JPS638000A - 押花を用いた装飾物およびその製作方法 - Google Patents
押花を用いた装飾物およびその製作方法Info
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Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Adornments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は面状発熱体を応用した押花器具で作られた自然
の色を残した押花を長期間保存し、装飾品への使用や、
学術的標本への利用を可能にする方法を提供するもので
ある。
の色を残した押花を長期間保存し、装飾品への使用や、
学術的標本への利用を可能にする方法を提供するもので
ある。
簡便・迅速に自然の色を残した押花が得られるようにな
ったが、得られた押花を長期間変化させないで保存する
方法がなく、押花を長期間保存する方法が求められてい
た。
ったが、得られた押花を長期間変化させないで保存する
方法がなく、押花を長期間保存する方法が求められてい
た。
従来の押花の保存には、単に紙・布の上に固定するか又
は更にその上を透明フィルムやガラスで覆う方法が用い
られていた。
は更にその上を透明フィルムやガラスで覆う方法が用い
られていた。
この方法では、空気の遮断性が劣るので高温・多湿の環
境では変色したりカビが発生することがあり装飾品とし
ての価値や学術的価値を低下させることがあった。
境では変色したりカビが発生することがあり装飾品とし
ての価値や学術的価値を低下させることがあった。
又、平面のまま保存されるので装飾品として立体観に欠
C7るものであった。
C7るものであった。
本発明は上記従来の問題点を解決する手段として、囲い
を設けた平板又は窪みのある皿、盆に押花を接着剤で仮
止めした後、紫外線硬化型樹脂を注入し、紫外線を照射
して重合硬化させることを特徴とする、押花を長期間変
化させないで保存する方法を提供するものである。
を設けた平板又は窪みのある皿、盆に押花を接着剤で仮
止めした後、紫外線硬化型樹脂を注入し、紫外線を照射
して重合硬化させることを特徴とする、押花を長期間変
化させないで保存する方法を提供するものである。
本発明は、囲いを設は液状樹脂の流動を制限した平板や
窪みのある皿、盆の表面に押花を接着剤で仮止めした後
、紫外線硬化型樹脂を気泡を巻き込まないように注入し
押花を埋没させる。この場合、押花の固定していない部
分が少し浮上り、上から見ると立体的に感じられる。次
に紫外線を照射して重合硬化させる。
窪みのある皿、盆の表面に押花を接着剤で仮止めした後
、紫外線硬化型樹脂を気泡を巻き込まないように注入し
押花を埋没させる。この場合、押花の固定していない部
分が少し浮上り、上から見ると立体的に感じられる。次
に紫外線を照射して重合硬化させる。
数10秒以内で重合硬化が完了するが、重合時に温度が
65°Cよりも高くなると、押花が変色する場合がある
ので、紫外線硬化型樹脂の重合熱、使用量、及び重合硬
化時の冷却方法に注意する必要がある。
65°Cよりも高くなると、押花が変色する場合がある
ので、紫外線硬化型樹脂の重合熱、使用量、及び重合硬
化時の冷却方法に注意する必要がある。
このようにして、押花の固着が短時間で行なわれ、得ら
れたE+?物は空気遮断性があるので高温、多湿の環境
条件下でも変色やカビの発生がない。又、紫外線硬化型
樹脂を注入すると、押花の固定していない部分が少し浮
上るが、その状態で重合硬化するので立体的な感じを与
える装軒物となり、装飾性を更に向上させる。
れたE+?物は空気遮断性があるので高温、多湿の環境
条件下でも変色やカビの発生がない。又、紫外線硬化型
樹脂を注入すると、押花の固定していない部分が少し浮
上るが、その状態で重合硬化するので立体的な感じを与
える装軒物となり、装飾性を更に向上させる。
本発明に用いる材料の内、押花を固定する対象としては
、ガラス、陶磁器、プラスチックス、金属1石材、木等
が望ましい。
、ガラス、陶磁器、プラスチックス、金属1石材、木等
が望ましい。
窪みのある皿、盆の形状では窪みの部分Cζ押花を仮止
めして紫外線硬化型樹脂を注入する。窪みのない平板で
は硬化前は液状である紫外線硬化型樹脂の流動を制限す
るため上記の同一の材質あるいは他の材質のもので囲い
を設け、その中に同様に押花を仮止めして紫外線硬化型
樹脂を注入する。
めして紫外線硬化型樹脂を注入する。窪みのない平板で
は硬化前は液状である紫外線硬化型樹脂の流動を制限す
るため上記の同一の材質あるいは他の材質のもので囲い
を設け、その中に同様に押花を仮止めして紫外線硬化型
樹脂を注入する。
紫外線を照射して重合硬化させるが、平板で使用した囲
いを重合硬化後除去する場合は、離型処理した囲いを用
いる。
いを重合硬化後除去する場合は、離型処理した囲いを用
いる。
押花の仮止めに用いる接着剤としては室温乾燥型、室温
硬化型の無溶剤系、有機溶剤系、及びエマルジョン系の
接着剤が用いられる。
硬化型の無溶剤系、有機溶剤系、及びエマルジョン系の
接着剤が用いられる。
紫外線硬化型樹脂は粘度、硬化性、および硬化後の物性
(付着性、硬度、透明性等)から選択される。又、紫外
線硬化型樹脂には、硬化前に人体と接触するとカブレを
生じる性質を持つものもあるので、カブレの可能性を示
す皮膚−次刺激指数の値の小さいものが好ましい。以上
の条件を満たすものとしてポリオールポリアクリレート
、変性ポリオールポリアクリレート、ポリエステルアク
リレート等のポリアクリレートやスピロアセクール樹脂
がある。
(付着性、硬度、透明性等)から選択される。又、紫外
線硬化型樹脂には、硬化前に人体と接触するとカブレを
