JPS637691B2 - - Google Patents

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JPS637691B2
JPS637691B2 JP56048488A JP4848881A JPS637691B2 JP S637691 B2 JPS637691 B2 JP S637691B2 JP 56048488 A JP56048488 A JP 56048488A JP 4848881 A JP4848881 A JP 4848881A JP S637691 B2 JPS637691 B2 JP S637691B2
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wire line
output
operational amplifier
line
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JP56048488A
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JPS57123742A (en
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Biruto Uinfuriito
Eru Minhi Morisu
Daburyu Waagunaa Seodooru
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPS57123742A publication Critical patent/JPS57123742A/ja
Publication of JPS637691B2 publication Critical patent/JPS637691B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/54Circuits using the same frequency for two directions of communication
    • H04B1/58Hybrid arrangements, i.e. arrangements for transition from single-path two-direction transmission to single-direction transmission on each of two paths or vice versa
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/03Hybrid circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 通信系において2つの局の間で通信を可能にす
るため、局間において両方向に十分に妨害の少な
い信号伝送が可能な伝送装置が必要である。その
ためそれぞれの伝送方向に対して、それぞれ2つ
の通信局の同時に存在する多数の接続のため多重
動作で多重に利用される伝送線を設けることもで
きる。すなわちこのような4線式動作は、なるべ
く通信網の高レベルのところで行われる。低レベ
ルの通信、特に加入者接続線の範囲においては、
一般に信号伝送は、2線式線路を介して2重通信
動作で行われ、その際両伝送方向の伝送信号の分
離は、2線線路を終端するハイブリツド回路によ
つて行われ、このハイブリツド回路は、ハイブリ
ツド回路から出る4線線路の出力分路をハイブリ
ツド回路に入る入力分路に対して減結合し、2線
線路を例えば加入者の4線部分に(およびその逆
に)変換する。(ハイブリツド回路の高い伝送品
質を保証するため、4線線路の入力分路と出力分
路の間の減結合の他に、ハイブリツド回路と2線
線路の間の反射防止もしなければならず、従つて
相応の付加的な要求がハイブリツド回路に課せら
れることになる)。
4線線路と2線線路を結合する変成器を用いな
いハイブリツド回路を有する伝送系はすでに公知
(ドイツ連邦共和国特許出願公開第2914945号明細
書(=特開昭54―136253号公報に記載のものに相
応)、第1図)であり、その際ハイブリツド回路
において4線線路の入力分路を介して到来する入
力信号は、2線線路に整合したインピーダンス回
路を介して2線線路に達し、かつ2線線路に生じ
る信号は、加算器において(−1/2)倍した入力
信号に加算され、その際加算器の出力端子は、ハ
イブリツド回路から出る4線線路出力分路を形成
している。この公知の伝送系の2線線路は不平衡
