JPS6387168A - 磁気増幅器制御形スイツチング電源 - Google Patents

磁気増幅器制御形スイツチング電源

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JPS6387168A
JPS6387168A JP22809786A JP22809786A JPS6387168A JP S6387168 A JPS6387168 A JP S6387168A JP 22809786 A JP22809786 A JP 22809786A JP 22809786 A JP22809786 A JP 22809786A JP S6387168 A JPS6387168 A JP S6387168A
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switching power
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impedance
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謙一 恩田
Kimihito Abe
阿部 公仁
Yasuo Matsuda
松田 靖夫
Hideo Yoshinaka
吉中 英夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気増幅器制御形スイッチング電源に係り、
特に磁気増幅器用可飽和リアクトルの鉄損を低減させ、
スイッチング電源の高周波化、小形化を図るのに好適な
磁気増幅器制御形スイッチング電源に関する。
〔従来の技術〕
従来、プッシュプルやハーフブリッジ等のコンバータに
磁気増幅器を用いて出力制御を行う場合、アイ・イー・
イー・イー、ベスク゛84レコード(”84.6)第3
82頁から第387頁(IEE[!。
PE5C’84 Record  (’84.6) P
P、  382〜387)に示されている様に、変圧器
の二次側巻線は一般にセンタタップを設けてこれを基準
電位とし、更に二次側S線の両端にそれぞれ磁気増幅器
用可飽和リアクトルを接続した構成を採っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においては、変圧器の一次1!線側に設け
られた一対のスイッチ素子が同時にオフ状態となった時
の変圧器の励磁電流の影響については考慮されていない
すなわち、一対のスイッチ素子が同時にオフし、変圧器
の一次巻線側が解放状態になると変圧器の励磁電流は二
次側巻線を流れようとする。しかし、二次側巻線に設け
られた磁気増幅器用可飽和リアクトル(以下、可飽和リ
アクトルと記す)がこの励磁電流を阻止しようとして電
圧を発生する。この電圧によって可飽和リアクトルは出
力制御を行う時以外にも磁束密度の変化を生じ、鉄損が
増大するという問題があった。 本発明は、出力制御を
行う時以外の余分な磁束密度の変化を防止し、可飽和リ
アクトルの鉄損を低減することによって磁気増幅器制御
形スイッチングレギュレータの高周波化、小形化を図っ
た磁気増幅器制御形スイッチング電源を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、変圧器の一次巻線側に設けられる一対のス
イッチ素子のオフ期間に、負荷電流と同一極性のt塊が
変圧器の二次側巻線に流れても、この電流がインピーダ
ンスの低い回路を介して流れる様に構成することによっ
て達成される。
〔作用〕
インピーダンス低下回路は、変圧器の一次巻線側に設け
られる一対のスイッチ素子がいずれもオフしている期間
にのみ動作する。これによって、可飽和リアクトルはス
イッチ素子のオン時に変圧器の二次巻線に誘起した電圧
を所定の期間阻止し、出力を一定に制御する。また、ス
イッチ素子のオフ期間にはインピーダンス低下回路が動
作し、変圧器の励磁電流が流れても可飽和リアクトルに
