JPS6376854A - 高温強度に優れたフエライト系耐熱鋼 - Google Patents
高温強度に優れたフエライト系耐熱鋼Info
- Publication number
- JPS6376854A JPS6376854A JP21994786A JP21994786A JPS6376854A JP S6376854 A JPS6376854 A JP S6376854A JP 21994786 A JP21994786 A JP 21994786A JP 21994786 A JP21994786 A JP 21994786A JP S6376854 A JPS6376854 A JP S6376854A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- strength
- heat resistant
- ferritic steel
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 76
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 76
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 22
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 18
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 claims abstract description 16
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 14
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 claims abstract description 14
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 5
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 claims abstract 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims 3
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 7
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 22
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 12
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 9
- 150000001247 metal acetylides Chemical class 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 7
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 6
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 6
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 6
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 5
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 4
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 239000000047 product Substances 0.000 description 3
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 3
- 229910000963 austenitic stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 2
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000002436 steel type Substances 0.000 description 2
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052689 Holmium Inorganic materials 0.000 description 1
- 208000025814 Inflammatory myopathy with abundant macrophages Diseases 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 230000003009 desulfurizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003292 diminished effect Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229910052738 indium Inorganic materials 0.000 description 1
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 239000000178 monomer Substances 0.000 description 1
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、■超臨界圧ならびに超臨界圧ボイラの蒸発管
、過熱器管、再熱器管、主蒸気配管、■化学工業用プラ
ントの加熱器管、熱交換器管、■高速増殖炉の蒸気発生
器管、過熱器管、■核融合炉温−炉壁材料等に用いて好
適な、高温強度に優れたフェライト系耐熱鋼に関する。
、過熱器管、再熱器管、主蒸気配管、■化学工業用プラ
ントの加熱器管、熱交換器管、■高速増殖炉の蒸気発生
器管、過熱器管、■核融合炉温−炉壁材料等に用いて好
適な、高温強度に優れたフェライト系耐熱鋼に関する。
[従来の技術]
最近、火力発電用ボイラとしては超臨界圧ボイラが用い
られているが、熱効率を一ヒげ、燃料節減を図るため、
超み臨界圧用ボイラが必要とされている。この種のボイ
ラは、電力需要の少ない夜間は操業をダウンさせるため
、高温低温の熱サイクルをもった操業となる。熱膨張率
の大きいオーステナイト系ステンレス鋼では、熱疲労や
スケール剥離が問題となる。!、A*したスケールは鋼
管ベンド部に堆積して局所的に高温となり管が噴破した
り、またスケールがタービンに達することもあり種々の
障害をもたらす、一方、フェライト系の場合、オーステ
