JPS6376854A - 高温強度に優れたフエライト系耐熱鋼 - Google Patents

高温強度に優れたフエライト系耐熱鋼

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JPS6376854A
JPS6376854A JP21994786A JP21994786A JPS6376854A JP S6376854 A JPS6376854 A JP S6376854A JP 21994786 A JP21994786 A JP 21994786A JP 21994786 A JP21994786 A JP 21994786A JP S6376854 A JPS6376854 A JP S6376854A
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、■超臨界圧ならびに超臨界圧ボイラの蒸発管
、過熱器管、再熱器管、主蒸気配管、■化学工業用プラ
ントの加熱器管、熱交換器管、■高速増殖炉の蒸気発生
器管、過熱器管、■核融合炉温−炉壁材料等に用いて好
適な、高温強度に優れたフェライト系耐熱鋼に関する。
[従来の技術] 最近、火力発電用ボイラとしては超臨界圧ボイラが用い
られているが、熱効率を一ヒげ、燃料節減を図るため、
超み臨界圧用ボイラが必要とされている。この種のボイ
ラは、電力需要の少ない夜間は操業をダウンさせるため
、高温低温の熱サイクルをもった操業となる。熱膨張率
の大きいオーステナイト系ステンレス鋼では、熱疲労や
スケール剥離が問題となる。!、A*したスケールは鋼
管ベンド部に堆積して局所的に高温となり管が噴破した
り、またスケールがタービンに達することもあり種々の
障害をもたらす、一方、フェライト系の場合、オーステ
ナイト系に比べ熱!1gi率が小さいばかりでなく、高
温での応力腐食割れや粒界腐食が軽減され、熱伝導率が
高く、しかも低度であるという長所を備えている。この
ため、フェライト系高クロム鋼は超臨界圧ならびに超臨
界圧ボイラの蒸発管、過熱器管、再熱器管や、化学工業
用各種機器の加熱器管、熱交換器管、あるいは、高速増
殖炉の蒸気発生器管、過熱器管用材料としても好適であ
る。
現時点で実用化されている最も薄気条件の厳しいボイラ
は超臨界圧ボイラ(246気圧、566℃)である、管
壁温度が580 ”Cまでは通常、 2番%Cr−lM
o鋼(STBA24)、620 ”Cまでは9Cr−I
Mo 〜2Mo系鋼(例えば5TBA2Bや■STB^
27)もしくは、 l8Cr−8Ni系ステンレス鋼、
820 ”Oを超えると専ら18Cr−8Xi系ステン
レス鋼が管材として用いられる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の9Cr−IMam2Mo系鋼は。
2・X Or−lMo鋼に比べて1flJ酸化性は向上
するものの、高温強度が低いので使用上制約を受ける。
180r−8Ni系は高温強度、耐高温酸化性に優れて
いるものの、既述のようなオーステナイト系特有の欠。
点があり、その上、C「、Niを多量に含有しているた
めに、経済性に問題がある。
ところで、超臨界圧ボイラとしてのff11段階の蒸気
条件(316気圧、58B ”Cりの実用化が近いが、
第2段階では316気圧、593°Cの蒸気条件となる
ため、過熱器管や再熱器管の管壁温度はおよそ620℃
にもなり、この温度での長時間強度が要求される。しか
しながら、通産省の発電用火力技術基準に則って決めら
れた許容応力を比較すると、既出のフェライト系高クロ
ム鋼の許容応力は620℃で18c:r−8Ni系ステ
ンレス鋼(5US304HTB)のおよそ 475以下
である。したがって、高温長時間強度保持のためには肉
