JPS6391375A - スルホニルイソチオ尿素誘導体 - Google Patents

スルホニルイソチオ尿素誘導体

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Publication number
JPS6391375A
JPS6391375A JP23878986A JP23878986A JPS6391375A JP S6391375 A JPS6391375 A JP S6391375A JP 23878986 A JP23878986 A JP 23878986A JP 23878986 A JP23878986 A JP 23878986A JP S6391375 A JPS6391375 A JP S6391375A
Authority
JP
Japan
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group
compound
salt
reaction
formula
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Pending
Application number
JP23878986A
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English (en)
Inventor
Takashi Kuragano
隆 倉賀野
Yoshiyuki Okada
嘉之 岡田
Isao Aoki
勲 青木
Nobuyuki Okajima
伸之 岡島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication of JPS6391375A publication Critical patent/JPS6391375A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、選択的除草活性を有する新規なスルホニルイ
ソチオウレア誘導体に関する。
本発明のスルホニルイソチオウレア誘導体(下記一般式
[I]で表わされる化合物またはその塩)は、除草剤と
して用いられる。
谷1中4古傷 これまで除草活性を有するスルホニルイソチオウレア誘
導体が報告されている(例えば特開昭56−65886
.同54−157579など)が、イソチオウレア基チ
オ基を有する本発明のスルホニルイソチオウレア誘導体
は全く記載されていない。
発明が解決しようとする問題点 除草剤として多数の薬剤が使用されてきているが、雑草
に対する殺草効果、作物に対する薬害、哺乳動物や魚貝
類に対する毒性、環境汚染の面などでまだ十分とはいえ
ない。したがって毒性が少なく、しかも雑草に対して殺
草効果を示すが作物に対しては薬害のない、いわゆる選
択性除草剤の出現が望まれている。
問題点を解決するための手段 本発明は優れた殺草活性を有し、しかも作物に薬害のな
い一般式 [式中、R1は置換されていてもよいフェニル基。
置換されていてもよいベンジル基または置換されていて
もよいピラゾール基を、R,、R,は低級アルキル基ま
たは低級アルコキシ基を、Qは炭化水素残基を、ZはC
HまたはNをそれぞれ示す]で表わされる化合物または
その塩に関する。
本発明の化合物[1]またはその塩は、イソチオウレア
骨格の硫黄原子上に基−5Q(式中、Qは前記と同意義
)を有するスルホニルイソチオウレア誘導体である点に
構造上の特徴が有り、この特定の化学構造に基づいて、
水田または畑地等の雑草に対して優れた選択的除草効果
を示す。
本発明は、このような優れた特徴を有する化合物[I]
またはその塩を提供するものである。
上記一般式中、R1で示される置換されていてもよいフ
ェニル基、置換されていてもよいベンジル基はベンゼン
環の任意の位置で任意の置換基で1ないし5個、好まし
くは工ないし3個置換されていてもよいフェニル基もし
くはベンジル基を示す。
該フェニル基又はベンジル基上の置換基としては、好ま
しくは例えば、低級アルキル基、低級アルケニル基、低
級アルキニル基、低級アルコキシ基。
アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、アラル
キルオキシ基、アシル基、アシルオキシ基、アシルアミ
ノ基、カルバモイル基、チオカルバモイル基、カルバモ
イルオキシ基、スルファモイル基、スルファモイルオキ
シ基、ハロゲン、カルボキシル基。
ヒドロキシ基、メルカプト基、低級アルキルアミノ基、
アリールアミノ基、アラルキルアミノ基、低級アルキル
−アリールアミノ基、ニトロ基、シアノ基。
アミノ基、スルホ基。
R4は有機残基を、Iは0,1.2を示す]で表わされ
る基等が用いられ、ここにおいて、低級アルキル基とは
炭素数1から6の直鎖状1分枝状もしくは環状のアルキ
ル基を意味し、例えばメチル、エチル、n−プ゛ロビル
、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、 5ec−
ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル。
5ee−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、シク
ロペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、シクロヘキ
シル等が用いられ、低級アルケニル基とは二重結合を1
ないし2個有する直鎖状9分枝状もしくは環状の炭素数
3から6のアルケニル基を意味−し、例えばアリル、イ
ソプロペニル、1−ブテニル、2−ペンテニル、2−へ
キセニル、シクロペンテニル。
シクロペンタジェニル、シクロへキセニル等が用いられ
、低級アルキニル基とは炭素数3から6のアルキニル基
を意味し、例えばプロパルギル、2−ブチニル、3−ブ
チニル、3−ペンチニル、3−へキシニル等が用いられ
、低級アルコキシ基とは炭素数1から6の直鎖状1分枝
状もしくは環状のアルコキシ基を意味し、例えばメトキ
シ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−
ブトキシ。
イソブトキシ、5ec−ブトキシ、 tert−ブトキ
シ、n−ペンチルオキシ、n−へキシルオキシ、シクロ
プロピルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロへキシ
ルオキシ等が用いられ、アリール基とは炭素数6から1
4のアリール基を意味し、例えばフェニル、ナフチル、
ビフェニリル等が用いられ、アリール基を意味し、例え
ばフェノキシ、ナフトキシ等が用いられ、アラルキル基
とは炭素数7から19のアラルキル基を意味し、例えば
ベンジル、フェネチル、フェニルプロピル、トリチル基
等が用いられ、アラルキルオキシ基とは、炭素数7から
19のアラルキルオキシ基を意味し、例えばベンジルオ
キシ、フェネチルオキシ、フェニルプロピルオキシ、ト
リチルオキシ等が用いられ、アシル基とは、有機カルボ
ン酸から誘導されるアシル基を意味し、例えば低級アル
キルカルボニル基、低級アルヶニルカルボラル基、アリ
ールカルボニル基、アラルキルカルボニル基、低級アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ア
ラルキルオキシカルボニル基、低級アルコキシカルボニ
ル−カルボニル基(ここにおいて低級アルキル、低級ア
ルケニル、アリール、低級アルコキシ、アラルキル基は
上記と同意義)、複素環オキシカルボニル基または複素
環カルボニル基(ここにおいて複素環基は例えばチェニ
ル、ベンゾチェニル、ピロリル、オキサシリル、ピペラ
ジニル−千アゾリル千アジアプリルピラゾリル、テトラ
ゾリル、オキサチイニル等の少なくとも硫黄原子(オキ
シド化されていてもよい)。
酸素原子、窒素原子(オキシド化されていてもよい)の
いずれか−個を含む5ないし6員複素環基を示す)が用
いられ、具体的には、例えばアセチル、プロピオニル、
