JPS639426Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS639426Y2 JPS639426Y2 JP8157083U JP8157083U JPS639426Y2 JP S639426 Y2 JPS639426 Y2 JP S639426Y2 JP 8157083 U JP8157083 U JP 8157083U JP 8157083 U JP8157083 U JP 8157083U JP S639426 Y2 JPS639426 Y2 JP S639426Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- handle
- screw
- pawl
- release lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 1
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、実公昭39−1391号公報の改良に係る
ものである。
ものである。
在来のビス１１の周囲にスプリング２を設け、
スプリング２の反発力で双方の把手３，４を開放
させるプライヤーにおいては、挾着するパイプ５
の径の大小サイズに応じて固定顎６と可動顎７と
の口開き（係止爪８の係止位置）を変える場合
は、把手３，４をスプリング２の反発力が及ばな
い角度まで大きく開いて係止爪８の係止状態を解
放した上、一方の把手３を滑らせて所定位置に移
動し、再び双方の把手３，４を握つて係止爪８を
係止させて口開きの変更を完了する。
スプリング２の反発力で双方の把手３，４を開放
させるプライヤーにおいては、挾着するパイプ５
の径の大小サイズに応じて固定顎６と可動顎７と
の口開き（係止爪８の係止位置）を変える場合
は、把手３，４をスプリング２の反発力が及ばな
い角度まで大きく開いて係止爪８の係止状態を解
放した上、一方の把手３を滑らせて所定位置に移
動し、再び双方の把手３，４を握つて係止爪８を
係止させて口開きの変更を完了する。
このことは反面、一瞬でも片方の把手４から手
を離すと第５図に示すように把手４はスプリング
２の反発力と自重とによつて大きく開放し、係止
爪８が外れ、自重で下方へ滑り、口開きの巾が大
きくなつてしまう。
を離すと第５図に示すように把手４はスプリング
２の反発力と自重とによつて大きく開放し、係止
爪８が外れ、自重で下方へ滑り、口開きの巾が大
きくなつてしまう。
再び同じ径のパイプ５を挾着する動作を行う場
合には、もう一度係止爪８の係止位置を元の位置
にセツトしてやらなければならず大変厄介であ
り、それだけ作業能率を低下させる欠点があつ
た。
合には、もう一度係止爪８の係止位置を元の位置
にセツトしてやらなければならず大変厄介であ
り、それだけ作業能率を低下させる欠点があつ
た。
本考案は、かかる欠点を解決した係止爪８が不
意に外れることを防止し、また外したい時には迅
速に外すことが出来るプライヤーに係るものにし
て、その構成を添付図面を参照に詳述すると次の
通りである。
意に外れることを防止し、また外したい時には迅
速に外すことが出来るプライヤーに係るものにし
て、その構成を添付図面を参照に詳述すると次の
通りである。
一方の把手４の先端部に長孔９を形成し、この
長孔９の一側に鋸歯状の係止歯１０を形成し、こ
の係止歯１０付長孔９に係止歯１０に噛合する係
止爪８を摺動自在に遊嵌し、この係止爪８にビス
１１を遊嵌挿し、このビス１１で把手３，４の先
端部３ａ，４ａを重合枢着し、このビス１１の突
出先端部にナツト１２を固着すると共にビス１１
の周囲に係止爪８を常に係止歯１０に押しつけて
噛合させようとするスプリング２を設けたプライ
ヤーにおいて、係止爪８の一端部に爪部８ａを係
止歯１０から離反させる解放レバー５０を設け、
この解放レバー５０の先端部を把手３，４の先端
交叉部の把手側内側に臨しめる。
長孔９の一側に鋸歯状の係止歯１０を形成し、こ
の係止歯１０付長孔９に係止歯１０に噛合する係
止爪８を摺動自在に遊嵌し、この係止爪８にビス
１１を遊嵌挿し、このビス１１で把手３，４の先
端部３ａ，４ａを重合枢着し、このビス１１の突
出先端部にナツト１２を固着すると共にビス１１
の周囲に係止爪８を常に係止歯１０に押しつけて
噛合させようとするスプリング２を設けたプライ
ヤーにおいて、係止爪８の一端部に爪部８ａを係
止歯１０から離反させる解放レバー５０を設け、
この解放レバー５０の先端部を把手３，４の先端
交叉部の把手側内側に臨しめる。
図中１はビス孔である。
図面の解放レバー５０は下方に取付部５０ａ、
上部に指当部５０ｂを設けたものを取付部５０ａ
において係止爪８の一端部にスポツト溶接した場
合を図示しているが、係止爪８の形状を工夫し、
係止爪８と解放レバー５０とをリベツトで止めた
り、或るいは係止爪８と解放レバー５０とを一体
化して鍛造加工、ロストワツクス加工、プレス加
工等しても良く、いろいろ考えられる。
上部に指当部５０ｂを設けたものを取付部５０ａ
において係止爪８の一端部にスポツト溶接した場
合を図示しているが、係止爪８の形状を工夫し、
係止爪８と解放レバー５０とをリベツトで止めた
り、或るいは係止爪８と解放レバー５０とを一体
化して鍛造加工、ロストワツクス加工、プレス加
工等しても良く、いろいろ考えられる。
本考案は、上述の様に構成したから係止爪８の
係止位置を変える場合には、在来の第５図に示す
ように把手３，４を大きく開いて係止爪８の係止
歯１０より外すことなく、第６図に示すように一
方の把手３を手で保持した状態で、指先で解放レ
バー５０の先端部を押し上げると係止爪８はスプ
リング２に抗して持ち上がり、爪部８ａが係止歯
１０より外れることになる。