厚を厚くしなければならず、熱交換−L好ましくないL
に、材料費ががさみ、建設コストを高める。
このように、細々臨界圧用ボイラチューブに対しては高
温強度の一層の改善が求められると同時に、高温環境下
で使用されるため耐高温腐食性の向上が求められている
ところで、従来の2 ・’d Or−IMamやSTB
A2B(91Thr−lMo鋼)、■STBA27(9
Cr−28Bm ) (1)高温強度を改善した鋼とし
て米[lオークリッジ国立研究所が中心ニナッテ開発り
、 f= 5uper 8Crm t すh チAST
MA213 Ta2鋼(9Cr−IMo Nb、V m
 )が知られている。
しかしながら、これらの鋼は従来鋼に比べである程度高
温強度が改善されているものの、まだ不十分であり、ハ
気温度の一層の];昇に対応するべき材料開発が求めら
れていた。
9〜12Cr系鋼に臀を添加することにより高温強度が
改善されることや、Nb、 Vの添加により高温強度が
改善できることは既に知られている0本発明者等は、先
に41 m昭80−293092号において、高温強度
を改善し、さらに溶接性を向ヒさせた鋼を提案した。そ
の後、更に詳細に検討を続けた結果2高温強度のLIl
、斤には種々の元素の適uJな組み合わせが効果的であ
ることを見い出し、高温での耐酸化性を向」−させた高
温強度に優れた耐熱鋼を提案した。
本発明は、高Crフェライト鋼において、高温強度を改
善するため検討を続けた結果、種々の成分の内、Nb、
〒i、B、−の複合添加により著しい効果があることが
知見され完成されたものである。
[問題点を解決するための手段〕 本発明の第1に係る高温強度に優れたフェライト系耐熱
鋼は、改を七%で C: 0.03〜0.20%、 Si : 1.0%以
下’14n : 0.1〜1.5%、 Xi : 0.
1〜1.0%Cr : 7.0〜13.0%、 Mo 
: 0.4〜2.5%Nb : 0.02〜O,1,5
%、 V : 0.02〜0.35%?i + 0.0
1〜0.40%、 W : 0.05〜2.50%N 
: 0.005〜0.080%、B : 0−0008
〜0.0100%を含有し、残部Feおよび不1rra
的不純物からなるようにしたものである。
また、本発明の第2に係る高温強度に優れたフェライト
系耐熱鋼は、組積%で C:0.03〜0.20%、 Si:1.0%以下Mn
: 0.1−1.5%、 Ni : 0.1〜1.0%
Crニア、O〜13.0%、 )to:0.4〜2.5
%Nb : 0.02〜0.15%、 V : 0.0
2〜0.35%Ti : 0.01〜0.40%、 冒
 : 0.05〜2.50XN : 0.005〜0.
080%、B : 0.0008〜0.0100%に加
え、Cu:0.3%以下を含有し、残部Feおよび不I
jT l的不純物からなるようにしたものである。
[作用] 本発明を達成するために、種々の元素の添加が高温強度
に及ぼす影響を詳細に検討した結果、適量のMo、 N
b、 Vを含む高Crff4において、さらに適量の 
リ、Ti、 Bを添加することにより、高温強度、特に
高温クリープ破断強度が著しく向上することが知見され
た。No、 Wはともにフェライト形成元素であり、あ
まり多量に添加するとデルタフェライトの体積率が増し
、高温強度が低下する。一方No、 W添加量が少なく
ては強度向上効果が薄れる。この考えのもとに1、讐添
加量の多くの組合せにわたって650℃X 5000 
hのクリープ破断強度を調べ、適切なMOとw量の組み
合わせの時、優れたクリープ破断強度を有する耐熱鋼を
開発し、特願昭80−293092号にて提示した。
本発明は、これに続くものであり、Ti、 B 、 W
を複合添加することによりクリープ強度が著しく改Rさ
れる。第1図は、 0.09%G−9.1$Cr−1.