生じる性質を持つものもあるので、カブレの可能性を示
す皮膚−次刺激指数の値の小さいものが好ましい。以上
の条件を満たすものとしてポリオールポリアクリレート
、変性ポリオールポリアクリレート、ポリエステルアク
リレート等のポリアクリレートやスピロアセクール樹脂
がある。
囚 ポリアクリレートの代表的なグレード・・・東亜合
成化学工業■製品のアロニックスジリーズOアロニック
スM−220(ポリオールポリアクリレート)070ニ
ックスM−210(変性ポリオールポリアクリレート)
070ニソクスM−6300,M−6500(ポリエス
テルアクリレート) 070ニックスM−315(イソシアヌール酸骨格のポ
リアクリレート) 03) スピロアセタール樹脂の代表的なグレード・
・・昭和高分子鰯製品のスピラックシリーズ 0スピラツク T−502 0スピラツク T−510 スピラックシリーズは、紫外線硬化性を促進する増感剤
が添加されているが、アロニックスジリーズの場合ベン
ゾフェノンやベンゾインエチルエーテル等の増感剤を紫
外線硬化型樹脂100重量部に対して0.1〜5重量部
添加する必要がある。 ・紫外線照射による硬化は
市販の紫外線照射装置や太陽光で行なわれる。
成化学工業■製品のアロニックスジリーズOアロニック
スM−220(ポリオールポリアクリレート)070ニ
ックスM−210(変性ポリオールポリアクリレート)
070ニソクスM−6300,M−6500(ポリエス
テルアクリレート) 070ニックスM−315(イソシアヌール酸骨格のポ
リアクリレート) 03) スピロアセタール樹脂の代表的なグレード・
・・昭和高分子鰯製品のスピラックシリーズ 0スピラツク T−502 0スピラツク T−510 スピラックシリーズは、紫外線硬化性を促進する増感剤
が添加されているが、アロニックスジリーズの場合ベン
ゾフェノンやベンゾインエチルエーテル等の増感剤を紫
外線硬化型樹脂100重量部に対して0.1〜5重量部
添加する必要がある。 ・紫外線照射による硬化は
市販の紫外線照射装置や太陽光で行なわれる。
かくして、安全・簡便にしかも数10秒以内に押花の甑
卿物が得られる。この蔑舞物は長期保存性に富むので自
然の色を残した押花の装飾品への使用や学術的標本への
利用を可能にする。
卿物が得られる。この蔑舞物は長期保存性に富むので自
然の色を残した押花の装飾品への使用や学術的標本への
利用を可能にする。
また、液状樹脂を注ぐだけで製作できるので素人にも手
軽にでき、重合熱が少なく押花に影響与えることなく、
押花の色・形状がそのまま保持でき、透明度がよく奥行
きのある美感が得られる。
軽にでき、重合熱が少なく押花に影響与えることなく、
押花の色・形状がそのまま保持でき、透明度がよく奥行
きのある美感が得られる。
以下、実施例に基づいて、本発明を説明する。
箱の内部に面状発熱体を設置し、箱の蓋を止め金具を固
定することにより、押圧をかける方法で押花を作る押花
器具で、摘み取ったばかりのパンジーの花弁をウール製
プレスフェルトの間にはさみ、51〜60°Cで16時
間押圧すると、自然な色を残したパンジーの良好な押花
が得られた。
定することにより、押圧をかける方法で押花を作る押花
器具で、摘み取ったばかりのパンジーの花弁をウール製
プレスフェルトの間にはさみ、51〜60°Cで16時
間押圧すると、自然な色を残したパンジーの良好な押花
が得られた。
この押花を窪み部の径が7C11!、深さが6HMの磁
製皿に、コニシー製木工用ボンドで仮止めした。
製皿に、コニシー製木工用ボンドで仮止めした。
次に東亜合成化学工業■製紫外線硬化型樹脂アロニック
スM−310100重量部に増感剤ベンゾインイソプロ
ピルエーテル1.5重量部を添加混合し、真空脱気する
。
スM−310100重量部に増感剤ベンゾインイソプロ
ピルエーテル1.5重量部を添加混合し、真空脱気する
。
この真空脱気した増感剤人すアロニックスM−310を
、上記の押花を仮止めした磁製皿の窪み部分に押花が埋
没する迄注入した。注入により、押花の、仮止めしてい
ない部分が少し浮上り、立体的な感じが得られた。
、上記の押花を仮止めした磁製皿の窪み部分に押花が埋
没する迄注入した。注入により、押花の、仮止めしてい
ない部分が少し浮上り、立体的な感じが得られた。
これらのものに、ウシオ電機■製紫外線硬化装置ミニキ
ュア450を用いて、照射距離25菌、照射時間20秒
の条件で紫外線を照射し、アロニックスM−310を重
合硬化させ、押花を固着させた。得られた固着物は、立
体的な押花となり装飾性に富むと同時に磁製皿への密着
性1表面硬度に優れたものであった。
ュア450を用いて、照射距離25菌、照射時間20秒
の条件で紫外線を照射し、アロニックスM−310を重
合硬化させ、押花を固着させた。得られた固着物は、立
体的な押花となり装飾性に富むと同時に磁製皿への密着
性1表面硬度に優れたものであった。
更に、この固着物を、温度40°C1相対湿度80%の
恒温恒湿槽に30日放置したが変化は認められなかった
。
恒温恒湿槽に30日放置したが変化は認められなかった
。
〔比較例、1〕
実施例、1に示した方法で得られたパンジーの押花を市
販の表面がガラスで枠がアルミ製の額縁に入れた。
販の表面がガラスで枠がアルミ製の額縁に入れた。
紫外線硬化型樹脂で固着した実施例、1の固着物に比較
すると立体感に欠けるものであった。
すると立体感に欠けるものであった。
又、これを温度40°C1相対湿度80チの恒温恒湿槽
に入れて7日間放置すると、温度、湿度の影響で押花の
色が変色した。
に入れて7日間放置すると、温度、湿度の影響で押花の
色が変色した。
〔実施例、2〕
実施例、1に示した方法で得られたパンジーの押花を縦
10cIIt、横10口、深さ7Hのメタアクリル樹脂
