JPS6393439A - 電線接続スリ−ブ圧縮装置 - Google Patents

電線接続スリ−ブ圧縮装置

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JPS6393439A
JPS6393439A JP13443686A JP13443686A JPS6393439A JP S6393439 A JPS6393439 A JP S6393439A JP 13443686 A JP13443686 A JP 13443686A JP 13443686 A JP13443686 A JP 13443686A JP S6393439 A JPS6393439 A JP S6393439A
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Tadayoshi Kasahara
笠原 忠義
Akira Tanabe
彰 田辺
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Kandenko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は′Fi線の接続スリーブを圧縮するための油圧
工具に関するものである。
[従来の技術] ffi線のスリーブ接続作業を行なう際に油圧工具のダ
イスでスリーブを圧縮するとスリーブにダイスが食込む
ことがあり、この食込んだダイスをスリーブから引離す
には相当の力が必要となる。そこでたとえば油圧シリン
ダにスプリングを設けて圧縮スリーブに食込んだダイス
を引離すように構成することがその一つの対策として考
えられる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながらスプリングを用いて圧縮スリーブに食込ん
だダイスを引離すように構成したのでは、ダイスがスリ
ーブに強く食込んでいない場合には引離すことができて
も、スリーブに強く食込んでいる場合にはスプリングの
力では引離すことが国難であり、接続作業を迅速化する
ことができないという問題点がある。
この点に鑑み本発明はダイスがスリーブに強く食込んで
いても容易に引離すことができるようにして接続作業の
迅速化を可能にしたTX線接続用油圧工具を提供するも
のである。
[問題点を解決するための手段] 前記の問題点を解決するために本発明は、シリンダボデ
ィAの端部におけるシリンダヘッドA2の油路に切換開
閉弁を設け、このシリンダヘッドA2の内側からシリン
ダ部A1内に突出する固定円柱部Bに強制戻し油路B4
を設け、この固定円柱部Bに強制戻し可動シリンダEを
嵌挿して強制戻し油圧vE4を形成し、この強制戻し可
動シリンダEを附勢する自動戻しスプリングFを設け、
前記シリンダ部A1に嵌挿した圧縮用中空ラムDの中空
円筒部D1内に強制戻し遊動ピストンGを嵌挿し、前記
圧縮用中空ラムDのラム盤D2に可動ダイスD4を取付
けるとともに、シリンダボディA1.:設けたクランプ
ダイヘッドC1に固定ダイスC1を取付けて電線接続ス
リーブ圧縮装置を構成したものである。
[作用] 接続スリーブの圧縮は、前記のシリンダボディAのシリ
ンダ部A1内に油圧ポンプがら油圧をがけ圧縮用中空ラ
ムDを押圧して可動ダイスD4で接続スリーブを圧縮す
る。また、ダイスの引戻しは、ダイスが接続スリーブに
強く食込んでいない場合には、自動戻しスプリングFに
より圧縮用中空ラムDと可動ダイスD4を戻し、ダイス
が接続スリーブに強く食込んでいる場合には、固定円柱
部Bの強υノ戻し油路B4から強制戻し油圧室E4に油
圧をかけ、強制戻し遊動ピストンGにより中空円筒部D
1内の油量スペースを保持し、強制戻し可動シリンダE
を押し戻すことにより圧縮用中空ラムDと可動ダイスD
4を引戻すのである。
[実施例1 以下本発明の実施例を図面により説明する。第1図は本