電圧は誘起しない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の第一の実施例を示す回路構成図であっ
て、lはインピーダンス低下回路、2は制御回路、3は
発振回路、Ql、Q*はトランジスタ、Tは変圧器、L
□、L、!は可飽和リアクトルである。
同図において、一対のトランジスタQ + 、Q sは
変圧器Tの一次巻線Nll、N+□にそれぞれ接続され
、1800の位相差で動作する。また、発振回路3は発
振回路3の出力信号Sl+31によってそれぞれトラン
ジスタQ+ 、Q*を動作させる。可飽和リアクトルL
□、Lsfiはそれぞれ変圧器Tの二次巻線N m l
* N t zに接続され、制御回路2から供給される
リセット電流によって該二次巻線N8.。
Noに誘起した電圧を所定の期間阻止する。
インピーダンス低下回路lは、発振回路3の出力S+、
Smの信号を判別し、可飽和リアクトルL□、Loの両
端のインピーダンスを低下させて、出力制御を行う時以
外に該可飽和リアクトルし□。
Lslの両端に電圧が発生することを防止する。なお、
D+、Dxは整流ダイオードである。
次に上記構成の動作について説明する。
信号SlによってトランジスタQlがターンオンすると
同時に、インピーダンス低下回路1は動作を停止する。
また、トランジスタQ1のターンオンによって一次巻線
N、には図示黒丸を正極性に直流入力電源Eの電圧が印
加され、該−次巻線Nllと磁気結合した一次@腺Nl
i二次巻線N□。
N、Iにも図示黒丸を正極性とする電圧が印加される。
この時、トランジスタQ8がオフ状態であるために一次
t1線Nl!には電流が流れない、また、二次巻線N鵞
オに誘起した電圧は整流ダイオードD。
を逆バイアスするため、二次@nN*zにも電流は流れ
ない、一方、二次巻線N z 1に誘起した電圧は可飽
和リアクトルし31に印加され、この電圧によって咳可
飽和リアクトルLSIの磁束密度が上昇し、やがて飽和
磁束密度に達する。可飽和リアクトルL1は、磁束密度
が飽和磁束密度に達するまでは高いインピーダンスを持
ち、二次巻HN g +に誘起した電圧を阻止して電流
を流さない、飽和磁束密度に達すると可飽和リアクトル
L31のインピーダンスが急減し、該可飽和リアクトル
I−s+を通して一次巻HN t tから電流が流れ、
負荷側に電力を供給する。可飽和リアクトルし、lが電
圧を阻止する期間はトランジスタaSのオン期間に制御
回路2から供給されるリセット電流によって変えること
ができ、これにより出力を一定に制御する。一方、可飽
和リアクトルLSIはトランジスタQ、のオン期間に制
御回路2から供給されるリセット電流によって高いイン
ピーダンスを持つ。
ここでトランジスタQ1がターンオフすると、二次巻&
JIN z r 、可飽和リアクトルLs+を通して流
れていた電流がしゃ断され、負荷側に供給される電力も
しゃ断される。一方、トランジスタQ、の導通期間に変
圧器Tを流れていた励磁電流は、−次巻′IIANII
を流れることができず、二次S線N。
から可飽和リアクトルし、8を通して流れようとする。
しかし、可飽和リアクトルL。が高いインピーダンスを
持っているため、励磁電流が流れようとすると可飽和リ
アクトルL3意は電圧を発生する。
これに引き続いてトランジスタQ8がターンオンすると
、各巻線には図示黒丸と逆方向を正とする電圧が誘起す
る。二次巻線N!、に誘起した電圧は出力を一定に制御
するように所定の期間可飽和リアクトルL3□によって
阻止される0以上の動作から、咳可飽和リアクトルLs
sは出力制御を行う時以外に変圧器Tの励iff電流に
よっても電圧が印加され、磁束密度の変化が生じている
ことがわかる。
トランジスタQ!がターンオフした後は可飽和リアクト
ルL3□と同様に可飽和リアクトルし□に励磁電流によ
る電圧が発生する。しかし、可飽和リアクトルL S 
I +  L 3 Nとそれぞれ並列に設けられたイン
ピーダンス低下回路lは、トランジスタQ1をターンオ