の容器内に東亜合成化学工業■製シアノアクリレート系
接着剤「ボンドアロファ■ペン型瞬間」を用いて仮止め
した。
10cIIt、横10口、深さ7Hのメタアクリル樹脂
の容器内に東亜合成化学工業■製シアノアクリレート系
接着剤「ボンドアロファ■ペン型瞬間」を用いて仮止め
した。
次に、真空脱気した昭和高分子■製、紫外線硬化型樹脂
スピラックT−510を仮止めした押花が埋没する迄、
注入した。
スピラックT−510を仮止めした押花が埋没する迄、
注入した。
注入により、実施例、1と同様に押花の仮止めしていな
い部分が少し、浮上り立体的な感じが得られた。
い部分が少し、浮上り立体的な感じが得られた。
これらを水平に保ちながら、紫外線の強い6月の晴天の
午後1時の太陽光を60秒照射しスピラソクT−510
を重合硬化させ、押花を固着させた。
午後1時の太陽光を60秒照射しスピラソクT−510
を重合硬化させ、押花を固着させた。
得られた固着物は立体的な押花となり装飾性に富むと同
時にメタアクリル樹脂製器への密着性1表面硬度に優れ
たものであった。
時にメタアクリル樹脂製器への密着性1表面硬度に優れ
たものであった。
第1図は本発明に係る一実施例を示す断面図である。
1・・・・・・器 材
2・・・・・・押 花
3・・・・・・紫外線硬化型樹脂
特許出願人 アロン化成株式会社
′1fJ7 区
Claims (2)
- (1)囲いを設けた平板又は窪みのある皿、盆に押花を
接着剤で仮止めした後、紫外線硬化型樹脂を注入し紫外
線を照射して重合硬化させる押花の製作方法 - (2)器材表面に押花を載置し、その表面を紫外線硬化
型樹脂で被覆したことを特徴とする装飾物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15199486A JPS638000A (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 | 押花を用いた装飾物およびその製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15199486A JPS638000A (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 | 押花を用いた装飾物およびその製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS638000A true JPS638000A (ja) | 1988-01-13 |
Family
ID=15530736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15199486A Pending JPS638000A (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 | 押花を用いた装飾物およびその製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS638000A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0240211U (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-19 | ||
JPH02178100A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-11 | Yasuo Toyomasu | 装飾体の製造法 |
JPH03103800U (ja) * | 1990-02-09 | 1991-10-28 | ||
JPH0441401A (ja) * | 1990-06-07 | 1992-02-12 | Sakai Mieko | 樹脂密封押花及びその製作方法 |
JPH07195040A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-01 | Sugino Mach Ltd | 洗浄装置 |
JP2021107517A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | ケーエスエム株式会社 | 光硬化性樹脂組成物及び光硬化型3次元立体造形物並びに光硬化型3次元立体造形物の作製キット |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56155800A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-02 | Mitsuko Hirayama | Ornamental body of flowering plant and its manufacture |
-
1986
- 1986-06-28 JP JP15199486A patent/JPS638000A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07195040A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-01 | Sugino Mach Ltd | 洗浄装置 |
JP2021107517A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | ケーエスエム株式会社 | 光硬化性樹脂組成物及び光硬化型3次元立体造形物並びに光硬化型3次元立体造形物の作製キット |
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