1%N。
−O,11$Nb−0,21$V−0,11%Ti−0
,88$W−0,03XNを含有する鋼C3t14)に
おけるBの効果を示したものである0図に示したように
、S鋼の場合、Ti、 Wを含有した鋼であり、この鋼
にBを0.0008%以上複合して添加することにより
、650℃でl0K3#m2の応力をかけた場合の破断
時間が著しく向りすることが示される。一方、Tiを含
まない同種の鋼(Ti1rA)や臀を含まない同種の鋼
(U14)ではBを添加してもSW4はどにはクリープ
強度が改善されないことが分かる。
次に第2図ハ0. IOCニー8.9H:r−1,2%
Mo−0,12!Wb−0,20XV−0,85XW−
0,03XN−0,003$8 全含有する鋼(X鋼)
におけるTiの効果を示したものである。
図に示したようにX#4の場合、 −1Bを含有した鋼
であり、この鋼にTiを0.01%以上複合して添加す
ることにより 650℃で10kg10鵬2の応力をか
けた場合の破断時間が著しく向」ニすることが示される
。一方Bを含まない同種の鋼(Y鋼)や−を含まない同
種のm(Z鋼)では、Tiを添加してもX鋼に比べると
著しく小さい効果しか得られない。
コノJ: ラニi!! M (7) Nb、  V、 
 N等を含む高Cr−Mo mにおいて、さらに適量の
Ti、  B、  −を複合添加することによりクリー
プ破断強度が著しく向上することが知見された。本発明
は−F記に説[」シたTi、B、Wの相乗効果の知見に
より完成したものである。
以下、本発明の成分限定理由について説明する。
Cは低温変態生成物の形成、炭化物の析出からクリープ
破断強度の向ヒに寄与する紙庫な元素である。 0.2
0%を越えると焼入れ性が著しく増し、強度は増加する
が、溶接性、加工性が劣化するので、Cは0.20%以
下とした。 0.03%未満では高温強度の確保が困難
であり、デルタフェライト量が増加し、切欠靭性の劣化
をもたらすので、Cは0.03%以上とした。
Siは脱酸剤として添加するが、多電に用いると鋼の靭
性が劣化するので、上限を 1.00%とした。高温長
時間強度と靭性向」−のためには、Siを下げた方がよ
いので下限は規定しない。
Mnは脱酸、脱硫剤として、また強度、熱間加工性を数
片した適正な組織を得るために有用な元素であるが、0
.1%未満では有用な効果がなく、1.5%を越えると
焼入れ性が高くなり、強度が上がるものの曲げ等の加工
性や靭性の劣化を招くので、0.1〜1.5%とした。
NiはデルタフェライItを適正値に制御し、高温強度
を維持することと、靭性の改善のために添加するが、0
.10%未満では効果がなく、1.0%を越えると熱間
変形抵抗が増し、熱間加工上好ましくないLに、 1.
0%を越えても一層の靭性改善効果はみられず、しかも
Xiは高価な元素であるので上限を1.0%とした。
Crは耐高温酸化性、高温長時間強度の向上のために添
加するもので、650℃以−1−の高温長時間強度はC
rが7.0〜13.Q%のと!!高<、Crが13.0
%より多くなるとデルタフェライトが増し、高温長時間
強度が低下する。一方、7,0%未満ではCry化物に
よる析出強化、Crの固溶強化が期待できず、高温長時
間強度が低下し、しかも 7.0%未満では高温の耐酸
化性が低下する。このため、Orの成分範囲は7.0〜
13.0%とした。 。
Ma、 Wは高温長時間強度を著しく高めるため、耐熱
鋼には、不可欠の元素である0両元素は鋼中固溶し強化
するほか、炭化物を析出してクリープ強度を向」―させ
るが、0.4%未満のMOや0.05%未満の賛ではこ
の効果がなく、第3図に示した直線BGより下の範囲で
は高温強度の向上は十分発揮されない、一方、2.5%
を越えるMO12,5%を越える Wもしくは直線An
より上の範囲ではデルタフェライトy;+が増し高温強
度を低下させる上に。
Mo、 Wは高価な元素であるからコスト高となり経済
性の上からも好ましくない。またMO単独添加では60
0℃を越える温度のクリープ強度が十分でないので−は