発明装置の断面を、第2図は第1図の■−■線方向に見
た端面を、第3図、第4図は第1図の■−■線および[
V −IV線の断面を、第5図は第1図のシリンダ内の
各部材をそれぞれ示す。
〈本発明装置の概要〉 本発明の装置は、シリンダボディAと、その内部中央に
一体に形成した固定円柱部Bおよび端部に一体に結合し
て固定ダイスC1を取付けたクランプダイヘッドCと、
シリシダボディへ内に嵌挿し外端に可動ダイスD4を取
付けた圧縮用中空ラムDと、圧縮後のダイスがスリーブ
に食込んだ場合にダイスを強制的に引戻すために固定円
柱部Bの外周に嵌挿した強制戻し可動シリンダEと、圧
縮後の通常の場合のダイスを自動的に戻すための自動戻
しスプリングFと、ダイスを強制的に引戻すときに戻し
油量の収容スペースを形成する強制戻し遊動ピストンG
を備えたものである。
く装置の各部の詳細〉 ニジリンダボディAニ シリンダボディΔは、シリンダ部A1の右端部にシリン
ダヘッドA2を設け、このシリンダヘッドA2の内側面
の中心部には固定円柱部Bを取付けてシリンダ部A1内
の中央部に長く突出させる。
また、シリンダ部A1の左方の開口端部側には、この開
口端部に間隔をおいて対向する固定ダイスC1を取付け
たクランプダイヘッドCをネジ等でシリンダ部A1に一
体に結合する。なおC2は固定ダイスC1を着脱自在に
取付けるためにクランプダイヘッドCに設けた突縁、C
3は固定ダイスC1の接続スリーブ圧縮用凹部である。
前記のシリンダヘッドA2には、その外側中央に油入口
A3を有するホース接続部A4を設け、この油入口A3
に直交連通する油路A5を設けてシリンダ部A1内に間
口へ〇させ、この油路A5には、シリンダ部A1の内部
から間口へ6を経て油入口へ3に向う方向の油路は開く
がこれとは逆の油入口A3からシリンダ部A1の内部に
向う方向の油路は閉じるようにした逆止弁A1を設ける
また前記油入口A3に直交連通する油路A8を設けてシ
リンダ部A1内に開口A9させるとともに、この油路A
8を開閉する切換開閉弁A10を設ける。
なお前記の逆止弁A7は省略してもよく、また切換開閉
弁A10はねじ等で取付けて手動等で回して前接に進退
するように構成してもよい。
:固定円柱部B: 固定円柱部Bは、シリンダヘッドA2の内側中心部から
その中間部分までを小径部B1に形成するとともに、中
間部分から先端部分までを大径部B2に形成し、小径部
B1゛と大径部B2の境界に段部B3を形成する。この
小径部B1の中心部には前記油入口A3に連通させて強
制戻し用の油路B4を貫通して設け、小径部B1の先端
部の段部B3の付近においてこの強制戻し油路B4の先
端を小径部B1の外側面に間口B5させ、また大径部B
2の先端には鍔部86を設ける。
:圧縮用中空ラムD: 前記シリンダボディAのシリンダ部A1の内側にはその
内周面を滑動する圧縮用中空ラムDを嵌挿する。この圧
縮用中空ラムDは、前記のシリンダ部Δ1の内周面に沿
って嵌挿されてi(1動する中空円筒部D1の端部にラ
ム盤D2を一体に設けたもので、ラム盤D2は中空円筒
部D1側の内面を受圧面D3としその反対側に可動ダイ
ス04を取付ける。D6は凹部、D7は可動ダイスD4
を着脱自在に取付けるための取付用突縁、D8は可動ダ
イスD4の接続スリーブ圧縮用凹部である。
また中空円筒部D1はその内部を油室にし、その筒壁の
開口端縁の内側には掛止環D5を設ける。
二強關戻し可動シリンダE°: 前記の固定円柱部8の外周にはこれに沿って滑動する強
till戻し可動シリンダEを嵌挿する。この強制戻し
可動シリンダEは、一端が開口した中空円筒部E1の他
端の底部を受圧部E2とし、この受圧部E2の外周にI
t)止rI4E3を設け、中空円筒部E1を前記固定円
柱部Bの大径部B2に嵌合づ″るとともに、受圧部E2
の中央孔に前記固定円柱部Bの小径部81を貫通させて