ブチリル、ペンタノイルハキテノイル。ベンゾイル、ナ
フトイル、ベンジルカルボニル。
フェネチルカルボニル、メトキシカルボニル、エトキシ
カルボニル、n−プロポキシカルボニル、フェノキシカ
ルボニル、ベンジルオキシカルボニル、チェニルカルボ
ニル、ベンゾチェニルカルボニル、チェニルオキシカル
ボニル等が用いられ、アシルオキシ基とは、式A−0−
(Aは上記したアシル基を示す)で表わされる基を意味
し、具体的にはアセトキシ、プロピオニルオキシ、ブチ
リルオキシ、ペンタノイルオキシ、ヘキサノイルオキシ
、ベンジルカルボニルオキシ、フェネチルカルボニルオ
キシ。
ベンゾイルオキシ汁フトイルオキシ、チェニルカルボニ
ルオキシ、ベンゾチェニルカルボニルオキシ等が用いら
れ、アシルアミノ基とは上記アシル基で1ないし2個置
換されたアミノ基を意味し、具体的にはアセチルアミノ
、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、ベンゾイルア
ミノ、ベンジルカルボニルアミノ、チェニルカルボニル
アミノ、ジアセチルアミノ、メトキシカルボニルアミノ
、エトキシカルボニルアミノ、メトキシカルボニルカル
ボニルアミノ、エトキシカルボニルカルボニルアミノ、
ベンジルオキシカルボニルアミノ等が用いられハロゲン
とは、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等を意味し、
低級アルキルアミノ基とは、上記した低級アルキル基で
1ないし2個置換されたアミノ基を意味し、例えばメチ
ルアミノ、エチルアミノ、n−ブチルアミノ、ジメチル
アミノ、ジエチルアミノ。
ジ(n−ブチル)アミノ、シクロへキシルアミノ等が用
いられ、アリールアミノ基とは上記したアリール基で1
ないし2個置換されたアミノ基を意味し、例えばフェニ
ルアミノ、フェニルメチルアミノ等が用いられ、アラル
キルアミノ基とは、上記アラルキル基で1ないし2個置
換されたアミノ基を意味し、例えばベンジルアミノ、1
−フェニルエチルアミノ、2−フェニルメチルアミノ、
ベンズヒドリルアミノ、トリチルアミノ等が用いられ、
低級アルキル−アリールアミノ基とは上記した低級アル
キル基及び上記したアリール基で置換されたアミノ基を
意味し、例えばN−フェニル−N−メチルアミノ、N−
フェニル−N−エチルアミノ等が用いられ、R4で示さ
れる有機残基とは、例えば上記した低級アルキル基、低
級アルケニル基、低級アルコキシ基、アリール基、アリ
ールオキシ基、アラルキル基、アラルキルオキシ基、ア
シル基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、低級アルキ
ルアミノ基。
アリールアミノ基、アラルキルアミノ基、低級アルキル
−アリールアミノ基、複素環基等を意味する。
上記の低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキ
ニル基、低級アルコキシ基は、さらに例えば炭素数1か
ら4のアルキルチオ基(例、メチルチオ、エチルチオ、
n−プロピルチオ、イソプチルヂオ等)、炭素数6から
14のアリールチオ基(例、フェニルチオ等)、炭素数
7から19のアラルキル素、塩素、臭素、ヨウ素等)、
炭素数1から6のアルコキシ基(例、メトキシ、エトキ
シ、n−プロポキシ。
tert−ブトキシ、n−へキシルオキシ等)、ニトロ
基。
カルバモイル基、カルバモイルオキシ基、シアノ基。
スルファモイル基、スルファモイルオキシ基、カルボキ
シル基、ヒドロキシ基、上述したと同じアシルアミノ基
等で1ないし3個置換されていてもよい。
上記アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、ア
ラルキルオキシ基は、芳香環上にさらに例えば低級アル
キル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、低級ア
ルコキシ基、アシル基、アシルオキシ基、ニトロ基、シ
アノ基、ハロゲン、アシルアミノ基、炭素数1から4の
アルキルチオ基(例、メチルチオ、エチルチオ、n−プ
ロピルヂオ、tert−ブチルチオ)等で1ないし3個
置換されていてもよい。
ここにおいて低級アルキル基、低級アルケニル基。
低級アルキニル基、低級アルコキシ基、アシル基。
アシルオキシ基、ハロゲン、アシルアミノ基は上記と同
様なものが用いられる。
ルバモイルオキシ基、スルファモイル基、スルファモイ
ルオキシ基は、さらに例えば低級アルキル基。
低級アルコキシ基、アリール基、アラルキル基で1ない
し2個置換されていてもよい。ここにおいても低級アル
キル基、低級アルコキシ基、アリール基。
アラルキル基は上記と同様のものが用いられる。
R,で示される置換されたフェニル基及び置換されたベ
ンジル基における置換基のうち好ましくはアシルアミノ
基、低級アルコキシカルボニル基。
ハロゲンで1ないし3個置換されていてもよい低級アル
キル基、低級アルキル基で1ないし2個置換されていて
もよいスルファモイル基、ハロゲンで1ないし3個置換
されていてもよい低級アルコキシ基、シアノ基、ハロゲ
ン、ニトロ基、低級アルキルスルホニル基である。
バB [式中、RAは、アシルアミノ基、低級アルコキシカル
ボニル基、ハロゲンで1ないし3個置換されていてもよ
い低級アルキル基、低級アルキル基で1ないし2個置換
されていてもよいスルファモイル基、ハロゲンで1ない
し3個置換されていてもよい低級アルコキシ基、シアノ
基、ハロゲン、ニトロ基、低級アルキルスルホニル基ま
たはアシル基を、RBは水素原子、ハロゲン、低級アル
キル基またはニトロ基を、nは0またはlを示すコで表
わされる基であり、最も好ましくはnが0の時。
RAは低級アルコキシカルボニル基、ハロゲン又は低級
アルキル基を、RBは水素原子を示し、nが1の時、R
Aは低級アルコキシカルボニル基又はハロゲンを、RB
は水素原子を示す。
ここにおいて、RAで示されるアシルアミノ基。
低級アルコキシカルボニル基、ハロゲンでlないし3g
置換されていてもよい低級アルキル基、低級アルキル基
で1ないし2個置換されていてもよいスルファモイル基
、ハロゲンで1ないし3個置換されていてもよい低級ア
ルコキシ基、ハロゲン、低級アルキルスルホニル基また
はアシル基、及びRBで示されるハロゲン、低級アルキ
ル基はRIで定義されてものと同様のものが用いられる
R2で示される置換されていてもよいピラゾール基にお
けるピラゾール、基としては、ピラゾール−3−イル基
、ピラゾール−4−イル基又はピラゾール−5−イル基
、好ましくはピラゾール−5−イル基が用いられ、これ
らのピラゾール基は任意の置換基で1ないし3個任意の
位置に置換されていてもよい。
これらのピラゾール基土の置換基としては、上記R,で
示される置換されたフェニル基又は置換されたベンジル
基における置換基と同様のものが用いられるが、好まし
くは低級アルキル基、低級アルキル基で1ないし2個置
換されていてもよいカルバモイル基、低級アルコキシカ
ルボニル基、カルボキシル基またはハロゲンであり、よ
り好ましくは、低級アルキル基または低級アルコキシカ
ルボニル基である。このうち特に好ましくは、例えばメ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、t−ブチルなどの直鎖もしくは分岐状の炭素数1か
ら4の低級アルキル基又は例えばメトキシカルボニル、
n−ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル等の
炭素数lから4の低級アルコキシカルボニル等である。
R3またはR5で示される低級アルキル基、低級アルコ
キシ基は、R,で定義されたものと同様のものが用いら
れる。このうち、好ましくはそれぞれ炭素数lから4の
低級アルキル基(例、メチル。
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル。
tert−ブチル)または炭素数1から4の低級アルで
ある。最も好ましくはR* 、 Rsがそれぞれメチル
基またはメトキシ基である。
