JPS6387224A - 内周表面に突部をもつホ−スの製造方法 - Google Patents

内周表面に突部をもつホ−スの製造方法

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JPS6387224A
JPS6387224A JP23342286A JP23342286A JPS6387224A JP S6387224 A JPS6387224 A JP S6387224A JP 23342286 A JP23342286 A JP 23342286A JP 23342286 A JP23342286 A JP 23342286A JP S6387224 A JPS6387224 A JP S6387224A
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JP
Japan
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cylindrical body
hose
mandrel
peripheral surface
inner peripheral
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Application number
JP23342286A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kiyama
木山 一彦
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内周表面に係止突部をもつホースの製造方法に
関する。この係止突部はパイプ、口金等がホースに挿入
される場合の位置決めに、ある0はシールリップとして
利用される。
[従来の技術] 従来ゴムホース等は一般に押出成形により成形され、そ
のため内周表面は平滑表面とせざるを得ない。このよう
なホースにパイプ、口金等を挿入する場合には、挿入の
位置決めがnしかった。例えば1本のホースの両端部か
ら2本のバイブ等を挿入する場合には、1本のバイブが
挿入過多となり、他方のバイブが挿入不足となるような
場合がある。このような場合には組付時に調整を要する
笠の不具合が発生する。そのため挿入後全長検査、部分
長検査等を実施して、間接的に正確な位置に挿入された
か否かを検知している。しかしながら検査に工数がかか
り、コスト上昇の要因となっていた。
そしてこのような問題を解決するために、第9図に示す
ようにホース100の内周表面に係止突部101を設け
、その位置でバイ1200などを係止させて位置決めさ
せることが考えられている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した内周表面に係止突部をもつホースを製造づるに
は、押出成形では成形できないために射出成形、圧縮成
形等で成形せざるを得ない。しかしながらこのような成
形方法は一層からなるホースの製造には適するが、補強
層などをもつ2層以上のゴムホースをこのような成形方
法で製造しようとすると工数がかかり、生産性の向上を
図ることができないためコストが上昇する。この理由に
よりこのようなホースはその便利さにもかかわらず従来
はとんど用いられていなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、押出成
形を利用することができ、内周表面に突部をもつホース
を安価に製造することができるwJ造方法を提供するも
のである。
E問題点を解決するための手段] 本発明の製造方法は、未加硫ゴム材料より押出成形して
筒状体を形成する押出成形工程と、外表面に凹部をもつ
マンドレルを該筒状体の中心孔に挿入する挿入工程と、 少なくとも該凹部を覆う該筒状体部分を押圧し該凹部形
状に沿った膨出部を形成する膨出工程と、該膨出部をも
つ該筒状体を加硫する加硫工程と、を順次行うことを押
圧するものである。
押出成形工程は未加硫ゴム材料より押出成形して筒状体
を形成する工程である。未加硫ゴム材料には天然ゴム(
NR)、スチレン・ブタジェンゴム(SBR) 、ニト
リルゴム(NBR) 、クロロプレンゴム(CR)、ブ
チルゴム(IIR)、アクリルゴム(ACM)、シリコ
ンゴム(Q)、フッ素ゴム(FKM)あるいはエチレン
プロピレンゴム(EPDM)等従来用いられているゴム
材料を用いることがで8る。モして押出成形工程は従来
と同様の押出成形機を用い従来と同様に行うことができ
る。
挿入工程は押出成形工程で得られた筒状体にマンドレル
を挿入する工程である。
本発明の1つの特徴はこのマンドレル外表面に凹部が形
成されているところにある。この凹部はクレータ状のも
のを1蛸または複数個形成してもよいし、マンドレル外
周表面を一周するリング状溝とすることもできる。後述
の膨出工程で説明するように、この凹部形状に沿う膨出
部がホース内周表面に形成される。従ってこの凹部の深
さは膨出部の高さに略相当し、膨出部を係止突部として
