JPS6387990A - 微生物によるニコチアナミンの製造法 - Google Patents

微生物によるニコチアナミンの製造法

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JPS6387990A
JPS6387990A JP23513286A JP23513286A JPS6387990A JP S6387990 A JPS6387990 A JP S6387990A JP 23513286 A JP23513286 A JP 23513286A JP 23513286 A JP23513286 A JP 23513286A JP S6387990 A JPS6387990 A JP S6387990A
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Shokichi Ouchi
大内 章吉
Yuji Matsuhashi
松橋 祐二
Shinji Miyaji
宮道 慎二
Takashi Mikawa
隆 三川
Koichiro Hirayama
平山 耕一郎
Haruyuki Ogishi
大岸 治行
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Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アンジオテンシン変換酵素抑制作用をもつニ
コチアナミンの微生物学的製造法に関する。
〔従来の技術〕
本発明の方法によシ製造されるニコチアナミンは、下記
式(1)で表される化合物である。
ニコチアナミンは/り71年にツマ(Noma )らに
よってタバコ(Nicotiana tabacumL
、 )葉中から発見され(M、 Noma et al
、 、 TetrahedronLetters、 /
f622 、 pp、!0 / 7−2020 (/2
7/)、但し、構造はKrls℃enesn et a
l−* Phytochem−1stry、 / 3 
、 pp 、27り/−,27りr(/り7グ)によシ
訂正〕、続いて、イネ、クコ、ブナなど多くの植物から
単離され、この物質が広く植物界に分布していることが
確認されている。また、担子菌類(Basidiomy
cetss)  の菌体中にもその存在が報告されてい
る(R,Arm1n et al、 、 Bioche
m。
Phyeiox、Pflanz、e /♂O(♂)、!
!7−63(/りrり〕。
しかし、接合菌類(旦ム巳竺■二す狂−)の液体培養物
中にニコチアナミンが蓄積されることは知られていない
。また、ニコチアナミンの生理活性については、細胞内
の鉄の移動あるいは代謝に重要な役割を演じているph
ytos 1der10phoreであるとの報告CM
、 Budensky ej、 al、 r Phyt
o(Hhsml−stry、ヱム(7z)、x−タよ−
2227(/り♂O)〕はあるものの、アンジオテンシ
ン変換酵素を阻害するとの報告はされていない。アンジ
オテンシン変換酵素を阻害する化合物は、人の高血圧の
治療に有効であることが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ニコチアナミンは、植物の葉などからの抽出法や化学合
成法などによって製造されることが知られているが、植
物体からの抽出法では大量の植物体を恒常的に確保する
ことが困難であシ、化学合成法ではラセミ体が生成する
ため、その分割のための工程が必要となるので、製造工
程〔問題点を解決する六めの手段〕 本発明者らは、微生物培養物中にアンジオテンシン変換
酵素阻害物質の検索を続けた結果、バシデイオボルス属
に属するある菌株の培養物中にニコチアナミンが大量に
蓄積されていることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、バシデイオボルス属に属しニコチ
アナミンを生産する能力を有する微生物を培地に培養し
、培養物中にこれを生成蓄積させ採取することを特徴と
するニコチアナミンの製造法を提供するものである。
以下にニコチアナミンの製造法について具体的に説明す
る。
(1)  生産菌及び生産菌の菌学的性状本発明の方法
に使用されるニコチアナミン生産菌としては、バシデイ
オボルス属に属す  □る微生物であってその培養物中
に採取するに充分な量のニコチアナミンを生産する能力
を有するものであればいかなるものであってもよい。こ
のような菌株の例としては、本発明者らによシ土壌より
新たに分離されたMK3り22株がある。MK Jり♂
?株の菌学的性状は下記の通シである。
(1)各種培地上における培養上の特徴及び形態的性質 /、 ジャガイモ・ブドウ糖寒天培地(PDA)上、3
0℃、!日間培養 コロニーは!日間で直径弘〜!創に拡がる。色調は白色
。栄養菌糸は分枝する、直径−!μmに至る、隔壁が入
り分節菌体(hypha segment) f形成す
る。分生子柄は単一に栄養菌糸あるいは分節菌体かも生
じる、分枝せず、巾はり、6〜IQμm1先端が槍形上
に膨潤して、胞子嚢工下部膨潤部を形成する。胞子表下
部膨潤部は長さ2/、0〜2g、01℃m、巾/ 0.
