JPS6382593A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPS6382593A
JPS6382593A JP61227381A JP22738186A JPS6382593A JP S6382593 A JPS6382593 A JP S6382593A JP 61227381 A JP61227381 A JP 61227381A JP 22738186 A JP22738186 A JP 22738186A JP S6382593 A JPS6382593 A JP S6382593A
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JP
Japan
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card
passbook
main control
transaction
control unit
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JP61227381A
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杉村 隆史
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はカード、通帳等の取引用媒体を用いて入金、出
金等の処理を自動的に行う自動取引装置に関する。
〈従来の技術) 一般に自動取引装置において、回収不能な取引用媒体(
例えば長ずきるカードヤ厚過ぎる紙幣封入封筒等)がこ
の装置に挿入されると、受付不可として顧客に返却され
るが、このとき一定時間経過しても顧客によるその取引
用媒体の仇き取りが行われずそのまな放置されることが
ある。
かかる場合、この取引用媒体は回収できないため、以降
の取引を行う上で支障が生じる。ここで以降の取引を行
うために回収不能な取引用媒体を係員操作面側から除去
しようとすると、−旦当該取引用媒体を保持しているユ
ニット(例えばカード読取装置等)を引き出さなければ
ならない。
しかしながら、従来装置においては上述したユニット引
き出しを行うと、この装置自体が取引中の状態にあるた
め、取引中の機器障害となり、この結果、障害処理や復
旧処理等の必要性が生じ、円滑な取引継続を妨げ、かつ
、この装置の取扱上煩雑さを伴うという問題がおった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであリ、回収不
能な取引用媒体をこの装置から容易に、かつ、機器障害
を起さずに除去し得る自動取引装置を提供することを目
的とするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、取引用媒体の取込、返却及び回収機能を有し
、入金、出金等の取引を自動的に行う自動取引装置いお
いて、この装置に取込まれ返却される回収不能な取引用
媒体を随時この装置の進行状態を妨げることなく除去し
得る機能を有して構成される。
(作 用) 次に上記構成の装置の作用を説明する。
この装置に回収不能の取引用媒体が挿入されると、この
取引用媒体は一旦装置内に取込まれ、取引に適合しない
、すなわち、無効でかつ回収もできないものとして返却
される。
そして、この取引用媒体はこの装置の除去機能により随
時この装置の他の部分の機能を妨げることなく装置外に
除去される。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は外壁形の通貨自動取引装置としての自動預出金
機を示すものである。すなわち、建物の内部に設置され
る筐体1の前面側に建屋の外壁2から開口された接客部
3が形成されている。この接客部3は筐体1の上下方向
はぼ中央部に形成され、水平操作盤4及び水平操作盤4
の後端縁に沿って立上る垂直操作盤5を有した形状とな
っている。
上記水平操作盤4には、テンキーなどからなるキーボー
ド6及びCRT表示部7がそれぞれ配置されている。ま
た、上記垂直操作盤5の下部には封筒取出部8.封筒挿
入口9.伝票取出口10゜゛及び紙幣取出口11.上部
には通帳人口12及びカード挿入口13がそれぞれ配置
されている。
又、上記接客部3の側面にはスピーカ孔14が設けられ
たおり、このスピーカ孔14の内側にはスピーカ(図示
しない)が内蔵されている。
ざらに、上記接客部3には上記キーボード6゜CRT表
示部7.封筒取出部8.封筒挿入口9゜伝票取出口10
.紙幣取出口11.スピーカ孔14を密閉する開閉自在
な曲面シャッタ15が設けれている。この曲面シャッタ
15は、防犯、風雨。
はこりからの保護のために設けられるものであり、一定
の曲率を有する円筒の一部の形状となっている透明な強
化プラスチックによって構成されている。上記接客部3
の両側面内部には、それぞれ発光素子16.受光索子1
7が設けられ、これらにより、上記曲面シャッタ15内
の異物例えば紙、手などを検出する異物検出器18が構
成されている。
ところで、筐体1内には第2図及び第3図に示すように
、上記カード挿入口13から挿入されたIDカードの情
報を読取るカード読取装置21゜上記紙幣取出口11に
指定された金額の紙幣Pを払出す出金機構22.上記通
帳挿入口12から挿入された通帳の磁気ストライプを読
取るとともに通帳及びジャーナルに取引内容を記録する
通帳読取印字装置23.上記封筒挿入口9から挿入され
た封筒に所定の印字を付与して取込むとともに、封筒取
出部8から一通ずつの封筒が取出し可能な封筒処理装置
24.上記伝票取出口10に取引内容を印字した伝票を
必要に応じて払出ず伝票発行装置25.電源装置26.
制御装置27.操作ボタン230を有する制御パネル2
8及び上記シャッタ15を受は入れるシャッタ受入機構
(図示しない)などが収容されている。
上記出金機溝22を内蔵する筺体1の壁厚のみを厚くし
、材質を強固なもの、つまり冷間圧延鋼、ステンレスな
どを積層した約10乃至30mの壁厚とし、他の筐体1
は冷間圧延鋼が1乃至2簡の壁厚で構成するようになっ
ている。これにより、犯罪防止上充分な筐体機能を有す
るようになっている。
第4図は前記カード読取装置21を示すもので、31は
カード挿入口13から挿入されたカードの搬送路である
。この搬送路31は複数の搬送ローラ対32・・・によ
って構成されていると共に上記力−ド挿入口13から順
にシャッタ機構33.磁気ヘッド34.保留部35及び
エンボス部36が配設され、末端側が回収庫37に対向
している。尚、38.39.40.41.42はカード
検出器で発光素子と受光素子とからなる周知の回路であ
り、カード検出器38は入口用、カード検出器41は保
留用、検出器42は回収用となっている。上記搬送ロー
ラ対32・・・はそれぞれ駆動ローラ43とピンチロー
ラ44とから構成されている。上記駆動ローラ43には
搬送ベルト45がa)渡され、この搬送ベルトを介して
上記ピンチローラ44が駆動ローラ43に転接している
。また、駆動ローラ43は正転逆転可能なパルスモータ
46によって駆動されるようになっている。また、カー
ド挿入口13側に配置されたピンチローラ44は押圧力
が搬送時には強く、非搬送時には弱く制御されるように
なっている。
上記シャッタ機構33はカード挿入口13側の搬送ロー
ラ対32と次の搬送ローラ対32との間にシャッタ47
を突没させて搬送炉31を開閉するもので、上記カード
挿入口13側のピンチローラ44を連動させるようにな
っている。すなわち、ピンチローラ44の押圧力がシャ
ッタ47の開放時には強く、閉鎖時には弱くなるように
構成されている。
上記磁気ヘッド34を搬送ローラ対32のピンチローラ
44と同軸上に配設されていて、磁気ヘッド34の情報
処理時にはカードの搬送力が変化しないようにこのピン
チローラ44のみによってカードが押えられて搬送され
るようになっている。
上記保留部35は搬送路31上に形成され、搬送途上の
カードを一時保留させ得るようになっている。上記エン
ボス部46はカードに凹凸状に記録された口座番号等を
伝票等に写しとるようになっている。上記回収庫47は
回収されたカードを収容し保管しておくものである。
しかして、カードがカード挿入口13から挿入され、カ
