JPH02178100A - 装飾体の製造法 - Google Patents

装飾体の製造法

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JPH02178100A
JPH02178100A JP33533188A JP33533188A JPH02178100A JP H02178100 A JPH02178100 A JP H02178100A JP 33533188 A JP33533188 A JP 33533188A JP 33533188 A JP33533188 A JP 33533188A JP H02178100 A JPH02178100 A JP H02178100A
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JP
Japan
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layer
decorative
resin layer
adhesive composition
plant
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JP33533188A
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English (en)
Inventor
Yasuo Toyomasu
豊増 康生
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、装飾体の製造法に関するものである。
(従来の技Wt> 従来、ハガキ1色紙、タイル、陶器等の表面に草、花等
の乾燥植物を溶剤系またはエマルジョン系の接着剤で接
着し、その表面に透明樹脂フィルムを溶着被覆する装飾
体の製造法は一般に良く知られている。
しかしながら、透明樹脂フィルムを溶着被覆する際の加
圧によって乾燥植物が圧縮され、偏平化して立体感が喪
失される欠点があり。
しかも接着剤中に含まれた溶剤または水分によって乾燥
植物の色素が脱色されたり、接着剤乾燥時の加熱によっ
て乾燥植物が変色されたりして装飾性が著しく低下する
欠点があった。
(発明の解決しようとする問題点) この発明は植物の本来の色彩を長期に亘って保持し、し
かも立体感に優れた装飾体を簡単な方法によって提供し
ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、基1f!Jlの表面に装飾植物2を嫌気性
の接着組成物層3で付着させ、さらに透明な光硬化性の
樹脂組成物を塗布して装飾植物2を光硬化性の樹脂層4
で気密に封入被覆した後、光硬化性の樹脂層4を光硬化
するとともに接着組成物層3を嫌気硬化させることを特
徴とする装飾体の製造法を発明の要旨とするものである
この発明において基層lは、ハガキ、色紙、その他の紙
製品、布製品、皮革製品、木製品、合成樹脂製品、金属
製品、ガラス製品、陶器製品等の適宜材料で構成される
ものである。
そして基層1の表面に凹み11を形成しておき、この凹
み11に装飾植物2を付着封入被覆させるようにしてお
けば、接着組成物層3、塗布形成時並びに光硬化性の樹
脂層4塗布形成時にそれらが凹み11からはみ出す事が
なく、装飾体の製造作業が便利である。
そして基層1が1紙製品、布製品のように通気性の材料
で構成されている場合は、樹脂処理等によって空気が透
過しないようにしておくものとする。
この発明において、装飾植物2としては花、草、木の葉
等の天然の植物が使用され、そしてこれらの植物として
乾燥したものを使用すれば取扱いが容易で、付着作業、
被覆作業時に損傷されることがないので好都合である。
さらに装飾植物2として、予め嫌気性兼光硬化性の樹脂
組成物で処理し、その表面に塗着された樹脂層を光硬化
させるとともに、花びら等が多層に重なり光が透過しな
い装飾植物の内部間隙に流入された樹脂層を嫌気硬化さ
せたものを使用すれば、装飾植物2により一層の天然の
立体感を付与することができる。
この発明において嫌気性の接着組成物層3は、例えばポ
リエステルポリ(メタ)アクリレート、ポリオールポリ
(メタ)アクリレート、エポキシポリ (メタ)アクリ
レート、アクリル酸またはメタクリル酸とモノエポキサ
イドおよび酸無水物との反応生成物、分子中にカルボキ
シル基を有するモノ(メタ)アクリレート、末端エポキ
シ基を有するモノ(メタ)アクリレート、ポリウレタン
(メタ)アクリレート、ポリアミド(メタ)アクリレー
ト、フェノール化合物とオキサイド化合物との付加アル
コールのポリ (メタ)アクリレート等の1種または2
種以上の混合物を主成分とし。
これに嫌気硬化性重合開始剤としてジアシルパーオキサ
イド、パーオキシエステル、ジアルキルパーオキサイド
、ハイドロパーオキサイド、ケトンパーオキサイド等の
有機過酸化物を添加した無溶剤型の接着組成物で塗布成
形される。そしてこれらの接着組成物は、塗布後気密に
密封することによって空気中の酸素との接触を絶って重
合し、嫌気硬化して接着固定するもので、現在ネジ等の
ゆるみ止め、固着剤として一般に賞用されている。
この発明において使用される透明な光硬化性の樹脂組成
物としては例えばポリエステルポリ(メタ)アクリレー
ト、ポリオールポリ(メタ)アクリレート、エポキシ(
メタ)アクリレート、アクリル変性ポリブタジェン、ア
クリル変性ポリカーボネート、アクリル変性シリコン等
を主成分とし、これにベンゾイル系、アセトフェノン系
、ペンシールケタール系、ケトン/アミン系の光硬化性
重合開始剤を添加しさらに必要によって2−エチルへキ
シルアクリレート、ベンジルアクリレート、テトラヒド
ロフルフリルアクリレート等の単能性モノマーを希釈剤
として添加したもので構成され、これらは無溶剤型の液
状組成物である。
この組成物によって形成された樹脂層4は太陽光線、紫
外線、蛍光灯、低圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯
、キャノン灯、炭素アーク灯の活性光線の照射によって
数秒から数分の短時間で光硬化できるものである。
この発明において以上のようにして準備された材料を使
用し、まず最初に基層1の表面に嫌気性の接着組成物を
スプレー塗布、刷毛塗布、流し塗布、浸漬塗布等の手段
により塗布し、この上の規定の位置に装飾植物2を裁置
付着させた後、さらにこの装飾植物2の上に透明な光硬
化性の樹脂組成物をスプレー塗布、刷毛塗布、流し塗布
