JPS637981A

JPS637981A - メモリカ−ド

Info

Publication number: JPS637981A
Application number: JP61151595A
Authority: JP
Inventors: 宍戸　信弘
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-06-30
Filing date: 1986-06-30
Publication date: 1988-01-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、ＩＣ（ｌ積回路）を内蔵したＩＣカードと称
されるメモリカードに係り、特にＲＯＭあるいはＲＡＭ
などのメモリ素子およびＣＰＵなどの制御素子を有する
ＩＣを内蔵したメモリカードに関する。

（従来の技術）最近、たとえばＲＯＭあるいはＲＡ　Ｍなどのメモリ素
子およびＣＰＵなとの制御素子を有するＩＣを内蔵し、
このＩＣの各端子とそれぞれ電気的に接続され、かつ外
部装置と電気的に接続するための複数の接点端子が表面
に露出して設けられているＩＣカードが開発されている
。この種のＩＣカードは、各接点端子が千鳥状に２列に
、つまり第１列目の接点端子群と第２列目の接点端子群
とが千鳥状に配置されるようになっている。

しかしながら、上記第１列目の各接点端子と第２列目の
各接点端子とが外部装置のコネクタと接触した際、第６
図に示すように、第１列目の接点端子Ａではコネクタ全
体が接点端子に接触していたのに対して、第２列目の各
接点端子Ｂではコネクタの一部のみが接点端子に接触し
ている状態、つまり接触の位置ずれを起こした状態とな
っている。このような接触の位置ずれが生じていると、
接地用の接点端子が浮く可能性があり、この場合ＩＣの
動作状態が補償されておらず、ＩＣが破損する場合があ
った。

（Ｒ明が解決しようとする問題点）上記したように、接触の位置ずれが生じていると、接地
用の接点端子が浮く可能性があり、ＩＣが破損する恐れ
がある。

そこで、本発明は以上の欠点を除去するもので、接触の
位置ずれを無くすことができ、接地用の接点端子がコネ
クタと非接触となることにより、内部のＩＣが破壊され
ることを防止できるメモリカードを提供することを目的
とする。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明のメモリカードは、少なくとも１つ以上の集積回
路を内蔵し、この集積回路の各端子とそれぞれ電気的に
接続され、かつ外部装置と電気的に接続するための複数
の接点端子が千鳥状に少なくとも２列に設けられている
ものにおいて、上記第２列目以降の接点端子における第
１列目側の形状を突状に構成したものである。

（作用）その結果、外部装置のコネクタと各接点端子が接触され
た際、その接触の位置ずれを無くすことができる。

（実施例）以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第４図および第５図は本発明に係るメモリカードの一例
としてＩＣカードを示すものである。すなわち、１はカ
ード本体であり、たとえばＲＯ〜１あるいはＲＡＭなど
のメモリ素子を有するＩＣ２、および上記と同様なメモ
リ素子あるいは０２口などの制御素子を有するＩＣ３を
それぞれ内蔵しているとともに、その先端部にはＩＣ２
，３の各端子とそれぞれ電気的に接続され、かつ外部ｉ
置と電気的に接続するための複数の接点端子からなる接
点部４が表面に露出して設けられている。５は全体カバ
ーであり、カード本体１の表面に対して所定の隙間（後
述する保護カバー６の厚さに相当する隙間）を有し、か
つ接点部４を除いた状態で全面を覆うごとく設けられて
いる。なお、全体カバー５は、カード本体１と一体的に
形成されていても、あるいは別体で形成されていてもよ
い。

カード本体１と全体カバー５との間には、たとえば非導
電性板状の保護カバー６が図示矢印ａ方向に溜勅自在に
設けられている。保護カバー６は、該ＩＣカードを使用
しないときは、第４図のように接点部４を覆う位置に位
置して接点部４を外部環境から保護し、該ＩＣカードを
使用するときには、第５図のように接点部４を露出させ
る位置に移動するようになっている。すなわち、全体カ
バ　。

−５内には、一端がカード本体１に固定され、他端が保
護カバー６の後端に固定されたスプリング７が設けられ
ていて、このスプリング７の作用によって保護カバー６
が第４図の状態に保持されている。この状態で、保護カ
バー６をスプリング７の力に抗して図示矢印す方向にス
ライドさせることにより、保護カバー６は第５図のよう
に移動して接点部４を露出させ得るようになっている。

カード本体１の先端両側部には、それぞれ凸部８．８が
形成されているとともに、保護カバー６が第４図の位置
にあるとき、この凸部８．８が落込む凹部９，９が保護
カバー６の先端両側部にそれぞれ形成されている。これ
により、該ＩＣカードを使用しないとき保護カバー６は
第４図の状態に保持され、勝手にスライドしないように
なっている。

保護カバー６の先端両側部には、それぞれ段部１０．１
０が形成されている。段部１０．１０は、該ＩＣカード
を外部装置のカード挿入口（図示しない）に挿入した際
、そのカード挿入口内の所定位置に設けられた凸部（図
示しない）に当接するようになっている。すなわち、第
４因の状態にある該ＩＣカードを上記カード挿入口に挿
入すると、所定位置まで進んだとき、保護カバー６の段
部１０．１０がカード挿入口内の凸部に当接し、さらに
該ＩＣカードを押込むことにより、カード本体１の凸部
８．８が保護カバー６の凹８１Ｉ９．９内から脱出して
保護カバー６が矢印す方向にスライドし、カード本体１
上の接点部４が露出する。そして、該ＩＣカードが所定
位置まで進んだところで、カード挿入口内に設けられた
ばね端子（図示しない）がカード本体１上の接点部４に
接触するようになっている。