、この小径部B1の外周面と中空円筒部E1の内周面と
の間の間隙に、強制戻し可動シリンダEを駆動する圧油
のための強I11戻し油圧至E4を形成したものである
:自動戻しスプリングF: 前記の固定円柱部Bの大径部B2の先端の鍔部B6と強
l1i11戻し可動シリンダEの受圧部E2の外周の1
1)止nE3との間には、自動戻しスプリングFを装着
する。この自動戻しスプリングFは前記の強u1戻し可
動シリンダEをシリンダヘッドA2側に向けて附勢する
二強制戻し遊動ピストンG: 前記の圧縮用中空ラムDの中空円筒部D1内には、ラム
盤D2の受圧面D3と固定円柱部Bの大径部B2の先端
との間に強制戻し遊動ピストンGを嵌入して設置し、こ
の強制戻し遊動ピストンGと受圧面D3との間にバネG
1を介在設置する。
なおG2は凸部で先端はラム盤D2の凹部D6に嵌入で
きる径にし、G3はバネ受は溝である。
く各部の動作〉 前記のように構成した本発明の装置は第6図乃至第9図
に示したような順序で電線接続スリーブを圧縮する動作
を行なう。同図において、Pは油圧ポンプ、単線で略示
したHは接続ホースを示し、Wは電線の接続部、Sは接
続スリーブを示す。
:油圧をかける前の状態=(第6図参照)電線接続スリ
ーブの圧縮動作を行なう前のまだ油圧をかけないときの
状態は第6図示のように、強制戻し可動シリンダEは自
動戻しスプリングFによりシリンダヘッドA2側に附勢
されており、この強制戻し可動シリンダEは右端の受圧
部E2に設けた掛止鍔E3が、圧縮用中空ラムDの中空
円筒部D1の筒壁の間口端縁の内側の掛止環D5に当接
して右方に押すので、圧縮用中空ラムDもシリンダヘッ
ドA2側に押された位置にあり、可動ダイス04は固定
ダイスC1から離れている。
;接続スリーブを圧縮する動作:(第7図参照)前記の
状態において、電線接続部W、接続スリーブSを固定ダ
イスC1に置き、第7図示のように、切換開閉弁A10
を後退させ油路A8を開いてシリンダ部A1内に連通さ
せておき、油圧ポンプPで約700Kg/ai程度の油
圧をかければ、その圧油は油入口A3、油路A8を経て
間口へ〇からシリンダ部A1内に流入し油圧をかける。
このとき逆止弁A7にはシリンダ部A1側から油圧がか
かるが油入口A3からも油路A5を通して同じ油圧がか
かるので、逆止弁A7は弁バネA7 =の押圧力により
保持される。
このようにシリンダヘッド△2の内部に圧油が流入する
と強制戻し可動シリンダEの受圧部E2がこの流入した
圧油により左方に押され、このため圧縮用中空ラムDの
中空円筒部D1の開口端内側に設けた掛止yAD 5と
、゛これに対向覆る強制戻し可動シリンダEの掛止ti
E3との間が開いて間隙が形成されるので、この間隙か
ら圧油は中空円筒部D1内に矢印方向に流入し、強制戻
し可動シリンダEの受圧部E2の外側面と中空円筒部D
1の筒壁の端縁面に油圧をかける。なおこのとき油入口
A3からの圧油は固定円柱部Bの小径部B1の強制戻し
油路B4にも入り、その開口B5から小径部B1と強制
戻し可動シリンダEとの間の強制戻し油圧vE4の内部
にも入るので、可動シリンダEの受圧部E2はこの強υ
1戻し油圧’?E4内からも油圧を受けるが、この受圧
部E2の受圧面積は、強制戻し油圧室E4内の受圧面積
よりも、受圧部E2の外側面における受圧面積のほうが
大なので、この大なるほうの受圧面積が受圧する面積差
分の差圧で可動シリンダEが押されて矢印方向に左方に
移動することになる。
前記のように圧油が圧縮用中空ラムDの中空円筒部D1
内に流入づるとこの中空円筒部D1内に油圧がかかり、
強制戻し遊動ピストンGが矢印方向の油圧を受けて左方
に押圧され、ラム盤D2の受圧面D3も矢印方向に左方
に押圧されるので、このラム51)102に取付けられ
た可動ダイスD4は固定ダイスC1に置かれた接続スリ
ーブSを圧縮して電線接続部Wを圧縮接続するのである
このときには、強制戻し可動シリンダEの掛止鍔E3は
