JPS6387078A

JPS6387078A - 中間調記録における階調性の調整方法

Info

Publication number: JPS6387078A
Application number: JP61232650A
Authority: JP
Inventors: Gau Edowaado; エドワード・ガウ; Seizo Tomita; 富田　聖三
Original assignee: Yokogawa Medical Systems Ltd
Current assignee: GE Healthcare Japan Corp
Priority date: 1986-09-30
Filing date: 1986-09-30
Publication date: 1988-04-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、１画素当りｎビットからなる２ｎＷ３調レベ
ル（但し、ｎは正の整数）の中間調イメージデータでＬ
ＥＤアレイ（発光素子群）や感熱プリンタ用サーマルヘ
ッド（発熱抵抗素子群）を駆動して作成される記録（イ
メージ）の品質を改善する方法に関する。

（従来の技術）ＬＥＤアレイによる中間調記録方法として、例えば特願
昭６１−１２５３７４号がある。この中間調記録方法は
、１画素当りｎビットからなる２　階調レベルの中間調
イメージデータと、２°・丁、２１　　・■、・・・、
２ｎ−１・■　（但し、■は単位ユニット）のｎ種類の
パルス幅からなるイネーブル信号を用いて発光素子の発
光ｍ１又は、発熱抵抗素子の発熱量を制御してイメージ
データに基づくイメージを感光体、感熱紙等の記録媒体
に記録するようになっている。

第３図は、上記方法が実施゛されるＬＥＤアレイの基本
的構成を示す図である。第３図において、［［０アレイ
は、ＬＥＤ素子］とスイッチｄからなる直列回路をｍ個
（但し、ｍは正の整数）並列的に設置して構成される（
各素子ｇ及び各スイッチｄには、配列順序に従って１．
２．・・・、−一１，１１の添字が付されている）。実
際の中間調記録装置、例えばＸ線断層Ｉｌ影装置のマル
チフォーマットカメラにあっては、ＬＥＤアレイの素子
数は約４０００個である。

スイッチｄ、ｄ２．・・・、　　ｄｌ、　、　　ｄ　　
は、各１　　　　　　　　　　．１１ＬＥＤ素子１　．４１２．・・・、ｊ）　　　、ｊ）ｌ
を制御す１トするｎビットのイメージデータの“１″又は“０°゛に対
応してオン・オフする。これらのＬＥＤ素子とスイッチ
からなる直列回路にｆｆ１ｌｓの出力■。がスイッチＥ
を介して一斉に与えられる。スイッチＥ　は　、　　　
２　　　−Ｔ、　　　　２　　　−Ｔ、　　　・　　、
　　　　２　　　　　　−Ｔ　　の　ｎ一種類のパルス幅からなるイネーブル信号によってオン・
オフし、各ＬＥＤ素子への電力供給を１．ＩＩ　ｉｌｌ
する。抵抗Ｒ及びインダクタンスしは、実際の装置内の
％ｆ源ＳとＬＥＤ素子ｇ　、１　、・・・”　１１　’
」　との間に配置される配線、各種電子部品、ブ閣リント板等によって構成される抵抗及びインダクタンス
を等価的に示したものである。

このような構成において、スイッチＥをオン・オフする
イネーブル信号は、第４図に示すように一定時間Ｔｏ毎
に、オン時間Ｔ、　２Ｔ、・・・、　１２８Ｔからなる
時系列信号として与えられる（但し、ここではｎ−８と
して説明されている。以下、同様にｎ＝３として説明す
る）。ここでオン時間■は、ＬＥＤアレイの１個の素子
からの光を感光体に照射したとき、画素の中間調にルベ
ルの変化を与える露光ｍ（これを以下、１ユニツト（単
位ユニット）という）を得る時間に相当する。即ち、オ
ン時間■、・・・、　１２８Ｔの各信号によれば、１ユ
ニツト。