(アースに関して)の2線線路であり、それに対
して実際上たびたび平衡2線線路が所望されてい
る。
これに関して、ドイツ連邦共和国特許公告第
2607480号公報(USP第4301336号明細書に相当
する)から、そこに詳細に記載されている、それ
ぞれ2つの演算増幅器を有する2つの不平衡ハイ
ブリツド回路を使用し、かつ全体で4つの演算増
幅器を有する平衡ハイブリツド回路となるように
前述の不平衡ハイブリツド回路を合成接続するこ
とが公知である。
また、昭和55年度電子通信学会総合全国大会、
論文番号1976(「電子化ハイブリツド回路の検討」)
には、変成器を用いないハイブリツド回路が記載
されているが、この論文には本発明特許請求の範
囲第1項の上位概念に示した各要件を具備した、
変成器を用いないハイブリツド回路が示されてい
るにすぎない。このハイブリツド回路は、4線線
路の入力分路4WAの両出力端子(OP1および
OP2の両出力側)と4線線路の出力分路4WB
に接続された演算増幅器OP3の両入力端子(+,
−)との間に比較的複雑なバランシング回路BN
を有している。本発明のハイブリツド回路にはそ
のようなバランシング回路は設けられておらず、
しかも、本発明特許請求の範囲第1項の特徴部分
に示した、本発明回路に設けられた各抵抗の回路
定数選定については何ら具体的に指摘されていな
い。
米国特許第4041252号明細書から、4線線路の
入力分路と出力分路に2線線路を接続し、同時に
両方の4線線路分路を互いに減結合した、変成器
を用いないハイブリツド回路もすでに公知であ
り、その際4線線路の入力分路を介して到来しか
つ互いに逆相の入力信号電圧で両入力端子に生じ
る入力信号は、2線線路に整合したインピーダン
ス回路によつて減衰され、2線線路に達し、かつ
2線線路に生じた信号は、入力信号の半分を減算
した後に4線線路の出側の出力分路に達する。そ
の際2線線路インピーダンスの半分の直流抵抗成
分に相当する直流抵抗を介して一方の入力端子に
接続された一方の2線線路心線は、演算増幅器の
一方の入力端子に接続され、かつ同様に他方の入
力端子に接続された他方の2線線路心線は、演算
増幅器の他方の入力端子に接続されており、この
演算増幅器の出力端子には、さらに補償回路網を
介して、4線線路の入力分路内にある2つの入力
端子の一方に接続された別の演算増幅器の反転入
力端子が接続されており、帰還抵抗を介して同様
にこの反転入力端子に接続された前記別の演算増
幅器の出力端子は、4線線路の出側出力分路に通
じている。
前記の補償回路網によつて2線線路から4線線
路の出力分路に達する入力信号成分の減算を行う
この公知の変成器を用いないハイブリツド回路に
おいて、この補償回路網によつて2線線路のハイ
ブリツド回路側終端の平衡が、従つて2線線路回
路の平衡が大幅に妨害されるので、ここでも最終
的には2線線路は、平衡2線線路として所望の平
衡度を持つように動作させることはできない。
IBMテクニカル・デイスクロージヤ・ブリテ
インVol.16,No.2,July1973、頁495/496から、
2つの増幅器を有する平衡ハイブリツド回路を既
に公知であり、その際一方の2線線路心線は第1
のシミユレーシヨンインピーダンスを介して4線
線路の入力分路に設けられた第1の増幅器の出力
端子と接続されており、この一方の2線線路心線
には、第1の抵抗を介して、4線線路の出力分路
に接続された第2の増幅器の一方の入力端子が接
続されており、この第2の増幅器の一方の入力端
子は更に第2の抵抗を介して第1の増幅器の他方
の出力端子と接続されており、その際、他方の2
線線路心線は第2のシミユレーシヨンインピーダ
ンスを介して第1の増幅器の他方の出力端子と接
続されており、この他方の2線線路心線には、第
3の抵抗を介して第2の増幅器の他方の入力端子
が接続されており、この第2の増幅器の他方の入
力端子は更に第4の抵抗を介して第1の増幅器の
前述の一方の出力端子と接続されている。
本発明の課題は、原理的にあまりコストがかか
らず、かつ、それと同時に特に簡易な回路構成設
計によつて、2線線路の所望の線路対称性(平衡
状態)を保証する、変成器を用いないハイブリツ
ド回路を提供することにある。
本発明は、4線線路の入力分路および出力分路
を相互に減結合して4線線路の入力分路および出
力分路に2線線路を接続するための、変成器を用
いないハイブリツド回路であつて、その際4線線
路の入力分路を介して到来しかつ該入力分路の両
方の端子に互いに逆相の入力信号電圧で生じる入
力信号が、2線線路に整合したインピーダンス回
