JPS6380001A - ロ−タリピストンエンジンのステ−シヨナリギヤ構造 - Google Patents

ロ−タリピストンエンジンのステ−シヨナリギヤ構造

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JPS6380001A
JPS6380001A JP22246486A JP22246486A JPS6380001A JP S6380001 A JPS6380001 A JP S6380001A JP 22246486 A JP22246486 A JP 22246486A JP 22246486 A JP22246486 A JP 22246486A JP S6380001 A JPS6380001 A JP S6380001A
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JP
Japan
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gear
bearing
gear side
eccentric shaft
lubrication
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JP22246486A
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Inventor
Junichi Funamoto
船本 準一
Yukihiro Karimata
狩俣 幸弘
Kazuo Ogata
小方 和男
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 一ショナリギャ構造に関するものである。
[従来の技術] 一般に、ロータリピストンエンジンの偏心軸の主軸受に
対する潤滑は、主軸受を嵌合保持するステーショナリギ
ヤに設けられた給油孔を介して、サイドハウジング内の
オイル通路から、強制圧送方式により適正な量の潤滑油
を供給することによって行なわれている。
従来より、上記軸受の焼付防止を目的として、十分かつ
適正な貴の潤滑油を各軸受に供給するための工夫がなさ
れており、例えば、第4図に示した分割偏心軸を備えた
多気筒ロークリピストンエンジンの場合、第1偏心軸l
に外嵌する第2偏心軸2が、両偏心軸間に半径方向すき
まが存在すると、ロータ3の偏心回転運動に伴って、両
偏心軸を接合するテーパ部1c、2cを中心としてすり
こぎ運動を行なうため、第2偏心軸2を支承する軸受6
は、他の軸受7,8と比較して負荷条件が厳しく、焼付
が生じやすいという問題があるが、この凹皿に対して、
各軸等に(]1帖する潤滑浦量に差を与え、焼付の危険
性が最も高い軸受6に対する供給量を、他の軸受7,8
に対する供給量と比較して増量することにより焼付を防
止する潤滑方法が退室されている(実願昭60−168
148号)。
しかし、上記潤滑方法においては、軸受6について、ギ
ヤ側と反ギヤ側とでの負荷条件の違い、すなわち反ギヤ
側、特に反ギヤ側端部における負荷条件がギヤ側より厳
しいという事は考慮されていなかった。
また一般に、ギヤ側と反ギヤ側における軸受の潤滑状態
を比較すると、ギヤ側はロータ内部に位置するため、軸
受に直接供給・分配される潤滑油以外に、ロータの冷却
およびロータとロータハウジング内壁との間の潤滑を主
な目的として別途供給される潤滑油による潤滑効果も受
けており、反ギヤ側よりも潤滑条件が有利であった。さ
らに、ステーショナリギヤに設けられた給油孔は、ステ
ーショナリギヤおよびサイドハウジングの構造上、軸受
に近づくにつれてギヤ側に傾斜しており、このためオイ
ル通路を通って圧送される潤滑油が、ギヤ側に向かう速
度成分を与えられることになり、ギヤ側に流入する潤滑
油量は、反ギヤ側に流入する潤滑油量よりも多く、この
点においてもギヤ側は反ギヤ側に比べて潤滑条件が有利
であった。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の潤滑方式においては、前述したよ
うに1つの軸受のギヤ側と反ギヤ側とでは、潤滑条件お
よび負荷条件が異なり、従って焼付に対する安全度に差
があるにもかかわらず、上記ギヤ側と反ギヤ側への潤滑
油の分配性が考慮されていなかったために、1個の軸受
全体に供給する潤滑油量が十分確保されていてもなお、
反ギヤ側における潤滑油不足による軸受の焼付の危険性
があった。