・・・、１２８ユニツトが夫々得られる。又、オフ時間
１１は、イメージデータの書換えに必要な時間に相当す
る。一方、スイッチｄ、ｄ２．・・・、ｄ。

を制ａするイメージデータの各ビット（ＬＳＢ、・・・
。

Ｈ２Ｓ）は、イネーブル信号の各ユニット（１ユニツト
、・・・、１２８ユニツト）と常に対応関係にある。

即ち、例えばＬＳＢ、２．・・・、　７．　Ｈ２Ｓが１
０１１００００の状態にあるスイッチｄ１に関係する８
ビツトとイネーブル信号の各ユニットとの対応は表１の
通りとなる。

表１１ユニツト・・・１　（ＬＳＢ）　　　２ユニツト・・
・０４ユニツト・・・１　　　　８ユニツト・・・１１
６ユニツト・・・０　　　　３２ユニツト・・・０６４
ユニツト・・・０　　　　１２８ユニツト・・・Ｏ（Ｈ
２Ｓ）記録動作において、スイッチｄ１及びＥは表１の
対応関係を保持してオン・オフされる。これにより、Ｌ
ＥＤ素子ｆＪ１の駆動信号は第５図に示す時系列信号と
なる。即ちＬＥＤ素子素子用１用ビツトイメージデータ
は、１ユニット信号と４ユニット信号と８ユニット信号
の和（＝１３ユニット）のパルス幅信号に変調される。

従って、ＬＥＤ素子ｊ１には、時間■。の間に１３ユニ
ツト数に対応する電流が流れ、１３ユニツト（イメージ
データの情報）に対応する中間調レベル（濃度）が感光
体に記録される。実際のＬＥＤアレイにおいては、上記
のような８ビツトのイメージデータがスイッチｄ、ｄ、
・・・、ｄ、ｄｌに夫々に同時に用１　２　　　　ト１息された後、各データのＬＳＢ、第２ピツト、・・・。

第７ピツト、　Ｈ２Ｓが、順次イネーブル信号の時系列
にタイミングを合せて夫々のスイッチの駆動部に与えら
れる。これにより、時間■。の間に全てのスイッチが８
ビツトに基づく動作を終了し、ＬＥＤ素子Ｊ　　、ｊ２
．・・・”　ｉ−ｔ　”　ｍからは、各８ビツトの内容
に基づく光量（ユニット数に対応する光量）が発せられ
る。従って、感光体上に個々のイメージデータに基づく
中間調レベルを示すｍ個の画素が記録（露光）される。

ところで、上記露光における光学的密度（ｉｌｌ度）は
、ＬＥＤ素子のダイナミック応答特性や感光体の感光特
性に依存する。即ち、複数の短いパルス幅の加算による
ユニット数に基づく露光と、該ユニット数と同じ数を有
する１個の長いパルス幅に基づく露光との間にｌｌｌ３
ｉ差を生じ、１個のパルス幅による濃度の方が加算パル
ス幅による濃度に比べて高くなると言う現象がみられる
（イメージデータの内容と濃度の対応が不正確になる）
。このため、感光体上における濃度が第６図に示すよう
に１個のパルス幅によって生成される出力ラインの近傍
で不連続となる。この階調の不連続の程度は、イネーブ
ル信号を構成する最小パルス幅の設定値や感光体の感光
特性によって変る。従って、使用される感光体の感光特
性に合せてイネーブル信号のパルス幅を決めることによ
り、階調の不連続の程度を小さくすることができる。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、従来の中間調記録方法にあっては、イネーブル
信号は、予め設定された２°・■、２１・■、・・・、
２ｎ−１・■のパルス幅固定の信号となっているため、
該パルス幅が常に感光体の特性にあっているとは言い難
い。従って、感光体上の光学的密度（濃度）に不連続性
を呈することとなり、記録（イメージ）の品質を低下さ
せる恐れがある。

本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、感光体の感光特性、イネーブル信号のパルス幅
等によって生じる階調の不Ｍ続性を調整し、最適な入力
−感光体濃度特性（γ特性）を実現するする方法を提供
するにある。

