JPS6390882A - 半導体レ−ザ - Google Patents
半導体レ−ザInfo
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- JPS6390882A JPS6390882A JP23651886A JP23651886A JPS6390882A JP S6390882 A JPS6390882 A JP S6390882A JP 23651886 A JP23651886 A JP 23651886A JP 23651886 A JP23651886 A JP 23651886A JP S6390882 A JPS6390882 A JP S6390882A
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Links
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Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体レーザ、特に大光出力半導体レーザに関
するものである。
するものである。
〔従来の技術1
^に GaAs/GaAs等の結晶材料を用いた可視光
半導体レーザは小型・低消費電力で高効率の室温連続発
振を行なうことができるので、光方式のディジタル・オ
ーディオ・ディスク(DAD)用光源として最適であり
実用化されつつある。この可視光半導体レーザは光ディ
スク等の光書きこみ用光源としての需要も高まり、この
要求をみたすため大光出力発振に耐えうる可視光半導体
レーザの研究開発が進められている。最近では、これら
の可視光半導体レーザの需要の急速な高まりに対応する
ため大量生産が行なわれるようになってきた。
半導体レーザは小型・低消費電力で高効率の室温連続発
振を行なうことができるので、光方式のディジタル・オ
ーディオ・ディスク(DAD)用光源として最適であり
実用化されつつある。この可視光半導体レーザは光ディ
スク等の光書きこみ用光源としての需要も高まり、この
要求をみたすため大光出力発振に耐えうる可視光半導体
レーザの研究開発が進められている。最近では、これら
の可視光半導体レーザの需要の急速な高まりに対応する
ため大量生産が行なわれるようになってきた。
この^eGaAs/GaAS可視光半導体レーザの製法
としては従来から液相成長法が用いられてきた。これに
対して有機金属を用いた気相成長法(Metalorg
aoic Chemical Vapour Depo
sition以下MOCVD法という)は、量産性と精
密な膜厚制御性とを兼ね備えていることから光デバイス
作製のためのきわめて重要な技術の一つのなっている。
としては従来から液相成長法が用いられてきた。これに
対して有機金属を用いた気相成長法(Metalorg
aoic Chemical Vapour Depo
sition以下MOCVD法という)は、量産性と精
密な膜厚制御性とを兼ね備えていることから光デバイス
作製のためのきわめて重要な技術の一つのなっている。
特にディピュス(R,D、Dupuis) 、ダピカス
(P、D、口apkus)が雑誌[アプライド・フィジ
ックス・レター(^pplied Physics L
etter)」、1977年31巻 N1L7466頁
から468頁にrMOcVD法で成長したGa、−y^
e xAs/GaAsダブルヘテロ構造レーザの室温発
振(Room−temperature operat
ion orGal−x、Aj? xAs/GaAs
double−heLerosLructurelas
ers grovrn by metalorgani
c chemical vapourdepositi
on)1という表題で発表して以来その実用性が着目さ
れ、MOCVD法を用いたAJI’ GaAs/GaA
s可視光半導体レーザの研究が進められるようになった
。このうち横モード制御した波長λ−0,18μmのA
/ GaAs/GaAs可視光半導体レーザ素子として
は、例えば中塚、小野、梶村、中村により第44回応用
物理学会学術講演予稿集1983年109頁26p−p
−16に発表された論文rMOcVD法による横モード
制御半導体レーザ」に見られるように活性層に隣近して
ストライブ状領域の両側に吸収層を設は活性層からの光
のしみ出しをこの吸収層で吸収し損失領域となし、吸収
層のないストライブ状領域との間に利得−損失のステッ
プを設けて横モード制御を行なうものが試作されている
。この構造では閾値電流が上昇することやモード安定性
が悪い等の弊害を伴うため最近ではさらに光のガイディ
