JPS6377724A

JPS6377724A - 射出成形機

Info

Publication number: JPS6377724A
Application number: JP22332586A
Authority: JP
Inventors: Masaaki Miyahara; 正昭宮原; Tokuo Matsui; 篤男松井
Original assignee: Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Current assignee: Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Priority date: 1986-09-20
Filing date: 1986-09-20
Publication date: 1988-04-07
Also published as: JPH0464291B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、合成樹脂の成形に用いる射出成形機のうち、
ランナーレス成形に用いて好適な射出成形機に関する。

（従来の技術）一般に射出成形機においてランナーレス成形を行う場合
には、金型内にポットランナーブロックを組込んで、こ
の金型を射出成形機に取付けて成形を行っている。ホッ
トランナ−ブロックとは、射出装置から金型キャビティ
に至るまでの樹脂路の周囲にヒータを配設したものをい
い、これにより射出された樹脂を溶融状態のまま保持す
るようにして、いわゆるコールドランナーが形成される
のを防止している。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら上記従来の射出成形機にあっても次のよう
な問題点がある。

すなわち、各成形金型ごとにポットランナーブロックを
組込むのでは、ホットランナ−装置が高（１■１でＡ）
るために成形”−ｌス［が嵩むとい・）問題が、Ｙする
。

この問題を解消するためには、成形機側の型取付ブｌコ
ックδこポノトランナーブ「１ツク苓内設し、この１つ
のホットランナー装置を種々の成形金型に兼用゛４る、
二とが七えられるが、この場合６．−は各成形金型のケ
ーＩ・位置およびゲート数が決められてし７まうため形
状等の異なる種々の成形金型に対応することができない
。またゲー　１−のいくつかを閉塞して成形をｆ−ｉう
場合は、該閉塞されたホノ［・ランナー内の部イ）νご
樹脂が停滞し、樹脂が劣化したり分解する不具合が生し
１、Ｈ科長え等も困難になる問題点がある。

本発明は上記種々の事情に鑑みてなされたもので４）す
、その目的とするところは、１・つのホットランナー装
置で、ケート位置、ゲート数の異なる種々の成形金型に
対処することのできる射出成形機を提（Ｊ（−！ｌるζ
こある。

（問題点を解決するための１段）」−１記１」的による本発明の射出成形機は、射出装置
に接続される第１の樹脂路部と２、−の第１の樹脂路部
から分岐された第２の樹脂ｔｉｌ１部と、第２０）（則
指路部から型取イ」ブ１′１ツクの型取付面に開「１シ
フた複数の樹脂供給「１に接続さ、′！７る第１３の樹
脂路１；１（とまり成る樹脂路を有１−るホ、２１．シ
ンナーゾロ。

りを、固定盤側の前記型取付ブＩ：１　ツク内に断熱祠
を介して配設し、Ｗｉｔ記型取付−〕゛ロロツ側面（、
−、ロットが前記第２の樹脂路部内に突出入自在に進入
し、該日ソ１先端ζ４二設けたビス１ンが第２の樹脂路
部内に摺（）するシリンダ装置をｉＪｂ・す、前記樹脂
供給ｒＨこ、盲栓かまたは金型キャ１ニラ〜イに通（−
７る第４の樹脂路部たるボッミノスルかのい１゛れかを
選択的に着脱自在に設けたことを特徴と−４−るものＣ
ある。

（作用）本発明では２１クツ１うンーノ゛−ブロックを型取（＝
１ブロックに内設して種々の成形金型に、１（用ｊ７、
また不使用の樹脂路に樹脂か滞留するのを防１トするた
め、十７トランナーブロ、りに複数段し」られた樹脂供
給１−１のうち、成形金型側のゲーｊ４Ｉン置６、二対
応するものムこはホ、１・２７ズルを挿填し、その他の
ものには盲栓を挿填すると共に、射出装置とホ・、トノ
ズルを有する樹脂供給口の間だけに樹脂路を形成するよ
うにシリンダ装置を作動して、不使用の第２の樹脂路部
を閉塞する。

（実施例）以下には本発明を具体化した好適な一実施例を添（Ｊ図
面ムこ基ついて詳細に説明する。

第１図において、１ｏは固定盤であり、適宜な機台１１
上に固定されている。固定ｉ１０には後述するホットラ
ンナ−ブロックが組込まれた型取イ１ブＩ′Ｊツク１２
が図示しないボルトによって固定されている。また型取
付ブロック１２の型取付面には固定型１３が図示しない
ボルトによって取り外し自在に固定されている。固定盤
１（１’面の機台１１１：二は公知のインラインスクリ
ュ一式の射出装置Ｉ４が装備され、そのノズルＩ５がボ
ットランナーブロックにノズルタッチするようになっ−
Ｃいる。