ード検出器38によりカードの挿入が検出されると、パ
ルスモータ46が起動するとともにシャッタ47が開放
され、カードは取込み搬送される。そして、搬送されな
がら磁気ヘッド34にて情報処理され、エンボス部36
にて一時停止される。そこで、エンボス動作が行われた
のち、パルスモータ46が逆転してカードがカード挿入
口13へ返却され、返却または回収が行われる。
すなわち、先ずカードの放出動作が行われる。そして、
カード検出部38によりカードが検出されている状態が
所定時間継続した後、パルスモータ46が停止するとと
もにシャッタ47が閉鎖する。
このとき、カードが一部をカード挿入口13から突出し
た状態に保持される。そして、このカードの利用客によ
る俵取りがカード検出器38により検出されると取引が
終了し、次の取引が初期ステップから実行可能となる。
一方、カードがカード検出器38に検出されている状態
が所定時間継続したとき、カードを取込み搬送すべくパ
ルスモータ46が起動するとともにシャッタ47が開放
する。そして、カード検出器41でカードを検出する状
態が所定時間経過した後、パルスモータ46が停止する
。このとぎ、カードは保留部35に位置し、保留される
。次に利用客がカードを取忘れたことに気付き、利用客
が返却要求入力データ例えばID番号を入力すべくキー
ボード6を押し下げ、この入力したID番号が当該カー
ドによって行われた取引に関連した情報例えばカードに
記録されたID番号と合致した場合、保留部35に保留
されたカードを返却すべくパルスモータ36が起動し、
カードの放出動作が行われ、以下上記ステップが繰返さ
れる。したがって、取り忘れられて保留されたカードを
、取り忘れた利用客に確実かつ自動的に返却することが
できる。また、入力したID番号とカードに記録された
ID番号とが合致しない場合、このヂエツクを3回まで
可能とし、3回以上押し下げても合致しない場合、取引
停止となる。
一方、ID番号を入力する前に次の利用客が取引を開始
すべく種目ボタンを押し下げた場合、パルスモータ46
が起動し、前の利用客の保留されたカードがエンボス部
36及びカード検出器42を順次通過して回収庫37へ
回収される。このとき、例えば支払動作が行われる場合
には通常種目ボタン押し下げ後、短い時間で次の利用客
のカードの取込み動作に移るが、同一の搬送路31でか
つカードの取込み方向と回収方向とを同一としたので、
前の利用客のカードの取込み動作とをパルスモータ46
を所定方向へ回転させるだけで同時に行うことができる
。そして、カードが回収されると次の取引ステップが行
われる。
前記出金機構22は第5図に示すように第1のユニット
装置51と第2のユニット装置52とに2分割され、出
金庫53.54を備えた下側の第1のユニット装置51
は上側の第2のユニット装置52を基準にして180度
回転した状態に取付は可能となっている。
上記第1.第2のユニット装置51.52を第6図に基
いて説明する。すなわち第1のユニット装置51は前部
(図中右側)に第1.第2の出金庫53.54が上下方
向に配置されていて、例えば万円紙幣Pが上側の出金庫
53に、また千円紙幣Pが下側の出金庫54に収容され
ている。これら、第1.第2の出金庫53.54にはそ
れぞれ収容した紙幣P・・・を取出しFA欝55及び紙
幣P・・・を取出し機構55側に適当圧で押圧するバッ
クアップ機構56が組込まれて、万円紙幣Pあるいは千
円紙幣Pが選択的に取出されるようになっている。
また、第1のユニット装置51の後部(図中左側)には
第1.第2の出金庫53.54から選択的に取出された
紙幣Pを第2のユニット装置52側に供給搬送する供給
搬送路57が形成されている。この供給搬送路57は第
1の出金庫53から取出された万円紙幣P@搬送する第
1の専用搬送路57aと、第2の出金庫54から取出さ
れた千円紙幣P@搬送する第2の専用搬送路57bと、
これら第1.第2の搬送路57a、57bで搬送されて
きた万円紙幣P、千円紙幣Pを引き続き搬送する共通搬
送路57cによって構成されている。
上記第1の専用搬送路57aには第1の出金庫53から
の万円紙幣Pの取出しを検出する紙幣検出器58.第2
の専用搬送路57bには第2の出金庫54からの千円紙
幣Pの取出しを検出する紙幣検出器59がそれぞれ配置
されているとともに共通搬送路57Gには紙幣Pの重ね
取り、折れ。
破れなどを検知する紙幣検知器60及び紙幣検出器11
4が順次配置されている。
また、上記第1の専用搬送路57aは第1の搬送ベルト
61.61 (一方のみ図示)と第2の搬送ベルト62
.62 (一方のみ図示)との相互対向部で、上記第2
の専用搬送路57bは第3の搬送ベルト63.63 (
一方のみ図示)と第4の搬送ベルト64.64 (一方
のみ図示)との相互対向部で、また上記共通搬送路57
cは第1の搬送61.61と第3の搬送ベルト63.6
3との相互対向部及び第1の搬送ベルト61.61と第
5の搬送ベルト65.65 (一方のみ図示)との相互
対向部がそれぞれ形成されている。
上記各搬送ベルト61乃至65はこれらが掛渡されるロ
ーラ66・・・のいくつかにモータ67の駆動力が動力
伝達系68を介して伝達されることにより、それぞれ所
定の方向に走行するようになっている。
また、共通搬送路57cは第1のユニット装置51の前
端面にほぼ沿うように上方に紙幣Pを搬送したのちほぼ
水平かつ後方に搬送するようになっている。この共通搬
送路5VCの水平部には紙幣P・・・を第2のユニット
装置51側に搬出するための選択的に使用される第1.
第2の紙幣搬出部69.70が形成されている。すなわ
ち第1の紙幣搬出部69は第3の搬送ベルト63.63
の折返し部と第5の搬送ベルト65.65の一方の折返
し部との間に形成された空間部71に第1の搬送ベルト
61.61の中途部を押込ローラ72を介して押込んだ
状態にするとともに第1のガイド板73を配置した構成
となっている。また、第2の紙幣搬出部70は第5の搬
送ベルト65.65の他方の折返し部に第1の搬送ベル
ト61.61の中途部が沿うようにローラ66によって
支持させるとともに第2のガイド板74を配置した構成
となっている。
また、第2のユニット装置52は次のように構成されて
いる。即ら、第2のユニット装置52の前後方向中央部
(図中左右方向中央部)には紙幣受入れ部75から受入
れた支払紙幣Pを上方に取込搬送する取込搬送路77が
形成されている。この取込搬送路77の終端部には第1
の振分ゲート78が配置されていて、取込搬送路77の
中途部に配置された紙幣検出器79に紙幣Pの先端がき
たとき、この紙幣Pを正紙幣搬送路80あるいは排除紙
幣搬送路81に選択的に送り込むようにロータリソレノ
イド等のゲート作動装置82を介して切換えるようにな
っている。
上記取込搬送路77は第6の搬送ベルト83゜83と第
7の搬送ベルト84との相互対向部で形成されており、
正紙幣搬送路80が第6の搬送ベルト83.83の上部
水平部上面及びこの上部水平部上面の一部に重合される
第8の搬送ベルト85.85との相互対向部で形成され
ている。また、排除紙幣搬送路81は第7の搬送ベルト
84゜84の上部水平部とこの上部水平部にその一部を
重合させて第9の搬送ベルト86.86との相互対向部
によって形成されている。
各搬送ベルト83乃至86はこれらが掛渡されるローラ
87・・・のいくつかにモータ88の駆動力が動力伝達
系89を介して伝達されることによりそれぞれ所定の方
向に走行するようになっている。
また、正紙幣搬送路80の終端部には羽根車90.90
が配置されていて、正紙幣搬送路80によって搬送され
てきた正紙幣Pはこの羽根車90.90の各羽根90a
、90a間で保持され、回転に伴って一時集積部91に
選ばれるとともに分離ストッパ92.92によって紙幣
Pが羽根車90.90から分離されて一時集積部91の
下辺を形成する払出し、回収兼用の搬送ベルト93゜9
3上に集積されるようになっている。
上記払出し・回収並用の搬送ベルト93.93は紙幣取
出口11の近傍に配置されたローラ98及び紙幣受入部
75の近傍に配置されたローラ99にI)渡され、その
上面の紙幣取出口11側にはピンチローラ100が、ま
た、紙幣受入部75側には前記第6の搬送ベルト83.
