JPS6372698A - ステロイド及びその製法 - Google Patents

ステロイド及びその製法

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JPS6372698A
JPS6372698A JP21761186A JP21761186A JPS6372698A JP S6372698 A JPS6372698 A JP S6372698A JP 21761186 A JP21761186 A JP 21761186A JP 21761186 A JP21761186 A JP 21761186A JP S6372698 A JPS6372698 A JP S6372698A
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JP
Japan
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formula
methylene
compound
reaction
difluoromethylene
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Application number
JP21761186A
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English (en)
Inventor
Kazunari Kinugasa
一成 衣笠
Hiroyuki Uura
鵜浦 博之
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Publication of JPS6372698A publication Critical patent/JPS6372698A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、にきび等のアンドロゲン過多病等の治療薬と
して有用な、下記式で示される/、2α−メチレン−6
,7α−ジフルオロメチレン−20−スピロクスーダー
エンー3−オン(以下。
rMD8Jという)を製造するための中間体となるステ
ロイド及びその製法に関する。
D8 (従来の技術と発明が解決しようとする問題点)MDS
の製法については、まず、下記式テ示すれる一〇−スビ
ロクスーダーエンー〇、l/−ジオン(ハイドロカンレ
ノン)(以下r HC!RJという)の3−位カルポニ
ル基なア七タール化した後、ラクトン環を還元し、つい
で閉環、脱7セタール化をu″′C20−スビロクスー
ダーエンー3−オンに訪導し、タロラニルを用いて脱水
パして、下記式 テ示すれる2Q−スピロクスー弘、6−ジニンー3−オ
ン(以下「8亭6」といつ)(米国特肝第3、コ!IA
07ダ号明細書記載)を得た後、このSE6を、重要な
中間生成物として1種々の方法によりMDSを製造する
方法が提案されている。
しかしながら、従来法に於ては以上のような種々の間遠
点がある。例えば特公昭j3−2141号公報に記載さ
れている。Sダ6かも数工程を紗てMDSを製造する方
法においては、特に。
84tAのジフルオロメチレン化が問題である。
つまり、目的とする6、7α−ジフルオロメチレンーー
〇−スピロクスーq−エン−3−オン(α−8F4() ! α−8F41 の他に、6,7β−ジフルオロメテレンーー〇−スビロ
クス−亭−エンー3−オン(β−8F’u )β−8F
弘 と2: J、 6: ?−ジ(ジフルオロメチレン)−
3−ジフルオロメトキシーー〇−スビロクスーダーエン
(8弘FFF) が相当量副生じ、目的物の収率な低下させ、かつ、その
単離な困難にする。
中でも、81IF’F?のような遂次反応による副生物
の生成は反応の工程管理を困難にする。
その上、シフ□ルオロメチレン化の反応温度(通常/4
IO〜200℃、好適には110〜110℃)に於て、
目的の生成物であるα−sp亭の熱安定性は、第1図に
示すように、悪(、収率低下の大きな要因となる(16
コ℃でテスト)。
また、前述の5II4の/−位および一一位の水素を脱
水素1次いでメチレン化して得られる下記式で示される
/1.2α−メチレン−20−スビaクスー9,6−ジ
ニンー3−オン(以下、「844M」という) 6ダ・6M を用いて、MD日に誘導する方法も提案されている(特
