JPS6390885A - 光学素子の製造方法 - Google Patents

光学素子の製造方法

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JPS6390885A
JPS6390885A JP61236961A JP23696186A JPS6390885A JP S6390885 A JPS6390885 A JP S6390885A JP 61236961 A JP61236961 A JP 61236961A JP 23696186 A JP23696186 A JP 23696186A JP S6390885 A JPS6390885 A JP S6390885A
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crystal
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Osamu Matsuda
修 松田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以)の順序に従って本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B0発明の概要 C1背景技術[第5図、第6図] D0発明が解決しようとする間■点 E0問題点を解決するための手段 F1作用 G、実施例[第1図乃至第4図] H9発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は光学素子の製造方法、特に底面に対して所定の
角度傾斜した傾斜面を有する断面形状が略台形の光学素
子を製造する光学素子の製造方法に関する。
本発明は、底面に対して所定の角度傾斜した傾斜面を有
する断面形状が略台形の光学素子を製造する光学素子の
製造方法において、 光学素子を高精度で小型で且つ低価格に製造できるよう
にするため、 光学素子を透明な結晶体を材料として形成することとし
、半導体デバイス製造技術であるフォトレジスト等から
なるエツチングマスク層の選択的形成、エツチングマス
ク層をマスクとする異方性エツチング、ダイシング等の
技術を駆使することにより光学素子を形成するものであ
る。
(C1背景技術)[第5図、第6図] コンパクトディスプレイヤー、レーザーディスクプレイ
ヤー等に信号読取用として用いられる光学ヘッドは従来
においては回折格子により3本のビーム(1本の主ビー
ムと2本の副ビーム)をつくり、3ビーム法によりトラ
ッキングを行い、そして、シリンドカルレンズを用いた
非点収差法によりフォーカシングを行うタイプのものが
多く用いられていた。
しかしながら、このような従来の光学ヘッドは発光素子
(レーザダイオード)、回折格子、ビームスプリッタ、
対物レンズ、シリンドリカルレンズ、受光素子等非常に
多くの部品からなり、使用する部品全体の価格が高くな
るだけでなく、上記各光学部品を所定の位置関係になる
ように組立て、非常に高い精度で調整しなければならな
いので、光学部品の組立、調整のコストも非常に高くな
った。そして、光学ヘッドの構成光学部品の多いことは
必然的に光学ヘッドの小型化を制約し、延いてはコンパ
クトディスプレイヤー、ビデオディスプレイヤーの小型
化を阻んだ。
そこで、本願出願人会社においては、第5図、第6図に
示すような光学装置を用いた光学ヘッドを開発し、それ
に関する各種の提案を特願昭61−38576、特願昭
61−126318、特願昭61−38575等により
行った。
図面において、aは光学装置で、レーザダイオードbを
錫半田等によってSi基板Cに固定すると共に該Si基
板Cに光検出器d、e、f、gを形成し、ガラスからな
る断面台形のプリズムhを接着剤によフて光検出器d、
e、f上に固定したものである。
上記プリズムhはレーザダイオードbに対向している傾
斜面iと、Si基板Cに対接している而jのうちでの光
検出5fの近傍以外の部分とが半透明反射面となってお
り、その面jと対向する内面には内面反射面となってい
る。
光検出器d、eは、第6図に示すように、それぞれ一定
の方向に並べられた3個の光検出部di〜d3、e1〜
e3を有し、これらの光検出部d1〜d3、e1〜e3
は演算増幅p:5 It w nに接続されている。
光検出器fは4個の光検出部をイrし、トラッキング検
出に用いられる。また、光検出器gはレーザダイオード
bの自動出力IIIをするためのモニターとして用いら
れる。
このような光学装置では、レーザダイオードbで反射さ
れ、図示しない光学装置封入キャップの対物レンズを透
過してコンパクトディスク等の光学記録媒体に照射され
、そこで反射される。反射されたレーザビームは上記対
物レンズを透過してプリズムhの傾斜面iに戻り、傾斜
面iに戻ったビームの一部が傾斜面iを透過して面jに
入射する。ところが、面jのうちで光検出器dの近傍は
半透明反射面であるのでビーム0の一部はその面jを透
過して光検出?Irdに入射し、残りのビームOは面j
にて反射される。
面jによって反射されたビーム0は、而kによフて反射
