JPS638924A - 入出力スケジユ−リング方式 - Google Patents

入出力スケジユ−リング方式

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JPS638924A
JPS638924A JP61153724A JP15372486A JPS638924A JP S638924 A JPS638924 A JP S638924A JP 61153724 A JP61153724 A JP 61153724A JP 15372486 A JP15372486 A JP 15372486A JP S638924 A JPS638924 A JP S638924A
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JP61153724A
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Akira Yamamoto
彰 山本
Yoshio Motoyama
本山 美穂
Hiroyuki Kitajima
北嶋 弘行
Mikito Ogata
幹人 尾形
Toshifumi Nishimura
西村 利文
Takashi Doi
隆 土井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/12Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor
    • G06F13/122Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware performs an I/O function other than control of data transfer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は入出力スケジューリング方式に関し。
特にデータ転送処理に先立つ立上げ処理を制御装置とは
オフラインで行い、それぞれの立上げ処理時間、停止時
間が一定分布であるような複数の入出力装置の、先読み
・まとめ書きスケジューリング方式に関するものである
〔従来の技術〕
従来の磁気テープ装置は、真空カラムを備えていたので
、それによって磁気テープの立上げ処理を高速に行うこ
とができた。これに対して、カートリッジ型磁気テープ
装置は、軽量化、小型化のため、磁気テープ装置の高速
立上げ処理には不可欠の真空カラムを除去している。こ
のため、カートリッジ型磁気テープ装置では、立上げ処
理をオフラインで行い、立上げ後、データ転送が可能に
なった段階で、磁気テープ装置を制御装置と再結合する
というように、ディスク装置と全く同様の制御方法が提
案されている。
上述の如き特性を有するカートリッジ型磁気テープ装置
においては、一度データ転送を終了すると、停止、再位
置付け、立上げ処理に要する処理時間が、従来の真空カ
ラムを備えた磁気テープ装置に比較して著しく長いとい
う問題があった。
これに対しては、本出願人が、先に、特願昭60−39
868号「入出力制御方式」により提案した、制御方式
が有効である。この方式は、カートリッジ型磁気テープ
装置(以下、r M T装置」という)が、立上げ処理
に要する時間が一定であることを利用して、現在データ
転送中の入出力装置のデータ転送完了時刻に、該入出力
装置とは別の入出力装置の立上げ処理が完了するように
、該別の入出力装置を制御することを特徴とするもので
ある。
また、これを発展させたものに、本出願人が。
先に、特願昭60−97739号「データ転送制御方式
」により提案した、制御方式がある。この方式は、ある
入出力装置のデータ転送と別の入出力装置のデータ転送
とを連続して行い、この2つのデータ転送を行っている
間に第3の入出力装置の立上げ開始時刻を計算し、その
入出力装置に設けられたタイマに上で計算した時刻を与
えるように制御することを特徴とするものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、前記入出力装置とこれらを制御する制
御装置との間のデータ転送路を効率良く使用し、かつ、
データの先読み・まとめ書きを最小のバッファサイズで
実現するものではあるが、前記MT表装置割当てるバッ
ファ容量を均等としているため、各MT表装置アクセス
頻度に偏りがある場合には、性能が劣化するという問題
が発生する可能性があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の入出力スケジューリング方式にお
ける上述の如き問題を解消し、前記各入出力装置のアク
セス頻度に偏りがある場合にも前記入出力装置とこれら
を制御する制御装置との間のデータ転送路を効率良く使
用し、かつ、データの先読み・まとめ書きを最小のバッ
ファサイズで実現することが可能な入出力スケジューリ
ング方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、データ転送処理に先立って、一定
時間の前処理を制御装置とはオフラインで行う入出力装
置に対して、前記制御装置内に設けたバッファと前記入
出力装置との間で複数ブロックの先読み・まとめ書きを
行う場合に、1つのスケジュール時点において、1つの
入出力装置の先読み・まとめ書き量と先読み・まとめ書
きデータ転送開始時刻を決定するスケジュール処理を行
