JPS639209B2 - - Google Patents

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JPS639209B2
JPS639209B2 JP55097226A JP9722680A JPS639209B2 JP S639209 B2 JPS639209 B2 JP S639209B2 JP 55097226 A JP55097226 A JP 55097226A JP 9722680 A JP9722680 A JP 9722680A JP S639209 B2 JPS639209 B2 JP S639209B2
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JP
Japan
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voltage
circuit
output
resistor
exposure lamp
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JP55097226A
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JPS5722267A (en
Inventor
Takeshi Nozaki
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP9722680A priority Critical patent/JPS5722267A/ja
Publication of JPS5722267A publication Critical patent/JPS5722267A/ja
Publication of JPS639209B2 publication Critical patent/JPS639209B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/043Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子複写機において露光量を自動的
に制御する複写機の露光制御装置に関する。
なお、本発明において「複写機」という用語
は、原稿の像を露光走査して原稿の像に対応した
画像を形成する装置を意味し、一般に電子複写機
あるいは画像情報記憶検索装置と呼ばれているも
のなどを含む。
一般に、この種の電子複写機において、特に新
聞あるいは濃い青焼き原稿などのような地肌の濃
い原稿を複写する場合には、通常の原稿の場合に
比べて露光量を多くしたり、あるいは現像器のバ
イアス電圧を高くするなどの制御が必要となる。
しかるに従来のその制御方法は、操作パネルに設
けられた露光調節ダイヤル、あるいは露光切換ス
イツチなどをその都度オペレータが操作すること
により行うものであるため、操作が非常に面倒で
あり、操作性に欠けるばかりか、種々の原稿に対
して最適な露光量が得られず、ひいては常に最適
な複写が得られないという問題があつた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、電源電圧の変動あるいは
種々の原稿に対して常に最適な露光量が自動的に
得られ、操作性が著しく向上するとともに、露光
ランプへの印加電圧を常に所定の電圧以下に自動
制限し得る複写機の露光制御装置を提供すること
にある。
以下、本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図は本発明に係わる電子複写機を概略的に
示すもので、原稿を載置する原稿台1は、必要に
応じて矢印a方向に往復動するようになつてい
る。そして原稿台1が往動すると、その上に載置
された原稿は露光ランプ2によつて照射され、そ
の反射光は光学係ブロツク3に支持されたミラー
4、レンズ機構5、およびミラー6を介して感光
体ドラム7に導かれ、原稿の画像が感光体ドラム
7の表面に結像されるようになつている。上記感
光体ドラム7は矢印b方向に回転し、まず帯電器
8によつて帯電され、しかるのち原稿の画像が露
光され、感光体ドラム7の表面に静電潜像が形成
される。この静電潜像は、現像器9によつてトナ
ーが付着されることにより可視像化されるように
なつている。一方、カセツト10内の転写紙は、
感光体ドラム7の回転に応じて動作する給紙ロー
ラ11によつて送出され、搬送ローラ12で搬送
される。そして、この搬送される転写紙は、転写