公昭!J−30710号公報参照)。該公報には、たと
えば8414Mの3位カルボニル基なアセタール化した
後に、C!10F、0OONaを反応させMn2を得る
方法が記載されているが、り、A−ジエン−3−オン系
化合物の3−位カルボニル基のケタール化によるブロッ
キング効果を研究した報告(テトラヘドロン、45巻、
/、2/9(/96デ))でΔ6°7へのOF、の付力
口に失敗したと記載されているように、1#に、Δ6゛
7へのOF。
の付加に3−位のケタール形成は、効果があるとは考え
難い。
更に、上記特許公報には、841AMに(OH3)38
nCF3  を反応させ1MDSを脅威する方法が記載
されているが、OF2化試薬である(OH3)sSnC
F3は、工業的には入手が困誰であるという難点がある
また、SEAMのΔ6・7をエポキシ化した後。
010F 0OONaとP ((4H6)3とから発生
させた”z=P(OsHs)、を作用させ、MDEIを
合成する方法も記されているが、前述した3−位ケター
ル形成の場合と同様に反応工程が増えるといつ難点があ
る。
(問題点を解決するだめの手段) すなわち1本発明の要旨は、下記式CIIH で表わされる/、2α−メチレン−6,7α−ジフルオ
ロメチレン−17α−(3′−ヒドロキシプロピル)ア
ンドロスタ−グーエン−/7β−オールー3−オン及び
その製造法、すなわち、下記式CI[”1 で表わされる/、゛コα−メチレンー20−スピロクス
ーも6−レニン−3,−/−ジオンな下記一般式〔固 c1cy2aoon      ・川・・・・・〔叩(
上記一般式中1Mはアルカリ金属を表わす。)で表わさ
れるアルカリ金属アセテートと反応させ、生じる下記式
囚 で負わされる1、コα−メチレン−6,7α−シフルオ
ロメテレン一一〇−スピロクスーダーエン−,3,2/
−ジオンの3位のカルボニル基なアセタール化して、下
記一般式〔V〕 水素原子又はメチル基を衣わし、XはO又はlを表わす
。)を表わす。)で表わされる/、Jα−メチレン−6
,7α−ジフルオロメチレン−20−スピaクスー弘−
エンー3.コl−ジオン3−アルキレンアセタールとし
1次いでこの化合物(V)を還元後e注下で脱アセター
ルすることを特徴とする下記式〔I〕 ? テ表ワされる/、−コα−メチレン−6,7α−ジフル
オロメチレン−17α−(3′−ヒドロキシプロピル)
アントロスターダーエン−17β−オール−J−オンを
製造する方法に存する。
以下1本発明の特徴について具体的に説明する。
前述のように、先行技術に於けるCICF、000Mに
よるステロイドの46・7へのジフルオロメチレン化で
の大きな問題点は、Φ日lI′IPFVのような遂次反
応による副生物に起因する収率低下及び■目的とするジ
フルオロメチレン化生成物(α−EINF41の熱安定
性の悪さに起因する収率低下であるが、前記化合物〔■
〕に対するジフルオロメチレン化に於いては、前述の8
4FFFのよ5 す遂次反応副生物は認められない。又
、目的の生成物である前記式l因で示される/、λα−
メチレン−6,7α−ジフルオロメチレン−20−スビ
ロクスーダ、6−ジニンーJ、!/−ジオンの熱安定性
も第1図に示すように、S4乙のジフルオロメチレン化
生成物であるα−8F+に比べて優れており、化合物置
を好収率で単離することができる。
更に1本発明の方法は以下に述べる点においても浸れて
いる。
ジフルオロメチレン化は通常高温において行なわれる為
1反応溶液はかなり着色し、目的のジフルオロメチレン
化生成物もかなり着色した状態で得られ、再結晶の繰返
し、あるいはソリ力ゲル、アルミナおよび活性炭等の吸
着剤による脱色処理が必要となる。
しかし9本発明の方法の場合1M′DBの製造に際し、
シフNオロメチレン化後、前記式匿〕で示されるステロ
イドラクトンのラクトン環の還元工程を軽重する為1本
発明の新規物質である[I]を製造する段階に於いて、
着色成分は消滅し、除去される。
従って、CIIの77位を閉環して生成されるMDSは
、脱色する為に上述のような特別な手段を要することも
なく、容易に精製される。
次に本発明に係るステロイドの製造法について詳細に説
明する。
まず、下記式(III で表わされろl9.2α−メチレンーコO−スピロクス
ーグ、6−レニン−3,コ/−ジオンな下記一般式且 010F、C00M       −・・・・−・−・
[:川](式中1Mはアルカリ金属を表わす。)で表わ