う入出力スケジューリング方式において、次のスケジュ
ール時点を、現スケジュール時点でスケジュールした先
読み・まとめ書きデータ転送処理が終了する時刻より前
処理時間分だけ前に設定し、次のスケジュール時点にお
いて、稼動状況に応じて、更に、現時点でスケジュール
した入出力装置に対する先読み・まとめ書きスケジュー
ル処理を行うか、他の入出力装置の先読み・まとめ書き
スケジュール処理を行うかを決定することを特徴とする
入出力スケジューリング方式によって達成される。
〔作用〕
あるMT装装置先読み・まとめ書きスケジュール処理を
開始した場合、まず、このMT装装置対する立上げ要求
を発行することになる。ということは、このMT装装置
、再位置付は処理を完了しているものでなければならな
いことになる。
ところで、このMT装装置、このMT装装置前回の先読
み・まとめ書き処理の最終スケジュール時点以降、他の
MT装装置チャネルとのデータ転送時間+チャネルとの
データ転送路の空き時間の合計が、該MT装装置停止・
再位置付け、立上げの各動作に要する時間の合計以上に
なっているという条件(これを「条件1」とする)か、
上記時点以降のスケジュール対象MT装置自身のチャネ
ルとのデータ転送量が一定値以上になっているという条
件(これを「条件2」とする)のどちらかを満たしてい
るMT装装置ある。
このときの先読み・まとめ書き量は、このMT装装置前
回の先読み・まとめ書きの最終スケジュール処理時点以
降、チャネルとの間で転送したデータ量とする。従って
、この場合1次のスケジュール時点は、現スケジュール
時点でスケジュールした先読み・まとめ書きデータ転送
処理が終了するより立上げ処理時間分だけ、前に設定す
れば良いことになる。
具体的には、現スケジュール時点でスケジュールした先
読み・まとめ書きデータ転送処理が開始されるのは、現
スケジュール時点より、立上げ処理時間分だけ後になる
ため、次のスケジュール時点は、現スケジュール時点よ
り、スケジュールした先読み・まとめ書きデータ転送処
理に要する時間分だけ、後に設定すれば良いことになる
現スケジュール時点で、前記条件1が満足されていれば
1次回スケジュール時点では、別のMT装装置先読み・
まとめ書きを行うことになる。
一方、現スケジュール時点で前記条件1が成立していな
ければ、次回スケジュール時点でも、このMT装装置ス
ケジュール処理を行う、この後、前記条件1が成立した
スケジュール時点を、連続してデータ転送路を占有して
行う、1回の先読み・まとめ書き処理の最終的なスケジ
ュール時点とし、この条件1が成立した次のスケジュー
ル時点で、他のMT装装置先読み・まとめ書きスケジュ
ール処理に入ることになる。
(実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第2図は本発明の対象となる計算機システムの構成を示
す図である8本計算機システムは、CPU10.主記憶
装置11.チャネル12.制御装置13゜少なくとも1
台以上のカートリッジ型磁気テープユニット(以下、r
MTユニット」という)14から構成されている。
第3図は上記制御装置13内の構成と、MTユニット1
4との接続関係を示すものである。プロセッサ20は、
チャネル12. MTユニット14とのデータ転送制御
、バッファ21の管理等を行う。バッファ21は、複数
の区画に分割され、各MTユニット14に動的に割付け
、解放を行う。
本実施例においては、特にバッファ21の構成方式を問
題にはしないので、サイズは充分あるものとし、バッフ
ァ21の空き領域がないため、データ転送処理が中断す
るというケースは想定しないものとする。また、各MT
ユニット14は、与えられている区画の中に空き領域が
不足すると、必要な個数の区画を新たに確保し、ある一
つの区画全体が空くと、その区画を解放するものとする
上記領域確保処理、解放処理は本発明の直接の対象とは
ならないため、以下の実施例では、特に触れないものと
する。また、各MTユニット14に割付けられている区
画の管理、空いている区画の管理は、既知の方法を用い
るため、ここでは特に記述しない。
データ転送装置(a)22は、チャネル12とバッファ
21との間のデータ転送を行う、また、データ転送装置
(b)23は、各MTユニット14とバッファ21との
間のデータ転送を行う、上述の2つのデータ転送装置2
2.23は、プロセッサ20のコントロールを受ける。
クロック24は、現在の時刻を示すものである。
タイマ25は、プロセッサ20に指定された指定時間以
降に、タイマフラグ26をオンにする。制御装置管理情
報部28は、制御装置13対応に設けられる情報部であ
る。一方、MT管理情報部27は、各MTユニット14
対応に設けられる情報部である。
各MTユニット14と制御装置13との間には、データ
転送用パス29Aと、制御用パス29Bとが設けられる
。該制御用パス29Bは、上記各MTユニット14に対
する立上げ要求の発行、停止・再位置付は要求の発行、
立上げ処理の完了通知および再位置付は完了通知の受取
り等に用いられる。
データ転送用パス29Aは、データ転送用に用いられる
。制御用パス29Bとデータ転送用バス29Aとは、独
立に動作可能であるため、あるMTユニット14との間
のデータ転送中に、別のMTユニット14に立上げ要求
を発行することができる。
上記各MTユニット14に対する停止・再位置付は要求
、MTユニット14からの立上げ完了通知および再位置
付は完了通知の受付けには、データ転送用バス29A、
制御用パス29Bのいずれを用いても良い。
