JPS6376963A - バルブ用シ−トの構造 - Google Patents
バルブ用シ−トの構造Info
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- JPS6376963A JPS6376963A JP21807886A JP21807886A JPS6376963A JP S6376963 A JPS6376963 A JP S6376963A JP 21807886 A JP21807886 A JP 21807886A JP 21807886 A JP21807886 A JP 21807886A JP S6376963 A JPS6376963 A JP S6376963A
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- porous metal
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Landscapes
- Lift Valve (AREA)
- Taps Or Cocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えばバタフライバルブやボールバルブのよ
うに回動操作によって開閉するようにしたバルブのシー
トに関し、特に異種素材を特殊な積層構造で形成したバ
ルブ用シートの構造に関するものである。
うに回動操作によって開閉するようにしたバルブのシー
トに関し、特に異種素材を特殊な積層構造で形成したバ
ルブ用シートの構造に関するものである。
(従来技術とその問題点))
バタフライバルブやボールバルブのように略906又は
1806の回動操作によって流路を開閉するようにした
バルブのシートには、ジスクやボールの密封作用を有効
に発揮させるために種々の構造が提案されている。
1806の回動操作によって流路を開閉するようにした
バルブのシートには、ジスクやボールの密封作用を有効
に発揮させるために種々の構造が提案されている。
このうち、重ね形のシート構造には、リング状平板ガス
ケットを積層した積層形と渦巻状にして圧縮成形した渦
巻形とがあり、この積層形は、渦巻形に比較して圧縮強
度やシール性に優れているが、強度の点において充分と
はいえない。
ケットを積層した積層形と渦巻状にして圧縮成形した渦
巻形とがあり、この積層形は、渦巻形に比較して圧縮強
度やシール性に優れているが、強度の点において充分と
はいえない。
第6図において、この積層形のリングシート32をバタ
フライバルブのボデー3oにシートリテーナ31で取付
け、このリングシート32をジスク33にシール接触さ
せて使用した場合、同図の鎖線に示すようにリングシー
ト32の一部に変形を生じ、結局、シール性能の低下を
来すおそれがある。
フライバルブのボデー3oにシートリテーナ31で取付
け、このリングシート32をジスク33にシール接触さ
せて使用した場合、同図の鎖線に示すようにリングシー
ト32の一部に変形を生じ、結局、シール性能の低下を
来すおそれがある。
従来は、この積層形の欠点を解消するため、例えば、特
開昭52−103030号公報に示すように、ガスケッ
ト板と金属板を交互に積層する構造が知られている。
開昭52−103030号公報に示すように、ガスケッ
ト板と金属板を交互に積層する構造が知られている。
しかしながら、この従来例によると、補強という点から
すると、一応の効果があるが、摩擦係数の低いガスケッ
ト板と金属板とでは、接合面において滑りやすいために
、接面漏れが生じやすく。
すると、一応の効果があるが、摩擦係数の低いガスケッ
ト板と金属板とでは、接合面において滑りやすいために
、接面漏れが生じやすく。
また、金属板の突出によりジスクやボール又はボデーシ
ートの接触面に損傷を与える危険性がある。
ートの接触面に損傷を与える危険性がある。
上記の滑りを防止する手段として、実公昭59−804
2号公報の構造が提案されているが、同公報の構造は、
平板状のガスケット板の間に波型の金属板を介挿した構
造の弁シートであるため、金属板の波型が、ガスケット
板との相互積層成形時にガスケット板の密度の不均一を
生じたり、またガスケット板と波型の金属板との間の面
圧がばらつき、このシートを繰返し使用すると、接合面
に隙間が生じるため、接面漏れが起きる等の不都合があ
る。
2号公報の構造が提案されているが、同公報の構造は、
平板状のガスケット板の間に波型の金属板を介挿した構
