JPH0363288A - 新規抗生物質mk3990およびその製造法 - Google Patents

新規抗生物質mk3990およびその製造法

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JPH0363288A
JPH0363288A JP1198060A JP19806089A JPH0363288A JP H0363288 A JPH0363288 A JP H0363288A JP 1198060 A JP1198060 A JP 1198060A JP 19806089 A JP19806089 A JP 19806089A JP H0363288 A JPH0363288 A JP H0363288A
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JP
Japan
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antibiotic
magnetic resonance
nuclear magnetic
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chemical
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JP1198060A
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English (en)
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Shigemi Yoshida
茂美 吉田
Shinji Miyaji
宮道 慎二
Masaji Sezaki
瀬崎 正次
Takashi Mikawa
隆 三川
Noriko Chiba
千葉 紀子
Haruyuki Ogishi
大岸 治行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は抗菌活性を有する新規な抗生物質およびその製
造法に関するものである。
従来の技術および発明が解決しようとする問題点 従来、数多くの抗生物質が発見され、医薬品、動物用薬
品、農薬などの分野で実用化されている。しかしながら
、まだ有効な物質が見いだされないため、解決されてい
ない医療あるいは産業分野が多く残されている。例えば
、抗菌剤の分野においても、新しい作用をもつ新規の抗
菌抗生物質を提供することは常に要望されている。
本発明者らは以上のような点に着目し、新規な抗菌抗生
物質を提供すると共に、その製造法を確立することによ
って、これを解決しようとするものである。
問題を解決するための手段 本発明者らは、上述の期待に応えるべく抗菌活性を有す
る物質の探索を続けていたところ、バシデイオポルス属
に属するある菌株の培養液中に、抗菌活性を有する物質
が生産されていることを見いだし、有効物質■3990
を単離し、その理化学的性状および生物学的性状を確定
することにより、本発明を完成した。
従って、本発明は、後述の理化学的性状を有する新規抗
生物質MK3990、およびバシディボルス属に属する
抗生物質■3990生産菌を培養し、その培養物から抗
生物質MK3990を採取することを特徴とする抗生物
質Mに3990の製造法を提供するものである。
以下、本発明を説明する。
本発明の抗生物質■3990生産閑の各極性状は下記の
通りである。
(1)  新規抗生物質■3990生産閑の微生物学的
性状 本発明の方法に使用される新規抗生物質MK3990 
(以下、r MK3990物質」という。)生産菌は、
バシデイオポルス属(Basidiobolus)に属
する微°生物であって、その培養物中に採取するに充分
な量のMK3990物質を生産する能力を有するもので
あればいかなるものであってもよい。このような菌株の
例としては、本発明者らにより土壌より新たに分離され
たM−1540株(以下、「本菌株」という。)がある
本菌株の微生物学的性状は以下に示す通りである。
(イ)各種培地上における培養上の特徴及び形態的性質
1. ジャガイモ・デキストロース欠天培地(PDA)
上、30℃、5日間JΔ養。
コロニーは、はじめ白色で、のちに黄 灰色を呈し、直径4〜5 amに拡がる。栄養菌糸は分
