JPS6384724A - 異種金属被覆金属管の製造方法 - Google Patents
異種金属被覆金属管の製造方法Info
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- JPS6384724A JPS6384724A JP23248886A JP23248886A JPS6384724A JP S6384724 A JPS6384724 A JP S6384724A JP 23248886 A JP23248886 A JP 23248886A JP 23248886 A JP23248886 A JP 23248886A JP S6384724 A JPS6384724 A JP S6384724A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、異種金属被覆金属管の製造方法に関するもの
である。
である。
「従来の技術」
例えば、重油など硫黄分を含む燃料の燃焼炎ガスから熱
を回収する熱交換器にあっては、硫酸露点腐食現象によ
り熱交換器の寿命を著しく損なう。
を回収する熱交換器にあっては、硫酸露点腐食現象によ
り熱交換器の寿命を著しく損なう。
前記硫酸露点腐食現象とは、熱交換作用中に伝熱管内の
廃ガスは、その周囲の水により熱交換、つまり冷却され
、その結果、廃ガス中の水分が凝縮すると共に、この水
分が廃ガス中に含まれる硫黄分と作用して硫酸を生成し
、この硫酸により伝熱管の内周面を腐食する現象をいう
。
廃ガスは、その周囲の水により熱交換、つまり冷却され
、その結果、廃ガス中の水分が凝縮すると共に、この水
分が廃ガス中に含まれる硫黄分と作用して硫酸を生成し
、この硫酸により伝熱管の内周面を腐食する現象をいう
。
従来、前記硫酸露点腐食現象に耐え得る伝熱管の製造方
法としては、例えば、特開昭60−162521号公報
に開示されているものがある。
法としては、例えば、特開昭60−162521号公報
に開示されているものがある。
それは、例えば銅管などの金属管の外周面を適当な保護
シートでシールして、この金属管を、溶融鉛槽内に浸漬
するか、あるいは鉛イオン電解液槽において電気メッキ
するかの手段により、金属管の内周面のみに鉛の被ri
層を形成した後、金属管内に拡管棒を貫通させて伝熱管
を製造するものである。
シートでシールして、この金属管を、溶融鉛槽内に浸漬
するか、あるいは鉛イオン電解液槽において電気メッキ
するかの手段により、金属管の内周面のみに鉛の被ri
層を形成した後、金属管内に拡管棒を貫通させて伝熱管
を製造するものである。
「発明が解決しようとする問題点」
ところで、前記従来の鉛被覆伝熱管の製造方法にありで
は、鉛′Mi覆屓の厚みが最終的に約0.3鶴程度と極
めて薄く、耐硫酸露点腐食性に劣ること、所謂メッキ槽
を用いるため、鉛被覆伝熱管の製造長さに限界があり、
せいぜい3−程度であること、金属管の外周面に鉛の被
覆層を形成させないために、予め保護シートなどでシー
ルする必要があることなどの問題がある。
は、鉛′Mi覆屓の厚みが最終的に約0.3鶴程度と極
めて薄く、耐硫酸露点腐食性に劣ること、所謂メッキ槽
を用いるため、鉛被覆伝熱管の製造長さに限界があり、
せいぜい3−程度であること、金属管の外周面に鉛の被
覆層を形成させないために、予め保護シートなどでシー
ルする必要があることなどの問題がある。
本発明は、かくの如き従来の問題点を解決することを目
的とする。
的とする。
「問題点を解決するための手段」
本発明は、前記従来の問題点を解決すべく、非鉄金属管
に、この非鉄金属管よりも引張強度の高い金属管を嵌挿
すると共に、この引張強度の高い金属管を絞りながら、
前記非鉄金属管を、引張強度の高い金属管の内周面また
は外周面に延展することを特徴とする異種金属被覆金属
管の製造方法にある。
に、この非鉄金属管よりも引張強度の高い金属管を嵌挿
すると共に、この引張強度の高い金属管を絞りながら、
前記非鉄金属管を、引張強度の高い金属管の内周面また
は外周面に延展することを特徴とする異種金属被覆金属
管の製造方法にある。
「実施例」
以下に本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図において、1は銅管であり、これは目的に応じて
、例えばステンレス鋼、普通鋼などの鋼管を使用するこ
とも可能である。
、例えばステンレス鋼、普通鋼などの鋼管を使用するこ
とも可能である。
前記銅管1内に、作業性を損なわない程度の間隙をもっ
て鉛管2を嵌(哨する。
て鉛管2を嵌(哨する。
次いで、第2図に示す如く、ダイス3とプラグ4を用い
て、銅管lをダイス3により絞ると共に、鉛管2をプラ
グ4により減肉し、鉛管2を銅管1の内周面に延展して
、鉛被覆金属管を製造した。
て、銅管lをダイス3により絞ると共に、鉛管2をプラ
グ4により減肉し、鉛管2を銅管1の内周面に延展して
、鉛被覆金属管を製造した。
下記第1表に各実施例における鉛の密着性ならびに鉛の
破断に及ぼす鉛の減肉率との関係について調査した結果
を示す。
破断に及ぼす鉛の減肉率との関係について調査した結果
を示す。
第1表
第1表から判るように、鉛管の減肉率が9%では、引抜
き後の鉛管の破断は認められないが、密着性が悪く、減
肉率が66.7%、75%では、密着性は良好であるが
、鉛管の長手方向のところどころにクラックが生してお
り、製品としての価値が損なわれる。
き後の鉛管の破断は認められないが、密着性が悪く、減
肉率が66.7%、75%では、密着性は良好であるが
、鉛管の長手方向のところどころにクラックが生してお
り、製品としての価値が損なわれる。
従って鉛管の減肉率は、23%〜50%の範囲が好適で
ある。
ある。
また銅管内に、鉛管を嵌挿して、前記の如く内径25.