用いる場合は、その深さはホースに挿入されるバイブな
どの肉厚以下とすることが望ましい。これにより得られ
たホースにバイブなどを挿入した場合には膨出部の高さ
はバイブなどの肉厚より小さくなるので、膨出部により
流体の流れが妨げられるような不具合が防止される。な
お、凹部の形状をリング状溝とした場合に、幅を狭くす
れば得られる膨出部は薄いリップ状となる。従ってバイ
ブ等の外周表面に密着するシールリップとして機能させ
ることもできる。
なお後述の膨出工程で凹部内に膨出部が形成されるが、
その際凹部内の空気が膨出部により圧縮され、その反力
により膨出部の形状が正規の形状とならない場合がある
。従って凹部内の空気を外部へ逃がす工夫が必要となる
。このようにするには、マンドレルを管体とし凹部の底
表面からマンドレルの中心孔に貫通する小さな貫通孔を
設け、その貫通孔により空気を逃がすようにすることが
できる。また凹部をリング状溝とした場合には、その凹
部はマンドレル表面から2R以上の曲面を介して連続す
るように形成することが望ましい。
本発明者等の実験によれば、このように2R以上の曲面
を介して連続するようにすれば凹部内の空気はその曲面
から筒状体とマンドレルとの間の間隙に均一に入り込み
、良好な膨出部を形成することができる。
膨出工程では少なくとも凹部を覆う筒状体部分を外表面
より押圧することにより、凹部形状に沿った膨出部が形
成される。この押圧は凹部を覆う筒状体部分のみを押圧
することもできるが、筒状体全体を径方向内方へ押圧す
ることもできる。このようにすれば得られるホース外周
表面が平滑表面となり、意匠的に優れている。
この押圧は例えばクリップ等で機械的に押圧することが
できる。又、筒状体外径よりも僅かに小さい内径を有す
るパイプにマンドレルをもつ筒状体を圧入することで押
圧することもできる。あるいは熱により収縮する被覆帯
を筒状体表面に巻付け、後述の加硫工程における加熱で
被覆帯を収縮させることで押圧することもできる。この
ようにすれば機械的に押圧することなく、加硫工程とほ
とんと同時に膨出工程を行うことができるので便利であ
る。なおこのような熱により収縮する被覆帯にはナイロ
ン等の熱収縮性繊維より形成された熱収縮性布を利用す
ることができる。あるいは形状記憶合金を利用すること
も好ましい。形状記憶合金を用いれば、熱により径が小
さくなるように変形して押圧した後、冷えると元に戻る
のでホースから被覆帯を除去するのが容易であり、かつ
被覆帯を再利用することができる。
加硫工程では凹部形状にそった膨出部をもつ筒状体が加
熱され加硫が行われる。なおこの加硫工程は、マンドレ
ルを挿入した状態で、かつ筒状体の押圧を維持した状態
で行うことが望ましい。これにより形状が一定な寸法精
度の良いホースが得られる。
そして加硫終了後のホースよりマンドレルおよび押圧し
ている被覆帯などの部材を除去し、内周表面に係止突部
をもつホースが得られる。
[発明の作用及び効果] 本発明の製造方法では、膨出工程で少なくとも凹部を覆
う筒状体部分を押圧することで、その押圧の応力により
筒状体隔壁が凹部内に膨出し、凹部形状に沿った膨出部
が形成される。従って本発明の製造方法によれば、押出
成形を利用でき、ざらに押出成形に連続して膨出部を形
成することができる。従って係止突部をもつホースを連
続的に製造することができ、生産性に優れているのでコ
スト面で有利である。
そして得られたホースを用いれば、そのホースにパイプ
等を挿入する場合にパイプ等の端面が膨出部に当接する
ことで位置決めすることができ、位置決め不良を確実に
防止することができる。また膨出部の厚さを薄いものと
すれば、膨出部はシールリップとして機能し、シール特
性を向上させることもできる。
[実施例] 以下実施例により具体的に説明する。本実施例の製造方
法では、第1図に承りようなターボチャージャ用エアホ
ースの製造に本発明を適用したものである。
(実流例1ン (押出成形工程) 未加硫NBRゴム材料より押出成形し、第2図に示す連
続した筒状体1を成形した。
(挿入工程) 次に得られた筒状体1に第3図に示す凹部としての複数
個のリング状溝21をもつマンドレル2を挿入した。そ
の状態を第5図に示す。
なお、リング状溝21は、第4図に拡大して示すように
、深さ1.5mm1幅3mmの形状をなし、マンドレル
2表面から3Rの曲面を介して連続している。
(膨出工程及び加硫工程) 次に第6図に示すように筒状体1表面に被覆帯としての
熱収縮性ナイロン類うラビング布3を螺旋状に巻付Cブ
、150’Cに加熱し、0.5時間保持した。これによ
りナイロン製ラッピング布3は収縮し、第7図のように
マンドレル2のリング状溝21内に沿う膨出部11が形
成され、同時に筒状体1及び膨出部11の加硫が行われ
た。
加硫終了後マンドレル2を無理抜きにより抜き、収縮し
たナイロン製ラッピング布3を取除き切断して、第1図
に示すホースを得た。青られたホースでは、内周面にリ
ング状の膨出部11が形成され、膨出部1 1は一周全体に均一な形状であった。従ってこの膨出部