用帯電器13の部分で感光体ドラム7の表面と密
着し、上記帯電器13によつて感光体ドラム7上
のトナー像が転写される。転写後の転写紙は、剥
離用帯電器14によつて感光体ドラム7の表面か
ら剥離され、搬送ローラ15によつて定着器16
へ送られることにより転写像が定着される。そし
て定着後の転写紙は、排紙ローラ17によつてト
レイ18へ排出されるようになつている。一方、
転写後の感光体ドラム7は、除電器19によつて
除電されるとともに、けい光灯20によつて静電
潜像のイメージが消去され、最後にクリーナ21
でクリーニングされることにより、初期状態に戻
るようになつている。
しかして、前記光学系ブロツク3内におけるレ
ンズ機構5とミラー6との間の光路中には光検出
素子、たとえばフオトダイオード22が設けられ
ており、このダイオード22は取付部材23によ
つて光学系ブロツク3に固定されている。上記フ
オトダイオード22は、露光ランプ2による原稿
からの反射光の一部を検出して電気信号に変換す
るものであり、後述する光検出回路(第2図およ
び第3図の38参照)の光検出部を構成してい
る。
第2図は本発明による露光制御装置を概略的に
示すもので、商用交流電源31には双方向性サイ
リスタ32を介して前記露光ランプ2が接続され
る。また、上記電源31には疑似負荷回路33が
接続される。この疑似負荷回路33は、サイリス
タ32のオン時に露光ランプ2両端の電圧に対応
した電圧を疑似負荷に加え、その疑似負荷両端の
電圧を出力するものである。この疑似負荷回路3
3の出力電圧は、波形整形回路34および後述す
る制限回路40へそれぞれ供給される。上記波形
整形回路34は、疑似負荷回路出力電圧を波形整
形することにより、露光ランプ2の実効値電圧に
対応した電圧にして出力するものである。ここ
に、上記擬似負荷回路33および波形整形回路3
4は、露光ランプ2両端の電圧に対応した電圧を
生成する電圧生成回路35を構成している。しか
して、波形整形回路34の出力電圧は比較器、た
とえば誤差増幅器37に供給され、この誤差増幅
器37には加算スイツチ36を介して光検出回路
38の出力電圧も供給される。上記誤差増幅器3
7は、波形整形回路34の出力電圧、あるいは波
形整形回路34の出力電圧に光検出回路38の出
力電圧を加算した電圧と基準電圧発生回路39か
ら出力される基準電圧とを比較し、両電圧間に誤
差がある場合その誤差の大きさに応じた信号を出
力するものである。また上記光検出回路38は、
原稿からの反射光を検出し、その検出光量に応じ
た電圧信号を出力するものである。さらに、誤差
増幅器37には制限回路40が接続される。この
制限回路40は、疑似負荷回路33の出力電圧を
波形整形し、その波形整形した電圧が所定値以上
になると誤差増幅器37の出力を制限し、かつそ
の制限値を可変にすることにより、露光ランプ2
への印加電圧が所定の電圧以上にならないように
し、かつその電圧を可変にしたものである。しか
して、誤差増幅器37の出力信号はトリガパルス
発生回路41へ供給される。このトリガパルス発
生回路41は、電源31の周波数に同期したトリ
ガパルスを出力し、かつそのトリガパルスの発生
位相を誤差増幅器37の出力信号に応じて制御す
るものであり、その制御されたトリガパルスはサ
イリスタ32のゲートに供給される。
このような構成において第2図の動作を説明す
る。まず、加算スイツチ36をオフ状態にした場
合について述べると、この場合、露光ランプ2は
波形整形回路34の出力電圧によつてのみ制御さ
れる。すなわち、たとえば今、波形整形回路34
の出力電圧と基準電圧発生回路39からの基準電
圧との間に誤差がある場合、その誤差の大きさに
応じて誤差増幅器37の出力電圧が増減し、これ
に応じてトリガパルス発生回路41から出力され
るトリガパルスの発生位相も変化する。したがつ
てサイリスタ32の導通角が変化し、またこの変
化が疑似負荷回路33へのトリガパルスによつて
誤差増幅器37へフイードバツクされる。このた
め、全体として波形整形回路34の出力電圧が基
準電圧発生回路39からの基準電圧と同等になる
ように、つまり電源31の電圧変動に対して露光
ランプ2の両端に加わる電圧が常に一定となるよ
うに動作する。また制限回路40は、疑似負荷回
路33の出力電圧を検出して波形整形することに
より、その出力電圧が所定値以上のとき誤差増幅
器37の出力を制限する。
次に、加算スイツチ36をオン状態にした場合
について述べると、この場合、露光ランプ2は波
形整形回路34および光検出回路38の各出力電
圧によつて制御される。すなわち、露光ランプ2