枝して直径30μmに至り、隔壁が挿入して分節菌体(
hypt+a l segment)を形成する。
分生子柄は分節菌体から項生するが、 分枝しない。
その11】は9.0〜13.6μmで、先端が槍形状に
膨潤して、その先端に1個の出芽型分生子(第一次分生
子)を形成する。
膨潤部は長さ41〜60μmで、11]は16.8〜3
1.0μmである。第一次分生子の形は球形〜亜球形又
は洋ナシ型で、色は無色である。そして長さは37〜 51.8μm、また直径は32.7〜42.7μmで、
時々分生子基部に微小な突出部を有する。分生子は能動
的に射出する。
射出分生子は発芽して菌糸を生じるか、又は第二次分生
子もしくは粘着性分生子(^dhesive coni
dia)を生じる。
第二次分生子は第一次分生子とは)゛同形同大であるが
、粘着性分生子は第一次分生子から生じた毛細管状の長
い柄の先端に形成され、長さ34.0〜63.0μm1
巾9.3〜17.4μmの無色の長楕円形である。更に
粘着性分生子は脱落性があり、先端に粘着性物質を沈着
する。また時々粘着性分生子はさらに毛細管状の柄を生
じ、同一の分生子形成をくり返す。
接合胞子は近接した分節菌体の接合に よって形成される。これは直径30〜 42μmの球形〜亜球形で、内部に加温状物質を含有す
る。接合胞子壁は2.7〜4.5μmで、平滑である。
また、本菌株はホモタリック種である。
2、 サブロー寒天培地」二、30℃、5日間の培養。
本培地上での培養上、及び形態上の特 徴は上記PDA上での性質と類似する。
(n)生理学的性質 1、 生育温度(PDA培地、5日間の培養)生育の範
囲:15〜40℃、10℃ 及び45℃では生育せ ず。
最適生育温度:25〜37℃ 2、 生育ptl(LCA培地) 生育pH:  3〜9 最適pH:、5〜7 (ハ)分類学的考察 1、 属レベルの同定。
本菌株の特徴は、l)基底菌糸が隔壁の挿入により分節
菌体(hyphal segment)を形成する、2
)分生子柄の先端は長い槍形状に膨潤する、3)分生子
は先端の膨潤部より出芽によって常に1個形成される、
4)分生子は能動的に射出される、5)有性生殖は隣接
した分節菌体の接合(配佃子嚢接合)による、6)ホモ
タリック種である、という点に存すると考えられる。
これらの諸性質はC6口rechsler、 Jour
Wash、^cad、Sci、、 45 、49−56
 (1955)及びJ、Coremans−Pelse
neer、 Acta Zoo−1ogica et 
Pathologica、  60.1−143(19
74)に記載されているバシデイオポルス属(Ba5i
diobolus)の特徴によく合致した。
よって本菌体は、接合菌亜門−接合菌 綱−ハエカビ目−バシデイオポルス科−バシディオボル
ス属(Basidiobolus)に帰属するものと考
えられた。
2、 種レベルの同定。
C0口rechsler、  Jour、Wash、^
cad、5ci145 、49−56 (1955) 
、  R,に、Benjamin。
A11so、  5.  (2) 、 223−233
 (1962)。
ロ、L、Grear  &  L、Friedman、
  5abouraudia。
4、231−241 (1966) +’  M、C,
5riniv−asan & M、T、Thiruma
lachar、 Mycopath。
Mycolog+a  Applicata  、  
33  、 56 − 64(1967)およびJ、 
Coremans−Pelsneer。
へcta  Zoologica  et  Path
ologica、   60  。
1−143 (1974)のバシデイオポルス属(Ba
sidiobolus)に関する分類学的文献によれば
、木屑には5種([1,ranarum。
る。
これらの5種はl)気中菌糸の発達程度、2)ストレプ
トマイセス(Streptomyces)臭の有無、3
)37℃の生育の可否、4)ミクロコニディア(mic
roconidia)の有無、5)接合胞子細胞壁の構
造(平滑か波状構造か)によって各々識別されている。
本菌株は、1)各種培地上で気中菌糸は旺盛、2)スト
レプトマイセス−臭を欠く、3)37℃での生育良好、
4)ミクロコニディアを形成しない、5)接合胞子の細
胞壁は平滑の特徴を有することから、C90rechs
