JPS6379743A - 製鋼スラグの粉化防止剤、その製造方法及びその粉化防止剤を用いた製鋼スラグの処理方法 - Google Patents

製鋼スラグの粉化防止剤、その製造方法及びその粉化防止剤を用いた製鋼スラグの処理方法

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JPS6379743A
JPS6379743A JP61223846A JP22384686A JPS6379743A JP S6379743 A JPS6379743 A JP S6379743A JP 61223846 A JP61223846 A JP 61223846A JP 22384686 A JP22384686 A JP 22384686A JP S6379743 A JPS6379743 A JP S6379743A
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は製鋼スラグ、とりわけステンレス製鋼スラグの
冷却過程において自己崩壊、粉化を起す現象を防止する
為のホウ珪酸アルカリガラス(B203−CaO−5i
O2−Na20系ガラス)のスラグ粉化防止剤、その製
造法およびその使用方法に関する。
[従来の技術〕 製鋼スラグ、とりわけステンレス製鋼スラグに関し塩基
度(Can/SiO2重量比)約1.5以上のスラグは
、その冷却過程において2 CaO・SiO2の相転移
によりα型組よりα′型へ、更にγ型又はβ型へと転移
する性質があり、多くの場合α′よりγ型へ転移する際
、約14%の体積膨張を伴なう為にスラグ自体が自己崩
壊し粉化することが知られている。
この粉化現象が作業環境を悪化させ、ざらにスラグ中の
メタル回収時の回収後残渣としての脱水ケーキが大量に
発生する等の問題が、スラグ処理に対するステンレスメ
ーカーの負担増大の大きな原因になっている。
このスラグの粉化を防止し固化させることは、排出スラ
グを道路等の土木用骨材として有効に2次利用出来るこ
ともあってステンレス鋼メーカーの積年にわたる課題と
なっている。
スラグ粉化を抑制する方法としては次の方法が挙げられ
る。
(1)スラグ出滓時に水砕ガラス化する方法。
(2) 2 CaO・SiO2スラグにSiO2源を加
えCat)Si02を主体とした塩基度1.5以下(実
質的にはスラグ組成によって多少変動する)のスラグに
改質する方法。
(3)密度変化の大きいα′型からγ型への相転移を抑
制し密度変化の小さいα′型からβ型への相転移を促進
させる方法。
(1)の方法ではスラグ出滓時に随伴される溶融メタル
により木枠時に水蒸気爆発を発生する恐れのある点、水
砕物では軟質により土木用骨材用途としての十分な強度
を有し得ない点があり、一部で実験的にテストされてい
るが、実用化はされていないのが現状である。
(2)の方法は、現在Si(+2系改質剤として市販さ
れているものもあるが、溶融スラブに対し、約20%も
の大量のSiO2を必要とする為、投入設備、攪拌設f
l設置の必要があり、更に添加に伴なう溶滓の温度低下
によるスラグの増粘を生じ、作業性およびコスト面で不
適当である。
(3)の方法、すなわちα′型からβ型への相転移につ
いては、かなり古くから研究が行なわれており、種々の
方法が提案されているが、これらの方法の内スラグ中S
i・4イオンよりイオン半径の小さいB・3でSi・4
を置換する方法が、現在のところ最も有効かつ確実な方
法として提案されている。
(特開昭53−43690号公報、用鉄技報Vo1.1
B、 No、1(198G) 20−24 ) しかしながら、かかる従来のホウ素系のスラグ粉化防止
方法は微粉末状で、かつそれ自体が含水物であるため、
溶融スラグと接触する際に脱水気化反応とあいまって、
スラグ粉化防止剤の吹き上げ現象を生じ、作業環境を著
しく悪化させると共に、ときには危険を伴うのでその操
作が非常に難かしい、更に、スラグ粉化防止剤自体の溶
融温度は低いものの粘性が高い為にスラグ顕熱だけでは
スラグ中への拡散、混合が不十分で、スラグ粉化防止効
果力(発現し難いという問題がある。
また、従来のホウ素系のスラグ粉化防止剤はスラグとの
化学組成が大幅に異なる為に、溶融スラグに対し、粘度
、密度に差が生じ易く、いわゆるスラグとスラグ粉化防
止剤との親和性が悪く拡散混合能力が小さいという欠点
がある。
[発明が解決しようとする問題点] ホウ素系のスラグ粉化防止剤の従来の欠点を解消する為
には、次の事項を考慮する必要がある。