からの光は原稿で反射されて光検出回路38に入
射し、よつて光検出回路38はその入射光量に応
じた電圧を出力し、この出力電圧は加算スイツチ
36を介して誤差増幅器37へ供給される。この
とき、波形整形回路34は前述したような動作に
より所定の電圧を出力するので、光検出回路38
の出力電圧は波形整形回路34の出力電圧に加え
られた状態で誤差増幅器37へ供給される。光検
出回路38の出力電圧は入射光量が少ないときは
低いものとすると、いま地肌の濃い原稿の場合は
原稿からの反射光が少なく、光検出回路38へ入
射する光量も少なく、よつて光検出回路38の出
力電圧は低い。したがつて、このとき波形整形回
路34の出力電圧に光検出回路38の出力電圧を
加えた値が基準電圧発生回路39からの基準電圧
よりも低いとすれば、誤差増幅器37はその差を
増幅してトリガパルス発生回路41へ出力する。
これにより、トリガパルス発生回路41はサイリ
スタ32をその導通角が大きくなるように制御
し、よつて露光ランプ2の光量が増加する。そし
て、露光ランプ2の光量は再び光検出回路38で
検出され、その出力電圧が波形整形回路34の出
力電圧に加算された状態で再び基準電圧と比較さ
れ、基準電圧と同等になつたところでバランスが
とれる。また一方、この状態において電源31の
電圧変動が生じれば上記バランスがくずれるの
で、前述したように露光ランプ2の印加電圧が一
定となるように動作する。このようにして、全体
として露光ランプ2の印加電圧が常に一定とな
り、かつ原稿からの反射光の光量が常に一定とな
るように制御が行われるものであり、これにより
電源電圧の変動あるいは原稿の濃度にかかわらず
常に最適な露光量を得ることができる。また、原
稿からの反射光を検出しているので電源電圧の変
動に対してもこれを補償する制御が可能となる。
第3図は第2図の各回路を具体的に示すもの
で、電源31には電源トランス51の1次コイル
が接続され、このトランス51の2次コイルには
全波整流器52が接続される。上記整流器52の
直流出力端P,N間には、ダイオード53とコン
デンサ54との直列回路が接続される。また、上
記出力端P,N間には抵抗55とツエナダイオー
ド56との直列回路が接続され、このダイオード
56にはダイオード57とコンデンサ58との直
列回路が並列に接続される。そして、上記ダイオ
ード57とコンデンサ58との接続点はスイツチ
59の一端に接続される。さらに、上記出力端
P,N間には抵抗60とツエナダイオード61と
の直列回路が接続され、この抵抗60とダイオー
ド61との接続点62に電源31に同期した台形
波電圧が発生するようになつている。しかして上
記コンデンサ54には、疑似負荷回路33を構成
する抵抗63、単方向性サイリスタ64、および
疑似負荷となる抵抗65の直列回路が並列に接続
される。上記疑似負荷回路33の出力端となるサ
イリスタ64のカソードと抵抗65との接続点6
6は、ダイオード67および抵抗68,69を直
列に介して加算スイツチ36の一端に接続され
る。上記抵抗68,69の接続点と前記出力端N
との間には、コンデンサ70および抵抗71が並
列に接続される。ここに、上記ダイオード67、
抵抗68,69,71およびコンデンサ70は波
形整形回路34を構成している。しかして、加算
スイツチ36の一端と抵抗69との接続点は
NPN形トランジスタ72のベースに接続され、
このトランジスタ72のコレクタは抵抗73を介
して前記スイツチ59の他端に接続される。ま
た、上記トランジスタ72のベースとコレクタと
の間には、発振防止用のコンデンサ74と抵抗7
5との直列回路が接続される。そして上記トラン
ジスタ72のエミツタは、もう1つのNPN形ト
ランジスタ76のエミツタと共通に接続され、こ
の接続点は抵抗77を介して前記出力端Nに接続
される。上記トランジスタ76のコレクタは前記
スイツチ59と抵抗73との接続点78に接続さ
れ、ベースは可変抵抗79の摺動子に接続され
る。上記可変抵抗79の一端は抵抗80を介して
前記出力端Nに接続され、他端は抵抗81を介し
て上記接続点78に接続される。ここに、上記ト
ランジスタ72,76などは誤差増幅器37を構
成し、また上記可変抵抗79および抵抗80,8
1は基準電圧発生回路39を構成している。
誤差増幅器37の出力端となるトランジスタ7
2のコレクタと抵抗73との接続点82は、抵抗
83を介してNPN形トランジスタ84のベース
に接続され、このトランジスタ84のコレクタは
前記接続点62に接続される。上記トランジスタ
84のエミツタは、コンデンサ85を介して前記
