JPS6372483A - 溶接ト−チ用ノズルチツプ - Google Patents

溶接ト−チ用ノズルチツプ

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JPS6372483A
JPS6372483A JP21854986A JP21854986A JPS6372483A JP S6372483 A JPS6372483 A JP S6372483A JP 21854986 A JP21854986 A JP 21854986A JP 21854986 A JP21854986 A JP 21854986A JP S6372483 A JPS6372483 A JP S6372483A
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JP
Japan
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nozzle tip
welding
wire
graphite
welding torch
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JP21854986A
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English (en)
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Hiroyuki Takagi
啓行 高木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は溶接トーチ用ノズルチップに関するものであ
る。
(従来の技術) 第6図に示すように、従来より使用されている溶接トー
チ用ノズルチップ51は、基端部に雄ねじ部52を有す
ると共に、軸心部にワイヤ挿通孔53を有し、全体が銅
により形成されている。そして例えばワイヤ自動供給式
のガスシールドアーク溶接機に使用する場合には、図の
ように溶接ヘッドの溶接トーチ本体54側に上記雄ねじ
部52を介して取着され、ワイヤドラム55からワイヤ
送給装置56を介して繰り出された溶接ワイヤ57がそ
の挿通孔53に挿通されるが、これにより上記溶接トー
チ用ノズルチップ51は、ワイヤ送給装置56から連続
的に送給される溶接ワイヤ57を正しい方向へと指向す
ると共に、溶接ワイヤ57とワイヤ挿通孔53とが接触
することにより、溶接電源61の一方の電極からの給電
を行なう。
一方、母材62.62には、上記溶接電源61の他方の
電極から給電されており、その結果、母材62.62と
上記溶接ワイヤ57先端部との間には接触後、わずかに
引き離すことによってアーク63が発生し、これにより
母材62.62の溶接が行なわれることとなる。なお6
4は、溶接トーチ用ノズルチップ51の周囲から母材6
2.62に向けて供給される炭酸ガス、アルゴンガス等
のシールドガスを示している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来の溶接トーチ用ノズルチップ51
においては、滑り接触による給電が順調に行なえなくな
ると、ワイヤ挿通孔53内周面の接触給電部と溶接ワイ
ヤ57との間に発生したアークにより、溶接ワイヤ57
と接触給電部とが溶着して、溶接ワイヤ57の送給抵抗
を増大させたり、溶接ワイヤ57の送給を不能にするこ
とがある。この現象は特にアーク開始時に発生しやすく
、上記の結果、従来の溶接トーチ用ノズルチップ51の
寿命は比較的短期となっており、例えばワイヤ重量15
〜20kgを消費した時点で交換を必要とし、ロボット
等の自動溶接機に使用した場合には、長時間の無人運転
を阻害することとなっている。
この発明は上記した従来の欠点を解決するためになされ
たものであって、その目的は、溶接ワイヤと接触給電部
との溶着を防止して従来の溶接トーチ用ノズルチップよ
りもその寿命を延ばすことのできる溶接トーチ用ノズル
チップを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの発明の溶接トーチ用ノズルチップにおいては
、溶接ワイヤに接触して給電を行なう接触給電部をグラ
ファイト又は金属結合質グラファイトにより形成した構
成としである。
(作用) 上記のように接触給電部がグラファイト又は金属結合質
グラファイトにより形成されていると、グラファイト又
は金属結合質グラファイトは非溶着性、非固着性の部材
であることから、溶接ワイヤと接触給電部との間にアー
クが発生しても、両者が溶着するようなことはない。し
たがって従来の溶接トーチ用ノズルチップよりもその寿
命を延ばし得ることになる。
(実施例) 次にこの発明の溶接トーチ用ノズルチップの具体的な実
施例につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図に第1実施例を示す。図の溶接トーチ用ノズルチ
ップ1は、従来の溶接トーチ用ノズルチップ51と同様
に基端部に雄ねじ部2を有すると共に、軸心部にワイヤ
挿通孔3を有しているが、全体がグラファイト(又は金
属結合質グラファイト)により形成されている。この溶
接トーチ用ノズルチップ1においては、ワイヤ挿通孔3
の内周面全体が溶接ワイヤへの接触給電部4となり、ワ
イヤ挿通孔3に挿通された溶接ワイヤは、ワイヤ挿通孔
3内周面の何れの部分に滑り接触しても溶接電流を給電
されることになる。そしてこの場合、溶接ワイヤと接触
給電部4との間にアークが発生しても、この?8接トー