１　［ｉは可動盤であり、固定盤１０と図示しない型締
シリンダとの間Ｇ、二横架されたタイバー１７−トを摺
動し、固定型１３方向に接離自在に案内される。可動ｆ
ｆ１１６の型取付面には０Ｊ動型１８が図示しないボル
トによって取り外し自７Ｅ　６；−固定されている。ま
た可動盤１６の背面には前述の型締シリンダの型締ラム
１９が連結されζ、この型締うＪい１９の進退によって
型開閉がなされる。型閉し肋には可動型１８と固定型１
３との間に成形用のキャビティ２０が画成される。

２１はキャビティ２０に連通するゲート、２２はこのゲ
ート２１から固定型１３背面に開ｌ］するホソＩノズル
挿填用貫通孔であり、後記するようにホットノズルが挿
填されて、このホットノズル、１ニゲート２１を介して
ポソトランナーブｌ」ツクとキャビティ２０とが連通ず
る。

続いて第１図および第２図を参照１−２で前述したボッ
トランナーブロックについて説明する。

ホットランナ−ブロック２３は型取（＝１ブロック１２
内に断熱材２４を介して挿填され、樹脂路の周囲にヒー
タ（図示−１ず）が配設さイ′１て射出装置１４から射
出された溶融樹脂を熔融状態に保持してキャビティ２０
内に導く。

樹脂路は、射出装置１４のノズル１５に接続する第１の
樹脂路部２５と、この第１の樹脂路部２５と直交分岐し
て端部がポットランナーブロック２３側壁に開口して、
ざらに型取イ」ブロック１２側壁に設けた透孔に連通ず
る第２の樹脂路部２６と、第２の樹脂路部２６に直交し
てボッＩ・ランチーブ１コツク２３の前面に開口した樹
脂供給口に接続する第３の樹脂路部２７とから成る。ま
たこの第３の樹脂路部２７の樹脂供給口に対向する型取
付ブロック１２の型取（１面には、前述のホントノズル
が挿通しうる大きさのホットノズル挿填用貫通孔２８が
開口されている。

第２の樹脂路部２６は第２図に示すようにＵいに直交す
るように分岐したり、放射状あるいは巾に直線状に第１
の樹脂路部２５から分岐する。

第３の樹脂路部２７は、やはり第２図に示すごとく、種
々の成形金型に対応できるように、第２の樹脂路部２６
」二の適宜位置に複数路分岐開［」されている。この第
３の樹脂路部２７の樹脂供給口には雌ねじが形成され、
前述のホットノズル２９あるいは盲栓３０のいずれかが
選択的に螺着される。ホットノズル２９はポットランナ
ーブロック２３と同様に樹脂路周囲にヒータ（図示せず
）が配設され、樹脂を溶融状態に維持してキャビティ２
０内に導く。

次に、３１はシリンダ装置であり、型取付ブロック１２
側壁に、前述の第２の樹脂路部２６の開口位置に対向し
て固定されている。そしてシリンダ装置３１のロッド３
２は型取付ブロック１２の透孔から第２の樹脂路部２６
内に突出入自在に進入し、ロッド３２先端に設けたピス
トン３３が第２の樹脂路部２６に摺合している。したが
ってＵ１ソド３２が第２の樹脂路部２６内に突入すれば
、ピストン３３によって第２の樹脂路部２６が閉塞され
、これによって第３の樹脂路部２７が閉塞されるごとに
なる。

なおピストン３３外周にはセラミックス等から成る断熱
材（図示セず）を被覆等することによって、ビス１−ン
３３およびロッド３２を介しての熱の逸散を防止すると
よい。またピストン３３は、ホットランナ−ブロック２
３本体を構成する素材と同一の素材あるいはホットラン
ナ−ブロック２３本体の素＋４とほぼ同一の熱膨張係数
を有する素材を用いることによって、ピストン３３と第
２の樹脂路部２６との良好な摺合性を確保し、樹脂洩れ
を防止するようにするとよい。

本発明は以上のように構成されている。

しかして、第１図に示すように、中央に１つのゲーＩ・
を有する成形金型を用いて成形を行うには、該ゲート２
１に対応する第３の樹脂路部２７の樹脂供給口に第４の
樹脂路部たるホットノズル２９を頓着し、他の第３の樹
脂路部２７の樹脂供給口には盲栓３０を螺着すると同時
に、この盲栓３０を螺着した部位に対応する第２の樹脂
路部２６を対応するシリンダ装置３１を駆動してビスｉ
・ン３３により不要な樹脂滞留部がなくなるように閉塞
する。