Qで示される炭化水素残基とは直鎖0分枝状、環状の、
二重結合、三重結合を有することもできる脂肪族基、ア
リール基あるいはアラルキル基を意味し、これらは適当
な置換基でlから5個好ましくは1から3個置換されて
いてもよい。
ここにおいて炭化水素残基は、具体的には低級〒1!、
4 +1. 就7I′ctan、 ? II、J+ −
+1.丘/EaTL−P ++、−)−−n、箆アリー
ル基、アラルキル基を意味し、低級アルキル基とは炭素
数1から6の直鎖状9分枝状もしくは環状のアルキル基
を意味し、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、イソブチル、5ec−ブチル、
tert−ブチル、n−ペンチル。
5ee−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、シク
ロペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、シクロヘキ
シル等が用いられ、低級アルケニル基とは二重結合を1
ないし2個有する直鎖状1分枝状もしくは環状の炭素数
3から6のアルケニル基を意味し、例えばアリル、イソ
プロペニル、1−ブテニル、2−ペンテニル、2−へキ
セニル、シクロペンテニル。
シクロペンタジェニル、シクロへキセニル等が用いられ
、低級アルキニル基とは炭素数3から6のアルキニル基
を意味し、例えばプロパルギル、2−ブチニル、3−ブ
チニル、3−ペンチニル、3−ヘキシニル等が用いられ
、アリール基とは炭素数6から14のアリール基を意味
し、例えばフェニル、ナフチル、ビフェニリル等が用い
られ、アラルキル基とは炭素数7から19のアラルキル
基を意味し、例えばベンジル、フェネチル、フェニルプ
ロピル、トリチル等が用いられる。
上記の低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキ
ニル基は、さらに例えば炭素数1から4のアルキルチオ
基(例、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、
イソブチルチオ等)、炭素数6から14のアリールチオ
基(例、フェニルチオ等)、炭素数7から19のアラル
キルチオ基(例、ベンジルチオ等)、ハロゲン(例、フ
ッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、炭素数1から6のアル
コキシ基(例、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、
 tert−ブトキシ、n−へキシルオキシ等)、ニト
ロ基、カルバモイル基。
カルバモイルオキシ基、シアノ基、スルファモイル基、
スルファモイルオキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシ
基、上述したと同じアシルアミノ基等で置換されていて
もよい。
上記アリール基、アラルキル基は、芳香環上にさらに例
えば低級アルキル基、低級アルケニル基。
低級アルキニル基、低級アルコキシ基、アシル基。
アシルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン、アシ
ルアミノ基、炭素数1から4のアルキルチオ基(例、メ
チルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、 tert
−ブチルチオ)等で置換されていてもよい。ここにおい
て低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル
基、低級アルコキシ基、アシル基、アシルオキシ基、ハ
ロゲン、アシルアミノ基は上記と同様なものが用いられ
る。
Qは好ましくは低級アルキル基、または低級アルキル基
もしくはニトロ基で置換されたアリール基である。Zは
好ましくはCHである。
化合物[1]は分子中にたとえばアミノ基のような塩基
性基を有する場合、例えば、トリフルオロ酢酸、メタン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸。
ギ酸等の有機酸、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸との酸
付加塩を形成していてもよい。
化合物[13は、分子中にメルカプト基、ヒドロキシ基
、スルホ基、カルボキシル基等が存在する場合、例えば
アルカリ金属(例えばナトリウム、カリウムなど)、ア
ルカリ土類金属(例えばカルシウムチルアミン、ter
t−ブチルジメチルアミン、ジベンジルメチルアミン、
ベンジルジメチルアミン、N。
N−ジメチルアニリン、ピリジン、キノリンなどの有機
塩基との塩を形成していてもよい。
化合物[1]またはその塩は、極めて低薬量で広範囲の
雑草、例えば、タイヌビエ、タマガヤツリ。
イヌホタルイ、コナギ、ウリカワ、マツバイ、ミズガヤ
ツリ、クログワイ、ヘラオモダカ、オモダカ、タイワン
ヤマイ、アゼナ、キカシグサ、ヒルムシロ、チョウジタ
デ、ミゾハコベ等の水田雑草、メヒシバ、エノコログサ
、アオビユ、イチビ、アカザ、イヌタデ。
スベリヒュ、アメリカキンゴジガ、シロバナチョウセン
アサガオ、マルバアサガオ、オナモミ、ヒメイヌビエ、
オオクサキビ、セイバンモロコシ、ハマスゲ、カラスム
ギ、ブラックグラス、ウマノチャヒキ。
コハコベ、カラシナ類、エビスグサ、カミツレツユクサ
等の畑地雑草に対して優れた殺草力を有するのみならず
、稲、小麦、大麦、トウモロコシ、大豆等の作物に対し
て薬害は極めて少なく、高い安全性化合物[I]または
その塩は、水田雑草に優れた殺草効果を示し稲に対して
は薬害をほとんど示さないので、水田用除草剤として好
適であり、又畑地雑草に対しても優れた殺草効果を示し
、大豆。
とうもろこし等の栽培作物に対してはほとんど薬害を与
えないので畑地用除草剤として有用である。
化合物[1]またはその塩は、作物と各種雑草との間に
優れた選択的除草効果を示し、哺乳動物や魚貝類に対し
て低毒性で、環境を汚染することもなく、水田、畑、果
樹園或いは非農耕地用の除草剤として極めて安全に使用
することができる。
化合物[1]またはその塩を除草剤として使用するにあ
たっては、一般の農薬のとりうる形態、即ち、化合物[
1]またはその塩の1種又は2種以上を使用目的によっ
て適当な液体担体に溶解するか分散させるか、または適
当な固体担体と混合するか吸着させ、乳剤、油剤、噴霧
剤、水和剤、粉剤、DL型粉剤1粒剤、微粒剤、微粒剤
F1錠剤などの製剤として使用する。これらの製剤は必
要に応じ、乳化剤0分散剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤、
粘漿剤、安定剤などを添加してもよく、自体公知の方法
で調製することができる。使用する液体担体(溶剤)と
しては、例えば水、アルコール類(例、メタノール、エ
タノール、n−プロパツール、イソプロパツール、エチ
レングリコール等)、ケトン類(例、アセトン。
メチルエチルケトン等)、エーテル類(例、ジオキサン
、テトラヒドロフラン、エチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、
プロピレングリコールモノメチルエーテル等)、脂肪族
炭化水素類(例、ケロシン。
灯油、燃料油1機械油等)、芳香族炭化水素類(例、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ。
メチルナフタレン等)、ハロゲン化炭化水素類(例、ジ
クロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等)、酸アミ
ド類(例、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド等)、エステル類(例、酢酸エチルエステル、酢酸ブ
チルエステル、脂肪酸グリセリンエステル等)、ニトリ
ル類(例、アセトニトリル、プロピオニトリル等)など