造の弁シートであるため、金属板の波型が、ガスケット
板との相互積層成形時にガスケット板の密度の不均一を
生じたり、またガスケット板と波型の金属板との間の面
圧がばらつき、このシートを繰返し使用すると、接合面
に隙間が生じるため、接面漏れが起きる等の不都合があ
る。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、これらの欠点
を解消するために開発したもので、シートの積層部材を
完全に一体化することにより強度の点はもとよりシール
性の向上を図ることを目的としたものである。
を解消するために開発したもので、シートの積層部材を
完全に一体化することにより強度の点はもとよりシール
性の向上を図ることを目的としたものである。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本発明は、膨張黒鉛よりな
るリング状のガスケット板と孔径φ2++a+以下の孔
を開孔率20%〜40%の範囲にて均一に分散させたリ
ング状の多孔金属箔とを熱硬化性樹脂を介して交互に積
層し接着してリング状のシート本体を形成する構成を採
用した。
るリング状のガスケット板と孔径φ2++a+以下の孔
を開孔率20%〜40%の範囲にて均一に分散させたリ
ング状の多孔金属箔とを熱硬化性樹脂を介して交互に積
層し接着してリング状のシート本体を形成する構成を採
用した。
更に、上記の金属箔の挿入密度分布をシート本体両面近
くを高く、中央部分を低くし、また、シート本体の表面
近傍位置に少なくとも1枚の無孔金属箔を配するように
構成した。
くを高く、中央部分を低くし、また、シート本体の表面
近傍位置に少なくとも1枚の無孔金属箔を配するように
構成した。
(作用)
依って1本発明によると、膨張黒鉛よりなるリング状の
ガスケット板とリング状の多孔金属箔とを熱硬化性樹脂
を介して交互に積層し接着してリング状のシート本体を
形成したので、このシート本体を例えばバタフライバル
ブやボールバルブのシール位置に装着すると、ガスケッ
ト板と多孔金属箔とが一体化して接面漏れ等の心配がな
く、しかも、適度の強度を有しているため、使用に際し
て変形等の生じるおそれがなく、バルブのシール位置に
おけるシール性能を著しく向上させることができる。ま
た、金属箔が仮りに直接ジスクやボール又はボデーシー
トの接触面に接触しても、金属箔は箔状であるため、こ
れらを損傷させることがない。
ガスケット板とリング状の多孔金属箔とを熱硬化性樹脂
を介して交互に積層し接着してリング状のシート本体を
形成したので、このシート本体を例えばバタフライバル
ブやボールバルブのシール位置に装着すると、ガスケッ
ト板と多孔金属箔とが一体化して接面漏れ等の心配がな
く、しかも、適度の強度を有しているため、使用に際し
て変形等の生じるおそれがなく、バルブのシール位置に
おけるシール性能を著しく向上させることができる。ま
た、金属箔が仮りに直接ジスクやボール又はボデーシー
トの接触面に接触しても、金属箔は箔状であるため、こ
れらを損傷させることがない。
更に、シート本体の表面近傍位置に少なくとも1枚の無
孔金属箔を配するようにすれば、シートの浸透漏れ現象
も確実に防止することができる。
孔金属箔を配するようにすれば、シートの浸透漏れ現象
も確実に防止することができる。
(実施例)
第1図乃至第5図は本発明におけるバルブ用シートの構
造の各実施例を示したもので、第1図はバタフライバル
ブのボデー側にシートを装着した例を示した部分断面図
、第2図はバタフライバルブのジスク側にシートを装着
した例を示した部分断面図、第3図はボールバルブにシ
ートを装着した例を示す部分断面図、第4図はシートの
部分拡大断面図、第5図イ、口、ハはシートの各側を示
した部分断面図である。
造の各実施例を示したもので、第1図はバタフライバル
ブのボデー側にシートを装着した例を示した部分断面図
、第2図はバタフライバルブのジスク側にシートを装着
した例を示した部分断面図、第3図はボールバルブにシ
ートを装着した例を示す部分断面図、第4図はシートの
部分拡大断面図、第5図イ、口、ハはシートの各側を示
した部分断面図である。
図面において、1はシート本体で、このシート本体1は
、膨張黒鉛よりなるリング状のガスケット板2とリング
状の多孔金属箔3(又は薄い金属網)とを熱硬化性樹脂
4を介して交互に積層し接着して形成し、全体としてリ
ング状を呈し、外周部分(第2図では内周部分)にバル