ナイト系に比べ熱!1gi率が小さいばかりでなく、高
温での応力腐食割れや粒界腐食が軽減され、熱伝導率が
高く、しかも低度であるという長所を備えている。この
ため、フェライト系高クロム鋼は超臨界圧ならびに超臨
界圧ボイラの蒸発管、過熱器管、再熱器管や、化学工業
用各種機器の加熱器管、熱交換器管、あるいは、高速増
殖炉の蒸気発生器管、過熱器管用材料としても好適であ
る。
られているが、熱効率を一ヒげ、燃料節減を図るため、
超み臨界圧用ボイラが必要とされている。この種のボイ
ラは、電力需要の少ない夜間は操業をダウンさせるため
、高温低温の熱サイクルをもった操業となる。熱膨張率
の大きいオーステナイト系ステンレス鋼では、熱疲労や
スケール剥離が問題となる。!、A*したスケールは鋼
管ベンド部に堆積して局所的に高温となり管が噴破した
り、またスケールがタービンに達することもあり種々の
障害をもたらす、一方、フェライト系の場合、オーステ
ナイト系に比べ熱!1gi率が小さいばかりでなく、高
温での応力腐食割れや粒界腐食が軽減され、熱伝導率が
高く、しかも低度であるという長所を備えている。この
ため、フェライト系高クロム鋼は超臨界圧ならびに超臨
界圧ボイラの蒸発管、過熱器管、再熱器管や、化学工業
用各種機器の加熱器管、熱交換器管、あるいは、高速増
殖炉の蒸気発生器管、過熱器管用材料としても好適であ
る。
現時点で実用化されている最も薄気条件の厳しいボイラ
は超臨界圧ボイラ(246気圧、566℃)である、管
壁温度が580 ”Cまでは通常、 2番%Cr−lM
o鋼(STBA24)、620 ”Cまでは9Cr−I
Mo 〜2Mo系鋼(例えば5TBA2Bや■STB^
27)もしくは、 l8Cr−8Ni系ステンレス鋼、
820 ”Oを超えると専ら18Cr−8Xi系ステン
レス鋼が管材として用いられる。
は超臨界圧ボイラ(246気圧、566℃)である、管
壁温度が580 ”Cまでは通常、 2番%Cr−lM
o鋼(STBA24)、620 ”Cまでは9Cr−I
Mo 〜2Mo系鋼(例えば5TBA2Bや■STB^
27)もしくは、 l8Cr−8Ni系ステンレス鋼、
820 ”Oを超えると専ら18Cr−8Xi系ステン
レス鋼が管材として用いられる。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、従来の9Cr−IMam2Mo系鋼は。
2・X Or−lMo鋼に比べて1flJ酸化性は向上
するものの、高温強度が低いので使用上制約を受ける。
するものの、高温強度が低いので使用上制約を受ける。
180r−8Ni系は高温強度、耐高温酸化性に優れて
いるものの、既述のようなオーステナイト系特有の欠。
いるものの、既述のようなオーステナイト系特有の欠。
点があり、その上、C「、Niを多量に含有しているた
めに、経済性に問題がある。
めに、経済性に問題がある。
ところで、超臨界圧ボイラとしてのff11段階の蒸気
条件(316気圧、58B ”Cりの実用化が近いが、
第2段階では316気圧、593°Cの蒸気条件となる
ため、過熱器管や再熱器管の管壁温度はおよそ620℃
にもなり、この温度での長時間強度が要求される。しか
しながら、通産省の発電用火力技術基準に則って決めら
れた許容応力を比較すると、既出のフェライト系高クロ
ム鋼の許容応力は620℃で18c:r−8Ni系ステ
ンレス鋼(5US304HTB)のおよそ 475以下
である。したがって、高温長時間強度保持のためには肉
厚を厚くしなければならず、熱交換−L好ましくないL
に、材料費ががさみ、建設コストを高める。
条件(316気圧、58B ”Cりの実用化が近いが、
第2段階では316気圧、593°Cの蒸気条件となる
ため、過熱器管や再熱器管の管壁温度はおよそ620℃
にもなり、この温度での長時間強度が要求される。しか
しながら、通産省の発電用火力技術基準に則って決めら
れた許容応力を比較すると、既出のフェライト系高クロ
ム鋼の許容応力は620℃で18c:r−8Ni系ステ
ンレス鋼(5US304HTB)のおよそ 475以下
である。したがって、高温長時間強度保持のためには肉
厚を厚くしなければならず、熱交換−L好ましくないL
に、材料費ががさみ、建設コストを高める。
このように、細々臨界圧用ボイラチューブに対しては高
温強度の一層の改善が求められると同時に、高温環境下
で使用されるため耐高温腐食性の向上が求められている
。
温強度の一層の改善が求められると同時に、高温環境下
で使用されるため耐高温腐食性の向上が求められている
。
ところで、従来の2 ・’d Or−IMamやSTB
A2B(91Thr−lMo鋼)、■STBA27(9
Cr−28Bm ) (1)高温強度を改善した鋼とし
て米[lオークリッジ国立研究所が中心ニナッテ開発り
、 f= 5uper 8Crm t すh チAST
MA213 Ta2鋼(9Cr−IMo Nb、V m
)が知られている。
A2B(91Thr−lMo鋼)、■STBA27(9
Cr−28Bm ) (1)高温強度を改善した鋼とし
て米[lオークリッジ国立研究所が中心ニナッテ開発り
、 f= 5uper 8Crm t すh チAST
MA213 Ta2鋼(9Cr−IMo Nb、V m
)が知られている。
しかしながら、これらの鋼は従来鋼に比べである程度高
温強度が改善されているものの、まだ不十分であり、ハ
気温度の一層の];昇に対応するべき材料開発が求めら
れていた。
温強度が改善されているものの、まだ不十分であり、ハ
気温度の一層の];昇に対応するべき材料開発が求めら
れていた。
9〜12Cr系鋼に臀を添加することにより高温強度が
改善されることや、Nb、 Vの添加により高温強度が
改善できることは既に知られている0本発明者等は、先
に41 m昭80−293092号において、高温強度
を改善し、さらに溶接性を向ヒさせた鋼を提案した。そ
の後、更に詳細に検討を続けた結果2高温強度のLIl
、斤には種々の元素の適uJな組み合わせが効果的であ
ることを見い出し、高温での耐酸化性を向」−させた高
温強度に優れた耐熱鋼を提案した。
改善されることや、Nb、 Vの添加により高温強度が
改善できることは既に知られている0本発明者等は、先
に41 m昭80−293092号において、高温強度
を改善し、さらに溶接性を向ヒさせた鋼を提案した。そ
の後、更に詳細に検討を続けた結果2高温強度のLIl
、斤には種々の元素の適uJな組み合わせが効果的であ
ることを見い出し、高温での耐酸化性を向」−させた高
温強度に優れた耐熱鋼を提案した。
本発明は、高Crフェライト鋼において、高温強度を改
善するため検討を続けた結果、種々の成分の内、Nb、
〒i、B、−の複合添加により著しい効果があることが
知見され完成されたものである。
善するため検討を続けた結果、種々の成分の内、Nb、
〒i、B、−の複合添加により著しい効果があることが
知見され完成されたものである。
[問題点を解決するための手段〕
本発明の第1に係る高温強度に優れたフェライト系耐熱
鋼は、改を七%で C: 0.03〜0.20%、 Si : 1.0%以
下’14n : 0.1〜1.5%、 Xi : 0.
