JPS6394049A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPS6394049A
JPS6394049A JP24069686A JP24069686A JPS6394049A JP S6394049 A JPS6394049 A JP S6394049A JP 24069686 A JP24069686 A JP 24069686A JP 24069686 A JP24069686 A JP 24069686A JP S6394049 A JPS6394049 A JP S6394049A
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亮治 西山
Shoichi Washino
鷲野 翔一
Shinji Kojima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、リーンからリッチまで検出可能な空燃比セ
ンサを用いて空燃比のフィードバック制御を行うように
した内燃機関の空燃比制御装置に関し、特に過大な空燃
比誤差を検出したときでも、機関を安定に運転できるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
第1図は従来および後述するこの発明の内燃機関の空燃
比制御装置の構成を示すものであシ、従来の内燃機関の
空燃比制御装置の説明に際し、この第1図を援用して説
明する。
この第1図において、1は内燃機関、2はこの内燃機関
1に接続された吸気管、3はこの吸気管2内に設けられ
た絞夛弁である。
この吸気管2内の圧力は圧力センサ4で検出し、その検
出出力はADコンバータ91に送出するようになってい
る。
また、内燃機関1の回転を−ξルスとして回転センサ5
で検出するようにしておシ、この回転センサ5の出力は
入出力回路92に送出するようVCなっている。
さらに、吸気管2ヘインジエクタ6によシ燃料全噴射す
るようになっており、このインジエクタ6は出力回路9
6の出力で駆動されるようになっている。
また、内燃機関1に排気管7が接続されておシ、この排
気管7内の排ガス成分から空燃比に対応した出力が空燃
比センサ8からADコンバータ91に送出するようKし
ている。
一方、9は圧力センサ4と回転センサ5と空燃比センサ
8などの情報からPJ+要燃料量を演算し、インジェク
タ6の駆動パルス幅全発生する制御装置である。
この制御装置9におけるADコンバータ91は空燃比セ
ンサ8および圧力センサ4などのアナログ信号をデジタ
ル値に変換してマイクロプロセッサ93に送出するよう
になっている。
また、入力回路92は回転センサ5のパルス入力信号を
レベル変換するための入力回路で、その出力もマイクロ
プロセッサ93に送出するようになっている。
このマイクロプロセッサ93はADコンバータ91およ
び入力画路92から得られたデジタルおよび、oルス信
号に基づいて内燃機関1へ供給すべき燃料i;kを演算
し、その結果にしたがってインジェクタ6の駆動パルス
幅を出力するものである。
このマイクロプロセッサ93の制御手順やデータを予め
ROM94で記憶しておシ、またRAM95で演算過程
におけるデータを一時的に格納するようにしている。そ
して、マイクロプロセッサ93の出力信号にしたがって
出力回路96でインジェクタ6を駆動するようにしてい
る。
上記第1図中の空燃比センサ8は第5図に示すように構
成されており、81は酸素ポンプセル、82は酸素電池
セル、83aおよび83bは多孔質でできた1!極、8
4は拡散室、85は基準電圧源、86は比較増幅器、8
7はポンプ駆動回路、88はポンプの電流を検出するた
めの抵抗である。
この空燃比センサ8の構成は既に公知(特開昭59−1
90646号公報および特開昭60−128349号公
報)のものでちゃ、基準電圧源85を約0.4 Vに設
定し、この電圧と酸素電池セル82の電圧を比較増幅器
86にて比較し、その偏差が零になるようにポンプ駆動
回路87を介して酸素ポンプセル81に電流を流し込む
ことによって、拡散室84内の排気ガスが理論空燃比相
当となるように作用させるものである。
このような原理を用いて理論空燃比よシもり−ン、リッ
チ側ともに検出可能であシ、そのmll定結果は抵抗8
8の両端の電圧として取シ出すことができ、第6図に示
すように広い空燃比の範囲に対して線形な出力電圧を得
ることができる。
次に、上記空燃比センサ8を用いた空燃比フィードバッ
クの従来の制御方法について第7図にし友がって説明す
る。この第7図は第1図に示す制御装置90制御手順を
フローチャートで表わしたものである。
ステップ100で回転センサ5から入力されるパルス信
号、すなわち、エンジン回転数Neを読み込み、ステッ
プ101で圧力センサ4から得られた吸気管内圧力(絶
対圧力)の値pbihcみ込み、ステップ102ではス
テップ100および101で読み込まれた情報を基にイ
ンジェクタ6の基本駆動・ぐルス幅τof演算する。
演算式はτo=Kepb*ηV で表わされ、Kは定数
、ηVは吸気圧力pbとエンジン回転数Neに対応して
予め定められた充填効率である。
次に、ステップ103で目標空燃比(A/F)3が設定
される。この目標空燃比(A/F)Sはエンジン回転数
Neと吸気圧力pbに対応して最適な動力性能と燃費を
得るように予め設定されているが、さらにエンジンの温
度や加減速状態などによって変化されてもよい。ステッ
プ104では空燃比センサ8の出力信号(A/F)R*
wみ込み、ステップ105で空燃比の偏差e = (A
/F )s −(A/F )Rを求め、この値を適当な
ゲインKIで積分し、空燃比フィートノクック補正係数
CFBを算出する。
次に、ステップ106で噴射パルス幅τをステップ10
2で先に求めた基本噴射ノξルス幅τ0に上記空燃比フ
ィードバック補正係数CF11に乗算することにより求
める。
以上の動作が繰シ返されて、空燃比は目標値<A/Fl
s  になるようにフィードバック1間両される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の内燃機関の空燃比制御装置にあって