次いで型締ラム１９を駆動して型閉じすれば、ホットラ
ンナ−ブロック２３の必要な樹脂路がホットノズル２９
およびゲート２１を介してキャビティ２０に連通ずるこ
ととなるので、溶融樹脂を射出注入することによって成
形品を（４る。

また第３図に示すように、」二下２つのゲートを有する
成形金型に変更する場合には、型取付ブロック１２およ
び可動盤１６から従前の成形金型である固定型１３およ
び可動型１８を取り外す。またホットノズル２９、盲栓
３０をホットランナ−ブロック２３から取り外す。

そして新たな成形金型のゲート位置に対応する樹脂供給
口にホットノズル２９を、他の樹脂供給口には盲栓３０
をし、シリンダ装置３１を駆動してホットノズル２９へ
の樹脂路を開放し、盲栓に対応する第２の樹脂路２６を
閉塞する。

その後、型取付ブロック１２と可動盤１６の型取付面に
それぞれ固定型３５、可動型３６を取り付け（第２図状
態）、成形を行う。

これにより２点ゲートによる成形が行われる。

３点以上の多点ゲートの成形金型を用いる場合にも同様
に行うことができる。

なお本発明においても、用いられる成形金型は、ゲート
位置がホットランナ−ブロック２３に設けた樹脂供給口
に・致したちのでなければならないとい・う制約は伴う
が、位置検出器付のシリンダ装置等を用いることによっ
て】つのシリンダ装置３１で複数の樹脂供給１−」の閉
塞も可能となり、樹脂の滞留部をな（すことができるか
ら、樹脂供給口を多数設けても何ら支障はなく、また樹
脂供給口の配列と成形金型のデー１−位置との標準化を
図ることによって、１個のボッＩ・ランナー装置を兼用
して種々の成形金型に対応して成形を行うことができる
。

（発明の効果）以十のように本発明に係る射出成形機によれば、１個の
ポットランナー装置を複数の成形金型に兼用して利用で
きるので、成形金型は個別にホットランナー装置を設け
る必要がなく安価にできる。

さらに、１個のホットランナ−装置を兼用して用いでも
ゲート位置、ゲート数を適宜に選択できるので、種々の
成形金型に対応できる他、シリンダ装置によって不必要
の樹脂路を閉塞することによって樹脂の滞留部がなく、
ホン１〜−）ンナー内での樹脂の劣化、分解等を防止で
きる。

また樹脂路の閉塞をシリンダ装置によって行うので、操
作も容易であり、また位置決め精度よく、かつ樹脂洩れ
を起こさずに樹脂路の閉塞が行える等の著効を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る射出成形機の好適な一実施例を示す
もので、第１図はゲートが１つのもののタイプの成形金
型を用いた場合の樹脂路の経路を示す断面説明図、第２
図は型取付ブロックを正面から見た説明図、第３図はゲ
ートか２つのもののタイプの成形金型を用いた場合の樹
脂路の経路を示す断面説明図である。１０・　・固定盤、　　１１・・・機台、１２・・・型
取付ブロック、　１３・・・固定型、１４・・・射出装
置、　１５・・・ノズル、１６・・・可動盤、　　Ｉ７
・・・タイバー、１Ｂ・・・可動型、　１９・・・型締
ラム、２０・・・キャピティ、　　２１・・・ゲート、
２２・・・ボットノズル挿填用貫通孔、２３・・・ホッ
トランナ−ブロック、２４・・・断熱材、２５・・・第１の樹脂路部、　２６・・・第２の樹脂路
部、　２７・・・第３の樹脂路部、２８・・・ポットノ
ズル挿填用貫通孔、２９・・・ホットノズル、　３０・
・・盲栓、３１・・・シリンダ装置、　３２・・・口・
７Ｆ、３３・・・ピストン。特許出廓人日積樹脂工業株式会社代表考島　喜治

Claims

【特許請求の範囲】１、射出装置に接続される第１の樹脂路部と、この第１
の樹脂路部から分岐された第２の樹脂路部と、第２の樹
脂路部から型取付ブロックの型取付面に開口した複数の
樹脂供給口に接続される第３の樹脂路部とより成る樹脂
路を有するホットランナーブロックを、固定盤側の前記
型取付ブロック内に断熱材を介して配設し、前記型取付ブロックの側面に、ロッドが前記第２の樹脂路部内に突出入自在に進入し、該ロッド先
端に設けたピストンが第２の樹脂路部内に摺合するシリ
ンダ装置を設け、前記樹脂供給口に、盲栓かまたは金型キャビティに通じる第４の樹脂路部たるホットノズルかのい
ずれかを選択的に着脱自在に設けたことを特徴とする射
出成形機。