されるアルカリ金属アセテートとの反応により。
上記化合物〔■〕の6及び7位をジフルオロメチレン化
し、下記式CIVI F で表わされる/、2α−メチレン−6,7α−ジフルオ
ロメチレンーー〇−スピロクスーダーエン−,7,2/
−ジオンに誘導するが上記アルカリ金属アセテート中の
アルカリ金属Mとしては、通常、Na又はKが選ばれ、
入手しやすさの点でNaが最適である。
ステロイド[11)に対するアルカリ金属アセテートの
モル比は、約7〜30.好適には、!〜13倍モル程度
から選ばれる。
反応は1通常、有機溶剤中で行なわれ、有機溶剤として
は、−梅の主反応剤の存在下に於て非反応性である何れ
の浴剤であってもよいが。
浴存酸素、過酸化物を含有していないものが好ましい。
好適な溶剤としては、ジグライム、トリグライム又はテ
トラグライムが例示される。
反応温度は、lダO〜−00℃、好適には。
iso〜igo℃であり、反応は0.5〜5時間。
一般に約7〜3時間行なわれる。
反応終了後、生成物置はたとえば次のようにして単離す
ることができろ。室温付近まで冷却後生じた食塩を一過
によって除いた後、溶媒を減圧下で留去する。残渣にヘ
キサン、ヘプタン、オクタン等の非極性溶媒または、こ
れと少量のベンゼン、トルエン、酢酸エチル等の極性溶
媒との混合溶媒を加え、那温し溶解後、室温まで冷却す
ることにより因を結晶化する。濾過、洗浄、乾燥後、Q
V″lのケーキを得ることができる。
次に、ステロイド局〕はラクトン環のジオールへの還元
に備え、3−位カルボニル基をあらかじめアセタール化
して保護し、下記一般式間(上記式中2は前述のとおり
である。)で表わサレろ1..2α−メチレン−6,7
α−ジフルオロメチレンーコQ−スピロクスー弘−エン
−31,21−ジオン3−アルキレンアセタールとする
。このアセタール化は1国を不活性溶媒に懸濁または溶
解し、酸う媒の存在下、下記式凹(式中A及びXは前述
のとおりである。)で表わされるグリコールと反応させ
ることにより行われる。
このようなグリコールの例としては、エチレングリコー
ル、/、、?’−7’ロパンジオール、コ、コージメf
k−/、3−プロパンジオール等が好適に用いられる。
酸触媒としては1例えばバラl−ルエンスルホン酸、ベ
ンゼンスルホン酸等の有機スルホン酸、濃硫酸、三フッ
化ホウ素等が好適である。
反応溶媒としては1反応に不活性なものならば任意のも
のを使用できるが、アセタール化によって生成する水を
溶媒との共沸によって反応系外に除去する方法でアセタ
ール化を行う場合にはベンゼンおよびトルエンのような
水と共沸し、水に対する溶解度が小さい溶媒が好適に用
いられる。
溶媒の量は1反応系が懸濁状態であっても、均一溶液で
あっても!#にさしつかえなく、効果的な混合を行うこ
とができるように用いればよいが1通常原料ステロイド
QV) / 、9に対し、l〜/jm程度用いる。
グリコールの量は1通常原料ステロイド因7モルに対し
、−〜30白を程度である。
酸触媒の使用量は通常ステロイド因1モルに対し、/ 
/ !t O−/ / / 0当量程度用いる。
反応温度は通常不活性溶媒の沸点であり還流下に加熱し
、共沸する水を系外に除きながら反応を行う。
反応時間は、一般に、0.3〜/θ時間程度である。
また、アセタール化は、上述の方法のほか、ステロイド
a■を不活性溶媒に懸濁または溶解し、グリコール、酸
触媒およびトリメチルオルツギ酸エステル等のようなオ
ルツギ酸エステル(脱水剤)を加えて室温〜60℃程度
の反応温度で0.3〜数時間反応させることによっても
行うことができる。
この方法の場合、反応溶媒としては、前述のベンゼン、
トルエンの他メタノール、エタノール等の低級アルコー
ル等も用いることができるがテトラヒドロフランのよう
なエーテル性溶媒あるいは、ジクロロメタンのよ5 ナ
ハロゲン化炭化水素溶媒が好適である。
オルツギ酸エステルとしては、例えばトリメチルオルツ
ギ酸エステル、トリエチルオルツギ酸エステル等の低級
アルコールとのギ酸エステルが好適に用いられる。
使用量は1通常匿〕1モルに対し、/〜10当量程度用
いる。
グリコールおよび酸触媒の使用量は前述と同様の範囲内
にある。
生成するアセタールを結晶として析出させながら反応を
進行させる方が転換率が高くなることから、反応溶媒の
使用量は効果的な混合が出来さえすればゼきるだけ少な
(する方が有利であf)、QV1/ 9kC対シ、0.