83がそれぞれ重合された状態となっている。
しかして、−時集積部91に集積された紙幣Pは押付体
として機能する分離ストッパ92.92の押付動作及び
払出し・回収兼用の搬送ベルト93.93の払出し方向
おるいは回収方向の選択的な走行動作に伴って紙幣取出
口11側あるいは後述する回収庫101側に一括して取
出されることになる。
又、上記ピンチローラ100と一時集積部51との間に
は紙幣取出口11に一括して払出される紙幣群Pの後端
を検知して搬送ベルト93.93の走行動作を停止させ
るための紙幣検出器102が配置されている。ざらに、
紙幣取出口11とピンチローラ100との間にはソレノ
イド103によって開閉動作が行われるシャッタ104
が配置されているとともにシャッタ104の後面側に位
置して紙幣検出器105が配置されている。
一方、前記紙幣取出口11に払出された紙幣Pの取忘れ
があった場合、或いは、−時集積部91に2枚取りされ
た排除紙幣Pが誤って集積された場合には、これら紙幣
Pは回収用搬送路106を介して第2のユニット装置5
2の後部に設けられた回収庫101に収容すべく搬送す
るようになっている。この回収用搬送路106は払出し
・回収兼用の搬送ベルト93.93の上面部、前記取込
搬送路77、排除紙幣搬送路81及び第10の搬送ベル
ト107が重合される上記第9の搬送ベルト86の後部
下面部によって形成され、この終端部が回収1101に
対向している。
又、回収用搬送路106の中途部を形成する排除紙幣搬
送路81の終端部近傍には、ソレノイド108によって
作動する第2の振分はゲート109が設けられている。
そして、重ね取りされた排除紙幣Pを回収庫101の前
部に配置されたりジエクト庫110に、また回収紙幣P
をそのまま直進させて回収庫101にそれぞれ収容すべ
く搬送されてきた紙幣P@撮分けるようになっている。
又、前記正紙幣搬送路80の中途部にはその搬送路の紙
幣Pの通過を検出する紙幣検出器111が、排除紙幣搬
送路81の中途部にはその搬送路の紙幣Pを検出する紙
幣検出器112が、回収用搬送路66の中途部にはその
搬送路の紙幣Pの通過を検出する紙幣検出器113がそ
れぞれ配置されている。
尚、前記紙幣検出器28.29.79,102゜111
.112,113.114は例えば発光素子と受光素子
とからなる周知の構成となっている。
第6図は通帳読取印字装置23を示すものである。すな
わち、前記通帳挿入口12の内側には通帳挿入口12に
接して一対の光学的検知器121が設けられている。検
知器121は光源122及び受光器123から構成され
ている。この検知器121から装置23内に向って搬送
路124が設けられている。搬送路124は、ローラ1
25゜125間に張設されたベルト126.ピンチロー
ラ127及び上側、下側のガイド板128゜129から
構成されている。また、ガイド板128には通帳の挿入
された頁のページ数を示すベージマークと最終印字溝付
を光学的に読取る読取部148が配設され、ガイド板1
29には通帳の磁気ストライプのデータを読取る磁気ヘ
ッド147が配設されている。ピンチローラ127は、
ばね130によってローラ125側に付勢されている。
ローラ125はベルト131を介してパルスモータ13
2によって駆動される。搬送路124の搬送基準面Sよ
りも上方にその周面が突出するように位置決めされてい
るプラテン133に向って上昇するように傾斜して通帳
を押える一対の押えガイド134が設けられている。プ
ラテン133の前後にはプラテン133に向って上昇す
るように傾斜した通帳を押える一対の押えガイド134
が設けられている。ざらに搬送路124を介してプラテ
ン133に対向してプリンタ135が設けられている。
このプリンタ135は印字ヘッド。
136と、このヘッド136を保持しながら、スライド
ロッド137に沿ってプラテン133に平行に移動する
キャリッジ138とから構成されている。このキャリッ
ジ138は図示しないパルスモータによって駆動される
。ざらにプラテン133にはジャーナル用紙139が巻
付けられている。ジャーナル用紙139は送出軸140
に巻回保持されていて、プラテン133を介して巻取軸
141に巻取られる。ジャーナル用紙139は送りロー
ラ142及びこれに対向するピンチローラ143によっ
て挟持搬送される。ピンチローラ143は、ばね130
によって送りローラ142に向けて付勢されている。送
りローラ142及び巻取軸141はベルト144.14
5を介してパルスモータ146により駆動される。なお
、巻取軸141は送りローラ142より高速で回転し、
その負荷が重くなるとベルト145がスリップするよう
になっている。
第7図(a)は封筒処理装置を示すものである。
すなわち、前記封筒取出部例えばハンドル8の内部には
封筒発行装置150が設けられている。この封筒発行装
置150は入金用の現金を入れる封筒を1通ずつ発行す
るものであり、入金取引時以外は取り出せないようにな
っている。上記封筒発行装置150は第7図(b)に示
すように、ホッパ151内にばね152,152によっ
て押圧される押板153が設けられ、この押板153上
には未使用の封筒が載置されるようになっている。
上記ハンドル3の両端部には前記接客部3に設けられた
開口部154.154を介して1習動自在な軸156,
156の一端が固定されている。上記軸156,156
は上記ホッパ151の上部に設けられた支持体157.
157により1冨動自在に支持されるようになっている
。上記軸156゜156の他端間にわたって封筒取出し
板158が掛渡されて設けられている。この封筒取出し
板158はL字形の構成となっており、その幅りは封筒
−通分の厚さに近似したものとなっている。上記封筒取
出し板の上部にはロックづめ158aが設けられている
。また、ホッパ151の図示右側にはソレノイド159
が設けられており、このソレノイド159はその励磁に
応じてプランジャー160を図示矢印a、b方向つまり
上下に移動するものである。このプランジャー160に
は連結レバー161が連結され、この連結レバー161
はロックアーム155上の突起部155aと連結されて
いる。上記ロックアーム155の一端は上記ロック詰1
58aと係合するようになっており、他端はばね162
を介して上記ホッパ151に固定された板163に連結
されるようになっている。
上記ロックアーム155は板163上に設けられた突起
部163aを支点として、連結レバー161の移動に伴
って図示矢印e、d方向へ回動するようになっている。
なお、上記ハンドル8の引出し後、そのハンドル8の戻
しは、利用客が行うものであったり、ばね(図示しない
)により自動釣に行うようになっている。
また、前記封筒挿入口9の内側には封筒収容部164が
設けられている。すなわち、165は封筒挿入口9から
挿入された封筒の搬送路である。
この搬送路165は複数の搬送ローラ対166゜・・・
及び上側と下側のガイド板178,179によって構成
されているとともに、上記封筒挿入口9からjlMにシ
ャッタ機構167及び印刷部168が配設され、末端側
が収容ホッパ169に対向している。また、上記封筒挿
入口9近傍の搬送ローラ対166には、そのピンチロー
ラ174の移動にともなって、封筒の厚みが規定以上か
否か検出する厚さ検出器200が設けれれている。なお
、170.171,172は封筒検出器で、発光素子と
受光素子とからなる周知の回路であり、封筒検出器17
0は入口用、カード検出器171゜172は印刷用とな
っている。上記搬送ローラ対166、・・・はそれぞれ
駆動ローラ173とピンチローラ174とから構成され
ている。上記駆動ローラ173には搬送ベルト175が
!)渡され、この搬送ベルト175を介して上記ピンチ
ローラ174が駆動ローラ173に転接している。又、
駆動ローラ173はパルスモータ176によって駆動さ
れるようになっている。上記シャッタ機構167は封筒
挿入口9と搬送ローラ対166との間にシャッタ177
を突没させて搬送路165を開閉するものである。
第8図は電気回路を概略的に示すものでおる。
すなわち、主ルリ御部201は全体を!l制御するもの
であり、メインメモリ202は例えばROM(リード・
オンリ・メモリ)で構成され制御プログラムなどが記憶
されるようになっている。
又、この制御プログラムは、封筒処理装置24゜カード
読取装置211通帳読取印字装置23の各装置が、それ
ぞれ回収不能な取引用媒体を保持したままの状態となっ
たとぎ、個々の装置毎に電気系統の機能を停止させ、か
つ、他の各装置の機能を生かしたまま取引を実行させる
プログラムを包含している。
プリントコントローラ203は主制御部201からの信
号によりメモリ204の英語パターンに応じたプリント
データを出力するか、あるいはメモリ205の日本語パ
ターンに応じたプリントデータを出力するものであり、
ドライバ206はプリントローラ203からのプリント
データに応じて通帳読取印字装置23内のプリンタ13
5を駆動するものであり、ドライバ207はプリントコ
ントローラ203からのプリントデータに応じて伝票発
行装置25内のプリントを駆動するものである。操作/
案内プリントコントローラ208は主制御部201から
の信号によりメモリ209の日本語パターンあるいはメ
モリ210の英語パターンに応じた表示データを出力し
たり、キーボード6のキー人力に応じた操作データある
いは音声選択信号を出力するものであり、ドライバ21
1は操作/案内コントローラ208からの表示データあ
るいは操作データに応じてCRT表示7を駆動するもの