の溶媒が適当であり、これらは1種または2種以上を適
当な割合で混合して使用する。
固体担体(希釈・増量剤)としては、植物性粉末(例、
大豆粉、タバコ粉、小麦粉、木粉等)、鉱物性粉末(例
、カオリン、ベントナイト、酸性白土等のクレイ類、滑
石粉、ロウ石粉等のタルク類、珪藻土、雲母粉などのシ
リカ類等)、アルミナ、硫黄粉末、活性炭などが適当で
あり、これらは1種又は2種以上を適当な割合で混合し
て使用する。
乳化剤、展着剤、浸透剤1分散剤などとして使用される
界面活性剤としては、必要に応じて石けん類、ポリオキ
シエチレンアルキルアリールエーテル類(例、ノイゲン
、イー・ニー142(E、A142戸第−工業製薬(株
)製)、ポリオキシエチレンアリールエステル類(例、
ノナール0.東邦化学(昧)製)、アルキル硫酸塩類(
例、エマール■       ■ 10 、エマール40  、花王石鹸(株)製)、アル
キルスルホン酸塩類(例、ネオゲン[F]、ネオゲンT
o館−T悠vJM(株)載・ネオペレ・クス■花王石鹸
(株)製)、ポリエチレングリコールエーテル類(例、
ノニボール85 、ノニボールtoo票)二ボール16
0  、三洋化成(株)製)、多価アルコールエステル
類(例、トウイーン20■、トウイーン80■、花王石
鹸(株°)製)などの非イオン系剤などは1から90重
量%程度が適当であり、油剤、粉剤、DL型型剤剤どと
しては0.01からIO重量%程度が適当であり、微粒
剤、微粒剤F9粒剤としては0.05からIO重量%程
度が適当であるが、使用目的によっては、これらの濃度
を適宜変更してもよい。乳剤、水和剤などは使用に際し
て、水などで適宜希釈増量(たとえば100〜1000
00倍)して散布する。
化合物[1]またはその塩を除草剤として用いる場合の
使用量は、適用場面、適用時期、施用方法。
対象草種、栽培作物等により差異はあるが一般にアール
当り0.05から50g程度、好ましくは0.1から5
g程度、畑地1アール当り0.05から20g程度、好
ましくは0.1から5g程度である。
化合物[1]またはその塩は水田雑草用としては、発芽
前土壌処理あるいは発芽後茎葉兼土壌処理剤として使用
するのが適当である。
例えば本発明の除草剤は、田植直後或いは田植2〜3週
間後でも薬害をほとんど発現することなく安全に使用で
き、長期にわたって効果が持続する。
化合物[1]またはその塩は畑地雑草用としては発芽前
土壌処理或いは発芽後茎葉処理するのが適当である。
本発明の除草剤は必要に応じ他種の除草剤、植物成長調
整剤、殺菌剤(例、有機塩素系殺菌剤、有機イオウ系殺
菌剤、アゾール系殺菌剤、抗生物質など)、殺虫剤(例
、ピレスロイド系殺虫剤、有機リン系殺虫剤、カルバメ
ート系殺虫剤など)、その他殺ダニ剤、殺線虫剤、共力
剤、誘引剤、忌避剤1色素、肥料などを配合し、混合使
用することができる。
化合物[1コまたはその塩は、自体公知の方法[例、特
公昭60−14023.ケミカル・アンド・ファーマシ
ュウティカル・ブレタン(Chew。
Pharm、Bull、)第18巻 235頁(197
0年)等に記載の方法]に従って製造することができる
。例えば化合物El]またはその塩は、一般式[式中の
記号は前記と同意義]で表わされる化合物またはその塩
と一般式 %式%[[[] [式中、Yは脱離基を、Qは前記と同意義を示す]で表
わされる化合物またはその塩とを反応させることにより
製造される。
Yで示される脱離基としては、好ましくはハロゲン(例
、塩素、臭素等)、スクシンイミド基、アミジノチオ基
(−9−C−NH*)等が用いられる。
H 化合物[I[[]のうち好ましいものを具体的に示せば
、S−メチルチオイソチオウレア、S−ベンジルチオイ
ソチオウレア、N−メチルチオスクシンイミド、N−フ
ェニルチオスクシンイミド、メチルスルフェニルクロラ
イド、フェニルスルフェニルクロライド等である。
化合物[1]またはその塩と化合物[II[]またはそ
の塩とを反応させる割合は反応に支障のない限りいかな
る割合でもよいが通常、化合物[U]またはその塩1モ
ルに対して化合物[III]またはその塩約0.8から
5モル、好ましくは約1から1.5モルである。
反応は一般に反応を阻害しない溶媒中で行われる。適当
な溶媒としては、反応に不活性な溶媒、例えば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ニトロベンゼン、クロルベン
ゼン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホ
ルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、エチルエ
ーテル、ジオキサン、イソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン(以下T HFと略記)等のエーテル類、ア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン類、アセトニト
リル。
ムアミド(以下DMFと略記)、ジメチルアセトアミド
(以下DMACと略記)、ヘキサメチル燐酸トリアミド
(以下HMPAと略記)等のアミド類、酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、ジメチルスルホ
キシド(以下DMSOと略記)等のスルホキシド類等が
用いら°れる。これらの溶媒は必要に応じIMあるいは
2M以上任意の割合で混合して用いてもよい。
本反応は反応を円滑に進行させるために塩基の存在下に
行なってもよい。適当な塩基としては、例えばアンモニ
ア、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の水酸化アル
カリ金属、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類金
属、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸アルカリ金
属、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の炭酸水
素アルカリ金属、炭酸カルシウム等の炭酸アルカリ土類
金属等の無機塩基、イミダゾール、トリアゾール、ピリ
ジン、コリジン、キノリン、トリエチルアミン、トリー
n−プロピルアミン、N、N−ジメチルベンジザビシク
ロ[5,4,0]−7−ウンデセン(以下DBUと略記
する)、 1.4−ジアザビシクロ[2,2゜2コオク
タン(以下DBOと略記する)、1.5−ジ機塩基が用
いられる。
反応温度は約−20から100℃の範囲で反応が進行す
る温度を選びうるが、一般に約0から50℃が適当であ
る。反応時間は比較的短く、10分ないし6時間程度で
ある。
原料化合物[II]またはその塩は塩基の存在下に異性
化して一般式 [式中、M+はアルカリ金属、イオン、 1/2 X”
 (Xはアルカリ土類金属を示す)またはアンモニウム
イオン、他の記号は前記と同意義を示すコで表わされる
化合物またはその塩として存在することもある。
上記式において、M+で表わされるアルカリ金属イオン
におけるアルカリ金属としては例えばリチウム、ナトリ
ウム、カリウム等が用いられ、l/2X”(Xはアルカ
リ土類金属を示す)におけるアルカリ土類金属としては
、例°えばマグネシウム、カルシウム、バリウム等が用
いられ、アンモニウムイオンとしては、例えば前記した
有機三級アミンにプロトンが結合したアンモニウムイオ
ン等が用いられる。化合物[■′]またはその塩は自体
公知の方法に従って単離した後、本反応の原料化合物と
して用いてもよい。
また、得られる化合物が遊離酸または遊離塩基である場
合には、常法に従って対応する塩へ変換してもよく、得
られる化合物が塩である場合は常法に従って対応する遊
離酸または遊離塩基へ変換してもよい。
このようにして得られる化合物[I]又はその塩は自体
公知の手段、たとえば減圧濃縮、溶媒抽出。
液性変換、転溶、塩析、晶出、再結晶、クロマトグラフ
ィーなどによって単離精製することができる。