フさせるために信号S、が停止すると、該信号S1を判
別して低インピーダンス状態になる。このため、二次巻
線N。から流れる励磁電流はインピーダンス低下回路1
を通して流れることができ、しかも、低インピーダンス
回路1が低インピーダンスになっているために、励磁電
流が流れることによる電圧降下は小さく、可飽和リアク
トルL3tの両端に電圧が発生することを防止できる。
信号S、によってトランジスタQlがターンオンすると
、該信号Sオの信号を判別してインピーダンス低下回路
1は動作を停止するため、二次巻線N□に誘起した電圧
を所定の期間可飽和リアクトルし。が阻止し、これによ
り出力を一定に制御できる。
本実施例によれば、トランジスタQ+ 、Qmのオフ期
間に変圧器Tの二次巻線を流れる励磁電流は、可飽和リ
アクトルLSi  LSIとそれぞれ並列に設けられた
インピーダンス低下回路lを流れ、可飽和リアクトルL
s++  Lsxの両端に発生する電圧を抑制できる。
従って、可飽和リアクトルし、1゜L、8はトランジス
タQ+ 、Qzのターンオン後、出力を制御するために
所定の期間電圧を阻止すれば良く、使用磁束密度を低減
でき、鉄損を小さくできる効果がある。
第2図は本発明の第二の実施例を示す要部回路構成図で
あって、本実施例は前記第1図のインピーダンス低下回
路1を変圧器Tの二次巻線N 雪1 *NHと並列に設
けたものである。インピーダンス低下回路1は変圧器T
の一次S線と並列に設けても同様の効果を得ることがで
きるが、その動作は変圧器Tの二次巻線N□、N、と並
列に設けた場合と同じであり、ここでは−次巻線と並列
に設けた時の説明は省略する。
同図において、第1図に示したトランジスタQlが導通
している時は二次@NN□から可飽和リアクトルし□、
ダイオードD、を通して負荷電流が流れ、負荷に電力を
供給している。この時、信号S1によって二次巻′MA
N□に設けられたインピーダンス低下回路1は動作でき
ない、ここでトランジスタQlがターンオフした場合を
考える。トランジスタQ、がターンオフすると信号S+
、Sgはいずれも停止するため、インピーダンス低下回
路1は動作可能になる。また、トランジスタQ。
のオン期間に流れていた変圧器Tの励磁電流が、変圧器
Tの二次巻線から放出しようとして二次巻線N @ l
* N * *には図示黒丸と逆極性を正とする電圧を
生ずる。二次S線N宏、に生じた電圧は整流ダイオード
D、によって阻止される。
一方、二次S線N。に設けられたインピーダンス低下回
路1は動作可能な状態にあるため、d点を正とする電圧
が発生すれば、二次巻線N、の両端のインピーダンスを
低下′させる。このため、変圧BTの励Mii流は二次
巻線N。からd点、インピーダンス低下回路lの内部、
6点を通して流れ、二次巻線N。に発生する電圧を抑制
する0次にトランジスタQSがターンオンした時は、信
号S8によって二次巻111N*Rに設けられたインピ
ーダンス低下回路1は動作を停止し、d、e間を解放す
る。トランジスタQ8がオフした時は同様に二次巻線N
ilに設けられたインピーダンス低下回路lが動作し、
変圧器Tの励Mit流をインピーダンスの低い回路を介
して流す。
この様に、インピーダンス低下回路lは変圧器Tの巻線
と並列に設けても前記第1図に示した実施例と同様の効
果を得ることができる。
第3図はインピーダンス低下回路の一例を示す回路構成
図であって、1はインピーダンス低下回路、11はイン
ピーダンス低下用トランジスタ、12.16はダイオー
ド、13.15は抵抗、14はトランジスタであり、第
1図、第2図と同一符号は同一部分を示す。
同図において、ダイオード12.トランジスタ11、抵
抗13は可飽和リアクトルL31の両端のインピーダン
スを低下させるための回路を構成し、抵抗15.ダイオ
ード16およびトランジスタ14は判別回路を構成する
。信号S、によって第1図のQ、がターンオンすると、
第3図のトランジスタ14もターンオンする。トランジ
