JPS639029A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、情報記録媒体に光学的に情報を記録および／
又は再生を行う光学的情報記録再生装置に関し、特に光
ビームのトラッキングサーボ引さ込み方式に特徴を有す
る光学的情報記録再生装置に関する。

［従来の技術］ 最近、光を利用して情報を記録し、又記録された情報を
読み出す装置として光ディスク、コンパクトディスク、
光カード１の媒体を用いたものに関する提案がされてい
る。このうら光カードの情報記録再生装置において、光
カードに照射した光スポットが確実に記録時に記録すべ
き位置に当るように、又読み出し時には記録された記録
列に当るようにする必要がある。

次に順を追って光カード記録再生装置の記録再生方法の
一例を示す。

第３図はカード状記録媒体のトラックに対する光スポッ
トのスキャン法を示す斜視図である。同図において、光
カードｌ上の記録領域２に情報の記憶列（記録トラック
）３を書き込む、又はトラック３の情報を読み出すため
に、光へラド４から光ビーム５が出射され、光カード１
上に光スポット６として照射される。このとき光ヘッド
４と光カード１とをＡ方向に相対的に往復運動させてト
ラック３の書き込みを行なう、そのトラックの書き込み
が終了すれば、光ヘッド４をＢ方向に移動して次のトラ
ックの書き込みを行なう。

第４図は光カード１の一例を示した概略平面図である。

光カードｌ上には連続した線状のトラッキングトラック
７１．７２・・・と断続的な破線上のクロックトラック
８１．８２．８３・・・が交互に予め記録されている。

そして、それぞれトラック毎に情報を記録するための情
報記録部９１．９２・・・が設けられていて、この部分
に記録の古さ込みを行なうようになっている。

第５図は書き込み時の記録面の拡大平面図である。ここ
では光学的記録再生部については記されていないが半導
体レーザ等の光源から発した光ビームが回折格子によっ
て３本のビームに分けられ、ピックアップレンズで集光
され、第５図で示すビームスポットＳｌ　　、Ｓ２　　
、Ｓ３を形成する。

情報記録部９１に情報を記録する場合にはスポ、トＳｌ
　　、Ｓ２．５２を各々クロックトラック８１　、情報
記ｊ；［９２、）ラフキングトラック７１に照射し、ク
ロックトラック８１で同期をとりながら、スポラ）Ｓ２
で情報を記録する。また、情報記録部９２に情報を記録
する場合にはスポットＳ２　、Ｓ　２．Ｓ３を各々トラ
ッキングトラック７１．情報記録部９２．クロックトラ
ック８２に照射する。

第６図は情報読み取り時の記録面の拡大平面図である。

光カード１の記録面にはクロックトラック８１．８２・
・・及びトラッキングトラック７１　　。

７２・・・の間に記録ピット列から成る情報記録部９１
．９２・・・が形成されていて、読み取り時にはスポラ
）Ｓｌ　　、Ｓ２　、Ｓ２でそれぞれ情報記録部９１、
トラッキングトラック７１　、情報記録部９２を照射し
、矢印ａ方向に走査してスポットＳ１及びＳ３で情報を
読み取る。

ここで、確実に所望のトラックに記録再生を行なう為に
は、光へラド４中のピックアップレンズと光カードｌと
の距離を光カード１の面ブレにかかわらず一定に保つ十
−トフォーカスサーボ（以下、ＡＦと称す）と、常に光
スポットが１本のトラックとを走査するようにするオー
トトラッキングサーボ（以下、ＡＴと称す）が重要であ
る。第３図〜第６図で説明した例においては、トラッキ
ングトラ−２り７上に照射されたスポット、すなわち記
録時は、Ｓｌ又は５３．再生時はＳ２の反射光によりＡ
Ｆ、ＡＴがなされる。

