JPS638826Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS638826Y2 JPS638826Y2 JP1982104473U JP10447382U JPS638826Y2 JP S638826 Y2 JPS638826 Y2 JP S638826Y2 JP 1982104473 U JP1982104473 U JP 1982104473U JP 10447382 U JP10447382 U JP 10447382U JP S638826 Y2 JPS638826 Y2 JP S638826Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- current value
- controller
- oxygen
- fuel ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 24
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 22
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 22
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 6
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 claims description 5
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims 1
- 239000007784 solid electrolyte Substances 0.000 claims 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 150000002926 oxygen Chemical class 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は空燃比制御装置に係り、特に燃焼器や
内燃機関に使用するに好適な空燃比制御装置に関
するものである。
内燃機関に使用するに好適な空燃比制御装置に関
するものである。
従来、混合気を過剰酸素状態に制御する空燃比
制御装置としては、特開昭53−116896号公報等に
開示されている酸素ポンプ式の酸素濃度検出器を
用いた空燃比制御装置が開示されているが、検出
おくれが大きく制御性が低下する欠点を有する。
制御装置としては、特開昭53−116896号公報等に
開示されている酸素ポンプ式の酸素濃度検出器を
用いた空燃比制御装置が開示されているが、検出
おくれが大きく制御性が低下する欠点を有する。
本考案は、混合気の空燃比を空気量あるいは燃
料量を変化させて制御する際、排気ガス濃度を検
出する酸素濃度検出器の出力が目標値になるよう
に空気あるいは燃料量を説明制御することにあ
る。
料量を変化させて制御する際、排気ガス濃度を検
出する酸素濃度検出器の出力が目標値になるよう
に空気あるいは燃料量を説明制御することにあ
る。
以下本考案の実施例を説明する。
第１図において燃焼器１は内燃機関、ボイラ、
ストーブ等である。燃焼器１には、空気量や燃料
量を制御する制御器２（例えば絞り弁、ダンパ弁
等）と制御器３（例えば燃料噴射弁）が設けられ
ている。燃焼器１の排気管４に濃度検出器５が設
けられる。濃度検出器５は拡散抵抗体であるオリ
フイス７、チヤンバ６、ZrO2−Y2O3の混合物等
の酸素イオン電導性の電解質８から構成されてい
る。電解質８の両側の電極はコントローラ９に接
続され、電解質８に電流Ｉが矢印の方向に流れ、
チヤンバ６内の酸素がくみ出されるように構成さ
れている。電流検出手段１２、電圧検出手段１３
が図示の位置に設けられている。コントローラ９
には、検出器１０（絞り弁開度θ、あるいはアク
セルペダルのふみ込み量等）、検出器１１（燃焼
器１の状態、例えば温度、回転速度等の信号）が
入力されている。
ストーブ等である。燃焼器１には、空気量や燃料
量を制御する制御器２（例えば絞り弁、ダンパ弁
等）と制御器３（例えば燃料噴射弁）が設けられ
ている。燃焼器１の排気管４に濃度検出器５が設
けられる。濃度検出器５は拡散抵抗体であるオリ
フイス７、チヤンバ６、ZrO2−Y2O3の混合物等
の酸素イオン電導性の電解質８から構成されてい
る。電解質８の両側の電極はコントローラ９に接
続され、電解質８に電流Ｉが矢印の方向に流れ、
チヤンバ６内の酸素がくみ出されるように構成さ
れている。電流検出手段１２、電圧検出手段１３
が図示の位置に設けられている。コントローラ９
には、検出器１０（絞り弁開度θ、あるいはアク
セルペダルのふみ込み量等）、検出器１１（燃焼
器１の状態、例えば温度、回転速度等の信号）が
入力されている。
以上の構成の動作は下記の通りである。いま、
制御器２，３が動作し、燃焼器１の空燃比（Ａ／
Ｆ）は絞り弁開度θに対して第２図のごとく設定
される。制御器２，３はそれぞれ、空気量GA、
燃料量GFが GA＝（Ａ／Ｆ）・GF ……(1) GF＝ｆ（θ） ……(2) になるように、コントローラ９でプログラム制御
される。一方、コントローラ９は濃度検出器５の
電圧Ｖが一定値Voになるように制御し、電流検
出手段１３によつて、電流値Ｉを測定する。この
電流値Ｉは排気中の酸素濃度に比例する。このと
きの電流値Ｉと酸素濃度の関係は第３図に示した
通りである。この酸素濃度すなわち空燃比に対す
る特性電流値ICは、あらかじめ、コントローラ
９の特性電流値記憶手段に記憶されている。特性
電流値Icは IC＝φ（θ） ……(3) のごとく、θの関数として記憶されている。この
特性電流値ICと実際の電流値Ｉを比較し、Ｉ＞
ICのときは排気中の酸素が多すぎるのでGA＝
GA−ΔGAの修正を行つて、混合気を濃くし、Ｉ
＜ICのときは酸素が不足しているのでGA＝GA
＋ΔGAの修正を行つて、混合気を薄くして空燃
比を第２図の設定値に合致させる。空燃比が理論
空燃比以下、すなわち酸素不足の領域ではＩ＝Ｏ
