JPS6393103A - 高周波変圧器 - Google Patents

高周波変圧器

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JPS6393103A
JPS6393103A JP23860286A JP23860286A JPS6393103A JP S6393103 A JPS6393103 A JP S6393103A JP 23860286 A JP23860286 A JP 23860286A JP 23860286 A JP23860286 A JP 23860286A JP S6393103 A JPS6393103 A JP S6393103A
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JP
Japan
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coil
winding
current side
conductor
voltage
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JP23860286A
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JPH0630303B2 (ja
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Tetsuo Matsunaga
松永 哲夫
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
本発明は高周波変圧器に関する。
【従来技術とその問題点】
一般に高周波変圧器はその使用周波数が高いことから所
定の電圧に対して一次コイル並びに二次コイルの巻回数
が少なく、また磁束数も少なくなるから鉄心の断面積が
縮少されるために変圧器としては小形軽量、したがって
比較的低度に構成することが可能である。その場合高電
圧小電流側のコイルと低電圧大電流側のコイル、即ち何
、れか一方が一次コイルであると他方が二次コイルにな
るそれぞれのコイルに要するS線用導体の断面積は所要
電流容量によって定まり、またそれぞれのコイルの巻回
数即ちS線用導体の全長は印加電圧により決定される。 したがって−次コイル及び二次コイルに要する巻線用導
体の量は当該高周波変圧器の容量の上昇に伴って増大す
るから、容量の大なる前記変圧器においてはコイルの占
める容積が大になるため、通常行われる如くにボビンの
外周面に一次コイルあるいは二次コイルの何れか一方の
コイルを巻装し、その外側に他方のコイルを巻装する如
くにしたコイル構成では一次コイルと二次コイルとの間
の磁気的結合が疎になり易く両者間の磁気抵抗が増大す
ることと、高周波磁束がコイルに鎖交した際に巻線用導
体内に反作用磁束が生ずることとによって、−次コイル
と二次コイルとに鎖交する有効(n束数が減少し逆に漏
れ磁束数が増加して変圧器としての電磁的効率が低下す
るという欠点が伴う。 また高周波コイルの一次コイル並びに二次コイルにセン
タタップを設ける場合に従来のコイル巻装法では、特に
巻回数の多い高電圧小電流側のコイルにおいてセンタタ
ップからコイルの両端子に至るそれぞれの半コイルの電
気的磁気的条件を均等にすることが極めて困難であるか
ら高周波変圧器として特性が劣ることを免れない。
【発明の目的] ボビンの外周面に一次コイルあるいは二次コイルの何れか一方を巻装しその外側に他方のコイルを巻装する如くにして構成された従来の高周波変圧器に伴う前記の如き欠点に鑑み、本発明はFJ車な手段により、−次コイルと二次コイルとの間の磁気抵抗を低減し漏れ磁束を減少して有効鎖交磁束数の増加を計るとともに、前記各コイルのセンタタップからその両端子に至る一対の半コイル相互の電気的磁気的条件が均等になる如く一次コイル並びに二次コイルを巻装し、変圧器特性が優れた高周波変圧器を提供することを目的とする。 【発明の要点】
前記の目的を達成するために本発明では首記の変圧器に
おいて、その高電圧小電流側のコイルの巻回数を均等に
2分し、その一方の巻回数の導体からなるコイル体をボ
ビンの外」面に巻装し、その外側に低電圧大電流側のコ
イルを巻装した後その外側に前記高電圧小電流側のコイ
ルの残りの半分の巻回数の導体からなるコイル体を巻装
する如(にするとともに、前記高電圧小電流側のコイル
の前記内外のコイル体それぞれにおける相互に隣接する
導体を回層を一対にして前記高電圧小電流側コイルの全
導体巻回層を2個の直列回路をなす如くに接続して二本
巻きを形成し、かつ前記二本巻きをなす前記一対の導体
巻回層の2個の直列回路それぞれの全長が相互に均等に
なる如くに前記内外のコイル体の導体巻回層を交互に接
続し、かつ必要に応じて前記二本巻きの折り返し点にセ
ンタタップを設ける如くにすることにより、前記高電圧
小電流側コイルと低電圧大電流側コイルとの間の磁気抵