［発明が解決しようとする問題点］ ＡＴサーボを引込む方法にはいくつかの方法がある。１
つは第７図に示すように、光カード１をトラック方向に
走査させて引込む方法である。同図において、１０はＡ
Ｔのスポット、１１はＡＴのスポット１０の径路を示し
ている。一般に光ビームの走査とトラックには傾き（以
下、これをスキューと称する）がある為、スポットｌＯ
はトラックを横切る事になりＡＴが引込まれる可能性が
ある。しかしこの方法はスキューが小さいと必ずしもス
ポットがトラックを横切るとは言えない。

また、走査が必要な為、引込みに時間を要する点、必ず
しも所望のトラックを引込めるとは限らない点等の欠点
がある。

他の方法として、第３図のＢ方向すなわちトラックと直
交方向に光へラド４を光スポット６がトラック３を横切
るまで移動させて引込む方法がある。この方法は光へラ
ド４の移動速度をある程度以下におさえれば、第７図に
示した方法に比べて確実にかつより高速（光へラド４の
移動速度をある程度以下におさえても、トラックを横切
るまでの時間は、光カード１をＡ方向に１度走査する時
間に比べれば十分に短い）に引込むことが期待できる。

しかし、実際にはこの方法にも以下に述べるような欠点
がある。

この方法ではＡＴがかかっていないのでピックアップレ
ンズは光ヘツド４中でフリーの状態である。この状態で
突然光へラド４が移動する訳であり、この時ピックアッ
プレンズは次のような動きをする。光へラド４が移動を
開始しても、ピックアップレンズは慣性の為すぐには動
かず、光へ。

ド４の移動によりピックアップレンズに加わった力が慣
性に打ち勝つとピックアップレンズは移動を開始する。

このとき光ヘッド４の移動により得た初速塵の為、また
質量が小さい為、高速の動きとなり、光スポットがトラ
ックを横切る速度は大さなものとなってしまい、引込み
に失敗することが起こる。一度引込みに失敗（ここで云
う失敗とは、光スポット６がトラック３上に位置してい
ないにもかかわらず、サーボループが閉じられてしまう
ごとを云う）すると、光スポットはサーボループが閉じ
られた状態でトラックとトラックとの間のサーボルーズ
にとっての正帰還領域を通過する為、ピックアップレン
ズにはさらに大きな速度が与えられ、ピックアップレン
ズが大きく振動してしまう４Ｇが起こる。

また、前述のように、光へラド４の移動速度を低くおさ
えると、ピックアップレンズの移動速度をある程度おさ
えられるが、特に光へラド４の移動をステップモータで
行っている場合はステップモータの駆動速度を遅くして
も、ピックアップレンズに芋えられる初速塵はステップ
モータの立上り（！Ｉｌｌきはじめ）の１ステツプの動
きで決まってしまい、ピックアップレンズの移動速度の
制御は困難であった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の目的は、上記問題点に鑑み、確実にＡＴサーボ
の引込みを行うことを可能にする光学的情報記録再生装
置を提供することにある。

以上のような目的は、トラッキング制御手段を有し、光
学的情報記録媒体に対してピックアップレンズを有する
光学ヘッドを相対的に移動させ、該ピックアップレンズ
を通して光を照射し情報の記録および／又は再生を行う
光学的情報記録再生装置において、前記光ヘツド内の前
記ピックアップレンズ自体の！！！ｌきを防止する手段
を有することを特徴とする光学的情報記録再生装置によ
り達成される。

［作用］ 上記のような光学的情報記録再生装置によれば、前記ト
ラッキング制御手段のトラッキングサーボを引込む以前
にピックアップレンズ自体の動さを防止する手段を駆動
させ、トラッキングサーボを引込むと同時に解除すれば
、ピックアップレンズのｈきは光ヘッドの動さとほぼ等
しくすることがでさるので、光ヘッドをある程度ゆっく
り駆動することにより、安定で確実なＡＴサーボの引込
みが可能となる。