1〜1.0%Cr : 7.0〜13.0%、 Mo
: 0.4〜2.5%Nb : 0.02〜O,1,5
%、 V : 0.02〜0.35%?i + 0.0
1〜0.40%、 W : 0.05〜2.50%N
: 0.005〜0.080%、B : 0−0008
〜0.0100%を含有し、残部Feおよび不1rra
的不純物からなるようにしたものである。
鋼は、改を七%で C: 0.03〜0.20%、 Si : 1.0%以
下’14n : 0.1〜1.5%、 Xi : 0.
1〜1.0%Cr : 7.0〜13.0%、 Mo
: 0.4〜2.5%Nb : 0.02〜O,1,5
%、 V : 0.02〜0.35%?i + 0.0
1〜0.40%、 W : 0.05〜2.50%N
: 0.005〜0.080%、B : 0−0008
〜0.0100%を含有し、残部Feおよび不1rra
的不純物からなるようにしたものである。
また、本発明の第2に係る高温強度に優れたフェライト
系耐熱鋼は、組積%で C:0.03〜0.20%、 Si:1.0%以下Mn
: 0.1−1.5%、 Ni : 0.1〜1.0%
Crニア、O〜13.0%、 )to:0.4〜2.5
%Nb : 0.02〜0.15%、 V : 0.0
2〜0.35%Ti : 0.01〜0.40%、 冒
: 0.05〜2.50XN : 0.005〜0.
080%、B : 0.0008〜0.0100%に加
え、Cu:0.3%以下を含有し、残部Feおよび不I
jT l的不純物からなるようにしたものである。
系耐熱鋼は、組積%で C:0.03〜0.20%、 Si:1.0%以下Mn
: 0.1−1.5%、 Ni : 0.1〜1.0%
Crニア、O〜13.0%、 )to:0.4〜2.5
%Nb : 0.02〜0.15%、 V : 0.0
2〜0.35%Ti : 0.01〜0.40%、 冒
: 0.05〜2.50XN : 0.005〜0.
080%、B : 0.0008〜0.0100%に加
え、Cu:0.3%以下を含有し、残部Feおよび不I
jT l的不純物からなるようにしたものである。
[作用]
本発明を達成するために、種々の元素の添加が高温強度
に及ぼす影響を詳細に検討した結果、適量のMo、 N
b、 Vを含む高Crff4において、さらに適量の
リ、Ti、 Bを添加することにより、高温強度、特に
高温クリープ破断強度が著しく向上することが知見され
た。No、 Wはともにフェライト形成元素であり、あ
まり多量に添加するとデルタフェライトの体積率が増し
、高温強度が低下する。一方No、 W添加量が少なく
ては強度向上効果が薄れる。この考えのもとに1、讐添
加量の多くの組合せにわたって650℃X 5000
hのクリープ破断強度を調べ、適切なMOとw量の組み
合わせの時、優れたクリープ破断強度を有する耐熱鋼を
開発し、特願昭80−293092号にて提示した。
に及ぼす影響を詳細に検討した結果、適量のMo、 N
b、 Vを含む高Crff4において、さらに適量の
リ、Ti、 Bを添加することにより、高温強度、特に
高温クリープ破断強度が著しく向上することが知見され
た。No、 Wはともにフェライト形成元素であり、あ
まり多量に添加するとデルタフェライトの体積率が増し
、高温強度が低下する。一方No、 W添加量が少なく
ては強度向上効果が薄れる。この考えのもとに1、讐添
加量の多くの組合せにわたって650℃X 5000
hのクリープ破断強度を調べ、適切なMOとw量の組み
合わせの時、優れたクリープ破断強度を有する耐熱鋼を
開発し、特願昭80−293092号にて提示した。
本発明は、これに続くものであり、Ti、 B 、 W
を複合添加することによりクリープ強度が著しく改Rさ
れる。第1図は、 0.09%G−9.1$Cr−1.
1%N。
を複合添加することによりクリープ強度が著しく改Rさ
れる。第1図は、 0.09%G−9.1$Cr−1.
