JPS639207B2 - - Google Patents

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JPS639207B2
JPS639207B2 JP55097201A JP9720180A JPS639207B2 JP S639207 B2 JPS639207 B2 JP S639207B2 JP 55097201 A JP55097201 A JP 55097201A JP 9720180 A JP9720180 A JP 9720180A JP S639207 B2 JPS639207 B2 JP S639207B2
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JP
Japan
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voltage
circuit
exposure lamp
transistor
output voltage
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JP55097201A
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English (en)
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JPS5722265A (en
Inventor
Takeshi Nozaki
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP9720180A priority Critical patent/JPS5722265A/ja
Publication of JPS5722265A publication Critical patent/JPS5722265A/ja
Publication of JPS639207B2 publication Critical patent/JPS639207B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/043Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえば電子複写機において露光量
を自動的に制御する複写機の露光制御装置に関す
る。
なお、本発明において「複写機」という用語
は、原稿の像を露光走査して原稿の像に対応した
画像を形成する装置を意味し、一般に電子複写機
あるいは画像情報記憶検索装置と呼ばれているも
のなどを含む。
一般に、この種の電子複写機において、特に新
聞あるいは濃い青焼き原稿などのような地肌の濃
い原稿を複写する場合には、通常の原稿の場合に
比べて露光量を多くしたり、あるいは現像器のバ
イアス電圧を高くするなどの制御が必要となる。
しかるに従来のその制御方法は、操作パネルに設
けられた露光調節ダイヤル、あるいは露光切換ス
イツチなどをその都度オペレータが操作すること
により行うものであるため、操作が非常に面倒で
あり、操作性に欠けるばかりか、種々の原稿に対
して最適な露光量が得られず、ひいては常に最適
な複写が得られないという問題があつた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、電源電圧の変動あるいは
種々の原稿に対して常に最適な露光量が自動的に
得られ、操作性が著しく向上するとともに、露光
ランプへの印加電圧を常に一定の電圧以下に自動
制限し得る複写機の露光制御装置を提供すること
にある。
以下、本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図は本発明に係わる電子複写機を概略的に
示すもので、原稿を載置する原稿台1は、必要に
応じて矢印a方向に往復動するようになつてい
る。そして原稿台1が往動すると、その上に載置
された原稿は露光ランプ2によつて照射され、そ
の反射光は光学系ブロツク3に支持されたミラー
4、レンズ機構5、およびミラー6を介して感光