第4図は前記制御装置管理情報部28の構成を示すもの
である。該制御装置管理情報部28は、制御袋5!13
に対応して設けられる情報を格納する情報部であるが、
ここでは1本発明に直接関係する部分についてのみ述べ
る。
まず、先読み・まとめ書きスケジュール・ポインタ(a
)30は、先読み・まとめ書きスケジュールの対象とな
る先頭のMTユニット14のMT管理情報部27を示す
。先読み・まとめ書きスケジュール・ポインタ(b)3
1は、先読み・まとめ書きスケジュールの対象となる最
後のMTユニット14のMT管理情報部27を示す。
MTデータ転送速度32は、制御装置13に接続されて
いる各MTユニット14のデータ転送処理速度を表わす
。データ転送不可能時間33は、MTユニット14が、
一度、データ転送を終了すると1次にデータ転送に入る
までに最小限必要な時間、すなわち、停止、再位置付け
、立上げ動作の合計の時間を表わす。
本実施例においては、各MTユニット14のデータ転送
速度およびデータ転送不可能時間が共通の場合について
述べるが、本発明は、各MTユニット毎に、これらの特
性が異なっても有効である。
次に、先読み・まとめ書きスケジュール・フラグ34は
、次の先読み・まとめ書きスケジュール時点が設定され
ているとき、オンになる。先読み・まとめ書きスケジュ
ール・フラグ34の初期値は、オフになっているものと
する。
第5図は前記MT管理情報部27の構成を示すものであ
る。MT管理情報部27は、MTユニット14毎に、設
けられる情報部であるが、ここでは、本発明に直接関係
する部分のみについて述べる。
MTiD40はMTユニット14の識別子であり、この
MT管理情報部27がどのMTユニット14の情報であ
るかを示すものである。
先読み・まとめ書き後ポインタ41は、このMTユニッ
ト14の次に先読み・まとめ書きスケジュールの対象と
なるMTユニットのMT管理情報部27を示す、一方、
先読み・まとめ書き前ポインタ42は、このMTユニッ
ト14の前に先読み・まとめ書きスケジュール対象とな
るMTユニットのMT管理情報部27を示す、この関係
を、第6図に、先読み・まとめ書きキュー50として示
した。
プロセッサ20が先読み・まとめ書きスケジュールの対
象としているMT管理情報部27は、先読み・まとめ書
きスケジュール・キュー50の先頭にある。プロセッサ
20は、あるMTユニット14の先読み・まとめ書きス
ケジュール処理が終了すると。
このMTユニットのMT管理情報部27を先読み・まと
め書きスケジュール・キュー50の最後位に移す0次に
、先読み・まとめ書きスケジュールを行うべきMTユニ
ットを探すときには、先読み・まとめ書きスケジュール
・キュー50の先頭から条件を満たすMTユニットを指
すキューを探し、これが見つかると、このMTユニット
のMT管理情報部27を先読み・まとめ書きスケジュー
ル・キュー50の先頭に移す。
なお、ここで、先読み・まとめ書きスケジュール・キュ
ー50に登録されているMTユニット14の集合は、カ
ートリッジがデツキ上にマウントされているMTユニッ
トの集合である。一般的には、各MTユニット14に対
するマウント要求は、ダイナミックに発行され、動作を
終了すると、リワインド処理を行った後、取りはずされ
る。
従って、先読み・まとめ書きキュー50に登録されるM
Tユニット14の集合は、ダイナミックに変化すること
になるが、本発明の直接の対象とはならないため、実施
例の説明においては、特に触れないものとし、制御装置
13がチャネル12からマウント要求やリワインド要求
を受取るケースについては、特に述べない。
以下、最初から、カートリッジがマウントされているM
Tユニットが何台か存在し、これらの集合が変化せず動
作している場合について述べる。
リード・ライトフラグ43は、このMTユニット14が
リード処理を行っているか、ライト処理を行っているか
を示す、このリード・ライトフラグ43は、最初のデー
タ転送要求を受付けたときに、それがリード要求であれ
ばリード状態に、また、ライト要求であれば、ライト状
態にセットされる。
但し、既に述べた如く1本実施例においては、先読み・
まとめ書きスケジュール・キュー50中のMTユニット
14の集合が変化しない場合について述べるため、リー
ド・ライトフラグ43の値は既にセットされているもの
とする。
バッファ内データ量44は、このMTユニット14のデ
ータがバッファ内に存在する量を表わす。
未スケジュール・データ量45は、チャネル12との間
で生じたデータ転送により生じる度に、このデータ転送
量が加えられ、スケジュール時点で、このMTユニット
14の先読み・まとめ書きスケジュール処理を行ったと
き、クリアする。但し、新たに、リード処理を開始した
MTユニット14の場合には、この領域に先読み量の初
期予測値を設定する必要がある。
先読み・調整データ量46は1次の先読みがまわって来
るまでに、先読みデータがなくなってしまったときに、
次の先読みの際に、先読み量を調節するために用いられ
る。
前回先読み・まとめ書き最終スケジュール時刻47を説
明する前に、本発明における先読み・まとめ書きスケジ
ュール処理の基本的な定う方について、少し説明する。
第7図は、これをまとめたものである0本発明において
は、あるMTユニット14の先読み・まとめ書きスケジ
ュールを開始すると、ある条件が満たされるまで何回か
先読み・まとめ書きスケジュールを行う、上記条件が満
たされたスケジュール時点において、このMTユニット
