は軟質プラスチック乃至皮革表紙の貼付
にしか用いることが出来なかった。亦、上記後頭考案で
提案した分離機構は、厚手シートの分離をも可能とする
ことを目的とするものであるが、この場合でも吸着パッ
ドによる分離の際シートの変形を伴う為、自ずとシート
の種類に制限があることは否めなかった。
本発明は、斯かる事情に鑑みなされたもので、上記全自
動表紙貼付装置に於いて、表紙分離手段を可撓性のある
薄手表紙から可撓性の乏しい厚手表紙に至るまで適用可
能とし上記問題点の解消を図らんとするものである。
(問題点を解決する為の手段及び実施例)上記目的を達
成する為の本発明の構成を添付図面に基づき説明するに
、第1図は本発明装置の一実施例を示す分解斜視図、第
2図は同実施例の背面図、第3図は同実施例の左側面図
、第4図は第1図のIV−IV線拡大縦断面図、第5図
は表紙分離手段用交換部材の斜視図、第6図は同交換部
材を用いた場合の第4図と同様図である。即ち、本発明
の全自動表紙貼付装置は、多数上下に積層された表紙A
…を1枚づつ分離する表紙分離手段1と、分離された表
紙Aを途中表紙センター丸み出し手段21を経て中帳N
との整合位置22に移送させる往復動表紙移送手段2と
、該表紙移送手段2の下部にあって中帳供給手段31よ
り1冊づつ供給された中帳Nを背を上にして上記表紙移
送手段2と平行に前記整合位置22下部の糊付準備位置
32に迄移送せしめる往復動表紙移送手段3と、上記糊
付準備位置32の直上に配置された糊付手段4と、前記
整合位置22の直上に配置された圧着手段5と、該圧着
手段5の直上に配置された製本転送・整列手段6と、前
記糊付準備位置32の下方より該準備位置32に送致さ
れた中帳Nを突き上げて前記整合位置22に送致された
表紙Aと合体させると共に前記糊付手段4及び圧着手段
5により表紙Aと中帳Nとを貼付一体として製本Bとな
し且つこの製本Bを前記製本転送・整列手段6に送り込
む上下往復動迫り上げ手段7と、前記表紙分離手段1、
丸み出し手段21、表紙移送手段と、中帳移送手段3、
製本転送・整列手段6及び迫り上げ手段7を1個の主モ
ーター81にて所望のタイムプロプラグに従って駆動さ
せるようにした駆動制御手段8とより成る全自動表紙貼
付装置に於いて、前記表紙移送手段2が、上記駆動制御
手段8と連関して左右往復駆動する往復駆動手段9を介
し一対の固定レール20、20に沿って左右に往復摺動
する一対の摺動杆23.23と、該摺動杆23.23に
間隔をおいて枢着され往動時には起立し復動時には倒伏
する表紙搬送用の第1及び第2の爪24.24.25.