体ドラム7に導かれ、原稿の画像が感光体ドラム
7の表面に結像されるようになつている。上記感
光体ドラム7は矢印b方向に回転し、まず帯電器
8によつて帯電され、しかるのち原稿の画像が露
光され、感光体ドラム7の表面に静電潜像が形成
される。この静電潜像は、現像器9によつてトナ
ーが付着されることにより可視像化されるように
なつている。一方、カセツト10内の転写紙は、
感光体ドラム7の回転に応じて動作する給紙ロー
ラ11によつて送出され、搬送ローラ12で搬送
される。そしてこの搬送される転写紙は、転写用
帯電器13の部分で感光体ドラム7の表面と密着
し、上記帯電器13によつて感光体ドラム7上の
トナー像が転写される。転写後の転写紙は、剥離
用帯電器14によつて感光体ドラム7の表面から
剥離され、搬送ローラ15によつて定着器16へ
送られることにより転写像が定着される。そして
定着後の転写紙は、排紙ローラ17によつてトレ
イ18へ排出されるようになつている。一方、転
写後の感光体ドラム7は、除電器19によつて除
電されるとともに、けい光灯20によつて静電潜
像のイメージが消去され、最後にクリーナ21で
クリーニングされることにより、初期状態に戻る
ようになつている。
しかして、前記光学系ブロツク3内におけるレ
ンズ機構5とミラー6との間の光路中には光検出
素子、たとえばフオトダイオード22が設けられ
ており、このダイオード22は取付部材23によ
つて光学系ブロツク3に固定されている。上記フ
オトダイオード22は、露光ランプ2による原稿
からの反射光の一部を検出して電気信号に変換す
るものであり、後述する光検出回路(第2図およ
び第3図の40参照)の光検出部を構成してい
る。
第2図は本発明による露光制御装置を概略的に
示すもので、商用交流電源31には双方向性サイ
リスタ32を介して前記露光ランプ2が接続され
る。また、上記電源31には疑似負荷回路33が
接続される。この疑似負荷回路33は、サイリス
タ32のオン時に露光ランプ2両端の電圧に対応
した電圧を疑似負荷に加え、その疑似負荷両端の
電圧を出力するものである。この疑似負荷回路3
3の出力電圧は波形整形回路34へ供給される。
この波形整形回路34は、疑似負荷回路33の出
力電圧を波形整形することにより、露光ランプ2
の実効値電圧に対応した電圧にして出力するもの
である。ここに、上記疑似負荷回路33および波
形整形回路34は、露光ランプ2の印加電圧に対
応した電圧を生成する電圧生成回路35を構成し
ている。しかして、波形整形回路34の出力電圧
は比較器、たとえば誤差増幅器37に供給され、
この誤差増幅器37には加算スイツチ36を介し
て制限回路38の出力電圧も供給される。上記誤
差増幅器37は、波形整形回路34の出力電圧、
あるいは波形整形回路34の出力電圧に制限回路
38の出力電圧を加算した電圧と基準電圧発生回
路39から出力される基準電圧とを比較し、両電
圧間に誤差がある場合その誤差の大きさに応じた
信号を出力するものである。また上記制限回路3
8は、光検出回路40の出力電圧が入力し、その
出力電圧の変化範囲、つまり、この実施例では出
力電圧の最低値を制限する。すなわち、この実施
例では、光検出回路40の出力電圧の最低値を制
限することにより、露光ランプ2への印加電圧が
所定の電圧以上にならないようにするためのもの
である。さらに上記光検出回路40は、原稿から
の反射光を検出し、その検出光量に応じた電圧信
号を出力するものである。しかして、誤差増幅器
37の出力信号はトリガパルス発生回路41へ供
給される。このトリガパルス発生回路41は、電
源31の周波数に同期したトリガパルスを出力
し、かつそのトリガパルスの発生位相を誤差増幅
器37の出力信号に応じて制御するものであり、
その制御されたトリガパルスはサイリスタ32の
ゲートに供給される。
このような構成において第2図の動作を説明す
る。まず、加算スイツチ36をオフ状態にした場
合について述べると、この場合、露光ランプ2は
波形整形回路34の出力電圧によつてのみ制御さ
れる。すなわち、たとえば今、波形整形回路34
の出力電圧と基準電圧発生回路39からの基準電
圧との間に誤差がある場合、その誤差の大きさに