14のスケジュールを止めて、他のMTユニット14の
先読み・まとめ書きスケジュール処理に切換えることに
なる。
本発明における先読み・まとめ書き量は、基本的には、
前回のスケジュール時点から現スケジュール時点までに
、チャネル12との間に生じたデータ転送量に等しいデ
ータ量とする。従って、第7図に示す如く、一度他のM
Tユニット14にあるMTユニット(MTi)の先読み
・まとめ書きスケジュールを切換えた後、再び、このM
Tユニット14に先読み・まとめ書きスケジュールがま
わって来たとき(第7図における時点62)、このMT
ユニット14の先読み・まとめ書き量は、前回先読み・
まとめ書きスケジュール処理において、他のMTユニッ
ト14にスケジュール処理を切換えたスケジュール時点
より、1回前のスケジュール時点(以下、「前回先読み
・まとめ書き最終スケジュール時点」と呼び第7図では
60で示す)以降、チャネル12との間で転送したデー
タ量となる。
先にも述べた如く、MTユニット14哄、一度データ転
送処理を終了すると、停止、再位置付は処理を行ってい
る間は、次のデータ転送処理に入ることはできない。従
って、この間に他のMTユニットの先読み・まとめ書き
処理ず実行可能であれば、データ転送路を有効に利用で
きる。
前回先読み・まとめ書き最終スケジュール時点以後、現
在までの、チャネル12との間のデータ転送路は、第7
図に示す如く、このMTユニット14のデータ転送時間
、このMTユニット以外の他のMTユニット14のデー
タ転送時間に分けることができる。空き時間を、実在し
ない仮想的なMTユニット14に対する転送時間と考え
れば、他のMTユニット14のデータ転送時間と空き時
間との合計が、停止、再位置付け、立上げ処理時間より
大きいという条件(「作用」の項で述べた「条件1」)
が成立すれば、他のMTユニット14にスケジュールを
切換えても良いことになる。
他のMTユニット14のデータ転°送時間と空き時間の
代りに、前回先読み・まとめ書き最終スケジュール時点
から現時刻までの経過時間から、スケジュール対象とな
るMTユニット14のデータ転送時間を差引いた時間を
用いても同じことになる。
以下の説明では、後者を用いるものとする。
今回スケジュール時点62において、前記条件1が成立
していれば、前回先読み・まとめ書き最終スケジュール
時点60以降、チャネル12との間に生じたデータ転送
量に等しいデータ量を先読み・まとめ書きスケジュール
データ量として、次回スケジュール時点63には、他の
MTユニット14にスケジュール処理を切換えて良いこ
とになる。
しかし、前記条件1が成立していないMTユニット14
でも、前回先読み・まとめ書きスケジュール処理に入る
場合がある。これは、前記条件1が成立していないMT
ユニット14を先読み・まとめ書きスケジュールの対象
としすいと、必要なバッファ21の量が無限大となるた
めである。この場合には、次回スケジュール時点63に
も、このMTユニット14の先読み・まとめ書きスケジ
ュールを実行することになる。
この後、次回スケジュール時点63においても、前記条
件1の成立がチェックされることになり、このMTユニ
ット14の先読み・まとめ書きスケジュールの処理は、
この条件1が成立するまで続けられ、この条件1の成立
が確認されたスケジュール時点の、次のスケジュール時
点において、他のMTユニット14に先読み・まとめ書
きスケジュール処理を切換える。
また、この条件1の成立が確認されたスケジュール時点
が、再び、このMTユニット14の先読み・まとめ書き
スケジュール処理が開始されたときの前回先読み・まと
め書き最終スケジュール時点となる。
第5図に戻って、前回先読み・まとめ書き最終スケジュ
ール時刻47は、前回先読み・まとめ書き最終スケジュ
ール時点において、クロック24から得た時刻を表わす
ものである。
データ移動量48は、上記時点から、チャネル12との
間で転送されたデータ量である。但し、リード処理を開
始したMTユニット14の先読みを実行させる場合、上
記データ移動量48に、先読み・まとめ書き開始条件を
満たすだけの値を設定する必要がある。
動作中フラグ49は、このMTユニット14が、停止、
あるいは再位置付は動作中であることを示すものである
先読み・まとめ書き量50は、MTユニット14との間
で先読み・まとめ書きすべきデータ量を表わしている。
ウェイトフラグ51は、リード処理を行っているMTユ
ニット14が、先読みデータがなくてウエイト状態にな
っているとき、オンになる。
スケジュール中止条件フラグ52は、前記条件1が成立
したとき、オンにする。
なお、上記動作中フラグ49.ウェイトフラグ51およ
びスケジュール中止条件フラグ52の各初期値は、オフ
になっているものとする。 次に、第8図を用いて1本
発明における先読み ・まとめ書きスケジュール処理と、スケジュールした先
読み・まとめ書きデータ転送処理が実行される時間関係
について説明する。
第8図において、スケジュール時点1は、スケジュール
時点0でスケジュールしたMTユニット14(MTh)
とは異なったMTユニット14(M T i )のスケ
ジュールを行う時点であるとする。
従って、スケジュール時点1では、先読み・まとめ書き
キュー50を操作し、先読み・まとめ書き条件1を満た
すMTユニット14を見つけることになる。以下の処理
は、条件を満たすMTユニット14が見つかったときに
実行する内容である。
ここでは、前記プロセッサ20は、まず、該MTユニッ
ト14の先読み・まとめ書き量を決定する。