25とを含み。
前記表紙分離手段1が、互換可能な薄手表紙分離手段1
a及び厚手表紙分離手段1bを含み、該薄手表紙分離手
段1aが、前記固定レール20.20の基端部に軸着1
1aされ該軸着点11aを支点として起立状態若しくは
上記固定レール20.20上に横架倒伏状態が可能とさ
れた吸着パッド支持プレート12aと、該支持プレート
12aの前端部下面に軸着13aされ該軸着点13aを
支点として上下に揺動する表紙吸着部材14aと、倒伏
状態の支持プレート12a前方に隣接して設けられたボ
ックス15aと、該ボックス15aの後面に上下位置調
整自在且つ着脱自在に取着され下端に傾斜した表紙端部
係止用舌片161aを具備した表紙案内プレート16a
と、上記ボックス15a内に上下揺動自在に支持された
押え部材171a及び前記固定レール20.20間に配
置された受け部材172aを含み表紙Aを上下より挟み
且つこれを前方に移送せしめる表紙引出手段17aとよ
り成り、一方厚手表紙分離手段1bが、上記ボックス1
5aの後面に上記案内プレート16aに代え上下位置調
整自在に取着することによりその下端部と固定レール2
0.20との間隙を表紙Aの厚さに応じて調整可能とす
ると共に前記押え部材171aの下降を阻止するように
なした厚手表紙分離専用のアタッチメントIlbと、前
記支持プレート12aを起立させた時に固定レール20
.20間の間隙を覆蓋する蓋部材12bと、前記第1の
搬送用爪24.24とより成ることを特徴とするもので
ある。
上記装置に於ける各手段は、ハウジングH内に収納され
、その下部には主に駆動制御手段8が、上部には表紙分
離手段1、表紙センター丸み出し手段21を含む表紙移
送手段2及び中限移送手段3が、また左側部(正面視し
て)には迫り上げ手段7゜糊付手段4、圧着手段5及び
製本転送・整列手段6が夫々配置されている。
駆動制御手段8は、第2図に示す如く、可変速モーター
81を駆動源とし、該モーター81の出力軸には略楕円
形の板カム82が偏心状態で取付けられている。上記ハ
ウジングHの下辺フレームに下端が枢着830され、上
端が連接桿831を介し前記表紙移送手段2及び中限移
送手段3を連動的に左右往復駆動せしめる往復駆動手段
9に連結された揺動レバー83が、その途中に軸支され
たローラ832を上記板カム82の外周に摺接させるこ
とにより板カム82の回転規制下で上記枢着点830を
支点として左右に揺動されるようなされている。亦、ハ
ウジングHの側辺フレームに基端部が枢着840された
迫り上げ用揺動レバー84が前記迫り上げ手段7に連架
されると共に、この揺動レバー84には半楕円形の逆カ
ム841が固設され、該逆カム841の内側辺は上記板
カム82の板面に軸支されて円運動するローラ821 
と互いに摺接関係をなすよう関連付けられ、この逆カム
841とローラ821との協動規制下で、上記揺動レバ
ー84は前記モーター81の回転により上記枢着点84
0を支点として上下に揺動するようになされている。そ
して上記揺動レバー83の左右の往復動と迫り上げ用揺
動レバー84の上下の往復動との関係は、揺動レバー8
3が往動する時には揺動レバー84が下動し、一方揺動
レバー83が復動する時には揺動レバー84が上動する
よう、上記板カム82、ローラ83と、逆カム841及
びローラ821が互いに関連付けられている。更に、こ
れら揺動レバー83.84間には、アーム842及びス
プロケット851 を介し、圧縮コイルスプリング85
が張設され、該スプリング85により揺動レバー83は
常時往動方向に、揺動レバー83は常時上動方向に付勢
されている。
前記往復駆動手段9は、案内バー91に左右摺動自在に
支持され、前記表紙移送手段2及び中限移送手段3はこ
の往復駆動手段9の左右の摺動により連動して往復駆動
するようになされている。
表紙移送手段2は、第4図及び第6図に示す如く、上記
往復駆動手段9の往復駆動力により固定レール20.2
0に沿って左右に摺動する平行な2本の摺動杆23.2
3と、該摺動杆23.23の側部長手方向に間隔をおい
て枢着され往動時には起立し復動時には倒伏する第1及
び第2の搬送用爪24.24.25.25とを含み、表
紙分離手段1により分離された表紙Aを上記一対の固定
レール20.20に載せ、上記第1の爪24.24にて
表紙センター丸み出し手段21に、該丸み出し手段21
により丸み出し加工された表紙Aを第2の爪25.25
にて前記整合位置22に夫々移送させるようなされてい
る。
表紙センター丸み出し手段21は、第4図及び第6図に