使用後、該ＩＣカードを引出す場合、所定位置まで引出
されたとき、保護カバー６の段部１０゜１０がカード挿
入口内の凸部に当接していたのが解除され、さらに該Ｉ
Ｃカードが引出されることにより、保護カバー６はスプ
リング７の作用で自動的に元の位置に復帰して接点部４
を覆い、このときカード本体１の凸部８．８が保護カバ
ー６の凹部９．９内に落込む。したがって、該ＩＣカー
ドは、保護カバー６が接点部４を覆った状態（第４因の
状態）でカード挿入口から引出されることになる。

上記接点部４は、第１図および第２図に示すように、最
初に外部装置のコネクタ（図示しない）が接触される第
１列目の接点端子群４ａと、第１列目の後から外部装置
のコネクタが接触される第２列目の接点端子群４ｂとか
ら構成されている。

上記接点端子群４ａは１９個の接点端子１１ａ〜１′１
Ｓから構成され、上記接点端子群４ｂは１９個の接点端
子１２ａ〜１２ｓから構成されるもので、それらの接点
端子１１ａ〜１１ｓ、１２ａ〜１２９は千鳥状に配置さ
れるようになっている。

上記接点端子１１ａ〜１１Ｓは、第３図（ａ）に示すよ
うに、一端部つまり外部装置のコネクタとの接触開始部
１１１が直線で、他端部１１２が円弧上に構成されてお
り、上記接点端子１２ａ〜１２８は、第３図（ｂ）に示
すように、一端部つまり外部装置のコネクタとの接触開
始部１２１および他端ａ［１１２２がともに円弧状に構
成されている。この結果、第２列目の接点端子１２ａ〜
１２’３における第１列目側が円弧状（突状）となって
いる。

したがって、従来のように上記接点端子１２ａへ１２ｓ
の他端部つまり上記接点端子１１８〜１１８側の端部が
直線の場合に比べ、絶縁距離が狭まることなく、外部装
置のコネクタが接触する範囲を広げることができる。こ
れにより、上記接点端子１２ａ〜１２ｓと外部装置のコ
ネクタの接触を良くすることができる。この結果、接地
用の接点端子が浮くことによる、ＩＣの破壊等を防止す
ることができ、メモリカードとしての動作を確実に行う
ことができる。

また、上記接点端子１１ａはＩＣ２に対する書込み電源
（＋２４Ｖ）用であり、上記接点端子１１ｂ〜１１ｊは
アドレスライン用であり、上記接点端子１１に１１１１
および１１ｎ　〜１１ｒはデータライン用であり、上記
接点端子１１ｍは接地用であり、上記接点端子１１９は
ＩＣ３に対する書込み′Ｒ１（＋２４Ｖｌ用である。さ
らに、上記接点端子１２ａはデータライン用であり、上
記接点端子１２ｂ、１２ｄ〜１２ｈはアドレスライン用
であり、上記接点端子１２ｃはアウトプットイネーブル
信号用であり、上記接点端子１２１はチップセレクト信
号用であり、上記接点端子１２ｊは動作Ｉｉ源（＋５Ｖ
）用であり、上記接点端子１２ｒは接地用であり、上記
接点端子１２に〜１２ｑ、１２８は不使用である。

上記接地用として２つの接点端子１１ｍ１より、安全性
を向上させている。

上記のように、第１列目の接点端子群４ａ内に、！深川
の接点端子と接地用の接点端子とが存在しているため、
電源用の接点端子がコネクタと接触された状態で必ず、
接地用の接点端子もコネクタと接触する。この結果、電
源用の接点端子がコネクタと接続された状態で、接地用
の接点端子が浮くことによる、ＩＣの破壊等を防止する
ことがで　、き、メモリカードとしての動作を確実に行
うことができる。

［発明の効果］以上詳述したように本発明によれば、接触の位置ずれを
無くすことができ、接地用の接点端子がコネクタと非接
触となることにより、内部のＩｃが破壊されることを防
止できるメモリカードを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第５図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は要部の平面図、第２図および第３図は接点端子の
構造を説明するための図、第４図および第５図は保護カ
バーの位置を異にする全体的な斜視図であり、第６図は
従来の接点端子の構造を説明するための図である。１・・・カード本体、２，３・・・ＩＣ１４・・・接点
部、４ａ・・・第１列目の接点端子群、４ｂ・・・第２
列目の接点端子群、５・・・全体カバー、６・・・保護
カバー、１１ａ〜１１Ｓ１１２ａ〜１２ｓ・・・接点端
子、１１１・・・接点端子１１８〜ＩＩＳの一端部、１
１２・・・接点端子、１１ａ〜１１ｓの他端部、１２１
・・・接点端子１２ａ〜１２ｓの一端部、１２２・・・
接点端子、１２ａ〜１２Ｓの他端部。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図第４図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも１つ以上の集積回路を内蔵し、この集
積回路の各端子とそれぞれ電気的に接続され、かつ外部
装置と電気的に接続するための複数の接点端子が千鳥状
に少なくとも２列に設けられているメモリカードにおい
て、上記第２列目以降の接点端子における第１列目側の形状
を突状に構成したことを特徴とするメモリカード。
（２）第１列目の接点端子における接触開始部が直線で
、第２列目以降の接点端子における接触開始部が円弧状
であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のメ
モリカード。