ブ(第2図ではジスク)の装着部位に挿入される肩部1
aと内周面(第2図では外周面)にテーパ形状のシール
面1bを形成している。
、膨張黒鉛よりなるリング状のガスケット板2とリング
状の多孔金属箔3(又は薄い金属網)とを熱硬化性樹脂
4を介して交互に積層し接着して形成し、全体としてリ
ング状を呈し、外周部分(第2図では内周部分)にバル
ブ(第2図ではジスク)の装着部位に挿入される肩部1
aと内周面(第2図では外周面)にテーパ形状のシール
面1bを形成している。
多孔金属箔3は、ガスケット板2を一体化させる機能と
シート本体1の補強的作用を果たすものであり、開孔面
積が20%以上(好ましくは20%〜40%)で、孔径
がφ2m以下の孔を均一に分散させた厚さ20μm〜1
00μm(好ましくは20μm〜50μm)の金属箔や
薄い金属網を用い、材質は、オーステナイト系ステンレ
ス鋼、フェライト系ステンレス鋼及び銅乃至は銅合金が
適切である。また、多孔金属箔3の挿入比率は、シート
本体1の厚さが、例えば10ma+であれば8枚〜16
枚が効果的である。
シート本体1の補強的作用を果たすものであり、開孔面
積が20%以上(好ましくは20%〜40%)で、孔径
がφ2m以下の孔を均一に分散させた厚さ20μm〜1
00μm(好ましくは20μm〜50μm)の金属箔や
薄い金属網を用い、材質は、オーステナイト系ステンレ
ス鋼、フェライト系ステンレス鋼及び銅乃至は銅合金が
適切である。また、多孔金属箔3の挿入比率は、シート
本体1の厚さが、例えば10ma+であれば8枚〜16
枚が効果的である。
更に、多孔金属箔3の挿入密度分布は、シート本体の両
面近くを高く、中央部分を低くすると、シート本体1の
強度とシール性能を有効に発揮させることができる。
面近くを高く、中央部分を低くすると、シート本体1の
強度とシール性能を有効に発揮させることができる。
熱硬化性樹脂4は、第4図に示すように、膨張黒鉛より
なるガスケット板2と多孔金属箔3とを強固に結合させ
るための接着機能を果たすものであり、膨張黒鉛に対し
て浸透性の強いフェノール系若しくはフラン系を用いる
のが好ましい。
なるガスケット板2と多孔金属箔3とを強固に結合させ
るための接着機能を果たすものであり、膨張黒鉛に対し
て浸透性の強いフェノール系若しくはフラン系を用いる
のが好ましい。
更に、熱硬化性樹脂4の量は充分な結合強度を得るため
膨張黒鉛に対して、固形分率で5 w t%〜15wt
%を用いる。また、200℃以上で用いる場合は、必要
に応じて予め熱処理を施すことによって脱ガス及び炭化
処理を行なう。この場合、炭化樹脂の投錨効果により充
分な接着強度を保持している。
膨張黒鉛に対して、固形分率で5 w t%〜15wt
%を用いる。また、200℃以上で用いる場合は、必要
に応じて予め熱処理を施すことによって脱ガス及び炭化
処理を行なう。この場合、炭化樹脂の投錨効果により充
分な接着強度を保持している。
また、シート本体1の表面近傍位置に少なくとも1枚の
無孔金属箔5を配置すると、シート本体1の浸透漏れを
確実に防止することができる。本例においては、シート
本体1の積層両表面の近傍位置に各1枚の無孔金属箔5
を設けている。
無孔金属箔5を配置すると、シート本体1の浸透漏れを
確実に防止することができる。本例においては、シート
本体1の積層両表面の近傍位置に各1枚の無孔金属箔5
を設けている。
第5図は多孔金属箔3の積層例を示したもので。
第5図(イ)は平板状の多孔金属箔3を積層したもので
あり、同図(ロ)は平板状の多孔金属箔3と波形状の多
孔金属箔3とを交互に積層したものであり、この場合は
何れか一方を無孔の金属箔とするようにしても良い。同
図(ハ)は波形状の多孔金属箔3を積層したものであり
、この場合も無孔の金属箔3と多孔の金属箔3を交互に
積層するようにしても良い。
あり、同図(ロ)は平板状の多孔金属箔3と波形状の多
孔金属箔3とを交互に積層したものであり、この場合は
何れか一方を無孔の金属箔とするようにしても良い。同
図(ハ)は波形状の多孔金属箔3を積層したものであり
、この場合も無孔の金属箔3と多孔の金属箔3を交互に
積層するようにしても良い。
次いで、上記したシート本体1をバタフライバルブとボ
ールバルブに装着した場合について説明する。第1図は
バタフライバルブのボデー6側にシートリテーナ7で保
持してボルト8によりシート本体1を装着した例であり
、この場合は、ステム12の回動操作によりジスク13
の外周面をシート本体1のシール面1bに接触させて閉
弁する。