示す如くボックス210内に収納され、ヒーター211
、所望の形状に成型されたヒーター板212及び表紙押
え板213,213を含むと共に上記摺動杆23、23
と連動して固定レール20.20側部に凹設された傾斜
カム溝201…の規制を受け上下動するようになされ、
該摺動杆23.23の復動時に迫り上がり、この迫り上
がり時にヒーター板212と表紙押え板213,213
とにより表紙Aを圧縮しその熱作用をして表紙Aをヒー
ター板212の形状に熱圧成型せんとするものである。
中限移送手段3は、第1図に示す如く、上記往復駆動手
段9に結着された中限案内バー30と該案内バー30に
その長手方向に沿って隔設された出没自在な第1及び第
2の爪301,302とより成る。この第1及び第2の
爪301.302は往動時には突出し、復動時には案内
バー30に没し、案内バー30の往動の際中限供給手段
31より1冊つづ供給された中限Nを第1の爪301が
上記丸み出し手段21直下の待ち位置33に移送させ、
同時にこの待ち位置33にある中限Nを第2の爪302
が糊付準備位置32に移送させるようになされている。
亦、中限供給手段31は、上記案内バー30が復動した
時に中限Nを1冊づつ供給し得るよう同期されたコンベ
アベルト311を含む。
迫り上げ手段7は、前記迫り上げ用揺動レバー84に枢
着された中蓋し板71を含む。該中蓋し板71は、揺動
レバー84の作用を受けて上下往復駆動し、第3図に示
す如く、上動時に糊付準備位置32にある中@Nをその
上端に騎乗させ、糊付手段4で中帳Nの外表面に糊付け
した後上記整合位@22で中帳Nと表紙Aとを合体させ
、圧着手段5にてこれらを貼付一体として製本B化し、
この製本Bを製本転送・整列手段6に送致せんとするも
のである。
糊付手段4は、第1図に示す如く、糊付準備位置32上
に取り出し自在に設置され、糊溜41.41該糊溜4I
に下部が浸漬して回転する一対の糊供給ローラ4と、4
2及び該糊供給ローラ4と、42に接触して回転し該糊
供給ローラ4と、42表面の糊を棒受する一対の糊付ロ
ーラ43.43より成り、ハウジングH内に装備された
モーター40(第3図参照)の駆動力により、これらロ
ーラが回転し、上記中蓋し板71の上動により糊付ロー
ラ43.43の間隙に送り込まれた中帳Nの外表面がこ
の糊付ローラ43.43の回転作用により糊付けされる
ようになされている。
圧着手段5は、上記整合位置22の直上に位置し。
間隔調整自在なピンチロール51…が具備されている。
整合位置22上で糊付けされた中帳Nと丸み出しされた
表紙Aとが合体された後、このピンチロール51…の間
隙を通過する際にこの表紙Aと中帳Nとが貼付一体とさ
れ製本Bとされる。
製本転送・整列手段6は、上記圧着手段5の直上に配置
され、ジヤツキ62により上下調整自在に支持された製
本整列台61を含み、上記圧着手段5により製せられた
製本Bを製本整列台61に割数されたスリット611よ
り迫り上げ、該製本Bを押出し装置63により押出し整
列台6I上に整列させんとするものである。
次に表紙分離手段1について第4図乃至第6図に基づき
詳述する。該表紙分離手段1は、上記固定レール20.
20の基端部側に設けられ、ビニールやレザー等の薄手
の表紙を分離する為の薄手表紙分離手段1aと、厚手の
表紙を分離する為の厚手表紙分離手段1bとが適宜切り
換え可能とされている。薄手表紙分離手段1aの吸着パ
ッド支持プレート12aは、固定レール20.20の基
端部に起伏自在に軸着11aされ、またこの支持プレー
ト12aの前端部下面に表紙吸着部材14aが上下揺動
自在に軸着13aされている。該表紙吸着部材14aは
、一対の吸着支持ブロック141a、141aと、該吸
着支持ブロック141a、141aに一体的に連成され
たアーム142aとを含む。上記支持プレート12aが
固定レール20.20上に横架倒伏状態にある時は、ア
ーム142aの自重により吸着支持ブロック141a、
141aが上向きに揺動するようになされている。該吸
着支持ブロック141a、 141aには吸着パッド1
43a、143aが固設され、該吸着パッド143a、
 143aは上記吸着支持ブロック141a、141a
内を通って図外の吸引ポンプに通じている。斯かる吸着
パッド143a、143aは一般にゴム製のものが採用
されるが、使用頻度が高く消耗が激しい場合は金属製の
ものも用いられる。
上記支持プレート12aの前方には、表紙引出手段17
aの押え部材171aを収納するボックス15aが。
該支持プレート12aの倒伏状態の位置に隣接して設け