路によつて減衰されて2線線路に供給され、かつ
2線線路に生じた信号が、入力信号成分を減算し
た後に4線線路の出側出力分路に供給され、その
際、一方の2線線路心線は第1のシミユレーシヨ
ンインピーダンスを介して4線線路の入力分路の
一方の出力端子と接続されており、また、他方の
2線線路心線は第2のシミユレーシヨンインピー
ダンスを介して4線線路の入力分路の他方の出力
端子と接続されている、変成器を用いないハイブ
リツド回路に関する。
本発明によればこの変成器を用いないハイブリ
ツド回路は次のような特徴を有する。すなわち一
方の2線線路心線は平衡2線線路の特性インピー
ダンスの半分を少なくとも近似的にシミユレート
するインピーダンスを介して4線線路の少なくと
も交流に対して低インピーダンスの入力分路の一
方の端子に接続されており、一方の2線線路心線
に、4線線路の出力分路に通じる1つの演算増幅
器の一方の入力端子が大きな抵抗値の第1の抵抗
を介して接続されており、演算増幅器の一方の入
力端子は更に高い抵抗値の第2の抵抗を介して入
力分路の他方の出力端子と接続されており、他方
の2線線路心線は同様に2線線路の特性インピー
ダンスの半分を少なくとも近似的にシミユレート
するインピーダンスを介して4線線路の入力分路
の他方の出力端子に接続されており、他方の2線
線路心線に、演算増幅器の他方の入力端子が同様
に高い抵抗値の第3の抵抗を介して接続されてお
り、演算増幅器の他方の入力端子は更に高い第4
の抵抗を介して入力分路の前述の一方の出力端子
と接続されており、その際演算増幅器の反転入力
側は高抵抗を介して演算増幅器の出力側と接続れ
ており、演算増幅器の非反転入力側は高抵抗を介
して線路平衡点と接続されている。
本発明によれば、不平衡補償分路により線路の
平衡をそこなうことなしに、あまりコストのかか
らない、変成器を用いないハイブリツド回路によ
つて平衡2線線路を4線線路におよびその逆に変
換でき、その際ハイブリツド回路は、基本的に4
線線路の入力分路と出力分路の間の減結合、およ
び2線線路の少なくとも近似的に反射のない終端
を行うことができる。その際ハイブリツド回路
は、例えば(4線)通信加入者と(2線)加入者
接続線の間の変換の際、加入者のところに使用で
き、またはこの(2線)加入者接続線と所属の
(4線)通信交換局、特にデイジタル交換局の間
の変換の際にも使用できる。その場合同時にルー
プ閉成表示、絶縁故障の場合PBX電話装置に通
常設けられている地気ボタン(グランドキー)を
操作した際または呼の存在する際のループ電流不
平衡の表示のように、簡単に実現すべき表示のた
め、および加入者接続線の過電流保護のため、変
形可能性が示されている。
原則的に加算装置としては通常のように集積化
された加算器モジユールが使用できる。
その際、2線線路の線路平衡を簡単に保証する
ことができ、しかもハイブリツド回路の設計が特
に簡単であるということは有利である。従つて、
本発明の実施態様において、大きな抵抗値の第1
の抵抗を介して一方の2線線路心線に接続されか
つ演算増幅器の一方の入力端子が、2倍の大きさ
の第2の抵抗を介して入力分路の他方の出力端子
に接続されており、また同様に前記の大きな抵抗
値の第3の抵抗を介して他方の2線線路心線に接
続された演算増幅器の他方の入力端子が、ここで
も2倍の大きさの第4の抵抗を介して入力分路の
前記一方の出力端子に接続されており、その際そ
れぞれv倍の大きさの抵抗値を有する抵抗を介し
て、演算増幅器の反転入力端子が出力端子に、ま
た演算増幅器の非反転入力端子が線路平衡点に接
続されており、その際vが、演算増幅器の増幅度
である。
4線線路の入力分路の低抵抗のため本発明の実
施態様においては、4線線路の入力分路にある2
つの演算増幅器の非反転入力端子が、それぞれ基
準直流電圧に接続されており、また両方の演算増
幅器の第1のものの非反転入力端子に、4線線路
の入力分路が接続されており、またこの演算増幅
器の出力端子が、抵抗を介して2線線路のa心
線、および別の抵抗を介して第2の演算増幅器の
反転入力端子に接続されており、第2の演算増幅
器の出力端子が、抵抗を介して2線線路のb心線
に接続されている。
本発明によるハイブリツド回路は、2重通信法
における通信伝送に限定されるものではない。そ
れどころかこのハイブリツド回路は、時間位置お
よび/または周波数位置を互いに分離した2線線
路伝送チヤネルを有する伝送系にも利用でき、そ
の際本発明の別の構成においてハイブリツド回路
は所定の時点におよび/または周波数スペクトル
の所定の中心で入力信号パルスを送信するため、