4mのダイスと19.4mのプラグとにより、鉛管を鋼
管の内周面に延展して、鉛被覆金属管を製造するに際し
、鋼管の内周面を銅管自体の造管後のままの肌、あるい
はブラスト処理にて凹凸状の梨地肌となし、これ等各種
の内周面肌を有する鋼管の内周面に前記鉛管を延展′I
IN覆してなる各鉛被覆金属管を、それぞれ5.5−の
長さに切断し、 250 ℃の温度で1時間保持〜常温
まで自然冷却〜250 tの温度で1時間保持〜以下同
じの熱サイクルを1500回にわたって実施し、鉛管の
「ふくれ」を調査した。
4mのダイスと19.4mのプラグとにより、鉛管を鋼
管の内周面に延展して、鉛被覆金属管を製造するに際し
、鋼管の内周面を銅管自体の造管後のままの肌、あるい
はブラスト処理にて凹凸状の梨地肌となし、これ等各種
の内周面肌を有する鋼管の内周面に前記鉛管を延展′I
IN覆してなる各鉛被覆金属管を、それぞれ5.5−の
長さに切断し、 250 ℃の温度で1時間保持〜常温
まで自然冷却〜250 tの温度で1時間保持〜以下同
じの熱サイクルを1500回にわたって実施し、鉛管の
「ふくれ」を調査した。
その結果、鋼管の内周面が造管後のままの肌の場合では
、500回程度の前記熱サイクルで鉛管に「ふくれ」が
生じ、鋼管から剥離してしまったが、鋼管の内周面が梨
地肌の場合では、1500回以上の前記熱サイクルでも
、鋼管の内周面に鉛管が強固に密着していたことが確認
された。
、500回程度の前記熱サイクルで鉛管に「ふくれ」が
生じ、鋼管から剥離してしまったが、鋼管の内周面が梨
地肌の場合では、1500回以上の前記熱サイクルでも
、鋼管の内周面に鉛管が強固に密着していたことが確認
された。
従って熱交喚器の伝熱管用鉛被覆金属管を製造するに際
しては、鉛管を被覆すべき鋼管、炭素鋼管、ステンレス
鋼管などの金属管の内周面に、予め梨地肌などを形成し
た方が、所定の熱サイクルを長期間受けても、鉛管の剥
離のない、優れた耐硫酸露点腐食性を有する鉛被覆金属
管を製造する上で好ましい。
しては、鉛管を被覆すべき鋼管、炭素鋼管、ステンレス
鋼管などの金属管の内周面に、予め梨地肌などを形成し
た方が、所定の熱サイクルを長期間受けても、鉛管の剥
離のない、優れた耐硫酸露点腐食性を有する鉛被覆金属
管を製造する上で好ましい。
「発明の効果」
本発明は上述の如く、非鉄金属管に、この非鉄金属管よ
りも引張強度の高い金属管を嵌挿すると共に、この引張
強度の高い金属管を絞りながら、前記非鉄金属管を、引
張強度の高い金属管の内周面または外周面に延展するよ
うにしたので、必要に応じて、非鉄金属被覆層厚が例え
ばlH−1(1m、長さが例えば5.5m以上の異種金
属被覆金属管を容易に製造することができる。
りも引張強度の高い金属管を嵌挿すると共に、この引張
強度の高い金属管を絞りながら、前記非鉄金属管を、引
張強度の高い金属管の内周面または外周面に延展するよ
うにしたので、必要に応じて、非鉄金属被覆層厚が例え
ばlH−1(1m、長さが例えば5.5m以上の異種金
属被覆金属管を容易に製造することができる。
図は本発明方法の実施例を示すものであって、第1図は
銅管内に鉛管を嵌挿セットした状態を示す横断面図、第
2図は鉛管を銅管内に嵌挿セットした後、ダイスとプラ
グとにより銅管の外径絞りと鉛管の減肉を行い、鉛管を
鋼管の内周面に延展している状況を示す説明図である。 1・・・鋼管、 2・・・鉛管、3・・・ダイ
ス、 4・・・プラグ第1図 め2図
銅管内に鉛管を嵌挿セットした状態を示す横断面図、第
2図は鉛管を銅管内に嵌挿セットした後、ダイスとプラ
グとにより銅管の外径絞りと鉛管の減肉を行い、鉛管を
鋼管の内周面に延展している状況を示す説明図である。 1・・・鋼管、 2・・・鉛管、3・・・ダイ
ス、 4・・・プラグ第1図 め2図
Claims (2)
- (1)非鉄金属管に、この非鉄金属管よりも引張強度の
高い金属管を嵌挿すると共に、この引張強度の高い金属
管を絞りながら、前記非鉄金属管を、引張強度の高い金
属管の内周面または外周面に延展することを特徴とする
異種金属被覆金属管の製造方法。 - (2)前記非鉄金属管は鉛管であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の異種金属被覆金属管の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23248886A JPS6384724A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 異種金属被覆金属管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23248886A JPS6384724A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 異種金属被覆金属管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6384724A true JPS6384724A (ja) | 1988-04-15 |
Family
ID=16940102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23248886A Pending JPS6384724A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 異種金属被覆金属管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6384724A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011133141A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Kazuo Taka | 加熱管及び調理機 |
-
1986
- 1986-09-29 JP JP23248886A patent/JPS6384724A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011133141A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Kazuo Taka | 加熱管及び調理機 |
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