られている。上記押え部材171aは下端に複数のロー
ラ171at…を具備し、ボックス15aにピン171
a、、171a2を支点として上下揺動可能に支持され
ている。また、上記ボックス15aの直下には、表紙移
送手段2の往動方向に駆動するベルトコンベア(受け部
材) 172aが固定レール20.20と平行に配設さ
れ、このベルトコンベア172aと上記押え部材171
aとが表紙引出手段17aを構成している。
更に、上記ボックスL5aの後面には、下端に傾斜した
表紙端部係止用舌片161aを具備した表紙案内プレー
ト16aが上下位置調整自在且つ着脱自在に取着されて
いる。更に亦、前記往復駆動手段9には、その往動時に
上記押え部材171aに作用してこれを上方に揺動させ
る第1のプッシャー92及び復動時に上記アーム142
aに作用して吸着パッド143a、143aを下方に揺
動させる第2のプッシャー93が具備され、これらプッ
シャー9と、93も表紙分離手段1aの構成要素として
位置付けられる。
一方、厚手表紙分離手段1bは、第5図に示す如き厚手
表紙分離専用のアタッチメント11bと、蓋部材12b
と、前記第1の搬送用爪24.24とより成る。
(作用) 上記構成の全自動表紙貼付装置に於いて、駆動制御手段
8の駆動に伴い、表紙移送手段2及び中帳移送手段3が
往動する。この表紙移送手段2の往動の際、表紙分離手
段1により1枚づつ分離された表紙Aは表紙センター丸
み出し手段21に移送されると共に該丸み出し手段21
により丸み出しされた表紙Aは中帳Nとの整合位置22
に移送される。
またこの時中帳供給手段31より1冊づつ供給された中
帳Nは、途中待ち位置33を経て糊付準備位置32に移
送される。そして上記表紙移送手段2及び中帳移送手段
3が復動する際、迫り上げ手段7が上動し、糊付準備位
置32にある中帳Nを騎乗状態で迫り上げ、糊付手段4
により中帳Nの外表面を糊付けし、更に迫り上げ手段7
が上動して整合位置22にある表紙Aと中帳Nとを合体
させ、圧着手段5により表紙Aと中帳Nとを貼付一体と
して製本Bとなし、該製本Bは迫り上げ手段7の引き続
く上動により製本転送・整列手段6上に送致される。迫
り上げ手段7は上死点に達すると逸早く下動し、この時
上記表紙移送手段2及び中帳移送手段3が往動し始め、
表紙A及び中帳Nの移送が再開されると共に、この往動
と連動して製本転送・整列手段6の押出し装置63が作
動し、製本整列台61上の製本Bが整列方向に押し出さ
れる。
表紙分離手段1は、上述の如く薄手表紙分離手段1aと
、厚手表紙分離手段1bとの適宜切り換えが可能とされ
ているが、この機構を説明する。
即ち、薄手表紙分離手段1aを用いる場合、第4図に示
す如く、吸着パッド支持プレート12aを倒して固定レ
ール20.20上に横架させ、更にボックス15aの後
側部に表紙案内プレート16aを止着させる6次いで上
記支持プレート12a上に多数の表紙Aを案内プレート
16aに接触状態で整然と積層し、この状態で装置を稼
動させると、往復駆動手段9が往動する際、前記アーム
142aが前記第2のプッシャー93による束縛から解
除されて自重で下降し、その反力で吸着パッド143a
、143aが上昇して積層状態の最下層表紙Aの下面に
当接する。同時に吸引ポンプが作動しこの最下層の表紙
Aに吸着し、上記往復駆動手段9が復動して来ると第2
のプッシャー93がアーム142aを当ってこれを突き
上げ、その反力で上記吸着パッド143a、 143a
が最下層の表紙Aと共に下降する。この時第2層以上の
表紙A…は案内プレート16aの舌片161aにより係
止される。そして吸引ポンプが停止し、更に前記第1の
プッシャー92の束縛から解除されて下降した押え部材
171aとベルトコンベア172aとの間に分離された
表紙Aの端部が挟持され、該表紙Aはそのままベルトコ
ンベア172aの駆動力により引き出され移送される。
引続き往復駆動手段9が往動を開始すると、第1のプッ
シャー92が押え部材171aを押し上げ、且っ摺動杆
23.23が往動して第1の爪24.24がこの表紙A
を表紙センター丸み出し手段21へ押しやると共に第2
の爪25.25が表紙センター丸み出し手段21上の丸
み出しされた先行表紙Aを整合位置22に移送せしめる
。このような動作が逐次繰り返され、表紙Aは1枚づつ
分離され移送されるのである。
一方厚手表紙分離手段1bを用いる場合は、上記支持プ
レート12aを起立させ、固定レール20.20間の間
隙を蓋部材12bで覆蓋し、上記ボックス15aの後側
部に止着されている案内プレート16aを取り外して上