は、機関の失火などによる過大な空燃比偏差を生じた場
合、この過大な空燃比偏差に基づいて算出した過大なフ
ィードバック補正係数CPBに基づいて燃料を急故に均
量し、機関の失火を助長する問題があった。
また、空燃比を短い時間で目標空燃比に制御するために
積分ゲインKIの値を大きくすると、制御系のループゲ
インが増大しているために空燃比偏差が零付近で空燃比
が振動し、発振し、機関不調を招来し、運転フィーリン
グが悪化する問題があった。
この発明は、かかる問題点全解決するため罠なされたも
ので、過大な空燃比偏差が生じたときにでも、誤ったフ
ィードバック補正による機関不調を回避し、かつ空燃比
が目標値に近すいたときでも、過大なゲインによる空燃
比の発振を防ぎ、常に安定な燃焼を得ることができる内
燃機関の空燃比制御装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る内燃機関の空燃比制御装置は、空燃比偏
差の絶対値let  に応じて空燃比フィードバック比
例ゲインKpおよび指分ゲインKr?制御する手段を設
けたものである。
〔作 用〕
この発明においては、空燃比偏差の絶対値letが所定
値以上の場合は比例ゲインKpおよび積分ゲインに!t
l−所定値に固足し、この空燃比偏差の絶対値tel 
 が所定値以下の場合は、この絶対値Iel  が小き
くなるに応じて比例ゲインKp  および積分ゲインK
r k小さくした値を用いて機関の空燃比を目標空燃比
にフィードバック制御する。
〔実施例〕
以下、この発明の内燃機関の空燃比制御装置の実施例に
ついて図面に基づき説明するが、この発明の構成は前述
の第1図のものと全く同一であるが、制御装置9内のマ
イクロプロセッサ93を中心とする演算部における演算
処理およびデータ設定の方法が従来装置とは異なシ、そ
の演算手順は第2図の70−チャートに示されている。
この第2図のフローチャートのステラ7”200のエン
ジン回転数Ne読み込みからステラ2204の実空燃比
の読み込みまでは従来例を示した第7図のフローチャー
トのステップ100〜104までと同様なので説明を省
略する。
ステップ204で実空燃比の読み込みを行った後、この
発明においては、ステップ205において空燃比偏差e
を目標空燃比(A/F)s  と実空燃比(A/F)H
の偏差e = (A/F )s −(A/F )Rとし
て算出する。
次に、ステップ206において、空燃比フィードバック
比例ゲインKp ’e前記璧燃の比偏差eの絶対値le
t  に対してたとえば第3図に示すごとく関係となる
ように設定する。
さらに、ステップ207においても、ステップ206と
同様にして、積分ゲインKIk偏差eの絶対値tel 
 に対して設定する。
ステラ7’206および207で定めた比例ゲインKp
および積分ゲインKlk用いて、ステップ208におい
て偏差eに比例ゲインKp k乗算した値と偏差eを秋
分して積分ゲインKr k乗算した値との和として、フ
ィードバック係数CFBを算出する。
ステップ209で噴射ノξルス幅τを基本噴射、。
ルス幅τ0にフィードバック補正係数Cra、Th乗算
することKよシ求める。以上の動作金繰シ返すことによ
って、空燃比の偏差が零になるように制御される。
なお、上記実施例ではステップ206および207にお
いて、第3図のよりな関係を用いて比例ゲインKpおよ
び秋分ゲインKl を設定したが、第4図の関係を用い
て比例ゲインKpおよび積分ゲインKl を設定しても
よい。
また、上記実施例の説明においては、燃料噴射システム
としてスピードデンシティ方式の燃料噴射装置との具体
例としたが、エアーフローセンサど用いた燃料噴射装置
−P電子制御気化器にも適用できるのは云うまでもない
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、空燃比フィードバック
比例ゲインKpおよび積分ゲインKXを空燃比偏差の絶
対値に応じて制御するように空燃比制御装置を構成した
ので、過大な空燃比偏差が原因で発生する異常なを燃比
フィードバックを防ぎ、かつ空燃比の発振も防ぎ目槓窒
燃比を維持制御し、空燃比変動による機関出力不調?き
たすことがなく、常に良好な連転フィーリングを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明および従来装き′の内燃機関のを燃比
制御装置の構成を示す図、第2図はこの発明の内燃機関
の空燃比制御装置の動作を表わすフローチャート、第3
図および第4図はこの発明の内燃機関の空燃比制御装置
における空燃比フィードバック積分ゲインおよび比例ゲ
インの特性図、第5図はこの発明および従来の内燃機関
の空燃比制御装置における空燃比センナの構成を示す図
、第6図はこの発明および従来の内燃機関の空燃比制御
装置における空燃比センサの特性図、第7図は従来の内
燃機関の空燃比制御装置の動作を表わしたフローチャー
トである。 1・・・内燃機関、2・・・吸気管、4・・・圧力セン
サ、5・・・回転センサ、6・・・インジェクタ、8・
・・空燃比センサ、9・・・制御装置、81・・・rR
素ポンプセル、82・・・酸素電池セル、93・・・マ
イクロプロセッサ、94・・・ROM、95・・・RA
M。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内燃機関の排ガス成分からリッチ側およびリーン側の空
    燃比が検出可能な空燃比センサと、この空燃比センサの
    出力信号と目標空燃比信号との偏差eに基づいて空燃比
    をフィードバック制御する空燃比の制御手段とを備えた
    内燃機関において、機関の吸入空気量に対応した燃料供
    給量を上記偏差に比例した値に比例ゲインを乗算した値
    および上記偏差eを積分した値に積分ゲインを乗算した
    値の和に応じて補正するとともに、空燃比の偏差の絶対
    値に応じて前記比例ゲインおよび積分ゲインを変化させ
    るように制御する手段を備えたことを特徴とする内燃機
    関の空燃比制御装置。
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