JPS638858Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS638858Y2
JPS638858Y2 JP17240781U JP17240781U JPS638858Y2 JP S638858 Y2 JPS638858 Y2 JP S638858Y2 JP 17240781 U JP17240781 U JP 17240781U JP 17240781 U JP17240781 U JP 17240781U JP S638858 Y2 JPS638858 Y2 JP S638858Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
needle
distance piece
fuel injection
pressure pin
core
Prior art date
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Expired
Application number
JP17240781U
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English (en)
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JPS5875955U (ja
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は燃料噴射式内燃機関に使用される燃
料噴射弁のニードルリフトを検出する装置に関す
るものである。
従来、燃料噴射弁のニードルリフトを検出する
装置としては光学式或いは磁界式のものが使用さ
れている。然し、これらの検出装置は燃料噴射弁
への組み付けが面倒なこと、組み付けにより燃料
噴射弁が大型になり、然も機能が損われること、
ニードルリフトの測定範囲が小さくかつ測定値が
非線形であること、温度ドリフトがあること等の
欠点を有している。
この考案は燃料噴射弁への取り付けが容易で測
定範囲が広く、測定値が線形でかつ温度ドリフト
の殆んどない燃料噴射弁のニードルリフト検出装
置の提供を目的とする。
以下実施例を示す図面に基づきこの考案を説明
する。燃料噴射弁20においては、円筒状のノズ
ルボデー9と円筒状のバルブシート15との間に
環状のデイスタンスピース5を挟んで三者同心に
配置され、結合ナツト14により結合されてい
る。デイスタンスピース5には大径の内孔5aと
小径の内孔5bとが同心に設けられ、内孔5aに
はフランジを有する円筒状のコア1が遊嵌され、
コア1にはコイル2が巻きつけられている。コア
1及びコイル2は電気的絶縁性を有する接着剤4
によりデイスタンスピース5の大径の内孔5a及
び段差5cに固定されている。コア1はデイスタ
ンスピース5の小径の内孔5bとほぼ同サイズの
内孔1aを有し、これら両内孔1a,5bにプレ
ツシヤピン6が遊嵌されている。デイスタンスピ
ース5には燃料通路3が設けられている。7,7
aはそれぞれデイスタンスピース5、結合ナツト
14に設けたコイル2出し入れ用の穴である。
バルブシート15内にはニードル10がその軸
方向に移動可能に収容され、ニードル10の上端
部10aは小径に形成されている。この上端部1
0aはデイスタンスピース5の底部5dに遊嵌さ
れ、かつプレツシヤピン6の下部に密嵌されてい
る。ニードル10の下端部はニードル10の軸方
向の移動によりバルブシート15の底部15aに
設けた燃料噴射口17を開閉する。燃料噴射口1
7はその上方の燃料溜り11に連通し、燃料溜り
11はバルブシート15内の燃料通路18を介し
て、デイスタンスピース5の燃料通路3に連通し
ている。
プレツシヤピン6はノズルボデー9内の圧縮ス
プリング8により下方に押されている。圧縮スプ
リング8のばね力は予め設定され、このばね力に
よりニードル10の下端は燃料噴射口17を閉鎖
している。
デイスタンスピース5の燃料通路3は、ノズル
ボデー9内の燃料通路16,19,19aを介し
て燃料入口13に連通している。12はフイルタ
である。
上記の構成において、燃料入口13から入る燃
料の圧力が圧縮スプリング8のばね力より大きく
なるとニードル10は押し上げられ、燃料噴射口
17から燃料が噴射される。一方ニードル10の
上動によりプレツシヤピン6は上方に移動する。
そして燃料の圧力が大きい程プレツシヤピン6の
移動量は大きい。プレツシヤピン6が移動すると
コイル2により発生している磁界に変化が生じ、
この変化は図示しない電気回路により電圧として
出力される。
この場合、コア1及びデイスタンスピース5が
ともに金属製である時はプレツシヤピン6の移動
量、すなわちリフト量Lと電圧Vとの関係は第4
図のロ曲線のようになり、リフト量Lのある範囲
まではリフト量Lと電圧Vとは直線関係を保持す
るがリフト量Lがある範囲を越すと直線関係はな
くなる。
若し、デイスタンスピース5又はコア1が元来
透磁率の低いセラミツク製である場合にはコイル
2を流れる電流により発生する磁界はデイスタン
スピース5の透磁率が小さいから強くなりコア1
の比出力は大きくなる。この場合ニードル10の
リフト量Lと発生電圧Vとの関係は第4図イのよ
うになり直線部分の範囲がロの場合より延びる。
