JPS6377613A - 部品供給機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、貫通孔を有する部品を所定の組付は位置に順
次供給するための部品供給機構に係り、特に、ワッシャ
等の小物部品を自動供給するのに好適な部品供給機構に
関する。

〔従来の技術〕

従来より知られているこの種の部品供給機構は、ポール
フィーダやマガジンと称せられる収納箱がら供給された
部品を、ベルトフィーダや直進フィーダ等を用いて所定
位置に整列供給するための部品整列供給系と、バキュー
ム装置や把持装置がらなり、部品を保持・政送するため
の組付は系とに量分されており、前者の部品整列供給系
で整列された部品を、後者の組付は系で吸着あるいは把
持することにより、所定の組付は位置に組込むようにな
っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

かかる従来技術によると、部品整列供給系と３■付は系
とを適宜組合わせることにより、種々の部品を組付は位
置に供給することができる。

しかしながら、この従来技術では、吸着あるいは把持に
よって部品を搬送するものであるから、供給される部品
がワッシャのように藩板状で吸着面が少ないものである
と、搬送中に落下したり変形するおそれがあった。

本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、ワッ
シャのような小物部品であっても、変形あるいは落下の
おそれなく、確実に組付は位置に供給することのできる
部品供給機構を提供するにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明は、部品整列供給系
に待機している部品を、その貫通孔にガイドピンを挿通
して位置決めしたのち、ストッパを開放して部品整列供
給系をガイドピンから後退し、しかるのち上記ガイドピ
ンに沿って部品を下降することにより、当該部品を所定
の組付は位置まで供給するようにしたことを、特徴とす
る。

〔作用〕 例えばポールフィーダからベルトフィーダに供給された
部品は、そのベルトフィーダの先端部分でストッパによ
って停滞しており、該ベルトフィーダを含む部品整列供
給系がエアシリンダ等で前進方向に移動されると、先端
位置の部品はガイドピンの真下まで送られる。ここでガ
イドピンが下降すると、該ガイドピンは停滞中の部品の
貫通孔を通って組付は位置まで達し、しかるのちストッ
パが開放した状態で上記部品整列供給系が後退すると、
先端の部品が分離されてガイドピンとの保合により所定
の組付は位置まで搬送され、当該組付は位置に供給され
る。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面について説明する。

図は本発明による部品供給機構の一実施例を示す全体図
であって、１は固定ベース、２はガイドバー、３は可動
ベース、４はポールフィーダ、５は直進フィーダ、６は
ガイド軸、７はストッパ、８はガイドポスト、９は可動
ブロック、１０はガイドピン、１１，１２．１３．１４
はエアシリンダ、１５は押圧筒体、１６は軸、１７は部
品である。

同図において、固定ベースｌには所定の間隔を存して２
本のガイドバー２が架設されており、これらガイドバー
２には可動ベース３が摺動自在に嵌合されている。この
可動ベース３は駆動源、例えばエアシリンダ１２によっ
て、矢印Ａで示す前進方向と矢印Ａ′で示す後退方向に
往復移動されるようになっている。

可動ベース３上には、部品整列部として例えばポールフ
ィーダ４がＳｌ方間定されるとともに、部品供給部とし
て例えば直進フィーダ５がｉａ装固定されており、これ
らで部品整列供給系が構成されている。直進フィーダ５
の先端には、該直進フィーダ５の長手方向に直交する２
本のガイド軸６が架設されており、これらガイド軸６に
はストッパ７が摺動自在に嵌合されている。このストッ
パ７は駆動源、例えばエアシリンダ１４によって矢印ｃ
−ｃ　’方向に往復移動されるようになっている。

前記固定ベース１の延出部分（図は途中を一部破断して
省略しである）には？Ｊｊ数本のガイドポスト８が植設
されており、これらガイドポスト８には可動ブロック９
が摺動自在に嵌合されている。

この可動ブロック９の中央位置には押圧筒体１５が垂設
されており、該押圧筒体１５と可動ブロック９は駆動源
、例えばエアシリンダ１３によって、矢印Ｂ−Ｂ　’方
向に一体的に往復移動されるようになっている。また、
前記押圧筒体１５にはガイドピン１０が嵌挿されており
、該ガイドピン１゜は駆動源、例えばエアシリンダ１工
によって矢印Ｂ−Ｂ’方向に上下動されるようになって
いる。