ング機構を改善したMOCVD半導体レーザがミハシ(
Y、Mihashi)、ナガイ(Y。
(P、D、口apkus)が雑誌[アプライド・フィジ
ックス・レター(^pplied Physics L
etter)」、1977年31巻 N1L7466頁
から468頁にrMOcVD法で成長したGa、−y^
e xAs/GaAsダブルヘテロ構造レーザの室温発
振(Room−temperature operat
ion orGal−x、Aj? xAs/GaAs
double−heLerosLructurelas
ers grovrn by metalorgani
c chemical vapourdepositi
on)1という表題で発表して以来その実用性が着目さ
れ、MOCVD法を用いたAJI’ GaAs/GaA
s可視光半導体レーザの研究が進められるようになった
。このうち横モード制御した波長λ−0,18μmのA
/ GaAs/GaAs可視光半導体レーザ素子として
は、例えば中塚、小野、梶村、中村により第44回応用
物理学会学術講演予稿集1983年109頁26p−p
−16に発表された論文rMOcVD法による横モード
制御半導体レーザ」に見られるように活性層に隣近して
ストライブ状領域の両側に吸収層を設は活性層からの光
のしみ出しをこの吸収層で吸収し損失領域となし、吸収
層のないストライブ状領域との間に利得−損失のステッ
プを設けて横モード制御を行なうものが試作されている
。この構造では閾値電流が上昇することやモード安定性
が悪い等の弊害を伴うため最近ではさらに光のガイディ
ング機構を改善したMOCVD半導体レーザがミハシ(
Y、Mihashi)、ナガイ(Y。
Nagai)、マツバラ()1.Matsubara)
、イケダ(k。
、イケダ(k。
Ikeda>により「固体素子および材料に関する第7
回会議のエクステンプイツト アブストラクト(Ext
ended Al+5tracLs or 7t
h Conference onSolid 5
tate Devices and Mater
ials)4 1985年63頁〜66頁にr M □
−CV Dによって成長した新しいセルフ アライン
レーザ(A Novel Sel「−Aligned
La5er with Small Astigat
ism Grownby MO−CVD)Jとの題で
発表されている。ミ ′ハシ等はこのレーザをSBAレ
ーザ(曲がった活性層をもったセルフ アライン構造レ
ーザ(Self−aligned 5tructure
1aser with bent activela
yer>)と名づけでいる。このSBAレーザは、第6
図に示すように基板101の上に第1のクラッド層10
2を設け、この層に隣接して電流ブロック層103を設
け、この電流ブロック層103に溝を第1クラッド層1
02まで達するようにあけ、その上に第2のクラッド層
104、活性層105、第3のクラッド層106および
キャップ層107を連続して成長した構造を有しており
、活性層105は溝に沿って成長し溝部でへこんでおれ
まがった形状をしている。
回会議のエクステンプイツト アブストラクト(Ext
ended Al+5tracLs or 7t
h Conference onSolid 5
tate Devices and Mater
ials)4 1985年63頁〜66頁にr M □
−CV Dによって成長した新しいセルフ アライン
レーザ(A Novel Sel「−Aligned
La5er with Small Astigat
ism Grownby MO−CVD)Jとの題で
発表されている。ミ ′ハシ等はこのレーザをSBAレ
ーザ(曲がった活性層をもったセルフ アライン構造レ
ーザ(Self−aligned 5tructure
1aser with bent activela
yer>)と名づけでいる。このSBAレーザは、第6
図に示すように基板101の上に第1のクラッド層10
2を設け、この層に隣接して電流ブロック層103を設
け、この電流ブロック層103に溝を第1クラッド層1
02まで達するようにあけ、その上に第2のクラッド層
104、活性層105、第3のクラッド層106および
キャップ層107を連続して成長した構造を有しており
、活性層105は溝に沿って成長し溝部でへこんでおれ
まがった形状をしている。
上記S B Aレーザは、活性層の活性領域(溝の部分
)の両端が屈折率の小さいクラッド層ではさみこまれて
いるので、屈折率分布の大きさΔηが5X10−2と通
常の半導体レーザにくらべてきわめて大きくなっている
。そのため活性領域の幅を2.5メltn程度に狭くし