(1)溶滓への添加に伴ない1発塵、有害ガス発生等に
よる作業環境悪化を起こさず、かつ操作上安全であるこ
と。
(2)溶滓への添加によりスラグ温度の大幅な低下、増
粘を生じないよう添加量が少なくて済むこと。
(3)溶融スラグとの粘度、密度差が小さ゛く、いわゆ
る親和力の高い化学組成を有するものであること。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは前記の問題を鑑み、ホウ素系スラグ粉化防
止剤の改良について鋭意研究を行い本発明を完成した。
すなわち、本発明はホウ珪酸アルカリガラスの砂状粉体
を有効成分とする製鋼スラグの粉化防止剤、その製造方
法およびこれを用いた製鋼スラグの処理方法にかかるも
のである。
以下、本発明について説明する。
本発明にかかるホウ素系の製鋼スラグの粉化防止剤(以
下「スラグ粉化防止剤」という)は、従来の結晶性ホウ
酸塩化合物の粉末と異なり、ホウ珪酸アルカリガラスの
砂状粉体であることを特徴とする。
このガラスは製鋼スラグ(以下単に「スラグ」という)
の溶融物との親和性は結晶性ホウ酸塩化合物よりも優れ
ているのであるが、よりその親和性を図るために、溶融
スラグと粘度、比重等が近似するような化学組成を有す
ることが望ましい。
従って、前記ガラスは多くの場合化学組成としてB2(
h : 20〜50重量%、 Cab:15〜35重量
%。
SiO2: 20〜40重量%およびNa2O: 3〜
15重量%の範囲にある・。
この範囲外であると粘性が高くなったり、又はガラス化
が困難となって、粉化防止剤の性能が劣化する傾向にあ
る。なお、不可避的に混入される不純物の存在は当然に
許容できることはいうまでもない。
次に、本発明にかかる前記ガラスの粉化防止剤は砂状を
呈する粒度分布を有していることである。
この理由は溶融スラグへ添加する際、添加の態様によっ
ては、流動性をもって速やかに添加できると共に発塵の
発生を抑制し又速やかな、かつ安定した溶融性を与える
ことができるからである。
多くの場合、前記粒度は0.1〜5+smの範囲のもの
が少なくとも90%であることが好ましい。
本発明にかかる粉化防止剤は前記の如きガラス砂状物を
有効成分とするが、ここに有効成分とは、ガラス砂状物
自体の場合は勿論であるが以下に述べる補助剤を含んだ
ものをいう、すなわち。
溶融スラグへの添加態様によっては溶融スラグへの円滑
な溶融が劣る場合があり、時には不溶融塊いわゆる「ま
まこ」を生ずる場合がある。
従って粉化防止剤の添加後速やかな溶融スラグへの良好
な溶融、拡散および混合効果を助長させるため必要に応
じ、前記粉化防止剤に補助剤を配合させることができる
このような補助剤とは、加熱により、脱水又は/及び脱
炭酸反応を生ずるような粉末をいい、かかる粉末として
は例えば粘土類、活性白土、珪藻上の如きアルミノシリ
ケート、ベントナイト、ゼオライトの如きアルミノシリ
ケート、真珠岩、石灰石、![!炭酸ソーダ、ナトリウ
ム、カリウム。
カルシウム、マグネシウム若しくはバリウム等の炭酸塩
、ホウ砂、カーナイト、ウレキサイト、コレマナイトの
如きホウ酸塩から選ばれた少なくとも1種又は2種以上
が挙げられる。
これら補助剤の添加量はその種類や粉化防止剤の添加方
式あるいは、溶融スラグの物性や状態によって一様では
ないが、多くとも粉化防止剤に対し30重量%まででよ
く、好ましくは5〜15重量%の範囲にある。
なお、こ、の補助剤の粒度は多くの場合、粉化防止剤の
粒度より小であることが好ましく、その平均粒子径が粉
化防止剤の下限値以下にある方がよい。
次に前記粉化防止剤はガラス組成としてB2O3:20
〜50重量%、 CaO: 15〜35Bi ri%、
5i(h : 20〜40重量%およびNa2O: 3
〜15ff<ffi%となるようにホウ素、カルシウム
、珪素およびナトリウムの1種又は2種以上を含有する
原料を配合し、次いで得られる調合物を加熱溶液した後
、急冷および粒度調整することにより製造することがで
きる。
ホウ素原料として例えば前記したような、ホウ砂、ホウ
酸ソーダの如き化成品又はコレマナイト(co Ies
an i te)(Ca 2B bO+ +・5 H2
0)、ウレキサイト(ulexite)(NaCaBs
Oq・8 H2O)、チンカル(tincal)(Na
2Ba07  ・ 10H20)    、    カ
 − す  イ  ト  (kernite)(Na 
2B aOr・4B2O)の如きホウ酸塩鉱物などがあ
げられる。