である。音声合成装置212は主制御部201からの制
御信号あるいは操作/案内コントローラ208からの音
声選択信号に応じて日本語の音声データに応じた音声信
号おるいは英語の音声データに応じた音声信号をアンプ
215を介してスピーカ216に出力することにより、
そのスピーカ216から音声案内を発生せしめるもので
ある。このスピーカ216は曲面クセツタ15内に収納
されているため雨、風を防ぎ寿命が長くなる。ドライバ
217は主制御部201からの開、閉信号に応じて前記
モータ183を正方向或いは逆方向へ駆動するとともに
、電流検知回路218からの検知信号に応じてモータ1
83を駆動或いは停止するものである。上記電流検知回
路21Bはドライバ217の駆動電流を検知するもので
あり、モータ183を正方向へ駆動している場合と逆方
向へ駆動している場合とで異なった検知レベルで電流検
知を行うようになっている。
一方、上記主制御部201は前記曲面シャッタ15の開
成時、異物検出器18が異物を検出している際、タイマ
回路219を作動せしめ、所定時間経過後タイマ回路2
19から供給されるタイムアウト信号により曲面シャッ
タ15の閉塞信号をドライバ217に出力するようにな
っている。また、主制御部201はモデム220によっ
て中央処理装置221とデータ伝送を行うようになって
いる。上記中央処理装置221は、データ伝送を制御す
るモデム222.データ処理を制御するホストコンピュ
ータ223.及び取引情報をファイルする取引情報ファ
イル224によって構成されている。
次にこのような構成において、第9図(a)乃至(S>
に示すフローチャート@参照しつつ動作を説明する。例
えば、いま、まず利用客(顧各)はCRT表示部7に表
示されている。「カードあるいは通帳を挿入して下さい
」という操作案内(STI)を見てカードをカード挿入
口13に挿入する(Sr2>。すると、そのカードの磁
気ストライプ上のデータが磁気ヘッド34により読取ら
れ、主制御部201へ供給される。これにより、主制御
部201はカードの正当性をチェックする(8丁3)、
このとき、主制御部201はカードの正当性を判断した
とき、プリントコントローラ203に発行信号を出力す
る。すると、プリントコントローラ203はカード読取
装置21で読取って口座番号、銀行コード、支店コード
に応じた表示パターンをメモリ204から読出し、その
表示パターンをドライバ206に出力する。これにより
、ドライバ206は通帳読取印字装置23内のプリンタ
135で上記データをジャーナル用紙139に印字せし
める(Sr1)。
そして、主制御部201はカードの正当性を判断した時
(Sr5)、ソレノイド198bを励磁し、嵌合部材1
98aを上方向へ移動することにより、この嵌合部材1
98aが曲面シャッタ15の開口部15bと嵌合しなく
なる。この結果、曲面シャッタ15のロックが解除され
る。この後、主制御部201はドライバ217に駆動信
号を出力することによりモータ194を図示矢印rη力
方向回動せしめる。すると、モータ194の回転により
ゴムローラ195.196が回転し、曲面シャッタ15
が矢印に方向へ移動する(ST15)。
また、主制御部201はカードが無効であると判断した
とき(Sr5)、CRT表示部7で「カードを保留しま
す」という案内を表示しく5T6)、カードを機体内に
取込むかもしくはカードを利用客に返却する(Sr7)
ところで、利用客がCRT表示部7に表示されている「
カードあるいは通帳を挿入して下さい」という操作案内
(STI)を児て通帳を通帳挿入口12に挿入する(S
r1)。すると、その通帳の磁気ストライプ上のデータ
が磁気ヘッド147により読取られ、主制御部201へ
供給される。
また、このとき利用客により挿入された頁の頁数を示す
頁マークと最終印字漬けが読取部148により読取られ
、主制御部201へ要求される。これにより、主制御部
201は最終印字漬けのチェックを行い、その頁が全行
末印字であるか、途中行まで印字済であるか、あるいは
全行印7済であるかに応じた通帳チェックを行うもので
ある(Sr9)。すなわち、第9図(r)に示すように
、読取部148により読取った最終印字行により使える
頁か否かを判断する(Sr271>。使えない頁の場合
、磁気ストライプの頁故に関係なく、途中行まで印字済
の頁か新しい頁か否か判断する(Sr272)。このと
き、最終印字行が最終の行の場合、主制御部201はC
RT表示部7で「通帳を次の頁で挿入して下さい」とい
う操作案内を表示する(Sr276>。またこのとき、
主制御部201は磁気ストライプ上の頁より頁マークの
頁数の方が大か判断しく5T277>、大のとき磁気ヘ
ッド147により磁気ストライプ上の頁数を1頁更新し
く5T278>、通帳を通帳加入口12から排出せしめ
る(ST279>。一方、上記新しい頁か否かの判断で
(ST272>、印字が行われておらず、新しい頁であ
ると判断したとき、主制御部201は磁気ストライプの
頁数と頁マークの頁数とが一致するか否かを判断する(
ST273>。一致しない場合、主制御部201はCR
T表示部7で「通帳を前の頁で挿入して下さい」という
操作案内を表示せしめ(ST274>、通帳を通帳挿入
口12から排出せしめる(ST275>。
上記のように、全行空白の頁が挿入され、しかも磁気ス
トライプ上の頁数と頁マークの頁数とが一致しない場合
、−旦通帳を利用客に返却し、直前の頁を開いて再挿入
させ、直前の頁が全部行印字済であれば、磁気ストライ
プ上の頁数を次の頁に書換え、再度その通帳を利用客に
返却する。ついで、利用客が次の頁が開かれて挿入され
た場合、磁気ストライプ上の頁数と頁マークの真数との
一致がとれ、正当な頁と判断され取引ができるものであ
る。この結果、磁気ストライプの書込機能をもつ自動取
引装置と、書込機能を持たない自動取引装置とが併存し
て使用されている金融期間において、利用客が誤って違
った頁を開いて挿入した場合、に生じる通帳印字の連続
性の消失を避けることができる。
また、主制御部201が使える頁と判断した場合(ST
271>、あるいは磁気ストライプの頁数と頁マークの
頁数とが一致したと判断した場合(ST273>、次の
ステップつまり形式チェック(ST11)に進むように
なっている。
ところで、主制御部201は通帳のチェックを行ったと
き、プリントコントローラ203に発行信号を出力する
。すると、プリントコントローラ203は磁気ヘッド1
47で読取った口座番号、銀行コード、支店コードに応
じた文字パターンをメモリ204から読出し、その表示
パターンをドライバ206に出力する。これにより、ド
ライバ206が通帳読取印字袋@23内のプリンタ13
5で上記データをジャーナル用紙139に印字せしめる
(ST10)。
そして、主制御部201は通帳の形式及び通帳の正当性
を判断したとき(STII、12>、前述したカードの
場合と同様に動作して曲面シャッタ5を開<(ST15
)。また通帳の形式が誤っている場合、つまり、通帳の
挿入方向エラー、不法なホーム、頁マークない、頁まち
がいが生じた場合、主制御部201は通帳が十分使える
と判断したとき(ST31 ) 、CRT表示部7で「
通帳が十分使えます」という案内を表示せしめ(ST3
2)、通帳を通帳挿入口から排出せしめる。また、主制
御部201は通帳が使えずしかも新しい頁でないと判断
したとき(ST31.34>、CRT表示部7で「通帳
を再挿入して下さい」という操作案内を表示せしめ(S
T35)、通帳を通帳挿入口12から排出せしめる。さ
らに、主制御部201は通帳が使えずまた新しい頁であ
ると判断したとき(ST31.34>、CRT表示部7
で1面の頁で再挿入して下さい」という操作案内を表示
せしめ(ST36)、通帳を通帳挿入口12から排出せ
しめる。ついで、上記のような操作案内に応じて利用客
が通帳を取出すと(ST33)、再び利用客待ち(ST
I)に戻る。しかし、通帳が排出されてから所定時間経
過しても通帳が利用客によって扱き取られない時、つま
り主制御部201は通帳の排出時にタイマ回路219を
起動し、所定時間内に通帳読取書込装置23内の受光素
子123から扱取り信号が供給されなかったとき、後述
する通帳回収動作が行われる。また、主制御部201は
通帳が無効であると判断したとき(ST12>、CRT
表示部7で「通帳を保留します」という案内を表示しく
5T13)、通帳を機体内に取込むか、もしくは通帳を
利用客に返却する(ST14)。
ついで、主制御部201は、CRT表示部7で「暗証番
号を投入して下さい」という操作案内を表示ぜしめる(
ST16)。そして、利用客が暗証番号をキーボード6
により投入すると(ST17)、その信号は操作/案内
コントローラ208から主制御部201に出力される。
これにより、主制御部201はカード読取装置21で読
取った暗証番号あるいは通帳読取印字装置23で読取っ
た暗証番号とキーボード6により入力した暗証番号との
一致または関連制が予め規定された規則を満足する場合
、主制御部201はその利用客がカードあるいは通帳の
正当な持ち主であると判断し、リトライカウンタ「3」
かチェックしく5T19)、「3」でないときリトライ
カウンタを13」に置直しく5T20>、「3」のとき
は次のステップへ進む。また、一致しなかったとき、ま
たは関連性がなかったとき、主制御部201はリトライ
カウンタをカウントダウンしく5T21)、リトライカ
ウンタがrOJか否かチェックする(Sr22>。rO
Jのとき、主制御部201はリトライカウンタを10」
に書直しく5T23>、CR7表示部7で「カード、あ