若し、コア1がセラミツク製の場合には燃料若
しくは噴射弁20自体の温度が高くなつても、コ
ア1は殆んど膨張しないから、コイル2の変形は
僅かであり、温度変化による電圧の変化は極めて
小さく、ドリフトを低減することができる。
従つてコア1及びデイスタンスピース5がとも
にセラミツクの場合は上記2つの効果が生ずる。
なお、第4図のハ線は従来の磁界式のニードル
リフト検出装置の特性を示す。すなわち、従来の
場合はリフト量Lと電圧Vとが直線関係を維持す
る範囲は本願に比し極めて小さいことが分る。
この考案は上述のようにニードルを内蔵する燃
料噴射弁の内部にニードルとともに移動する被測
定体と、この被測定体を環状に囲んでその移動量
を検出する電磁式センサとを設けたものであるか
ら、ニードルのリフト量はこれに直線的に比例す
る電圧としてリフト量の広範囲に亘つて表示する
ことができる。然も小型で構成が簡単であるから
燃料噴射弁への組み付けが容易であり、組み付け
により燃料噴射弁のサイズは特に大きくなるよう
なこともなく、燃料噴射弁の機能も何等損われる
ことがない。特にセンサの一部にセラミツクを使
用することにより、ニードルのリフト量と電圧と
の直線比例関係はリフト量のさらに広い範囲にま
で延長可能であり、さらに燃料又は燃料噴射弁の
温度変化に対してドリフトの発生が殆んどない。
又センサ自身の耐久性がよくなり半永久的に使用
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を含む燃料噴射弁
の縦断正面図を示す。第2図はこの考案の一実施
例の斜視図を示し、第3図は第2図のA−A線縦
断正面図を示す。第4図はこの考案の特性と従来
のニードルリフト検出装置の特性との比較図であ
る。 {1……コア、2……コイル}電磁式センサ、
5……デイスタンスピース、6……プレツシヤピ
ン、9……ノズルボデー、10……ニードル、1
4……結合ナツト、15……バルブシート、17
……燃料噴射口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状のノズルボデーと筒状のバルブシートとの
    間に環状のデイスタンスピースを挟んで3つが同
    心に接続され、バルブシート内にはニードルがそ
    の軸方向に移動可能にデイスタンスピースと同心
    に収容され、ニードルはその移動に際しその一端
    においてバルブシートに設けた燃料噴射口を開閉
    し、デイスタンスピースにはニードルの他端に結
    合されたプレツシヤピンがニードルの軸方向に移
    動可能に挿入され、プレツシヤピンにはニードル
    を前記燃料噴射口に押しつける弾性力が作用して
    いる燃料噴射弁において、前記デイスタンスピー
    スにはプレツシヤピンの移動量を検知するコア及
    びコイルよりなる電磁式センサを取り付け、デイ
    スタンスピース及びコアの少なくとも一方をセラ
    ミツク製としたことを特徴とするニードルリフト
    検出装置。
JP17240781U 1981-11-18 1981-11-18 燃料噴射弁のニ−ドルリフト検出装置 Granted JPS5875955U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17240781U JPS5875955U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 燃料噴射弁のニ−ドルリフト検出装置

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JP17240781U JPS5875955U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 燃料噴射弁のニ−ドルリフト検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5875955U JPS5875955U (ja) 1983-05-23
JPS638858Y2 true JPS638858Y2 (ja) 1988-03-16

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ID=29964305

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JP17240781U Granted JPS5875955U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 燃料噴射弁のニ−ドルリフト検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2760072B2 (ja) * 1989-07-31 1998-05-28 株式会社デンソー 燃料噴射ノズルのニードルリフトセンサ

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Publication number Publication date
JPS5875955U (ja) 1983-05-23

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