 j 〜/ Otag ja K カ好適である。
反応は、ピリジン、トリエチルアミン等の塩基を、使用
した酸触媒よりも過剰当量6加することにより停止でき
る。
次に、J−位カルボニル基をアセタール化して保護した
ステロイドラクトン〔V〕のラクトン環なLiAlH4
あるいは11aB馬等の還元剤によりジオールへ還元す
る。
LiAlH4による〔■〕への還元は通常、以下のよう
な方法によって行われる。
LiAlH4を含むテトラヒドロ7ランのよウナエーテ
ル性溶媒の懸濁溶液へ、テトラヒドロフランのようなエ
ーテル性溶媒にステロイドラクトン〔v〕を溶解または
懸濁させた溶液を攪拌下、発熱に注意しながら徐々に加
えることにより還元反応を行なう。
反応溶媒の量は通常、ステロイドラクトン閏1gに対し
、10〜30Mが好適である。
好ましいLiAlH4の量は、ステロイドラクトン〔7
37モルに対し、/−5当量である。
反応温度は、室温付近で充分である。発熱に応じ冷却等
の措置を安全面から行う必要がある。
反応時間は、/〜数時間である。
還元の終結は、高速液体クロマトグラフィー(H,P、
L、C,)または薄層クロマトグラフィー(τ、L、C
1)で確認できる。
次に、過剰のLiAlH4をエチル酢酸エステルまたは
アセトンにより分解した後、水を加え。
生じた固形物(Al(OR)3)を濾過によって除去後
母液に塩醪等の酸を刀ロ火酸性雰内気下、室温〜6o℃
の温とで処理すれば保護基を除去することができ、目的
とするジオール〔I〕に転換できる。
有機溶媒を減圧下で留去すれば水系からジオールCDの
結晶が析出する。濾過、水洗後ジオール〔I〕を単離で
きる。
又、LiAlH40代わりにN a BH4を用い、以
下のような方法でラクトン環なジオールへ還元しても良
い。  − ステロイドラクトン〔V〕およびNaEIH4の存在す
るm液中に所定の反応温匹のもと、攪拌下。
アルキレングリコールを発泡に注意しながら滴下するか
、あるいはステロイドラクトン〔v〕およびアルキレン
グリコールの存在する溶液中に所定の反応温度のもと、
攪拌下NaBH4を発泡に注意しながら徐々に加えろ。
反応溶媒としては、THF、ムコ−ジメトキシエタンと
いったエーテル性溶媒、エタノール等の低級アルコール
、ジメチルスルホキシド(DMSO)などが使用できろ
が、THF、/、2−ジメトキシエタン等のエーテル性
溶媒が好適である。使用量は、ステロイドラクトンl:
V) /Iに対し、5〜20m1が好適に用いられる。
NaBE40使用量は1通常、ステロイドラクトン(V
) 1モルに対し2〜3当量が好適に用いられる。
アルキレングリコールとしては、エチレングリコール、
フロピレンゲリコール等のモノアルキレングリコールお
よびポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコールな用いることができる
ポリアルキレングリコールとしては、常温で液体である
ものの方が取扱い易(、また1分子量が太き(なると、
便用量も増えることからたとえばポリエチレングリコー
ルの場合平均分子量aOO以下のものが好適に用いられ
る。
アルキレングリコールの便用量は、 NaBH41モル
に対し、−当量以上、好ましくは、−〜S当世が用いら
れる。
反応温度は、20℃〜反応浴反応浴流温度の範囲で反応
を行うことができるが40℃以上の方が反応を速みやか
に行うことができる。
反応時間は、たとえば、THF還流温度で反応を行った
場合通常O,S〜、7hrを要する。
アルキレングリコールの代わりにメタノール。
エタノール、プロパツール等の低級脂肪族モノアルコー
ル、またはポリ及び/又はモノアルキレングリコールの
モノアルキルエーテルの共存下 NaBH4によってス
テロイドラクトン〔■〕の還元を行うことができる。
ポリアルキレングリコールモノアルキルエーテルとして
は、たとえばポリエチレングリコールモノメチルエーテ
ルの場合、平均分子*10以下のものが、常温で液体で
あることから取扱い易(好適に用いられる。
アルコールあるいはアルキレングリコールモノアルキル
エーテルをアルキレングリコールの代わりに使用する場
合も、前述と同様の方法および条件にて反応を行うこと
ができろ。
反応終了後、水(通常1反応溶媒の1.5〜3.0倍(
体積比)使用)、仄いで塩酸等の酸を加え、酸性条件下
