JPS6384995A - インク吸蔵式筆記具 - Google Patents

インク吸蔵式筆記具

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Publication number
JPS6384995A
JPS6384995A JP61232470A JP23247086A JPS6384995A JP S6384995 A JPS6384995 A JP S6384995A JP 61232470 A JP61232470 A JP 61232470A JP 23247086 A JP23247086 A JP 23247086A JP S6384995 A JPS6384995 A JP S6384995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
fibers
writing instrument
type writing
writing utensil
Prior art date
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Pending
Application number
JP61232470A
Other languages
English (en)
Inventor
辻本 賢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ボールペン、フェルトペンなど筆記具本体を
構成する軸筒内にインク(水性)と、このインクを吸蔵
させる巻mwa維を充填するようにした、いわゆる、イ
ンク吸蔵式筆記具に関する。
〔発明の背景並びに従来技術の欠点〕
述べるまでもな(、上記インク吸蔵式筆記具は、使用に
よりインクが少なくなるに伴いインクの出が悪(なり、
インクの残っているにもかかわらず筆記機能が失われて
しまう。
この原因は、上記インクの減少によるインク密度の低下
によってインクが第4図のように巻縮繊維の各部に孤立
状に付着残留し、この残留インクがインク流路である繊
維間に気泡状態で介在し、筆記部へのインクの流動を阻
害するからで、そもそもインクが残っているにもかかわ
らず筆記ができなくなるなど、極めて不合理なことで、
これに加え、残留インクを無駄にしてしまうなど不経済
性は大きい。
ちなみに、上記残留インクは使用前の充填量の約30〜
40%にも達し、これがそのまま無駄になっているもの
である。
〔発明の目的〕
この発明は、インクの吸蔵作用をなす巻縮繊維に毛管作
用によってインクをより良(流動させろ別の流路部材を
接触させ、もってインク残留量を可及的に減少させて経
済性を高め、かつ、インクが少なくなっても円滑な筆記
機能を継続的に維持させるようにしたものである。
〔発明の構成〕
従来技術の問題点を解決する本発明の構成は、筆記具本
体を構成する軸筒内に、インクと、該インクを吸蔵させ
る巻w1繊維を充填するようにしたインク吸蔵式筆記具
において、上記巻縮繊維に、多数本の1!!維を毛管作
用を生ずるように密に、かつ、束状に引揃え集合させて
なる流路部材を軸筒の略長さ一杯に挿入接触したことを
特長としてなるインク吸蔵式筆記具を要旨とするもので
ある。
〔実施例〕
第1図で、1は筆記具本体を構成する軸筒で、この軸5
1内には水性インクと、該インクを吸蔵させるためのポ
リエステルなどの短繊維を巻縮した、いわゆる、巻縮繊
維2が充填される。尚上記巻縮繊維2の軸筒1への充填
は、該uA維をセロハンなどの筒状外波にて予め包んだ
ものを軸筒1に挿入することにより行わしめている。
また、本例では筆記具としてボールペンを示しているが
、フェルトペンなどでも勿論よい。
そこで、本発明の要旨構成は、多数本の!a維を、この
jalI間に毛管作用を生ずるように密に、かつ、束状
に引揃え集合させてなる流路部材3を上記巻縮基!12
に接触させて軸筒lの略長さ一杯に挿入したものである
また、上記流路部材3を構成する繊維の集合密度は、巻
縮1a維2の充填密度より5〜lO%高くしてあり、こ
の密度の差により巻縮繊維2に吸蔵されたインクの流路
部材3への毛管誘引作用を有効にしている。
尚、流路部材3を構成する繊維としては、本例ではポリ
エステルを使用しているが、これに限定されるものでな
い。
また、本例では、上記流路部材3を、軸筒1の中心軸線
方向に1条だけ設けたものを示しているが、複数条でも
よい。
〔作  用〕
巻W1mlt2に吸蔵されているインクは、当初の多い
状態では巻縮!a維中を平均的に移動するが、少なくな
ると、インクの密度が低下し、この低下によってインク
が第4図のように@細繊維の纏絡部や交叉部など各部に
孤立状に付着残留し、この残留インクがインク流路であ
る巻縮繊維間に気泡状に介在し、インクの流動を阻害し
ようとするが、上記巻縮繊維2には毛管作用する流路部
材3が挿入接触しているので、巻縮繊維2に残留付着し
ようとする上記インクは流路部材3の毛管誘引作用によ
り筆記部にスムーズに流動さ七ることになる。
〔発明の効果〕
上述のように本発明によれば、インク吸蔵作用をなす巻
縮&11惟に毛管作用によってインクを流動させろ別の
流路部材を接触させたので、筆記具使用によりインクが
少なくなってインクが巻縮繊維に残留付着するようにな
っても、この残留インクを流路部材に誘引し、有効に筆
記部に流動させろことができ、もってインク残留量を可
及的に減少させて経済性を高め、かつ、インクを殆ど使
い切る迄有効に消費させて筆記機能を継続的に維持させ
ろことができろ重大な特長を有するものである。
更に、上記流路部材は、軸筒に略長さ一杯にわたって7
17人されているので、巻縮!!!雑の全長広範囲から
残留インクを誘引することができるもので、その特長は
極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図(よ本発明筆記具の縦断正面図、第2図は同上横
断面図、第3図は巻縮繊維に残留インクが付着した状態
の説明図、第4図は従来例の筆記具の縦断正面図である
。 1・軸筒、2・−巻縮繊維、3・・流路部材。 特許出頼人 辻 本   賢 〉慴 代     理     人     佐   野  
 義   雄 と、−15、ニー1− −5.ぢ 第 1 図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 筆記具本体を構成する軸筒内に、インクと、該インクを
    吸蔵させる巻縮繊維を充填するようにしたインク吸蔵式
    筆記具において、上記巻縮繊維に、多数本の繊維を毛管
    作用を生ずるように密に、かつ、束状に引揃え集合させ
    てなる流路部材を軸筒の略長さ一杯に挿入接触したこと
    を特長としてなるインク吸蔵式筆記具。
JP61232470A 1986-09-29 1986-09-29 インク吸蔵式筆記具 Pending JPS6384995A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61232470A JPS6384995A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 インク吸蔵式筆記具

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JP61232470A JPS6384995A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 インク吸蔵式筆記具

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JPS6384995A true JPS6384995A (ja) 1988-04-15

Family

ID=16939798

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JP61232470A Pending JPS6384995A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 インク吸蔵式筆記具

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JP (1) JPS6384995A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019055558A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 佐々木 伸一 液体保持用中綿

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019055558A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 佐々木 伸一 液体保持用中綿

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