スタQl f)ターンオンによって変圧器Tの二次@線
N雪、の黒丸を工種性にした電圧が誘起し、二次巻線N
mlからダイオード12.抵抗13.トランジスタ14
゜二次側巻線のセンタタップの経路で電流が流れるが、
トランジスタ11のベースには電流が流れず、該トラン
ジスタ11はオフ状態となっている。
このため、二次巻TIA N I Iに誘起した電圧は
可飽和リアクトルLSIによって所定の期間阻止される
トランジスタQtがターンオンした時も可飽和リアクト
ルLlと並列に設けられたインピーダンス低下回路lが
同様に動作し、二次巻&IN t tに誘起した電圧を
可飽和リアクトルLlが所定の期間阻止する。この様に
、信号S+、S*によってトランジスタQ+、Q*のい
ずれかが導通している期間は第3図のトランジスタ11
がオフ状態になり、インピーダンス低下回路lは動作し
ない。
次に、トランジスタQ3がターンオフした場合を考える
。この時、信号S1は出力されておらず、第3図のトラ
ンジスタ14もオフ状態になる。
トランジスタQtのターンオフによって、変圧器の励磁
電流は二次巻線N冨、の黒丸から流出するが、可飽和リ
アクトルL31が高インピーダンスになっているため、
ダイオード12.抵抗13.トランジスタ11のベース
、エミッタの経路を流れ、該トランジスタ11を導通さ
せる。トランジスタ11が導通するため、励磁電流はダ
イオード12゜トランジスタ11の経路を流れ、可飽和
リアクトルLs+をバイパスする。このため、該可飽和
リアクトルLSIにはトランジスタ11の飽和電圧とダ
イオード12の順電圧降下しか印加されず、該可飽和リ
アクトルLttの磁束密度の変化を防止する。
この様に、信号Slが出力されないと第3図の信号判別
回路によってトランジスタ11が導通し、可飽和リアク
トルLs+の両端のインピーダンスを低下させ、該可飽
和リアクトルL□に電圧が印加されることを防止できる
トランジスタQ、がターンオフした場合も同様に可飽和
リアクトルLstの磁束密度の変化を防止できる。
この様に、第3図に示すインピーダンス低下回路に依れ
ば、トランジスタQ+ 、Qtのオン期間にはインピー
ダンス低下回路lが動作することな(、磁気増幅器によ
って出力を一定に制御でき、トランジスタQt 、Qt
のオフ期間にそれぞれのトランジスタがオンした時と同
一極性の電圧が可飽和リアクトルL 11+  L s
tに印加される場合はインピーダンス低下回路によって
該可飽和リアクトルし31 +  L S Iの両端の
インピーダンスを低下させ、該可飽和リアクトルLS1
. LSgに電圧が印加されることを防止できる。
第4図は本発明の第三の実施例を示す!部回路構成図で
あって、N L l l N t zはそれぞれ可飽和
リアクトルし31の第1の巻線、第2の巻線であり、前
記第1図と同一符号は同一部分を示す。
同図において、可飽和リアクトルし□に負荷電流を流す
第1の巻線NLlと、可飽和リアクトルをリセットする
ためのリセット電流を流す第2の巻線NLIを設け、第
2のSn N t *を並列にインピーダンス低下回路
1を接続している。
前記第3図では、可飽和リアクトルL31の周辺回路の
みを示しているが他方の可飽和リアクトルtsxも同様
の構成を持たせる。
ここで、信号Slによって第1図のトランジスタQIが
ターンオンした場合を考える。この時、第4図に示すイ
ンピーダンス低下回路lは信号S1によって動作を停止
する。このため、変圧器の二次S線N□とセンタタップ
との間に誘起した電圧は可飽和リアクトルI−s+の第
1のe線NLIに図示黒丸と逆極性を正として印加され
る。この時、第2のti線NL!にも図示黒丸と逆極圧
を正とする電圧が誘起するが、インピーダンス低下回路
1が動作を停止しているため、該回路1を通して21は
流れず、第2の巻線NL1の両端は高インピーダンスと
なっている。従って、可飽和リアクトルLSIは変圧器
の二次巻線N、1に誘起した電圧を所定の期間阻止し、