カルシウム原料としては石灰石、消石灰、生石灰、珪酸
カルシウムなどがあげられ珪素原料としては珪石、珪砂
、1華、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウムなどであり
、ナトリウム原料としては、ソーダ灰、珪酸ナトリウム
ガラスなどがあげられる。
これらの原料を適宜選択してガラス組成として前記範囲
になるように調合し、所望の溶融炉に投入して加熱溶融
する0次いで、融液を急冷径粒度調整して製品とする。
融液の急冷方法としては、多くの場合、融液をタップし
ながらこれに圧力水をかけて水砕し、砂状のガラスとし
て回収する方法が最も実用的で好ましいが、他の方法と
しては、タップする融液をベルトコンベアーに乗せて、
水又は空気により冷却してカレットとして回収する方法
がある。
次いで付着水を除くべく、乾燥後粒度調整するが、水砕
品の場合は必ずしも粉砕および篩分けによる粒度調整は
必要でなく、乾燥品がそのまま製品とすることができる
ので1粒度調整は必要に応じて行えばよい。
この場合、所望により、前記の補助材料を配合すること
もできる。
更に本発明は、前記粉化防止剤を用いる場合製鋼工程、
とりわけステンレス製鋼工程において、副生する溶融ス
ラグにホウ珪酸アルカリガラスを有効成分とする砂状粉
体をB2O3として少なくとも0.2重量%含有するよ
うに添加することにより該スラグの粉化防止を行うこと
ができる。
本発明において対象とするスラグはステンレス鋼などの
製鋼スラグであるが、該スラグが冷却に際しあるいは経
時変化により崩壊し又は粉化する現象を生ずるようなも
のであり、一般的には塩基度Gap/ 5iO2(重量
比)が1.5以上のものである。
また、本発明にかかる粉化防止剤を添加する態様は添加
後速やかに溶融スラグ中へ混合拡散するような方法を採
れるものであれば特に限定する必要はない。例えば溶融
スラグ表面に散布する方法、所望量を入れた袋毎投入す
る方法、圧力空気で移送して溶融スラグへ吹付けるよう
に添加する方法があげられる。
本発明にかかる粉化防止剤のスラグに対する添加量は前
記のように少なくともB2O3として0.2重量%であ
り、好ましくは0.3〜1重量%の範囲にある。約0.
2重量%以下の場合は、スラグ粉化防止に不充分であり
、上限は主として経済上の理由から自ずと限定される。
以下本発明につき実施例にて具体的に説明する。
[実施例] 実施例1 下記の配合割合(重量部)原料配合物を100KVA容
呈の抵抗式電気炉を用いて溶融した。
原料配合割合(重量部) 得られた融液を水砕した後乾燥して次に示す組成(wt
%)を有する下記に示す水砕ガラス化物を調製した。こ
のものをおのおの10Kg宛ビニール袋に密封し粉化防
止剤試験試料とした。
1粒度は一ヒ記数値範囲のものが90%以りである。
更にステンレス製鋼用電気炉(30を容量)より製出さ
れた1回目出銑時のスラグ塩基度CCaO/SiO2=
 1.62)を取鍋よリスラグポットに除滓する際、試
験試料を10Kgビニール袋のまま60Kg同時投入し
、かかるスラグを放置冷却して固化した後に常温に至る
までの状況を観察した。
試験時の条件は次の通りである。
かかる実験では溶融スラグに対する試験試料の添加量は
試験番号1では0.43B2O3重量%、試験番号2で
は0.45 B2O3重量%、試験番号3では0.46
重量%に相当する。試料添加に際しいずれの実験におい
ても発塵、ガス発生は全く見られず、添加操作は安全で
あり、スラグボット内へのスラグ注湯時には良好な拡散
混合が得られた。
更に試験時のスラグを常温まで放冷した後に。
状況を観察したところ、崩壊粉化現象は全く見られなか
った。
尚、試験後のスラグ組成(重量%)は次の通りであった
なお、このスラグ自体は冷却すると自己崩壊して粉化す
る。ものである。
また、A、B、Cの試料添加のスラグ(改質&)と無添
加のスラグ(改質前)を以下の処理条件でオートクレー
ブ処理によるスラグの崩壊率測定を行った。
処理条件:試料スラグ破砕後粒径10〜25mmに粒度
調整し、これを200℃、 20Kg/cm2.3時間
オートクレーブ内に保持し、次いで乾燥した後ふるい分
け、10+sm未満の粒径のものを崩壊物とした。
上記オートクレーブ処理後の崩壊物の割合(%)を示す
実施例2 結合水および炭酸塩を併用する場合の効果をみるための
実施例1で使用したサノプルA、B、Cに対して、活性
白土(粒径1〜2φ■)、又は石灰石(粒径l〜2φm
m)又は炭酸水素ナトリウム(粉末)を下表に示す割合