されて、面jへ再度入射する。そして、面jへ入射した
ビーム0の一部が光検出器eへ入射し、残部はこの面j
及び面kによって反射されて光検出器fへ入射する。
そしてこの光学装置aでは、光学記録媒体がビームOの
収束点に位置している場合にこの収束点の共役点が而k
」二に位置する様に、プリズムhの大きさ等が設定され
ている。従フて第6図に示ボットPは、光学記録媒体が
ビーム0の収束点に位置している場合は互いに等しい大
きさを有しており、光学記録媒体がビーム0の収束点か
らずれることによフて一方が大きくなると他方が小さく
なる。
この結果、演算増幅器2、m、nからは、フォーカスエ
ラー量に対応した信号が得られる。
従って、演算増幅器nから得られる信号をフォーカス誤
差信号としてフォーカスサーボ系を駆動すればフォーカ
シングができる。
しかして、このような光学装置を用いれば非常に小型で
部品数が少なく、組立が容易な光学ヘッドを提供するこ
とができる。従って、第5図に示す構造の光学装置はコ
ンパクトディスクプレイヤー等の低価格化、小型化に貢
献することが期待できる。
(D、発明が解決しようとする問題点)ところで、上記
プリズムhは現在の技術ではガラスを研摩して加工しな
ければならず、プリズムの小型化、低コスト化を図るこ
とが難しく、そのため光学装置aをより小型化すること
がプリズムhによってル]約され、また、光学装置aの
製造コスト全体に占めるプリズムhの製造コストの割合
が大きくなり、光学装置aのより一層の小型化、低価格
化が阻まれる。
そこで、本発明はプリズム等の光学素子を高精度で小型
で且つ低価格に製造できるようにすることを目的とする
ものである。
(E、問題点を解決するための手段) 本発明光学素子の製造方法は上記問題点を解決するため
、光学素子を透明な結晶体を材料として形成することと
し、半導体デバイス製造技術であるフォトレジスト等か
らなるエツチングマスク層の選択的形成、エツチングマ
スク層をマスクとする異方性エツチング、ダイシング等
の技術を駆使することにより光学素子を形成することを
特徴とするものである。
(F、作用) 本発明光学素子の製造方法によれば、半導体デバイスの
製造技術を駆使して、光学素子を製造することができる
ので、光学素子を小型に、高精度で且つ大量に製造する
ことができる。特に光学素子の傾斜面は結晶面によって
エツチングレートが異なる火力性エツチングによって所
望の傾斜角度で形成することができ、所望の傾斜角度を
得るために研摩をすることは全く必要としない。
(G、実施例)[第1図乃至第5図] 以下、本発明光学素子の製造方法を図示実施例に従って
詳細に説明する。
第1図(A)乃至(F)は本発明光学素r−の製造方法
をプリズムの製造に適用した一つの実施例を工程順に示
すものである。
(A)先ず、第1図(A)に示すようなGaPからなる
ウェハ状の結晶基板1を用意する。GaPはシリコンの
ダイヤモンド構造と同様り、光学ヘッドで使用するレー
ザービーム(波長0.78〜0.87μm)に対して透
明な光学的性質を有している。この結晶基板1の両面2
.3は(001)面よりも<110>方向に約5.3°
傾いた結晶基板となっている。すなわちGapの単結晶
インゴットを(ooB面よりも<110>方向に約5.
3°傾けた面でスライスしてウェハ状結晶基板1をつく
る。尚、ファセットは(110)である。
尚、結晶基板1の両面2.3はプリズムの内向反射面と
なる面なので鏡面研Ptされていなければならない。
(B)次に、結晶基板1の両面2.3の所定位置に必要
な反射係数をイfする一層又は多層の反射I!24.4
を形成する。この反射+15!4.4は蒸着、CVD等
の薄膜形成技術及びフォトエツチング技術を駆使するこ
とによって形成することができる。尚、表面2の反射膜
4は全反射膜であることが望ましいか、裏面3の反射膜
4は半透明反射膜4形成後の状態を示す。
(C)次に、結晶基板lの表面2上にレジスト膜5を形
成し、該レジスト膜5に対し、所定のパターンを有する
マスクを介して露光、現像処理をすることによりエツチ
ング用窓部6.6.・・・を形成する。このエツチング
用窓部6.6、・・・はプリズムの傾斜面(第5図のプ
リズムhの傾斜面i参照)を形成するための異方性エツ
チングをするためのものである。第1図はエツチング用
窓部6.6、・・・形成後の状態を示す。
(D)次に、上記レジストII!25をマスクとして異
方性エツチングにより結晶基板1をエツチングすること
によりエツチング孔7を形成する。8はこのエツチング
により形成された(111)而からなる傾斜面である。
この傾斜面8の向い側は(111)面である。第1図(
D)は異方性エツチング後の状態を示す。
(E)その後、レジスト1漠5を除去する。第1図(E
)及び第2図は異方性エツチングを終えレジスト膜5を
除去した後の状態を示す。その後、9に示す部分をフル
カットすることによりダイシングして第1図(F)に示
すような断面形状が台形のプリズム10を得ることがで
きる。
このプリズムlOは傾斜面8の裏面3(底面)に対する
傾斜角度が60°になっている。この60°という傾斜