、圧縮用中空ラムDの中空円筒部D1の筒壁の開口端縁
の内側の掛止環D5に当接して中空円筒部D1の左方移
動とともに一緒に左方に押されるので、この強制戻し可
動シリンダEも矢印方向に左方に移動する。このためシ
リンダボディAに固定されていて動かない固定円柱部B
の大径部B2の先端の鍔部B6と、強制戻し可動シリン
ダEの掛止鍔E3との間に挟まれている自動戻しスプリ
ングFは、掛止鍔E3の左方移動により圧縮されたまま
の状態を保持する。
:ダイス戻し動作=(1) (スリーブに食込んでいない場合・・・・・・自動戻し
スプリングFによる戻し動作)(引き続き第7図参照) 前記のようにして圧縮接゛続を終了したならば、つぎに
、油圧ポンプPの油圧を解除して圧縮用中空ラムDの中
空円筒部D1内の油圧をゼロにする。
これにより圧縮用中空ラムDを矢印方向に左方に押圧し
ていた油圧がゼロになり、この圧縮用中空ラムDの中空
円筒部D1の開口端の11)止T4 D 5が強制戻し
可動シリンダEの掛止鍔E3を左方に押ず力が開放され
るので、この掛止鍔E3は自動戻しスプリングFの弾力
により右方に押し戻される。
この11ト止鍔[3の右方移動はこれに当接している前
記の中空円筒部D1の掛止環D5を右方に押しながら移
動するので圧縮用中空ラムDも右方向に移Eh L、、
、接続スリーブSを圧縮していた可動ダイスD4を右方
に引き戻すのである。
そしてこのように圧縮用中空ラムDが右方向に移動する
ときにはシリンダボディAのシリンダ部A1内の油は油
路A8を通って油圧ポンプPに押し戻される。また、圧
縮用中空ラムDの中空円筒部D1内にあって油圧により
ラム盤D2に押しつけられていた強υ1戻し遊動ピスト
ンGも油圧がゼロになるのでバネG1によ°りて第6図
示の位置に復帰することになる。
このように接続スリーブSを圧縮していた可動ダイスD
4が接続スリーブに食込んでいない場合には、圧縮接続
終了後に油圧ポンプPの油圧を解除すると可動ダイスD
4は自動戻しスプリングFの弾力によって自動的に引き
戻されるのである。
:ダイス戻し動作: (2) (スリーブに食込んでいる場合・・・ ・・・切換開閉弁A10、強i11戻し油圧室E4、強
制戻し遊動ピストンGによる戻し動作)(第8図、第9
図参照) ダイスが接続スリーブに強く食込んでいて自動戻しスプ
リングFの弾力では引き離すことかできない場合には、
前記のように油圧ポンプPの油圧を解除し圧縮用中空ラ
ムDの中空円筒部D1内の油圧をゼロにしても、可動ダ
イスD4は接続スリーブSを圧縮し続けている状態のま
までスリーブから離れない。このときは第8図示のよう
に、強v1戻しMljJピストンGは中空円筒部D1内
の油圧がゼロなのでバネG1によ゛ってラム盤D2から
離れた位置(第6図示と同じ位置)に戻っており、また
強υ1戻し可動シリンダEの掛止n E 3は、自動戻
しスプリングFの弾力によって右方に押されて中空円筒
部D1の掛止環D5に当接している。
そしてシリンダ部A1内と圧縮用中空ラムDの中空円筒
部D1内には油圧ゼロの油が入っている。
この状態において第8図示のように、シリンダヘッドA
2に設けた切換開閉弁A10を前進させて油路A8を閉
じる。このときは油路A5も逆止弁A7で閉じられてい
るので、シリンダヘッドA2の油入口△3から油圧をか
けてもシリンダ部A1内と圧縮用中空ラムDの中空円筒
部D1内には油が流入せず油圧はかからないことになる
このように切換開閉弁A10を閉じておき、油圧ポンプ
Pを駆動すると圧油は第9図示のように、油入口A3か
ら固定円柱部Bの小径部B1の強制戻し油路B4を通り
開口B5から出て小径部B1の外周面と強制戻し可動シ
リンダEの内周面との間の間隙の強制戻し油圧室E4内
に入り、この強υ1戻し油圧室E4内を強制戻し油圧で
加圧する。
この強制戻し油圧は接続スリーブを圧縮する油圧よりも