出力を一定に制御できる。
次に、トランジスタQ8がターンオフした後の動作を説
明する。この時、第4図に示すインピーダンス低下回路
lには信号Slが入力されておらず、該回路lは動作可
能な状態になっている。ここで、二次@mN□から第1
の巻線NL、、ダイオードD、を通して変圧器の励磁電
流が流れようとした場合を考える。この時、第1の巻線
NL、にはトランジスタQ、がオンした時と同一極性の
電圧が印加されようとし、第2の巻線NL!にも図示黒
丸と逆極性を正として電圧が誘起される。この電圧によ
ってインピーダンス低下回路1が動作し、第2の巻線N
L、の両端のインピーダンスを低下させ、第1の巻線N
いを流れる変圧器の励磁電流を第2の巻HN t x側
に換算した電流が第2のt!MA N L sの図示黒
丸と逆極性側からインピーダンス低下回路1を通して流
れ、可飽和リアクトルL□の各巻線に電圧が発生するこ
とを防止する。なお、第4図のd、e点はそれぞれ第2
図中に示すインピーダンス低下回路のd、e点と同一の
点を示す。
この様に、本実施例に依れば負荷電流を流す第1の巻線
と、リセット電流を流す第2のt!線とを備えた磁気増
幅器用可飽和リアクトルにおいても、変圧器の励磁電流
による可飽和リアクトルの磁束密度を低減でき、鉄損も
小さく抑制できる効果がある。なお、第4図において、
インピーダンス低下回路1を第1の一@ * N L 
tと並列に設けても全く同様の効果が得られるが、この
時の動作は第1図の実施例と同様であり、ここでは省略
した。
第5図は本発明の第四の実施例を示す要部回路構成図で
あって、可飽和リアクトルL□の周辺回路部のみを示す
が、他方の可飽和リアクトルLs雪も同様の構成を持た
せる。
同図において、E、は可飽和リアクトルしslをリセッ
トさせる電流を流すためのリセット用電源である。なお
、E、はスイッチング電源の出力電圧を用いて代用する
ことも可能である。Qcは第1図に示す制御回路2の出
力によって可飽和リアクトルL□の第2の巻線Nttに
流れるリセット電流を制御するトランジスタ、1°はト
ランジスタQcと並列に設けられたインピーダンス低下
回路である。
第5図において信号SIによって第1図のトランジスタ
Q、がターンオンした場合を考える。この時、インピー
ダンス低下回路l°も信号S、によって動作を停止し、
図のf、  g間を高インピーダンス状態にする。また
、トランジスタQ、も一定のリセット電流を流す様に制
御されているため、コレクタ、エミッタ間は高インピー
ダンスになっている。ここで、二次’J HN z +
とセンタタップ間に発生した電圧は第1のS線NLlの
図示黒丸と逆極性を正にして印加されるが、第2の壱&
l N L tにはリセット電流しか流れることができ
ず、第1の巻線NLlにもリセット電流を該第1の巻*
 N L +側に換算した電流が流れるだけであり、二
次巻線N□に誘起した電圧は第1のtAstNt+によ
って阻止される。また、一般に第2の巻線NLffiに
流れるリセット電流は負荷電流に比べて十分中さいため
無視できる。可飽和リアクトルL□が飽和すると巻線N
■からNLl、DI に介して電流が流れ、負荷側に電
力を供給する。
次に、トランジスタQ、がオフした時の動作について述
べる。インピーダンス低下回路1゛は信号S1が出力さ
れておらず、また、トランジスタQ、のコレクタ電圧が
E、よりも大きくなると動作し、f、g間のインピーダ
ンスを低下させる。
また、インピーダンス低下回路1”はf、g間のインピ
ーダンスがトランジスタQCのコレクタ電圧をE、、と
する様に動作する。
トランジスタQ意がターンオフした時は、信号Slが出
力されていない、ここで、変圧器の励磁電流によってt
1線NL1.NL、に図示黒丸と逆極性を正とする電圧
が誘起した場合を考える。この時、第2の@腺NL1に
誘起した電圧をVオとすれば、トランジスタQcのコレ
クタ電圧はE、+V、となり、インピーダンス低下回路
1″が動作してf。