なければ基本横モード発振が維持できず、その最大光出
力も12mW程度になっている。さらに、活性領域幅が
せまいので、それに伴ってスポットサイズが小さく、そ
の結果光学損傷(COD)の生じるレベルが〜15mW
程度で大光出力発振が不可能である等の欠点を有してい
た。
)の両端が屈折率の小さいクラッド層ではさみこまれて
いるので、屈折率分布の大きさΔηが5X10−2と通
常の半導体レーザにくらべてきわめて大きくなっている
。そのため活性領域の幅を2.5メltn程度に狭くし
なければ基本横モード発振が維持できず、その最大光出
力も12mW程度になっている。さらに、活性領域幅が
せまいので、それに伴ってスポットサイズが小さく、そ
の結果光学損傷(COD)の生じるレベルが〜15mW
程度で大光出力発振が不可能である等の欠点を有してい
た。
本発明の目的は、上記欠点を除去しMOCVD法の特長
を充分に生かして低閾値高効率のレーザ発振をするのみ
ならず安定な基本横モード発振による大光出力発振が可
能であり、等心円的な光源となり比較的容易に一回の成
長で製作でき、再現性および信頼性の上ですぐれた半導
体レーザを提供することにある。
を充分に生かして低閾値高効率のレーザ発振をするのみ
ならず安定な基本横モード発振による大光出力発振が可
能であり、等心円的な光源となり比較的容易に一回の成
長で製作でき、再現性および信頼性の上ですぐれた半導
体レーザを提供することにある。
前述の問題点を解決するために本発明が提供する半導体
レーザは、共振器の長手方向中央部分にストライプ状の
凸部領域を形成し、その共振器長手方向の延長1両反射
面近傍に凹部領域を形成した半導体基板上に、活性層を
この活性層よりもバンドギャップの広い材質からなる第
1と第2とのクラッド層で挟んだダブルヘテロ接合構造
を設け、第2のクラッド層に隣接して第1と第2のクラ
ッド層よりも屈折率の大きい材質からなるガイド層を設
け、このガイド層に隣接してガイド層よりも屈折率の小
さい第3のクラッド層を設け、この第3のクラッド層に
隣接して第3のクラッド層と電気的に反対の導電型を有
するキャップ層を設けた多層構造とし、各成長層が凸部
領域の凸部と凹部領域の凹部とに沿って一様な層厚で成
長されており、共振器の長手方向中央部分の凸部領域の
活性層が共振器の長手方向において第2のクラッド層を
介して両反射面近傍の凹部領域のガイド層に隣接してお
り、キャップ層のうちで凸部領域の上に相当する部分に
ストライプ状の電流注入領域を形成したことを特徴とす
る。
レーザは、共振器の長手方向中央部分にストライプ状の
凸部領域を形成し、その共振器長手方向の延長1両反射
面近傍に凹部領域を形成した半導体基板上に、活性層を
この活性層よりもバンドギャップの広い材質からなる第
1と第2とのクラッド層で挟んだダブルヘテロ接合構造
を設け、第2のクラッド層に隣接して第1と第2のクラ
ッド層よりも屈折率の大きい材質からなるガイド層を設
け、このガイド層に隣接してガイド層よりも屈折率の小
さい第3のクラッド層を設け、この第3のクラッド層に
隣接して第3のクラッド層と電気的に反対の導電型を有
するキャップ層を設けた多層構造とし、各成長層が凸部
領域の凸部と凹部領域の凹部とに沿って一様な層厚で成
長されており、共振器の長手方向中央部分の凸部領域の
活性層が共振器の長手方向において第2のクラッド層を
介して両反射面近傍の凹部領域のガイド層に隣接してお
り、キャップ層のうちで凸部領域の上に相当する部分に
ストライプ状の電流注入領域を形成したことを特徴とす
る。
以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図、第3図お
よび第4図はそれぞれ第1図のA−A’。
よび第4図はそれぞれ第1図のA−A’。
B−B’ 、C−C’断面図である。まず、第5図に示
すように、(100)面を平面とするn形GaAs基板
10の共振器長手方向両反射面近傍〔01T〕方向にフ
ォI・レジスト法により幅5μm長さ30μmのストラ
イプ状の窓をフォI・レジス1−膜にあけ深さ0.5μ
mエツチングする。このフォトレジスト により上記ストライプ状のエツチングした溝の中心線を
通る共振器長手方向中央部分に幅3μm長さ250μm
のストライプ状領域を除いた外部のフォI・レジスI〜
膜11を除去し深さ0,5μmエッチ〉′グする。この
結果、共振器中央部分がストライプ状の凸部領域12に
なり、両反射面近傍にストライプ状の凹部領域13が形
成される。このときエツチング面は〔0了1〕方向にお
いては順メサの形状をし、(011)方向では逆メサの
形状をしている。
