JPS638550Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638550Y2 JPS638550Y2 JP1983133771U JP13377183U JPS638550Y2 JP S638550 Y2 JPS638550 Y2 JP S638550Y2 JP 1983133771 U JP1983133771 U JP 1983133771U JP 13377183 U JP13377183 U JP 13377183U JP S638550 Y2 JPS638550 Y2 JP S638550Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- chain
- case body
- hole
- bicycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自転車のチエーンとギヤ（チエーン
ホイール及びフリーホイール）の一側面の大部分
を覆う所謂半面ケース型のチエーンケースの改良
に関する。
ホイール及びフリーホイール）の一側面の大部分
を覆う所謂半面ケース型のチエーンケースの改良
に関する。
従来の半面ケース型のチエーンケースは、第３
図に示す如く、ハブ軸ａ近傍から前方に位置して
チエーン及びクランクギヤを覆うケース本体ｂ
と、ハブ軸ａ近傍から後方に位置してフリーホイ
ール及びチエーンを覆う後部カバーｃの２部材で
構成されているのが一般である。そしてこれら２
部材ｂ，ｃは、それらの相対向する両端縁の上下
極端部ｄ，ｅにおいて、ケース本体ｂの端縁ｄの
上下内面に夫々突成した保持片ｆ，ｇに後部カバ
ーｃの端部ｅの上下内面を夫々案内保持せしめ、
該保持片ｆ，ｇを介してネジｈ，ｈにより夫々固
定して連結している。
図に示す如く、ハブ軸ａ近傍から前方に位置して
チエーン及びクランクギヤを覆うケース本体ｂ
と、ハブ軸ａ近傍から後方に位置してフリーホイ
ール及びチエーンを覆う後部カバーｃの２部材で
構成されているのが一般である。そしてこれら２
部材ｂ，ｃは、それらの相対向する両端縁の上下
極端部ｄ，ｅにおいて、ケース本体ｂの端縁ｄの
上下内面に夫々突成した保持片ｆ，ｇに後部カバ
ーｃの端部ｅの上下内面を夫々案内保持せしめ、
該保持片ｆ，ｇを介してネジｈ，ｈにより夫々固
定して連結している。
しかも従来例においては、ケース本体ｂ及び後
部カバーｃは、組み付けたとき両者ｂ，ｃの外形
線を完全に一致させる必要があるため、一旦形成
したチエーンケースを前記端縁を通る線に沿つて
切断して２部材ｂ，ｃに分割した後、再度両者を
前述の如く連結していたのである。しかしなが
ら、かかる手法によると、上記のチエーンケース
切断分割工程を要するのみならず、分割したケー
ス本体ｂと後部カバーｃを再連結するために別個
に保持片ｆ，ｇを要し、ケース本体ｂの端部ｄの
上下内面に該保持片ｆ，ｇをスポツト熔接等の手
段により取着しなければならず、製造費が嵩むと
共に製造工程が煩雑であるという欠点があつた。
部カバーｃは、組み付けたとき両者ｂ，ｃの外形
線を完全に一致させる必要があるため、一旦形成
したチエーンケースを前記端縁を通る線に沿つて
切断して２部材ｂ，ｃに分割した後、再度両者を
前述の如く連結していたのである。しかしなが
ら、かかる手法によると、上記のチエーンケース
切断分割工程を要するのみならず、分割したケー
ス本体ｂと後部カバーｃを再連結するために別個
に保持片ｆ，ｇを要し、ケース本体ｂの端部ｄの
上下内面に該保持片ｆ，ｇをスポツト熔接等の手
段により取着しなければならず、製造費が嵩むと
共に製造工程が煩雑であるという欠点があつた。
更に、従来例のチエーンケースにおいては、こ
れを自転車本体に組み付ける際に後部カバーｃが
スポーク等に当接して組み付け作業性が悪い上、
ネジｈ，ｈによりケース本体ｂと後部カバーｃを
連結してあるので、後部カバーｃを外すには、ド
ライバー等の特別な工具を用いてネジｈ，ｈを外
さなければならず、後部カバーの取り外しや組み
付けに著しく不便であつた。又、外部にネジｈ，
ｈの頭部が露出するので、外観上も好ましいもの
ではなかつた。
れを自転車本体に組み付ける際に後部カバーｃが
スポーク等に当接して組み付け作業性が悪い上、
ネジｈ，ｈによりケース本体ｂと後部カバーｃを
連結してあるので、後部カバーｃを外すには、ド
ライバー等の特別な工具を用いてネジｈ，ｈを外