るいは通帳を保留します」という案内を表示せしめ(S
r24)、カードあるいは通帳を回収せしめる(Sr2
5乃至27)。リトライカウンタがrOJ以外のとき、
主制御部201は[暗証がまちがっています、再度暗証
番号を投入するか、取消ボタンを投入して下さい」とい
う操作案内をCR7表示部7で表示せしめる(Sr28
>。取消ボタンが投入されたとき、主制御部201はリ
トライカウンタを書き直す(Sr30)。次に後述する
カードあるいは通帳の取出し動作が行われる。再度暗証
番号が投入されるとステップ17から再度動作する。
(以下余白) そして、リトライカウンタを「3」に書き直したのち(
Sr20> 、主制御部20’lはカードか否かチェッ
クしく5T34)、カードを使用した取引の場合、カー
ドの磁気ストライブ上の口座番号つまり複数口座の代表
口座をホストコンピュータ223に送信する(Sr35
)。すると、ホストコンピュータ223は取引情報ファ
イル224に記憶されている代表番号に対応している複
数の口座番号、それらの口座番号ごとの口座種別、口座
状態信号を主制御部201に送信する。これにより、主
111wJ部201はそれらのメツセージを受信しく5
T36) 、口座の状態を判断する(Sr37)。状態
が最終伝言まで取引成立(“’40”)であると判断し
た時、王制Ut+部201は口座番号が1つか否かチェ
ックする(Sr38)。複数の場合、主制御部20’l
は例えば第9図(C)に示すように、CR7表示部7で
1取引口座を下の口座から選択して下さい」という操作
案内と取引口庄遍択キーの指示とを表示せしめる(ST
3’9)。
このような表示をマルチカウント方式と定義する。
このマルチカウント方式は、利用客が複数のカードを所
持する必要もなく、また簡単に所望の口座の選択ができ
る。このとき、所定時間以上口座の選択が行われない場
合、後述するカードの回収動作が行われる。また、主制
御部201はメツセージ内の口座状態が取引不成立(“
42”)であると判断したとき、CR7表示部7で不成
立の原因つまり口座が見当らない、盗まれたカードでお
る、リクエスト許可できないのいずれかが表示される(
Sr11 )。ざらに、主制御部201はメツセージ内
のカー゛ド回収フラグが141 F#か“OItがチェ
ックしく5T42)、“1″のときカードを回収しく5
T43)、“O″のとぎカードをカード挿入口13から
排出せしめる。この排出時、利用客によるカードの取出
しく5T44)が行われると次の利用客待ちになり、所
定時間以上取出しが行われないとき後述するカード回収
動作が行われる。
そして、利用客によりCR7表示部7に表示された取引
口座の選択(Sr40)、取引口座が1つの場合、ある
いは通帳が挿入されている場合、主制御部201はCR
T表示部7で「取引種目を選択して下さい」という案内
表示を行うとともに、その取引口座に対応する取引種目
の選択キーの指示とを表示せしめる(ST45.46)
。たとえば取引口座が普通預金口座の場合、第10図に
示すように、[支払い、預金、撮替(辰込、残高照会、
明、WI書要求、小切手帳要求」、当座預金口座の場合
、「支払い、預金、振替掻込、残高照会、通帳要求」、
クレジット口座の場合、「借入、現金返却、振込返却、
明細書要求」、通帳の場合、「支払い、預金、振替掻込
、通帳記入、通帳要求」の選択キーの指示がそれぞれ表
示される。このように口座番号に附随する口座種別ある
いは通帳の使用か否かにより可能な取引種目のみ選択可
能とすることにより、利用客による間違った取引種目の
選択を極力避けることができる。この選択表示時、利用
客による取引口座の選択が所定時間経過しても行われな
いとき、後述するカードあるいは通帳の回収動作が行わ
れる。
そして、利用客によりCRT表示部7に表示されている
取引種目の選択キーボード6の投入により行う(ST4
7)。このとき、主制御部201はその選択をチェック
するとともに(ST48>、有効な選択かをチェックす
る(ST49)。有効な選択でない場合、つまりハード
ウェア異常、紙幣・封筒のエンド、満杯が検知された場
合、主制御部201はCRT表示部7で「現金を放出致
します、取消ボタンを投入して下さい」という案内表示
が(ST50)、「リフニス]へを進行することができ
ません、取消ボタンを投入して下さい」という案内表示
を行う(ST51)。この案内にしたがって利用客が取
消ボタンを投入するとく5T52)、次にカードあるい
は通帳の取出し動作を行い、所定時間経過しても取消ボ
タンが投入されない場合、カードおるいは通帳の回収動
作が行われる。なお、上記取出し動作は第9図(m)に
示すようになっている。
すなわち、主制御部201はCRT表示部7で「通帳あ
るいはカードを取出して下さい」という操作案内を表示
しく5T183)、カードをカード挿入口13から排出
するかあるいは通帳を通帳挿入口12から排出する。利
用客はその操作案内に応じてカードあるいは通帳を取出
す  (ST185.186>。
上記のように、取引の途中で、その取引が続行不可能に
なった場合、利用客に取消ボタンを投入させた後、通帳
あるいはカードを返却しているため、利用客はCRT表
示部7の内容を読まなければならず、取引中断の原因を
確実に利用客に知らせることができる。
そして、取引種目の選択時、支払いに対応するキーボー
ド6が投入されると、主制御部201はカードの挿入か
否かチェックしく5T53)、カードの場合、口座番号
の状態をメツセージ内の状態信号によりチェックする(
ST54)。状態信号が支払いが許されない口座の場合
(“1X”)、主制御部201はCRT表示部7で「口
座が認められない」という案内を表示しく5T65)、
it 2 X uの場合「普通預金とは認められない」
という案内を表示する(ST69)。これらの案内の後
、所定時間経過何も操作されないとき、カード返却動作
が行われる。しかし、上記案内のうち取消ボタンを投入
すると(ST66)、主制御部201は「カードを返却
します」という案内をCRT表示部7で表示しく5T6
7)、カードをカード挿入口13に排出せしめる。この
排出時、利用客によるカードの取出しく5T68)が行
われると次の利用客待ちになり、所定時間以上取出しが
行われないでき、後述するカード回収動作が行われる。
また、支払いが可能な口座で、クレジット口座以外で市
る場合、あるいは通帳が挿入されている場合、主制御部
201はCRT表示部7で1金額を投入して下さい」と
いう操作案内を表示せしめる(ST55)。その後、所
定時間以上操作が行われないとき、カードあるいは通帳
の回収動作が行われる。
そして、利用客がキーボード6により支払い金額を投入
すると(ST56)、主制御部201は支払い金額がリ
ミットを越えているかチェックし(ST57)、越えて
いる場合CR1表示部7で「金額のリミッ1〜を越えて
います、再度金額を投入して下さい」という操作案内を
表示せしめる(ST58)。また、金額がリミットを越
えていない場合、主制御部201は千円札が出金庫内に
有か否かチェックしく5T63)、ない場合1万円単位
かチェックしく5T60) 、有る場合金額が1万5千
2百円などのように千円単位では支払えない金額かチェ
ックしく5T63)、金額が正しくない時CRT表示部
7で「千円単位で投入して下さい」という操作案内を表
示しく5T64)、1万円単位でない場合CR1表示部
7で「万円単位で選んで下さい」という操作案内を表示
せしめる(ST61)。上記各案内に応じて、利用客が
取消ボタンを投入したと主制御部20’lが判断したと
き(ST62)、カードおるいは通帳の取出し動作を行
い、キーボード6による金額投入(ST56)により再
度上記動作が行われる。
一方、合計金額が正しいかおるいは1万円単位だったと
き、主制御部201はCRT表示部7で「支払い金額を
チェック確認して下さい」という操作案内を表示せしめ
る(ST70)。この後所定時間以上次の操作が行われ
ないとき、後述する回収動作が行われ、取消ボタンが投
入されたとき(ST71)取出し動作が行われる。そし
て、利用客により確認ボタンが投入されたとき、あるい
はクレジット口座による借入のとき、主制御部201は
ホストコンピュータ223と交信する(ST72)。
このように、クレジッ(・口座のカードの場合、1回の
支払い金額が予め中央処理装置221内の取引情報ファ
イル224内に登録されている固定金額たとえば5万円
となるため、前記金額入力、確認のステップがスキップ
され、利用客の操作の簡単化を図っている。
即ち、上記交信は第9図(p)に示すように、まず主制
御部201が[ただいまコンピュータと交信中です」と
いう案内をCRT表示部7で表示せしめ(ST230)
 、送信取引データをホストコンピュータ223に送信
する(ST231>。
また、このとぎ主制御部201はプリントコントローラ
203に対しジャーナルおよび伝票に取引の前印字情報
つまり磁気ストライプの内容、金額、取引内容を印字せ
しめる信号を出力する。すると、プリントコントローラ
203は、その信号に応じた文字パターンをメモリ20
4から読出しその表示パターンをドライバ206,20
7に出力する。
これにより、ドライバ206は通帳読取印字装置23内
のプリンタ136で上記データをジャーナル用組139
に印字せしめ、ドライバ207は伝票発行装@25で上
記データを伝票に印字せしめる(ST232>。その後
、ホストコンピュータ223から取引情報とメツセージ
が送信され、これを主制御部201が受信する(ST2
33>。