で室温〜bo℃の温度で脱アセタールを行いジオールC
I)に導ひく。頁8済媒を減圧下で留去すれば、水系か
らジオールCDの結晶が析出する。濾過、水洗によりジ
オールCI)が単離できる。
一ジオール〔I〕は、ピリジンのような有機塩基M!中
、p−)ルエンスルホニルクロリドのような芳香族スル
ホニルノ・ライドと接触させろことにより、/、2α−
メチレン−6,7α−ジフルオロメチレンーコQ−スビ
ロクスーグーエン−3−オン(MDS)に誘導すること
ができる。
なお1本発明に於ける出発原料である/、−〇−メテレ
ンーー〇−スビロクスーta、b−ジエン−3,2/−
ジオン[II]は1種々の方法で合成することができる
。たとえばスピロノラクトンの中間原料として容易に入
手しうるコ0−スピロクスー9.6−ジニンー31二l
−ジオンを2,3−ジクロロ−5,6−ジシアツベンゾ
キノンによりl−位および一一位の水素を脱水素し、つ
いでコレ−(0orey )試薬、ジメチルスルホキソ
ニウムメチリド(GH2=80(OHsh )により/
−位及びニー位をメチレン化し[II]に誘導すること
ができる。
(実施例) 以下、実施例により、さらに本発明の詳細な説明するが
1本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例によっ
て限定されるものではない。
実施例/   − くジフルオロメチレン化〉 l9.2α−メチレンーコ0−スビロクス−14,A−
ジエン−3,2/−ジオンCn〕3.0 gのジグライ
ム2ダゴ浴液中にクロロジフルオロ酢酸ナトリウム?、
jyをll0m1のジグライムに溶解した溶液を753
〜162℃の温度のもと攪拌しながら約一時間にわたっ
て滴下する。滴下終了後、直ちに室温近くまで冷却する
。析出した食塩を濾過によって除いた後、F液を減圧下
で濃縮する。残渣を、20%酢酸エチルを含むヘプタン
各課20m1に加温し溶解する。室ニまで徐々に冷製ス
ると/Iコα−メチレン−6,7α−ジフルオaメチレ
ン−,20−スビロクスーダーエンー3.21−ジオン
匿〕の結晶が析出する。これを戸遇し、ヘプタンで洗浄
し、真空下で乾燥する・Q■の収率は、約j j m0
16%であった。
実施例= くアセタール化〉 実施iM/で得られたステロイドケトン因iog、トリ
メチルオルツギ酸エステルs、ag。
エチレングリコール2J、/fjおよびパラトルエンス
ルホン酸l水和物θ、iagを含むテトラヒドロフラン
(THF)/ 0111の懸濁液を室温でコ時間遣拌す
る。トリエチルアミン0. II rntを添刀口後z
ortttの水を徐々に加える。室温で二時間攪拌継続
後、析出した結晶を濾過し、水洗し、乾燥(真空下、q
o℃)する。単離したl、コグ−メチレン−6,りα−
ジフルオロメチレン−,2(1)−スビロクスーダーエ
ンー3.コ/−ジオン3−エチレンアセタール〔V〕の
収率ハ9 l m016%であった。
CIY:l〔v〕 実施例3 (LiAIH,による還元〉 LiAIH,/、 79を含むTHI’ &011の懸
濁液中へ実施例コで得られたステロイドラクトン閏/ 
Ogを洛SL?、:THF t oortvのHgを反
応温度20〜23℃を保持しながら、徐々に滴下する。
約1時間攪拌を継続後、酢酸エチル10ral。
次いで水5orrttを発熱に注意しながら徐々に加え
ろ。T:H?IO−を反応混合液中に加えた後。
析出している水酸化アルミニウムを戸云する。
涙液に3!%塩酸bmlを加え、ダ0℃で7時間温合す
る。THFを減圧下で留去し、析出した結晶を濾過する
水洗、乾燥後、得られたl、−α−メチレン−6,7α
−ジフルオロメチレン−17α−(3′−ヒドロキシプ
ロピル)−アントロスターダーエン−17β−オール−
3−オン〔■〕の収率は。
9 、l m016%であった。
H CVI             [I ]ジオール[
I)は、白色結晶であり、その融点は/l、j、1℃で
ある。工Rスペクトル(KBr錠剤去)を第一図に示す
実施91ダ (NaBH4による還元〉 実施例コで得られたステロイドラクトンCVI−,09
、NaBH40,!r 9およびTHF’ 10atの
混合物の中へ、THFの還流温度下ポリエチレングリコ
ール(” PIG−一〇〇”)6.ygを徐々に滴下す
る(所要時間1時間)。攪拌を2時間継続後、水を2!