応じて誤差増幅器37の出力電圧が増減し、これ
に応じてトリガパルス発生回路41から出力され
るトリガパルスの発生位相も変化する。したがつ
てサイリスタ32の導通角が変化し、またこの変
化が疑似負荷回路33へのトリガパルスによつて
誤差増幅器37へフイードバツクされる。このた
め、全体として波形整形回路34の出力電圧が基
準電圧発生回路39からの基準電圧と同等になる
ように、つまり電源31の電圧変動に対して露光
ランプ2の両端に加わる電圧が常に一定となるよ
うに動作する。
次に、加算スイツチ36をオン状態にした場合
について述べると、この場合、露光ランプ2は波
形整形回路34および光検出回路40の各出力電
圧によつて制御される。すなわち、露光ランプ2
からの光は原稿で反射されて光検出回路40に入
射し、よつて光検出回路40はその入射光量に応
じた電圧を出力する。光検出回路40の出力電圧
は、制限回路38および加算スイツチ36を介し
て誤差増幅器37に供給される。このとき、波形
整形回路34は前述したような動作により所定の
電圧を出力するので、制限回路38の出力電圧は
波形整形回路34の出力電圧に加えられた状態で
誤差増幅器37へ供給される。光検出回路40の
出力電圧は入射光量が少ないときは低いものとす
ると、いま地肌の濃い原稿の場合は原稿からの反
射光が少なく、光検出回路40へ入射する光量も
少なく、よつて光検出回路40の出力電圧は低
く、また制限回路38の出力電圧も低い。したが
つて、このとき波形整形回路34の出力電圧に制
限回路38の出力電圧を加えた値が基準電圧発生
回路39からの基準電圧よりも低いとすれば、誤
差増幅器37はその差を増幅してトリガパルス発
生回路41へ出力する。これにより、トリガパル
ス発生回路41はサイリスタ32をその導通角が
大きくなるように制御し、よつて露光ランプ2の
光量が増加する。そして、露光ランプ2の光量は
再び光検出回路40で検出され、その出力電圧は
制限回路38を介して波形整形回路34の出力電
圧に加算された状態で再び基準電圧と比較され、
基準電圧と同等になつたところでバランスがとれ
る。また一方、この状態において電源31の電圧
変動が生じれば上記バランスがくずれるので、前
述したように露光ランプ2の印加電圧が一定とな
るように動作する。このようにして、全体として
露光ランプ2の印加電圧が常に一定となり、かつ
原稿からの反射光の光量が常に一定となるように
制御が行われるものであり、これにより電源電圧
の変動あるいは原稿の濃度にかかわらず常に最適
な露光量を得ることができる。また、原稿からの
反射光を検出しているので電源電圧の変動に対し
てもこれを補償する制御が可能となる。
第3図は第2図の各回路を具体的に示すもの
で、電源31には電源トランス51の1次コイル
が接続され、このトランス51の2次コイルには
全波整流器52が接続される。上記整流器52の
直流出力端P,N間には、ダイオード53とコン
デンサ54との直列回路が接続される。また、上
記出力端P,N間には抵抗55とツエナダイオー
ド56との直列回路が接続され、このダイオード
56にはダイオード57とコンデンサ58との直
列回路が並列に接続される。そして、上記ダイオ
ード57とコンデンサ58との接続点はスイツチ
59の一端に接続される。さらに、上記出力端
P,N間には抵抗60とツエナダイオード61と
の直列回路が接続され、この抵抗60とダイオー
ド61との接続点62に電源31に同期した台形
波電圧が発生するようになつている。しかして、
上記コンデンサ54には、疑似負荷回路33を構
成する抵抗63、単方向性サイリスタ64、およ
び疑似負荷となる抵抗65の直列回路が並列に接
続される。上記疑似負荷回路33の出力端となる
サイリスタ64のカソードと抵抗65との接続点
66は、ダイオード67および抵抗68,69を
直列に介して加算スイツチ36の一端に接続され
る。上記抵抗68,69の接続点と前記出力端N
との間には、コンデンサ70および抵抗71が並
列に接続される。ここに、上記ダイオード67、
抵抗68,69,71およびコンデンサ70は波
形整形回路34を構成している。しかして、加算
スイツチ36の一端と抵抗69との接続点は