7〜/ j、0 μrnの大きさ;膨潤部は先端に1個
の出芽型分生子を形成する(第一次分生子)分生子は無
色、洋ナシ形、コ/、j−Aよ、4 x 2 o、6〜
608mの大きさ、生分子基部に微細な円錐形の突出部
を有する。分生子は胞子(下部膨潤部の内圧が高まるに
つれ、能動的に射出される。射出分生子は発芽して菌糸
を出しるか、又は第二次分生子あるいは粘着性分生子(
Adhensive conidia)を生じる。第二
次分生子は第一次分生子とほぼ同形同大。
粘着性分生子は第一あるいは第二次分生子から生じた毛
細管状の柄の先端に形成される。#1円形、長さ弘O−
≠よμm1巾は13〜21μm1脱落性、先端に粘着性
のサックを有する。
接合胞子は近接した分節菌体の融合によって形成される
、球形〜亜球形、直径30.7〜弘Oμmに至る。接合
胞子内部には油滴状物質が含有されている。接合胞子壁
はλ〜≠μmの厚さ、平滑。ホモタリック種。
2 麦芽寒天粉末培地(MA)上、 27℃、!日間の培養 本培地上での培養上の特徴、形態上の性ズは上記PDA
上での性質と一致する。
(2)  生理的性質 /、 最適生育条件(PDA培地、!日間の培養) 最適pH: !〜7 最適温度:30〜37℃ 2 生育の範囲 pH:j〜り 温度:λO〜37℃、aO℃では生育せず(3)分類学
的考案 /、 属レベルの同定 本菌株(MKjり♂♂)はs  ’)基底菌糸が隔壁の
挿入によシ分節菌体(hyphalθegme−nts
 ) を形成する、り分生子柄は下部膨潤部を形成する
、3)分生子は下部膨潤部よシ出芽によって常に7個形
成される、り分生子は能動的に射出される、j)有性生
殖は隣接菌糸あるいは分節菌体の接合(配偶子1接合)
による%6)本モタリツク種。
これらの諸性質はO−Drechsler # JOu
r*Washington  Acad、8ci  ’
I !  :  ’I  ターj6(/りjl)及びJ
、○oremans−pe1seneer、 Acta
 zoolo−giCa  at  PathOlog
iCa  g O: /−/ 173 (/り7≠)に
記載されているバシデイオボルス (Basidiobolus )属の特徴によく合致し
た。
よって本菌株(MKJり♂t)は接合菌亜門−接合菌網
−ハエカビ目−Baθtaiobo1aceaeのバシ
デイオボルス(BasidioboLus)属に帰属す
る。
2 種レベルの同定 0、 Drechsler、Jour、Washing
tom Acad−8ci4jj ; IIターrg(
i9zs)、R,に、B enjamineAllso
 j(2)、223−233(/9A2)、D、L。
Greer& L、 Friedman+5abour
audia II : 23 /−,24t/ (/9
&A)、M、O,5rinivasan&M−T、Th
ir−umalachar、Mycopath、Myc
ologia ApplicatajJ:jA−444
(/り67)及びJ、coremans−Pe1sne
er、 Acta Zoologica et pat
hoxog1caI!lO:/−/≠J(/り7弘)の
バシデイオボルス(Basidiobolus)属菌に
関する分類学的文献によれば、木馬には5種(B、ra
narum lB、m1crosporus、B、ma
gnus 、B、haptosporus。
B、maristosporus)  が含まれている
。これらの5種は/)接合胞子の細胞壁の肥厚度合、り
37℃での生育の可否、3)気中菌糸の発達程度、り放
線菌臭(ストレプトマイセス臭1.シ!旦夏践皿り迂旦
臭)の有無、j)ミクロコ ?ニブイア(microcohidia )の有無によ
って識別されている。
本菌株(MKJ?♂♂)は% ’)接合胞子外壁は平滑
である、コ)37℃での生育良好、3)各種培地上での
気中菌糸の形成顕著、リストレブトマイセス(stre
ptomyces)臭を欠く、りミクロ、N=ニブイア
microconi−ala )を形成しないという特
徴を有することから、O、Drechsler 、 J
our 、Washingtonとよく一致した。
従って本菌株はバジデイオボルスメリストスポルス(B
asidiobolus meristosporus