ler、  Jour、Wash、へcad、5ci1
 45゜49−56 (1955)に記載されているバ
シデイオポルス・メリストスボルス(Dasidiob
olus  meristosporus )に一致し
た。
従って、本菌株はバシデイオポルス・ メリストスボルス(口asidiobolus  me
−ristosporus )と同定された。
本菌株は、工業技術院微生物主菜技術 研究所に微工研閑寄第10831号 (Ferm P−10831)として受託されている。
本菌株は他の微生物の場合にみられるようにその性状が
変化しやすい。例えば本菌株の、またはこの株に由来す
る突然変異株(自然発生または誘発性)、形質接合体ま
たは遺伝子組換え体であっても、MK3990物質の生
産能を有するバシデイオポルス属(Basidiobo
lus)の閑はすべて本発明の方法に使用することがで
きる。
本発明においては、前記の菌を通常の微生物が利用しう
る栄養物を含有する培地で培養する。
栄養源としてはグルコース、水アメ、デキストリン、シ
ュクロース、デンプン、糖蜜、勅・植物油等を使用でき
る。また窒素源として大豆粉、小麦胚芽、コーンステイ
ープ・リカー、綿実粕、肉エキス、ペプトン、酵母エキ
ス、硫酸アンモニウム、硝酸ソーダ、尿素等を使用でき
る。その他必要に応じて、ナトリウム、カリウム、カル
シウム、マグネシウム、コバルト、塩素、リン酸、硫酸
及びその他のイオンを生成することのできる無機塩類を
添加することは有効である。
また菌の生育を助けMK3990物質の生産を促進する
ような有機及び無機物を適当に添加することができる。
培養法としては、好気的条件下での培養法、特に深部培
養法が最も適している。培養に適当な温度は10〜30
℃であるが、多くの場合、20〜27℃付近で培養する
。■3990物質の生産は培地や培養条件により異なる
が、振とう培養、タンク培養とも通常3〜■0日の間で
その蓄積が最高に達する。培養物中のM K 3990
物質の蓄積量が最高になった時に培養を停止し、培養液
から目的物質を単離精製する。
MK3990物質を培養物から採取するにあたっては、
活性炭、アルミナ、シリカゲル、紅どの吸着剤、ダイヤ
イオンHP −20などの合成吸着剤およびイオン交換
樹脂、イオン交換ゲル濾過剤などのカラムクロマトグラ
フィーや酢酸エチル、ブタノールなどによる溶剤抽出法
が使用される。
以上のような方法により、あるいはこれらを適宜組み合
わせることにより、高純度のMK3990物質が得られ
る。得られる■3990物質の理化学的性状は次の通り
である。
1)外 観:無色板状結晶〔酢酸エチル/クロロホルム
溶液より析出したどきの 外観〕 2)融 点:173−175℃ 3)紫外部吸収スペクトル: Mに3990物質のメタノール溶液(メタノール、メタ
ノール−0,01N塩酸溶液およびメタノール−0,0
IN水酸化ナトリウム溶液)中での紫外部吸収スペクト
ルのλmaxは、下記に示す通りである。
λ二::’nm (Bib、)     280(71
)、289(54)λ:H:H4CLnm (oil、
 )  280(71)、289(54)λ二:: )
1 ′−)I a OII n m (B j″yc、
 )  245(sh、85)。
280 (73) 、 289 (63)4)赤外部吸
収スペクトル: 臭化カリウム鈴生で測定したM K 399 (l物質
の赤外部吸収スペクトルの主な吸収は下記に示す通りで
ある。
v早’、 cm−’  3320.2950. 1?3
5. 1650゜1545、 1520. 1455.
 1380゜1240、750 5)’+1核磁気共鳴スペクトル: MK3990均質の重アセトン中での111核磁気共鳴
スペクトルにおいて、メチル基を示すピークの化学シフ
トは次に示す通りである。
δ(ppm) : 0.87(d)、 0.97(d)
、 0.99(d)。
1、09 (d)、 1.47 (d) 、 2.04
 (s)6)+3C核磁気共鳴スペクトル: MK3990物質の重アセトン中での+3C核磁気共鳴
スペクトルにおいて、化学シフトは次に示す通りである
δ(ppm) : 19.1.19.2.19J、 2
1.5.22.8゜23.6.25.4.26,4.3
3.3.36,7゜39.5.40.7.50.4.5
1.4.53.9゜53.9.54.5.57.2.6
2.5.64.1゜107.9.112.9.116.