NPN形トランジスタ72のベースに接続され、
このトランジスタ72のコレクタは抵抗73を介
して前記スイツチ59の他端に接続される。ま
た、上記トランジスタ72のベースとコレクタと
の間には、発振防止用のコンデンサ74と抵抗7
5との直列回路が接続される。そして上記トラン
ジスタ72のエミツタは、もう1つのNPN形ト
ランジスタ76のエミツタと共通に接続され、こ
の接続点は抵抗77を介して前記出力端Nに接続
される。上記トランジスタ76のコレクタは前記
スイツチ59と抵抗73との接続点78に接続さ
れ、ベースは可変抵抗79の摺動子に接続され
る。上記可変抵抗79の一端は抵抗80を介して
前記出力端Nに接続され、他端は抵抗81を介し
て上記接続点78に接続される。ここに、上記ト
ランジスタ72,76などは誤差増幅器37を構
成し、また上記可変抵抗79および抵抗80,8
1は基準電圧発生回路39を構成している。
誤差増幅器37の出力端となるトランジスタ7
2のコレクタと抵抗73との接続点82は、抵抗
83を介してNPN形トランジスタ84のベース
に接続され、このトランジスタ84のコレクタは
前記接続点62に接続される。上記トランジスタ
84のエミツタは、コンデンサ85を介して前記
出力端Nに接続されるとともに、抵抗86を介し
て前記出力端Pに接続され、さらにプログラマブ
ル・ユニジヤンクシヨン・トランジスタ(以後単
にPUTと略称する)87のアノードに接続され
る。上記PUT87のカソードは、パルストラン
ス88の1次コイルとNPN形トランジスタ89
とを直列に介して前記出力端Nに接続される。上
記トランジスタ89のベースは、抵抗90を介し
て前記接続点78に接続されるとともに、抵抗9
1を介して前記出力端Nに接続される。また上記
PUT87のカソードは、抵抗92とダイオード
93とを直列に介して前記サイリスタ64のゲー
トに接続され、この接続点は抵抗94を介して前
記接続点66に接続される。そして上記パルスト
ランス88の2次コイルは、前記サイリスタ32
のゲートと第1アノードとの間に接続される。一
方、上記PUT87のゲートは、抵抗95を介し
て前記出力端Nに接続されるとともに、ダイオー
ド96と抵抗97とを直列に介して前記接続点6
2に接続される。上記ダイオード96と抵抗97
との接続点は、ダイオード98を介して前記トラ
ンジスタ84のベースに接続される。ここに、上
記トランジスタ84、コンデンサ85、PUT8
7、パルストランス88、トランジスタ89およ
びダイオード96,98などはトリガパルス発生
回路41を構成している。
一方、前記フオトダイオード22のアノード
は、前記出力端Nに接続されるとともにオペアン
プ99の非反転入力端に接続される。また上記ダ
イオード22のカソードは、オペアンプ99の反
転入力端に接続されるとともに、帰還用抵抗10
0とコンデンサ101とを並列に介してオペアン
プ99の出力端に接続される。そして上記オペア
ンプ99の出力端は、もう1つのオペアンプ10
2の非反転入力端に接続される。上記オペアンプ
102の反転入力端は、抵抗103を介して前記
出力端Nに接続されるとともに、帰還用可変抵抗
104を介してオペアンプ102の出力端に接続
される。そして上記オペアンプ102の出力端
は、可変抵抗105およびダイオード106,1
07を直列に介して加算スイツチ36の他端に接
続される。そして上記ダイオード106と107
との直列回路には、ダイオード108が上記ダイ
オード106,107とは逆方向に並列接続され
る。ここに、上記フオトダイオード22およびオ
ペアンプ99,102などは光検出回路40を構
成し、また上記ダイオード106〜108は制限
回路38を構成している。
このような構成において第3図の動作を説明す
る。まず、加算スイツチ36をオフ状態にした場
合について述べる。この場合、光検出回路40は
以下に説明する露光ランプ制御と無関係になる。
しかして今、スイツチ59をオンせしめると、ト
ランジスタ89のベースには接続点78の電圧を
抵抗90,91で分圧した電圧が印加され、この
トランジスタ89はオンする。また、トランジス
タ84のベースには接続点78の電圧が抵抗7