すると、主制御部201は、そのメツセージの解読つま
り最終伝文まで取引成立(40”)、途中の伝文まで成
立(“41 ” ) 、取引不成立(“42”)の解読
を行う (ST234)。また、主制御部201はメツ
セージの中に伝票に対する印字情報が含まれているか判
断しく5T235)、その印字情報が含まれている場合
プリントコントローラ203に対しその印字情報を出力
する。これにより、プリントコントローラ203はその
印字情報をドライバ207を用いて伝票上に印字せしめ
る(ST236>。ついで、主制御部201は、メツセ
ージの中に通帳に対する印字情報が含まれているか判断
しく5T239) 、その印字情報が含まれている場合
プリントコントローラ203に対しその印字情報を出力
する。これにより、プリントコントローラ203はその
印字情報をドライバ206を用いて通帳上に印字せしめ
る(ST240)。ついで、主制御部201はその通帳
の挿入されている頁が十分使えるか判断しく5T241
>、十分使える場合、磁気ストライプのデータを更新せ
しめる(ST242)。ざらに、主制御部201はその
頁が最終印字行まで印字したか否か調べることによりタ
ーンページが必要か判断しく5T243)、ターンペー
ジが必要な場合通帳が十分使えるか判断しく5T244
>、十分に使えない場合のみ後述するターン頁動作を行
わせしめる(ST245>。
即ち、通帳の印字中に頁の最終行まで印字し、尚印字デ
ータが残っている場合、主制御部201は磁気ヘッド1
47を駆動して磁気ストライプの頁数を次頁へ書換えた
後、CRT表示部7で「通帳の次の頁を挿入して下さい
」という操作案内を表示しく5T250)、通帳を通帳
挿入口11より排出せしめる。この後、所定時間経過何
も操作されないとき通帳の回収動作が行われる。上記案
内に従って、利用客が通帳を次の頁で再挿入すると(S
T252,253>、主制御部201は同じ通帳か否か
チェックしく5T253)、同じ通帳でないと判断した
場合(ST254>、預金取引の際(ST266) 、
封筒回収(ST267)と伝票放出(ST268>を行
い、預金取引以外の際伝票放出(ST268>のみが行
われる。この伝票放出時、すでに伝票が印字済みであれ
ば、その次の行に“′取消″を印字する。これにより、
伝票が無効であることを利用客および係員に対して明確
にし、無用なトラブルを避けることを目的としている。
そして、主制御部201が同じ通帳でおると判断しく5
T254>、Lかも磁気ストラーrプの頁数と同じ真数
の頁マークが記載されるいる頁が開かれた通帳が挿入さ
れたと判断したとき (ST255>、ターンページが
終了する。しかし、主制御部201はセットページが挿
入されなかったと判断し、その判断が3回連続して行わ
れるまでCRT表示部7で「通帳再挿入」を表示しステ
ップ251から行うようにしている。しかし、正しい頁
が3回連続して挿入されなかった時、主制御部201は
預金か否かチェックしく5T258>、預金の場合、「
封筒を排出します」と案内表示せしめる。この操作案内
により利用客が封筒を取出すか(ST260>、或いは
預金以外の取引と判断した場合、主制御部201は伝票
を伝票取出口10から排出せしめる。これにより、利用
客が伝票を取出すと(ST261 ) 、主制御部20
1はCRT表示部7で「通帳受付けられず排出します」
という操作案内を表示せしめる(ST262)。
上記封筒排出の表示時必るいは通帳排出の表示時、所定
時間経過しても内も操作されない場合、通帳回収動作が
行われる。上記操作案内により、利用客が通帳を取出す
と(ST263>、主制御部201はターンページが出
来なかったと判断する(ST264>。
上記ターン頁が終了したことを王制・御部201が判断
したとぎ(ST246> 、ターン頁が必要なかったと
判断したとき(ST243>、cmるいは通帳要求、小
切手帳要求、明f’am要求のリクエストを判断したと
き(ST238)主制御部201は送受信が正常に終了
したとする。この結果、主制御部201は取引を受付け
たと判断しく5T73)、出金13trJ22に対して
出金信号を出力する。すると、出金門構22は第1.第
2の出金庫53.54から取出した紙幣Pを一時集積部
91に集積せしめる。
すなわち、第1.第2の出金庫53.54から取出し機
構55.55を介して取出された紙幣Pはそれぞれの専
用搬送路57a、57bに配置された紙幣検出器58.
59により検出される。この検出信号により主制御部2
01内のカウンタ(図示しない)をカウントアツプし、
そののち共通搬送路57Gに配置された紙幣検知器60
によって鑑別され、ざらに搬送されて第2の紙幣搬出部
70から第2のユニット装置52側に搬出される。
この第2ユニツト装置52側に順次搬出された紙幣P・
・・は紙幣受入部75から取込搬送路77に取込まれて
搬送され、紙幣検知器79によって紙幣Pの先端が検知
された時、重ね取りのない正紙幣Pであれば第1の撮分
ゲート78が左側に倒れて正紙幣搬送路80に送り込ま
れる。ついで、羽根車90.90を介して一時集積部9
1上に搬送され分離ストッパ92.92の端部に当接す
ることにより羽根車90.90から分離されて下方に落
下し、反払出し方向に走行している払出し・回収並用の
搬送ベルト93.93と入れ子状態となっているため紙
幣P・・・は端部を揃えた状態に整然と集積されること
になる。
このように指定の金額が出金庫43,4.4から取出さ
れて一時集積部91に集積された紙幣Pが全て重ね取り
のない正紙幣でおり、しかも主制御部201においてカ
ウンタのカウント結果と設定金額とが一致した場合には
出金搬送系の搬送ベルトの搬送が一時停止する。このと
き羽根車90゜90の回転も出金搬送路系の搬送ベルト
が停止することにより停止する。
上記−時集積部91に支払う紙幣がすべて集積されると
同時に、主制御部201はCRT表示部7で「お支払い
出来ます、伝票をお取り下さい」という操作案内を表示
せしめる(ST76)。ついで、利用客は案内に従って
伝票を取出す(ST76)。この取出しに応じて、主制
御部201はカードによる取引から判断しく5T77)
、カードによる取引の場合、CRT表示部7で「カード
をお取り下さい」という操作案内を表示せしめる(ST
77”)。ついで、利用客は案内にしたがってカードを
取出す(ST78)。このとき所定時間以上カードを取
出さない場合、後述する回収動作が行われる。また、通
帳による取引の場合、主制御部201は通帳が十分使え
るか否か判断し、十分使えない場合CR7表示部7で「
通帳をお取り下さい」という操作案内を表示せしめ(S
T81)、十分使える場合CR7表示部7で「通帳は十
分に使えます、通帳をお取り下さい」という操作案内を
表示せしめる(ST82)。ついで、利用客はその案内
にしたがって通帳を取出す(ST83)。このとき所定
時間以上通帳が取出されない場合、後述する回収動作が
行われる。そして、カード或いは通帳の取出しに応じて
主制御部201はCRT表示部7で「現金をお取り下さ
い」という操作案内を表示せしめる(ST79)ととも
に、出金機構22に対して現金排出信号を出力する。す
ると、出金機溝22は分離ストッパ92゜92が回動し
て一時集積部91に集積された紙幣P・・・を払出し回
収兼用の搬送ベルト93.93に押付けるとともに上記
搬送ベルト93.93が払出し方向に走行し、−時集積
部91に集積されていた紙幣Pが一括して取出され紙幣
取出口11側に搬送される。ついで、この紙幣Pの先端
が紙幣検出器105を検出した時、シャッタ104がソ
レノイド103によって開かれ、俊端が紙幣検出器10
2で検出したところで搬送動作が停止し、紙幣Pの先端
が紙幣取出口11に突出した状態かつ俊端側が搬送ベル
ト93.93とピンチローラ100とによって挟まれた
状態で利用客に対して払出しが行われる(ST84)。
この後、主制御部201は取引データの累計処理を行う
(ST85)。そして、利用客により現金が取出される
と(ST86)、主制御部201は取引を終了し、次の
利用客待ちとなる。このとき、所定時間経過しても現金
の取出しが行われないとき、主制御部201は現金を回
収する(ST87)。
上記したように、カードまたは通帳を排出した後、所定
時間経過しても俵取りが行われなかった場合、つまり利
用客がカードあるいは通帳を後取らずに忘れて帰ってし
まった場合、主制御部201はカード読取装置21ある
いは通帳読取印字装置23とプリントコントローラ20
3、出金@構22に回収信号を出力する。これにより、
カード読取装置21あるいは通帳読取印字装置23はカ
ードあるいは通帳を機体内に取込み、回収庫に回収し、
プリントコントローラ203はドライバ206,207
を用いて通帳、伝票、ジャーナルにそれぞれ「取消」を
印字せしめ、出金機溝22は一時集積部91に集積され
ている紙幣Pを紙幣リジェクト庫110へ収納せしめる
。このようにして、各種媒体をすべて回収もしくは放出
し、次の取引を実行できる状態にする。しかしながら、
この利用客に対する取引はすでに、中央処理装置221
の取引情報ファイル224内の取引情報が更新されてい
るのにかかわらず実際には利用客へ現金が渡っていない
ことになる。このため、主制御部201はホストコンピ
ュータ223に対し、直前の取引の取消電文を送信する
。これにより、ホストコンピュータ223は、その利用
客に対する取引情報ファイル224内の取引情報を上記
取引を行う前の状態に戻す。
また、現金を紙幣取出口11に排出してから所定時間経
過しても利用客により抜取られなかった場合、主制御部
