JPS6387927A - 自動バツクラツシユ防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、魚釣り用リールにおける自動バックラッシュ
防止装置に関する。

（従来の技術） カスティングの際に、スプールに巻回された釣り糸は、
先端に取付けられた仕掛けの重さで引き出されるが、釣
り糸の引出し速度よりスプールのフリー回転が速くなり
、所謂バックラッシュが生じ、このバックラッシュによ
り釣り糸がからみ合ったり、スプールとリールの本体と
の間に食い込んだりする。従来例においては、釣り糸繰
り出し時におけるスプールの制動力を制御してバックラ
ッシュの防止に役立てていた。この制御方法は、ルアを
つけた仕掛けが水面に落ちたのを見て、人が親指でリー
ルを押してブレーキを掛けていた。

しかし、この手動による方法は、人の肋によるしのであ
るから、バックラッシュを確実に防止することができず
、釣り糸が絡み、所謂糸フケを生じることが避けられな
かった。

（発明の開示） 本発明は、前述の問題点に鑑み、これらの点を解決づる
ために発明されたちので、カスティングの詩の制動が確
実で、自動的に実施される自動バックラッシュ防止装置
を提供づることを目的とする。

釣り糸が巻回されるスプールを有づる魚釣り用リールに
おいて、カスティングｊる際の前記魚釣り用リールの動
作状態を検出でる検出器と、前記検出器の検出信号を処
理し所定の設定値との比較により処理信号を発信する信
号処理回路と、前記９８埋信号を電気スイッチ信号化す
る電気スイッチ回路とを備え、前記電気スイッヂ信号に
より前記スプールを自動的に制動することにより、バッ
クラッシュ防止の目的を達成するものである。

（実施例） 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本考案の一実施例を引込んだ魚釣り用両軸受型
リールの慨Ｗ８構成図、第２図は第１図の平面図を示す
。魚釣り用リール（以下単にリールという）２の一対の
リール側板４．６には、スプール８を嵌挿固定したスプ
ールシャフト（図示せず）が回転自在に支承される。こ
のスプールシャフトは、側板４に回転自在に設けられた
ハンドル１０の軸１２とのギヤー結合により、ハンドル
１０の回転が伝達される。側板６に近接して設けられた
空隙には、スプール駆動用モータ１４が収納されている
。通常、リール２は取付は台１６により、釣り竿１８（
第３図）に装着される。取付は台１６の先端に突設した
土台２０には、レベルワインド装置の一対のガイドシャ
フト２２．２４が開閉自在に設けられる。

第３図は本発明の一実施例の慨略構成図、第４図は第３
図のブロック図を示す。自動バックラッシュ防止装置２
６は、主どしてリール２の動作状態検出器、本実施例で
は釣り糸４０の繰り出し聞を検出でるタコメータ３６、
信号処理回路３０、電気スイッチ回路３２および電磁ブ
レーキ３４から偶成される。タコメーク３６は、釣り竿
１８上に取付【プられ、ガイドローラ３８により案内さ
れる釣り糸４０にて回転駆動される。信号処理回路３０
は、釣り竿１８内の取付は板４２上に設けられ、波形整
形部５４、パルスカウンタ５６、比較器　６２、距離設
定器６０およびリセットパルス発生器５８からなる。波
形整形部５４は、タコメータ３６のパルス波形を整形し
たパルス信号として、パルスカウンタ５６に入力する。

パルスカウンタ５６は、パルス信号のパルス数をカウン
トする。

また、距離設定器６０は、釣り糸４０の予め決められた
保り出し伍（距離）をパルス数で設定した設定器である
。比較器６２は、パルスカウンタ部５６の出力パルスＳ
ρと、距離設定器６０の設定パルスＲｐとを比較して出
力パルスＳｐが設定パルスＲｐに達すると、電気スイッ
チ回路３２への信号Ｓ。

を発信する。一般に、比較器６２の出力には、ローパス
フィルタ（低域通過フィルタ）が；筒用される。なお、
リセットパルス発生器５８は、カスティング開始の際に
投入されるスライドスイッチｓ２により、パルスカウン
タ５６の既に保持されているカウントパルスをリセット
するリセットパルスを発信する。

ところで、タコメータ３６はアナログ式またはデジタル
式のいずれでもよく、比較器６２の出力には、アナログ
珊の場合にはアナログローパスフィルタが、デジタル量
の場合にはデジタルローパスフィルタが適用される。

なお、４４はスライドスイッチＳ２のスライド部で、リ
ード線４６．４８．５０．５２はそれぞれタコメーク３
６用、駆動用モーフ１４用、電磁ブレーキ３４用および
電源Ｂ（第５図）用として接続され、４９．５１はリー
ド線４８，５０の接続端子である。

さらに、電気スイッチ回路３２は、信号処理回路３０と
同碌に取付は仮４２上に設けられ、第５図に示すように
、信号処理回路３０の比較器６２より発信される処理信
＠ＳＯをトランジスタＴｒｉを経て、増幅した後、電磁
ブレーキ３４のコイル７０に通電させ、スプール８にブ
レーキをかける。

第６図は電磁ブレーキの直路構成図を示す。スプニル８
は、その一端に固着されるアルミニウム製導電性環状体
６８と共に、リール２の枠体６４の両腕部に設けられた
軸受６６により、回転自在に支承される。また、この環
状体６８に対向してコイル７０を右する鉄製ｙ＋磁性環
環状７２は、枠体６４に固着される。このように構成さ
れた電磁ブレーキ３４は、電気スイッチ回路３２を経て
、コイル７０に通電されて磁気を発生し、環状体６８に
渦電流を発生させることにより、スプール８にブレーキ
をかける。