記アタッチメント11bを止着する(第6図参照)。こ
のアタッチメント11bは上下位置調整可能とされ、そ
の下端部と固定レール20.20上面との間隙を処理す
べき表紙Aの厚みに合致するよう調整される。そして、
該アタッチメント11bを止着した時には上記押え部材
171aの下端部が該アタッチメント11bに当接し、
それ以上の下降が阻止されるようになされる。斯くして
上記蓋部材12b上に表紙A…をアタッチメント11b
に接触状態で整然と積層した後、装置を稼動させると、
往復駆動手段9が往動時に摺動杆23.23の往動に伴
いその第1の爪24.24が最下層の表紙Aを表紙セン
ター丸み出し手段21へ押しやる。この時上記アタッチ
メント11b下端と固定レール20.20上面との間隔
は表紙1枚分しかないので最下層の表紙Aのみがその間
隙を通って移送され、残った第2層以上の表紙A…はそ
のまま1枚分下がり1次の分離の為に待機することとな
る。勿論この時第2の爪25.25は表紙センター丸み
呂し手段21にある表紙Aを整合位置に22に移送せし
めることは上記と同様である。そして往復駆動手段9が
復動すると摺動杆23.23が元の位置に戻り、上記分
離作業を再開することになるのである。
斯かる一連の動作は駆動制御手段8の1個の主モーター
81により所望のタイムプログラムに従って駆動し、製
本整列台61上には表紙Aと中限Nとが貼付一体とされ
た製本Bが自動的に整列されてゆく。そして、実施例の
如く表紙移送手段2及び中限移送手段3を往復駆動する
為の揺動レバー83と、迫り上げ手段7を上下往復駆動
せしめる迫り上げ用揺動レバー84とに圧縮コイルスプ
リング85が張設されていると、稼動中に異物がはさま
ったり或は万が一作業者の手が巻き込まれてもそのショ
ックが和らげられ、装置の損傷や作業者の障害を未然に
防止することが出来る。
尚、上記実施例に限定されず1例えば薄手表紙分離手段
1aにおける押え部材171aと、受け部材172aと
の駆動主体を図例と逆にすることも可能である。こうす
ることにより、装丁材の端縁が折り曲げられ裏面にまで
及んでいる表紙の場合、その折り曲げ端縁が駆動作用を
受けて剥離するような懸念がなくなる。
(発明の効果) 取上の如く、本発明の全自動表紙貼付装置に於いて、表
紙分離手段が、薄手表紙分離手段と、厚手表紙分離手段
との適宜切り換えが可能とされているから、可撓性のあ
るビニールやレザーの如き薄手の表紙から、可撓性の乏
しい厚手の表紙までどんな表紙もその貼付処理が可能と
される。従って、前述の如くコンパクトな構造と表紙分
離から製本転送までの工程が全自動的に且つ速やかにな
される云う優れた機能性に、表紙の厚さを選択しないと
云う多用性が付加され、これにより本装置の実用性が飛
躍的に増大することとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す分解斜視図、第2
図は同実施例の背面図、第3図は同実施例の左側面図、
第4図は第1図のIV−IV線拡大縦断面図、第5図は
表紙分離手段用交換部材の斜視図、第6図は同交換部材
を用いた場合の第4図と同様図である。 (符号の説明) 1…表紙分離手段、  1a…薄手表紙分離手段。 1b…厚手表紙分離手段、 11a…軸着点、12a…
吸着パッド支持プレート、 13a…軸着点、14a…
表紙吸着部材、 15a…ボックス、 16a…表紙案
内プレート、 161a…表紙端部係止用舌片、 17
a…表紙引出手段、 171a…押え部材、 172a…受け部材、 11b…アタッチメント、12
b…蓋部材、 2…表紙移送手段、 20・・固定レー
ル、 21…表紙センター丸み出し手段、22…整合位
置、 23…摺動杆、 24.25…搬送用爪、 3…
中限移送手段、 31…中帳供給手段、 32…糊付準
備位置、 4…糊付手段、 5・・圧着手段、  6…
製本転送・整列手段、 7…迫り上げ手段、 8…駆動制御手段、81…主モー
ター、9…往復駆動手段、A・・表紙、B…製本、 N
…中限。 一以上一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多数上下に積層された表紙(A…)を1枚づつ分離
    する表紙分離手段(1)¥と¥、分離された表紙(A)
    を途中表紙センター丸み出し手段(21)を経て中帳(
    N)との整合位置(22)に移送させる往復動表紙移送
    手段(2)¥と¥、該表紙移送手段(2)の下部にあっ
    て中帳供給手段(31)より1冊づつ供給された中帳(