g間に電流が流れる。 r、  g間のインピーダンス
はトランジスタQcのコレクタ電圧をElとする様に動
作するため、■、はOvとなり、見掛は上第2の’J 
HNt *が短絡された様になって巻線NL、。
NL、に電圧が発生することを防止できる。
本実施例の様に、磁気制御用可飽和リアクトルのリセッ
ト電流を制御する制御素子と並列にインピーダンス低下
回路を設けても、変圧器の励磁電流による電圧が可飽和
リアクトルに印加されず、可飽和リアクトルの鉄損を低
減できる効果がある。
第6図は第5図におけるインピーダンス低下回路の一例
を示す回路構成図であって、31.32はそれぞれ抵抗
とトランジスタであり、信号S。
の有無を判別する判別回路を構成する。また、抵抗33
.トランジスタ34.定電圧ダイオード35は、前記抵
抗31.トランジスタ32と共にインピーダンス低下回
路1”を構成する。
同図においてまず、信号S、によってトランジスタQ、
がターンオンした時の動作を考える。この時、信号Sl
によってトランジスタ32も導通する。ここで、変圧器
の二次巻vAN□(第5図)に誘起した電圧は可飽和リ
アクトルL8.の第1の巻線NLlに図示黒丸と逆極性
を正にして印加され、第2の巻線N■にも図示黒丸と逆
極性を正にして電圧■8が発生する。このため、トラン
ジスタQCのコレクタ電圧はE、+V、となる。いま、
定電圧ダイオード35が阻止する電圧をElに選定すれ
ば、■、の発生によって定電圧ダイオード35゜抵抗3
3.トランジスタ32に電流が流れるが、トランジスタ
34にベース電流は流れず、該トランジスタ34はオフ
状態である。抵抗33を大きな値に選定すればf、g間
のインピーダンスも大きく、可飽和リアクトルLs+は
出力を一定に制御Mするため、二次巻線N8.に発生し
た電圧を所定の期間阻止できる。
次に、トランジスタQ8がターンオフした後の動作につ
いて説明する。この時、信号s1は発生しておらず、ト
ランジスタ32はオフ状態になっている。ここで、二次
巻線N□から流れる変圧器の励磁電流によって、可飽和
リアクトルLSIの各巻線にトランジスタQ1が導通し
た時と同一極性の電圧が誘起した場合を考える。第2の
巻線NLtに発生した電圧によりトランジスタQcのコ
レクタ電圧がE、以上となるため、定電圧ダイオード3
5、抵抗33を通して電流が流れる。この電流はトラン
ジスタ32がオフしているため、トランジスタ34のベ
ース、エミッタ間に流れ、該トランジスタ34を導通さ
せる。トランジスタ34の導通によってf、g間のイン
ピーダンスが低下し、リセット用電源E、、から第2の
巻&1Ntt、  )ランジスタ34の経路で電流が流
れる。この電流を第1の巻線NLl側に換算した値が該
第1の巻線N。
を流れる変圧器の励磁電流と等しくなると、可飽和リア
クトルL31の各巻線に誘起していた電圧は0■となり
、巻線NLl、NL!は短絡状態と見なせる様になる。
このため可飽和リアクトルLs+の磁束密度は変化する
ことな(、鉄損の低減を図ることができる。トランジス
タ34のインピーダンスが低下し、第2の巻線NL、を
流れる電流を第1の巻線NLl側に換算した値が、第1
の@線NLIを流れる励磁電流よりも大きくなると、可
飽和リアクトルLs+の各巻線には図示黒丸を正極性と
する電圧が誘起し、トランジスタQcのコレクタ電圧が
E、、よりも小さくなる。この状態になると定電圧ダイ
オード35は電流を流さず、トランジスタ34はオフ状
態になる。この様に、本実施例に依ればインピーダンス
低下回路1°は、トランジスタQ l。
Qlのオフ期間に、これ等のトランジスタがオンした時
と同一種性の電圧が可飽和リアクトルLs+の各巻線に
印加された場合、トランジスタQcのコレクタ電圧をE
lに保つ様に動作し、該可飽和リアクトルL□の各SJ
を見掛は上短絡状態にして磁束密度の変化を防止でき、
鉄損を低減できる効果がある。
第7図は第1図に示した制御回路の一例を示す回路構成
図であって、21は演算増幅器であり、基準電′s22