次に、該MTユニット14に対する立上げ要求を発行す
る。従って、第8図に示す如く、先読み・まとめ書きデ
ータの転送処理は、現時点より立上げ時間分だけ遅れて
開始されることになる。
このとき、前記条件1が成立していれば、先に述べた如
く、スケジュール時点2において、別のMTユニット1
4(MTj)の先読み・まとめ書きスケジュールを行い
、立上げ要求を発行する必要がある。従って、スケジュ
ール時点1でスケジュールした先読み・まとめ書きデー
タ転送処理と、スケジュール時点2でスケシュ”−ルす
る先読み・まとめ書きデータ転送処理とを連続して行う
ためには、スケジュール時点2は1図に示す如く、スケ
ジュール時点1でスケジュールした先読み・まとめ書き
データ転送処理が終了する時点より、立上げ処理時間分
だけ前に設定する必要がある。
この先読み・まとめ書きデータ転送処理は、スケジュー
ル時点1よりも立上げ処理時間分だけ遅れて開始される
ため、スケジュール時点2は、スケジュール時点1でス
ケジュールした先読み・まとめ書きデータ量を転送する
のに要する時間分だけ後に、設定すれば良いことになる
前記条件1が成立しない場合には、スケジュール時点2
では、スケジュール時点1でスケジュールしたMTユニ
ット14をスケジュールすることになる。この場合、上
記条件1が成立した場合と同じ時刻にスケジュール時点
2を設定しても特に問題ないため、ここでは、同様の時
刻に次のスケジュール時点を設定するものとする。
ここで、前記プロセッサ20の処理フローを第1図に示
す。
プロセッサ20は、チャネル12からの入出力処理要求
を受けたとき(処理65)、データ転送装置(a)22
からの転送完了通知を受取ったとき(処理66)、MT
ユニット14からの処理完了通知を受取ったとき(処理
67)、データ転送装置(b)23からの転送完了通知
を受取ったとき(処理68)、または、タイマフラグ2
6がオン(処理69)である場合に、動作を開始する。
更に、現在、先読み・まとめ書き開始条件を満たしてい
るMTユニット14があるとき、直ちにスケジュールが
可能な場合、具体的には、先読み・まとめ書きスケジュ
ールフラグ34がオフになっていれば、この条件を満た
すMTユニット14を探す手続き(第9図に示す)を実
行する(処理70.71)。
まず、チャネル12からの入出力処理要求を受取った場
合について説明する。プロセッサ20は、チャネル12
から各種の入出力要求を受取るが、ここでは1本発明に
関係するデータ転送要求、すなわち、リード要求、ライ
ト要求のみを考慮することにする。また、ここでは、デ
ータ転送要求を受取る対象となるMTユニット14には
、既にカートリッジがマウントされているものとする。
但し、前述の如く、本発明は、カートリッジがマウント
されているMTユニット14の集合が変化する場合、す
なわち、先読み・まとめ書きスケジュール・キュー50
の、MTユニット14の集合が変化する場合も有効であ
る。
処理72では、チャネル12とり間の所定の処理を行う
、更に、処理73では、入出力要求の対象となるMTユ
ニット14のMT管理情報部27を参照し、処理74で
は、要求がリード要求であり、かつ、前記バッファ内デ
ータ量44が、0になっていないか否かを調べる。これ
が成立すれば、処理75で、前記ウェイトフラグ51を
オンにし、処理65に戻る。
上記処理74において、前記条件が成立しない場合には
、処理76で、ライト要求の場合、必要があれば、バッ
ファ21中の空き区画を確保し、データ転送装置(a)
22に対して、データ転送要求を発行する。
次に、データ転送装置(a)22からの処理完了通知を
受取った場合について説明するにの場合。
プロセッサ20は、データ転送装置(a)22からデー
タ転送を行ったデータ量を受取る。
処理77では、チャネル12との間の所定処理を実行し
た後、データ転送量に従って、各パラメータの更新を行
う、具体的には、未スケジュール・データ量45.デー
タ移動量48にこの値を加える。更に、ライト処理の場
合には、バッファ内データ量44を、データ転送量だけ
増やし、リード処理の場合には、逆に、データ転送量だ
け減らす、更に、このデータ転送処理によって必要とな
る、バッファ21の管理のための処理を、既知の方法で
実行する。この後、処理65に戻る。
次に、MTユニット14から処理完了通知を受取った場
合について説明する。
プロセッサ20は、各種の通知をMT14から受取るが
、ここでは、本発明に直接関係のある。立上げ完了通知
と、再位置付は完了通知を受取った場合について述べる
。なお、この完了通知は制御用バス29Bを通じて受取
られる。
処理78では、上述の完了通知の種別の判定を行う、再
位置付は完了通知を受取った場合は、処理79に進み、
この要求を受取ったMTユニット14に対応するMT管
理情報部27を見つけ、動作中フラグ49をオフにして
、処理65に戻る。
一方、立上げ完了通知を受取った場合には、処理80で
、この要求を受取ったMTユニット14に対応するMT
管理情報部27を見つけ、リード・ライトフラグ43に
従って、MTユニット14との所定の処理を行った後、
1ブロック分のデータ転送要求をデータ転送装置(b)
23に発行する。この後、処理65に戻る。
次に、データ転送装置(b)23からの処理完了通知を
受取った場合について説明する。
この場合、このデータ転送によって転送されたデータ量
を、データ転送装置(b)23から受取る。
処理81では、このデータ転送処理によって必要となる