係止位置を変える場合には、在来の第５図に示す
ように把手３，４を大きく開いて係止爪８の係止
歯１０より外すことなく、第６図に示すように一
方の把手３を手で保持した状態で、指先で解放レ
バー５０の先端部を押し上げると係止爪８はスプ
リング２に抗して持ち上がり、爪部８ａが係止歯
１０より外れることになる。
この状態で他方の手で保持した把手４を動かし
て、再び係止爪８の係止位置を決めることが出来
る。係止位置が決まつた後、解放レバー５０から
指を放せば係止爪８はスプリング２の戻り力によ
つて係止歯１０に噛合することになる。
て、再び係止爪８の係止位置を決めることが出来
る。係止位置が決まつた後、解放レバー５０から
指を放せば係止爪８はスプリング２の戻り力によ
つて係止歯１０に噛合することになる。
従つて在来のように把手３，４をスプリング２
の反発力が及ばない角度即ち指先から遠くまで開
いて片手で再び手繰り寄せられない位置まで大き
く開いてやることないから次の動作が早くなり、
それだけ作業性の向上にながることになると共に
係止爪８を外した時においても、即ワンタツチで
外すことが出来るから一層作業能率が向上するこ
とになる。
の反発力が及ばない角度即ち指先から遠くまで開
いて片手で再び手繰り寄せられない位置まで大き
く開いてやることないから次の動作が早くなり、
それだけ作業性の向上にながることになると共に
係止爪８を外した時においても、即ワンタツチで
外すことが出来るから一層作業能率が向上するこ
とになる。
その上、一方の把手３を親指のつけ根で挾んだ
まま、指先を使うような両手作業が伴う時、他方
の把手４が在来品のように開かないので指先をば
せば開いた一方の把手３を手繰り寄せることが出
来、直ちにプライヤーの握り動作に入ると云う秀
れた作業性がある等秀れた実用上の効果を有する
ものである。
まま、指先を使うような両手作業が伴う時、他方
の把手４が在来品のように開かないので指先をば
せば開いた一方の把手３を手繰り寄せることが出
来、直ちにプライヤーの握り動作に入ると云う秀
れた作業性がある等秀れた実用上の効果を有する
ものである。
第１図は在来品の一部を省略した正面図、第２
図はその分解斜面図、第３図は４部材の部品図、
第４，５図は在来品の作動を示す正面図、第６，
７図は本案品の作動を示す正面図、第８図は本案
品部品の正面図、第９図はその側面図である。 ２……スプリング、３，４……把手、３ａ，４
ａ……先端部、８……係止爪、９……長孔、１０
……係止歯、１１……ビス、１２……ナツト、５
０……解放レバー。
図はその分解斜面図、第３図は４部材の部品図、
第４，５図は在来品の作動を示す正面図、第６，
７図は本案品の作動を示す正面図、第８図は本案
品部品の正面図、第９図はその側面図である。 ２……スプリング、３，４……把手、３ａ，４
ａ……先端部、８……係止爪、９……長孔、１０
……係止歯、１１……ビス、１２……ナツト、５
０……解放レバー。
Claims (1)
- 一方の把手４の先端部に長孔９を形成し、この
長孔９の一側に鋸歯状の係止歯１０を形成し、こ
の係止歯１０付長孔９に係止歯１０に噛合する係
止爪８を摺動自在に遊嵌し、この係止爪８にビス
１１を遊嵌挿し、このビス１１で把手３，４の先
端部３ａ，４ａを重合枢着し、このビス１１の突
出先端部にナツト１２を固着すると共にビス１１
の周囲に係止爪８を常に係止歯１０に押しつけて
噛合させようとするスプリング２を設けたプライ
ヤーにおいて、係止爪８の一端部に爪部８ａを係
止歯１０から離反させる解放レバー５０を設け、
この解放レバー５０の把手３，４の先端交叉部の
把手側内側に臨しめた事を特徴とするプライヤ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157083U JPS59193667U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | プライヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157083U JPS59193667U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | プライヤ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59193667U JPS59193667U (ja) | 1984-12-22 |
| JPS639426Y2 true JPS639426Y2 (ja) | 1988-03-19 |
Family
ID=30211535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8157083U Granted JPS59193667U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | プライヤ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59193667U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH045261Y2 (ja) * | 1986-02-19 | 1992-02-14 |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP8157083U patent/JPS59193667U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59193667U (ja) | 1984-12-22 |
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