の電圧とa点から抜出したスイッチング電源の出力電圧
との差に比例した出力をトランジスタ23のベースに供
給し、該トランジスタ23を介して0点から可飽和リア
クトルにリセット電流を供給する。
第8図は第1図に示した発振回路の一例を示す回路構成
図であって、31はタイマー用IC(E車装HA175
55等)で構成される発振器であるが、このICの動作
は良く知られているので説明を省略する。また32はフ
リップフロップであり、発振器31の出力信号を1/2
分周し、発振器31の信号をトランジスタ33と34に
振り分ける。vccは発振回路3を動作させるための電
源であり、トランジスタ33.34を介してそれぞれ信
号S+、Ssを構成する。なお、トランジスタQl 、
Qxに供給する信号S+、S怠と、インピーダンス低下
回路に供給する信号との間で絶縁が必要な場合は、トラ
ンジスタ33.34の出力側にそれぞれパルストランス
やフォトカブラ等の素子を設けることも可能である。
また、以上の説明はプッシュプル形のスイッチング電源
に磁気増幅器を用いた場合を例に説明したが、ハーフブ
リッジやフルブリッジ及び−石フォワード形のスイッチ
ング電源に磁気増幅器を用いた場合も、同様に本発明は
通用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、磁気増幅器用の
可飽和リアクトルは、出力制御を行うために必要な磁束
密度の変化しか生ぜず、鉄損による温度上昇を低減でき
るため、スイッチング電源の高周波化、小形化が可能に
なる。可飽和リアクトルの許容温度上昇を4Qdeg、
とした場合の一例では、本発明によるスイッチング電源
は周波数を250KH,にすることができ、従来の2.
5倍の高周波動作が可能であった。これに伴ってスイッ
チング電源の総体積も従来の65%に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す回路構成図、第2
図は本発明の第二の実施例を示す要部回路構成図、第3
図はインピーダンス低下回路の一例を示す回路構成図、
第4図は本発明の第三の実施例を示す要部回路構成図、
第5図は本発明の第四の実施例を示す要部回路構成図、
第6図は第5図におけるインピーダンス低下回路の一例
を示す回路構成図、第7図は第1図に示した制御回路の
一例を示す回路構成図、第8図は第1図に示した発振回
路の一例を示す回路構成図である。 1・・・インピーダンス低下回路、2・・・制81回路
、・・・発振回路、31.31・・・トランジスタQt
。 ユ□の駆動用信号、Ls++  Lsx・・・磁気幅器
用可飽クリアクドル、N r + + N lx・・・
変圧器の一次巻線、N□、N、・・・変圧器の二次巻線
、Dl、Dx・・・整流ダイオード、T・・・変圧器。 第1図 D2・ 整流ディ1−ド           T゛°
゛変54ゞ第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 、2 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直流入力電源と変圧器の一次巻線とスイッチ素子と
    が直列に接続され、前記スイッチ素子の開閉動作によつ
    て前記変圧器の二次側巻線に出力される電力を磁気増幅
    器によつて一定出力に制御する磁気増幅器制御形スイッ
    チング電源において、前記スイッチ素子のオフ期間に、
    前記変圧器の励磁電流がインピーダンスの低い回路を介
    して放出される様に、前記スイッチ素子のオフ期間にの
    み動作できるインピーダンス低下回路を設け、前記スイ
    ッチ素子のオフ期間に磁気増幅器用可飽和リアクトルに
    スイッチ素子のオン期間と同一極性の電圧が印加される
    様に構成したことを防止したことを特徴とする磁気増幅
    器制御形スイッチング電源。 2、特許請求の範囲第1項記載の磁気増幅器制御形スイ