原料化合物[■]はまたはその塩は、例えば特願昭60
−240258.特願昭61−67821等に記載の方
法もしくはこれに準する方法により容易に製造すること
ができる。例えば化合物[11]またはその塩は一般式 %式%[ で表わされる化合物またはその塩と一般式で表わされる
化合物またはその塩 [上記式中、Y’、Y″は一方がアミノ基で他方が、式
−NH−C−OR(式中、Rは炭化水素残基I を示す)で表わされる基らしくは式−N=C=Sで表わ
される基を、他の記号は前記と同意義を示す]とを反応
させることにより製造される。Rで同様のものが用いら
れる。
さらに詳しくは化合物[11]またはその塩は下記の製
造法1〜5のいずれかの方法によって製造することがで
きる。
なお下記に示す化合物[1%”]、[IV″’]、[Y
″コ。
[Va″]、[V″′]、[■]、[■]の塩としては
上記した化合物[1]の塩と同様のものが用いられる。
製造法l 化合物 [n] [上記式中の記号は前記と同意義を示すコ本反応におい
て、化合物[V’]は化合物[■′〕またはその塩1モ
ルに対して約0.8から3モル、好ましくは約0.9か
ら1.3モル用いる。
本反応は通常、反応に不活性な溶媒中で行なわトルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、エ
チルエーテル、イソプロピルエーテル、ジオキサン、T
HF等のエーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリ
ル等のニトリル類、酢酸エチル等のエステル類、石油エ
ーテル、石油ベンジン、ヘキサン等の炭化水素類、アセ
トン、メチルエチルケトン等のケトン類が単独で又は混
合して用いられる。
本反応は塩基の存在下に行なってもよい。適当な塩基と
しては、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン等
のトリ(炭素数1から6のアルキル)置換アミン、ピリ
ジン、γ−コリジン、DBU。
DBO,DI3N等の第三級アミン類等の有機塩基、例
えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の水酸化ア
ルカリ金属、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類
金属、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸アルカリ
金属、炭酸水素カリウム。
炭酸水素ナトリウム等の炭酸水素アルカリ金属、炭酸カ
ルシウム等の炭酸アルカリ土類金属等の無機塩基が用い
られる。塩基は化合物[V’]1モルに対して約0.8
から1.2モル使用してもよい。
反応温度は約0から150℃の範囲で反応の進行する温
度を選びうるが、一般に約10から60℃が適当である
。反応は30分からlO時間程度で完結し、その終了は
薄層゛クロマトグラフィー。
高速液体クロマトグラフィー等によって確認する二とが
できる。
製造法2 ↓ 化合物 [11] [式中の記号は前記と同意義を示すコ Rで示される炭化水素残基は好ましくは炭素数1から3
の低級アルキル基(例、メチル、エチル、n〜プロピル
、イソプロピル)、炭素数6から12のアリール基(例
、フェニル、クロロフェニル、トリル、ビフェニリル)
等である。本反応は上記製造法lと同様に実施すること
ができる。
本反応においては、原料化合物[V″コの代りに一般式 [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
物を用いてもよい。反応は化合物[V″コを用いる場合
と同様に行なうことができる。
製造法3 化合物 [I[] [上記式中の記号は前記と同意義を示すコ化合物[V″
′コは、例えばトリフルオロ酢酸、メの有機酸、塩酸、
硫酸、リン酸等の無機酸との酸付加塩を形成していても
よい。
本反応において、化合物[■″コは化合物[V″′コま
たはその塩1モルに対して約0.8から3モル、好まし
くは約0.9から1.3モル用いる。
本反応は通常、反応に不°活性な溶媒中で行なわれる。
適当な溶媒としては、例えば、ベンゼン。
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水
素類、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、ジオキ
サン、THF等のエーテル類、アセトニトリル、プロピ
オニトリル等のニトリル類、酢酸エチル等のエステル類
、石油エーテル、石油ベンジン、ヘキサン等の炭化水素
類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類が単独
でまたは混合して用いられる。本反応は塩基の存在下に
行なってもよい。適当な塩基としては、例えばDBU。
DBO,DBN、)ジエチルアミン。トリーn−プロピ
ルアミン、ピリジン等の有機塩基、ナトリウム−y 二
L’ +I+At/I+上L II ^) 憧+7nt
W1mttふI ml % 、+−れる。
塩基は化合物[V″′]またはその塩1モルに対して通
常約0.8から2.5モル用いてもよい。
反応温度は約0から150℃の範囲で反応の進行する温
度を選びうるが、一般に約lOから100℃が適当であ
る。反応は30分からlO時間程度で完結し、その終了
は薄層クロマトグラフィー。
高速液体クロマトグラフィー等によって確認することが
できる。
製造法4 [式中の記号は前記と同意義を示す〕 本反応は製造法3と同様に実施することができる。
製造法5 上記式中、R+lよ前記と同意義、Halは例えば塩素
、臭素等のハロゲンを示す。
反応の第1段階は、化合物[IV’コまたはその塩と化
合物[VI]との反応による化合物[■コまたはその塩
の製造工程である。
原料の化合物[VI]は化合物[IV’コまたはその塩
1モルに対して約0.8から2モル用いる。本反応は、
通常反応に不活性な溶媒中で行なわれる。
適当な溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホ
ルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、エチルエ
ーテル、イソプロピルエーテル、ジオキサン、T)(F
等のエーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリル等
のニトリル類、酢酸エチル等のエステル類、石油エーテ
ル、石油ベンジン、ヘキサン等の炭化水素類等が単独で
又は混合して用いられる。
本反応は塩基の存在下に行なってもよい。適当な塩基と
しては、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン等
のトリ(炭素数1から6のアルキル)置換アミン、ピリ
ジン、γ−コリジン、DBU。
DBO,DBN等の第三級アミン類等の有機塩基、例え
ば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の水酸化アル
カリ金属、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類金
属、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸アルカリ金
属、炭酸水素カリウム。
炭酸カルシウム等の炭酸アルカリ土類金属等の無機塩基
が用いられる。塩基は、化合物[■]1モルに対して約
0.8から1.2モル用いてもよい。
反応温度は約0から100℃である。反応時間は1から
10時間程度である。
このようにして得られる゛化合物[■コまたはその塩は
反応溶液のまま次反応に供してもよく又、自体公知の手
段により単離精製した後、次反応の原料として用いても
よい。
反応の第2段階は化合物[■コまたはその塩と低級アル
コールとの反応による化合物[■](但し、R1は前記
と同意義、R* 、 Rsはそれぞれ低級アルコキシ基
を示す)の製造工程である。
本反応において、低級アルコールとしては、メタノール