出力端Nに接続されるとともに、抵抗86を介し
て前記出力端Pに接続され、さらにプログラマブ
ル・ユニジヤンクシヨン・トランジスタ(以後単
にPUTと略称する)87のアノードに接続され
る。上記PUT87のカソードは、パルストラン
ス88の1次コイルとNPN形トランジスタ89
とを直列に介して前記出力端Nに接続される。上
記トランジスタ89のベースは、抵抗90を介し
て前記接続点78に接続されるとともに、抵抗9
1を介して前記出力端Nに接続される。また上記
PUT87のカソードは、抵抗92とダイオード
93とを直列に介して前記サイリスタ64のゲー
トに接続され、この接続点は抵抗94を介して前
記接続点66に接続される。そして上記パルスト
ランス88の2次コイルは、前記サイリスタ32
のゲートと第1アノードとの間に接続される。一
方、上記PUT87のゲートは、抵抗95を介し
て前記出力端Nに接続されるとともに、ダイオー
ド96と抵抗97とを直列に介して前記接続点6
2に接続される。上記ダイオード96と抵抗97
との接続点は、ダイオード98を介して前記トラ
ンジスタ84のベースに接続される。ここに、上
記トランジスタ84、コンデンサ85、PUT8
7、パルストランス88、トランジスタ89およ
びダイオード96,98などはトリガパルス発生
回路41を構成している。
一方、前記フオトダイオード22のアノード
は、前記出力端Nに接続されるとともにオペアン
プ99の非反転入力端に接続される。また上記ダ
イオード22のカソードは、オペアンプ99の反
転入力端に接続されるとともに、帰還用抵抗10
0とコンデンサ101とを並列に介してオペアン
プ99の出力端に接続される。そして上記オペア
ンプ99の出力端は、もう1つのオペアンプ10
2の非反転入力端に接続される。上記オペアンプ
102の反転入力端は、抵抗103を介して前記
出力端Nに接続されるとともに帰還用可変抵抗1
04を介してオペアンプ102の出力端に接続さ
れる。そして上記オペアンプ102の出力端は、
可変抵抗105を介して加算スイツチ36の他端
に接続される。ここに、上記フオトダイオード2
2およびオペアンプ99,102などは光検出回
路38を構成している。
また、疑似負荷回路33の出力端、つまり前記
接続点66はオペアンプ106の非反転入力端に
接続され、このオペアンプ106の反転入力端は
自己の出力端に接続される。そして上記オペアン
プ106の出力端は、ダイオード107と抵抗1
08とを直列に介してもう1つのオペアンプ10
9の反転入力端に接続され、この接続点はコンデ
ンサ110と抵抗111とを並列に介して前記出
力端Nに接続される。ここに、上記ダイオード1
07、抵抗108,111およびコンデンサ11
0は波形整形回路112を構成している。また、
上記オペアンプ109の非反転入力端は基準電圧
設定用の可変抵抗113の摺動子に接続され、こ
の可変抵抗113の一端は抵抗114を介して前
記出力端Nに接続されるとともに、他端は抵抗1
15を介して前記接続点78に接続される。また
上記オペアンプ109の出力端は、抵抗116と
可変抵抗117とを直列に介して前記接続点78
に接続される。そして上記抵抗116と可変抵抗
117との接続点は、ダイオード118を介して
前記接続点82に接続される。ここに、上記オペ
アンプ106,109、可変抵抗113,11
7、ダイオード118および波形整形回路112
などは制限回路40を構成している。
このような構成において第3図の動作を説明す
る。まず、加算スイツチ36をオフ状態にした場
合について述べる。この場合、光検出回路38は
以下に説明する露光ランプ制御と無関係になる。
しかして今、スイツチ59をオンせしめると、ト
ランジスタ89のベースには接続点78の電圧を
抵抗90,91で分圧した電圧が印加され、この
トランジスタ89はオンする。また、トランジス
タ84のベースには接続点78の電圧が抵抗7
3,83を介して印加され、このトランジスタ8
4もオンする。これにより、コンデンサ85は上
記トランジスタ84を介して充電される。この充
電により、PUT87のアノード電圧がゲート電
圧以上になるとPUT87はオンとなり、パルス
トランス88の1次コイルにパルス電流が流れ
る。したがつてパルストランス88の2次コイル
にパルスが発生し、それがトリガパルスとなつて
サイリスタ32のゲートに印加される。これによ
りサイリスタ32はオンし、露光ランプ2を点灯
させる。またこのとき同時に、抵抗92とダイオ
ード93とを介してサイリスタ64のゲートにも
上記トリガパルスが印加され、よつてサイリスタ