（問題点を解決するための手段）上記の目的を達成する本発明の中間調記録における階調
性の調整方法は、予め複数のパルス幅情報を備え、ＬＥ
Ｄ素子や感光体の特性に応じて該パルス幅情報に基づき
イネーブル信号のパルス幅を設定する構成となっている
。

（実施例）以下、本発明について詳細に説明する。

第１図は、本発明の方法が実施されるＸ線断層撮影装買
（ＣＴ装置）のカメラの要部の構成図である。上記カメ
ラは、ＣＴ装置で得られた画像に関するデータを用いて
フィルム（感光体）に所望の画像を記録する装置であっ
て、一般に多駒写真′撮影装置といわれている。第１図
において、メモリ１には、所定のシーケンスに従って収
集されたデータに基づき画像再構成された８ビツト構成
のイメージデータが格納されている。イメージデータは
２８、即ち、２５６レベルの中＠調（グレースケールレ
ベル）の情報をもつことになる。メモリ１に格納された
イメージデータは、コントローラ２の制御の下で、イメ
ージラインローダ３に取込まれた優、ＬＥＤアレイアッ
センブリ４に出力される。ここで、メモリ１からのイメ
ージデータはローダ３に８ビツトのパラレルデータで転
送される。

又、Ｏ−ダ３からＬＥＤアレイアッセンブリ４へは８ビ
ツトシリアルデータとして与えられる。イネーブル信号
発生器５は、コントローラ２の制御下で、パルス幅テー
ブル６の内容に基づいてパルス幅が決定されるイネーブ
ル信号をＬＥＤアレイアッセンブリ４に出力する。パル
ス幅テーブル６には、使用される全てのフィルムの感光
特性及びＬＥＤ素子の入力−発光特性に基づいて予め求
められたパルス幅決定情報が収納されている。コントロ
ーラ２からの指定によって、これらのテーブルの中から
使用されるフィルムに対応するテーブルがイネーブル信
号発生濡５に与え、られる。ＬＥＤアレイアッセンブリ
４は、ｍ個のＬＥＤ素子を配列したＬＥＤアレイ７と、
ＬＥＤ駆動回路８と、ロッドレンズアレイ９とを備える
。［［口駆動回路８は、８ビツトシリアルデータ（イメ
ージデータ）がロードされるのシフトレジスタ及び該シ
フトレジスタの内容が取込まれるラッチと、該ラッチの
内容とイネーブル信号が与えられるＡＮＤ回路とを備え
（いずれも図示せず）、第３図に示した基本的構成をな
している。即ち、ＬＥＤアレイ７でＬＥＤ素子１１゜Ｊ
＋２．・・・”　１１　”　Ｉｍを構成し、ＬＥＤ駆動
回路８でスイッチｄ、ｄ２．・・・”１１　”ｌを駆動
するようになっている。フィルム１０は、コントローラ
２の制御下にあるフィルムフィードコントローラー１に
よって操作されるモーター２に駆動されるＯ−ラ１３等
によってｙ方向で制御される（×方向はＬＥＤアレイ７
の配列方向）。

上記構成の動作について以下説明する。

ローダ３から　ＬＥＤアレイアッセンブリ４に向けて行
われる１回のデータ転送（８ビツトシリアルデータの転
送）において、ＬＥＤ素子１．１　。

・・・、ｎ　　　、４１．の各素子に対応する８ビツト
のｍ個のシリアルイメージデータは、順次シフトレジス
タにロードされる（　　ＬＥＤ素子夫々のシフトレジス
タ全数に、各対応関係を保持して所定のデータがロード
される）。イネーブル信号発生器６は、コントローラ２
の指令に従ってパルス幅テーブル６から送られてくるフ
ィルム１０用のテーブルに纒づいてイネーブル信号のパ
ルス幅を設定し、該イネーブルＦ号を０−ダ３からの８
ピツトシリアルデータの転送にタイミングを合せてＬＥ
Ｄ駆動回路８に出力する。従って、フィルム１０上での
露光は、上記イネーブル信号と８ピツトイメージデータ
で朝日されるＬＥＤ素子の発光によって行われ、所望の
濃度の中間調画像が記録される。