201は出金機構22に回収信号を出力する。すると出
金機構22は紙幣取出口11にある紙幣Pを紙幣回収庫
101へ回収する。
この場合、紙幣Pは利用客によって火取られることがで
きる状態におるため、たとえ回収したとしても放出した
金額のすべてが回収できたという保障がない。したがっ
て、主制御部201は取消伝文のホストコンピュータ2
23への送信は行わず、次の利用客待ちとなる。なお、
上記通帳、カード、現金の回収動作は第9図(m)のフ
ローチャートに示すステップ187乃至ステップ203
の各処理が行われるようになっている。
前記送受信により得られたメツセージ内の取引状態をチ
ェックした際(ST73)、取引が不成立の場合、主制
御部201はCRT表示部7で不成立の原因を案内表示
たとえば口座が見当らない、盗まれたカード、リクエス
ト許可できない、という案内を行い、かつ取消ボタンの
投入を示す表示を行う(ST204)。この後、所定時
間経過しても取消ボタンが投入されない場合、カードあ
るいは通帳の回収動作が行われる。そして、利用客が操
作案内にしたがって取消ボタンを投入すると(ST20
5)、主制御部201はCRT表示部7で「メツセージ
を取消します、伝票を取出して下さい」という操作案内
を表示せしめる (ST206)とともに、伝票を伝票
取出口10から排出せしめる。上記操作案内は無条件で
一定時間表示される。これは、利用客がCRT表示部7
の表示を読まずに伝票を扱き取っても、所定時間内であ
れば読むことを可能とするためである。また、伝票を抜
取ることを忘れたとしても次のステップへ進むためでも
ある。一定時間上記操作案内を行った後、主制御部20
1は前記メツセージ内の通帳回収フラグ、カード回収フ
ラグをチェック、そのフラグの表示にしたがって、カー
ドまたは通帳を回収または返却せしめる。上記動作は第
9図(0)に示すステップ213乃至222に示すよう
になっている。
ところで、前記種目選択時に預金つまり封筒預りに対す
るキーを投入すると、主制御部201はカードが挿入さ
れたかチェックしく5T88)、カードが挿入されてい
る場合、口座番号の状態をメツセージ内の状態信号によ
りチェックする(ST89)。状態信号がクレジット口
座で預金が許可されない場合(“Xl”)、主制御部2
01はCRT表示部7で「クレジットカードの口座で許
可できません、取消ボタンを投入して下さい」という操
作案内を表示しくST91 ) 、銀行が認め−られな
い場合、「銀行が認められません、取消ボタンを投入し
て下さい」という操作案内を表示する(ST93)。こ
れらの案内の後、所定時間経過何も操作されないとき、
カード返却動作が行われる。しかし、上記案内にしたが
って利用客が取消ボタンを投入する(ST92)、主制
御部201はカード排出動作を行う。また、預金の可能
な口座の場合(“”XO”)、aるいは通帳が挿入され
ている場合、主制御部201はCRT表示部7で「金額
を投入して下さい」という操作案内を表示せしめる(S
T94)。その後、所定時間以上操作が行われないとき
、カードあるいは通帳の回収動作が行われる。
そして、利用客が操作案内に応じてキーボード6により
預金金額を投入すると(ST95)、主制御部201は
「預金金額の確認を行って下さい」という操作案内をC
RT表示部7で表示せしめる。
この後、所定時間経過しても何も操作されないとき、カ
ードおるいは通帳の返却動作が行われる。
しかし、上記案内にしたがって利用客が取消ボタンを投
入すると、主制御部201はカードあるいは通帳の排出
動作を用い、確認ボタンを投入すると、主制御部201
は口座番号や機体番号とともに入力された金額データを
プリントコントローラ203に出力し、伝票へ印字せし
め(ST98)、その伝票を伝票発行口10から放出せ
しめる(ST99)。この伝票の放出により、主制御部
201はCRT表示部7で[封筒を取出し、伝票と現金
(小切手、手形〉を封筒に入れ封をした後、封筒を挿入
して下さい」という操作案内を表示せしめる(ST10
0)とともに、封筒処理装置24にロック解除信号を出
力する。すると、封筒処理装置24はソレノイド159
を励磁することにより連結レバー161が下方へ移動し
、ロックアーム155が突部163aを支点として矢印
d方向へ回動せしめる。これにより、ロックアーム15
5がロックづめ158aと係合しなくなり、封筒取出し
のロックが解除される。上記表示案内ののち、所定時間
経過しても何も操作されないとき、カードあるいは通帳
の返却動作が行われる。
しかし、利用客が案内にしたがって、ハンドル8を引く
と、封筒取出し板158により1通の封筒が開口部15
4から排出される。ついで、利用客はこの封筒に伝票と
小切手、手形あるいは贋金を封入し、封筒挿入口9に挿
入する(ST101)。
すると、封筒検出器170の検出信号により主制御部2
01はソレノイド159を消勢することにより、連結レ
バー161が上方へ移動し元の位置に復帰する。この連
結レバー161の移動にともなってロックアーム155
が矢印C方向へ回動することにより、ロックアーム15
5とロックづめ158aが係合する。この結果、ハンド
ル8による゛封筒取出しが禁止される。そして、封筒検
出器171により封筒が検出されたとき、モータ176
を停止する。ところで、封筒挿入時、厚さ検出器200
から検出信号が出力されると、主制御部201は封筒が
規定の厚さ以上であると判断しく5T101 )、CR
T表示部7で「封筒が厚すぎて処理できません、取消を
押して最初からやり直して下さい」という操作案内を表
示せしめる(ST”102)。その後、所定時間経過し
ても取消ボタンが投入されない場合、カードおるいは通
帳の回収動作を行い、所定時間内に取消ボタンが投入さ
れた場合カードあるいは通帳の返却動作を行う。ここで
所定時間内に封筒が恢取られない場合、厚過ぎる封筒は
回収不能でおるため、この装置の封筒挿入口9に放置さ
れる。
この場合にこの装置の係員は、制御パネル28の操作ボ
タン230を押下する(、5T301)。
すると、封筒ffi理装置24の電気系統の機能が主制
御部201の制御により切り離され、かつ、ほかの各装
置の機能は継続される。(ST302)。
係員はこの段階で封筒処理装置24のユニットを引き出
しく5T303)、厚過ぎる封筒を除去する(ST30
4)。その後、封筒処理装置243のユニッi・を元に
戻しその機能を復旧させる(ST305)。
一方、封筒が封筒処理装置24に正常に取込まれると(
ST101 ””) 、主制御部201はホストコンピ
ュータ223と交信する(ST104)。
この交信動作は前述した支払取引の場合とほぼ同様であ
り、それに封筒の排出処理(ST258〜5T260>
および封筒の回収処理(ST266゜267)を加えた
ものとなっている。したがって主制御部201はホスト
コンピュータ223から受信したメツセージにしたがっ
て、ジャーナル、伝票、通帳を印字せしめる。この場合
、前述した支払取引と異って、取引データは通帳に印字
されず、未記帳分の印字データのみ印字される。これは
、封筒による預金でおるため、封筒の中身が利用客によ
り入力した金額と一致するか否かのチェックができない
ため、ホストコンピュータ223による取引情報ファイ
ル224内の取引情報の交信が行われず、通帳に対する
その取引の印字が行われることはない。
そして、交信が終了すると、主1tilJ御部201は
メツセージ内の取引状態信号により、上記取引が受付け
られたか否かチェックしく5T105)、受付けられな
かった場合、支払取引と同様なりジエクト処理を行うが
、封筒を返却するか回収するかをメツセージ内の封筒回
収フラグが“1″か11011かの指示に従う  (S
T209乃至5T212)。また、取引が受付けられた
場合、主制御部201は封筒処理装@24へ印刷および
収納信号を出力する。これにより、封筒処理装置24は
印刷部168でスタンプを印刷したのち、その封筒を封
筒収容ホッパ169に収納せしめる。
つぎに、主制御部20”lはCRT表示部7で「預金を
受付けました、伝票をお取り下さい」という操作案内を
表示せしめる(ST141 )。この案内にたがって利
用客は伝票を取化し (ST142)、この取出しに応
じて主制御部201はカードによる取引か判断する(S
T143)。カードによる取引の場合、CRT表示部7
で「カードをお取り下さい」という操作案内を表示せし
める(ST144)。利用客は案内に従ってカードを取
出す(ST145)。このとき所定時間以上刃−ドが取
出されない場合、回収動作が行われる。
又、通帳による取引の場合、主制御部201は通帳が十
分使えるか否か判断し、十分使えない場合、CRT表示
部7で「通帳をお取り下さい」という操作案内を表示せ
しめ(ST’147)、十分使える場合CRT表示部7
で「通帳十分に使えます通帳をお取り下さい」という操
作案内を表示せしめる(ST148)。ついで利用客は
その案内にしたがって通帳を取出す(ST149)。こ
のとき、所定時間経過しても通帳が取出されない場合、
回収動作が行われる。上記伝票取出し案内時、主制御部
201は伝票の火取りチェックは行わず所定時間待った
後、カードまたは通帳の取出しを表示せしめ、カードま
たは通帳を排出している。また、上記カードあるいは通
帳の回収時、支払取引と異なり、ホストコンピュータ2
23に対する取消電文の送信は行わない、つまりすでに
預金取引は成立しており、入金されたお金も預っている
ため、ホストコンピュータ223と自動取引装置の整合
が取れているからである。