[問題点を解決するための手段] この発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので
あり、その内周面において軸受外周面を嵌合保持するロ
ータリピストンエンジンのステージぢナリギャ構造にお
いて、上記軸受の全長上りも長い内周面の軸方向長さを
有するステーショナリギヤのギヤ側の端部内局面に、偏
心軸側に突出し、上記軸受厚さよりも小さい半径方向の
段差を有する突出部を設けたことを特徴とする。
[発明の効果] ステーショナリギヤを上記構造とすることにより、1個
の軸受全体に供給する潤滑油量を増量させることなく、
反ギヤ側に流入する潤滑油量を増量させ、焼付に対して
条件的に厳しい反ギヤ側軸受部のオイル潤滑を確実に行
なうことができ、従って軸受の焼付を防止することがで
きる。
またステーショナリギヤのギヤ部においては、歯車の支
持強度か向上し、直接荷重を受ける歯先部からのクラッ
ク発生に対して安全性が増すとともに、ギヤ強度を維持
したままでメインジャーナルのサイズアップを計ること
もできる。
[実施例] 以下、この発明に係る実施例を、3気筒ロークリピスト
ンエンジンの第2偏心軸(フロントシャフト)支持部に
ついて、添付図面に基づいて詳細?−舌呂■日士 1゜ 第1図に示したように、ステーショナリギヤ11は、給
油孔11aを有する外周部において、上記給油孔11a
がサイドハウジング9に設けられたオイル通路9aと連
通ずるように、サイドハウジング9内周部に嵌合すると
ともに、反ギヤ側端面において、ビンまたはボルト等の
結合部材12によって、上記サイドハウジング9に固定
される一方、ギヤ部はロータ3に固定されたインターナ
ルギヤ3aと噛合っている。この状態において、ステー
ショナリギヤ2のギヤ側部分はロータ3内部に位置し、
該ロータ3内部には、ロータ3の冷却およびロータ3と
サイドハウジング9およびロータハウジング10内壁と
の間の潤滑を主な目的として、偏心軸lの内部に穿設さ
れた軸内オイル通路13から、潤滑油が、運転条件に応
じて、制御弁14によって噴射・供給されている。
またステーショナリギヤ11内周面の軸方向長さよりも
短い全長を有する軸受6は、詳しくは第2図にも示した
ように、その外周部においては、オイル溝6bに連通す
る軸受オイル孔6aが、上記ステーショナリギヤ11に
設けられた給油孔11aと合致するように、ステーショ
ナリギヤ11内周部に圧入固定されるとともに、内周部
においては偏心軸2を嵌挿している。さらに、軸受6の
ギヤ側空間部においては、ステーショナリギヤ11の端
部内周面上に、偏心軸2側に突出し、軸受6の厚さより
も小さい半径方向の段差を有する突出部11bが、偏心
軸2表面と半径方向の間隙αをもって、設けられている
以上の状態において、サイドハウジング9に設けられた
オイル通路9a、ステーショナリギヤ11に設けられた
給油孔11a1軸受6のオイル孔6aおよびオイル溝6
bは全て連通しており、上記ハウジング内オイル通路9
aを通って供給される潤滑油全量Qtは、軸受6の反ギ
ヤ側に流入する潤滑油量Qfと、ギヤ側に流入する潤滑
油1k Q rとに分配される。
第2図および第3図からよく判るように、ステーショナ
リギヤ11に設けられた給油孔11aは、軸受6に近づ
くにつれてギヤ側に傾斜しており、このためオイル通路
9aを通って圧送されてくる潤滑油が、ギヤ側に向かう
速度成分を与えられることになり、第3図に示したよう
に、内周部に突出部ttbを有していない従来のステー
ショナリギヤ構造においては、ギヤ側に流入する潤滑油
量Qr’は、反ギヤ側に流入する潤滑油ff1Ql’よ
りも多い。
第2図に示したように、本発明に係るステーショナリギ
ヤ構造においては、ギヤ側端部内周面に設けた突出部1
1bによってギヤ側の流路を絞り、ギヤ側に流入する潤
滑油量Qrを制限することにより、反ギヤ側の潤滑油1
1Qfを増量することができる。さらに、突出部ttb
の内周面と偏心軸2の表面との間の間隙αを適切に選ぶ
ことにより、最適の潤滑油分配状態を得ることができる
以上の説明から明らかなように、ステーショナリギヤを
上記構造とすることにより、1個の軸受全体に供給する
潤滑油量Qtを増量させることなく、ギヤ側および反ギ
ヤ側への潤滑油の分配性を改善することによって、反ギ
ヤ側に流入する潤滑油量Qfを増量させ、焼付に対して
条件的に厳しい反ギヤ側軸受端部のオイル潤滑を確実に
行ない、軸受の焼付を防止することができる。
またステーショナリギヤのギヤ部においては、内周面に