    N)を背を上にして上記表紙移送手段(2)と平行に前
    記整合位置(22)下部の糊付準備位置(32)に迄移
    送せしめる往復動中帳移送手段(3)¥と¥、上記糊付
    準備位置(32)の直上に配置された糊付手段(4)¥
    と¥、前記整合位置(22)の直上に配置された圧着手
    段(5)¥と¥、該圧着手段(5)の直上に配置された
    製本転送・整列手段(6)¥と¥、前記糊付準備位置(
    32)の下方より該準備位置(32)に送致された中帳
    (N)を突き上げて前記整合位置(22)に送致された
    表紙(A)と合体させると共に前記糊付手段(4)及び
    圧着手段(5)により表紙(A)と中帳(N)とを貼付
    一体として製本(B)となし且つこの製本(B)を前記
    製本転送・整列手段(6)に送り込む上下往復動迫り上
    げ手段(7)¥と¥、前記表紙分離手段(1)、丸み出
    し手段(21)、表紙移送手段(2)、中帳移送手段(
    3)、製本転送・整列手段(6)及び迫り上げ手段(7
    )を1個の主モーター(81)にて所望のタイムプログ
    ラムに従って駆動させるようにした駆動制御手段(8)
    ¥と¥より成る全自動表紙貼付装置に於いて、 前記表紙移送手段(2)が、上記駆動制御手段(8)と
    連関して左右往復駆動する往復駆動手段(9)を介し一
    対の固定レール(20)(20)に沿って左右に往復摺
    動する一対の摺動杆(23)(23)と、該摺動杆(2
    3)(23)に間隔をおいて枢着され往動時には起立し
    復動時には倒伏する表紙搬送用の第1及び第2の爪(2
    4)(24)(25)(25)とを含み、前記表紙分離
    手段(1)が、互換可能な薄手表紙分離手段(1a)及
    び厚手表紙分離手段(1b)を含み、該薄手表紙分離手
    段(1a)が、前記固定レール(20)(20)の基端
    部に軸着(11a)され該軸着点(11a)を支点とし
    て起立状態若しくは上記固定レール(20)(20)上
    に横架倒伏状態が可能とされた吸着パッド支持プレート
    (12a)と、該支持プレート(12a)の前端部下面
    に軸着(13a)され該軸着点(13a)を支点として
    上下に揺動する表紙吸着部材(14a)と、倒伏状態の
    支持プレート(12a)前方に隣接して設けられたボッ
    クス(15a)と、該ボックス(15a)の後面に上下
    位置調整自在且つ着脱自在に取着され下端に傾斜した表
    紙端部係止用舌片(161a)を具備した表紙案内プレ
    ート(16a)と、上記ボックス(15a)内に上下揺
    動自在に支持された押え部材(171a)及び前記固定
    レール(20)(20)間に配置された受け部材(17
    2a)を含み表紙(A)を上下より挟み且つこれを前方
    に移送せしめる表紙引出手段(17a)とより成り、一
    方厚手表紙分離手段(1b)が、上記ボックス(15a
    )の後面に上記案内プレート(16a)に代え上下位置
    調整自在に取着することによりその下端部と固定レール
    (20)(20)との間隙を表紙(A)の厚さに応じて
    調整可能とすると共に前記押え部材(171a)の下降
    を阻止するようになした厚手表紙分離専用のアタッチメ
    ント(11b)と、前記支持プレート(12a)を起立
    させた時に固定レール(20)(20)間の間隙を覆蓋
    する蓋部材(12b)と、前記第1の搬送用爪(24)
    (24)とより成ることを特徴とする全自動表紙貼付装
    置。
JP15358486A 1986-06-30 1986-06-30 全自動表紙貼付装置 Pending JPS639585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15358486A JPS639585A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 全自動表紙貼付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15358486A JPS639585A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 全自動表紙貼付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS639585A true JPS639585A (ja) 1988-01-16