つぎに、前記種目選択時に振替振込取引に対するキーボ
ード6を投入すると、主制御部201はカードの挿入か
チェックしく5T117)、カードの場合、クレジット
口座か否かチェックする(ST118)。ざらに、主制
御部201はクレジット口座でない場合それを第1の口
座番号つまり概替先口座とし、その口座状態をメツセー
ジ内の状態信号により支払不可などをチェックする(S
T119)。状態信号により、主制御部201はその口
座による振替振込が許可されないと判断した場合(ST
120> 、CRT表示部7で「その口座を許可しまぜ
ん、取消ボタンを投入して下さい」という操作案内を表
示せしめる(ST121>。これらの案内の後、所定時
間経過しても取消ボタンが投入されないとき、カード回
収動作が行われ、時間内に取消ボタンが投入されたとき
(ST122> 、取出し動作を行う。また、主制御部
201により振替振込の許可される口座であると判断す
ると(ST120> 、主制御部201はCRT表示部
7で「振込先の口座を下の口座から選択して下さい」と
いう操作案内と前述した口座照会によって得られた口座
のうち、第10座番号およびクレジット口座以外の口座
に対する振込先口座選択キーの指示と「その他」という
項目を表示せしめる(ST124)。その後、所定時間
以上操作が行われないとき、カードの回収動作が行われ
る。そして、利用客が案内にしたがって第2の口座番号
つまり振込先口座を選択すると(ST125)、主制御
部201は口座状態をチェックしく5T128>、入金
禁止の口座が選択された場合、取引を中断する(ST1
29,5T130)。
また、主制御部20”Iが通帳による取引であると判断
した場合(ST117)、口座照会により得られた口座
番号が1つだけの場合(ST123)、あるいは上記第
2の口座番号の選択で利用客が“その他″を選択した場
合(ST127)、主制御部201はCRT表示部7で
「振込先口座をキー人力して下さい」という操作案内を
表示せしめる(ST131)。この案内に応じて利用客
はキーボード6により口座番号を入力すると (ST1
32)、その口座番号が振込先つまり第20座番号とな
る。この後、あるいは選択口座が正常であった場合、主
制御部201はCRT表示部7で「金額を投入して下さ
い」という操作案内を表示せしめる(ST134)。こ
の案内で利用客が金額を投入すると(ST135)、主
制御部201はCRT表示部7で「チェック確認して下
さい」という案内を表示せしめる(ST137)。しか
し、上記案内にしたがって利用客が取消ボタンを投入す
ると、主制御部201はカードあるいは通帳の排出動作
を行い、確認ボタンを投入すると、主制御部201はホ
ストコンピュータ223と交信する(ST138)。な
お、上記操作案内時(ST131,134,136>、
所定時間経過しても何も操作されないときカードあるい
は通帳の回収動作が行われる。上記交信動作以後は紙幣
の払出し以外は前述した支払取引の場合と同様に動作す
る。
又、主制御部201は最初に選ばれた口座番号がクレジ
ット口座と判断した場合(ST118)、それを第1の
口座番号つまり撮込先口座とし、他に多くの口座が存在
するかチェックする(ST150)。このチェックの結
果、存在しない場合主制御部201はCRT表示部7で
「リクエスト進行できません」という操作案内を表示せ
しめ(ST’l 54) 、取消ボタンの投入により取
出し動作が行われる。また、多くの口座が存在する場合
、主制御部201はCRT表示部7で[振替先の口座を
下の口座から選択して下さい」という操作案内と振替先
口座選択キーの指示とを表示せしめる(ST151)。
その後、所定時間経過しても操作が行われないとぎ、カ
ード返却動作が行われる。
上記案内により利用客が口座番号つまり振替先口座を選
択すると(ST152>、主制御部201は口座状態を
チェックしく5T153>、出金禁止の口座が選択され
た場合、取引を中断し、(ST121.ST122) 
、取引が許可された場合、CRT表示部7で「金額を投
入して下さい」という操作案内を表示せしめる(ST1
34)。以後上記振替振込動作と同様に動作する。
したがって、第10座番号がクレジット口座の場合は、
第20座から第10座へ振替振込が行われ、第10座番
号がクレジット口座以外の場合は第10座から第20座
へ振替振込が行われる。これらの方法により利用客は自
分の口座間で]辰替を行う場合、口座番号の数値を直接
キーボード6から入力する必要なく、CRT表示部7に
表示された口座番号から1つを選択すれば良く、非常に
簡単になる。
つぎに、前記種目選択時に残高照会取引あるいは通帳記
入取引に対するキーボード6を投入すると、主制御部2
01はホストコンピュータ223と交信を行う。この交
信の結果を通帳、伝票、ジャーナルに印字する。残高照
会取引の場合、主制御部201は伝票を放出する前にC
RT表示部7で残高を表示せしめ、利用客に対して次の
取引を継続するか否かを選択せしめる。もし、利用客が
継続を選択した場合、主制御部201は伝票を放出した
後、前述の取引種目選択ステップ (ST45)に戻り
カードを退却することなく次の取引を有効とせしめる。
但し、このときの残高照会取引は無効とする。また、通
帳更新取引および残高照会取引で利用客が継続する意志
がない時、主制御部201は伝票を放出し、通帳または
カードを返却して取引を終了する。上記動作は第9図(
k)のフローチャートに示す5T156〜5T171の
処理が行われるようになっている。
つぎに、前記種目選択時に通帳要求取引に対するキーボ
ード6を投入すると、主制御部201はホストコンピュ
ータ223と交信を行う (ST172)。すると、ホ
ストコンピュータ223はその口座に対応する取引情報
ファイル224内の2飄エリアに通帳要求を記憶してお
く。そして、主制御部201が取引を受付けたと判断し
く5T173)、メツセージ内の状態信号をチェックし
く5T174)、明細書要求OKを判断したとき、CR
T表示部7で「町田要求OK、伝票を取出して下さい」
という操作案内を表示せしめる(ST177)。この案
内に応じて利用客が伝票を取出すと(ST178)、主
制御部201はカードあるいは通帳の取出し動作を行わ
せしめる (ST179〜182)。また、小切手帳要
求、明細書要求も上記通帳要求の場合と同様に動作する
本発明は上述した実施例に限定されるものでなくその要
旨の範囲内で種々の変形が可能でおる。
例えば、上述した実施例では厚過ぎる封筒を除去する場
合について説明したが、この他長過ぎるカードや形状の
異なる通帳等が回収不能のまま放置された場合にも同様
に適用できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、この装置の所定の
位置に保持されたままの回収不能な取引用媒体を随時別
器障害を起すことなく容易に除去することができる自動
取引装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の外観斜視図、第2図、第
3図はそれぞれ同装置の断面図、第4図はカード読取装
置の概略を示す断面図、第5図は出金機構の断面図、第
6図は通帳読取印字装置の断面図、第7図(a)は封筒
処理装置の断面図、第7図(b)は一部を切断した封筒
発行装置の斜視図、第8図は電気系統を示すブロック図
、第9図(a)乃至(S>は動作を説明するためのフロ
ーチャート、第10図はCRT表示部における表示例を
示す平面図である。 21・・・カード読取装置、22・・・出金機構、23
・・・通帳読取印字装置、 24・・・封筒処理装置、 25・・・伝票発行装置、28・・・制御パネル、23
0・・・操作ボタン。 第11図 第8因 第9r!A(h) 第91(K)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)取引用媒体の取込、返却及び回収機能を有し、入
    金、出金等の取引を自動的に行う自動取引装置いおいて
    、この装置に取込まれ返却される回収不能な取引用媒体
    を随時この装置の進行状態を妨げることなく除去し得る
    機能を有することを特徴とする自動取引装置。
  2. (2)前記回収不能な取引用媒体は、長すぎるカード、
    厚過ぎる封筒、形状の異なる通帳等である特許請求の範
    囲第1項記載の自動取引装置。
JP61227381A 1986-09-26 1986-09-26 自動取引装置 Pending JPS6382593A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61227381A JPS6382593A (ja) 1986-09-26 1986-09-26 自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP61227381A JPS6382593A (ja) 1986-09-26 1986-09-26 自動取引装置

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ID=16859918

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JP61227381A Pending JPS6382593A (ja) 1986-09-26 1986-09-26 自動取引装置

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