抗を低減し相互の磁気的結合を密にするとともに、前記
高電圧小電流側コイルにセンタタップを設けた場合に前
記センタタップから両端子に至る半コイル相互の電気的
磁気的特性の均等化を計るものである。
【発明の実施例] 次に図面に表わされた実施例にもとづいて本発明の詳細
な説明する。 本発明にかかわる高周波変圧器は、第1図(A)(B)
に例示する如(フェライトあるいはアモルファス磁性体
からなる鉄心lの中央#laに高電圧小電流側コイル3
と低電圧大電流側コイル4とが巻装されたボビン2を挿
着する如くにして構成されている。その場合高電圧小電
流側コイルを二次コイルとすると二次コイル3の纏巻回
数Wを均等に2分し、先ずボビン2の外周面に第2図に
例示する如く丸銅線からなる導体でW/2巻回をなす複
数個の巻回N (この場合3C,3Dの2巻回層)を巻
装し、かつ各巻回J13C,3D毎にその両巻回端3C
1゜3Cx ; 3D+、3Dtを切離してそれぞれが
独立した巻回層をなす如くにする0次にその外側に第3
図に例示する如く薄い板状の銅帯4^、 4B、 4C
並びに4Dを相互の間に適宜の絶縁シート6を介在させ
て交互に積み重ねて低電圧大電流側コイル、この場合−
次コイル4を形成し、更にその外側に第2図に例示する
如く丸銅線からなる導体で二次コイル3の残りのW/2
1回をなす複数個の巻回層3A、 3Bを巻装し、前記
と同様に各巻回JI13A、 3B毎にその両巻口端3
A+、 3A*;3B+、 3B!を切離してそれぞれ
が独立した巻回層をなす如くにする。 次に二次コイル3の巻回113cの巻回端3C+ と巻
回層3Dの巻回端301 とを相互に接続し、また巻回
層3Cの巻回fa 3 Ct と巻回層3Aの巻回端3
At とを・、更に巻回N30の巻回端30.と巻回層
3Bの巻回端3Bmとをそれぞれ接続することにより、
巻回N3Aの巻回端3A+ と巻回FJ3Bの巻回端3
B+ とを両端とし前記巻回端3C+ と巻回端311
.との接続部5を折り返し点とする二本巻きを形成する
とともに、第2図に例示する如く前記折り返し点5にセ
ンタタップSPを、また前記巻回端3AI及び3B、そ
れぞれに端子S^、 SRを設ける如くにする一方、第
3図及び第4図に例示する如く、巻回層3Dの外側に一
次コイル4として最内側に巻回した下層銅帯4Aの巻始
めの一方の端部4Agに端子PAを設け、銅帯4Aの外
側に巻回する上層銅帯4Bの巻始めの同じ側の端部4B
iにセンタタップPPを設け、銅帯4A、 4Bをその
間に絶縁シート6を介在させて複数回数巻回し、銅帯4
Aの巻終わり4A1 をセンタタンプPPに接続し、銅
帯4Bの巻終わり4B、に端子PRを設は第5rAに例
示・する如く二次コイル3と一次コイル4とにそれぞれ
センタタップPP、 SPを備えた変圧器結線を行う。 前記の如くにして構成された本発明にかかわる高周波変
圧器においては、−次コイル4と二次コイル3とを相互
に密接して巻装することが容易である上に、相互に隣接
する巻回層3Aと3B並びに巻回層3Cと3Dとにおい
てそれぞれの導体を通流する電流の方向が逆になりその
インダクタンスが極めて小さくなるから漏れ磁束が著し
く減少し、したがって変圧器として一次コイルと二次コ
イルとの間の磁気抵抗が低くしたがって有効鎖交磁束数
の多い電磁的効率の高い高周波変圧器が得られる。 更に二次コイル3の各巻回層3A、 38.3G並びに
30のうち巻回1113Aと3Cとを、また巻回N3B
と30とをそれぞれ接続してボビン外周面に近い巻回層
と遠い巻回層とをコイルの内側に向かって順次接続しそ
の直列接続回路が均等になる如くに接続して二本巻きを
行っているから、その折り返し点5から両端子PA、 
PRに至る導体長さが等しくなり、折り返し点5にセン
タタップSPを設けると変圧器としてセンタタップSP
から前記両端子S^、 SRに至る半コイルが電気的に
均等になるとともに、−次コイル4を二次コイル3を挟
んで内外に2分しているから磁束鎖交の影響も均一にな
る。 また−次コイルとして巻装された銅帯4A、 4Bは、
銅帯4Bの巻始め4Bよ とw4帯4Aの巻終わり4A
+  とがセンタタンプPPに接続されているので、P
Pと端子PAとの長さと、PPと端子PBとの長さとが
殆んど同一の長さになり、入力電圧を均等に2分できる
。 なお、高電圧小を流側を一次コイルとして使用すること
もできる。 【発明の効果】 本発明は以上に説明した如く高周波変圧器において、そ
の高電圧小電流側のコイル巻回数を均等に2分し、その
一方の巻回数の導体からなるコイル体をボビンの外周面
に装着し、その外側に低電圧大電流側のコイルを巻装し
た後その外側に前記高電圧小電流側のコイルの残りの半
分の巻回数の導体からなるコイル体を巻装する如くにす
るとともに、前記高電圧小電流側のコイルの前記内外の
コイル体それぞれにおける相互に隣接する導体巻回層を
一対にして前記高電圧小電流側コイルの全導体巻回層を
2個の直列回路をなす如くに接続して二本巻きを形成し