すように、(100)面を平面とするn形GaAs基板
10の共振器長手方向両反射面近傍〔01T〕方向にフ
ォI・レジスト法により幅5μm長さ30μmのストラ
イプ状の窓をフォI・レジス1−膜にあけ深さ0.5μ
mエツチングする。このフォトレジスト により上記ストライプ状のエツチングした溝の中心線を
通る共振器長手方向中央部分に幅3μm長さ250μm
のストライプ状領域を除いた外部のフォI・レジスI〜
膜11を除去し深さ0,5μmエッチ〉′グする。この
結果、共振器中央部分がストライプ状の凸部領域12に
なり、両反射面近傍にストライプ状の凹部領域13が形
成される。このときエツチング面は〔0了1〕方向にお
いては順メサの形状をし、(011)方向では逆メサの
形状をしている。
次に、フォトレジスト膜11を除去した後、n形Aff
(、,5Ga(、,5^S第1クラッド層14を1.0
μm、アンドープ^(! 0.l5Ga0.85AS活
性層15を0.07μm、p形^(! 0.45GaO
−55^S第2クラッド層16を0.1 μm、p形^
1! 0.35GaO−65ASガイド層17を1.0
μm、p形^1 o、5Gao、5As第3クラッド
層18を1.5 μm、 n形GaAsキャップ層19
を1.0μmMOcVD法で連続成長する。
(、,5Ga(、,5^S第1クラッド層14を1.0
μm、アンドープ^(! 0.l5Ga0.85AS活
性層15を0.07μm、p形^(! 0.45GaO
−55^S第2クラッド層16を0.1 μm、p形^
1! 0.35GaO−65ASガイド層17を1.0
μm、p形^1 o、5Gao、5As第3クラッド
層18を1.5 μm、 n形GaAsキャップ層19
を1.0μmMOcVD法で連続成長する。
上記成長において従来から行われている液相成長法は、
各成長層ごとに各組成を制御したメルトを用窓して基板
を移動して各層を成長していく方法であるため本発明の
如き多層構造の成長はきわめて困難であるばかりでなく
各組成各層厚を制御することは不可能である。これに対
してMOCVD法は有機金属を用いた気相成長法である
ので混合ガスの組成を変化させることで任意の組成の層
を任意の多層に容易に成長させることができるので本発
明の構造の成長を制御よく容易に行うことができる。M
OCVD法では各組成の微粒子が結合しながら成長して
いくので成長の面方位依存性はなくどの方向にも一様な
厚さで成長する。従って、本発明の構造のように凸部領
域12と凹部領域13とに多層成長させても、それぞれ
凸部と四部との形状に沿って一様な層厚の層が成長して
いく。
各成長層ごとに各組成を制御したメルトを用窓して基板
を移動して各層を成長していく方法であるため本発明の
如き多層構造の成長はきわめて困難であるばかりでなく
各組成各層厚を制御することは不可能である。これに対
してMOCVD法は有機金属を用いた気相成長法である
ので混合ガスの組成を変化させることで任意の組成の層
を任意の多層に容易に成長させることができるので本発
明の構造の成長を制御よく容易に行うことができる。M
OCVD法では各組成の微粒子が結合しながら成長して
いくので成長の面方位依存性はなくどの方向にも一様な
厚さで成長する。従って、本発明の構造のように凸部領
域12と凹部領域13とに多層成長させても、それぞれ
凸部と四部との形状に沿って一様な層厚の層が成長して
いく。
次に、n形GaAsキャップ層19の成長表面上に5i
02膜20を形成した後、フォトレジスト法で基板の凸
部領域12上にくるようにして5i02膜20に幅4μ
m長さ240μmの窓をあけ亜鉛を拡散フロントが第3
クラッド層]8内にくるように拡散する(拡散領域21
)。このとき拡散領域は凸部領域12上に成長した活性
層に対して幅および長さがともに小さい方が漏れ電流が
少なくなるのでより望ましい。
02膜20を形成した後、フォトレジスト法で基板の凸
部領域12上にくるようにして5i02膜20に幅4μ
m長さ240μmの窓をあけ亜鉛を拡散フロントが第3
クラッド層]8内にくるように拡散する(拡散領域21
)。このとき拡散領域は凸部領域12上に成長した活性
層に対して幅および長さがともに小さい方が漏れ電流が
少なくなるのでより望ましい。
次に、キャップ層1つ側にp形オーミックコンタクト2
2を形成し、基板10側にn形オーミックコンタクI・
23をつけると本発明の構造の半導体レーザを得ること
ができる(第1図、第2図。
2を形成し、基板10側にn形オーミックコンタクI・
23をつけると本発明の構造の半導体レーザを得ること
ができる(第1図、第2図。
第3図、第4図)。
次に、本発明の半導体レーザの動作および作用について