少なくとも0.05χ添加する必要がある。
Nb、Vは炭化物もしくは炭窒化物として析出し、長時
間にわたって高温強度の低下を抑制する。 Nb炭化物
もしくはNb炭窒化物の溶解度積はV炭化物もしくはV
炭窒化物の溶解度積より小さく、析出しやすいので高温
短時間強度を著しく高めるが、単独添加ではNb炭化物
、Nb炭窒化物は凝東、粗大化しやすく長時間高温強度
を維持するのが困難となる。長時間強度の向りにはNb
、Vの複合添加が有効で、製造過程で析出したNb(C
,N)に高温で使用中に、)C6,1Cの炭化物が析出
し、VはV今C3の炭化物のほかに固溶状j魚にある 
Vが上記炭化物M8G6 、1’16Gに拡散し、これ
ら炭化物の粗大化を抑制する。 Nb、 Vの複合添加
により微細析出したNb、 Vの析出物、さらに長時間
経過後に微細析出するL3C6、N6C、固有Vが高温
長時間強度を向とさせる。したがって、■単独でも微細
炭化物N23 C≦、 M、Cは得られず、長時間強度
を改善することはできない、 Nb、 Vはいずれも0
.02%未満では上記の効果が不十分である。また、N
bもしくはVが多すぎても炭化物が著しく粗大化しクリ
ープ破断強度を下げ、しかも切欠靭性や溶接性を低下さ
せるので、 Nbは0.15%以下、Vは0.35%以
下とした。
Tiは適量のNb、Vを含有する高Crf14において
さらに適量のW、Bと一緒にT1を複合添加することに
より高温クリープ破断強度が著しく増加することの知見
による。この効果はTi単独では得られずT1とWと 
Bを複合して添加するときに顕著にその効果が認められ
るものであり、この効果を得るためには、 0.01%
以上の添加が必要であり、一方0.4鬼を越えての添加
は、その効果が飽和するとともに炭化物が粗大化する傾
向がでてくるので0.4z以下でなければならない。
Nは窒化物もしくは炭窒化物の形成、さらに固有Nの残
存から高温長時間強度を向トさせるが。
0.0(15%未満ではその効果がなく 、 0.08
%を越えると溶接時ブローホールが形成され、AI、<
溶接性を劣化するので、Nは0.005%〜0.080
%とした。
Bは適j−のNb、  Vを含有する高Cr鋼において
さらに適量の譬、Tiと一緒にBを複合添加することに
より高温のクリープ強度が著しく増加することの知見に
よる。この効果はBQi独では得られず、Bと WとT
1を複合して添加するときに顕著にその効果が認められ
るものであり、この効果を得るためにはBはO,0O0
8$以上の添加が必要であり、一方0.01%を越えて
の添加はその効果が飽和するとともに熱間加工性の低下
を生じるようになるのでo、oiz以下でなければなら
ない。
Cuは高Cr鋼に添加する場合、Crを含んだ酸化被膜
に粘性を与え、さらに被膜の定着性を良くシ。
(、rff4の耐酸化性を助ける。この効果を発揮する
ためには、Cuは0.05%以上の添加が必要である。
一方、多積に添加すると靭性の劣化を招くので上限を 
0.3%とした。
[実施例] 第1表は本発明鋼、ff5Z表は比較鋼の化学成分を示
す、これら化学成分の鋼塊を高周波溶解炉にて製造し、
その鋼塊を熱間圧延で20−厚みの鋼板とし、1050
℃で焼きならし、760℃、1時間の焼戻しの処理を行
なった。その後、6mmφ丸棒クリープ試験片と溶接硬
さ試験片を採取した。クリープ試験は、650’c、応
力 10Kg/am2における破断時間、溶接性試験は
18Cr−8Niステンレス溶接棒を用いた一層の肉盛
溶接後、750°O,1時間の後熱処理をした後の熱影
響部の最高硬さを調べた。
本発明における鋼種としては、C、St、 Ni。
Or、 Mo、 Wb、V 、W 、T1、 B、 (
:uを変化させた鋼種を示した。比較鋼のうちイ鋼は5
TBA2B、口調は■STB^27の従来鋼、/\鋼は
)lb、 Vを添加した鋼、二mはWb、 V 、 W
を添加t、、たs、*mはWb、V、Wに加えてTiを
添加した鋼、へ鋼はNb、 V 、 Wに加えて Bを