)MKJりl♂と同定された。
MK391#株は工業技術院微生物工業技術研究所に微
工研菌寄第gfs’、3号(FgRMxs−’iデ句と
して受託されている。
本菌株、すなわちMKjりrr株は他の微生物の場合に
みられるようにその性状が変化しやすい。たとえば、M
KJり♂r株の、またはこの株に由来する突然変異株(
自然発生または誘発性)、形質接合体または遺伝子組換
え体であってもニコチアナミンの生産能全有するバシデ
イオボルス属の菌はすべて本発明の方法に使用すること
ができる。
(1〕  培養法 本発明の方法では、前記の菌を通常の微生物が利用しう
る栄養物を含有する培地で培養t3゜栄養源としては、
グルコース、水あめ、デキストリン、シュクロース、澱
粉、糖蜜、動・植物油等を使用できる。また窒素源とし
て、大豆粉、小麦はい芽、コーンステイープ・リカー、
綿実かす、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、硫酸アン
モニウム、硝酸ンーダ、尿素等を使用できる。その他、
必要に応じ、ナ) IJウム、カリウム、カルシウム、
マグネシウム、コバルト、塩素、燐酸、硫酸、及びその
他のイオンを生成することのできる無機塩類を添加する
ことは有効である。また菌の生育を助け、ニコチアナミ
ンの生産を促進するような有機及び無機物を適当に添加
することができる。
培養法としては、好気的条件での培養法、特に深部培養
法が最も適している。培養に適当な温度は/!−j7℃
であるが、多くの場合、26−30℃付近で培養する。
ニコテアナミンの生産は培地や培養条件によシ異なるが
、振とり培養、タンク培養とも通常/−10日の間でそ
の蓄積が最高に達する。培養物中のニコチアナミンの蓄
積量が最高になった時に培養を停止し、培養液から目的
物質を単離精製する。
(3)精 製 本発明によって得られるニコチアナミンの培養物からの
採取にあたっては、その性状を利用した通常の分離手段
、たとえば、溶媒抽出法、イオン交換樹脂法、吸着又は
分配カラムクロマト法、ゲルろ適法、透析法、沈殿法等
を単独で又は適宜組合わせて抽出精製することができる
。たとえば、ニコチアナミンは培養菌体中からはアセト
ン−水又はメタノール−水で抽出される。また、培養液
中に蓄積されたニコチアナミンは強塩基性イオン交換樹
脂である0ダイヤイオンPK20g”(三菱化成工業株
式会社製)等に吸着される。
ニコチアナミンをさらに精製するには、シリカゲル(″
ワコーゲルO−,200”、和光純薬工業株式会社製等
)、アルミナ等の吸着剤とよい。
このようにして培養物中に生産されたニコチアナミンは
遊離の形、す々わちニコチアナミンそれ自体として分離
することができ、またニコチアナミンを含有する溶液又
はその濃縮液を塩基、たとえば水酸化す) IJウム、
水酸化カリウム等のアルカリ金属化合物、たとえば水酸
化カルシウム、水酸化マグネシウム等のアルカリ土類金
属化合物、アンモニア等のような無機塩基、たとえばエ
タノールアミン、トリエチルアミン、ジシクロヘキシル
アミン等の有機塩基、または酸、たとえば塩酸、硫酸、
燐酸などの無機酸またはたとえばギ酸、クエン酸、酒石
酸等の有機酸によシ、各工程の操作中、たとえば抽出、
分離又は精製の各工程の操作中に処理した場合、ニコチ
アナミンは対応するその塩類の形に変化し、分離される
。また別にこのようにして製造されたニコチアナミンの
塩類は、常法によシ遊離のかたち、すなわちニコチアナ
ミンそれ自体に容易に変化させることができる。
さらに遊離の形で得られたニコチアナミン全前記塩基に
よシ常法で対応するその塩類に変化させてもよい。
したがってニコチアナミンと同様に前記のようなその塩
類の製造法も、この発明の範囲内に包含されるものとす
る。
前記製造−法にしたがって得られたニコチアナミンは下
記の物理化学的性質を有する。
■ 分子量及び分子式 %式% ■ 赤外線吸収スペクトル(K B r @ cm−’
 )31120.30!0.2170.21.00..
2370゜/!10.  /!00.  /’170.
  /1110.  /370゜/330.  /31
0.  /+2り0.  /、!410.  /+22
0゜1170 、  ♂00. 7乙O1乙70.  