1%N。
−O,11$Nb−0,21$V−0,11%Ti−0
,88$W−0,03XNを含有する鋼C3t14)に
おけるBの効果を示したものである0図に示したように
、S鋼の場合、Ti、 Wを含有した鋼であり、この鋼
にBを0.0008%以上複合して添加することにより
、650℃でl0K3#m2の応力をかけた場合の破断
時間が著しく向りすることが示される。一方、Tiを含
まない同種の鋼(Ti1rA)や臀を含まない同種の鋼
(U14)ではBを添加してもSW4はどにはクリープ
強度が改善されないことが分かる。
,88$W−0,03XNを含有する鋼C3t14)に
おけるBの効果を示したものである0図に示したように
、S鋼の場合、Ti、 Wを含有した鋼であり、この鋼
にBを0.0008%以上複合して添加することにより
、650℃でl0K3#m2の応力をかけた場合の破断
時間が著しく向りすることが示される。一方、Tiを含
まない同種の鋼(Ti1rA)や臀を含まない同種の鋼
(U14)ではBを添加してもSW4はどにはクリープ
強度が改善されないことが分かる。
次に第2図ハ0. IOCニー8.9H:r−1,2%
Mo−0,12!Wb−0,20XV−0,85XW−
0,03XN−0,003$8 全含有する鋼(X鋼)
におけるTiの効果を示したものである。
Mo−0,12!Wb−0,20XV−0,85XW−
0,03XN−0,003$8 全含有する鋼(X鋼)
におけるTiの効果を示したものである。
図に示したようにX#4の場合、 −1Bを含有した鋼
であり、この鋼にTiを0.01%以上複合して添加す
ることにより 650℃で10kg10鵬2の応力をか
けた場合の破断時間が著しく向」ニすることが示される
。一方Bを含まない同種の鋼(Y鋼)や−を含まない同
種のm(Z鋼)では、Tiを添加してもX鋼に比べると
著しく小さい効果しか得られない。
であり、この鋼にTiを0.01%以上複合して添加す
ることにより 650℃で10kg10鵬2の応力をか
けた場合の破断時間が著しく向」ニすることが示される
。一方Bを含まない同種の鋼(Y鋼)や−を含まない同
種のm(Z鋼)では、Tiを添加してもX鋼に比べると
著しく小さい効果しか得られない。
コノJ: ラニi!! M (7) Nb、 V、
N等を含む高Cr−Mo mにおいて、さらに適量の
Ti、 B、 −を複合添加することによりクリー
プ破断強度が著しく向上することが知見された。本発明
は−F記に説[」シたTi、B、Wの相乗効果の知見に
より完成したものである。
N等を含む高Cr−Mo mにおいて、さらに適量の
Ti、 B、 −を複合添加することによりクリー
プ破断強度が著しく向上することが知見された。本発明
は−F記に説[」シたTi、B、Wの相乗効果の知見に
より完成したものである。
以下、本発明の成分限定理由について説明する。
Cは低温変態生成物の形成、炭化物の析出からクリープ
破断強度の向ヒに寄与する紙庫な元素である。 0.2
0%を越えると焼入れ性が著しく増し、強度は増加する
が、溶接性、加工性が劣化するので、Cは0.20%以
下とした。 0.03%未満では高温強度の確保が困難
であり、デルタフェライト量が増加し、切欠靭性の劣化
をもたらすので、Cは0.03%以上とした。
破断強度の向ヒに寄与する紙庫な元素である。 0.2
0%を越えると焼入れ性が著しく増し、強度は増加する
が、溶接性、加工性が劣化するので、Cは0.20%以
下とした。 0.03%未満では高温強度の確保が困難
であり、デルタフェライト量が増加し、切欠靭性の劣化
をもたらすので、Cは0.03%以上とした。
Siは脱酸剤として添加するが、多電に用いると鋼の靭
性が劣化するので、上限を 1.00%とした。高温長
時間強度と靭性向」−のためには、Siを下げた方がよ
いので下限は規定しない。
性が劣化するので、上限を 1.00%とした。高温長
時間強度と靭性向」−のためには、Siを下げた方がよ
いので下限は規定しない。
Mnは脱酸、脱硫剤として、また強度、熱間加工性を数
片した適正な組織を得るために有用な元素であるが、0
.1%未満では有用な効果がなく、1.5%を越えると
焼入れ性が高くなり、強度が上がるものの曲げ等の加工
性や靭性の劣化を招くので、0.1〜1.5%とした。
片した適正な組織を得るために有用な元素であるが、0
.1%未満では有用な効果がなく、1.5%を越えると
焼入れ性が高くなり、強度が上がるものの曲げ等の加工
性や靭性の劣化を招くので、0.1〜1.5%とした。
NiはデルタフェライItを適正値に制御し、高温強度
を維持することと、靭性の改善のために添加するが、0
.10%未満では効果がなく、1.0%を越えると熱間
変形抵抗が増し、熱間加工上好ましくないLに、 1.
0%を越えても一層の靭性改善効果はみられず、しかも
Xiは高価な元素であるので上限を1.0%とした。
を維持することと、靭性の改善のために添加するが、0
.10%未満では効果がなく、1.0%を越えると熱間
変形抵抗が増し、熱間加工上好ましくないLに、 1.