小さい油圧で充分であるが同圧でもよい。
前記のように強制戻し油圧WEJ内が強制戻し油圧で加
圧されると、第9図示のように強制戻し可動シリンダE
の受圧部E2は矢印方向の油圧を受けて右方に押され、
このため圧縮用中空ラムDの中空円筒部D1の掛止IW
D 5もこの受圧部E2により右方に押されて圧縮用中
空ラムDが矢印方向に右方に移動させられる。
このように圧縮用中空ラムDがシリンダ部A1内を矢印
方向に右方に移動するときには、このシリンダ部△1内
のシリンダヘッドA2の内面とこれに対面している強制
戻し可動シリンダEの受圧部E2の右側面との間の区域
に入っている油は、この受圧部E2の右方移動とともに
押されて逆止弁A7を押し開き油圧ポンプPに戻る。
このときには、圧縮用中空ラムDの中空円筒部D1の右
端開口は、その間口端の掛止環D5と強制戻し可動シリ
ンダEの受圧部E2の掛止鍔E3とが当接していること
により閉塞されており、また圧縮用中空ラムDの中空円
筒部D1内の強II+戻し遊動ピストンGは油圧バネG
1に押されてラム盤D2から離れた第8図示の位置にあ
る。この状態においては圧縮用中空ラムDの中空円筒部
D1の内周面と強制戻し可動シリンダEの外周面とに囲
まれ、かつ前記の当接している掛止環D5および掛止n
 E 3と強制戻し遊動ピストンGとの間に囲まれた区
It<第8図示のDOの区域−以下これを゛閉じ込め油
室″と称する)は閉じられており、この閉じ込め油室D
O内にある油圧ゼロの油は出口がなく閉じ込められてい
る。
このような状態のときに圧縮用中空ラムDの中空円筒部
D1が右方に移動すると、この閉じ込め油室DO内にあ
る固定円柱部Bの大径部B2は動かないので、中空円筒
部D1の右方移動とともに閉じ込め油室DO内に入り込
む大径部B2の体積分が増加していくことになり、この
増加していく体積分に相当する容積弁だけ閉じ込め油室
DOの油収容可能容積が減少していくことになる。
このように中空円筒部D゛1の右方移動とともに閉じ込
め油室DOの容積が減少していくのに対し、閉じ込め油
室DO内に入っている油の聞は変らないので、この閉じ
込め油室DOの容積減少に見合う分の油量を収容するス
ペースが必要となるが、これは強制戻し遊動ピストンG
により形成される。
すなわら、前記のように油量が不変の油を閉じ込めてい
る閉じ込め油室DOの容積が減少していくと、その不変
油量の油により強制戻し遊動ピストンGが押されて第9
図示の2線矢印のにうに左方に移動し、バネG1を押し
縮めてラム盤D2に押しつけられる位置に移動する。こ
の移動距離は第8図示のラム盤D2と強制戻しmfjJ
ピストンGとのI?il隔dであり、この距ld分だけ
強制戻し遊動ピストンGが左方に移動して閉じ込め油T
D。
の容積を増加させることになる。
したがって前記のように圧縮用中空ラムDの中空円筒部
D1が右方に移動して閉じ込め油至DOの容積が減少し
ようとしても、その分だけ強制戻し遊動ピストンGが左
方に移動して容積の減少を相殺するので、閉じ込め油:
!!Do内の前記の不変の油日を収容する容積には変化
が生Cないことになり、圧縮用中空ラムDの右方移動が
可能となる。
このように強制戻し油圧室B4内に強11i11戻し用
油圧をかけて圧縮用中空ラムDを右方に移動させ、可動
ダイスD4が接続スリーブSに強く食込んでいても強υ
1的に引離し戻すことができるのである。
[発明の効果1 本発明は前述のように、固定円柱部Bに強制戻し油路B
4を設けるとともに、この固定円柱部Bと強制戻し可動
シリンダEとの間に強制戻し油圧WE4を設けたので、
ダイスが接続スリーブに強く食込んでいる場合は、この
強制戻し油圧室E4に油圧をかけることによりきわめて
容易にダイスを引離すことができ、したがって接続作業
が迅速化し作業能率が格段に向上する。
また、圧縮用中空ラムDの中空円筒部B1内に強III
戻し遊動ピストンGを設置し、強ti11戻し油圧をか