4線線路入力分路に接続されており、かつ別の時
点におよび/または周波数スペクトルの別の中心
で出力信号パルスを受信するため、4線線路出力
分路に接続されている。
本発明の実施態様によれば、差動増幅器および
これにより制御されるトランジスタによつてルー
プ閉成に関する加入者接続線の監視をどのように
して行うことができるかが示される。
本発明の実施態様によれば、加入者接続線に流
れる電流を制限するため、第1の加算器の出力信
号によつて制御される閾値素子、およびトランジ
スタが設けられており、このトランジスタは加算
段の出力信号が閾値を上回つた場合に、出力端子
を加入者接続線のb心線に接続した演算増幅器の
基準電圧を、両方の演算増幅器の出力信号をほぼ
同じ大きさにするまで変化させ、その結果加入者
接続線の電流制限が行われる。
本発明による加入者接続回路のさらに別の構成
によれば、呼出し電流を供給せずにPBX電話装
置に通常設けられている地気ボタンを操作した
際、または加入者接続線の故障による地絡、また
は呼出し電流供給の場合の正規の動作の際に生じ
るような、加入者接続線の心線を介して流れる電
流の不平衡状態を検出することができる。そのた
め第1の加算回路のものと同じ入力電圧を加えた
第2の加算段、第2の加算段の出力信号を基準電
圧と比較する第2の差動増幅器、および電子スイ
ツチが使われ、前記の基準電圧を上回るまたは下
回つた際、この電子スイツチの導電状態が変化
し、かつそれにより表示判定基準値が供給され
る。
本発明の実施例を以下図面によつて説明する。
第1図は、本発明によるハイブリツド回路を備え
た2線4線変換系の方式回路図である。アナログ
信号(通信、ビデオ)およびデイジタル信号(例
えばデータ)を伝送できる図示された変換系にお
いて、送信分路VSと受信分路VEを有する4線線
路VLに平衡2線線路ZLを結合し、その際それと
同時に両方の4線線路分路VS,VEを互いに減結
合するため、本発明による変成器を用いないハイ
ブリツド回路Gが設けられている。
このハイブリツド回路Gにおいて平衡2線線路
ZLの両方の心線a,bは、2線線路ZLの特性イ
ンピーダンスを少なくとも近似的にシユミレート
する2線線路終端インピーダンスZ/2+Z/2
の両方の半分を介して、4線線路VLの入力分路
VSの両方の出力端子sa,abに接続されている。
この入力分路VSは同様に平衡に構成されており、
すなわち両方の出力端子sa,sbは、互いに逆相で
そらぞれの入力信号電圧Usを供給する(アース
電位の線路平衡点Oに関して)。両方の出力端sa,
sbの間またはそれぞれ一方の出力端子と線路平衡
点Oの間に生じる入力分路VSの内部インピーダ
ンスは、少なくとも近似的に無視できる程小さく
する。この時4線線路VLの入力分路VSの両方の
出力端子sa,sbの間に全体で入力信号電圧2・
Usが生じると、ちようど2線線路終端インピー
ダンスの両方の半部Z/2,Z/2によつてこの
信号電圧は、両方の2線線路心線a,bのそれぞ
れUs/2の値を有する逆符号の送信信号電位が
達するように減衰される。
さらに両方の2線線路心線a,bには2つの抵
抗Rを介して、4線線路の出力分路VEに通じる
演算増幅器Vの両方の入力端子−,+が接続され
ている。両方の抵抗は、特性インピーダンスより
も大きな抵抗値を持つようにするので、2線線路
ZLの終端に及ぼす作用は少なくとも近似的に無
視できる。2倍の大きさの抵抗値の2つの抵抗2
Rを介して演算増幅器Vの両方の入力端子−,+
は、さらに2線線路心線a,bに対する接続関係
とは逆の接続関係で、4線線路VLの入力分路VS
の両方の出力端子sb,saに接続されている。つま
り、2線線路心線aは出力端子saに接続されてお
り、2線線路心線bは出力端子sbに接続されてい
ることを前提にして、2線線路心線aと接続され
ている演算増幅器Vの反転入力端子(−)は、同
様に2線線路心線aと接続されている出力端子sa
に接続されているのではなく、逆に出力端子sbと
接続されており、2線線路心線bと接続されてい
る演算増幅器Vの非反転入力端子(+)は同様に
2線線路心線bと接続されている出力端子sbに接
続されているのではなく、逆に出力端子saと接続
されている。最後になお演算増幅器Vの反転入力
端子(−)は出力端子Aに、また非反転入力端子
(+)は線路平衡点Oに接続されており、しかも
それぞれ前記の抵抗Rのv倍の大きさの抵抗値を
持つ抵抗vRを介して接続されている。演算増幅
器Vの出力端子Aと線路平衡点Oは、4線線路
VLの出力分路VEの入力端子を形成している。こ
こにおいて2線線路心線a,bに(遠端から)到