説明する。本発明の構造において電極から流入された電
流はキャップ層1つおよび第3クラッド層18の亜鉛拡
散領域21を通って第3クラッド層18に流れこみ、ガ
イドN17、第2クラッド層16を通って活性層15に
注入される。
説明する。本発明の構造において電極から流入された電
流はキャップ層1つおよび第3クラッド層18の亜鉛拡
散領域21を通って第3クラッド層18に流れこみ、ガ
イドN17、第2クラッド層16を通って活性層15に
注入される。
活性層15に注入されたキャリアは活性層水平横方向に
拡散していき利得分布を形成しレーザ発振を開始する。
拡散していき利得分布を形成しレーザ発振を開始する。
このとき活性層15に隣接するガイド層17の抵抗を比
較的高くすると、両度射面近傍まで広がる電流は少なく
なる。特に本発明の構造では、共振器の中央部分の凸部
領域の活性層15は共振器の長手方向において両度射面
近傍の凹部領域との境界ではその両端がバンドギャップ
の広い第2クラッド層16に接しているので凸部領域の
活性層内に注入されたキャリアは垂直方向のみならず共
振器の長手方向にも閉じこめられ利得の上昇が助長され
る。その結果、低閾値で発振することかできる。
較的高くすると、両度射面近傍まで広がる電流は少なく
なる。特に本発明の構造では、共振器の中央部分の凸部
領域の活性層15は共振器の長手方向において両度射面
近傍の凹部領域との境界ではその両端がバンドギャップ
の広い第2クラッド層16に接しているので凸部領域の
活性層内に注入されたキャリアは垂直方向のみならず共
振器の長手方向にも閉じこめられ利得の上昇が助長され
る。その結果、低閾値で発振することかできる。
本発明の構造では活性層15は第3図に見られるように
その水平横方向においては第2クラ・ンド層16につづ
いてガイド層17にはさみこまれている。従って、活性
層15の光は水平横方向では屈折率の高い活性層に集光
し正の屈折率分布にもとづく正の屈折率ガイディングI
R横が作りつけられている。一般に、活性層の両端が屈
折率の低いクラッド層ではさみこまれている場合には、
正の屈折率分布が大きくなりすぎその結束−次横モード
発振が低励起レベルで生じるおそれがあるのでこれを抑
圧するため前記ミハシ等が提案したSBAレーザのよう
に活性層の幅を狭く限定する必要がある。その結果、ス
ポットサイズが小さくなり光出力の上限が低下する。こ
れに対して本発明の構造では活性層両端に隣接した第2
クラッド層16は層厚が薄いので光はガイド層17の影
響を受ける。ガ、・イド層の屈折率はクラッド層より大
きく活性層との屈折率差は比較的小さいので活性層水平
横方向に作りつけられる正の屈折率分布の高さ分比較的
小さくすることができ安定な基本横モード発振を広範囲
にわたる電流注入領域で維持することができる。
その水平横方向においては第2クラ・ンド層16につづ
いてガイド層17にはさみこまれている。従って、活性
層15の光は水平横方向では屈折率の高い活性層に集光
し正の屈折率分布にもとづく正の屈折率ガイディングI
R横が作りつけられている。一般に、活性層の両端が屈
折率の低いクラッド層ではさみこまれている場合には、
正の屈折率分布が大きくなりすぎその結束−次横モード
発振が低励起レベルで生じるおそれがあるのでこれを抑
圧するため前記ミハシ等が提案したSBAレーザのよう
に活性層の幅を狭く限定する必要がある。その結果、ス
ポットサイズが小さくなり光出力の上限が低下する。こ
れに対して本発明の構造では活性層両端に隣接した第2
クラッド層16は層厚が薄いので光はガイド層17の影
響を受ける。ガ、・イド層の屈折率はクラッド層より大
きく活性層との屈折率差は比較的小さいので活性層水平
横方向に作りつけられる正の屈折率分布の高さ分比較的
小さくすることができ安定な基本横モード発振を広範囲
にわたる電流注入領域で維持することができる。
一方、光は活性層からしみ出し垂直方向に広がる。この
とき第2クラッド層16にしみ出した光は、第2クラッ
ド層16が薄く、かつこの層に隣接して屈折率の高いガ
イド層17があるのでガイド層へと大きく広がる。本発
明の構造では共振器の長手方向において活性N15は両
度射面近傍では第2クラット層16を介して凹部領域の
ガイド層17と隣接しており、またガイド層17は共振
器全長にわたってつながっている。前述したように光は
、活性層水平横方向では凸部領域のストライブ幅全体に
広がっており、垂直方向では活性層からガイド層17に
わたって広がっているので光の大部分は第2クラッド層
16を通過して凹部領1或13のガイド層17内へ進行