さなければならず、後部カバーの取り外しや組み
付けに著しく不便であつた。又、外部にネジｈ，
ｈの頭部が露出するので、外観上も好ましいもの
ではなかつた。
本考案は、従来の半面ケース型のチエーンケー
スにおける上記問題点を解消し、チエーンケース
をケース本体と後部カバーとに分離することなく
一体形成し、製造並びに組み付け工程が簡単で、
製造費を低廉化することができ、外観上もスツキ
リとした自転車用チエーンケースを提供すること
を目的とする。
スにおける上記問題点を解消し、チエーンケース
をケース本体と後部カバーとに分離することなく
一体形成し、製造並びに組み付け工程が簡単で、
製造費を低廉化することができ、外観上もスツキ
リとした自転車用チエーンケースを提供すること
を目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
本考案に係るチエーンケース１は、チエーンと
ギヤの一側面の大部分を覆う半面ケース型のもの
である。
ギヤの一側面の大部分を覆う半面ケース型のもの
である。
ケース本体２は、表板３と該表板３の周端より
裏面側に突成した周壁４を有し、表板３の後部に
はチエーンステーを通挿するための通挿孔５を設
けてある。この通挿孔５は、ケース本体２中央部
より後端部に亙り長孔状等に形成すればよい。
裏面側に突成した周壁４を有し、表板３の後部に
はチエーンステーを通挿するための通挿孔５を設
けてある。この通挿孔５は、ケース本体２中央部
より後端部に亙り長孔状等に形成すればよい。
ケース本体２の後端部の所望部位には、表板３
及びそれに連成した周壁４を切り欠き、通挿孔５
の後端部と連通する開放状切欠６を設けてある。
この切欠６は、第１図に示す如く、通挿孔５の後
端近傍よりケース本体２の後端下辺に向け後方に
若干傾斜するように設けると、チエーンケース１
にスタンドを取り付けたとき該切欠６がスタンド
取付板７により隠蔽されて自転車側面から見えな
くなり、外観上も好ましいものとなる。
及びそれに連成した周壁４を切り欠き、通挿孔５
の後端部と連通する開放状切欠６を設けてある。
この切欠６は、第１図に示す如く、通挿孔５の後
端近傍よりケース本体２の後端下辺に向け後方に
若干傾斜するように設けると、チエーンケース１
にスタンドを取り付けたとき該切欠６がスタンド
取付板７により隠蔽されて自転車側面から見えな
くなり、外観上も好ましいものとなる。
又、第２図に示す如く、切欠６より後方の表板
後端部３ａを裏面側にやや偏向させて、切欠６を
隔てた表板３の面３ｂに対し若干段差Ｄが生ずる
ようにすると、切欠６を経て通挿孔５にチエーン
ステーを通挿するのが容易となり好ましい。
後端部３ａを裏面側にやや偏向させて、切欠６を
隔てた表板３の面３ｂに対し若干段差Ｄが生ずる
ようにすると、切欠６を経て通挿孔５にチエーン
ステーを通挿するのが容易となり好ましい。
尚、図中８は、チエーンケース１をチエーンス
テーに保持させるための取付金具であり、９はス
タンド足である。
テーに保持させるための取付金具であり、９はス
タンド足である。
本考案は上記構成より成り、チエーンケースは
一体形成され、従来例における如く一旦形成した
チエーンケースをケース本体と後部カバーとに切
断して２分割する必要がないと共に、ケース本体
と後部カバーを連結するための保持片を必要とせ
ず、該保持片をケース本体内面に取着するための
スポツト熔接等の工程は不要であり、製造費の低
廉化を図れると共に製造工程を簡潔化することが
できる。
一体形成され、従来例における如く一旦形成した
チエーンケースをケース本体と後部カバーとに切
断して２分割する必要がないと共に、ケース本体
と後部カバーを連結するための保持片を必要とせ
ず、該保持片をケース本体内面に取着するための
スポツト熔接等の工程は不要であり、製造費の低
廉化を図れると共に製造工程を簡潔化することが
できる。
又、従来例においてはチエーンケースを自転車
本体に組み付ける際に後部カバーがスポーク等に
当接して組み付け作業性が悪い上、後部カバーを
外すにはドライバー等の特別な工具を用いてネジ
を外さなければならず、その取り外し並びに組み
付けに煩雑な手数を要したが、本考案によると、
かかる操作は不要であると共に前記切欠を通じて
通挿孔に容易にチエーンステーを通挿することが
できる。
本体に組み付ける際に後部カバーがスポーク等に
当接して組み付け作業性が悪い上、後部カバーを
外すにはドライバー等の特別な工具を用いてネジ