バッファ21の管理のための操作を、既知の方法によっ
て行い、先読み・まとめ書き量50を、このデータ転送
量だけ減らす。
処理82では、リード処理の場合には、バッファ内デー
タ量45を、このデータ量だけ増やし、ライト処理の場
合には、逆にこの量だけ減らす。
次に、処理83では、先読み・まとめ書きを更に続ける
か否かを、先読み・まとめ書き量50の値によって判断
し、続行の場合には、処理84で、MTユニット14と
の所定の処理を実行した後、データ転送袋[(b)23
に対して、更に、1ブロック分のデータ転送要求を発行
する。
また、続行しない場合には、処理85で、前記制御用パ
ス29Bを通じて、MTユニット14に対して停止、再
位置付は要求を発行し、動作中フラグ49をオンにする
更に、処理86で、ウェイトフラグ51がオンになって
いるか否かをチェックする。この場合、オンになってい
れば、このMTユニット14がリード要求待ちになって
いるため、処理87セ、ウェイトフラグ51をオフにし
て、チャネル12との間で所定の処理を行った後、1ブ
ロック分のデータをチャネルに転送するため、データ転
送装置(a)22を起動する。
次に、タイマフラグ26がオンになった場合の動作につ
いて説明する。
処理88では、スケジュール対象となるMTユニット1
4のMT管理情報部27は、先読み・まとめ書きスケジ
ュール・キュー50の先頭にあるため、これを取出し、
スケジュール中止条件フラグ52がオンになっているか
否かをチェックする。オンであれば、処理96に進む、
オフの場合には、以下の操作を行う。
まず、処理89で、下記の式(1)が成立するか否かを
チェックする。
((現在時刻)−(前回先読み・まとめ書き最終≧(デ
ータ転送不可能時間)    ・・・・(1)但し、上
記MTデータ転送速度には、オーバーヘッド01を含み
、同データ転送不可能時間には、オーバーヘッド08を
含む、ここで、現在時刻は、前記クロック24より得る
ものとする。
上記式(1)が成立する場合には、処理90で、現在時
刻を前回先読み・まとめ書き最終スケジュール時刻47
にセットし、また、データ移動量48をOにする。更に
、スケジュール中止条件フラグをオンにする。
次に、先読み・まとめ書き量の更新を行う、但し、処理
91で、未スケジュール・データ量45の判定を行い、
これが0の場合には、追加すべきデータ量がないことに
なるため、他のMTユニット14に先読み・まとめ書き
を移す目的で、処理95で。
移動量48.前回先読み・まとめ書き最終スケジュール
時刻47の更新を行い、処理96に進む。
また、上記処理91における判定で、未スケジュール・
データ量45が0でないと判定された場合には、処理9
2で、未スケジュール・データ量45の値を先読み・ま
とめ書き量50に加える。
次に、処理93では、タイマフラグ26をオフにして1
次のスケジュール時点を設定するため、タイマ25を起
動する。また、タイマ25には、現在時刻より、下記の
式(2)に示す時間だけ後に、タイマフラグ26をオン
にするよう設定する。
ここで、0.は、オーバーヘッド時間である。
この後、処理94で、未スケジュール・データ45をク
リアし、処理65に戻る。
処理96では、先読み・まとめ書きスケジュール・フラ
グ34をオフにする。更に、このMTユニット14のM
T情報管理部27を、先読み・まとめ書きスケジュール
の最後尾に移し、スケジュール中止条件フラグ52をオ
フにする。
この後、他のMTユニット14の先読み・まとめ書きス
ケジュール処理を行うため、先読み・まとめ書き開始条
件を満たすMTユニット14を探すため、処理71に進
む。
処理71では、先読み・まとめ書き開始条件を満たすM
Tユニット14を探し、先読み・まとめ書きスケジュー
ル処理を行う、この動作の詳細を第9図に示す。
第9図の処理100では、先読み・まとめ書きスケジュ
ール・キュー50の先頭のキューを取出す。
次に、処理101では、前記式(1)が満たされるか否
かをチェックする。満たされる場合には、処理102で
、スケジュール中止条件フラグ52をオンにして、処理
106に進む。
処理101で式(1)が満たされない場合には、処理1
03で、データ移動量48が一定値以上になっているか
否かをチェックする。これが成立すれば、処理106に
進む、成立しない場合には、このMTユニット14は開
始条件を満たしていないため、処理104で、先読み・
まとめ書きスケジュール・キュー50の1次のMTユニ
ット14を選ぶ。
先読み・まとめ書きスケジュール・キュー50の最後尾
のMTユニット14までのチェックが済んだ場合には(
処理105)、この処理を終了させる。
また、そうでない場合には、処理102に戻る。
次に、条件を満たすMTユニット14が見つかった場合
の処理について説明する。
処理106では、このMTユニット14のMT管理情報
部27を、先読み・まとめ書きスケジュール・キュー5
0の先頭に移す0次に、処理107で、このMTユニッ
ト14に対して立上げ要求を発行する。
次に、処理108で、未スケジュール・データ量45を
、先読み・まとめ書き量50にセットした後、値をクリ
アする。
更に、処理109および110では、このMTユニット
14のリード・ライトフラグ43が、リード要求になっ
ている場合で、かつ、バッファ内データ量44が0の場
合、先読み・まとめ書き量50に、先読み調整データ量
46を加える。
次に1次回のスケジュール時点を設定するために、処理
111で、タイマ25に、現在時刻より、下記の式(3