していく。このとき光の一部は凹部領域の活性層内へと
進行していくが、この領域の活性層は励起されていない
のでレーザ発振光に対して150cm−’程度の吸収領
域となる。レーザ発振は最も利得が大きく損失の小さい
所で生じるので前記のように光の大部分は共振器の中央
部分凸部領域12の活性層から凹部領域13のガイド層
17内を進行してレーザ発振を開始する。更に本発明の
構造では、凹部領域13のガイド層17は垂直方向では
第3クラッド層18と第2クラッド層16とで挟みこま
れており、水平横方向ではその一部両端が第2クラ・ン
ド層16で挟みこまれておりス■・ライブ状の先導波路
を形成している。而って、光は広がることなくストライ
ブ状の先導波路を形成する凹部領域]3のガイド層17
内を集光して進行していく。
とき第2クラッド層16にしみ出した光は、第2クラッ
ド層16が薄く、かつこの層に隣接して屈折率の高いガ
イド層17があるのでガイド層へと大きく広がる。本発
明の構造では共振器の長手方向において活性N15は両
度射面近傍では第2クラット層16を介して凹部領域の
ガイド層17と隣接しており、またガイド層17は共振
器全長にわたってつながっている。前述したように光は
、活性層水平横方向では凸部領域のストライブ幅全体に
広がっており、垂直方向では活性層からガイド層17に
わたって広がっているので光の大部分は第2クラッド層
16を通過して凹部領1或13のガイド層17内へ進行
していく。このとき光の一部は凹部領域の活性層内へと
進行していくが、この領域の活性層は励起されていない
のでレーザ発振光に対して150cm−’程度の吸収領
域となる。レーザ発振は最も利得が大きく損失の小さい
所で生じるので前記のように光の大部分は共振器の中央
部分凸部領域12の活性層から凹部領域13のガイド層
17内を進行してレーザ発振を開始する。更に本発明の
構造では、凹部領域13のガイド層17は垂直方向では
第3クラッド層18と第2クラッド層16とで挟みこま
れており、水平横方向ではその一部両端が第2クラ・ン
ド層16で挟みこまれておりス■・ライブ状の先導波路
を形成している。而って、光は広がることなくストライ
ブ状の先導波路を形成する凹部領域]3のガイド層17
内を集光して進行していく。
本実施例ではガイド層のバンドギャップはレーザ発振光
に対して157meV以上広がっているので、ガイド層
内を進行する光は吸収損失を受けない。こうして両度射
面近傍の凹部領域13においてストライブ状の光導波路
をなずガイド層17内を進行した光は一部反射面で反射
され、再び光導波機能をもつ凹部領域13のガイド層1
7内を損失をうけることなく戻り、凸部領域12の活性
M2S内に入り、再励起されるので低閾値、高効率でレ
ーザ発振をすることができる。特に本実施例のように凹
部領域のガイド層の高さの半分付近に共振器中央部分の
活性領域となる凸部領域の活性層を位置しておけば、反
射面で反射された光はより有効に活性層に入ることがで
きる。
に対して157meV以上広がっているので、ガイド層
内を進行する光は吸収損失を受けない。こうして両度射
面近傍の凹部領域13においてストライブ状の光導波路
をなずガイド層17内を進行した光は一部反射面で反射
され、再び光導波機能をもつ凹部領域13のガイド層1
7内を損失をうけることなく戻り、凸部領域12の活性
M2S内に入り、再励起されるので低閾値、高効率でレ
ーザ発振をすることができる。特に本実施例のように凹
部領域のガイド層の高さの半分付近に共振器中央部分の
活性領域となる凸部領域の活性層を位置しておけば、反
射面で反射された光はより有効に活性層に入ることがで
きる。
本実施例の構造では、両度射面近傍がレーザ発振光に対
してバンドギャップの広いガイド層になっているので、
光学損傷<C0D)の生じる光出力レベルを著しく上昇
させることができる。すなわち、通常の半導体レーザで
はキャリア注入による励起領域となる活性層端面が反射
面として露出しており、そこでは表面再結合を生じ空乏
層化してバンドギャップが縮小している。大光出力発振
をさせると、この縮小したバンドギャップにより光の吸
収を生じ、そこで発熱して融点近くまで温度が上昇し、
ついには光学損傷を生じる。これに対し本実施例の構造
では両度射面近傍は非励起領域になっているばかりでな
く、レーザ発振光はバンドギャップ差が157meV以
上も広い層を透過して発振するので、反射面近傍での光
の吸収がなく光学損傷の生じる光出力レベルを1桁以上
上昇させることができ、大光出力発振が可能である。
してバンドギャップの広いガイド層になっているので、
光学損傷<C0D)の生じる光出力レベルを著しく上昇