4.118.2゜119.9.122.3.124.8
.127,3゜127.8.128.5.128,7,
130,5゜130.7.136.7.137,1.1
57,4.。
168.6.171.7.171,8.172.3゜1
?2J、 172.8.172.9.173.27)分
子式: %式% ): ) : : ) ): メタノール、エタノール、アセトン、酢酸エチル、ジメ
チルスルホキシドに可溶、水、クロロホルム、エチルエ
ーテルに難溶。
12)呈色反応: 10%硫酸、モリブデン酸、過マンガン酸カリウム、グ
レイン・リーバツク試薬に陽性で、ニンヒドリン試薬に
陰性である。
13)薄膜クロマトグラフィーのRf値:  0.33
〔薄膜シリカゲル・プレート(メルク社製。
Art、 5715)上で、クロロホルム:メタノール
(10: 1)で展開したときのRf値〕14)酸性、
中性、塩基性の区別: 中性〔実施例〕 以下に本発明の有効成分である■3990物質の製造方
法の1例を示すが、これらは単なる一例であって本発明
を限定するものではない。ここに例示しなかった多くの
変法あるいは修飾手段を用い得ることはもちろんのこと
である。
実施例1 (培養) 水飴4.0%、大豆油0.3%、大豆粉2,0%、綿実
粕1.0%、サングレイン0.5%、炭酸カルシウム0
.3%、硫酸鉄7水塩0.001%、塩化コバルト6水
塩0.0001%および塩化ニッケル6水塩0.000
1%を含有する培地(pH6、0)を40rnlずつ2
00tl!三角フラスコIO本に分注し、121t:に
おいて20分間高圧滅菌する。
これにバシデイオポルス・メリストスポルス([1as
idiobolus  meristosporus 
) M−1540株を1白金耳ずつ植菌し、26℃にお
いて4日間、21 Or、p、mにて振とう培養する。
別にコーンスターチ2.0%、クルコース0.5%、大
豆油5%、大豆粉6.25%、綿実粕2.0%、スタミ
ノール0.2%および炭酸カルシウム1.0%を含有す
る培地(pH6,0)を80rdずつ500−三角フラ
スコ50本に分注し、121℃において20分間高圧滅
菌する。各フラスコに上記の方法で得られた前培養物を
4rn!!ずつ接種し26℃において6日間、21 O
r、p、mにて振とうj?ζ4%する。
得られた培養物を遠心分離して、上清 3.51と培養
菌体を得た。
実施例2 実施例1で得られた菌体抽出液3.51を減圧濃縮する
ことにより、アセトンを除去し容積を1j2とした。こ
の濃縮液に酢酸二チル11を加えよく攪はんして有効成
分を抽出し、酢酸エチル層を減圧濃縮し、黄色粉末1.
71 gを(4)た。
この粉末をクロロホルム−メタノール(30:1)の混
液に溶解し、あらかじめ同溶媒で充填したシリカゲルC
−200(和光純薬工業社製)100ryd!のカラム
にかけ、同溶液で溶離を行い、活性画分を得た。得られ
た活性画分を減圧濃縮し、白色の粉末580 mgを得
た。この粉末をクロロホルム−酢酸エチルより結晶化し
て、MK3990物質の無色板状結晶320■を得た。
本物質は前記の理化学的性状を有していた。
尚、本実施例で得られたMK3990物質の紫外部吸収
スペクトル、赤外部吸収スペクトル、111核磁気共鳴
スペクトルおよび+3[核磁気共鳴スペクトルを、それ
ぞれ第1図、第2図、第3図および第4図に示した。
これらの理化学的性状に加え、アミノ酸分析およびマス
スペクトルの解析から、MK3990物質の構造は下記
のごとく推定された。
発明の効果 本発明によるMK3990物質の各種細菌に対する最小
発育阻止濃度を第1表に、また各柚嫌気性閑に対する最
小発育阻止濃度を第2表に示す。
この結果から明らかなように、MK3990物質は、グ
ラム陽性細菌および嫌気性菌に対して生育阻害活性を有
しており、抗菌剤としての右用性が期待される。
Mに3990物質をマウス腹腔内に投与した場合の急性
毒性(LDSO)は、100mg/kg以上であった。
第1表 MK3990物質の抗菌活性 5taphylococcus  aureus  2
09P>  100
【図面の簡単な説明】
第1図は■3990物質のメタノール溶液中で測定した
紫外部吸収スペクトルを示す図面である。 第2図は■3990物質のKBr錠で測定した赤外部吸