来しかつここで前記の送信信号電位±Us/2が
重畳された受信信号電位±Ue/2に、ちようど
純粋な受信信号電圧v・Ueだけふが生じ、一方
演算増幅器Vの入力端子に達する送信信号成分
は、それぞれちようど(少なくとも近似的に)相
殺される。
なおこのことは、本発明のハイブリツド回路を
実施した回路装置において、相応の測定によつて
検証され得る。
本発明によるハイブリツド回路は、時分割多重
および/または周波数分割多重の2線線路伝送チ
ヤネルを有する伝送系のも使用できる。4線線路
VLの入力分路VSおよび出力分路VEの相応の回
路技術的な細部については、もはや図示しておら
ず、かつ本発明を理解するためには必要ないの
で、説明する必要はない。
第2図に示した本発明によるハイブリツド回路
は、2つの演算増幅器OP1とOP2を含み、従つ
て差動増幅器入力端子、非常に高い入力インピー
ダンス、非常に低い出力インピーダンスおよび非
常に大きな無負荷利得を有する増幅器を含む。
両方の演算増幅器の非反転入力端子は、それぞ
れ基準直流電圧に接続されており、これら基準直
流電圧は2線線路を形成する加入者接続線の給電
電源から取出すことができる。さらに演算増幅器
OP2の非反転入力端子に4線線路の受信分路VE
が接続されている。両方の演算増幅器の出力端子
の間には、対抗Rrを介してそれぞれの反転入力
端子に通じるそれぞれ1つの帰還部が形成されて
いる。さらに演算増幅器OP2の出力端子は、抵
抗RKを介して演算増幅器OP1の反転入力端子
に接続されている。
演算増幅器OP1の出力端子は、抵抗RFを介し
て2線加入者接続線のb心線に接続されている。
同様に演算増幅器OP2の出力端子は、なるべく
前記の抵抗RFと同じ抵抗値を有する別の抵抗RF
を介して加入者接続線のa心線に接続されてい
る。加入者接続線は、前記ハイブリツド回路が属
する所属の交換側加入者接続線と図示されていな
い加入者とを接続するために使われる。
本発明によるハイブリツド回路の別の部品は差
動増幅器A1である。この差動増幅器の非反転入
力端子は、一方において抵抗R1を介して前記演
算増幅器OP1の出力端子に接続されており、か
つ他方において抵抗R3を介して加入者接続線の
a心線に接続されている。同様に差動増幅器A1
の反転入力端子は、抵抗R2を介して演算増幅器
OP2の出力端子に接続されており、かつ抵抗R
4を介して加入者接続線のb心線に接続されてい
る。差動増幅器A1の出力端子と反転入力端子の
間に抵抗Rrを介して帰還結合が行なわれている。
さらに出力端子は、4線線路の送信分路VSに接
続されている。
第3図に示すように本発明による回路装置は、
特に種々の監視機能を実行するため種々の様式に
構成することができる。a心線とb心線を含む加
入者接続線のループ閉成監視のため、第2の差動
増幅器A2が設けられており、この増幅器の反転
入力端子は、第1の差動増幅器A1の出力端子に
接続されており、かつ非反転入力端子は基準直流
電圧に接続されている。さらにこれに関してトラ
ンジスタQ1が設けられており、このトランジス
タの制御電極は、第2の差動増幅器A2の出力端
子に接続されている。スイツチ回路パラメータ、
従つて特に差動増幅器AA1の増幅度、第2の差
動増幅器A2の非反転入力端子に加わる基準電
圧、および前記トランジスタQ1のバイアス電圧
は次のように選定されている。すなわち加入者の
フツクスイツチを介して加入者ループを閉じた際
この時流れる電流が第1の差動増幅器A1の出力
信号を生じ、この信号は、第2の差動増幅器の基
準電圧を下回るので、第2の差動増幅器A2は出
力信号を送出し、この信号は、トランジスタQ1
を導通状態にし、それによつてこの時形成されて
いるコレクタ電位OFFHを適当に評価した際にル
ープ閉成状態が表示されるようにする。差動増幅
器A2の差動増幅器特性のため、および加入者接
続線に生じる交流電流と比較直流電圧の振幅関係
のため、このような交流電流が前記のループ閉成
表示に影響を及ぼさないことが保証されている。
加入者接続線に流れる電流を制限しようとする
場合、同様に第3図に示すように、抵抗R5,R
6およびR7から成る分圧器によつて通常のよう
にしや断方向にバイアスされたダイオードD1の
形の閾値素子と、このダイオードD1を御御回路
に配置したトランジスタQ2が設けられている。
閾値素子には、抵抗RSとコンデンサCから形成
されたフイルタを介して第1の差動増幅器A1の
出力電圧が供給される。加入者接続線における許
容できない程大きな電流のため、第1の差動増幅
器A1の出力電圧が閾値素子の閾値を上回り、か