0%を越えても一層の靭性改善効果はみられず、しかも
Xiは高価な元素であるので上限を1.0%とした。
Crは耐高温酸化性、高温長時間強度の向上のために添
加するもので、650℃以−1−の高温長時間強度はC
rが7.0〜13.Q%のと!!高<、Crが13.0
%より多くなるとデルタフェライトが増し、高温長時間
強度が低下する。一方、7,0%未満ではCry化物に
よる析出強化、Crの固溶強化が期待できず、高温長時
間強度が低下し、しかも 7.0%未満では高温の耐酸
化性が低下する。このため、Orの成分範囲は7.0〜
13.0%とした。 。
加するもので、650℃以−1−の高温長時間強度はC
rが7.0〜13.Q%のと!!高<、Crが13.0
%より多くなるとデルタフェライトが増し、高温長時間
強度が低下する。一方、7,0%未満ではCry化物に
よる析出強化、Crの固溶強化が期待できず、高温長時
間強度が低下し、しかも 7.0%未満では高温の耐酸
化性が低下する。このため、Orの成分範囲は7.0〜
13.0%とした。 。
Ma、 Wは高温長時間強度を著しく高めるため、耐熱
鋼には、不可欠の元素である0両元素は鋼中固溶し強化
するほか、炭化物を析出してクリープ強度を向」―させ
るが、0.4%未満のMOや0.05%未満の賛ではこ
の効果がなく、第3図に示した直線BGより下の範囲で
は高温強度の向上は十分発揮されない、一方、2.5%
を越えるMO12,5%を越える Wもしくは直線An
より上の範囲ではデルタフェライトy;+が増し高温強
度を低下させる上に。
鋼には、不可欠の元素である0両元素は鋼中固溶し強化
するほか、炭化物を析出してクリープ強度を向」―させ
るが、0.4%未満のMOや0.05%未満の賛ではこ
の効果がなく、第3図に示した直線BGより下の範囲で
は高温強度の向上は十分発揮されない、一方、2.5%
を越えるMO12,5%を越える Wもしくは直線An
より上の範囲ではデルタフェライトy;+が増し高温強
度を低下させる上に。
Mo、 Wは高価な元素であるからコスト高となり経済
性の上からも好ましくない。またMO単独添加では60
0℃を越える温度のクリープ強度が十分でないので−は
少なくとも0.05χ添加する必要がある。
性の上からも好ましくない。またMO単独添加では60
0℃を越える温度のクリープ強度が十分でないので−は
少なくとも0.05χ添加する必要がある。
Nb、Vは炭化物もしくは炭窒化物として析出し、長時
間にわたって高温強度の低下を抑制する。 Nb炭化物
もしくはNb炭窒化物の溶解度積はV炭化物もしくはV
炭窒化物の溶解度積より小さく、析出しやすいので高温
短時間強度を著しく高めるが、単独添加ではNb炭化物
、Nb炭窒化物は凝東、粗大化しやすく長時間高温強度
を維持するのが困難となる。長時間強度の向りにはNb
、Vの複合添加が有効で、製造過程で析出したNb(C
,N)に高温で使用中に、)C6,1Cの炭化物が析出
し、VはV今C3の炭化物のほかに固溶状j魚にある
Vが上記炭化物M8G6 、1’16Gに拡散し、これ
ら炭化物の粗大化を抑制する。 Nb、 Vの複合添加
により微細析出したNb、 Vの析出物、さらに長時間
経過後に微細析出するL3C6、N6C、固有Vが高温
長時間強度を向とさせる。したがって、■単独でも微細
炭化物N23 C≦、 M、Cは得られず、長時間強度
を改善することはできない、 Nb、 Vはいずれも0
.02%未満では上記の効果が不十分である。また、N
bもしくはVが多すぎても炭化物が著しく粗大化しクリ
ープ破断強度を下げ、しかも切欠靭性や溶接性を低下さ
せるので、 Nbは0.15%以下、Vは0.35%以
下とした。
間にわたって高温強度の低下を抑制する。 Nb炭化物
もしくはNb炭窒化物の溶解度積はV炭化物もしくはV
炭窒化物の溶解度積より小さく、析出しやすいので高温
短時間強度を著しく高めるが、単独添加ではNb炭化物
、Nb炭窒化物は凝東、粗大化しやすく長時間高温強度
を維持するのが困難となる。長時間強度の向りにはNb
、Vの複合添加が有効で、製造過程で析出したNb(C
,N)に高温で使用中に、)C6,1Cの炭化物が析出
し、VはV今C3の炭化物のほかに固溶状j魚にある
Vが上記炭化物M8G6 、1’16Gに拡散し、これ
ら炭化物の粗大化を抑制する。 Nb、 Vの複合添加
により微細析出したNb、 Vの析出物、さらに長時間
経過後に微細析出するL3C6、N6C、固有Vが高温
長時間強度を向とさせる。したがって、■単独でも微細
炭化物N23 C≦、 M、Cは得られず、長時間強度
を改善することはできない、 Nb、 Vはいずれも0
.02%未満では上記の効果が不十分である。また、N
bもしくはVが多すぎても炭化物が著しく粗大化しクリ
ープ破断強度を下げ、しかも切欠靭性や溶接性を低下さ
せるので、 Nbは0.15%以下、Vは0.35%以
下とした。
Tiは適量のNb、Vを含有する高Crf14において