64はオンして露光ランプ2の電圧に対応した電
圧を抵抗65の両端に発生させる。この発生電圧
はダイオード67、抵抗68,69,71および
コンデンサ70による波形整形回路34によつて
整形されることにより、露光ランプ2の実効値電
圧に対応した電圧となり、この電圧はトランジス
タ72のベースに印加される。このとき、トラン
ジスタ76のベース電圧よりもトランジスタ72
のベース電圧の方が低ければ、トランジスタ72
のコレクタ電圧は高くなり、よつてトランジスタ
84のベース電圧も高くなり、コンデンサ85の
充電タイミングが速くなる。これにより、PUT
87は速いタイミングでパルスを発生するのでサ
イリスタ32の導通角は増大し、よつて露光ラン
プ2は印加電圧が増加して光量が増加する。サイ
リスタ32の導通角の増大はサイリスタ64へフ
イードバツクされ、これによりトランジスタ72
のベース電圧は増加し、トランジスタ76のベー
ス電圧と同等になつたところでバランスがとれ
る。トランジスタ76のベース電圧は電源31の
電圧変動に対して一定に保持されているので、ト
ランジスタ72のベース電圧も一定になるよう
に、つまり露光ランプ2への印加電圧が一定とな
るように動作する。なお、露光ランプ2への印加
電圧を変えるときは、可変抵抗79によつてトラ
ンジスタ76のベース電圧(基準電圧)を変えれ
ばよい。
次に、加算スイツチ36をオン状態にした場合
について述べる。露光ランプ2からの光は原稿に
反射して感光体ドラム7へ導かれるが、その反射
光の一部はフオトダイオード22に入射する。こ
の光入射によつて生じるフオトダイオード22の
光検出電流は、オペアンプ99および抵抗100
によつて電圧変換され、それがオペアンプ102
によつて増幅される。そしてオペアンプ102の
出力電圧は、加算スイツチ36を介してトランジ
スタ72のベースに印加される。このとき、疑似
負荷回路33および波形整形回路34は前述した
ように動作し、波形整形回路34が所定の電圧を
出力するので、オペアンプ102の出力電圧は波
形整形回路34の出力電圧に加えられた状態でト
ランジスタ72のベースに印加される。原稿の地
肌が濃い場合は反射光量が少なく、光検出電流も
少ないのでトランジスタ72のベース電圧は低く
なる。したがつて、このときトランジスタ76の
ベース電圧よりもトランジスタ72のベース電圧
の方が低ければ、前述したように露光ランプ2へ
の印加電圧を増加させ、光量が増加するように制
御が行われる。露光ランプ2の光量が増加する
と、原稿からの反射光量が増加するので光検出回
路38の出力電圧も増加し、トランジスタ72,
76の各ベース電圧が同等になるように制御が行
われる。また一方、この状態において電源31の
電圧変動が生じれば、トランジスタ72,76の
各ベース電圧が同等にならなくなるので、前述し
たようにトランジスタ72,76の各ベース電圧
が再び同等になるように、つまり露光ランプ2の
印加電圧が一定となるように動作する。この結
果、電源電圧が変動しても露光ランプ2の印加電
圧が常に一定となり、また原稿の濃度に応じて露
光ランプ2の光量が自動的に変化し、感光体ドラ
ム7への入射光量が一定となるように制御が行わ
れる。これにより、電源電圧の変動あるいは種々
の原稿に対して常に最適な露光量を与えることが
でき、最適な複写が得られる。また、電源電圧の
変動による露光ランプ2の光量変化をも検出して
制御できるので、電源電圧の変動に対してもより
一層安定した動作が可能となる。
一方、制限回路40は次のように動作する。す
なわち、接続点66では露光ランプ2両端の電圧
に対応した電圧が得られるので、その電圧を電圧
フオロワであるオペアンプ106に供給し、その
出力を前記波形整形回路34と同様に波形整形回
路112によつて波形整形することにより、露光
ランプ2の実効値電圧に対応した電圧を比較器で
あるオペアンプ109に供給する。これにより露
光ランプ2への印加電圧が高くなると、オペアン
プ106の入力電圧が増加し、よつてオペアンプ
109の反転入力端への入力電圧も増加する。そ
して、可変抵抗113および抵抗114,115
で設定される基準電圧以上になると、オペアンプ
109はオン状態となり、ダイオード118のカ
ソード電圧は接続点78の電圧を抵抗116と可
変抵抗117とで分圧した値となる。この電圧が
〔接続点82の電圧−ダイオード118の順方向
降下電圧〕よりも低く設定してあるため、接続点
82の電圧、つまり誤差増幅器37の出力電圧は
制限される。このとき、オペアンプ109の非反