つそれによりダイオードD1が導通すると、トラ
ンジスタQ2の制御回路内でトランジスタQ2の
電圧変化が生じ、このトランジスタQ2の導電状
態が変化する。このトランジスタQ2のコレクタ
は、本発明によるハイブリツド回路の第1の演算
増幅器OP1に基準電圧を供給する端子にも接続
されているので、このような導電率の変化によつ
て基準電圧も変化し、それにより演算増幅器OP
1とOP2の出力電圧は、ほぼ同じ大きさになり、
その結果、加入者接続線のa心線とb心線との間
の電圧は減少する。それにより他方において所望
のように2線加入者接続線を流れる電流の制限が
行われる。
第3図に示された回路装置は次のように構成さ
れている。すなわち前記の機能の他に加入者接続
線の心線を流れる電流の不平衡も検出できる。こ
のような不平衡は、加入者接続線に呼出し電流を
供給した場合に生じるが、またはPBX電話装置
に通常設けられている。地気ボタンを操作した際
または絶縁故障のためb心線が低抵抗で接地され
た際このような給電を行わなくとも生じる。この
ような状態の検出のため第3図による回路装置
は、さらに第3図の差動増幅器A3、第4の差動
増幅器A4およびトランジスタQ3の形の電子ス
イツチを含んでいる。差動増幅器A3の入力端子
には、第1の差動増幅器A1のものと同じ入力電
圧が加えられる。第4の差動増幅器A4は比較器
として利用され、この比較器は、差動増幅器A3
の出力電圧を基準電圧と比較する。第4の差動増
幅器A4の出力信号は、トランジスタQ3用の制
御信号として使われる。スイツチ回路パラメータ
は、加入者接続線に直流電流の不平衡が生じた
時、この不平衡に比例した差動増幅器A3の出力
電圧が所定の閾値を下回るように選定されてお
り、その結果、差動増幅器A4から送出される出
力信号により、トランジスタQ3は導電状態に切
換えられ、その際この時生じているコレクタ電位
GKは、このような不平衡状態に対する表示とし
て評価できる。差動増幅器A3の帰還抵抗Rr4
を橋絡するコンデンサCRは、これに関して加入
者接続線における交流信号の発生を不平衡状態の
存在としてて評価しないようにするために設けら
れている。
第3図の回路装置において、例えばアース電位
に関して+5Vの電位変化の形で、分位器抵抗R
5とR6との接続点に加えられた信号PDWNに
よつて、加入者接続線から動作電圧を取出すこと
ができる。すなわち、この場合、トランジスタQ
2はしや断状態になり、それにより演算増幅器
OP1に対する基準電圧は変化し、この基準電圧
の変化はこの演算増幅器の出力端子に演算増幅器
OP2の出力端子における電位とほぼ同じ電位が
生じ、従つて加入者接続線のa心線とb心線との
電位差がほぼ0になるまで行なわれる。
第4図は、第2図に示すような本発明による回
路装置の変形実施例を示しており、この実施例
は、大体において差動増幅器A1およびA3とこ
れらの差動増幅器の各入力端子の前に接続された
抵抗の代りに加算段を使用する点で優れている。
大きな公差を有する抵抗を必要とせず、かつ全抵
抗が比較的小さくてよい(200KΩ以下)ので集
積回路技術で構成されたモジユールを使用するこ
とができる。
前記加算段を除外すれば、装置は、ハイブリツ
ド回路の構成に関してほぼ第2図および第3図に
よるものと同じであり、かつハイブリツド回路お
よび付加機能を行う回路に関して第3図によるも
のと同じである。
加算段S1とS2は同じ入力信号を受取るが、
異つた出力信号VSおよびVCを発生する。演算増
幅器OP1とOP2の出力電圧VAとVBは、加算
段の両方の入力端子に供給される。2線線路のb
心線とa心線は、加算段の別の入力端子に接続さ
れている。抵抗RF1において降下する電圧は値
VR−VAを有するので、この抵抗を通つて値
(VR−VA)/RF1の電流が流れる。同様に抵
抗RF2を通つて流れる電流は値(VT−VB)/
RF2を有する。加算段S1において電流IRF1
は電流IRF2から減算される。
それ故にRF1=RF2=RFが成り立つものと
すれば、次の関係がある。
VS=K(VB+VR−VA−VT)。
同様に加算段S2においては電流IRF1とIRF
2の加算が行われる。抵抗RF1とRF2に関して
前記のものと同じ仮定をすれば、次式が成り立
つ。
VC=K(VT+VR−VA−VB)。
前記の式においてKは、当該の加算段の増幅度
と抵抗RFに依存する定数である。
それ故に加算段S1とS2は、入力電圧VA,
VB,VT,VRに基いて出力電圧VBとVCを送出
する。このような加算段は、それ自体は公知であ
り、かつ特に良好に集積回路技術で実現できる。