、かつ前記二本巻きをなす前記一対の導体巻回層の2個
の直列回路それぞれの全長が相互に均等になる如くに前
記内外のコイル体の導体巻回層を交互に接続し、かつ必
要に応じて前記二本巻きの折り返し点にセンタタップを
設ける如くにすることにより、前記高電圧小電流側コイ
ルと低電圧大電流側コイルとの間の磁気的結合を密にし
て有効鎖交磁束数を増大し高周波変圧器としての電磁的
効率を高め、かつ前記変圧器にセンタタップを設けた場
合の前記センタタップから両端子に至る半コイル相互の
電気的磁気的特性の均等化を計り得るとともに、前記変
圧器の全コイルの巻回厚さが小になり冷却効果の向上と
小形軽量化並びに低廉化を実現することができかつ各コ
イルの二本巻きのための接続を各巻回層袋@後に巻回端
で行い得るから工作が容易になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明にかかわる高周波変圧器を例示す
る斜視図を、第1図(B)は同図(A)に示す前記変圧
器のAA力方向概略断面図を、第2図は前記変圧器の高
電圧小電流側コイルの配置と接続とを例示する概略部分
正面図を、第3図及び第4図はそれぞれ前記変圧器の低
電圧大電流側コイルの配置と接続とを例示する正面図と
結線図とを、第5図は前記変圧器にセンタタップを設け
た場合の概略結線図を表わす。 1:鉄心、2:ボビン、3:高電圧小電流側コイル、3
A、 38.3C,30:高電圧小電流側コイルの導体
巻回層、4;低電圧大電流側コイル、4^;下層銅帯、
4B二上層銅帯、5:二本巻きの折り返し点、PP:低
電圧大電流側コイルのセンタタップ。 4−マ、・ す人弁理士山 口   乃 1、−ニー1、。 (A) (8)    第1図 第2図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)高周波変圧器においてその高電圧小電流側のコイル
    巻回数を均等に2分し、その一方の巻回数の導体からな
    るコイル体をボビンの外周面に装着し、その外側に低電
    圧大電流側のコイルを巻装した後その外側に前記高電圧
    小電流側のコイルの残りの半分の巻回数の導体からなる
    コイル体を巻装する如くにするとともに、前記高電圧小
    電流側のコイルの前記内外のコイル体それぞれにおける
    相互に隣接する導体巻回層を一対にして前記高電圧小電
    流側コイルの全導体巻回層を2個の直列回路をなす如く
    に接続して二本巻きを形成し、かつ前記二本巻きをなす
    前記一対の導体巻回層の2個の直列回路それぞれの全長
    が相互に均等になる如くに前記内外のコイル体の導体巻
    回層を交互に接続しかつ必要に応じて前記二本巻きの折
    り返し点にセンタタップを設ける如くにしてなることを
    特徴とする高周波変圧器。 2)特許請求の範囲第1項に記載の高周波変圧器におい
    て、低電圧大電流側のコイルが絶縁紙を介挿して2枚の
    銅帯を重ねて巻装してなる高周波変圧器。
JP61238602A 1986-10-07 1986-10-07 高周波変圧器 Expired - Lifetime JPH0630303B2 (ja)

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JP61238602A JPH0630303B2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07 高周波変圧器

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Publication Number Publication Date
JPS6393103A true JPS6393103A (ja) 1988-04-23
JPH0630303B2 JPH0630303B2 (ja) 1994-04-20

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ID=17032626

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JP61238602A Expired - Lifetime JPH0630303B2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07 高周波変圧器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54101431U (ja) * 1977-12-28 1979-07-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54101431U (ja) * 1977-12-28 1979-07-17

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