ールバルブに装着した場合について説明する。第1図は
バタフライバルブのボデー6側にシートリテーナ7で保
持してボルト8によりシート本体1を装着した例であり
、この場合は、ステム12の回動操作によりジスク13
の外周面をシート本体1のシール面1bに接触させて閉
弁する。
9はボデー6とシートリテーナ7との間に設けたガスケ
ットであり、10はシートリテーナ7又はボデー6とシ
ート本体1との間に設けたガスケットであり、ガスケッ
ト10とは別にシート本体1側にガスケット10aを装
着しても良い。11はステム12を挿入した軸受である
。第2図はバタフライバルブのリスク13a側にシート
リテーナ14で保持してボルト15によりシート本体1
を装着した例であり、この場合は、ステム12の回動操
作によりジスク13の外周部に設けたシート本体1をボ
デー6の弁座面6aに接触させて閉弁する。16はシー
トリテーナ14又はジスク13aとシート本体1との間
に設けたガスケットであり、ガスケット16とは別にシ
ート本体1側にガスケット16aを装着しても良い。
ットであり、10はシートリテーナ7又はボデー6とシ
ート本体1との間に設けたガスケットであり、ガスケッ
ト10とは別にシート本体1側にガスケット10aを装
着しても良い。11はステム12を挿入した軸受である
。第2図はバタフライバルブのリスク13a側にシート
リテーナ14で保持してボルト15によりシート本体1
を装着した例であり、この場合は、ステム12の回動操
作によりジスク13の外周部に設けたシート本体1をボ
デー6の弁座面6aに接触させて閉弁する。16はシー
トリテーナ14又はジスク13aとシート本体1との間
に設けたガスケットであり、ガスケット16とは別にシ
ート本体1側にガスケット16aを装着しても良い。
第3図はボールバルブのボデー17に形成した段部18
にシート本体1を装着した例であり、ステム21の回動
操作により貫通孔20aを有するボール20の外周面を
シート本体1に接触させて開閉するものである。19は
ボデー17とシート本体1との間に設けたガスケットで
あり、ガスケット19とは別にシート本体1側にガスケ
ット19aを装着しても良い。
にシート本体1を装着した例であり、ステム21の回動
操作により貫通孔20aを有するボール20の外周面を
シート本体1に接触させて開閉するものである。19は
ボデー17とシート本体1との間に設けたガスケットで
あり、ガスケット19とは別にシート本体1側にガスケ
ット19aを装着しても良い。
次に、上記実施例の作用を説明する。
シート本体1を例えばバタフライバルブやボールバルブ
のシール位置に装着すると、シート本体1は、膨張黒鉛
よりなるリング状のガスケット板2とリング状の多孔金
属箔3とを熱硬化性樹脂4を介して交互に積層接着して
形成したので、ガスケット板2と多孔金属箔3とが一体
化して接面漏れ等の心配がなく、シかも、充分な強度を
有しているので、使用に際して変形等の生じるおそれが
なく、バルブのシール位置におけるシール性能を有効に
発揮させることができる。
のシール位置に装着すると、シート本体1は、膨張黒鉛
よりなるリング状のガスケット板2とリング状の多孔金
属箔3とを熱硬化性樹脂4を介して交互に積層接着して
形成したので、ガスケット板2と多孔金属箔3とが一体
化して接面漏れ等の心配がなく、シかも、充分な強度を
有しているので、使用に際して変形等の生じるおそれが
なく、バルブのシール位置におけるシール性能を有効に
発揮させることができる。
また、シート本体1の両表面の近傍位置に無孔金属箔5
を配置しているので、シート本体1の浸透漏れ現象も確
実に防止することができる。
を配置しているので、シート本体1の浸透漏れ現象も確
実に防止することができる。
(発明の効果)
以上のことから明らかのように、本発明によると、膨張
黒鉛よりなるリング状のガスケット板と孔径φ2ff1
1以下の孔を開孔率20%〜40%の範囲で均一に分散
させたリング状の多孔金属箔とを熱硬化性樹脂を介して
交互に積層し接着してリング状のシート本体を構成した
ので、シート本体の変形を確実に防止し、また積層面が
滑ることもないため、シール性が低下することもなく、
ジスクやボール乃至はボデーの弁座面がシート本体と均
一に接触するため、シール性は従来に比して著しく向上
し、かつ、摩耗が低減され、変形の防止と相まって耐久
性の点において特に優れている等の効果がある。また、
金属箔が仮りに直接ジスクやボール又はボデーシートの