させることができる。すなわち、通常の半導体レーザで
はキャリア注入による励起領域となる活性層端面が反射
面として露出しており、そこでは表面再結合を生じ空乏
層化してバンドギャップが縮小している。大光出力発振
をさせると、この縮小したバンドギャップにより光の吸
収を生じ、そこで発熱して融点近くまで温度が上昇し、
ついには光学損傷を生じる。これに対し本実施例の構造
では両度射面近傍は非励起領域になっているばかりでな
く、レーザ発振光はバンドギャップ差が157meV以
上も広い層を透過して発振するので、反射面近傍での光
の吸収がなく光学損傷の生じる光出力レベルを1桁以上
上昇させることができ、大光出力発振が可能である。
本実施例の構造の様に活性層からの光のしみ出しを大き
くすることは活性層垂直方向の広がり角θ上を急激に減
少させることができる。特に活性層がガイド層に挟みこ
まれている本実施例では広がりが助長されθ上 L15
度にすることができる。これに対し活性層水平横方向で
は正の屈折率ガイディング機構が作りつけであるので、
横モードのスポットサイズを調整して、活性層水平横方
向の広がり角θヶをθ/、 = 12〜15度にするこ
とができる。更に両度射面近傍にある光導波機構を進行
するうちに、光はこの領域全体に広がるが端面から放射
されたレーザ光はこの機構を形成しているガイド層の幅
と厚さとに限定されているので、外部光学系とのカップ
リングもやりやすくその効率を上昇させることができる
。
くすることは活性層垂直方向の広がり角θ上を急激に減
少させることができる。特に活性層がガイド層に挟みこ
まれている本実施例では広がりが助長されθ上 L15
度にすることができる。これに対し活性層水平横方向で
は正の屈折率ガイディング機構が作りつけであるので、
横モードのスポットサイズを調整して、活性層水平横方
向の広がり角θヶをθ/、 = 12〜15度にするこ
とができる。更に両度射面近傍にある光導波機構を進行
するうちに、光はこの領域全体に広がるが端面から放射
されたレーザ光はこの機構を形成しているガイド層の幅
と厚さとに限定されているので、外部光学系とのカップ
リングもやりやすくその効率を上昇させることができる
。
なお、上記実施例ではn形GaAs基板を用いたがpn
を反転させてもよい。また、本実施例は^1GaAs/
GaAsダブルヘテロ接合結晶材料について説明したが
、その池の結晶材料例えばTnGaP/^eInP、I
nGa^sl’/lnP、TnGaAsP7’1nGa
P、入12 GaAsSb/GaAsSb等数多くの結
晶材料に適用することができる。
を反転させてもよい。また、本実施例は^1GaAs/
GaAsダブルヘテロ接合結晶材料について説明したが
、その池の結晶材料例えばTnGaP/^eInP、I
nGa^sl’/lnP、TnGaAsP7’1nGa
P、入12 GaAsSb/GaAsSb等数多くの結
晶材料に適用することができる。
[発明の効果〕
、本発明の構造は、前記ミハシ等が提案したSBAレー
ザとは異なり、屈折率分布を適切な値にてきスボッI・
サイズが大きくても安定な基本横モード発振を大光出力
まで維持できる上に、両度射面近傍にレーザ発振光を透
過するウィンドウ構造を備えており、以丁の効果を有す
る。
ザとは異なり、屈折率分布を適切な値にてきスボッI・
サイズが大きくても安定な基本横モード発振を大光出力
まで維持できる上に、両度射面近傍にレーザ発振光を透
過するウィンドウ構造を備えており、以丁の効果を有す
る。
(イ)大光出力発振ができる。
(ロ)安定な基本横モード発振を大光出力においても維
持すことができる。
持すことができる。
(ハ)等心円的な光源にでき、外部光学系とのカップリ
ング効率が−I−昇するので光学系をコンパクトにする
ことができる。
ング効率が−I−昇するので光学系をコンパクトにする
ことができる。
(ニ)−回の成長で製作できる。
等である。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図。
第3図および第4図はそれぞれ第1図のA−A’ 。
B−B′、C−C’断面図、第5図はこの実施例におい
て基板を形成した時の斜視図、第6図はミハシ等が提案
したSBAレーザの断面図である。 10・・・n形GaAs基板、11・・・フォトレジス
ト膜、12・・・凸部領域、13・・・凹部領域、14
・・・n形人f 0.5GaO15^S第1クラッド層
、15・・・アンドープAt? 0.15caO−85
AS活性層、1.6−p形人e 0−45Gao、55
AS第2クラッド層、17 ・−p形人j’ 0.35
cart、65人Sガイド層、18 =−p形入e n