にして修正動作を停止する。
制御器２，３が動作し、燃焼器１の空燃比（Ａ／
Ｆ）は絞り弁開度θに対して第２図のごとく設定
される。制御器２，３はそれぞれ、空気量GA、
燃料量GFが GA＝（Ａ／Ｆ）・GF ……(1) GF＝ｆ（θ） ……(2) になるように、コントローラ９でプログラム制御
される。一方、コントローラ９は濃度検出器５の
電圧Ｖが一定値Voになるように制御し、電流検
出手段１３によつて、電流値Ｉを測定する。この
電流値Ｉは排気中の酸素濃度に比例する。このと
きの電流値Ｉと酸素濃度の関係は第３図に示した
通りである。この酸素濃度すなわち空燃比に対す
る特性電流値ICは、あらかじめ、コントローラ
９の特性電流値記憶手段に記憶されている。特性
電流値Icは IC＝φ（θ） ……(3) のごとく、θの関数として記憶されている。この
特性電流値ICと実際の電流値Ｉを比較し、Ｉ＞
ICのときは排気中の酸素が多すぎるのでGA＝
GA−ΔGAの修正を行つて、混合気を濃くし、Ｉ
＜ICのときは酸素が不足しているのでGA＝GA
＋ΔGAの修正を行つて、混合気を薄くして空燃
比を第２図の設定値に合致させる。空燃比が理論
空燃比以下、すなわち酸素不足の領域ではＩ＝Ｏ
にして修正動作を停止する。
ところで燃焼器１の運転状態が第２図に示すＡ
からＣに移行する場合は、(3)式によつて特性電流
値ICが増加する。一方実際の電流値Ｉは、燃焼
器１、排気管４の流動おくれによつて第４図に示
したごとく上昇がおくれる。したがつて、実際の
電流値Ｉと特性電流値ICを直接比較すると当初
IC＞Ｉとなり、酸素が少なすぎると判断しGAを
多くしすぎて薄くなる。また、第２図に示すＣか
らＢに移行する場合は、IC＜Ｉの状態になり、
酸素が多すぎていると判断しGAを小さくしすぎ
て濃くなる。これを防止するため、ΔGAの修正
は先に述べた流動遅れを補償してやれば良い。
からＣに移行する場合は、(3)式によつて特性電流
値ICが増加する。一方実際の電流値Ｉは、燃焼
器１、排気管４の流動おくれによつて第４図に示
したごとく上昇がおくれる。したがつて、実際の
電流値Ｉと特性電流値ICを直接比較すると当初
IC＞Ｉとなり、酸素が少なすぎると判断しGAを
多くしすぎて薄くなる。また、第２図に示すＣか
らＢに移行する場合は、IC＜Ｉの状態になり、
酸素が多すぎていると判断しGAを小さくしすぎ
て濃くなる。これを防止するため、ΔGAの修正
は先に述べた流動遅れを補償してやれば良い。
第５図にそのフローチヤートを示した。第５図
のステツプ１００で絞弁開度θを測定し、このθ
に基づいてステツプ１０１でGFが計算され、こ
の信号を基に制御器３が作動し、燃焼器１に絞弁
開度θに見合つた燃料を供給する。ステツプ１０
２でGAを計算し、あらかじめ記憶されたΔGAの
値を加味した信号で制御器２が作動し、空気を供
給する。ステツプ１０３，１０４で前述したよう
な特性電流値IC、一定電流VOを設定する。ステ
ツプ１０５，１０６はステツプ１０３で設定した
ICをIC1として一時記憶する。ステツプ１０７で
実際の電流値Ｉを測定し、IC1と比較する。IC1は
流動おくれτだけ前の時間のICの値であり、記
憶装置に記憶されている。そしてステツプ１０８
で修正量ΔGAを求める。この修正量は、θがτ
時間前の状態の修正量である。このΔGAを用い
て、ステツプ１０９，１１０で制御器２を作動さ
せ、空気量を再修正することができるが、ステツ
プ１０９，１１０はとばしてもよい。ステツプ１
１１でΔGAを記憶し、ブロツク１１２で、IC2＝
IC1とし処理を進める。このような動作を付加す
ることによつて、制御性の低下を防止することが
できる。
のステツプ１００で絞弁開度θを測定し、このθ
に基づいてステツプ１０１でGFが計算され、こ
の信号を基に制御器３が作動し、燃焼器１に絞弁
開度θに見合つた燃料を供給する。ステツプ１０
２でGAを計算し、あらかじめ記憶されたΔGAの
値を加味した信号で制御器２が作動し、空気を供
給する。ステツプ１０３，１０４で前述したよう
な特性電流値IC、一定電流VOを設定する。ステ
ツプ１０５，１０６はステツプ１０３で設定した
ICをIC1として一時記憶する。ステツプ１０７で
実際の電流値Ｉを測定し、IC1と比較する。IC1は
流動おくれτだけ前の時間のICの値であり、記
憶装置に記憶されている。そしてステツプ１０８
で修正量ΔGAを求める。この修正量は、θがτ
時間前の状態の修正量である。このΔGAを用い
て、ステツプ１０９，１１０で制御器２を作動さ
せ、空気量を再修正することができるが、ステツ
プ１０９，１１０はとばしてもよい。ステツプ１
１１でΔGAを記憶し、ブロツク１１２で、IC2＝
IC1とし処理を進める。このような動作を付加す
ることによつて、制御性の低下を防止することが
できる。
第１図の構成において、排気中のCO濃度が４
％以上になると、排気中の酸素、電解質８の酸素
が不足し、電子伝導によつて電流が流れ、誤動作
しやすくなる。これを防止するため、第２図のＤ
曲線Ａの酸素不足の領域では、電流を零にする
が、矢印と反対方向にする。内燃機関として、ガ
ソリン機関を用いる場合は、排気中のCOが４％
程度になるときがあるので、このような手段が必
要である。
％以上になると、排気中の酸素、電解質８の酸素
が不足し、電子伝導によつて電流が流れ、誤動作
しやすくなる。これを防止するため、第２図のＤ
曲線Ａの酸素不足の領域では、電流を零にする
が、矢印と反対方向にする。内燃機関として、ガ
ソリン機関を用いる場合は、排気中のCOが４％
程度になるときがあるので、このような手段が必
要である。
本考案によれば、燃焼の流動おくれを考慮して
設定電流と測定電流が比較できるので、制御性の
低下を防止できる効果がある。
設定電流と測定電流が比較できるので、制御性の
低下を防止できる効果がある。
第１図は本考案の空燃比制御器の実施例の構成
図、第２図ないし第５図はそれぞれ第１図の制御
器の動作説明図である。 １……燃焼器、２，３……制御器、５……検出
器、９……コントローラ。
図、第２図ないし第５図はそれぞれ第１図の制御
器の動作説明図である。 １……燃焼器、２，３……制御器、５……検出
