JPS639432Y2 - - Google Patents

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JPS639432Y2
JPS639432Y2 JP1835485U JP1835485U JPS639432Y2 JP S639432 Y2 JPS639432 Y2 JP S639432Y2 JP 1835485 U JP1835485 U JP 1835485U JP 1835485 U JP1835485 U JP 1835485U JP S639432 Y2 JPS639432 Y2 JP S639432Y2
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JP
Japan
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suction pad
fixed
working robot
underwater
fixing
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JP1835485U
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JPS61134883U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、海中作業ロボツトの固着対象物に
対する固着,着座部の構造に関するものである。
〔従来技術〕
従来の海中作業ロボツトは第8図に示す脚1の
先端に、固着装置としてグラバーと称する把持装
置2を有しており、この把持装置2により海洋構
造物の固着対象物3の一部を把むものが多いが、
この方式のものでは固着できる場所及び形状が限
定され、特に平面とか半径の大きな円筒面などに
は固着できないという問題があつた。
そこで、水中構造物のどのような場所及び形状
のものに対しても固着可能な吸着パツド等を用い
たものが提案されているが、単なる吸着パツドの
場合には固着対象物が比較的平面状のものであつ
たり、あまり表面が汚れていないものについては
良いが、固着対象物の曲率が大きかつたり、汚れ
表面の粗度及び吸着パツドの大きさによつて固着
力に問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は、係る従来の問題点に着目して案出
されたもので、その目的とするところは水中構造
物のどのような場所及び形状のものに対しても確
実に、かつ強固に固着することができる海中作業
ロボツトの固着部の構造を提供するものである。
〔考案の構成〕
この考案は、上記目的を達成するため、固着対
象物に固着可能な脚を有する海中作業ロボツトに
おいて、前記脚の先端に固着用腕を介して吸着パ
ツドを取付けるとともに、この吸着パツドの内部
に出没自在なワイヤホイールを設けたことを要旨
とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を
説明する。
まず第1図の実施例に示す海中作業ロボツトの
本体4は2個の脚1を有し、それらの脚1の先端
に球面軸受5を介してゴムまたは通気性のないス
ポンジにより形成された吸着パツド6を取付けて
固着装置とし、固着対象物3に固着可能としてい
る。
上記の脚1は、第2図に示すように2個または
それ以上の吸着パツド6がそれぞれ固着用腕7及
び球面軸受5を介して取付けられており、矢印V
ごとく真空ポンプで吸引される吸着パツド6がゴ
ムまたはスポンジ製なので、固着対象物3の表面
が海中生物の付着により粗い凹凸のある面でも吸
着可能になつている。
また、固着対象物3が平面の場合には、第3図
のごとく吸着し、一方、曲率半径の大きな円筒面
の場合には第4図のごとく、各吸着パツド6が球
面軸受5の作用により各対象面に沿つて簡単に、
そして確実に吸着する。
なお、これら吸着パツド6は従来一般に使用さ
れている真空パツドと同様に吸引ポンプにより吸
引作用を行なうものであり、固着を解放する時に
はその圧力系統のバルブを解放すれば良い。
一方、固着対象物3が細い場合には、従来の方
式と同様に、第5図に示すように固着用腕7にア
クチユエータを内蔵することにより、2本の固着
用腕7のみで把持することもでき、更に固着用腕
7と吸着パツド6との関節部の球面軸受部5にア
クチユエータを内蔵して吸着パツド6を制御可能
にすれば、第6図に示すような把持方式も可能で
ある。
前記吸着パツド6の内部には、第7図に示すよ
うなワイヤホイール8が設けられ、このワイヤホ
イール8の回転軸9は図示しないアクチユエータ
を介して回転駆動されるとともに、吸着パツド6
の先端から出没できるように構成されている。
このワイヤホイール8は、固着対象物3に対し
て吸着パツド6を吸着固着前に、固着場所を予め
掃除する際に使用するもので吸着パツド6に掃除
機能と吸着固着機能とを具備させることによつ
て、固着対象物3に対して確実に固着でき、しか
も作業効率を向上させることができる。
〔考案の効果〕
この考案は、上記のように、固着対象物に固着
可能な脚を有する海中作業ロボツトにおいて、前
記脚の先端に固着用腕を介して吸着パツドを取付
けるとともに、この吸着パツドの内部に出没自在
なワイヤホイールを設けたため、水中構造物のど
のような場所及び形状のものに対しても確実に、
かつ強固に固着することができ、従つて海中作業
ロボツトの作業効率を向上させることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の海中作業ロボツトの概略正面
図、第2図は第1図の固着装置の拡大正面図、第
3図及び第4図は第2図の固着装置をそれぞれ異
る固着対象物3に使用した状態を示す正面図、第
5図及び第6図は第2図の固着装置を細い固着対
象物に使用した場合のそれぞれ異なる状態の正面
図、第7図は吸着パツドの拡大断面図、第8図は
従来の海中作業ロボツトの斜視図である。 1……脚、3……固着対象物、4……本体、6
……吸着パツド、7……固着用腕、8……ワイヤ
ホイール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固着対象物に固着可能な脚を有する海中作業ロ
    ボツトにおいて、前記脚の先端に固着用腕を介し
    て吸着パツドを取付けるとともに、この吸着パツ
    ドの内部に出没自在なワイヤホイールを設けたこ
    とを特徴とする海中作業ロボツトの固着部の構
    造。
JP1835485U 1985-02-14 1985-02-14 Expired JPS639432Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1835485U JPS639432Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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JP1835485U JPS639432Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61134883U JPS61134883U (ja) 1986-08-22
JPS639432Y2 true JPS639432Y2 (ja) 1988-03-19

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JP1835485U Expired JPS639432Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2699494B2 (ja) * 1988-12-06 1998-01-19 松下電器産業株式会社 製品保持装置
JP6325398B2 (ja) * 2014-09-10 2018-05-16 株式会社東芝 荷役装置及び把持装置

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Publication number Publication date
JPS61134883U (ja) 1986-08-22

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