11は、パイプなどがこのホースに挿入された場合に、
バイブなどの端面を係止する係止突部として良好に機能
する。
(実施例2) 本実施例では、マンドレルに実施例1と同様の形状の第
1リング状溝、および第1リング状溝よりも幅が狭い形
状の複数の第2リング状溝をもつものを用(\ること以
外は実施例1と同様である。
本実施例では、第8図1に示すように第1リング状溝に
沿った形状の実施例1と同様の第18出部4、および第
2リング状溝に沿った形状の第2膨出部5が形成された
。そして第1膨出部4は係止突部として機能するととも
に、第2膨出部5は挿入されるバイブの外周表面に圧接
され、シールリップとして機能する。従って本実施例に
より得られたホースを用いればシール効果が一居優れる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の1実施例の製造方法に係わる
図であり、第1図は得られたホースの断面図、第2図は
押出成形後の筒状体の要部断面図、第3図はマンドレル
の要部正面図、第4図はマンドレルの凹部の要部拡大断
面図、第5図は筒状体にマンドレルを挿入した状態を示
す断面図、第6図はラッピング布を筒状体に巻付けた状
態を示す断面図、第7図は膨出工程俵の状態を示す要部
断面図である。第8図は本発明の第2の実施例により得
られたホースの断面図である。第9図は内周表面に突部
をもつホースにパイプを挿入した状態を示す断面図であ
る。 1.100・・・筒状体 11.101・・・膨出部2
・・・マンドレル   21・・・リング状溝(凹部)
3・・・ラッピング布く被覆帯) 4・・・第1膨出部   5・・・第2膨出部第1図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)未加硫ゴム材料より押出成形して筒状体を形成す
    る押出成形工程と、 外表面に凹部をもつマンドレルを該筒状体の中心孔に挿
    入する挿入工程と、 少なくとも該凹部を覆う該筒状体部分を押圧し該凹部形
    状に沿った膨出部を形成する膨出工程と、該膨出部をも
    つ該筒状体を加硫する加硫工程と、を順次行うことを特
    徴とする内周表面に突部をもつホースの製造方法。
  2. (2)膨出工程では熱により収縮する被覆帯を筒状体表
    面に巻き付け加硫工程における加熱で該被覆帯を収縮さ
    せることで該筒状体を押圧する特許請求の範囲第1項記
    載の内周表面に突部をもつホースの製造方法。
  3. (3)被覆帯は熱収縮性布である特許請求の範囲第2項
    記載の内周表面に突部をもつホースの製造方法。
  4. (4)被覆帯は形状記憶合金である特許請求の範囲第2
    項記載の内周表面に突部をもつホースの製造方法。
  5. (5)凹部はリング状溝である特許請求の範囲第1項記
    載の内周表面に突部をもつホースの製造方法。
  6. (6)リング状溝はマンドレル表面から2R以上の曲面
    を介して連続している特許請求の範囲第5項記載の内周
    表面に突部をもつホースの製造方法。
JP23342286A 1986-09-30 1986-09-30 内周表面に突部をもつホ−スの製造方法 Pending JPS6387224A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546755B1 (ko) * 2000-04-04 2006-01-26 이턴 에어로큅 인크. 감쇠 요소
JP2010000686A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Kurabe Ind Co Ltd ホース製造用のマンドレル線及びその製造方法
JP2017048915A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 株式会社フコク 布巻きホースおよび布巻きホース製造方法
JP2017194086A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 株式会社フコク 布巻ホース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100546755B1 (ko) * 2000-04-04 2006-01-26 이턴 에어로큅 인크. 감쇠 요소
JP2010000686A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Kurabe Ind Co Ltd ホース製造用のマンドレル線及びその製造方法
JP2017048915A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 株式会社フコク 布巻きホースおよび布巻きホース製造方法
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