接触面に接触しても、金属箔は箔状であるため、これら
を損傷させることがない。
黒鉛よりなるリング状のガスケット板と孔径φ2ff1
1以下の孔を開孔率20%〜40%の範囲で均一に分散
させたリング状の多孔金属箔とを熱硬化性樹脂を介して
交互に積層し接着してリング状のシート本体を構成した
ので、シート本体の変形を確実に防止し、また積層面が
滑ることもないため、シール性が低下することもなく、
ジスクやボール乃至はボデーの弁座面がシート本体と均
一に接触するため、シール性は従来に比して著しく向上
し、かつ、摩耗が低減され、変形の防止と相まって耐久
性の点において特に優れている等の効果がある。また、
金属箔が仮りに直接ジスクやボール又はボデーシートの
接触面に接触しても、金属箔は箔状であるため、これら
を損傷させることがない。
第1図乃至第5図は本発明におけるバルブ用シートの構
造の各実施例を示したもので、第1図はバタフライバル
ブのボデー側にシートを装着した例を示した部分断面図
、第2図はバタフライバルブのジスク側にシートを装着
した例を示した部分断面図、第3図はボールバルブにシ
ートを装着した例を示す部分断面図、第4図はシートの
部分拡大断面図、第5図(イ)、(ロ)、(ハ)はシー
トの各側を示した部分断面図であり、第6図はバタフラ
イバルブに従来のシートを装着した例を示す部分断面図
である。 1・・・シート本体、2・・・ガスケット板、3・・・
多孔金属箔、4・・・熱硬化性樹脂、5・・・無孔金属
箔。
造の各実施例を示したもので、第1図はバタフライバル
ブのボデー側にシートを装着した例を示した部分断面図
、第2図はバタフライバルブのジスク側にシートを装着
した例を示した部分断面図、第3図はボールバルブにシ
ートを装着した例を示す部分断面図、第4図はシートの
部分拡大断面図、第5図(イ)、(ロ)、(ハ)はシー
トの各側を示した部分断面図であり、第6図はバタフラ
イバルブに従来のシートを装着した例を示す部分断面図
である。 1・・・シート本体、2・・・ガスケット板、3・・・
多孔金属箔、4・・・熱硬化性樹脂、5・・・無孔金属
箔。
Claims (4)
- (1)膨張黒鉛よりなるリング状のガスケット板とリン
グ状の多孔金属箔とを熱硬化性樹脂を介して交互に積層
し接着してリング状のシート本体を構成したことを特徴
とするバルブ用シートの構造。 - (2)上記多孔金属箔の挿入密度分布をシート本体の両
面近くを高く、中央部分を低くした特許請求の範囲第1
項記載のバルブ用シートの構造。 - (3)上記シート本体の表面近傍位置に少なくとも1枚
の無孔金属箔を配した特許請求の範囲第1項又は第2項
記載のバルブ用シートの構造。 - (4)上記多孔金属箔は、孔径φ2mm以下の孔を開孔
率20%〜40%の範囲にて均一に分散させた特許請求
の範囲第1項乃至は第3項記載のバルブ用シートの構造
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61218078A JPH0814329B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | バルブ用シ−トの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61218078A JPH0814329B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | バルブ用シ−トの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6376963A true JPS6376963A (ja) | 1988-04-07 |
JPH0814329B2 JPH0814329B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=16714293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61218078A Expired - Fee Related JPH0814329B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | バルブ用シ−トの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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