を外さなければならず、その取り外し並びに組み
付けに煩雑な手数を要したが、本考案によると、
かかる操作は不要であると共に前記切欠を通じて
通挿孔に容易にチエーンステーを通挿することが
できる。
更に、従来例においては外部にネジの頭部が露
出して外観上も好ましいものではなかつたが、本
考案によるとこのようなネジは不要である上、前
記切欠はスタンド取付板により隠蔽され自転車側
面より見えないので、外観上何等支障をきたさな
い。
出して外観上も好ましいものではなかつたが、本
考案によるとこのようなネジは不要である上、前
記切欠はスタンド取付板により隠蔽され自転車側
面より見えないので、外観上何等支障をきたさな
い。
第１図は本考案に係る自転車用チエーンケース
の後部正面図、第２図は自転車用チエーンケース
の後部底面図、第３図は従来例の自転車用チエー
ンケース後部の一部断面正面図である。 １……チエーンケース、２……ケース本体、３
……表板、５……通挿孔、６……切欠。
の後部正面図、第２図は自転車用チエーンケース
の後部底面図、第３図は従来例の自転車用チエー
ンケース後部の一部断面正面図である。 １……チエーンケース、２……ケース本体、３
……表板、５……通挿孔、６……切欠。
Claims (1)
- チエーンとギヤの一側面の大部分を覆う所謂半
面ケース型の自転車用チエーンケースにおいて、
ケース本体の後部にチエーンステー通挿用の通挿
孔を設けると共に、該通挿孔の後端近傍において
これと連通し且つ自転車の側面視においてスタン
ド取付板により隠蔽される部位に開放状切欠を設
けたことを特徴とする自転車用チエーンケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13377183U JPS6044888U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 自動車用チエ−ンケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13377183U JPS6044888U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 自動車用チエ−ンケ−ス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6044888U JPS6044888U (ja) | 1985-03-29 |
| JPS638550Y2 true JPS638550Y2 (ja) | 1988-03-14 |
Family
ID=30301636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13377183U Granted JPS6044888U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 自動車用チエ−ンケ−ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6044888U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS425711Y1 (ja) * | 1965-07-15 | 1967-03-22 | ||
| JPS5426252B2 (ja) * | 1976-09-29 | 1979-09-03 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5636695Y2 (ja) * | 1977-07-23 | 1981-08-28 |
-
1983
- 1983-08-30 JP JP13377183U patent/JPS6044888U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS425711Y1 (ja) * | 1965-07-15 | 1967-03-22 | ||
| JPS5426252B2 (ja) * | 1976-09-29 | 1979-09-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6044888U (ja) | 1985-03-29 |
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