JPS637254Y2 - - Google Patents

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JPS637254Y2
JPS637254Y2 JP1982015596U JP1559682U JPS637254Y2 JP S637254 Y2 JPS637254 Y2 JP S637254Y2 JP 1982015596 U JP1982015596 U JP 1982015596U JP 1559682 U JP1559682 U JP 1559682U JP S637254 Y2 JPS637254 Y2 JP S637254Y2
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JP
Japan
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valve body
barrel
water
gun barrel
lock bar
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JP1982015596U
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English (en)
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JPS58117660U (ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は消火に使用する放水銃に関するもので
ある。
現在消火に使用される放水銃は全て直管状で、
そのほとんどが迅速な放水、放水停止の制御手段
を備えておらず、消火活動時に下記の不都合が生
じていた。
(1) 直管の後部から水が流入するので放水の反力
を体で受け止める必要があり、送水圧力が高く
なると一人で支えきれなかつた。
(2) 放水地点の準備が完了するまで送水できず、
よつて準備完了を送水担当者へ知らせる伝令を
必要とし、貴重な人力および時間が無駄になつ
ていた。
(3) 消火が完了しても放水をすぐに停止できず現
場が必要以上に水浸しとなつて火災階の階下に
まで水害を及ぼしていた。
(4) 貴重な水の無駄使いをしていた。
(5) 火勢に追われて逃げる時、放水銃を放棄する
(投げ出す)と放水の勢いで放水銃が暴れ回り
危険を及ぼしていた。
一方従来技術として、実公昭33−6699のノズル
があるが、これは有圧ガスが弁体を閉止させる方
向に働くため噴射口径が大きくなると弁体も大き
くなり、弁体を開口させるには相当な力が必要と
なつてくる。これに対し本願では流入路よりの水
圧を弁体の周面で受けることにより弁体開口時に
は弁体には実質上水圧が作用せずスムーズに開弁
できるものである。
本考案は前記不都合を解消するために操作性が
良く、自由に放水、放水停止の操作ができ、さら
に放棄することによつて自動的に放水を停止する
機能を有する放水銃を提供するもので、すなわち
流路を開閉する弁体と、この弁体を開閉状態に維
持する操作用のレバーとを備えた装置において、
後方端が端壁で閉塞された断面円形の中空部を有
する銃身部と、銃身部の後方端に対して鋭角を有
し、銃身部と一体的に形成され、銃身部の中空部
へ開口する流入路を有する把手部と、円筒形をな
しその外周部で前記流入路を閉塞可能に前記銃身
部内を摺動する弁体と、この弁体と前記銃身部の
端壁間に介設され前記弁体を常時流路を閉塞する
方向に付勢するスプリングと、前記中空部に形成
され前記弁体を流入路閉塞位置に止めるストツパ
ーとからなる流路閉塞手段と、前記銃身部外周を
摺動する操作環と、一方端が弁体と連絡されると
ともに他方端が前記銃身部端壁を貫通したシヤフ
トと、このシヤフトの他方端と前記操作環とを連
結する連結棹とからなる外部操作手段と、前記銃
身部と前記把手部の結合部近傍に設けられ前記流
入路開口時に前記外部操作手段に係合するととも
にこの係合を維持する方向に付勢したロツクバー
と、前記把手部直近に配備されロツクバーによる
前記係合を解除する方向に解除可能な強さで付勢
されたレバーとからなる保持手段を備えたもので
ある。
以下図示実施例を説明する。
1は放水銃で、内部が中空の銃身部2と、下部
に配備されたカツプリング3にホース4が接続さ
れ、内部に銃身部2の中空部5へ開口する流入路
6が形成された把手部7とが一体的に形成されて
おり、銃身部2の先端には放水の形状を可変(霧
状や棒状)できる放水口金具8が設けられてい
る。
9は円筒状の弁体で、中空部5内を摺動可能に
配備されており、弁体9が第1図に示す位置にあ
るとき、流入路6の中空部5への開口部10を閉
塞し、左方へ摺動して第2図に示す位置に変位し
たとき、流入路6と中空部5とを連通する。
11は銃身部2の端壁12と弁体9との間に挿
設したコイル状のスプリングで、常時弁体9を右
方へ付勢している。
13の突起は弁体9の右方への摺動を規制する
ストツパーである。
14は左端が端壁12を貫通して外方へ延びた
シヤフトで、両端にフランジ15,16が形成さ
れ、弁体9が右方へ摺動するときフランジ16が
右方へ引張られるのでシヤフト14が弁体9に伴
なつて右方へ移動することになり、このときフラ
ンジ15によつて後述する操作環17も右方へ移
動させられる。
38はコ形の連結棹で、左端はシヤフト14が
挿通され、フランジ15に当接し、右端は銃身2
の外周に対して摺動し、後述するロツク機構18
との係合孔19を形成した筒状の操作環17に接
続されている。
なお、図示しないが操作環17の銃身2に対す
る回転は阻止されている。
18は把手部7の根元に配備したロツク機構
で、銃身部2および把手部7から延びるように形
成された保持枠20に軸21,22が植設されて
おり、把手部7に沿つて延びるレバー23が軸2
1に対して回転可能に遊嵌されるとともにスプリ
ング24によつて反時計方向に付勢され、一方右
端に前記係合孔19に係合する係合端29が形成
されたロツクバー25がやはり軸22に対して回
転可能に遊嵌されるとともにスプリング26によ
つて反時計方向に付勢されている。
なお、スプリング24の付勢力はスプリング2
6の付勢力よりも強く作られているので、レバー
23の突起27がロツクバー25の左端部28に
当ると第1図に示すようにスプリング26の弾力
に抗してロツクバー25を時計方向に回転させ
る。
30,31,32はそれぞれシール用のOリン
グである。
以上の構成において第1図は非放水中の状態を
示しており、送水が行なわれていて流入路6へ水
圧が作用しているが、弁体9が開口部10を閉じ