ところで、本実施例では、カスティングの際に、釣り糸
４０の繰り出し量をカウントして所定のカウントに達し
たとき、信号を発信してスプール８にブレーキをかける
も、駆動用モータ１４またはスプール８の回転数をカウ
ントして、所定のカウント数に達したとき、信号を発信
してブレーキしてもよい。

次に、第７図は本発明の他の実施例のブロック図を示す
。自動バックラッシュ防止装置７４は、タコメータ３６
、信号処理回路７６、電気スイッチ回路３２および電磁
ブレーキ３４から構成される。信号処理回路７６は、波
形整形部５４、速度検出器７８、速度比較器８０、ブレ
ーキ速度設定器８２およびリセット信号発生器８４から
なる。

ブレーキ速ｉ設定器８２は、カスディングの後、ルアが
着水したとみなせるブレーキ設定！＋ｔＩＲを設定する
。この設定１ｆｆｉＲは、速度検出器７８によるカステ
ィングの際の釣り糸４０の速度である釣り糸速度信号Ｓ
と比較して、遥かに小さい値である。

速度比較器８０は、速度信号Ｓと設定値Ｒとを比較して
、速度信号Ｓが設定値Ｒよりも小さくなると、信号ＳＯ
を発信し、電気スイッチ回路３２を経た信号Ｓ１により
、電磁ブレーキ３４を作動させる。

なお、第４図と同様に、タコメータ３６は、アナログ式
またはデジタル式のいずれでもよく、このタコメータ３
６に応じて、速度比較器８０の出力には、アナログロー
パスフィルタまたはデジタルローパスフィルタが適用さ
れる。さらに、リセット信号発生器８４は、スライドス
イッチＳ２の投入により作動する。

次に、第８図は第７図の信号処理回路の各部の動作波形
図を示す。図において（Ａ）には速度検出器７８の釣り
糸速度信号Ｓおよびブレーキ速度設定器８２のブレーキ
設定値Ｒが示され、ａ点はカスティング開始点、ｂ点は
着水点、開始側の０１点および着水側のＣ２点は釣り糸
速度信号Ｓとブレーキ設定値Ｒとが等しくなる点である
。（Ｂ）に示すように、このＣ２点から次のカスティン
グ開始時の０１点までの間は、ブレーキ設定値Ｒよりも
釣り糸速度信号Ｓが小さくなる部分である。（Ｃ）に示
すように、スライドスイッチＳ２によるリセット信号発
生器８４のリセット信号Ｓ２は、（Ｄ）に示すように、
速度比較器８０の出力信号ＳＯによりスプール８が制動
された後、これをリセットする。

また、このリセット信号Ｓ２の点から、次のカスティン
グ開始点ａまでの間にルアーを手繰りよせて、次のカス
ティングに備える。なお、（Ｃ）に示すリセット（ａ　
Ｑ　Ｓ２　ａのように、次のカスティング開始前に、念
のために出力信号ＳＯをリセットしてもよい。

（効　果） 本発明においては、カスティングの隙の魚釣り用リール
の動作状態を検出する検出器と、この検出温の検出信号
を処理して所定の設定値との比較により処理信号を発信
する信号処理回路と、前記処理信号を電気スイッチ信号
とする電気スイッチ回路とを設けることにより、従来技
術の問題点が有効に解決され、その動作が自動的に確実
で、取扱い操作が容易である等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案が実施された魚釣り用リールの直路構成
図、第２図は第１図の平面図、第３図は本発明の一実施
例の直路構成図、第４図は第３図のブロック図、第５図
は電気スイッチ回路の接続図、第６図は電磁ブレーキの
概略構成図、第７図は本発明の他の実施例のブロック図
、第８図は第７図の信号処理回路の各部の動作波形図で
ある。 ２は魚釣り用リール、８はスプール、１４は駆動用モー
タ、２６．７４は自動バックラッシュ防止装置、３０．
７６は信号処理回路、３２は電気スイッチ回路、３４は
Ｈａブレーキ、３６はタコメータ、４０は釣り糸、５４
は波形整形部、５６はパルスカウンタ、５８はリセット
パルス発生器、６０は距Ｍ設定器、６２は比較器、６８
は環状体、７０はコイル、７８は速度検出器、８０は速
度比較器、８２はブレーキ速度設定器、８４はリセット
信号発生器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）釣り糸が巻回されるスプールを有する魚釣り用リー
   ルにおいて、カスティングする際の前記魚釣り用リール
   の動作状態を検出する検出器と、前記検出器の検出信号
   を処理し所定の設定値との比較により処理信号を発信す
   る信号処理回路と、前記処理信号を電気スイッチ信号化
   する電気スイッチ回路とを備え、前記電気スイッチ信号
   により前記スプールを自動的に制動することを特徴とす
   る自動バックラッシュ防止装置。 ２）検出器は、スプールを回転駆動させるモータの回転
   量を検出することを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の自動バックラッシュ防止装置。 ３）検出器は、スプールの回転量を検出することを特徴
   とする特許請求の範囲第１項に記載の自動バックラッシ
   ュ防止装置。 ４）検出器は、スプールに巻回された釣り糸の繰り出し
   量を検出することを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の自動バックラッシュ防止装置。 ５）検出器は、釣り糸の繰り出し速度を検出することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の自動バックラ
   ッシュ防止装置。