、浸漬塗布等の手段により塗布して装飾植物2を光硬化
性の樹脂層4で気密に封入被覆した後、太陽光線、紫外
線蛍光灯、低圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キ
ャノン灯、炭素アーク灯で活性光線を照射して光硬化性
の樹脂層4を光硬化すれば、装飾植物2が硬化した強靭
で透明な樹脂層で気密に被覆され、しかも装飾植物2を
基層1に付着している嫌気性接着組成物層3も、硬化し
た光硬化性の樹脂層4で大気から気密に遮断され、嫌気
硬化して、装飾植物2が基層1に強固に固着されること
になる、この発明において、嫌気性の接着組成物層3と
透明な光硬化性の樹脂層4とをポリエステルメタアクリ
レート、ポリオールメタアクリレート等の重合性(メタ
)アクリレート単量体とハイドロバーオキサイドのよう
な嫌気硬化性重合開始剤とベンジルジメチルケタールの
ような光硬化性重合開始剤と必要によって〇−スルホン
ベンズイミド、N、N’−ジメチルアニリン等の嫌気硬
化性重合促進剤を添加した透明な嫌気性兼光硬化性の同
一組成物で構成すれば、基層1の表面の規定の位置に装
飾植物2を適宜手段によって単に保持させておき、この
上に嫌気性兼光硬化性の組成物を流し塗布するだけで基
層1と装飾植物2との間に形成された間隙に樹脂組成物
を浸透させて、接着組成物層3を形成し、さらにこれを
連続して流し塗布することによって装飾植物2の上面に
樹脂層4を形成した後、樹脂層4を光硬化すれば、装飾
植物2で光照射が遮断された接着組成物層3は光硬化さ
れた樹脂層4で外気から気密に密封されることになるの
で嫌気硬化され、装飾植物2を基M1に固着することに
なる。従って製造工程が極めて簡略化できる。
(発明の作用効果) この発明は以上のように、装飾植物2を基層1に付着さ
せる接着組成物層3と装飾植物2を被覆する透明な樹脂
層4とがいずれも無溶剤型の組成物で構成されているの
で、従来のように溶剤によって装飾植物2の色素が脱色
されることがなく、しかも接着組成物層3の硬化ならび
に透明な樹脂層4の硬化に従来のように加熱加圧を必要
としないので、装飾植物が熱変色したり圧縮偏平化され
ることがなく装飾植物本来の色彩、立体感を呈した装飾
体を得ることができる。また樹脂層4を光硬化するだけ
で、透明な樹脂層4で接着組成物層3を嫌気硬化して装
飾植物2を基層1に固着して、透明な樹脂M4で気密に
被覆できるので製造が簡単で耐久性に優れた装飾体を得
ることができる。
(実施例) 中央部に凹み11を設けた陶器製のタイルを基層1とし
、この基層の凹み11に予め乾燥した3色すみれで構成
された装飾植物2を保持させ、この上にポリエステルジ
アクリレートを主成分として希釈剤としてテトラヒドロ
フルフリルメタクリレートを、嫌気硬化性重合開始剤と
してクメンハイドロパーオキサイドを嫌気硬化性重合促
進剤としてN、NジメチルPトルイジン、0−スルホン
ベンズイミドを添加した透明な嫌気性兼光硬化性の組成
物を流し塗布し、基層1と装飾植物2との間隙に侵入さ
せて接着組成物層3を形成するとともに接着組成物層3
に装飾植物2を付着させ、さらにこの組成物を流し塗布
し、装飾植物の花びら21.21・・・間の間隙に侵入
させ固着層211を形成し、さらに装飾植物2の上面に
この組成物を塗布して透明な樹脂層4を形成した後、高
圧水銀灯500ワツトを、照射距離101で20秒照射
して透明な樹脂層4を光硬化した後、室温で15分放置
して、接着組成物層3並びに花びら21.21・・・間
に侵入された固着層211を嫌気硬化させた。このよう
にして製造された装飾体は、この発明所望の効果を奏す
るものであった。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明によって製造された装飾体の要部断面図
である。 1、基層 2.装飾植物 211・・・固着層 4、樹脂層 符合の説明 11・・・凹部 21、花びら 3、接着組成物層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基層1の表面に装飾植物2を嫌気性の接着組成物層3で
    付着させ、さらに透明な光硬化性の樹脂組成物を塗布し
    て装飾植物2を光硬化性の樹脂層4で気密に封入被覆し
    た後、光硬化性の樹脂層4を光硬化するとともに接着組
    成物層3を嫌気硬化させることを特徴とする装飾体の製
    造法。
JP33533188A 1988-12-28 1988-12-28 装飾体の製造法 Pending JPH02178100A (ja)

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JP33533188A JPH02178100A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 装飾体の製造法

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JP33533188A JPH02178100A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 装飾体の製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015016563A (ja) * 2013-07-08 2015-01-29 成田商事株式会社 装飾方法及びその方法により装飾された物品

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61293277A (ja) * 1985-06-21 1986-12-24 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 嫌気性接着剤組成物
JPS62132984A (ja) * 1985-12-02 1987-06-16 ナシヨナル・スタ−チ・アンド・ケミカル・コ−ポレイシヨン 嫌気性接着剤組成物
JPS62184076A (ja) * 1986-02-08 1987-08-12 Okura Ind Co Ltd 接着性に優れた嫌気性接着剤
JPS638000A (ja) * 1986-06-28 1988-01-13 アロン化成株式会社 押花を用いた装飾物およびその製作方法

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