JPS6376046A - 携帯用電子装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、例えば電卓やＩＣカード当の携帯用電子装
置に関するヵ （従来の技術） 第４図は、周知の携帯用電子装置、例えばＩＣカードを
示すものである。このＩＣカード１１の表面部には、テ
ンキー】、２、取引情報等を入力する機能キー１３ａ１
演算情報等を入力する機能キー１３ｂからなるキーボー
ド１４、このキーボード１４から入力された情報や、Ｉ
Ｃカード１１の内部メモリから読出された情報等を表示
する表示部１５、図示せぬＩＣカードの読取書込装置に
接続される接触部１６、ＩＣカード１１の各部に電力を
供給する太陽電池１７が設けられている。

ところで、この種の携帯用装置は、一般に、健常者を対
象として作られており、例えば口の不自由な人にはキー
配列を知ることができないため、使用することが困難な
ものであった。

（発明が解決しようとする問題点） この発明は、携帯用電子装置の操作性に係わる問題点を
解決するものであり、その目的とするところは、目の不
自由な人にも容易に操作することが可能な携帯用電子装
置を提供しようとするものである。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この発明は、複数の操作手段と、これら操作手段にそれ
ぞれ対応して設けられた点字情報と、音声情報を出力可
能な音声情報出力手段と、この音声情報出力手段を駆動
して操作手段の操作に対応した音声情報を出力させる制
御手段とから構成されている。

（作用） この発明は、操作手段に点字情報を設けるとともに、操
作手段が操作された場合、制御手段によって音声情報出
力手段を制御して操作手段の操作に対応した情報を出力
するようにしている。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。尚、第４図と同一部分には、同一符号を付し、説
明は省略する。

第１図において、キーボード１４のテンキー１２、機能
キー１３ａ、１３ｂの上部には、それぞれキーの内容に
対応した点字情報２１が設けられており、目の不自由な
人にも、所要キーが認識できるようになっている。第２
図は、その−例を示すものであり、各キーの上面部には
、所謂エンボスによって点字情報２１が設けられている
。また、ＩＣカード１１の表面部には例えばスピーカ２
２が設けられている。

第３図は、ＩＣカード１１の回路構成を示すものである
。ＣＰＵ３１は、ＩＣカード全体の制御を行うものであ
り、このＣＰＵ３１には、プログラムメモリ３２、デー
タメモリ３３が接続されている。プログラムメモリ３２
にはＣＰＵ３１の動作に必要なプログラムが記憶されて
おり、データメモリ３３には、キーボード１４から人力
されたデータや、ＣＣＰＵ３１の演算結果、表示部１５
の表示データ等が記憶されるようになっている。

また、このＣＰＵ３１には、キーボード制御回路３４を
介して前記キーボード１４が接続されるとともに、駆動
回路を含む表示制御回路３５を介して前記表示部１５が
接続され、さらに、周知の音声合成回路３６を介して前
記スピーカ２２が接続されている。

上記構成において、例えば目の不自由な人が点字情報を
介して、キーボード１４の例えば取引情報を入力する機
能キー１３ａを操作すると、ＣＰＵ３１によってそれが
判別され、そのキー情報に対応した表示データがデータ
メモリ３３に記憶される。この記憶された表示データは
、表示制御回路３５を介して表示部１５に表示される。

また、データメモリ３３に記憶されたデータは、音声合
成回路３６に供給され、この音声合成回路３６において
、音声信号に変換された後スピーカ２２に供給されて音
声出力される。したがって、人力されたキー行方を音声
によって認識することができるものである。

また、キーボード１４のテンキー１２、および演算情報
を入力する機能キー１３ｂを操作すると、そのキー操作
に応じてＣＰＵ３１は、通常の演算処理を行うとともに
、演算結果をデータメモリ３３に記憶し、この記憶され
たデータは、表示制御回路３５を介して表示部１５に表
示される。また、データメモリ３３に記憶されたデータ
は、音声合成回路３６に供給され、この音声合成回路３
６において、音声信号に変換された後、スピーカ２２に
供給されて音声出力される。したがって、演算結果を音
声によみで認識することができるものである。

上記実施例によれば、キーボード１４を構成するテンキ
ー１２、機能キー１３ａ、１３ｂに対応して点字情報２
１を設けている。したがって、口の不自由な人にもキー
ボード１４のキー内容を認識することが可能なものであ
る。しかも、操作したキー情報や、演算結果を音声合成
回路３６によって音声信号に変換し、これをスピーカ２
２から音声出力してるため、キー情報や演算結果を音声
によって認識することができ、目の不自由な人にも同等
不自由なくＩＣカードを操作することが可能となるもの
である。

尚、上記実施例では、表示部１５と、スピーカ２２の両
方を設けたが、表示部１５を省略することも可能である その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは、勿論である。

［発明の効果］ 以上、詳述したようにこの発明によれば、操作手段に点
字情報を設けるとともに、音声出力手段より操作手段の
操作に応じた音声を出力することにより、目の不自由な
人にも容易に操作することが可能な携帯用電子装置を提
供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すものであり、ＩＣカ
ードを示す平面図、第２図は点字情報の一例を示す図、
第３図はＩＣカードの回路を示す構成図、第４図は従来
のＩＣカードを示す平面図である。 １１・・・ＩＣカード、１４・・・キーボード、１５・
・・表示部、２１・・・点字情報、２２・・・スピーカ
、３１・・・ＣＰＵ、３６・・・音声合成回路。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の操作手段と、これら操作手段にそれぞれ対
   応して設けられた点字情報と、音声情報を出力可能な音
   声情報出力手段と、この音声情報出力手段を駆動して操
   作手段の操作に対応した音声情報を出力させる制御手段
   とを具備したことを特徴とする携帯用電子装置。
2. （２）点字情報は、操作手段上に設けられていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の携帯用電子装置
   。