角度はプリズムの結晶基板材料としてGaPを利用する
場合の最適値であるが、それを実現するには前述のとお
りGaPからなる結晶基板として(001)面から<1
10>方向に5.3°傾けた面でGaPのインゴットを
スライスしたものを用いるのが最適である。というのは
、GaP等Zincブレンド構造のものは第3図に示す
ように(001)面に対′1−る(itB面の角度は5
4.7°になり、異方性エツチングによりこの(111
)面をきれいに出すことができる。そこで異方性エツチ
ングにより形成した(111)面がプリズムの表面2及
び裏面3に対して60°になるようにするためには(0
01)面に対する(111)面の角度54゜7°と欲す
る傾斜角度60°の差の分だけ(001)面から<11
0>方向に傾けてスライスしたものを結晶基板として用
いれば良いことになる。これがGaP結晶基板として(
001)面から<110>方向に5.3°傾けた面でス
ライスしたものを用いる理由である。
尚、透明(例えばGaAsを用いた半導体レーザーから
発生する波長0.78〜0.87μmのレーザービーム
に対して透明)な材料としてはGaPのほかAuSb、
Aj2As、AffiGaAs等■・V族の結晶があり
、これはすべてプリズム10の材料として使用すること
ができる。プリズム10の傾斜面8の最適傾斜角度及び
異方性エツチングにより形成できる結晶面が異なるので
、材料によって結晶基板として使用するウェハのスライ
ス結晶面も自ずと変えることが必要であるか、そうする
限り上述した材料はすべてプリズム10に使用すること
ができる。
第4図(A)、(B)は本発明光学素子の製造方法の別
の実施例を示すものである。
の長い帯状のエツチング用窓部6を通じてのエツチング
により形成するようにしたものであり、そして、同図(
A)に示すようにエツチング部の深さが結晶基板1の厚
さより深くならないように異方性エツチングが為され、
その後フルカット部9でフルカットすることにより同図
(B)に示すようなプリズム10を得ることができる。
従って、このようなプリズム10は傾斜面8の下部11
が底面3に対して略垂直な面となる。
本発明はこのような態様でも実施することができる。
(H,発明の効果) 以−トに述べたように、本発明光学素子の製造方法は、
ガラスの研摩のような面倒な方法ではなく半導体デバイ
スの製造に用いられるリングラフィ技術を駆使して光学
素子をつくるのである。
従って、本発明によれば、光学素rを小型に、高精度で
且つ大量に製造することかできる。特にVJ/−?゛′
j+J′j+Jニヱfr’+W v希l→宜七口iE+
 I−レーザW  L−+ h’レートか異なる異方性
エツチングによって所望の傾斜角度で形成することがで
き、所望の傾斜角度を得るために機械的に研摩をするこ
とは全く必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明光学素子の製造方法の一つの
実施例を説明するためのもので、第1図(A)乃至(F
)は製造方法を工程順に示す断面図、第2図は異方性エ
ツチング後の状態を示す斜視図、第3図は(ooi)面
でスライスしたGaP基板に対する異方性エツチングの
説明図、第4図(A)、(B)は本発明光学素子の製造
方法の別の実施例を工程順に示す断面図、第5図は背景
技術を示す断面図、第6図は背に〔技術を示す回路図で
ある。 符号の説明 ■・・・結晶基板、2・・・結晶ジ↓板の表面、3・・
・結晶基板の底面、 5・・・エツチングマスク層、 6・・・エツチング用窓部、7・・・孔部、8・・・傾
斜面、9・・・ダイシング部、10・・・光学素子 8・−臂l什面 大方恒タリ乞工ill頂に示l町面図 第1図 異方・1生エツチンク”の言迄明図 第3図 示を暗面図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)底面に対して所定の角度傾斜した傾斜面を有する
    断面形状が略台形の光学素子を製造する光学素子の製造
    方法において、 所定の結晶面でウェハ状にスライスされた透明な結晶基
    板を用意し、 上記結晶基板上にエッチング用窓部が規則的に配置され
    たエッチングマスク層を形成し、 上記エッチングマスク層をマスクとして上記結晶基板に
    対して異方性エッチングすることにより上記各エッチン
    グ用窓部下に上記傾斜面を有する孔部を形成し、 その後上記結晶基板をダイシングすることにより上記傾
    斜面を一つの端面として有する光学素子を多数得る ことを特徴とする光学素子の製造方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02105473A (ja) * 1988-10-13 1990-04-18 Nec Corp フォトインタラプタ
JP2011006319A (ja) * 2003-11-14 2011-01-13 Cree Inc 高品質ホモエピタキシ用微傾斜窒化ガリウム基板

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