)で示される時間だけ後に、タイマフラグ26をオンに
するよう起動をかける。
ここで、04はオーバーヘッドである。
最後に、処理112で、先読み・まとめ書きスケジュー
ル・フラグ34をオンにして、この処理を終了させる。
上記実施例によれば、MTユニットの立上げ時間増大に
より生ずる性能劣下をほぼ、完全に防止することができ
、従来の高速立上げ処理可能な磁気テープ装置と同等の
性能を得ることができる。
特に、本発明においては、データ転送路の空き時間をも
考慮しているため、効率の良い先読み・まとめ書き処理
を行うことができる。また、各MTユニット毎にアクセ
ス頻度の異なる場合にも、バッファサイズは、 (停止+再位置術は十立上げ処理時間の合計)X(MT
データ転送速度)×2 程度あれば充分である。
本実施例においては、入出力装置として、上述の如<、
MTユニットを想定しているが5本発明はこれに限定さ
れるものではなく、データ転送処理を行う際に必要な前
処理と、データ転送後の後処理とが一定分布であるよう
な入出力装置であれば適用可能なものである。
なお1本発明については、種々の実施の態様が可能であ
り、これをまとめると、以下のようになる。
すなわち、データ転送処理に先立って、一定時間の前処
理を制御装置とはオフラインで行う入出力装置に対して
、前記制御装置内に設けたバッファと前記入出力装置と
の間で複数ブロックの先読み・まとめ書きを行う場合に
、1つのスケジュール時点において、1つの入出力装置
の先読み・まとめ書き量と先読み・まとめ書きデータ転
送開始時刻を決定するスケジュール処理を行う人出カス
ケシニーリング方式において。
(1)次のスケジュール時点を、現スケジュール時点で
スケジュールした先読み・まとめ書きデータ転送処理が
終了する時刻より、前記前処理分だけ前に設定し、次の
スケジュール時点において、稼動状況に応じて、更に、
現時点でスケジュールした入出力装置に対する先読み・
まとめ書きスケジュール処理を行うか、他の入出力装置
の先読み・まとめ書きスケジュール処理を行うかを決定
するようにした方式。
(2)第(1)項の方式において、前回のスケジュール
時点だスケジュールを切換えたとき、他に先読み・まと
め書き開始条件を満たす入出力装置がないときは、先読
み・まとめ書き開始条件を満たす入出力装置が現われる
まで、先読み・まとめ書きスケジュール処理を行わない
ようにした方式。
(3)第(1)項の方式において、現スケジュール時点
で、前回スケジュール時点でスケジュールを行った入出
力装置とは異なる入出力装置の先読み・まとめ書きスケ
ジュール処理を行った場合、この入出力装置に対して、
前処理開始要求を発行するようにした方式。
(4)第(1)項の方式において、現スケジュール時点
でスケジュールした入出力装置の、先読み・まとめ書き
データ転送処理を、現スケジュール時点より、前処理時
間だけ遅れて開始するようにした方式。
(5)第(1)項の方式において、現スケジュール時点
における入出力装置の先読み・まとめ書きスケジュール
・データ量を、この入出力装置の先読み・まとめ書きス
ケジュール処理を行ったスケジュール時点の中で、最も
現スケジュール時点に近いスケジュール時点から、チャ
ネルとの間で転送したデータ量を基準にしたデータ量と
するようにした方式。
(6)第(1)項の方式において、先読み・まとめ書き
開始条件の1つを、対象とする入出力装置が。
この入出力装置のスケジュールを行ったスケジュール時
点の中で、最も現時点に近いスケジュール時点以来、チ
ャネルとの間で転送したデータ量が一定値以上となって
いるこことする方式。
(7)第(1)項の方式において、先読み・まとめ書き
開始条件の1つを、対象とする入出力装置に関して、前
記式(1)を基準とする方式。
(8)第(1)項の方式において、前回スケジュール時
点から現スケジュール時点の間に、チャネルとの間で転
送したデータ量が0だった場合、この入出力装置の先読
み・まとめ書きスケジュール処理を中止して、他の先読
み・まとめ書き開始条件を満たす入出力装置を探索する
処理に入るようにした方式。
(9)第(1)項の方式において、現スケジュール時点
において、スケジュール対象としている入出力装置が、
前記式(1)で示された条件を満たしているとき、次回
スケジュール時点では、この入出力装置の先読み・まと
め書きスケジュール処理を中止し、他の先読み・まとめ
書き開始条件を満たす入出力装置を探索するようにした
方式。
(10)第(5)項の先読み・まとめ書きスケジュール
・データ量を、リード処理を行っている入出力装置のバ
ッファ内の先読みデータ量に応じて調節するようにした
方式。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、データ転送処理に先
立って、一定時間の前処理を制御装置とはオフラインで
行う入出力装置に対して、前記制御装置内に設けたバッ
ファと前記入出力装置との間で複数ブロックの先読み・
まとあ書きを行う場合に、1つのスケジュール時点にお
いて、1つの入出力装置の先読み・まとめ書き量と先読
み・まとめ書きデータ転送開始時刻を決定するスケジュ
ール処理を行う入出力スケジューリング方式において1
次のスケジュール時点を、現スケジュール時点でスケジ
ュールした先読み・まとめ書きデータ転送処理が終了す
る時刻より、前処理時間分だけ前に設定し1次のスケジ
ュール時点において、稼動状況に応じて、更に、現時点
でスケジュールした入出力装置に対する先読み・まとめ
書きスケジュール処理を行うか、他の入出力装置の先読