    ッチング電源において、前記インピーダンス低下回路は
    、前記変圧器の一次巻線又は二次巻線と並列に設けたこ
    とを特徴とする磁気増幅器制御形スイッチング電源。 3、特許請求の範囲第1項記載の磁気増幅器制御形スイ
    ッチング電源において、前記インピーダンス低下回路は
    、前記磁気増幅器用可飽和リアクトルと並列に設けたこ
    とを特徴とする磁気増幅器制御形スイッチング電源。 4、特許請求の範囲第2項又は第3項記載の磁気増幅器
    制御形スイッチング電源において、前記インピーダンス
    低下回路は、すくなくとも前記スイッチ素子のオン、オ
    フを判別する判別回路と、この判別回路によつて前記ス
    イッチ素子のオフ期間にのみベース電流が供給できる様
    に制御されるトランジスタとで構成したことを特徴とす
    る磁気増幅器制御形スイッチング電源。 5、特許請求の範囲第1項記載の磁気増幅器制御形スイ
    ッチング電源において、前記磁気増幅器用可飽和リアク
    トルは、負荷電流が流れる第1の巻線と、前記磁気増幅
    器用可飽和リアクトルをリセットするためのリセット電
    流を流す第2の巻線とを設けたことを特徴とする磁気増
    幅器制御形スイッチング電源。 6、特許請求の範囲第5項記載の磁気増幅器制御形スイ
    ッチング電源において、前記インピーダンス低下回路は
    、前記磁気増幅器用可飽和リアクトルの第1の巻線、又
    は第2の巻線と並列に設けたことを特徴とする磁気増幅
    器制御形スイッチング電源。 7、特許請求の範囲第6項記載の磁気増幅器制御形スイ
    ッチング電源において、前記インピーダンス低下回路は
    、すくなくとも前記スイッチ素子のオン、オフを判別す
    る判別回路と、この判別回路によつて前記スイッチ素子
    のオフ期間にのみベース電流が供給できる様に制御され
    るトランジスタとで構成したことを特徴とする磁気増幅
    器制御形スイッチング電源。 8、特許請求の範囲第5項記載の磁気増幅器制御形スイ
    ッチング電源において、前記第2の巻線に流すリセット
    電流を、前記スイッチング電源の出力に応じて制御する
    制御素子と、前記インピーダンス低下回路とを並列に設
    けたことを特徴とする磁気増幅器制御形スイッチング電
    源。 9、特許請求の範囲第8項記載の磁気増幅器制御形スイ
    ッチング電源において、前記インピーダンス低下回路は
    、すくなくとも前記スイッチ素子のオン、オフを判別す
    る判別回路と、この判別回路によつて前記スイッチ素子
    のオフ期間にのみベース電流が供給できる様に制御され
    るトランジスタとで構成したことを特徴とする磁気増幅
    器制御形スイッチング電源。 10、特許請求の範囲第1項記載の磁気増幅器制御形ス
    イッチング電源において、前記スイッチング電源は、変
    圧器の一次巻線側に180°の位相差で動作する一対の
    スイッチ素子が設けられ、これ等のスイッチ素子の動作
    によつて前記変圧器を正負両極性に磁化し、変圧器の二
    次側巻線に電力を供給する回路構成としたことを特徴と
    する磁気増幅器制御形スイッチング電源。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100326103B1 (ko) * 1997-07-22 2002-08-27 가부시끼가이샤 도시바 전력변환장치의제어장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61170278A (ja) * 1985-01-23 1986-07-31 Hitachi Metals Ltd Dc−dcコンバ−タ

Patent Citations (1)

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