第4図に示すように出力信号VCは、ローパス
フイルタを介して差動増幅器A4に供給され、そ
れにより後続の閾値素子に妨害電圧が達しないよ
うにする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるハイブリツド回路の実
施例の図、第2図は、本発明によるハイブリツド
回路の別の実施例を示す図、第3図は、本発明の
構成に相当する回路部分を示すこのようなハイブ
リツド回路の詳細回路図、第4図は、本発明によ
るハイブリツド回路の別の実施例を示す図であ
る。 G…ハイブリツド回路、ZL…2線線路、VL…
4線線路、VE…受信分路、VS…送信分路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 4線線路VLの入力分路VSおよび出力分路
    VEを相互に減結合して前記4線線路VLの入力分
    路VSおよび出力分路VEに2線線路ZLを接続す
    るための、変成器を用いないハイブリツド回路G
    であつて、その際4線線路VLの入力分路VSを介
    して到来しかつ該入力分路の両方の端子sa,sbに
    互いに逆相の入力信号電圧で生じる入力信号が、
    2線線路ZLに整合したインピーダンス回路Z/
    2によつて減衰されて2線線路ZLに供給され、
    かつ2線線路ZLに生じた信号が、入力信号成分
    を減算した後に4線線路VLの出側出力分路VEに
    供給され、その際、一方の2線線路心線aは第1
    のシミユレーシヨンインピーダンスZ/2を介し
    て4線線路VLの入力分路VSの一方の出力端子sa
    と接続されており、また、他方の2線線路心線b
    は第2のシミユレーシヨンインピーダンスZ/2
    を介して4線線路VLの入力分路Sの他方の出力
    端子sbと接続されている、変成器を用いないハイ
    ブリツド回路において、一方の2線線路心線aは
    平衡2線線路ZLの特性インピーダンスの半分を
    少なくとも近似的にシミユレートするインピーダ
    ンスZ/2を介して4線線路VLの少なくとも交
    流に対して低インピーダンスの入力分路VSの一
    方の端子saに接続されており、前記一方の2線線
    路心線aに、4線線路VLの出力分路VEに通じる
    1つの演算増幅器Vの一方の入力端子(−)が大
    きな抵抗値Rの第1の抵抗を介して接続されてお
    り、前記演算増幅器Vの一方の入力端子(−)は
    更に、高い抵抗値2Rの第2の抵抗を介して入力
    分路VSの他方の出力端子sbと接続されており、
    他方の2線線路心線bは同様に2線線路ZLの特
    性インピーダンスの半分を少なくとも近似的にシ
    ミユレートするインピーダンスZ/2を介して4
    線線路VLの入力分路VSの他方の出力端子sbに接
    続されており、前記他方の2線線路心線bに、演
    算増幅器Vの他方の入力端子(+)が同様に高い
    抵抗値Rの第3の抵抗を介して接続されており、
    前記演算増幅器Vの他方の入力端子(+)は更に
    高い第4の抵抗2Rを介して入力分路VSの前述
    の一方の出力端子saと接続されており、その際前
    記演算増幅器Vの反転入力側(−)は高抵抗vR
    を介して前記演算増幅器Vの出力側と接続されて
    おり、前記演算増幅器Vの非反転入力側(+)は
    高抵抗vRを介して線路平衡点Oと接続されてい
    ることを特徴とする、変成器を用いないハイブリ
    ツド回路。 2 大きな抵抗値Rの第1の抵抗を介して一方の
    2線線路心線aに接続されかつ演算増幅器Vの一
    方の入力端子(−)が、2倍の大きさの第2の抵
    抗2Rを介して入力分路VSの他方の出力端子に
    接続さており、 また同様に前記の大きな抵抗値Rの第3の抵抗
    を介して他方の2線線路心線bに接続された演算
    増幅器Vの他方の入力端子(+)が、ここでも2
    倍の大きさの第4の抵抗2Rを介して入力分路
    VSの前記一方の出力端子saに接続されており、 その際それぞれV倍の大きさの抵抗値vRを有
    する抵抗を介して、演算増幅器Vの反転入力端子
    (−)が出力端子に、また演算増幅器Vの非反転
    入力端子(+)が線路平衡点Oに接続されてお
    り、その際vが、演算増幅器Vの増幅度である、
    特許請求の範囲第1項記載の回路。 3 4線線路の入力分路にある2つの演算増幅器
    OP1,OP2の非反転入力端子(+)が、それぞ