。
。
さらに適量のW、Bと一緒にT1を複合添加することに
より高温クリープ破断強度が著しく増加することの知見
による。この効果はTi単独では得られずT1とWと
Bを複合して添加するときに顕著にその効果が認められ
るものであり、この効果を得るためには、 0.01%
以上の添加が必要であり、一方0.4鬼を越えての添加
は、その効果が飽和するとともに炭化物が粗大化する傾
向がでてくるので0.4z以下でなければならない。
より高温クリープ破断強度が著しく増加することの知見
による。この効果はTi単独では得られずT1とWと
Bを複合して添加するときに顕著にその効果が認められ
るものであり、この効果を得るためには、 0.01%
以上の添加が必要であり、一方0.4鬼を越えての添加
は、その効果が飽和するとともに炭化物が粗大化する傾
向がでてくるので0.4z以下でなければならない。
Nは窒化物もしくは炭窒化物の形成、さらに固有Nの残
存から高温長時間強度を向トさせるが。
存から高温長時間強度を向トさせるが。
0.0(15%未満ではその効果がなく 、 0.08
%を越えると溶接時ブローホールが形成され、AI、<
溶接性を劣化するので、Nは0.005%〜0.080
%とした。
%を越えると溶接時ブローホールが形成され、AI、<
溶接性を劣化するので、Nは0.005%〜0.080
%とした。
Bは適j−のNb、 Vを含有する高Cr鋼において
さらに適量の譬、Tiと一緒にBを複合添加することに
より高温のクリープ強度が著しく増加することの知見に
よる。この効果はBQi独では得られず、Bと WとT
1を複合して添加するときに顕著にその効果が認められ
るものであり、この効果を得るためにはBはO,0O0
8$以上の添加が必要であり、一方0.01%を越えて
の添加はその効果が飽和するとともに熱間加工性の低下
を生じるようになるのでo、oiz以下でなければなら
ない。
さらに適量の譬、Tiと一緒にBを複合添加することに
より高温のクリープ強度が著しく増加することの知見に
よる。この効果はBQi独では得られず、Bと WとT
1を複合して添加するときに顕著にその効果が認められ
るものであり、この効果を得るためにはBはO,0O0
8$以上の添加が必要であり、一方0.01%を越えて
の添加はその効果が飽和するとともに熱間加工性の低下
を生じるようになるのでo、oiz以下でなければなら
ない。
Cuは高Cr鋼に添加する場合、Crを含んだ酸化被膜
に粘性を与え、さらに被膜の定着性を良くシ。
に粘性を与え、さらに被膜の定着性を良くシ。
(、rff4の耐酸化性を助ける。この効果を発揮する
ためには、Cuは0.05%以上の添加が必要である。
ためには、Cuは0.05%以上の添加が必要である。
一方、多積に添加すると靭性の劣化を招くので上限を
0.3%とした。
0.3%とした。
[実施例]
第1表は本発明鋼、ff5Z表は比較鋼の化学成分を示
す、これら化学成分の鋼塊を高周波溶解炉にて製造し、
その鋼塊を熱間圧延で20−厚みの鋼板とし、1050
℃で焼きならし、760℃、1時間の焼戻しの処理を行
なった。その後、6mmφ丸棒クリープ試験片と溶接硬
さ試験片を採取した。クリープ試験は、650’c、応
力 10Kg/am2における破断時間、溶接性試験は
18Cr−8Niステンレス溶接棒を用いた一層の肉盛
溶接後、750°O,1時間の後熱処理をした後の熱影
響部の最高硬さを調べた。
す、これら化学成分の鋼塊を高周波溶解炉にて製造し、
その鋼塊を熱間圧延で20−厚みの鋼板とし、1050
℃で焼きならし、760℃、1時間の焼戻しの処理を行
なった。その後、6mmφ丸棒クリープ試験片と溶接硬
さ試験片を採取した。クリープ試験は、650’c、応
力 10Kg/am2における破断時間、溶接性試験は
18Cr−8Niステンレス溶接棒を用いた一層の肉盛
溶接後、750°O,1時間の後熱処理をした後の熱影
響部の最高硬さを調べた。
本発明における鋼種としては、C、St、 Ni。
Or、 Mo、 Wb、V 、W 、T1、 B、 (
:uを変化させた鋼種を示した。比較鋼のうちイ鋼は5
TBA2B、口調は■STB^27の従来鋼、/\鋼は
)lb、 Vを添加した鋼、二mはWb、 V 、 W
を添加t、、たs、*mはWb、V、Wに加えてTiを
添加した鋼、へ鋼はNb、 V 、 Wに加えて Bを
添加した鋼、ト鋼はNb、 Vに加えてTi、 Bを添
加した鋼であり、チ鋼はASTにT91(Supe’r
9Cr)鋼である。
:uを変化させた鋼種を示した。比較鋼のうちイ鋼は5
TBA2B、口調は■STB^27の従来鋼、/\鋼は
)lb、 Vを添加した鋼、二mはWb、 V 、 W
を添加t、、たs、*mはWb、V、Wに加えてTiを
添加した鋼、へ鋼はNb、 V 、 Wに加えて Bを
添加した鋼、ト鋼はNb、 Vに加えてTi、 Bを添
加した鋼であり、チ鋼はASTにT91(Supe’r