3,83を介して印加され、このトランジスタ8
4もオンする。これにより、コンデンサ85は上
記トランジスタ84を介して充電される。この充
電により、PUT87のアノード電圧がゲート電
圧以上になるとPUT87はオンとなり、パルス
トランス88の1次コイルにパルス電流が流れ
る。したがつてパルストランス88の2次コイル
にパルスが発生し、それがトリガパルスとなつて
サイリスタ32のゲートに印加される。これによ
りサイリスタ32はオンし、露光ランプ2を点灯
させる。またこのとき同時に、抵抗92とダイオ
ード93とを介してサイリスタ64のゲートにも
上記トリガパルスが印加され、よつてサイリスタ
64はオンして露光ランプ2の電圧に対応した電
圧を抵抗65の両端に発生させる。この発生電圧
はダイオード67、抵抗68,69,71および
コンデンサ70による波形整形回路34によつて
整形されることにより、露光ランプ2の実効値電
圧に対応した電圧となり、この電圧はトランジス
タ72のベースに印加される。このとき、トラン
ジスタ76のベース電圧よりもトランジスタ72
のベース電圧の方が低ければ、トランジスタ72
のコレクタ電圧は高くなり、よつてトランジスタ
84のベース電圧も高くなり、コンデンサ85の
充電タイミングが速くなる。これにより、PUT
87は速いタイミングでパルスを発生するのでサ
イリスタ32の導通角は増大し、よつて露光ラン
プ2は印加電圧が増加して光量が増加する。サイ
リスタ32の導通角の増大はサイリスタ64へフ
イードバツクされ、これによりトランジスタ72
のベース電圧は増加し、トランジスタ76のベー
ス電圧と同等になつたところでバランスがとれ
る。トランジスタ76のベース電圧は電源31の
電圧変動に対して一定に保持されているので、ト
ランジスタ72のベース電圧も一定になるよう
に、つまり露光ランプ2への印加電圧が一定とな
るように動作する。なお、露光ランプ2への印加
電圧を変えるときは、可変抵抗79によつてトラ
ンジスタ76のベース電圧(基準電圧)を変えれ
ばよい。
次に、加算スイツチ36をオン状態にした場合
について述べる。露光ランプ2からの光は原稿に
反射して感光体ドラム7へ導かれるが、その反射
光の一部はフオトダイオード22に入射する。こ
の光入射によつて生じるフオトダイオード22の
光検出電流は、オペアンプ99および抵抗100
によつて電圧変換され、それがオペアンプ102
によつて増幅される。そして、オペアンプ102
の出力電圧は、波形整形回路34の出力電圧より
も低いときはダイオード106,107を通り、
高いときはダイオード108を通り、加算スイツ
チ36を介してトランジスタ72のベースに印加
される。このとき、疑似負荷回路33および波形
整形回路34は前述したように動作し、波形整形
回路34が所定の電圧を出力するので、オペアン
プ102の出力電圧は制限回路38を介して波形
整形回路34の出力電圧に加えられた状態でトラ
ンジスタ72のベースに印加される。原稿の地肌
が濃い場合は反射光量が少なく、光検出電流も少
ないので光検出回路40の出力電圧は低い。この
とき、この出力電圧が波形整形回路34の出力電
圧からダイオード106,107の順方向降下電
圧を引いた値よりも低いとすれば、トランジスタ
72のベース電圧は低い。したがつて、このとき
トランジスタ76のベース電圧よりもトランジス
タ72のベース電圧の方が低ければ、前述したよ
うに露光ランプ2への印加電圧を増加させ、光量
が増加するように制御が行われる。露光ランプ2
の光量が増加すると、原稿からの反射光量が増加
するので光検出回路38の出力電圧も増加し、ト
ランジスタ72,76の各ベース電圧が同等にな
るように制御が行われる。また一方、この状態に
おいて電源31の電圧変動が生じれば、トランジ
スタ72,76の各ベース電圧が同等にならなく
なるので、前述したようにトランジスタ72,7
6の各ベース電圧が再び同等になるように、つま
り露光ランプ2の印加電圧が一定となるように動
作する。この結果、電源電圧が変動しても露光ラ
ンプ2の印加電圧が常に一定となり、また原稿の
濃度に応じて露光ランプ2の光量が自動的に変化