    れ基準直流電圧(−48V)に接続されており、ま
    た両方の演算増幅器の第1のものOP2の非反転
    入力端子(+)に、4線線路の入力分路VEが接
    続されており、またこの演算増幅器の出力端子
    が、抵抗RFを介して2線線路のa心線、および
    別の抵抗Rkを介して第2の演算増幅器OP1の反
    転入力端子(−)に接続されており、第2の演算
    増幅器の出力端子が、抵抗RFを介して2線線路
    のb心線に接続されている、特許請求の範囲第1
    項記載の回路。 4 加入者接続線のループ閉成を監視するため、
    一方の入力端子(−)を加算回路R1〜R4,
    Rr3,A1の出力端子に接続しかつ第2の入力
    端子(+)を基準電圧に接続した差動増幅器A2
    と制御電極を差動増幅器の出力端子に接続したト
    ランジスタQ1とが設けられており、その際加算
    回路R1〜R4,Rr3,A1の出力信号が基準
    電圧(+V)を上回るかまたは下回つた際にトラ
    ンジスタQ1の導電状態が変化するように、スイ
    ツチ回路のパラメータが選定されている、特許請
    求の範囲第3項記載の回路。 5 加入者接続線を介して流れる電流を制限する
    ため、加算回路R1〜R4,Rr3,A1の出力
    信号で制御される閾値素子およびトランジスタQ
    2が設けられており、加算回路R1〜R4,Rr
    3,A1の出力信号が閾値を上回つた際、このト
    ランジスタの導電状態が変化し、かつ出力端子を
    加入者接続線のb心線に接続した演算増幅器OP
    2の基準直流電圧が、両方の演算増幅器OP1,
    OP2の出力信号をほぼ同じ大きさにするまで変
    化する、特許請求の範囲第4項記載の回路。 6 加入者接続回路の線路心線a,bを介して流
    れる電流の不平衡を検出するため、それぞれの入
    力端子に第1の加算回路R1〜R4,Rr3,A
    1のものと同じ入力電圧を加えた第2の加算段
    CR,Rr4,A3,R1′〜R4′、第2の加算段
    CR,Rr4,A3,R1′〜R4′の出力信号を基
    準電圧と比較するため比較器として使われる差動
    増幅器A4、および電子スイツチQ3が設けられ
    ており、前記の基準電圧を上回るまたは下回つた
    際、この電子スイツチの導電状態が変化する、特
    許請求の範囲第4項記載の回路。 7 第2の加算段S2と差動増幅器A4の間にロ
    ーパスフイルタLPがそう入されている、特許請
    求の範囲第6項記載の回路。 8 第2の加算段CR,Rr4,A3,R1′〜R
    4′が差動増幅器A3を有しており、この差動増
    幅器の各入力端子が、それぞれ第2の加算段の抵
    抗R1′〜R4′および第1の加算段の抵抗R1〜
    R4を介して第1の加算段R1〜R4,Rr3,
    A1の各入力側と接続されている、特許請求の範
    囲第6項記載の回路。 9 VRとVTで2線線路のa心線またはb心線
    における信号電圧を表わし、かつVAとVBで第
    1または第2の演算増幅器(OP1またはOP2)
    の出力電圧を表わした際、第1の加算回路R1〜
    R4,Rr3,A1の出力信号VSが、VB+VR−
    VA−VTの電圧合成値に比例する、特許請求の
    範囲第3項記載の回路。 10 VRとVTで2線線路のa心線およびb心
    線における信号電圧を表わし、かつVAとVBで
    第1および第2の演算増幅器(OP1またはOP
    2)の出力電圧を表わした際、第2の加算回路
    CR,Rr4,A3,R1′〜R4′の出力電圧が、
    VT+VR−VA−VBの合成電圧値に比例する、
    特許請求の範囲第6項記載の回路。 11 所定の時点におよび/または周波数スペク
    トルの所定の中心で送信信号パルスを送信するた
    め、4線線路入力分路VSに接続されており、か
    つ別の時点におよび/または周波数スペクトルの
    別の中心で受信信号パルスを受信するため、4線
    線路出力分路VEに接続されている、特許請求の
    範囲第1項記載の回路。
JP4848881A 1980-04-04 1981-04-02 Hybrid circuit without transformer Granted JPS57123742A (en)

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