み・まとめ書きスケジュール処理を行うかを決定するよ
うにしたので、各入出力装置のアクセス頻度に偏りがあ
る場合にも、前記入出力装置とこれらを制御する制御装
置との間のデータ転送路を効率良く使用し、かつ、デー
タの先読み・まとめ書きを最小のバッファサイズで実現
することが可能な入出力スケジューリング方式を実現で
きるという顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す処理フローチャート、
第2図は本発明の対象となる計算機システムの構成図、
第3図は該システム中の制御装置の構成図、第4図は同
制御装置管理情報部の構成図、第5図は同MT管理情報
部の構成図、第6図は先読み・まとめ書きスケジュール
・キューの構成図、第7図は本発明の基本的な考え方を
示した図、第8図は次のスケジュール時点の設定方法を
説明するための図、第9図は第1図の一部の処理の詳細
を示すフローチャートである。 1G:CPU、11:主記憶装置、12:チャネル、1
3:制御装置、14:MTユニット、20:プロセッサ
。 21:バッファ、22.23:データ転送装置、24:
クロック、25:タイマ、27:MT管理情報部、28
:制御装置管理情報部、29A、 29B :バス。 第     2     図 第     3     図 第     4     図 ? 第     5     図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、データ転送処理に先立って、一定時間の前処理を制
    御装置とはオフラインで行う入出力装置に対して、前記
    制御装置内に設けたバッファと前記入出力装置との間で
    複数ブロックの先読み・まとめ書きを行う場合に、1つ
    のスケジュール時点において、1つの入出力装置の先読
    み・まとめ書き量と先読み・まとめ書きデータ転送開始
    時刻を決定するスケジュール処理を行う入出力スケジュ
    ーリング方式において、次のスケジュール時点を、現ス
    ケジュール時点でスケジュールした先読み・まとめ書き
    データ転送処理が終了する時刻より、前記前処理時間分
    だけ前に設定し、次のスケジュール時点において、稼動
    状況に応じて、更に、現時点でスケジュールした入出力
    装置に対する先読み・まとめ書きスケジュール処理を行
    うか、他の入出力装置の先読み・まとめ書きスケジュー
    ル処理を行うかを決定することを特徴とする入出力スケ
    ジューリング方式。 2、現スケジュール時点で、前回のスケジュール時点で
    先読み・まとめ書きスケジュールを行った入出力装置と
    は異なる入出力装置の先読み・まとめ書きスケジュール
    処理を行った場合、この入出力装置に対して、前処理開
    始要求を発行することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の入出力スケジューリング方式。 3、現スケジュール時点で、スケジュールした入出力装
    置の先読み・まとめ書きデータ転送処理を、現スケジュ
    ール時点より前処理時間分だけ遅れて開始することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の入出力スケジュー
    リング方式。 4、現スケジュール時点における、入出力装置の先読み
    ・まとめ書きスケジュールデータ量を、この入出力装置
    の先読み・まとめ書きスケジュール処理を行ったスケジ
    ュール時点の中で、最も現スケジュール時点に近いスケ
    ジュール時点で、チャネルとの間で転送したデータ量を
    基準としたデータ量とすることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の入出力スケジューリング方式。 5、先読み・まとめ書き開始条件の1つを、対象とする
    入出力装置が、該入出力装置のスケジュールを行ったス
    ケジュール時点の内で、最も現時点に近いスケジュール
    時点以来、チャネルとの間で転送したデータ量が一定値
    以上となっているということとすることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の入出力スケジューリング方式
    。 6、先読み・まとめ書き開始条件を条件1とすると、条
    件1以外の条件が成立して、ある入出力装置の先読み・
    まとめ書きスケジュール処理を開始すると、条件1が成
    立するまで、該入出力装置の先読み・まとめ書き入出力
    スケジュール処理を続けることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の入出力スケジューリング方式。
JP61153724A 1986-06-30 1986-06-30 入出力スケジユ−リング方式 Pending JPS638924A (ja)

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DE19873721576 DE3721576A1 (de) 1986-06-30 1987-06-30 Steuerverfahren fuer eingabe/ausgabeeinheiten

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