JPH0639895Y2 - 増力装置付ガンタイプスクリュードライバー - Google Patents
増力装置付ガンタイプスクリュードライバーInfo
- Publication number
- JPH0639895Y2 JPH0639895Y2 JP5515689U JP5515689U JPH0639895Y2 JP H0639895 Y2 JPH0639895 Y2 JP H0639895Y2 JP 5515689 U JP5515689 U JP 5515689U JP 5515689 U JP5515689 U JP 5515689U JP H0639895 Y2 JPH0639895 Y2 JP H0639895Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- booster
- slide
- gun
- driver rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、引き金を握り締める動作でドライバー杆を回
動せしめる増力装置付ガンタイプスクリュードライバー
に係るものである。
動せしめる増力装置付ガンタイプスクリュードライバー
に係るものである。
従来ガンタイプスクリュードライバーは公知である。
本考案はかかるガンタイプスクリュードライバーの実用
性の改良に係るものである。
性の改良に係るものである。
添付図面を参照して詳述すると次の通りである。
握柄1を垂設したガンスタイルのドライバーaに引金ス
タイルのレバーハンドル2を設け、手を拡げて握柄1と
レバーハンドル2を把握し、手を握り締めることにより
発条力に抗してレバーハンドル2を引き寄せてスライド
3をドライバー杆4に対してスライドさせることにより
交叉螺旋溝5・6を介してドライバー杆4を回動せしめ
るガンタイプスクリュードライバーにおいて、スライド
3の後端にアーム7を垂設し、このアーム7の下端を主
筒8の下側に設けたスライド溝9より突出せしめ、この
突出端7′の両側に基端を枢着した二枚の前部リンク10
の先端と2枚板構成の握柄1の上端後部に基端を枢着し
た2枚の後部リンク11の先端とを連結軸12により枢着
し、握柄1の前側に垂設したレバーハンドル2の上部に
増力リンク13を屈曲状態に設け、この屈曲角部13′を握
柄1に軸着し、増力リンク13に設けたスライド窓14に前
部リンク10と後部リンク11の連結軸12をスライド自在に
設けて増力機構bを構成し、主筒8の前側位置にドライ
バー杆4と一体に止着した早廻しダイヤル15を配設した
ことを特徴とする増力装置付ガンタイプスクリュードラ
イバーに係るものである。
タイルのレバーハンドル2を設け、手を拡げて握柄1と
レバーハンドル2を把握し、手を握り締めることにより
発条力に抗してレバーハンドル2を引き寄せてスライド
3をドライバー杆4に対してスライドさせることにより
交叉螺旋溝5・6を介してドライバー杆4を回動せしめ
るガンタイプスクリュードライバーにおいて、スライド
3の後端にアーム7を垂設し、このアーム7の下端を主
筒8の下側に設けたスライド溝9より突出せしめ、この
突出端7′の両側に基端を枢着した二枚の前部リンク10
の先端と2枚板構成の握柄1の上端後部に基端を枢着し
た2枚の後部リンク11の先端とを連結軸12により枢着
し、握柄1の前側に垂設したレバーハンドル2の上部に
増力リンク13を屈曲状態に設け、この屈曲角部13′を握
柄1に軸着し、増力リンク13に設けたスライド窓14に前
部リンク10と後部リンク11の連結軸12をスライド自在に
設けて増力機構bを構成し、主筒8の前側位置にドライ
バー杆4と一体に止着した早廻しダイヤル15を配設した
ことを特徴とする増力装置付ガンタイプスクリュードラ
イバーに係るものである。
レバーハンドル2を握るとスライド3がドライバー杆4
の先端側にスライドしてドライバー杆4を回転せしめる
からドライバー杆4の先端部がネジから離れようとする
ことが防止される。
の先端側にスライドしてドライバー杆4を回転せしめる
からドライバー杆4の先端部がネジから離れようとする
ことが防止される。
また増力機構bの作用により握持力よりも強い力がスラ
イド3に働くからネジの締付けを強力にできる。
イド3に働くからネジの締付けを強力にできる。
また、早廻しダイヤル15によりトルクの小さいうちは握
持いない指先で早廻しが可能となる。
持いない指先で早廻しが可能となる。
本案品のラチェット回動を行う回転切り換え装置cを詳
述すると次の通りである。
述すると次の通りである。
第2、3、4図において、符号16は切り換え板、17はバ
ネ板、18・19は爪板、20・21はラチェット筒、22・23は
交叉螺旋溝5・6に嵌合する係合歯で、指先で切り換え
板16を押動してバネ板17を一方に移動させると爪板18の
係止爪18′がラチェット筒20のラチェット歯20′から浮
き上がり、逆に爪板19の係止爪19′がラチェット筒21の
ラチェット歯21′に係合する。
ネ板、18・19は爪板、20・21はラチェット筒、22・23は
交叉螺旋溝5・6に嵌合する係合歯で、指先で切り換え
板16を押動してバネ板17を一方に移動させると爪板18の
係止爪18′がラチェット筒20のラチェット歯20′から浮
き上がり、逆に爪板19の係止爪19′がラチェット筒21の
ラチェット歯21′に係合する。
この場合レバーハンドル2を引いてスライド3をスライ
ドさせると爪板19によりスライド3と一体化されたラチ
ェット筒21の係合歯23がドライバー杆4の交叉螺旋溝6
に嵌合された状態でスライドするからドライバー杆4が
回転する。
ドさせると爪板19によりスライド3と一体化されたラチ
ェット筒21の係合歯23がドライバー杆4の交叉螺旋溝6
に嵌合された状態でスライドするからドライバー杆4が
回転する。
その際ラチェット筒20は空廻りする。
反対に切り換え板16を押動すると前記関係が逆になり、
ドライバー杆4は反対回転する。
ドライバー杆4は反対回転する。
また、レバーハンドル2を離して復帰発条力によるスラ
イド3が逆動する際にはラチェット筒20・21を固定して
いる爪板18・19の係止爪18′・19′はラチェット歯20′
