JPS6386863A - 薄膜製造装置 - Google Patents

薄膜製造装置

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Publication number
JPS6386863A
JPS6386863A JP23387386A JP23387386A JPS6386863A JP S6386863 A JPS6386863 A JP S6386863A JP 23387386 A JP23387386 A JP 23387386A JP 23387386 A JP23387386 A JP 23387386A JP S6386863 A JPS6386863 A JP S6386863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vapor deposition
electrode
thin film
ionization electrode
deposition source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23387386A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Shinohara
真 篠原
Fumihiko Otani
大谷 文彦
Takao Hanasaka
花坂 孝雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP23387386A priority Critical patent/JPS6386863A/ja
Publication of JPS6386863A publication Critical patent/JPS6386863A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 庄】」J■旧■分芳− 本発明は、例えば基板等に薄膜を形成する薄膜!1造装
置に係り、特にクラスタイオンビームにより薄膜を形成
する薄膜製造装置に関する。
丈末度技亙 。
第2図は従来の薄膜製造装置の模式断面図である。
図において、10はM着源、20は加熱部、40はイオ
ン化電極、50は加速電極、60は基板である。
従来の薄膜製造装置は、蒸着源10と、加熱部20と、
イオン化電極40と、加速電極50とから構成されてお
り、これらの蒸着系を高真空の状態にして、蒸着源10
の内部に入れた蒸着材料11をクラスタイオン化して基
板60の面上に薄膜61を形成するものである。この薄
膜の形成過程について説明する。
加熱部20において、蒸着源10を加熱させて、蒸着材
料11を気化させ蒸着源10に開設した噴出孔13から
クラスタ112として噴出させるようにしており、そし
てこのクラスタ112をイオン化電極40にて正イオン
化させ、加速電極50にて加速を行わせるとともに、加
速させたクラスタイオン113を基板600面上にfi
突させることにより薄膜61を形成するようにしている
(詳しくは実施例にて説明を行う)。またクラスタイオ
ン113の加速は、イオン化電極40に電位■1を与え
、加速電極5oを接地して、クラスターイオン113を
吸引することにより行っているが、蒸着源10の電位が
、加速電位V1より低い場合には、イオン化電極4oに
て形成したクラスタイオン113の一部が、基板方向に
進行せずに逆流して、蒸着源10に付着してしまい、蒸
着材料11の無駄となる。この蒸着材料11の無駄を解
消するために、従来の薄膜製造装置においては、蒸着源
10の電位をイオン化電極4oに与えている電位V1と
同電位にすることにより対処していた。
従」(技−術41間−題徳一 しかしながら、イオン化電極に与えている電圧は、一般
には非常に高い電圧であるので、蒸着源を支持する支持
機構等の周囲部は、絶縁性ということを考慮しなければ
ならず、またその絶縁構造も複雑になるという問題点が
あった。
本発明は、上記した問題点を解消するために創案された
ものであって、クラスタイオンが−aai r源に付着
することなく、しかも蒸着源の周囲部の絶縁構造を節単
にすることができる薄膜装造装置を提供することを目的
とする。
皿pカ1′1 るための− 本発明は、噴出孔を有する中空体の蒸着源と、前記蒸着
源の内部に入れた蒸着材料を加熱して気化させ前記噴出
孔からクラスタとして噴出させる加熱器と、前記クラス
タを正イオン化してクラスタイオンを形成するイオン化
電極と、前記加熱器と前記イオン化電極との間に設けら
れ、前記イオン化電極の電圧より高い電圧が与えられた
逆加速防止電極と、前記イオン化電極との電位差により
前記クラスタイオンを基板方向に加速させる加速電極と
から構成されている。
皿 逆加速防止電極は、イオン化電極に与えられている電圧
より高い電圧が与えられているので、イオン化電極にて
形成されたクラスタイオンは、逆加速防止電極の方向に
は進行せずに、加速電位より低い電位が与えられた加速
電極の方向に進行する。
夫思側 第1図は本発明に係る薄膜製造装置の一実施例の模式断
面図である。
本発明に係る薄膜製造装置は、図のように、蒸着源10
と、加熱部20と、逆加速防止電極30と、イオン化電
極40と、加速電極50とから構成されており、従来の
薄膜製造装置と同じく基板60の面上に薄膜61を形成
するものであるが、イオン化電極40にて形成されたク
ラスタイオン113が蒸着源方向に逆進行して、蒸着材
料11が無駄にならないように、蒸着源10とイオン化
電極40との間に、新たに逆加速防止電極30を設けて
いる。
蒸着源10は、セラミック等から成る中空体で、例えば
:12付きのるつぼである。その内部には例えばアルミ
等の蒸着材料11が充堪されており、蓋12の中心部に
は、噴出孔13が開設されている。
加熱部20は、7着源10を加熱して蒸着材料11を間
接加熱するヒータである。この加7t3!方式とじては
、抵抗加熱方式又は電子衝撃加熱方式等があるが、本実
施例では抵抗加熱方式を採用している。
この加熱部20は、蒸着源10の周囲に取付けられ、こ
れに電流制御された加熱電流を流すことにより蒸着源1
0の内部の蒸着材料11を加熱するようにしている。蒸
着材料11の加熱に伴って、蒸着材料11が気化(薄膜
蒸気111)するようになると、蒸着源10の内部の蒸
気圧が高くなるが、蒸着源10の外部は高真空であるの