［実施例］ 以下、本発明に係る光学的情報記録再生装置について詳
細に説明する。

第１図は本発明の第１実施例を示す概略ブロック図であ
り、本発明に係る部分以外は省略している。同図におい
て、１０１は２分割光センサ。

１０２．１０３は２分割光センサのそれぞれのエレメン
トの出力を増幅するセンサアンプ、１０４はセンナアン
プ１０２，１０３の出力の差を求めることによりＡＴエ
ラー信号を作成する減算器である。１０５は位相補償回
路、１０６はドライバアンプ、１０７，１０８はそれぞ
れアナログスイッチでありコントロール入力が“Ｈ″の
時ａ接点に接がっている。１０９はボイスコイル型のピ
ックアップレンズ駆動装置のＡＴ！％！＠コイルである
。アナログスイッチ１０７，１０８がｂ接点に接がって
いれば、減算器１０４の出力、すなわちＡＴエラー信号
は位相補償回路１０５で適当に位相補償された後アナロ
グスイッチ１０７を通りＡＴコイル１０９に印加され、
ＡＴコイル１０９に電流が流れることにより不図示のピ
ックアップレンズがＡＴ力方向駆動されＡＴサーボがな
され１１０はコントロール回路ｔｘｔ及びターミナルＴ
により入力されるＡＴサーボ引込み命令により光ヘッド
を第３図のＢ方向に移動する光ヘツド駆動回路であり、
この回路１１０から信号が発せられると不図示の光ヘツ
ド移動手段（例えばステップモータ）により光ヘッドが
移動される。

本実施例において、ＡＴサーボの引込みがなされる以前
は、コントロール回路１１１の出力すなわちアナログス
イッチ１０７，１０８のコントロール入力は′Ｈ”であ
り、アナログスイッチ１０７．１０８はそれぞれａ接点
側に接がっている。この時、ＡＴコイル１０９はアナロ
グスイッチ１０７，１０８のａ接点を通してショートさ
れた状態にある。

ターミナルＴよりＡＴサーボ引込み命令が入力されると
、光ヘツド移動回路１１０から信号が発せられ、前述の
°ように光ヘッドは第３図のＢ方向に移動する。この時
、前述のようにピックアップレンズは光ヘッドの動さに
対して少し遅れて勤こうとするが、ピックアップレンズ
が少し動くとＡＴコイル１０９が磁場中で動くことによ
り。

ＡＴコイル１０９には、フレミングの右手の法則により
その動きを抑圧する方向に電流が流れてピックアップレ
ンズの動さが防止される。

光スポットがトラックを横切ると減算ｆｉ１０４の出力
であるＡＴエラー信号をモニタしているコントロール回
路１１１の出力はＬ″になるのでこの時点でアナログス
イッチ１０７，１０８はＢ接点側に接続され、ＡＴサー
ボループが形成される。この場合、ピックアップレンズ
自体の動きは前記のように防止されていたのでピックア
ップレンズの動きは光ヘッドの動きとほぼ等しくなり。

光ヘッドをある程度ゆっくり駆動していればＡＴサーボ
引込みに失敗する恐れはほとんどなく、安定したＡＴサ
ーボの引込みが回走である。

第２図は本発明の第２実施例を示す概略ブロック図であ
り、第１図の実施例と同様のものは同じ番号が付しであ
る。

第２図において、１１６は光ヘツド本体に取付けられた
発光素子であり、発光素子回路１１４により一定光騒の
光を発している０発光素子１１Ｂにより発せられた光は
、ビラファー２プレンズに取付けられた不図示の小型ミ
ラーで反射され１発光票子１１６と同様に光ヘツド本体
に取付けられた発光素子１１５に受光され、受光回路１
１３により適当な電圧に増幅される。１１２は前記の１
０７．１０８と同様なアナログスイッチ、１１７は差動
型のドライバであり、受光回路１１３の出力を一定電圧
Ｖ　ＲＥＦと比較して、その差分でＡＴコイル１０９を
ドライブする。