、エタノール、n−プロパツール、 tert−ブタノ
ール、n−ヘキサノール等の炭素数lから6のアルコー
ル類が用いられる。
低級アルコールは、化合物[■]またはその塩1モルに
対して約2から10モル用いるが、大過剰用hff+羊
1っ6Xテかど 洩ht!、本hziって田い?af。
よい。
本反応は、反応に不活性な溶媒中で行なってもよい。適
当な溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、エチルエー
テル、ジオキサン、THF等のエーテル類、アセトン、
メチルエチルケトン等のケトン類、アセトニトリル、プ
ロピオニトリル等のニトリル類、DMF、DMAC,H
MPA等のアミド類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエス
テル類、DMSO等のスルホキシド類が単独でまたは混
合して用いられる。
反応温度は約室温から120℃である。反応時間は30
分からlθ時間程度である。
このようにして得られる化合物[11]またはその塩は
自体公知の単離精製手段、例えば、濃縮、減圧濃縮、減
圧蒸留、液性変換、転溶、塩析、溶媒抽出。
結晶化、再結晶、クロマトグラフィー等により単離精製
することができる。
製造法1〜5の反応により得られる化合物[n]お鉢棲
命傘瘤は分子中に酸性基 (5OzNHC)を有し、したがって反応にI おいて塩基を用いた場合には塩基との塩として存在する
こともある。このような場合には必要に応じて、たとえ
ば塩酸、硫酸、リン酸、硝酸などの無機酸、ギ酸、酢酸
、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸などの有
機酸を添加することにより遊離型に導くことができる。
化合物[IL]が遊離型で得られる場合、上記した塩基
を加えて塩基塩とすることができ、又上記した無機酸や
有機酸を加えて酸付加塩とすることもできる。化合物[
11[]またはその塩は公知か自体公知の方法に従って
製造することができる。
上記化合物[n]またはその塩の原料化合物である化合
物[IV ’]またはその塩は自体公知の方法またはこ
れに準する方法により容易に製造される。
例えば化合物 [■′]またはその塩は下記の図式で示
される方法により容易に製造することができる。
Rt−SOx−Hal    −」チー−→  化合物
[■′][■] [上記式中の記号は前記と同意義を示す]本反応は化合
物[■コまたはその塩とアンモニアとを反応させること
により行なわれる。
アンモニアは化合物[■]またはそ誘ζ<モルに対して
約1から100モル、好ましくは約2から30モル用い
る。
反応は通常溶媒中で行なわれる。適当な溶媒としては、
例えば、水、メタノール、プロパツール。
ブタノール等のアルコール類、ジメチルスルホキシド、
DMP、DMAC,メチルセロソルブ、ジメチルセロソ
ルブ、ジエヂレングリコールジメチルエーテル等のグラ
イム類、ジオキサン、THF。
アセトニトリル等の極性溶媒、または、これらの混合溶
媒、または、これらの極性溶媒とクロロホルム、ジクロ
ロメタン等の非極性溶媒との混合物を用いることができ
ろ。反応温度は特に限定されないが、通常−40から5
0℃程度にまで加熱して行なわれる。反応時間は通常、
数分ないし24時間程度である。
化合物[■コまたはその塩は、自体公知の方法[例、ジ
ャーナル オブ ザ ケミカル ソサイアティ(Jou
rnal or The Chemical 5oci
ety) 1958年2903頁; ジャーナル °オ
ブ オーガニックケミストリー(Journal  o
f Organic Chemistry)第25巻1
824頁(1960年); オーガニック ファンクシ
ョナル グループ プレパレイションズ(Organi
c Functional Group Prepar
ations)第1巻516頁(1972年)、アカデ
ミツク プレス、ニューヨーク アンド ロンドン: 
特開昭60−4556゜ジャーナルオブアメリカンケミ
カルソサイアティ(J、 A+++、Chem、 So
c、)第58巻1348頁(1936年)]またはこれ
に準する方法により製造される。
化合物[V’]、[V″]、[Va″コ及びこれらの塩
は例えば特開昭51−143686.テトラヘドロン(
Tet rahedron)第29巻 691頁(19
73年)。
特願昭60−240258等に記載の方法もしくはこれ
に準する方法により客見に製造オ乙こ)−h<−r−、
ix−化合物[■″]はアンゲバンデヘミー インター
ナショナル エディジョン(Angewandte  
Chemie。
International  Edition)第4
巻 430頁(1965年); アルキーフ デアファ
ルマツイ(Archiv derPharmazie)
第299巻174頁(1966年);ケミカルアブスト
ラクツ(Chemfcal Abstracts)第6
4巻15783e(1966年);へミッシェ ベリヒ
テ(Chemische Berichte)第99巻
2885頁(1966年)に記載の方法或いはこれに準
する方法により容易に製造される。化合物EV”]また
はその塩は自体公知の方法により製造される。
以下の参考例、実施例で用いられる下記の記号は次のよ
うな意義を有する。
S:シングレット d:ダブレット tコトリブレット
q:カルチット m:マルチプレット br、 :幅広
い参考例! 5−(2−メトキシカルボニルベンジル)イソチオ尿素
 塩酸塩 2−クロロメチル安息香酸メチル196gとチオ尿素8
3.7gをエタノール500旙に溶解し、4時間加熱還
流する。反応液を減圧上濃縮し、得られる残留物にイソ
プロピルアルコール300旙を加え析出する結晶をろ取
、乾燥すると標記化合物112.8gが得られる。
mp、196〜198℃ NMR(da−DMSO)δpp’m、  3.86(
3H,s)、 4.77(21(、s)、 7.3〜8
.2(4)1.m)、 9.34(48,br、s)参
考例2 2−メトキシカルボニルベンジルスルホンアミド 参考例!で得られる5−(2−メトキシカルボニルベン
ジル)イソチオ尿素塩酸塩125gを水2.4gと酢酸
0,8eの混合液に溶解し、−5〜θ℃で攪拌しながら
塩素ガスを飽和になるまで吹き込む。析出する結晶をろ
取、冷水で洗浄後、乾燥する。
この結晶80.6gをジクロロメタン300tn1.に
溶解し、−5〜0℃でアンモニア水(濃アンモニア水7
0−と水70−の混合液、以下同じ)を滴下し、冷却下
2,5時間攪拌する。反応液に水150M1を加え、有
機層を分液し、冷水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥する。ジクロロメタンを留去すると標記化合物45.
7gが得られる。
mp、  79〜81”C N’M R(CD Cls)δppa+、  3.92
(3H,s)、 4.74(2H。
s)、 4.90(2H,s)、 7.2〜8.5(4
H,+n)参考例3 5−クロル−1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボ
ン酸エチル 濃塩酸90滅、酢酸90me及びリン酸191n1の混
合液に5−アミノ−1,3−ジメチルピラゾール−4−
カルボン酸エチル16.6gを溶解し、=4から一5℃
に冷却する。これに攪拌しながら水16dに溶かした亜
硝酸ナトリウム6.9gを40分で滴下し、ジアゾニウ
ム塩溶液を調製する(ジアゾ化反応)。一方、濃塩酸1
00蔵に3から5℃に冷却下、水23.5dに溶解した
亜硫酸水素ナトリウム11.1gを滴下し、次いで硫酸
銅・5水塩2.5gを加える。この液を0から3℃に保
ち、溶解した亜硫酸水素ナトリウム460gを同時に滴
下する。同温度で1時間攪拌し、ついで反応液を氷水1
12にあけ、クロロホルムで抽出する。抽出液を飽和食
塩水、飽和炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水で順次洗
浄後無水硫酸ナトリウムで乾燥する。クロロホルムを留