で添加混合し10Kg宛ビニール袋に密封して試験試料
とした。当試料について実施例1と同様の方法に依り試
験を行なった。
試験時の条件は下表の通りである。
試験時のスラグ組成分析値(重量%)は概ね次の通りで
ある。
いずれの実験においても試料投入による発塵現象は全く
見られず脱水、脱炭酸反応に伴ない、溶融スラグ上にお
いて、試料は瞬時の内に飛散流動し、急速にスラグ内へ
と溶融拡散した。試験時のスラグを常温まで放冷した後
に状況を観察したところ崩壊粉化の現象は全く見られず
、スラブに対する粉化防止剤使用量は0.30〜0.3
7 B2O3重量%でト分な効果を上げ得ることが判明
した。
比較例 実施例1において、粉化防止剤として溶融スラグに対し
ホウ砂(Na2Ba0740H20) (B203: 
37.00重量%、 Na2O: 16.5重量%) 
(0,2〜0.4mmのものが55%)を12Kg/l
スラグ、ビニール袋毎投入したところ、激しい飛散と吹
き上げを生じ未溶解の塊りが生じたので、投入を中止せ
ざるを得なかつた。
[発明の効果] 1、本発明品は、ガラス化したスラグ粉化防止剤である
為に炭酸ガス、水蒸気等の熱分解気化熱、転移熱等溶融
に伴なう吸8量が小さく、溶融速度が従来のものに比べ
極めて速い。
2、溶融スラグに対する粘度、密度等の差の小さい親和
性に富んだ化学組成に設計しである為に、従来品に比べ
本発明品は拡散混合の効果が極めて大きい、さらに溶融
に際して脱水又は脱炭酸反応を伴なう物質を本発明品に
混合して使用する場合には、拡散、混合の効果は従来品
と混合使用する場合に比べ極めて向上する。
3、ガラス化したスラグ粉化防止剤であるため、脱ガス
反応を起こさず、更に砂状の大きさであることから溶融
スラグへの添加時に吹き上げ飛塵等により作業環境を悪
化させることがない。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホウ珪酸アルカリガラスの砂状粉体を有効成分と
    する製鋼スラグの粉化防止剤。
  2. (2)ホウ珪酸アルカリガラスは化学組成としてB_2
    O_3:20〜50重量%、 CaO:15〜35重量
    %、SiO_2:20〜40重量%およびNa_2O:
    3〜15重量%を含有する特許請求の範囲第1項記載の
    製鋼スラグの粉化防止剤。
  3. (3)他の成分として加熱により脱水又は/及び脱炭酸
    反応を生ずる粉末を全重量当り多くとも30重量%含有
    する特許請求の範囲第1項記載の製鋼スラグの粉化防止
    剤。
  4. (4)ホウ珪酸アルカリガラスの砂状粉体は粒度が0.
    1〜5mmの粒度範囲のものが90%以上である特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の製鋼スラグの粉化防止
    剤。
  5. (5)ガラス組成としてB_2O_3:20〜50重量
    %、CaO:15〜35重量%、SiO_2:20〜4
    0重量%およびNa_2O:3〜15重量%となるよう
    にホウ素、カルシウム、珪素およびナトリウムの1種又
    は2種以上含有する原料を調合し、次いで得られる調合
    物を加熱溶融した後、急冷および粒度調整することを特
    徴とする製鋼スラグの粉化防止剤の製造方法。
  6. (6)乾燥して得られるガラスの砂状粉体に加熱により
    脱水又は/及び脱炭酸反応を生ずる粉末を調合する特許
    請求の範囲第5項記載の製鋼スラグの粉化防止剤の製造
    方法。
  7. (7)加熱により脱水又は/及び脱炭酸反応を生ずる粉
    末は粘土類、活性白土の如きアルミニウムシリケート、
    ベントナイト、ゼオライトの如きアルミノシリケート、
    真珠石、石灰石、重炭酸ソーダ、ナトリウム、カルシウ
    ム、マグネシウム若しくはバリウム等の炭酸塩、ホウ砂
    、カーナイト、ウレキサイト、コレマナイトの如きホウ
    酸塩から選ばれた1種又は2種以上の粉末である特許請
    求の範囲第6項記載の製鋼スラグの粉化防止剤の製造方
    法。
  8. (8)製鋼工程において副生する溶融スラグにホウ珪酸
    アルカリガラスを有効成分とする砂状粉体をB_2O_
    3として少なくとも0.2重量%含有するように添加す
    ることを特徴とする製鋼スラグの粉化防止方法。
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