!90.  !;70゜μり0.  ≠10 ■ 紫外線吸収スペクトル〔λmaw nm(ε)〕水
溶液中、iooμg/−の濃度で特徴的な吸収を示さな
かった。
■ ’HNMRスペクトル(≠OOMH2)重水溶液中
、TSFを内部標準(o ppm )として測定した。
δ(ppm) : ’I−J’ 0 (/ H# m)
 、4’ −/−2(/J at) s3、り、r(/
Laa)、  J、りo(iH−aa)ej、7F(/
H,dd)、 J、!弘(/H,m)。
J、J7(/H,m)、 j、Jj(,2H,m)。
、x、r7(/Lm)、 x、tg(/a、m)。
x、xt(xH,m)、 u、/7(,2tm)。
■ ”ONMRスペクトk C100MEZ )重水溶
液中、ジオキサンを内部標準 (47,11ppm )  として測定した。
δ(ppm): /71A、3. /71A、2. /
73.6゜I、7.り、  lsO,6,Jj、r、 
 6コ、コ。
j/、i≠6.o、コ♂、3.26.Oe+22./ ■ 溶解性 水に可溶。メタノール、クロロホルム、酢o:r−チル
、トルエン、ヘキサンに不溶。
■ 物質の色及び性状 白色微粉末 ■ 呈色反応 ニンヒドリン試薬に陽性 ■ 薄層クロマトグラフィー 展開溶媒系        Rf値 ブタノール−メタノール−水(2:/:/)    0
.コO〔実施例〕 以下に本発明の実施例を示すが、本発明は、その要旨を
越えない限υ以下の実施例によって □限定されるもの
ではない。
実施例1 (培養) 水飴≠、θ%、大豆油0.3%、大豆粉λ−o!Az綿
実粕八〇 X、へングレインOJ%、0a00゜0.3
免、Fe50. a 7H200,00/ X、 0O
Ot、弓B、00.000 / X及びN1at、 −
IB、Oo、Oo o /%を含有する培地(pH6,
o)  をpodずつ200m1三角フラスコlO本に
分注し、/、2/”Cにおいて20分間高圧滅菌する。
ズ これにバシデイオボルス・メリスンルス(Easidi
obolus m5r1st祐6rua)MKJり2g
株をl白金耳ずつ植菌し1.24”Cにおいてμ日間、
210回転にて振とう培養する。別にコーンスターチ2
.05A、グk コ−ス0− j X %大豆油s5A
大豆粉6.2t%、綿実粕S、OX、スタミノールO0
−%及びCaQO,八〇%を含有する培地(pH6,0
)をrorIteずつ!r00−三角フラスコ!θ本に
分注し、727℃において20分間高圧滅菌する。各フ
ラスコに上記の方法で得られた前培養物を4を−ずつ接
種し2t”Cにおいて2日間、210回転にて振とり培
養する。得られた培養物を遠心分離して、上清3.2t
を得た。
実施例λ 実施例/で得られた培養ろ液3.−りを1ダイヤイオン
PK−201″(H+型3oomt)のカラムに通し、
通過液3.2乙のうちのuL(i−さらにゴー ”ダウノックスlx、z”(ax−型3oomt)のカ
ラムおよび活性炭(300yd)のカラムを順次通過さ
せた。この通過液を濃縮乾固すると3りSの褐色粉末が
得られた。
実施例3 実施例λで得られた褐色粉末2Ir9を少量の水に溶か
したのちxogのシリカゲルにまぶし減圧下充分乾燥し
た。これをシリカゲル(ioo。
−7りのカラムの上部に充填し展開溶媒プロパノ−ルー
ピリジン−酢酸−水(jO:lO:3:乙) ao。
−1次いでプロパノ−ルーピリジン−酢酸−水()!二
10:3ニア2)tOOO−で展開するとFr−/!;
0−270  にニコチアナミンを主に含む画分が溶出
され、これを濃縮乾固すると!3.4tlの白色粉末が
得られた。
この白色粉末/♂gを少量の水に溶かし”セファデック
スG−10″(♂oc、1)のカラムの上部に乗せ、水
で展開しニコチアナミンを主に含む画分を集め、減圧濃
縮すると2≠り■の白色粉末が得られた。
実施例≠ 実施例3で最後に得られた白色粉末1011■を少量の
水にとかし、”ダイヤイオンl’に一20g”(H”、
rOlnt)のカラムに吸着させ、水洗後にOJNの水
酸化アンモニウムで溶離した。
この溶離液を濃縮し濃縮液を”キレツクス100’″(
Na”+ j ml +バイオラド0社製)のカラムを
通過させた。通過液のpHをゝCM−セファデックスC
−2z (H”)で4j  に調整したのち濃縮乾固す
るとt2■のニコチアナミンが得られた(IC1゜=O
d2μg/ゴ)。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、ニコチアナミンを効率よく得るこ
とができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バシデイオボルス(¥Basdiobolus¥
    )属に属し、ニコチアナミン(¥Nicotianam
    ine¥)を生産する能力を有する微生物を栄養培地に
    培養し、培養物中にニコチアナミンを生成蓄積せしめ、
    これを採取することを特徴とする微生物によるニコチア
    ナミンの製造法。
  2. (2)バシデイオボルス属に属する生産菌がバシデイオ
    ボルス・メリストスボルス(¥Basidiobolu
    s¥¥meristosporus¥)MK3988(
    微工研菌寄第8983号)である特許請求の範囲第1項
    記載の製造法。
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