JPS6387412A - キヤリアからのワ−クの取り出し・収納方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、キャリアに収納された複数のワークを順次キ
ャリアより取り出し、そして再度キャリアに収納する方
法に関する。

（従来の技術） 自動組立機械等においては、加工作業や組立作業等が行
なわれるワークを複数個キャリア内に整列収納して搬送
し、取り出し位置でワークを順次取り出し、この取り出
したワークに作業を施し、そして作業済ワークを再度キ
ャリア内に収納する作業がよく行なわれる。その−例を
図を用いて説明する。

第３図は、ワークの取り出し・収納装置の平面図、第４
図は第３図の側面図を示し、割り出しテーブル１と、こ
の割り出しテーブル１に隣接して配置された搬送装置の
一手段のコンベア２と、割り出しテーブル１とコンベア
２の間に介在させた移載装置の一手段のピックアップ装
置３から構成される。割り出しテーブル１は、周知の間
歇回転駆動装置４により、矢印へ方向に９０’ずつ間歇
的に回転・停止が繰り返されるもので、円周方向９０”
間隔に図示省略の保持爪が設けられる。そしてこのテー
ブル１の周囲で割り出し位置には、図示省略の各種作業
装置が配置されている。コンベア２は、６個のワーク５
（５ａ〜５ｆ）を１０ツトとして所定ピッチＰで収納し
てなるキャリア６を載置し、間歇的に搬送方向Ｂに所定
ピッチＰで移送可能とされる。

一方ピツクアップ装置３は、公知の上下、旋回駆動具＠
７により、両端にハンド８．９を有するアーム１０を昇
降並びに１８０°旋回動を繰り返すものでおる。

なお、χはワーク５の取り出し・収納位置を、ｙはワー
ク５の移載位置をそれぞれ示し、ハンド８．９は、この
両位置χ、ｙ間を旋回動させられるようになっている。

次に以上構成による作動について、第５図を用いて説明
する。ただしコンベア２とピックアップ装置３は図示し
ていない。まず同図（ａ）のように、６個のワーク５（
５ａ〜５ｆ）が収納されたキャリア６は、コンベア２に
よりその先頭に位置するワーク５ａが位置χに位置付け
られたところで、−時停止させられる。そこでアーム１
０が作動し、ハンド８がワーク５ａを保持し、同図（ｂ
）のようにそのワーク５ａを割り出しテーブル１のステ
ーションエ（移載位置ｙ）に移載する。この時ハンド９
は何も作業も行なわない。次に同図（Ｃ）のようにコン
ベア２は１ピツチＰ前進してワーク５ｂを位置χに位置
付けるとともに、割り出しテーブル１が矢印へ方向に９
０’回転してワーク５ａをステーション■に移動ざぜて
停止する。

そしてアーム１０が作動し、ハンド８はワーク５ｂを保
持し、このワーク５ｂを同図（ｄ＞のように割り出しテ
ーブル１に移載する。以後同様にキャリア６内のワーク
５Ｃ１５ｄを順次位置χに位置付けるとともに、割り出
しテーブル１を９０’ずつ間歇回転させ、同図（ｅ）に
示すようにワーク５Ｃ１５ｄを割り出しテーブル１側に
移載する。

このように、割り出しテーブル１の割り出し回数、この
例では４回までは、キャリア６内の先頭のワーク５ａか
ら順に割り出しテーブル１への移載のみを行なう。

ざて同図（ｆ）に示すように、割り出しテーブル１の１
回転中に所望の作業が施されたワーク５ａが移載位置ｙ
に到達した時点で、位置χにはワーク５ｅが位置付けら
れることとなる。そして以後は、キャリア内の未加工ワ
ークの数に等しい回数、この例では２回、ハンド８によ
るキャリア６内のワーク５の取り出し並びに割り出しテ
ーブル１への移載作業と、ハンド９による割り出しテー
ブル１上の加工済ワーク５の取り出し並びにキャリア６
への収納作業とが同時に行なわれる。これは、ハンド８
でワーク５ｅを保持し、ハンド９でワーク５ａを保持後
、アームが１８Ｑ°回転し、同図（ｇ）に示すように、
ワーク５ｅを割り出しテーブル１上でワーク５ａが今ま
で位置していたところへ移載するとともに、ワーク５ａ
をワーク５ｅが今までキャリア６内で位置していたとこ
ろへ収納する。以後コンベア２によるキャリア６の１ピ
ツチ前進と、割り出しテーブル１の９０°回転が行なわ
れ、同図（ｈ）のようにワーク５ｆとワーク５ｂが入れ
換わる。

（発明が解決しようとする問題点） キャリア６内のワーク５がすべて割り出しテーブル１へ
一度移載されると、上記説明したように加工済ワーク５
ａ、５ｂは元のキャリア６内に収納されることとなる。

ところがワーク５ｂが、キャリア６内においてその搬送
方向Ｂに向って８Ｆ２端に収納されると、このキャリア
６は−ピッヂ前進するため、ｖｊり出しテーブル１上の
ワーク５Ｃ〜５「をもはや元のキャリア６に収納するこ
とができず、例えば、同図（ｉ＞に示す如くこのキャリ
ア６の次に続く別のキャリア１１に収納゛ぜざるを得な
かった。

組立作業や加工作業においては、１つのキャリア内に収
納されるワークを１０ツトとし、このロット単位の作業
を施したいような場合があり、この場合、キャリアから
取り出されたワークに作業か施された後、その作業済ワ
ークを元のキャリアに収納する必要がある。