突出部を設けることにより、内周面からの段差の分だけ
肉厚が増加するので歯車の支持強度が向上し、ロータの
インターナルギヤと噛合って直接荷重を受ける歯先部に
おけるクラックの発生に対して安全性が増すとともに、
ギヤ強度を維持したままで、メインジャーナルのサイズ
アップを計ることもできる。
さらに、この発明は、ステーショナリギヤ内周面の一部
において、わずかな寸法・形状の変更を行なうだけで、
部品点数を増加させることなく、また従来の周辺部品お
よび構造に何ら変更を加えることもな〈実施できるとい
う利点を有するものである。
なお、上記実施例では、偏心軸が第1.第2偏心軸に分
割されていたが、この発明はかかる構造に限られるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第2偏心軸支持部近辺の断面図、第2図およ
び第3図は、ステーシロナリギャおよび軸受部の拡大断
面図であり、第2図は、この発明に係る実施例を、第3
図は従来例を、それぞれ表わしている。また、第4図は
、3気筒ロークリピストンエンジンの全体構成図である
。 1・・・第1偏心軸、  2・・・第2偏心軸、3.4
.5・・・ロータ、 6.7.訃・・軸受、9・・・サ
イドハウジング、9a・・・オイル通路、11・・・ス
テーショナリギヤ、Ilb・・・突出部、12・・・結
合部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジング内に設けられたオイル通路に連通する
    給油孔と偏心軸を嵌挿する軸受とを有すると共に、その
    軸方向において、一端には上記ハウジングに結合される
    固定部を、他端にはロータに設けられたインターナルギ
    ヤと噛合うギヤ部をそれぞれ備えて成るロータリピスト
    ンエンジンのステーショナリギヤ構造において、上記軸
    受の全長よりも長い内周面の軸方向長さを有するステー
    ショナリギヤのギヤ側の端部内周面に、偏心軸側に突出
    し、上記軸受の厚さよりも小さい半径方向の段差を有す
    る突出部を設けたことを特徴とするロータリピストンエ
    ンジンのステーショナリギヤ構造。
JP22246486A 1986-09-20 1986-09-20 ロ−タリピストンエンジンのステ−シヨナリギヤ構造 Granted JPS6380001A (ja)

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JP22246486A JPS6380001A (ja) 1986-09-20 1986-09-20 ロ−タリピストンエンジンのステ−シヨナリギヤ構造

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JP22246486A JPS6380001A (ja) 1986-09-20 1986-09-20 ロ−タリピストンエンジンのステ−シヨナリギヤ構造

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JPS6380001A true JPS6380001A (ja) 1988-04-11
JPH0456121B2 JPH0456121B2 (ja) 1992-09-07

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ID=16782825

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522610A (en) * 1978-08-03 1980-02-18 Asahi Chem Ind Co Ltd Preparation of carboxylic acid ester
JPS6033962A (ja) * 1983-08-02 1985-02-21 株式会社構建設計研究所 柱,梁接合装置
JPS6047456A (ja) * 1983-08-26 1985-03-14 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

Patent Citations (3)

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JPH0456121B2 (ja) 1992-09-07

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