−5can、5^S第3クラッド層、19−n形GaA
sキャップ層、20・・・5i02膜、21・・・亜鉛
拡散領域、22第 5 区 第 乙 図
て基板を形成した時の斜視図、第6図はミハシ等が提案
したSBAレーザの断面図である。 10・・・n形GaAs基板、11・・・フォトレジス
ト膜、12・・・凸部領域、13・・・凹部領域、14
・・・n形人f 0.5GaO15^S第1クラッド層
、15・・・アンドープAt? 0.15caO−85
AS活性層、1.6−p形人e 0−45Gao、55
AS第2クラッド層、17 ・−p形人j’ 0.35
cart、65人Sガイド層、18 =−p形入e n
−5can、5^S第3クラッド層、19−n形GaA
sキャップ層、20・・・5i02膜、21・・・亜鉛
拡散領域、22第 5 区 第 乙 図
Claims (1)
- 共振器の長手方向中央部分にストライプ状の凸部領域を
形成し、その共振器長手方向の両反射面近傍に凹部領域
を形成した半導体基板上に、活性層をこの活性層よりも
バンドギャップの広い材質からなる第1と第2とのクラ
ッド層で挟んだダブルヘテロ接合構造を設け、前記第2
のクラッド層に隣接して前記第1と第2のクラッド層よ
りも屈折率の大きい材質からなるガイド層を設け、この
ガイド層に隣接してガイド層よりも屈折率の小さい第3
のクラッド層を設け、この第3のクラッド層に隣接して
第3のクラッド層と電気的に反対の導電型を有するキャ
ップ層を設けた多層構造とし、各成長層が前記凸部領域
の凸部と前記凹部領域の凹部とに沿って一様な層厚で成
長されており、共振器の長手方向中央部分の前記凸部領
域の活性層が共振器の長手方向において前記第2のクラ
ッド層を介して両反射面近傍の前記凹部領域のガイド層
に隣接しており、前記キャップ層のうちで前記凸部領域
上に相当する部分にストライプ状の電流注入領域を形成
したことを特徴とする半導体レーザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23651886A JPS6390882A (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 半導体レ−ザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23651886A JPS6390882A (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 半導体レ−ザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6390882A true JPS6390882A (ja) | 1988-04-21 |
Family
ID=17001888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23651886A Pending JPS6390882A (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 半導体レ−ザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6390882A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5574304A (en) * | 1992-09-14 | 1996-11-12 | Rohm Co., Ltd. | Superluminescent diode with offset current injection regions |
-
1986
- 1986-10-03 JP JP23651886A patent/JPS6390882A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5574304A (en) * | 1992-09-14 | 1996-11-12 | Rohm Co., Ltd. | Superluminescent diode with offset current injection regions |
US5981978A (en) * | 1992-09-14 | 1999-11-09 | Rohm Co., Ltd. | Superluminescent diode and method for manufacturing the same |
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