ているので水は中空部5へ流入することができ
ず、よつて放水は行なわれていない。
放水を開始するにはまず片手で把手部7と一緒
にレバー23を握り、すなわちレバー23をスプ
リング24の弾力に抗して軸21を中心に時計方
向へ回転させ、他方の手で操作環17をスプリン
グ11の弾力に抗して左方へ摺動させる。なお、
レバー23を握ることによりロツクバー25は突
起27による規制が解かれるのでスプリング26
の弾力によつて軸22を中心に係合端9が銃身2
9に当接するまで反時計方向に回転する。
操作環17の左方への摺動は弁体9を左方へ摺
動させることになり、操作環17を保持枠20に
当接するまで摺動させると第2図に示すように操
作環17の係合孔19にロツクバー25の係合端
29が嵌り込みこれによつて操作環17および弁
体9のスプリング11の弾性による右方への変位
が阻止される。なおこのとき、開口部10は全開
となり、最大流速での放水が行なわれる。
放水中において、把手部7内に流入路6が形成
されかつ、銃身部2に対して把手部7を所定の角
度(図では120゜)にしてあるので放水時に体重に
よつてホース4および放水銃1を押え込むことが
可能となり、放水銃の後部より流入する従来のタ
イプのものに比して操作性が格段に向上する。
放水を停止する場合には、レバー23から手を
放すとレバー23がスプリング24の弾力によつ
て反時計方向へ回転し、よつて突起27がロツク
バー25を時計方向に回転させるので、係合端2
9が係合孔19から外れて係止が解かれ、これに
よつて弁9はシヤフト14、連結棹38、操作環
17を伴なつてスプリング11の弾力によつて第
1図の状態に復位し、放水が停止される。
これは火勢に追われて逃げる際、放水銃1を放
棄したときも同様であり、やはりレバー23を解
放するので前述の理由により放水が自動的に停止
され、よつて放水の勢いで放水銃1が暴れ回り危
険を及ぼす恐れはなくなる。
なお、本実施例では円筒形の弁体9の周面で開
口部10を閉塞することにより流路を閉止する方
式をとつたので流水の圧力が作用してもなんら弁
体9の摺動に影響を及ぼさず、容易に放水、放水
の停止を行なえるが、本考案はこの方式に限定さ
れることはなく他の方式、すなわち、また銃身部
2に対する把手部7の角度も120゜のみに限定され
るものではない。
以上詳述したように構成したので、容易に放
水、放水停止を行なうことができ、操作性も良
く、放棄しても自動的に放水が停止されるので危
険のない良好な放水銃が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる放水銃の一部を断面と
した非放水時の状態を、第2図は放水中の内部の
状態をそれぞれ示す図で、第3図は第2図の平面
図である。 2……銃身部、6……流入路、7……把手部、
9……弁体、11……スプリング、17……操作
環、18……ロツク機構、23……レバー、25
……ロツクバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流路を開閉する弁体と、この弁体を開閉状態に
    維持する操作用のレバーとを備えた装置におい
    て、後方端が端壁で閉塞された断面円形の中空部
    を有する銃身部と、銃身部の後方端に対して鋭角
    を有し、銃身部と一体的に形成され、銃身部の中
    空部へ開口する流入路を有する把手部と、円筒形
    をなしその外周部で前記流入路を閉塞可能に前記
    銃身部内を摺動する弁体と、この弁体と前記銃身
    部の端壁間に介設され前記弁体を常時流路を閉塞
    する方向に付勢するスプリングと、前記中空部に
    形成され前記弁体を流入路閉塞位置に止めるスト
    ツパーとからなる流路閉塞手段と、前記銃身部外
    周を摺動する操作環と、一方端が弁体と連絡され
    るとともに他方端が前記銃身部端壁を貫通したシ
    ヤフトと、このシヤフトの他方端と前記操作環と
    を連結する連結棹とからなる外部操作手段と、前
    記銃身部と前記把手部の結合部近傍に設けられ前
    記流入路開口時に前記外部操作手段に係合すると
    ともにこの係合を維持する方向に付勢したロツク
    バーと、前記把手部直近に配備されロツクバーに
    よる前記係合を解除する方向に解除可能な強さで
    付勢されたレバーとからなる保持手段を備えたこ
    とを特徴とする放水銃。
JP1559682U 1982-02-05 1982-02-05 放水銃 Granted JPS58117660U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1559682U JPS58117660U (ja) 1982-02-05 1982-02-05 放水銃

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1559682U JPS58117660U (ja) 1982-02-05 1982-02-05 放水銃

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58117660U JPS58117660U (ja) 1983-08-11
JPS637254Y2 true JPS637254Y2 (ja) 1988-03-01

Family

ID=30028011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1559682U Granted JPS58117660U (ja) 1982-02-05 1982-02-05 放水銃

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58117660U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012513863A (ja) * 2009-07-02 2012-06-21 プルネゾン カンパニー リミテッド 多機能ポータブル消火器システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012513863A (ja) * 2009-07-02 2012-06-21 プルネゾン カンパニー リミテッド 多機能ポータブル消火器システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58117660U (ja) 1983-08-11

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