添加した鋼、ト鋼はNb、 Vに加えてTi、 Bを添
加した鋼であり、チ鋼はASTにT91(Supe’r
9Cr)鋼である。
本発明の試験結果は第1表右欄に示すごとく。
)Dれた高温強度を有し、クリープ破断時間は9000
時間以上となっている。最高硬さくHマ)は最高強度が
優れている−13には大きな上昇はなく、すべて300
以下となっている。
一方、第2表右欄に示すごとく、比較鋼イ、口調はNb
 、 V 、 W 、 Ti、 Bを含有せず、クリー
プ破断時間は著しく短い、ハ、二用はNb、 Vならび
にWの添加によりクリープ破断時間が改善されるものの
本発明鋼に比べると短く劣っている。ホ、へ鋼はNb、
  V、  Wに加えてTiやBの添加によりクリープ
破断時間が改善されるが、本発明鋼より劣っている。ト
鋼は讐を添加していないため破断時間は劣っている。な
お従来の標準鋼であるSuρer9Cr鋼のチ鋼は本発
明鋼に比べて大幅にクリープ特性が劣っている。
L記のように、本発明鋼は、現用のCr−No鋼より高
温長時間強度に優れ、 800〜650℃の温度範囲で
5US304以上の長時間強度を有する鋼である。しか
も、溶接性も考慮し、最高硬さく)lv(10))が3
00以下となって実用−h差しつかえなく使用できる範
囲である。したがって、高価な 18cr−8Ni系オ
ーステナイトステンレス鋼の代任使用がηf能で、本発
明鋼は経済的な熱交換器材等の1fIt熱鋼として極め
て有用である。
未発lI鋼の用途としては、ボイラ管、化学プラント川
耐熱鋼管、高速増殖炉用蒸気発生器管、過熱器管のよう
な耐熱用鋼管としてなf適であり、さらに、一般に耐熱
性が要求される部材としても広く使用可俺である。
[発明の効果] 以上のように、本発明に係る高温強度に優れたフェライ
ト系耐熱鋼によれば、従来のフェライト系耐熱鋼に比べ
、高温特に 600℃以トでの強度(特にクリープ破断
強度)が大幅に改善されており、しかも溶接性、加工性
も良好な鋼であり1例えば、高温、高圧環境下で使用さ
れる超々臨界圧ボイラ材料としてやFBR用蒸気発生管
、過熱器管等に使用し、薄肉化、長寿命化に寄与できる
【図面の簡単な説明】
第1図はクリープ破断時間への日の影響を示す線図、第
2図はクリープ破断時間へのT1の影響を示す線区、第
3図はMof4と一量−とクリープ破断強度の関係を示
す線図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%で C:0.03〜0.20%、Si:1.0%以下Mn:
    0.1〜1.5%、Ni:0.1〜1.0%Cr:7.
    0〜13.0%、Mo:0.4〜2.5%Hb:0.0
    2〜0.15%、V:0.02〜0.35%Ti:0.
    01〜0.40%、W:0.05〜2.50%N:0.
    005〜0.080%、B:0.0008〜0.010
    0%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる
    ことを特徴とする高温強度に優れたフェライト系耐熱鋼
  2. (2)重量%で C:0.03〜0.20%、Si:1.0%以下Mn:
    0.1〜1.5%、Ni:0.1〜1.0%Cr:7.
    0〜13.0%、Mo:0.4〜2.5%Nb:0.0
    2〜0.15%、V:0.02〜0.35%Ti:0.
    01〜0.40%、W:0.05〜2.50%N:0.
    005〜0.080%、B:0.0008〜0.010
    0%に加え、Cu:0.3%以下を含有し、残部Feお
    よび不可避的不純物からなることを特徴とする高温強度
    に優れたフェライト系耐熱鋼。
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JPH0359135B2 (ja) 1991-09-09

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