9Cr)鋼である。
本発明の試験結果は第1表右欄に示すごとく。
)Dれた高温強度を有し、クリープ破断時間は9000
時間以上となっている。最高硬さくHマ)は最高強度が
優れている−13には大きな上昇はなく、すべて300
以下となっている。
時間以上となっている。最高硬さくHマ)は最高強度が
優れている−13には大きな上昇はなく、すべて300
以下となっている。
一方、第2表右欄に示すごとく、比較鋼イ、口調はNb
、 V 、 W 、 Ti、 Bを含有せず、クリー
プ破断時間は著しく短い、ハ、二用はNb、 Vならび
にWの添加によりクリープ破断時間が改善されるものの
本発明鋼に比べると短く劣っている。ホ、へ鋼はNb、
V、 Wに加えてTiやBの添加によりクリープ
破断時間が改善されるが、本発明鋼より劣っている。ト
鋼は讐を添加していないため破断時間は劣っている。な
お従来の標準鋼であるSuρer9Cr鋼のチ鋼は本発
明鋼に比べて大幅にクリープ特性が劣っている。
、 V 、 W 、 Ti、 Bを含有せず、クリー
プ破断時間は著しく短い、ハ、二用はNb、 Vならび
にWの添加によりクリープ破断時間が改善されるものの
本発明鋼に比べると短く劣っている。ホ、へ鋼はNb、
V、 Wに加えてTiやBの添加によりクリープ
破断時間が改善されるが、本発明鋼より劣っている。ト
鋼は讐を添加していないため破断時間は劣っている。な
お従来の標準鋼であるSuρer9Cr鋼のチ鋼は本発
明鋼に比べて大幅にクリープ特性が劣っている。
L記のように、本発明鋼は、現用のCr−No鋼より高
温長時間強度に優れ、 800〜650℃の温度範囲で
5US304以上の長時間強度を有する鋼である。しか
も、溶接性も考慮し、最高硬さく)lv(10))が3
00以下となって実用−h差しつかえなく使用できる範
囲である。したがって、高価な 18cr−8Ni系オ
ーステナイトステンレス鋼の代任使用がηf能で、本発
明鋼は経済的な熱交換器材等の1fIt熱鋼として極め
て有用である。
温長時間強度に優れ、 800〜650℃の温度範囲で
5US304以上の長時間強度を有する鋼である。しか
も、溶接性も考慮し、最高硬さく)lv(10))が3
00以下となって実用−h差しつかえなく使用できる範
囲である。したがって、高価な 18cr−8Ni系オ
ーステナイトステンレス鋼の代任使用がηf能で、本発
明鋼は経済的な熱交換器材等の1fIt熱鋼として極め
て有用である。
未発lI鋼の用途としては、ボイラ管、化学プラント川
耐熱鋼管、高速増殖炉用蒸気発生器管、過熱器管のよう
な耐熱用鋼管としてなf適であり、さらに、一般に耐熱
性が要求される部材としても広く使用可俺である。
耐熱鋼管、高速増殖炉用蒸気発生器管、過熱器管のよう
な耐熱用鋼管としてなf適であり、さらに、一般に耐熱
性が要求される部材としても広く使用可俺である。
[発明の効果]
以上のように、本発明に係る高温強度に優れたフェライ
ト系耐熱鋼によれば、従来のフェライト系耐熱鋼に比べ
、高温特に 600℃以トでの強度(特にクリープ破断
強度)が大幅に改善されており、しかも溶接性、加工性
も良好な鋼であり1例えば、高温、高圧環境下で使用さ
れる超々臨界圧ボイラ材料としてやFBR用蒸気発生管
、過熱器管等に使用し、薄肉化、長寿命化に寄与できる
。
ト系耐熱鋼によれば、従来のフェライト系耐熱鋼に比べ
、高温特に 600℃以トでの強度(特にクリープ破断
強度)が大幅に改善されており、しかも溶接性、加工性
も良好な鋼であり1例えば、高温、高圧環境下で使用さ
れる超々臨界圧ボイラ材料としてやFBR用蒸気発生管
、過熱器管等に使用し、薄肉化、長寿命化に寄与できる
。
第1図はクリープ破断時間への日の影響を示す線図、第
2図はクリープ破断時間へのT1の影響を示す線区、第
3図はMof4と一量−とクリープ破断強度の関係を示
す線図である。
2図はクリープ破断時間へのT1の影響を示す線区、第
3図はMof4と一量−とクリープ破断強度の関係を示
す線図である。
Claims (2)
- (1)重量%で C:0.03〜0.20%、Si:1.0%以下Mn:
0.1〜1.5%、Ni:0.1〜1.0%Cr:7.
0〜13.0%、Mo:0.4〜2.5%Hb:0.0
2〜0.15%、V:0.02〜0.35%Ti:0.
01〜0.40%、W:0.05〜2.50%N:0.
005〜0.080%、B:0.0008〜0.010
0%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる
ことを特徴とする高温強度に優れたフェライト系耐熱鋼
。 - (2)重量%で C:0.03〜0.20%、Si:1.0%以下Mn:
0.1〜1.5%、Ni:0.1〜1.0%Cr:7.
0〜13.0%、Mo:0.4〜2.5%Nb:0.0
2〜0.15%、V:0.02〜0.35%Ti:0.
01〜0.40%、W:0.05〜2.50%N:0.