去すると黄橙色油状物質18.6gが得られる。これを
減圧蒸留すると、無色油状の標記化合物が得られる。
bp、97〜98℃10.3+a+aHgI RvC液
膜)cm−’: 1708.152g、 1295.1
242゜1122、1085 参考例4 5−ベンジルチオ−1,3−ジメチルピラゾール−4−
カルボン酸エチル 60%(JAN)油性水素化ナトリウム2.3gをn−
ペンタンで洗浄後DMP30−を加える。10℃以下に
冷却下ベンジルメルカプタン7.2gを滴下し、続いて
Oから8℃に保ちなから5−クロル−1,3−ジメチル
ピラゾール−4−カルボン酸二:f++1.  l  
I   りnf−rILT D  +  l’l −/
l +−’Iすに4!++−シkLdn分で滴下する。
同温度で1時間、さらに室温で30分攪拌後水300滅
にあける。析出する結晶をろ取し、水洗、乾燥すると標
記化合物15.7gが得られる。
mp、51〜53℃ n−ヘキサンから再結晶するとmp、57〜58℃の無
色結晶が得られる。
I Rν(ヌジョール)cm−’: 1700,150
5.1250.1130参考例5 5−アミノスルホニル−1,3−ジメチルピラゾール−
4−カルボン酸エチル (1) 5−ベンジルチオ−1,3−ジメチルピラゾー
ル−4−カルボン酸エチル31.5gを酢酸200dに
溶解し、さらに水125蔵を加える。
lから4℃に冷却下攪拌しながらこれに塩素ガスを50
分間吹き込む。その後0℃で40分攪拌し、反応液を氷
水tQにあける。酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗
浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥する。酢酸エチルを留
去し、残留物を減圧蒸留するとbp、115〜119℃
10.25〜0.3ff1mHgの5−クロルスルホニ
ル−1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボン酸エチ
ル26.4gが得られる。
IRν(液膜)cm−’: 1724,1392,12
55,1190.1115(2)(1)で得られる5−
クロルスルホニル−1゜水25−に5から7℃で滴下す
る。同温度で!時間攪拌後減圧下濃縮乾固し、酢酸エチ
ルを加えて不溶物をろ去し、ろ液を減圧上濃縮する。n
−ヘキサンで希釈後水冷すると結晶が析出する。これを
ろ取、乾燥すると標記化合物3.6gが得られる。
mp、112〜113℃ IRν(ヌジョール)cm−’: 3350,3240
,1690,1513゜参考例6 フェニル N−(4,6−シメトキシピリミジンー2−
イル)チオノカルバメート THF 10−に2−アミノ−4,6−シメトキシピリ
ミジン1.0gを加え、これに室温上攪拌しながらフェ
ニル クロルチオノカーボネート0.82gを5分間で
滴下し、ついで7時間加熱還流する。
反応液を室温に冷却後不溶物をろ過して除き、ろ液を減
圧上濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒、クロロホルム)で精製すると標記化
合物o、igが得られる。
mp、114°C IRν(ヌジョール)cm−’ :3200.1605
.1530.1325゜参考例7 4.6−シメトキシー2−イソチオシアナトピリミジン アセトニトリル300dに4.6−シメトキシー2−ト
リメチルシリルアミノピリミジン45.0gとフェニル
 クロルチオノカーボネート35.0gを加え、10時
間加熱還流する。反応液を減圧上濃縮し、アセトニトリ
ルを留去した後、残留物にトルエン300蔵を加える。
不溶物をろ過して除き、ろ液を減圧上濃縮し、残留物を
シリカゲルカラムサン= 1 : 1 (V/V))で
精製する。
最初の溶出液から4.6−シメトキシー2−イソチオシ
アナトピリミジン17.0gが得られる。
mp、85〜86℃ IRν(液膜)cm−’:1995 後の溶出液から2− [N 、’N−ビス(フェノキシ
チオカルボニル)アミノ]−4,6−シメトキシピリミ
ジン3.5gが得られる。
at)、  127〜128℃ IRν(ヌジョール)co+−’:1600,1295
.1190参考例8 4.6−シメチルー2−イソチオシアナトピリミジン 4.6−シメチルー2−トリメデルシリルアミノピリミ
ジンとフェニルクロルチオノカーボネートとを用い参考
例7と同様にして淡黄色油状の標記化合物が得られる。
bp、117〜118℃/2mmHg IRν(液膜)cm−’:1995 2−イソチオシアナト−4−メトキシ−6−メチルピリ
ミジン トルエン30−に4−メトキシ−6−メチル−2−トリ
メチルシリルアミノピリミジン4.2gとフェニルクロ
ルチオノカーボネート3.5gを加え、約80℃に加熱
しながら5.5時間攪拌する。反応液を室温に冷却した
のち、析出物をろ過して除き、ろ液を減圧上濃縮する。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒、酢酸エチル:トルエン= l : 3 (V/V)
)で精製すると、標記化合物2.3gが得られる。
ip、54〜55℃ IRvCヌジョール)cm−’ :1990.1595
.1560.1350゜1200.1045 参考例1O N−(2−メトキシカルボニルベンジル)スルホニル−
N’=(4,6−シメトキシー2−ピリミジニル)チオ
尿素 アセトン400m1に2−メトキシカルボニルベンジル
スルホンアミド25g、4.6−シメトキシー2−イソ
チオシアナトピリミジン21.5gおよび無水炭酸カリ
ウム15.1gを加え55℃で8.5時間攪拌後、析出
する結晶をろ取する。ろ液にさらに2gの無水炭酸カリ
ウムを加え60℃で2時間攪拌後、析出する結晶をろ取
する。この結晶をさきの結晶と合わせて1.512の水
に懸濁°シ、酢酸でpH2とし!時間攪拌後結晶をろ取
、水洗、乾燥する。アセトニトリルから再結晶すると白
色粉末状標記化合物35.9gが得られる。
鵬p、167〜168 ℃ IRν(ヌジジール)C■−1:  3180.171
0.1610゜1455、1360 参考例11 N−(1,3−ジメチル−4−メトキシカルボニル−5
−ピラシー・ルスルホニル)−N’−(4,6−ジメト
キシ−2−ピリミジニル)チオ尿素5−アミノスルホニ
ル−1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボン酸メチ
ル6.4g、4.6−シメトキシー2−イソチオシアナ
トピリミジン5゜6g及び無水炭酸カリウム3.8gを
アセトン150−に加え、43から45℃で12時間攪
拌する。
反応液を水冷し、析出する結晶をろ取する。これを水3
00艷に懸濁したのち、塩酸でI)H2とし、析出する
結晶をろ取し、水洗後乾燥すると結晶9.9gが得られ
る。これをアセトンから再結晶すると標記化合物8.4
gが得られる。
mp、  149〜150℃ IRν(ヌジョール)cm−’: 3180,1720
,1660,1370゜1200.1170.1185 参考例IO又は11と同様にして得られる化合物を第1
表に示す。
一般式 以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明は何らこれらに限定されるものではない。
実施例1 2−n−ブチルチオ−1−(4,6−シメトキシー2−
ピリミジニル)−3−[(2−メトキシカルボニルベン
ジル)スルホニル]イソチオ尿素(化合物No、 l 
) N−(4,6−シメトキシー2−ピリミジニル)−N’
−[(2−メトキシカルボニルベンジル)スルホニルコ
チオ尿素x、sgと5−n−ブチルチオイソチオ尿素塩
酸塩0.74gをメタノール20−に懸濁する。室温で
炭酸水素ナトリウム0.41gを水17dに溶解した液
を滴下し、同温度で1時間攪拌する。析出する結晶をろ
取し、エタノールから再結晶すると白色針状結晶の標記
化合物0.7gが得られる。
mp、93〜94℃ 元素分析値 C7゜HtsN+0sSsとして計算値(
%’)  C,46,68,H,5,09,N、10.