Family

ID=15565683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15358486A Pending JPS639585A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 全自動表紙貼付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS639585A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02258970A (ja) * 1989-03-31 1990-10-19 Toshio Sugita 合金皮膜形成装置
JPH0353553U (ja) * 1989-09-27 1991-05-23
JPH04202661A (ja) * 1990-11-30 1992-07-23 Toshio Sugita 超伝導体薄膜形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60255492A (ja) * 1984-05-31 1985-12-17 工藤 昭輝 全自動表紙貼付装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60255492A (ja) * 1984-05-31 1985-12-17 工藤 昭輝 全自動表紙貼付装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02258970A (ja) * 1989-03-31 1990-10-19 Toshio Sugita 合金皮膜形成装置
JPH0353553U (ja) * 1989-09-27 1991-05-23
US5149415A (en) * 1989-09-27 1992-09-22 Department Of Electrical Engineering, Science University Of Tokyo Film forming apparatus
JPH04202661A (ja) * 1990-11-30 1992-07-23 Toshio Sugita 超伝導体薄膜形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1331105B2 (en) Book binding method and system for saddle-stitched bound booklet
EP1759870A2 (en) Bookbinding apparatus and image forming system
JP2009269404A (ja) 中本を加工するための無線綴じ機ならびに無線綴じ方法
US9248687B2 (en) Bookmaking method
GB1577898A (en) Book cover applicator
CN109292428B (zh) 一种票据装订包背生产线
JP3965441B2 (ja) 用紙仕上げ及び積載装置及び方法
JP2009006515A (ja) 製本方法、製本装置及びこれを備えた画像形成システム
JP2001171260A (ja) 本の中身を製本外装の中に綴じ込む機械
JP4363427B2 (ja) 製本装置及び画像形成システム
US8052131B2 (en) Bookmaking apparatus
KR20120026567A (ko) 커버 또는 플라이리프 및 책등의 자동적인 적용을 위한 다용도 기계
JPS639585A (ja) 全自動表紙貼付装置
JP4632594B2 (ja) 用紙束搬送遅延装置
JP2002200864A (ja) 電子印刷冊本の造本装置
JPH0319080B2 (ja)
JP4371500B2 (ja) 製本装置
JP2002225455A (ja) 針金平とじ製本のための装置及び方法
JPS639583A (ja) 全自動表紙貼付装置
JPS639584A (ja) 全自動表紙貼付装置
JP3705328B2 (ja) 結束用当紙挿入装置
JPS62288091A (ja) 全自動表紙貼付装置
CN211567400U (zh) 一种粘页机的粘页机构
CN214774961U (zh) 一种骑马装订搭页机
JPS62288092A (ja) 全自動表紙貼付装置