005〜0.080%、B:0.0008〜0.010
0%に加え、Cu:0.3%以下を含有し、残部Feお
よび不可避的不純物からなることを特徴とする高温強度
に優れたフェライト系耐熱鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21994786A JPS6376854A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 高温強度に優れたフエライト系耐熱鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21994786A JPS6376854A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 高温強度に優れたフエライト系耐熱鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6376854A true JPS6376854A (ja) | 1988-04-07 |
JPH0359135B2 JPH0359135B2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=16743526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21994786A Granted JPS6376854A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 高温強度に優れたフエライト系耐熱鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6376854A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5069870A (en) * | 1989-03-06 | 1991-12-03 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | High-strength high-cr steel with excellent toughness and oxidation resistance |
JPH04353376A (ja) * | 1991-05-29 | 1992-12-08 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 過冷却水製造装置の運転方法 |
US5591391A (en) * | 1994-09-20 | 1997-01-07 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | High chromium ferritic heat-resistant steel |
JP2010156011A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 耐熱鋳鋼および蒸気タービン主要弁 |
US20100307430A1 (en) * | 2006-06-09 | 2010-12-09 | V & M France | Steel compositions for special uses |
CN106735853A (zh) * | 2016-12-26 | 2017-05-31 | 重庆派馨特机电有限公司 | 一种抗蠕变搅拌头材料 |
CN115852265A (zh) * | 2022-11-08 | 2023-03-28 | 江阴兴澄特种钢铁有限公司 | 一种用于高温环境下的空心滚珠丝杠用钢管及其制造方法 |
-
1986
- 1986-09-18 JP JP21994786A patent/JPS6376854A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5069870A (en) * | 1989-03-06 | 1991-12-03 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | High-strength high-cr steel with excellent toughness and oxidation resistance |
JPH04353376A (ja) * | 1991-05-29 | 1992-12-08 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 過冷却水製造装置の運転方法 |
US5591391A (en) * | 1994-09-20 | 1997-01-07 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | High chromium ferritic heat-resistant steel |
US20100307430A1 (en) * | 2006-06-09 | 2010-12-09 | V & M France | Steel compositions for special uses |
US9005520B2 (en) * | 2006-06-09 | 2015-04-14 | V & M France | Steel compositions for special uses |
JP2010156011A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 耐熱鋳鋼および蒸気タービン主要弁 |
CN106735853A (zh) * | 2016-12-26 | 2017-05-31 | 重庆派馨特机电有限公司 | 一种抗蠕变搅拌头材料 |
CN115852265A (zh) * | 2022-11-08 | 2023-03-28 | 江阴兴澄特种钢铁有限公司 | 一种用于高温环境下的空心滚珠丝杠用钢管及其制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359135B2 (ja) | 1991-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5069870A (en) | High-strength high-cr steel with excellent toughness and oxidation resistance | |
JP3334217B2 (ja) | 靱性とクリープ強度に優れた低Crフェライト系耐熱鋼 | |
JPH04268040A (ja) | クリープ強度と靭性に優れた低合金耐熱鋼 | |
JPS59176501A (ja) | ボイラチユ−ブ | |
JPH0885849A (ja) | 高Crフェライト系耐熱鋼 | |
JP3982069B2 (ja) | 高Crフェライト系耐熱鋼 | |
EP0525331B1 (en) | Heat resisting, ferritic steel with high chromium content and having improved resistance to embrittlement by intergranular precipitation of copper | |
JPH062927B2 (ja) | 耐食、耐酸化性に優れた高強度低合金鋼 | |
JP2002235154A (ja) | 高Crフェライト系耐熱鋼材 | |
EP0199046B1 (en) | High-strength heat-resisting ferritic steel pipe and tube | |
KR20140117417A (ko) | 오스테나이트계 합금 | |
JP2631250B2 (ja) | ボイラ用鋼管用高強度フェライト系耐熱鋼 | |
JP3745567B2 (ja) | 電縫溶接性に優れたボイラ用鋼およびそれを用いた電縫ボイラ鋼管 | |
JPS6376854A (ja) | 高温強度に優れたフエライト系耐熱鋼 | |
JPS5914097B2 (ja) | 靭性を改良せるフェライト系耐熱鋼 | |
JP3531228B2 (ja) | 高Crフェライト系耐熱鋼 | |
JPH02217438A (ja) | 高温クリープ強度の高い耐熱鋼 | |
JPH04365838A (ja) | 熱間加工性ならびに高温強度に優れたフェライト系耐熱鋼 | |
JPH11193448A (ja) | クラッド鋼管 | |
JP3091125B2 (ja) | クリープ強度と靱性に優れた低合金耐熱鋼 | |
JP2002241903A (ja) | 高Crフェライト系耐熱鋼材 | |
JPS6365059A (ja) | 高温強度および耐酸化性に優れたフェライト系耐熱鋼 | |
JPH02156049A (ja) | エチレン分解炉管用耐熱鋼 | |
JP3367216B2 (ja) | 高Crフェライト系耐熱鋼 | |
JPH0959746A (ja) | 高温強度に優れた高Crフェライト鋼 |