転入力端に与えられる基準電圧は可変抵抗113
により可変でき、またオペアンプ109がオン状
態でのダイオード118のカソード電圧は可変抵
抗117により可変できる。すなわち、可変抵抗
113と117とにより制限電圧を可変ならしめ
ているものである。これにより、露光ランプ2へ
の印加電圧は設定された所定の電圧以下に制限さ
れる。
このような動作を行う制限回路40を設けた理
由について述べる。一般に、商用交流電圧以下の
電圧を定格電圧とする露光ランプを使用する場
合、寿命などの点から露光ランプの印加電圧が定
格電圧以上とならないように制限する必要があ
り、このとき前述の制限回路40が必要となる。
また加算スイツチ36のオン状態時に原稿が真黒
な場合、あるいは原稿無しで原稿台1上の原稿カ
バーを開けた場合は、光検出回路38の出力電圧
が最低値(零ボルト付近)になるため、本制御装
置は露光ランプ2の電圧を上げようとする。しか
し、それでも原稿が真黒な場合は光検出回路38
の出力電圧は上がらない。このため、露光ランプ
2の両端には定格電圧を越えた電源電圧付近の電
圧が印加される。このため、上述の露光ランプの
場合に前述の制限回路40が必要となる。またこ
の場合、ランプ点灯直後は露光ランプ2の光量が
少なく、同様に光検出回路38の出力電圧が低い
ために前述の制限回路40が必要となるものであ
る。また、その制限値を可変にすることにより状
況に応じた制限電圧を任意に設定できるようにな
る。
なお前記実施例では、疑似負荷回路33の出力
を電圧生成回路35の出力として制限回路40へ
入力したが、波形整形回路34の出力を電圧生成
回路35の出力として制限回路40へ入力するよ
うにしてもよい。この場合、制限回路40内の波
形整形回路112は不要となる。
以上詳述したように本発明によれば、制限回路
によつて露光ランプへの印加電圧を制限し、その
制限値を可変ならしめるように構成したので、電
源電圧の変動あるいは種々の原稿に対して常に最
適な露光量が自動的に得られ、操作性が著しく向
上するとともに、露光ランプへの印加電圧を常に
所定の電圧以下に自動制限し得るなど、種々の効
果が得られる複写機の露光制御装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
電子複写機の概略構成を示す側面図、第2図は露
光制御装置の概略構成を示すブロツク図、第3図
は第2図の各回路を具体的に示す構成図である。 1……原稿台、2……露光ランプ、7……感光
体ドラム(感光体)、22……フオトダイオード
(光検出素子)、31……交流電源、32……サイ
リスタ、33……疑似負荷回路、34……波形整
形回路、35……電圧生成回路、36……加算ス
イツチ、37……誤差増幅器(比較器)、38…
…光検出回路、39……基準電圧発生回路、40
……制限回路、41……トリガパルス発生回路、
112……波形整形回路、113,117……可
変抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿を露光ランプによつて照射し、この照射
    による前記原稿からの光を感光体に導くことによ
    り画像露光するように構成された複写機におい
    て; 前記露光ランプ両端の電圧に対応した電圧を生
    成する電圧生成回路と; 前記原稿からの光を検出し、それを電圧信号に
    変換する光検出回路と; この光検出回路の出力電圧を前記電圧生成回路
    の出力電圧に加算する加算手段と; この加算手段で加算された電圧をあらかじめ設
    定される基準電圧と比較し、その比較結果に応じ
    た信号を出力する比較器と; 前記電圧生成回路の出力電圧を検出し、その出
    力電圧があらかじめ設定される所定値以上の場
    合、前記比較器の出力を所定値に制限し、かつそ
    の所定値は可変とされている制限回路と; 前記比較器の出力信号に応じて前記露光ランプ
    への印加電圧を制御する制御回路と を具備したことを特徴とする複写機の露光制御装
    置。
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JPH04131116A (ja) * 1990-09-25 1992-05-01 Sanyo Electric Co Ltd エアフィルタ
JPH0527442B2 (ja) * 1986-08-27 1993-04-21 Hitachi Seisakusho Kk

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