JPS6380700A - Ｆｍマルチプレツクス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、外部スイッチによりモノラルからステレオに
切換えた時に発生する異音を防止する手段を備えたＦＭ
マルチフレックス装置に関するものである。

従来の技術 一般に、ＦＭのコンポジット信号を復調するＦＭマルチ
フレックス装置は、第２図に示すように入力端子１から
のコンポジット信号と１９ＫＨｚ信号が加えられる同期
検波器２と、この同期検波器２からの出力信号が加えら
れるフィルタ３と、このフィルタ３を介した同期検波出
力と３８ＫＨｚ信号が加えられるステレオ復調回路４と
、上記１９　ＫＨｚ信号と３８ＫＨｚ信号を発生するＰ
ＬＬ回路５とより構成されていた。そして、ＰＬＬ回路
５はコンポジット信号が加えられる位相比較器６と、こ
の位相比較器６からの出力がフィルタ７を介して加えら
れる電圧制御発振器８と、この電圧制御発振器８からの
出力を％分周する分周器９，１０を有し、上記分周器９
より３８ＫＨｚ信号を、上記分周器１０より１９ＫＨｚ
信号を得、この１９ＫＨｚ信号を上記位相比較器６に加
えるより構成されている。

このＦＭマルチフレックス装置の同期検波器は、第３図
に示すように互に逆極性のトランジスタＱ、。

Ｑ２　およびＱ３．Ｑ４より構成されるスイッチ回路１
１．１２にそれぞれ抵抗Ｒ１，Ｒ２を介して逆極抗Ｒ３
，Ｒ４を介してａ、　　ｂ点に検波出力を取り出し、こ
のａ、　　ｂ点の出力信号を抵抗Ｒ６，Ｒ６を介して差
動増幅器を構成するトランジスタＱ５．Ｑ６に加えるよ
うに構成されており、上記ａ、　　ｂ点間にコンデンサ
Ｃ１が結合されている。そして、モノラルとステレオの
切換えのためにＰＬＬ回路５を構成する電圧制御発振器
８に強制モノラル端子１３を設けていた。

このような構成のＦＭマルチフレックス装置では、外部
スイッチにより強制モノラル端子１３に正電圧を印加し
たとき、電圧制御発振器８の発振動作が停止してモノラ
ルモードとなり、一方、強制モノラル端子１３に正電圧
を印加しないとき、電圧制御発振器８が発振動作してス
テレオモードとなるものであった。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来装置では、強制モノラル端子１３に
電圧を印加し、原発振（７６ＫＨｚ）を停止させ、モノ
ラルモードにした時、そのタイミングによっては、％分
周器１０を構成するフリップフロップの出力Ａ及びＢ（
ＡとＢとは互いに逆位相）が高電位、低電位のどちらで
静止するかが決まらず、従って、ａ点、ｂ点の電位も決
まらず、たまたまステレオ復調回路を駆動するａ点の電
位がモノラル時に高電位で静止すると、それがステレオ
時の６点の電位（はぼｏＶ）よりも高い為、モノラルか
らステレオに切換えたときにａ点の電圧が一瞬に下がり
、この電圧変化が復調回路に洩れ、異音を発生するとい
う問題点を有していた。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものでｓｂ
、モノラルからステレオ切換時の異音の発生を防止する
事ができるＦＭマルチフレックス装置を提供することを
目的とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明のＦＭマルチフレックス装置は、上記問題を解決
するため、同期検波器の復調回路駆動側の出力（ａ点）
にトランジスタのコレクタを接続し、そのトランジスタ
のエミッタをアースに、ペースを抵抗を介して強制モノ
ラル端子に接続したスイッチング手段を付加したことを
特長とするものである。

作　　用 本発明は、同期検波器の復調回路駆動側の出力（ａ点）
に強制モノラル電圧により駆動するトランジスタによる
スイッチング回路を接続することにより、モノラル時に
ａ点をアースに落とすことが可能で、モノラルからステ
レオ切換時の異音を防止することができることとなる。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図はラジオ受信機に適用した例を示すものである。

第１図に於いて、第３図と異なるところは、同期検波器
２の復調回路駆動側の出力（ａ点）はトランジスタＱ７
のコレクタを、そのトランジスタＱ７のエミッタをアー
スに、ベースを抵、抗Ｒ７を介して強制モノラル端子１
３にそれぞれ接続したスイッチング回路１４を挿入した
ことである。

このような構成に於いて、モノラル時に強制モノラル端
子１３に正電圧が印加されると、トランジスタＱ７が飽
和してａ点はほぼＯＶとなり、ステレオ時の電圧とほぼ
等しくなり、モノラルからステレオへの切換え時の電圧
変化がなくなり、異音を防止できる。しかもステレオ時
にはトランジスタＱ７は０ＦＦＩ、、ステレオモードへ
の悪影響を与えることはない。

発明の効果 以上のように本発明のＦＭマルチフレックス装置は、ト
ランジスタとペース抵抗とから成るスイッチング回路を
強制モノラル電圧で駆動する事により、同期検波器の復
調回路駆動側の出力点の電位をモノラル時とステレオ時
にほぼ等しくし、モノラルからステレオへの切換え時の
電圧変化を小さくし、その切換え時の異音を防止する事
が出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に於けるＦＭマルチフレック
ス装置の同期検波器周辺の回路図、第２図は従来のＦＭ
マルチフレックス装置を示すブロック図、第３図はその
周期検波器周辺の回路図である。 Ｑ７・・・・・・トランジスタ、Ｒ７・・・・・・抵抗
、１４・・・・・・スイッチング回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＦＭコンポジット信号が入力され、ＰＬＬ回路からの１
   ９ＫＨｚ信号でスイッチングされる同期検波器と、この
   同期検波器の出力がフィルタを介して入力され、上記Ｐ
   ＬＬ回路からの３８ＫＨｚ信号でスイッチングされるス
   テレオ復調回路を備え、上記ＰＬＬ回路を構成する７６
   ＫＨｚ信号を発生する電圧制御発振器に設けた強制モノ
   ラル端子に外部スイッチにて正電圧を印加するかしない
   かによりモノラルモードとステレオモードの切換えを可
   能としたＦＭマルチフレックス装置であって、上記同期
   検波器の復調回路駆動側出力端にコレクタが接続され、
   アースにエミッタが接続され、かつ上記強制モノラル端
   子に抵抗を介してベースが接続されたトランジスタで構
   成されるスイッチ回路を付加したことを特徴とするＦＭ
   マルチフレックス装置。