上記のパルス幅テーブル６から送られてくるテーブルに
基づくイネーブル信号の各パルス幅の設゛　定は以下の
通りである。即ち、８ピツトのＬＳＢに対応するイネー
ブル信号のパルス幅は、フィルム１０で必要とされる露
光レベル（最小濃度）を得るように設定され、第２ピツ
トに対応するイネーブル信号のパルス幅は、ＬＳＢに対
応するパルス幅によって生成される１１度よりも必要と
される量だけ増加する（最小の濃ｆｉｌ差を生じしめる
）ように設定される。又、第３ピツトに対応するパルス
幅は、ＬＳＢ及びｆｆ１２ピツト夫々に対応するパルス
幅の和によって生成される濃度よりも必要とされる量だ
け増加するように設定される。以下、同様に第４ピツト
、・・・、　　Ｈ３＆夫々に対応するパルス幅が設定さ
れる。

このようなパルス幅を有するイネーブル信号と８ビツト
イメージデータによって１ＩｌｌＩｌされるＬＥＤ素子
で生成されるフィルム１０上の１度を数値で表示すれば
、第２図のＥｘａｍｐｌｅ　２の各パルス幅波形に付す
数値のようになる。因みに、従来例におけるｍ＊はＥｘ
ａｓｐｌｅ　１となる。このＥｘａｍｐｌｅ　２　Ｉｐ
：。

示すａｍは、前記したようにフィルム１０の感光特性及
びＬＥＤ素子の入力−発光特性に基づいて得られたもの
であるので、中間調画像に階調の不連続が生じない。

尚、本発明は、上記実施例に限定するものではなく、発
熱抵抗体を用いたプリンタや液晶を使用した記録ｉｕｔ
等にも適用できる。

（発明の効果）以上、説明の通り、本発明の中ｆｉｌｌｌ記録における
ＷＡ３Ｉのａｍ方法によれば、予め複数のパルス幅情報
を備え、ＬＥＤ素子や感光体の特性に応じて該パルス幅
情報に基づきイネーブル信号のパルス幅を設定するため
、感光体の感光特性、イネーブル信号のパルス幅等によ
って生じる階調の不連続性を調整し、最適な入カー感光
体ＩＩＩ特性（γ特性）を実現するすることができる。

従って、前記素子による記録（イメージ）の品■を改Ｍ
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明が実施されるＣＴ装装用用カメラ要部
の構成図、第２図は、イネーブル信号のパルス幅とａｆ
ｌ［の関係を示した図、第３図は、ＬＥＤアレイの基本
的な構成を示す図、第４図乃至第６図は、従来のＬＥＤ
アレイにおける動作説明図である。１・・・メモリ、２・・・コントローラ、３・・・イメ
ージラインローダ、４・・・ＬＥＤアレイアッセンブリ
、５・・・イネーブル信号発生器、６・・・パルス幅テ
ーブル、７・・・ＬＥＤアレイ、８・・・ＬＥＤＩ！ｉ
１１回路、９・・・ロッドレンズ７レイ、１０・・・フ
ィルム、１１・・・フィルムフィードコントローラ、１
２・・・モータ、１３・・・ローラ。

Claims

【特許請求の範囲】

１画素当りｎビットからなる２＾ｎ階調レベル（但し、
ｎは正の整数）の中間調イメージデータと、ｎ種類のパ
ルス幅からなるイネーブル信号を用いて発光素子の発光
量、又は、発熱抵抗素子の発熱量を制御して前記イメー
ジデータに基づく中間調画像を記録媒体に記録する方法
において、予め複数のパルス幅情報を備え、前記各素子
や前記記録媒体の特性に応じて該パルス幅情報に基づき
前記イネーブル信号のパルス幅を設定することを特徴と
する中間調記録における階調性の調整方法。