で、断熱膨張過程を経て、薄膜蒸気111は、噴出孔1
3からクラスタ112として外部に噴出されることにな
る。
イオン化電極40は、電圧V、が与えられたボビン状の
電極であり、後述する逆加速防止電極30を介して導い
たクラスタ112を正イオン化してクラスタイオン11
3を形成する既知のものである。このイオン化電極40
は、図示していないがフィラメントとグリッドから成り
、フィラメントから発生させた熱電子をクラスタ11に
衝突させ、クラスタ11の外部電子をはね飛ばすことに
より、クラスタ11を正イオン化させている。
加速電極50は、ドーナツ状の電極であり、本実施例で
は接地されている。この加速電極5oは、イオン化電極
40にて形成されたクラスタイオン113をイオン化電
極40との電位差V、 4こより、吸引加速させ、その
加速させたクラスタイオン112を基板60の面上に衝
突させてi膜61を形成するものである(マイブレーシ
ョン効果)。
逆加速防止電極30は、蒸着源10とイオン化電極40
との間に設けられたドーナツ状の電極である。
ところで、本発明の目的である蒸着源1oの絶縁構造を
簡単化するには、蒸着源10の電位をイオン化電極40
に与えている電位■、よりがなり低くする必要があるが
、これを行うとイオン化電極4oにて形成したクラスタ
イオン113が、全て基板方向側に進行せずに、その一
部が、蒸着源方向に逆進行してしまう。この逆加速防止
電極3oは、これを防ぐために蒸着源10とイオン化電
極4oとの間に設けられていて、イオン化電極4oに与
えている電位V1より高い電位V2を逆加速防止電極3
oに与えることにより、クラスタイオン113を反発さ
せて逆進行しないようにしている。
尚、本実施例では蒸着源を加熱する手段として抵抗加熱
方式の加熱器を採用して説明してきたが、これに限定さ
れず、電子iJ7撃加熱加熱方式Fハ器を採用してもよ
(、この場合には蒸着源と逆加速防止電極との間にザプ
レンサ等を設けても同様に実施することができる。
λ肌曳洟果 本発明に係る薄膜製造装置は、イオン化電極にて形成さ
れたクラスタイオンの逆進行を防ぐ手段として、蒸着源
とイオン化電極との間に逆加速防止電極を設けて構成さ
れているので、蒸着源に電位を与えることな(蒸着材料
の無駄を防止することができ、しかもこれにより蒸着源
の絶縁構造を簡単化することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るa膜製造装置の一実施例の模式断
面図、第2図は従来の薄膜装造装置の模式断面図である
。 10・・・蒸着源、11・・・蒸着材料、12・・・噴
出孔、112  ・・ ・クラスタ、113  ・・・
クラスタイオン、20・・・加熱部、30・・・逆加速
防止電極、40・・・イオン化電極、50・・・加速電
極、60・・・基板、61・・・薄膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クラスタイオン化された蒸着材料を基板の面上に
    衝突させることより薄膜を形成する薄膜製造装置におい
    て、噴出孔を有する中空体の蒸着源と、前記蒸着源の内
    部に入れた蒸着材料を加熱して気化させ前記噴出孔から
    クラスタとして噴出させる加熱器と、前記クラスタを正
    イオン化してクラスタイオンを形成するイオン化電極と
    、前記加熱器と前記イオン化電極との間に設けられ、前
    記イオン化電極の電圧より高い電圧が与えられた逆加速
    防止電極と、前記イオン化電極との電位差により前記ク
    ラスタイオンを基板方向に加速させる加速電極とを具備
    していることを特徴とする薄膜製造装置。
JP23387386A 1986-09-30 1986-09-30 薄膜製造装置 Pending JPS6386863A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23387386A JPS6386863A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 薄膜製造装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP23387386A JPS6386863A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 薄膜製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6386863A true JPS6386863A (ja) 1988-04-18

Family

ID=16961907

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23387386A Pending JPS6386863A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 薄膜製造装置

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JP (1) JPS6386863A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529877A (ja) * 2004-03-17 2007-10-25 エピオン コーポレーション 高電流ガスクラスターイオンビーム処理システムにおけるビーム安定性向上方法及び装置
JP2012004012A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Nachi Fujikoshi Corp ガスクラスターイオンビーム装置
JP2021505776A (ja) * 2017-12-06 2021-02-18 アリゾナ・シン・フィルム・リサーチ・エルエルシー 金属およびセラミック材料の付着のための付加製造のためのシステムおよび方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5278777A (en) * 1975-12-26 1977-07-02 Hitachi Ltd Ion plating apparatus

Patent Citations (1)

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