よって本発明は、キャリアから取り出されたワークに作
業が施された後、元のキャリアに収納することか可能な
キャリアからのワーク取り出し・収納方法を提供するこ
とを目的とする。

（実施例） 以下本発明の一実施例を第１図に示す状態図を用いて説
明する。本実施例において用いられる装置は、すでに第
３図、第４図において説明したものと同様なものを使用
することとして説明する。

同図（ａ＞乃至（ｈ）は第５図（ａ＞乃至（ｈ）とまっ
たく同様でおり、その説明は省略する。本実施例におい
ては第１図（ｉ）乃至（ｋ＞に特徴がある。まず同図（
ｈ）に示すように、キャリア６内のワーク５ｆが割り出
しテーブル１に移載されるとともにワーク５ｂがキャリ
ア６内に収納されると、コンベア２を矢印Ｃ方向に逆行
させ、同図（ｉ）に示すようにキャリア６の先頭の収納
位置を位置χに合わせて停止さける。この時割り出しテ
ーブル１は９０’回転して停止する。この状態でハンド
９が割り出しテーブル１のワーク５Ｃを取り出すととも
に、同図（ｊ）のようにキャリア６内の先頭に収納する
。以後、キャリア６はコンベア２により１ピツチＰずつ
前進させられるとともに、割り出しテーブル１が９０’
ずつ回転・停止を繰り返し、同図（ｋ）に示されるよう
に割り出しテーブル１上のワーク５ｄ〜５ｆはすべてキ
ャリア６内に収納させられることとなる。この後、後続
のキャリアの先頭が位置χに位置付けられた後、上記し
た工程が繰り返される。

このように上記した実施例によれば、キャリア６から割
り出しテーブル１に移載され、このテーブル１の１回中
に作業の施されたワーク５ａ〜５ｆは、作業終了後、元
のキャリア６内に全て収納することができる。このため
ロット単位の作業が可能となり、前記した要求に充分窓
じることができる。

第２図は上記説明したり］り出しテーブル１、アーム１
０をコンベア２に沿って複数組設けた例である。このよ
うにすることで、各割り出しテーブル１で別な処理を同
時に行なうことも可能となる。

なお以上説明した実施例においては、キャリアの搬送装
置にコンベア２を用いて説明したが、例えばキャリアを
パレッ］へ上に載せこのパレットをチェーンを用いて搬
送するようにしてもよい。

（発明の効果） 本発明によれば、１つのキャリアから取り出されたワー
クを再度元のキャリアに収納することができる。従って
ロフト単位の作業を可能とし、工程管理を非常にしやす
くできる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）乃至（ｋ）は本発明の一実施例の状態図、
第２図は変形例の平面図、第３図はワークの取り出し・
収納装置の一例を示す平面図、第４図は第３図の側面図
、第５図（ａ）乃至（ｉ）は従来の状態図を各々示す。 １・・・割り出しテーブル、２・・・コンベア（搬送装
置）、３・・・ピックアップ装置（移載装置）、５・・
・ワーク、６．１１・・・キャリア、χ・・・ワークの
取り出し・収納位置、ｙ・・・移載位置。 特許出願人　　　東芝精機株式会社 （α）　　　　　　　　（ｄ） Ｆ−工 第１図 （３）　　　　　　　　　　　（ｊ） に。 （α）　　　　　　　　　（ｄ） −ｚ ト’ｌｃ　　　　　　　　　　　　　ｉ−工訃 （ｈ”１ ｄ ｔｉ） ｅ 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のワークが所定ピッチＰで収納されたキャリ
   アを、コンベア等の適宜搬送装置で移動させて前記複数
   のワークを順次取り出し・収納位置に位置付けるととも
   に、この搬送装置に隣接して割り出しテーブルを配置し
   、移載装置で前記キャリア内のワークを順次取り出して
   前記割り出しテーブルに移載するとともに前記割り出し
   テーブルにて作業の終了した作業済ワークを前記取り出
   し・収納位置にて再度キャリアに収納するようにしたキ
   ャリアからのワークの取り出し・収納方法において、前
   記キャリアを繰り返してピッチＰで前進・停止させ、ま
   ず割り出しテーブルの割り出し回数内においてはキャリ
   ア内の先頭に収納されるワークから順に前記取り出し・
   収納位置に位置付け前記移載装置を用いて取り出して前
   記割り出しテーブルへの移載のみを行ない、その後前記
   移載装置を用いて前記キャリア内の前記取り出し・収納
   位置に位置するワークの取り出しと前記割り出しテーブ
   ル上の作業済ワークの取り出しを行ない、前記割り出し
   テーブルから取り出された作業済ワークが位置していた
   ところにキャリアから取り出したワークを移載するとと
   もにキャリアから取り出されたワークが位置していた収
   納位置に前記割り出しテーブルから取り出した作業済ワ
   ークを収納するようにし、キャリア内の最後端の収納位
   置に作業済ワークを収納後、搬送装置を逆行させ前記キ
   ャリアの先頭の収納位置を前記取り出し・収納位置に合
   わせて停止させ、以後キャリアを繰り返してピッチＰで
   前進・停止させ、前記移送装置による前記割り出しテー
   ブル上の作業済ワークのキャリアへの収納のみを順次行
   なうようにしたことを特徴とするキャリアからのワーク
   の取り出し・収納方法。