89実測値(%)  C,46,75,H,5,05,
N、10.67I Rν(メタノール)cm″″’: 
3200,1?20,1550,1100゜6O N M R(CD CIs)δppnt:  0.90
(3■、t)、  1.2〜1.8(4H,n)、  
2.27(2H,t)、  3.93(98,s)、 
5.17(2H,s)。
5.77(18,s)、 ?、:3〜8.1(48,m
)、  13.1(IH,s)実施例2 2−n−ブチルチオ−1−(4,6−シメトキシー2−
ピリミジニル)−3=(1,3−ジメチル−4−メトキ
シカルボニル−5−ピラゾールスルホニル)イソチオ尿
素(化合物No、 2 )N−(4,6−シメトキシー
2−ピリミジニル)−N’−(1,3−ジメチル−4−
メトキシカルボニル−5−ピラゾールスルホニル)チオ
尿素1.0gと5−n−ブチルチオイソチオ尿素・塩酸
塩0゜49gをメタノール20滅に懸濁する。室温で炭
酸水素ナトリウム0.27gを水17dに溶解した液を
滴下し、同温度で1時間攪拌する。析出する結晶をろ取
、エタノールから再結晶すると白色針状結晶の標記化合
物0.65gが得られる。
mp、  122〜123℃ 元素分析値 C+5HzsNaOsS3として計算値(
%)  C,41,69,H,5,05,N、16.2
0実測値(%)  C,41,72: H,4,84;
 N、16.131Rν(メタノール)cm″″’: 
3240,1720,1610,1560゜1310.
87O N M R(CD C+3)δppm:  0.86(
3H,t)、 1.1〜1.8(4H,m)、 2.7
3(21,+n)、 2J6(3H,s)、 3.81
(311,s)。
3.97(6H,s)、 4.22(3H,S)、 5
.84(LH,s)、 10.74(111゜実施例3 l−(4,6−シメトキシー2−ピリミジニル)−3−
4(2−メトキシカルボニルベンジル)スルホニル]−
2−(4−トリルチオ)イソチオウレア(化合物No、
 3 ) N−(4,6−シメトキシー2−ピリミジニル)−N’
−[(2−メトキシカルボニルベンジル)スルホニルコ
チオ尿素1.5gとN−(4−トリルチオ)コハク酸イ
ミド0.77gをジクロロメタン20蔵に懸濁し、室温
でイミダゾールを触媒量加える。
同温度で4時間攪拌後、反応液を水洗し乾燥後ジクaa
メタンを留去する。残留物をアセトンより結晶化すると
白色結晶の標記化合物0.46gが得られる。
mp、  158〜160℃ 元素分析値 CtsHt*NhOaS*として計算値(
%)C,50,35,H,4,41; N、10.21
実測値(%)  C,50,24,H,4,34,N、
10.05IRν(メタノール)cm−重+ 3200
.1710,1610,1550゜1380.1110
.86O NMR(CDC13)δppm:  2.33(311
s)、 3.92(9H。
s)、 5.07(2)1.s)、 5.74(LH,
s)、 6.95〜8.10(811,m)。
10.23(ill、s) 実施例4 1 〆リ h+1.−1I噂、J−1す+1.+1+ 
−++、 )Q  / j−メトキシ−6−メチル−2
−ピリミジニル)−2−(2−ニトロフェニルチオ)イ
ソチオウレア(化合物No、 4 ) N−(2−クロロベンゼンスルホニル)−N’−(4−
メトキシ−6−メチル−2−ピリミジニル)チオ尿素0
,9gをメタノールlO滅に懸濁し、室温で28%(W
/ml)ナトリウムメトキサイド0.46gを加える。
1時間攪拌後メタノールを留去し残留物にアセトン20
1n1を加え、水冷下2−ニトロフェニルスルフェニル
クロライド0.45gをアセトン5戒に溶かした液を滴
下する。同温度で1時間、さらに室温で5時間かくはん
する。析出する結晶をろ取し、水洗乾燥後クロロホルム
・アセトンより再結晶すると淡黄色結晶の標記化合物!
、Ogが得られる。
mp、143〜144℃ 元素分析値 CteH+aNsOsS*Cσとして計算
値(%)  C,43,38; H,3,07; N、
13.32実測値(%)  C,43,25: H,3
,05: N、13.37[Rν(グリコール)am−
’: 325(1,1620,15B0,1340゜1
040.96O N M R(d s  D M S O)δpp’m:
  2.43(3H,s)、 3.48(311,s)
、 6J1(LH,s)、 7.0〜8.05(88,
s)、 10.73(IH,s) 上記実施例1〜4と同様の方法で製造される化合物を第
2表に示す。
一般式 %式% キシレン           75  重量%ジメチ
ルホルムアミド     18  重量%ポリエチレン
グリコールエーテル(ノニボール85■)      
      5 重量%九程A1プhス咽預1  rt
kl、−適宜mや111市田)製剤例2 水和剤 化合物No、 6         30  重量%リ
グニンスルホン酸ナトリウム 5 重量%ポリオキシエ
チレングリコールエーテル(ノニボー2,85■)  
       5 重量%クレイ          
   55  重量%ホワイトカーボン       
5 重量%を混合粉砕してなる水和剤。(水に適宜希釈
して使用) 製剤例3 粒剤 化合物No、 2         0.5重量%リグ
ニンスルホン酸ナトリウム 2 重量%ベントナイト 
        57.5重量%タルク       
     40  重量%の混合物に水を加えてねり合
せ造粒してなる粒剤。
発明の効果 試験例! をつめクマガヤツリ、コナギ、キカシグサ、を播種し、
約1週間栽培後水稲稚苗2株を移植する。別のポットに
はイヌホタルイの種子をまき、更に他のポットにはマツ
バイ越冬茎を含む水田土壌をまき、ウリカワの萌芽塊茎
を植付けた後ミズガヤツリの萌芽塊茎の芽を地表に露出
させて植付ける。
いずれのポットも湛水3cmとし、水稲移植1週間後(
タイヌビエ1葉期)に製剤例3と同一の方法で製造され
た化合物[1]00.2重量を含む粒剤を有効成分(化
合物[I])が1アール当りtgになる様に湛水中に施
用する。対照薬剤としてシメトリン2.5%粒剤を有効
成分が1アール当り5.0gとなる様に施用する。薬剤
施用21日後にそれぞれの供試化合物の除草効果および
薬害を調査する。
除草効果は次の指数で表示する(以下の試験例において
も同じ)。
0    無        O 1小        0.1〜50 2     中        50.1〜753  
  大        75.1〜87.54   極
大    87.6〜99.95   完全枯死  1
00 0    無        O !    微        0.1〜12,52  
  小       12.6〜25.03     
中        25.1〜50.04    大 
      50.1〜99.95   完全枯死  
100 結果を第3表に示す。
第3表 1対照薬剤 上記結果から、本発明の化合物[1]は公知の除草性化
合物に比べ選択性に優れ、しかも除草活性が高いことが
明らかである。
試験例2 150cm”の角型プラスチック製ポットに水田土壌タ
ルイ及びキカシグサの種子をまき、更にウリカワの塊茎
を植付け、湛水3cmで所定期間栽培する。
単子葉雑草が1葉期に達した時、供試化合物1gを界面
活性剤ツイン20o2%(W/V)含有アセトン200
m1に溶解し、ついで水で全量を40Qにした薬剤を1
アールに施用する(1アールあたり供試化合物1g施用
)。薬剤処理3週間後にそれぞれの化合物の除草効果を
調査する。
結果を第4表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1は置換されていてもよいフェニル基、置
    換されていてもよいベンジル基または置換されていても
    よいピラゾール基を、R_2、R_3は低級アルキル基
    または低級アルコキシ基を、Qは炭化水素残基を、Zは
    CHまたはNをそれぞれ示す]で表わされる化合物また
    はその塩。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111606829A (zh) * 2020-07-07 2020-09-01 淄博腾煜化工工程有限公司 邻甲酸甲酯苄基磺酰胺的生产方法

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