収スペクトルを示す図面である。 第3図は■3990物質の重アセトン中で測定した11
1核磁気共鳴スペクトルを示す図面である。 第4図はMK3990物質の重アセトン中で測定した 
+3c核磁気共鳴スペクトルを示す図面である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の理化学的性質を有する抗生物質MK39901
    )外観:無色板状結晶 2)融点:173−175℃ 3)紫外部吸収スペクトル: 抗生物質MK3990のメタノール溶液中での紫外部吸
    収スペクトルのλmaxは、下記に示す通りである。 ▲数式、化学式、表等があります▼280(71)、2
    89(54) ▲数式、化学式、表等があります▼280(71)、2
    89(54) ▲数式、化学式、表等があります▼245(sh、85
    )、 280(73)、289(63) 4)赤外部吸収スペクトル: 臭化カリウム錠中で測定した抗生物質MK 3990の赤外部吸収スペクトルの主な吸収は下記に示
    す通りである。 ▲数式、化学式、表等があります▼3320、2950
    、1735、1650、1545、1520、1455
    、1380、1240、750 5)^1H核磁気共鳴スペクトル: 抗生物質MK3990の重アセトン中での^1H核磁気
    共鳴スペクトルにおいて、メチル基を 示すピークの化学シフトは次に示す通りで ある。 δ(ppm):0.87(d)、0.97(d)、0.
    99(d)、1.09(d)、1.47(d)、2.0
    4(s)6)^1^3C核磁気共鳴スペクトル: 抗生物質MK3990の重アセトン中での^1^3C核
    磁気共鳴スペクトルにおいて、化学シフ トは次に示す通りである。 δ(ppm):19.1、19.2、19.3、21.
    5、22.8、23.6.25.4、26.4、33.
    3、36.7、39.5、40.7、50.4、51.
    4、53.9、53.9、54.5、57.2、62.
    5、64.1、107.9、112.9、116.4、
    118.2、119.9、122.3、124.8、1
    27.3、127.8、128.5、128.7、13
    0.5、130.7、136.7、137.1、157
    .4、168.6、171.7、171.8、172.
    3、172.3、172.8、172.9、173.2
    7)分子式: C_4_8H_6_0N_8O_1_0 8)分子量: 908(SI−MS、¥m¥/¥Z¥909MH^+)
    9)元素分析値: C_4_8H_6_0N_8O_1_0・2H_2Oと
    して理論値:炭素61.00%水素6.83 窒素11.86 分析値:炭素61.24%水素6.85 窒素11.89 10)比旋光度: 〔α〕_D^2^0=+70.4゜(¥C¥0.3,M
    eOH)11)溶解性: メタノール、エタノール、アセトン、酢酸エチル、ジメ
    チルスルホキシドに可溶、水、クロロホルム、エチルエ
    ーテルに難溶。 12)呈色反応: 10%硫酸、モリブデン酸、過マンガン酸カリウム、グ
    レイグ・リーバック試薬に陽性で、ニンヒドリン試薬に
    陰性である。 13)薄膜クロマトグラフィーのRf値:0.33〔薄
    膜シリカゲル・プレート(メルク社製、Art.571
    5)上で、クロロホルム:メタノール(10:1)で展
    開したときのRf値〕 14)酸性、中性、塩基性の区別:中性 2、バシディオボルス属に属する抗生物質MK3990
    生産菌を培養し、得られた培養物から抗生物質MK39
    90を採取することを特徴とする、請求項1に記載の抗
    生物質MK3990の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111018953A (zh) * 2020-01-19 2020-04-17 安徽农业大学 具有抗真菌和清除自由基活性的环酪-异亮-亮-色-苏肽及制备方法

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