し、感光体ドラム7への入射光量が一定となるよ
うに制御が行われる。これにより、電源電圧の変
動あるいは種々の原稿に対して常に最適な露光量
を与えることができ、最適な複写が得られる。ま
た、電源電圧の変動による露光ランプ2の光量変
化をも検出して制御できるので、電源電圧の変動
に対してもより一層安定した動作が可能となる。
ここで、ダイオード106〜108による制限
回路38を設けた理由について述べる。一般に、
商用交流電圧以下の電圧を定格電圧とする露光ラ
ンプを使用する場合、寿命などの点から露光ラン
プの印加電圧が定格電圧以上とならないように制
限する必要があり、このとき前述の制限回路38
が必要となる。また加算スイツチ36のオン状態
時に原稿が真黒な場合、あるいは原稿無しで原稿
台1上の原稿カバーを開けた場合は、光検出回路
40の出力電圧が最低値(零ボルト付近)にな
る。このとき、この制限回路38を設けずにいる
と、電圧生成回路35の出力電圧と光検出回路4
0の出力電圧との加算結果、つまりトランジスタ
72のベース電圧も相当低くなつてしまうため、
制御は露光ランプ2の光量を増やそうと、つまり
露光ランプ2の両端電圧を上げようとする。しか
し、原稿が真黒あるいは原稿無しで原稿カバーを
開けた状態では、露光ランプ2の光量をいくら上
げても光検出回路40の出力電圧は依然として最
低値であるため、本制御装置は露光ランプ2の電
圧を商用交流電圧付近まで上げてしまう。そこで
この制限回路38を設け、光検出回路40の出力
電圧にダイオード106,107の順方向降下電
圧を加えることにより、加算スイツチ36のオン
によつてトランジスタ72に供給される光検出回
路40の出力電圧は最低値よりもダイオードの順
方向降下電圧2個分高くなる。すなわち、光検出
回路40の出力電圧の最低値は零ボルト付近には
ならず、ダイオードの順方向降下電圧2個分高い
電圧に制限されることになる。これにより、本制
御装置は露光ランプ2の電圧を定格電圧以下に制
限する。このように、露光ランプ2への印加電圧
は設定された所定の電圧以下に自動的に制限され
るものである。
以上詳述したように本発明によれば、電源電圧
の変動あるいは種々の原稿に対して常に最適な露
光量が自動的に得られ、操作性が著しく向上する
とともに、露光ランプへの印加電圧を常に一定の
電圧以下に自動制限し得るなど、種々の効果が得
られる複写機の露光制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
電子複写機の概略構成を示す側面図、第2図は露
光制御装置の概略構成を示すブロツク図、第3図
は第2図の各回路を具体的に示す構成図である。 1……原稿台、2……露光ランプ、7……感光
体ドラム(感光体)、22……フオトダイオード
(光検出素子)、31……交流電源、32……サイ
リスタ、33……疑似負荷回路、34……波形整
形回路、35……電圧生成回路、36……加算ス
イツチ、37……誤差増幅器(比較器)、38…
…制限回路、39……基準電圧発生回路、40…
…光検出回路、41……トリガパルス発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿を露光ランプによつて照射し、この照射
    による前記原稿からの光を感光体に導くことによ
    り画像露光するように構成された複写機におい
    て; 前記露光ランプ両端の電圧に対応した電圧を生
    成する電圧生成回路と; 前記原稿からの光を検出し、それを電圧信号に
    変換する光検出回路と; この光検出回路の出力電圧が入力し、その出力
    電圧の変化範囲を制限する制限回路と; この制限回路の出力電圧と前記電圧生成回路の
    出力電圧とを加算する加算手段と; この加算手段で加算された電圧をあらかじめ設
    定される基準電圧と比較し、その比較結果に応じ
    た信号を出力する比較器と; この比較器の出力信号に応じて前記露光ランプ
    への印加電圧を制御する制御回路と を具備したことを特徴とする複写機の露光制御装
    置。
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