けたときに中空円筒部B1内に油量スペースを形成する
ように構成したので、油圧装置の外部に油母排出のため
の余分のスペースや特別の手段を設ける必要がなく、装
置が小型、軽量となる。。
また、ダイスが接続スリーブに食込んでいない場合には
、固定円柱部Bとこれに嵌挿した強制戻し可動シリンダ
Eとの間に設けた自動戻しスプリングFの弾力によって
ダイスを取付けた圧縮用中空ラムDを引戻すように構成
したので、油圧工具の取り扱い作業が円滑、容易となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の装置の断面口、第2図は第
1図の■−■線方向に見た端面図、第3図および第4図
は第1図(D m −m 51 d3.j: ヒIV 
−IV線の断面図、第5図は第1図示のシリンダ内の各
部材の斜視図、第6図乃至第9図は本発明の装置の動作
説明図である。 Aニジリンダボディ。A1 ニジリンダ部。 A2 ニジリンダヘッド。A3 :油入口。 A4 :ホース接続部。A5、A8:油路。 A6、A9:開口。A7:逆止弁。 A10:切換開閉弁。 B:固定円柱部。 81 :小径部。B2:大径部。B3:段部。 B4  :I制R1ff1゜85 1f1口、 B6 
:4m部。 C:クランプダイヘッド。C1:固定ダイス。 C2:突縁。C3:圧縮用凹部。 D:圧縮用中空ラムD、、D+:中空円筒部。 B2 :ラム盤。B3:受圧面。B4 :可動ダイス。 B5 :掛止環。B6:凹部。B7:突縁。 B8:圧縮用凹部。E:強制戻し可動シリンダ。 El :中空円筒部。B2 :受圧部。B3:掛止鍔。 B4 :強υ1戻し油圧室。F:自動戻しスプリング。 G:強制戻し遊動ピストン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油入口からシリンダ部A1内に通ずるシリンダヘッドA
    2の油路に切換開閉弁A10を設けたシリンダボディA
    と、前記シリンダヘッドA2の内側中央からシリンダ部
    A1内に突出しかつ強制戻し油路B4を設けた固定円柱
    部Bと、前記シリンダ部A1の開口端側に対向させて固
    定ダイスC1を取付けたクランプダイヘッドCと、前記
    シリンダ部A1に嵌挿した中空円筒部D1の一端のラム
    盤D2に可動ダイスD4を取付けた圧縮用中空ラムDと
    、前記固定円柱部Bに嵌挿されて強制戻し油圧室E4を
    形成する強制戻し可動シリンダEと、前記強制戻し可動
    シリンダEを附勢する自動戻しスプリングFと、前記圧
    縮用中空ラムDの中空円筒部D1内に嵌挿した強制戻し
    遊動ピストンGとを具備することを特徴とする電線接続
    スリーブ圧縮装置。
JP13443686A 1986-06-10 1986-06-10 電線接続スリ−ブ圧縮装置 Granted JPS6393439A (ja)

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JP (1) JPS6393439A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102403070A (zh) * 2010-09-07 2012-04-04 上海李尔实业交通汽车部件有限公司 线束加工中的导线连接方法及连接装置
JP2019162650A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 三和テッキ株式会社 単動式油圧圧縮工具

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JPH02138B2 (ja) 1990-01-05

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