器、９……コントローラ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 拡散抵抗体を介して測定ガスと導通しているチ
ヤンバの一部に酸素イオン電導性の固体電解質を
設けて前記チヤンバ内の酸素を電解質の電流によ
つて移送できるようにした酸素濃度検出器と、前
記酸素濃度検出器の出力電流値と設定電流値の値
を比較し、この比較結果を基に燃焼器に送られる
混合気の空燃比を調整するコントローラを具備し
た空燃比制御器において、 前記コントローラは、前記燃焼器の作動状態に
対して予め定められた特性電流値曲線を記憶する
記憶手段と、前記酸素濃度検出器からの現在の出
力電流値を所定時間前に読み出された前記特性電
流曲線の特性電流値と比較する比較手段とよりな
ることを特徴とする空燃比制御器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10447382U JPS599144U (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 空燃比制御器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10447382U JPS599144U (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 空燃比制御器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS599144U JPS599144U (ja) | 1984-01-20 |
| JPS638826Y2 true JPS638826Y2 (ja) | 1988-03-16 |
Family
ID=30245298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10447382U Granted JPS599144U (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 空燃比制御器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599144U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5761320U (ja) * | 1980-09-29 | 1982-04-12 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52144536A (en) * | 1976-05-26 | 1977-12-01 | Nippon Denso Co Ltd | Air and fuel control device |
-
1982
- 1982-07-12 JP JP10447382U patent/JPS599144U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52144536A (en) * | 1976-05-26 | 1977-12-01 | Nippon Denso Co Ltd | Air and fuel control device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS599144U (ja) | 1984-01-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6246841Y2 (ja) | ||
| US7104047B2 (en) | Air-fuel ratio control device for internal combustion engine | |
| JPH0615854B2 (ja) | 内燃機関の排気ガス環流制御装置 | |
| JPS6356416B2 (ja) | ||
| US4355618A (en) | Method and apparatus for obtaining a control variable for the closed-loop control of the fuel-air ratio in the operating mixture of internal combustion engines | |
| JPS6118664B2 (ja) | ||
| JPS6364620B2 (ja) | ||
| JPS638826Y2 (ja) | ||
| JP2600453B2 (ja) | 空燃比センサ出力の補正方法 | |
| JPS61104137A (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
| JPH08158915A (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
| JPH0151735B2 (ja) | ||
| KR100251168B1 (ko) | 공연비 피드 백 제어 방법 | |
| JPS6157942B2 (ja) | ||
| JPS637255B2 (ja) | ||
| JPS6270640A (ja) | 内燃エンジンの空燃比制御装置 | |
| JPH025728A (ja) | 内燃機関の空燃比制御方法 | |
| JPS6271849A (ja) | 内燃エンジンの空燃比制御装置 | |
| JPH06249030A (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
| JPS6090938A (ja) | 空燃比制御装置 | |
| JPS61223246A (ja) | アイドル回転数制御装置 | |
| JPH01211635A (ja) | エンジンの制御装置 | |
| JPS60249638A (ja) | エンジンの空燃比制御方法 | |
| JPH0328577B2 (ja) | ||
| JPH0580617B2 (ja) |