;ru17JfJえ、/時間混合する。
90℃以下まで冷却後、33%塩酸を2.!rrttl
加え、33〜ダ3℃で/時間混合する。THFを減圧下
で留去後、析出した結晶を濾過する。
水洗、乾燥後、得られたジオールCIIの収率は。
99 m016%であった。
参考ガ/ くジオールCIIの閉環〉 ジオール[:I] / 011を含むピリジンJONI
溶液中に1反応温度4(0−、tO℃を保持しながらパ
ラトルエンスルホニルクロライド!、3gを発熱に注意
して徐々に加えろ。3時間攪拌を継続抜水lユOLIを
(最初の3〜70%は、発熱に注意しながら)反応液中
に徐々に滴下する。室温まで徐々に冷却し、生成した/
、2α−メチレン−乙、7α−ジフルオロメチレン−2
0−スビロクスーダーエンー3−オン(Mn2) を光
分析出させろ。濾過、水洗、乾燥を経て得られたMn2
の収率は23 mole%であった。
[I]            MDS参考例2 く化合物置〕及びα−8FIIの熱安定性試験〉化合物
瀾及びα−syダを/62″に加熱し。
加熱時間に対する残留率を次式に従って算出した。
(標’FIA物質: /、 、?、 s −) +)−
yエニルベンゼン)なお溶媒としてジグライムをジグラ
イム/被試験サンプル:= J Q (V、/W比)の
割合で使用した。
その結果を第1図に示す。
(発明の効果) 本発明の化合物CI〕はMn2の有用な中間体であり1
文1本発明の方法によれば化合物[I)が収率良(得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は化合物CIV″l(Δで示す)及びα−3F4
I(口で示す)の熱安定性試験の結果を示す。横軸は加
熱時間(hr)を示し、縦軸は残留率(%)を示す。 第二図は化合物CI)の工Rスペクトル(KBr錠剤法
による。)を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    〔 I 〕 で表わされる1,2α−メチレン−6,7α−ジフルオ
    ロメチレン−17α−(3′−ヒドロキシプロピル)ア
    ンドロスタ−4−エン−17β−オール−3−オン。
  2. (2)下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    〔II〕 で表わされる1,2α−メチレン−20−スピロクス−
    4,6−ジエン−3,21−ジオンを下記一般式〔III
    〕 ClCF_2COOM・・・・・・・・〔III〕(上記
    一般式中、Mはアルカリ金属を表わす。)で表わされる
    アルカリ金属アセテートと反応させ、生じる下記式〔I
    V〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    〔IV〕 で表わされる1,2α−メチレン−6,7α−ジフルオ
    ロメチレン−20−スピロクス−4−エン−3,21−
    ジオンの3位のカルボニル基をアセタール化して、下記
    一般式〔V〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    〔V〕 (上記一般式中Zは▲数式、化学式、表等があります▼
    (式中A は水素原子又はメチル基を表わし、xは0又は1を表わ
    す。)を表わす。)で表わされる1,2α−メチレン−
    6,7α−ジフルオロメチレン−20−スピロクス−4
    −エン−3,21−ジオン3−アルキレンアセタールと
    し、次いでこの化合物〔V〕を還元後酸性下で脱アセタ
    ールすることを特徴とする下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 で表わされる1,2α−メチレン−6,7α−ジフルオ
    ロメチレン−17α−(3′−ヒドロキシプロピル)ア
    ンドロスタ−4−エン−17β−オール−3−オンの製
    造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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