本実施例の場合、発光素子１１６．受光素子１１５、不
図示のミラーは光学的な相対位置センナを構成しており
、ピックアップレンズが光ヘツド内で相対的に動くと、
発光素子１１６とピックアップレンズに取付けられた小
型ミラーとの距離が変化する為、受光＃４子１１５に受
光される光量が変化する。この光量変化によりピックア
ップレンズの相対的な動き（位置）を検知する！Ｋがで
きる。また一定電圧Ｖ　ＲＥＦはピックアップレンズが
φヶの位置、すなわちピックアップレンズがＡＴ力方向
動ける範囲の中央に位置した時の受光回路１１３の出力
と等しく設定されており、ＡＴナーポ引込み前はアナロ
グスイッチ１１２はａ接点に接がっているので、ピック
アップレンズが中立の位置にあればＡＴコイル１０９に
は電流が流れないが、少しでも中立の位置からずれると
そのずれ分を補正する電流がＡＴコイル１０９に流れ、
ピックアップレンズは中立の位置に引きもどされる、従
って、この時点で光ヘッドが第３図のＢ方向に移動して
も、ピックアップレンズ自体の動きを防止できるように
なる。なお、この第２実施例においては、光学的な相対
位置センナを用いたが、これは電磁気的なもの、超仔波
を利用したもの等でも可能である。

また、第１図及び第２図における実施例のトラッキング
制御手段として２分割光センサによるプッシュプル法を
示しているが、これはあくまでも−例にすぎず、他のト
ラッキング制御手段（ヘテロゲイン法、３ビーム法等）
採用している光学的情報記録再生′Ａ置でも本発明を適
用できることは明らかである。

［発明の効果］ 以上、説明したように本発明の光学的情報記録再生＊’
ｌｌによれば、光ヘッドをトラックと略直交方向に移動
させてＡＴサーボを引込む時に、光ヘツド中のどックア
ー２プレンズ自体の動キを防止する子役によりピックア
ップレンズ自体の動きが抑制されているので確実にＡＴ
サーボの引込みを行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光学的情報記録再生装置の第１実
施例を示す概略ブロック図、第２図は第２実施例を示す
概略ブロック図である。 第３図はカード状記録媒体のトラックに対する光スポッ
トのスキャン法を示す斜視図、第４図は光カードの一例
を示した概略平面図、第５＠はその書き込み時の記録面
の拡大平面図、第６図はその再生時の記録面の拡大モ面
図、第７図はＡＴサーボを引込む方法を示す説明図であ
る。 １０１：２分割光センサ、１０２　、　ｌ　Ｏ３：セン
サアンプ、１０４：減算器、１０５：位相補償回路、１
０６：ドライバアンプ、１０７，１０８．１１２ニア−
Ｊ−ｔｆｆゲスイー／　チ、１０９：ＡＴｗＡ動コイル
、１１０：光ヘツド移動回路、１１１：コントロール回
路、１１３：受光回路、１１４：発光素子駆動回路、１
１５：受光素子、１１６：発光素子、１１７：差ｇＪ型
ドライバ。 代理人　弁理士　　山　下　積　子 弟２　図 ＋１０ 第３図 Ａ 第４図 第５図 第６図 第７図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）トラッキング制御手段を有し、光学的情報記録媒
   体に対してピックアップレンズを有する光学ヘッドを相
   対的に移動させ、該ピックアップレンズを通して光を照
   射し情報の記録および／又は再生を行う光学的情報記録
   再生装置において、前記光ヘッド内の前記ピックアップ
   レンズ自体の動きを防止する手段を有することを特徴と
   する光学的情報記録再生装置。
2. （２）前記トラッキング制御手段のトラッキングサーボ
   を引込む以前に前記ピックアップレンズ自体の動きを防
   止する手段を動作せしめることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の光学的情報記録再生装置。
3. （３）前記ピックアップレンズ自体の動きを防止する手
   段が、前記トラッキング制御手段のトラッキングコイル
   を短絡することにより成されることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の光学的情報記録再生装置。 （３）前記ピックアップレンズ自体の動きを防止する手
   段が、前記ピックアップレンズの前記光ヘッドに対する
   相対位置制御手段であることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の光学的情報記録再生装置。