・21′を乗り越えるラチェット作用によりドライバー杆
4を回転せしめずにスライド3を逆動させ、再びレバー
ハンドル2を握り締めることによりドライバー杆4を回
転せしめる所謂ラチェットドライバー作用を果たすこと
になる。
イド3が逆動する際にはラチェット筒20・21を固定して
いる爪板18・19の係止爪18′・19′はラチェット歯20′
・21′を乗り越えるラチェット作用によりドライバー杆
4を回転せしめずにスライド3を逆動させ、再びレバー
ハンドル2を握り締めることによりドライバー杆4を回
転せしめる所謂ラチェットドライバー作用を果たすこと
になる。
図面の復帰発条24は、握柄1とレバーハンドル2との間
に架設しているが要は発条力によりレバーハンドル2を
元の離れた状態に戻すように設計すれば良い。
に架設しているが要は発条力によりレバーハンドル2を
元の離れた状態に戻すように設計すれば良い。
本考案は上述のように設けたから握持動作を繰り返すこ
とによりネジを締付けたり、解除したりするガンスタイ
ルのラチェット作用を呈するスクリュードライバーであ
り乍ら従来品と異なり、握持するときにスライドが手前
に動くのではなく反対に先端側に動くようにして、ネジ
からドライバー杆の先端が離れることを防止し、同時に
この作動に際して増力機構が働くように設けたから強い
締付力が得られ、且つ早廻しも可能である等実用性秀れ
た増力装置付ガンタイプスクリュードライバーとなる。
とによりネジを締付けたり、解除したりするガンスタイ
ルのラチェット作用を呈するスクリュードライバーであ
り乍ら従来品と異なり、握持するときにスライドが手前
に動くのではなく反対に先端側に動くようにして、ネジ
からドライバー杆の先端が離れることを防止し、同時に
この作動に際して増力機構が働くように設けたから強い
締付力が得られ、且つ早廻しも可能である等実用性秀れ
た増力装置付ガンタイプスクリュードライバーとなる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
の正断面図、第2図はラチェット回動部の正断面図、第
3図はその平面図、第4図は第2図A−A部の断面図で
ある。 a……ドライバー、b……増力機構、1……握柄、2…
…レバーハンドル、3……スライド、4……ドライバー
杆、5、6……交叉螺旋溝、7……アーム、7′……突
出端、8……主筒、9……スライド溝、10……前部リン
ク、11……後部リンク、12……連結軸、13……増力リン
ク、13′……屈曲角部、14……スライド窓、15……早廻
しダイヤル。
の正断面図、第2図はラチェット回動部の正断面図、第
3図はその平面図、第4図は第2図A−A部の断面図で
ある。 a……ドライバー、b……増力機構、1……握柄、2…
…レバーハンドル、3……スライド、4……ドライバー
杆、5、6……交叉螺旋溝、7……アーム、7′……突
出端、8……主筒、9……スライド溝、10……前部リン
ク、11……後部リンク、12……連結軸、13……増力リン
ク、13′……屈曲角部、14……スライド窓、15……早廻
しダイヤル。
Claims (1)
- 【請求項1】握柄を垂設したガンスタイルのドライバー
に引金スタイルのレバーハンドルを設け、手を拡げて握
柄1とレバーハンドルを把握し、手を握り締めることに
より発条力に抗してレバーハンドルを引き寄せてスライ
ドをドライバー杆に対してスライドさせることにより交
叉螺旋溝を介してドライバー杆を回動せしめるガンタイ
プスクリュードライバーにおいて、スライドの後端にア
ームを垂設し、このアームの下端を主筒の下側に設けた
スライド溝より突出せしめ、この突出端の両側に基端を
枢着した二枚の前部リンクの先端と2枚板構成の握柄の
上端後部に基端を枢着した2枚の後部リンクの先端とを
連結軸により枢着し、握柄の前側に垂設したレバーハン
ドルの上部に増力リンクを屈曲状態に設け、この屈曲角
部を握柄に軸着し、増力リンクに設けたスライド窓に前
部リンクと後部リンクの連結軸をスライド自在に設けて
増力機構を構成し、主筒の前側位置にドライバー杆と一
体に止着した早廻しダイヤルを配設したことを特徴とす
る増力装置付ガンタイプスクリュードライバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5515689U JPH0639895Y2 (ja) | 1989-05-13 | 1989-05-13 | 増力装置付ガンタイプスクリュードライバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5515689U JPH0639895Y2 (ja) | 1989-05-13 | 1989-05-13 | 増力装置付ガンタイプスクリュードライバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02145970U JPH02145970U (ja) | 1990-12-11 |
JPH0639895Y2 true JPH0639895Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31577857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5515689U Expired - Lifetime JPH0639895Y2 (ja) | 1989-05-13 | 1989-05-13 | 増力装置付ガンタイプスクリュードライバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639895Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-13 JP JP5515689U patent/JPH0639895Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02145970U (ja) | 1990-12-11 |
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