このガイドピン１０は組付は位置の真上にあり、すなわ
ち本実施例のように組付は位置が軸１６である場合は、
ガイドピン１０と軸１６とは同一軸上に設定されており
、またガイドピン１ｏの直径は供給される部品１７の貫
通孔１７ａより幾分小さめに設定されている。

次に、上記部品供給機構を用いて、ポールフィーダ４内
の部品１７を軸１６に組込む動作について説明する。

ポールフィーダ４内の部品１７は、該ポールフィーダ４
から直進フィーダ５の後端に供給されたのち、直進フィ
ーダ５の振動により順次送られ、その先端位置で閉鎖状
態にあるストッパ７に当接して、当該直進フィーダ５上
で停滞している。かかる状態でエアシリンダ１２を作動
し、直進フィーダ５を含む部品整列供給系を前進（矢印
Ａで示す方向）すると、直進フィーダ５上に整列された
部品１７のうちの先頭のものがガイドビン１０の真下ま
で送られる。

次に、エアシリンダ１１を作動してガイドビン１０を下
降（矢印Ｂで示す方向）すると、該ガイドビン１０は真
下に位置する部品１７の貫通孔１７ａを通り、組付は位
置である軸１６に達する。しかるのち、エアシリンダ１
４を作動し、ストッパ７を矢印Ｃ方向へ移動して開放し
、またエアシリンダ１２を作動して部品整列供給系を矢
印Ａ′方向へ後退すると、ガイドビン１０に挿通された
先頭の部品１７のみが直進フィーダ５から分離され、当
該部品１７はガイドビン１０に室内されて軸１６に組込
まれる。

なお、この時、エアシリンダ１３を作動して可動ブロッ
ク９を下降（矢印Ｂで示す方向）すると、該可動ブロッ
ク９と一体的に押圧筒体１５も下降するため、軸１６に
組込まれた部品１７は押圧筒体１５の下面に押圧されて
、軸１６に確実に圧入される。

このように部品１７０軸１６への組付けが終了すると、
エアシリンダＩＬ１３によりガイドビン１０および可動
ブロック９が矢印Ｂ′で示す方向に上昇し、これに前後
してエアシリンダ１４によりストッパ７が矢印Ｃ′力方
向移動して閉じられる。一方、組付は位置にも、部品の
供給が終了した軸に代って新たな軸が送られ、各部は図
の実線で示す状態になる。そして、上述した動作を繰り
返すことにより、組付は位置に部品１７が順次供給され
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、部品の貫通孔に
ガイドビンを挿通することにより、該部品を組付は位置
まで導くことができるため、ワッシャのように薄肉の小
物部品であっても、変形あるいは落下のおそれなく、確
実に組付は位置に供給することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明による部品供給機構の一実施例を示す全体図
である。 １・・・固定ベース、２・・・ガイドバー、３・・・可
動ベース、４・・・ポールフィーダ、５・・・直進フィ
ーダ、７・・・ストツパ、１０・・・ガイドビン、１１
，１２，１３．１４・・・エアシリンダ、１５・・・押
圧筒体、１６・・・軸（組付は位置）、１７・・・部品
、１７ａ・・・貫通孔。 図面の浄書（内′、゛ｉに変更なし） 第１図 ｔｏ−−−７７−’Ｉトロ“７ 手続有口正置（方式） 昭和６１年Ｉｆ月２９日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、貫通孔を有する部品を所定の組付け位置に順次供給
   するための機構において、部品を整列供給するレールの
   先端部に開閉可能なストッパが設けられた部品整列供給
   系と、該部品整列供給系を固定ベースに対して前後進可
   能な駆動手段と、前記部品が整列する平面に対して垂直
   方向に昇降可能でかつ組付け位置の真上に位置するガイ
   ドピンとを備え、前記部品は、前進位置にある部品整列
   供給系のストッパに当接して待機状態を経たのち、前記
   ガイドピンが貫通孔を挿通して下降することにより位置
   決めされ、引き続いてストッパが開放して部品整列供給
   系が後退したのち、ガイドピンに案内されて組付け位置
   に供給されることを特徴とする部品供給機構。