チ用ノズルチップ1を形成するグラファイト(又は全屈
結合質グラファイト)は非溶着性、非固着性の部材であ
ることから、アーク熱によって溶融することはなく、ま
た溶接ワイヤの一部が溶融して接触給電部4側に付着し
ても当該溶融部が接触給電部4に固着することはない。
したがって上記溶接トーチ用ノズルチップ1によると、
溶接ワイヤと接触給電部4との溶着を防止することがで
きるので、溶接ワイヤの送給抵抗を増大させたり、溶接
ワイヤの送給を不能にすることはなく、長期に亘る使用
が可能となる。
つまり従来の溶接トーチ用ノズルチップ51よりもその
寿命を延ばすことができる。また従来の溶接トーチ用ノ
ズルチップ51においては、溶接ワイヤ直下の溶融地か
ら飛散したスパッタがその先端部に固着し、これが溶接
ワイヤの送給抵抗を増大させたり、溶接ワイヤと溶着し
て溶接ワイヤの送給を不能にすることもあったが、上記
溶接トーチ用ノズルチップ1によると、全体がグラファ
イト(又は金属結合質グラファイト)により形成されて
いることから、先端部にスパッタが固着することはなく
、上記のような不具合を生ずることはない。したがって
この溶接トーチ用ノズルチップ1によると、より確実に
その寿命を延ばし得ることになる。このようなことから
上記溶接トーチ用ノズルチップ1をロボット等の自動溶
接機において使用した場合には、長時間の無人運転を行
なうことが可能となる。
第2図及び第3図に第2実施例を示す。図の溶接トーチ
用ノズルチップ5は、チップ本体6と、このチップ本体
6の先端部に取着されたキャンプ7とから成っており、
上記チップ本体6は銅により、キャンプ7はグラファイ
ト(又は金兄結合質グラファイト)により、それぞれ形
成されている。
上記チップ本体6はその基端部と先端部とにそれぞれ雄
ねじ部11.12を有すると共に、軸心部に比較的大径
のワイヤ挿通孔13を有しており、上記キャップ7は基
端面に上記チップ本体6の先端部側の雄ねじ部12に螺
合する雌ねじ部14を有すると共に、軸心部に上記大径
のワイヤ挿通孔13よりも小径のワイヤ挿通孔14を有
している。
そしてキャップ7の雌ねじ部14をチップ本体6の雄ね
じ部12に螺着することにより、両者が一体化されてい
る。なお上記キャンプ7のワイヤ挿通孔15の基端側端
部には、溶接ワイヤ16の挿入を容易とすべくワイヤ挿
通孔13に連続するテーバ面17が形成されている。こ
のような構造の溶接トーチ用ノズルチップ5において、
ワイヤ挿通孔13.15に溶接ワイヤ16が挿通される
と、該溶接ワイヤ16は、第3図に示すようにワイヤ挿
通孔13.15の内周面と複数点P、Qにて漬り接触す
ることになるが、溶接ワイヤ16単体におけるP点から
Q点までの電気抵抗値は、ノズルチップ5単体における
P点からQ点までの電気抵抗値よりもはるかに大きい為
、実質的に溶接電流の流れる点(給電点)はキャップ7
 IllのQ点となり、溶接ワイヤ16はグラファイト
(又は金属結合質グラファイト)により形成された接触
給電部18から給電されることになる。なお上記のよう
に、キャンプ7のワイヤ挿通孔15の径をチップ本体5
のワイヤ挿通孔13の径よりも小径に形成しであるのは
、この作用を確実なものとするためである。したがって
この第2実施例における溶接トーチ用ノズルチップ5に
おいても、溶接ワイヤ16と接触給電部18との溶着を
防止して従来の溶接トーチ用ノズルチップ51よりもそ
の寿命を延ばすことができる。またノズルチップ5先端
部のキャップ7がグラファイト(又は金属結合質グラフ
ァイト)により形成されていることから、第1実施例と
同様に、スパッタのノズルチップ5先端部への固着を防
止することができ、より確実にその寿命を延ばし得るこ
とになる。
第4図に第3実施例を示す。図の溶接トーチ用ノズルチ
ップ21の構造は、上記第2実施例の溶接トーチ用ノズ
ルチップ5の構造と略同−であるが、チップ本体22の
先端部に凹部23を形成すると共に、キャップ24の基
端部に上記凹部23に嵌合可能な凸部25を形成し、上
記凹部23内に凸部25を圧入することによってチップ
本体22とキャップ24とを一体化させている。このよ
うな構造の溶接トーチ用ノズルチップ21においても、
上記第1及び第2の実施例と同様の効果を得ることがで
きる。すなわちチップ本体22とキャップ24とは、こ
のように圧入によって一体化するようにしてもよいし、
その他、溶着等により一体化するようにしてもよ(、何
れの手段により一体化しても、要するにチップ本体22
とキャップ24とを電気的に導通することができればよ
いのである。
第5図に第4実施例を示す。図の溶接トーチ用ノズルチ
フプ26は、第1実施例と同様に、基端部に雄ねじ部2
7を有すると共に、軸心部にワイヤ挿通孔28を有して
いるが、ワイヤ挿通孔31の先端側部分が溶接ワイヤの
接触給電部32となるように小径に、その他の部分が上
記小径部よりも大径にそれぞれ形成され、全体が銅によ
り形成されている。なおこの場合も、ワイヤ挿通孔31
小径部の基端側端部には大径部に連続するテーバ面34
が形成されている。そして上記ノズルチ・7プ26の先
端面と上記ワイヤ挿通孔31の小径部内周面とには、グ
ラファイト33がコーティングされて膜が形成されてい
る。上記溶接トーチ用ノズルチップ26においても、第
3図の場合と同様に、ワイヤ挿通孔31の小径部から溶
接ワイヤに給電を行なうことになるが、この部分にはグ
ラファイト33がコーティングされていることから、溶
接ワイヤ16と接触給電部32との間にアークが発生し
ても、両者が溶着するようなことはない。
また上記ノズルチップ26先端面にもグラファイト33
がコーティングされていることから、溶融地から飛散し
たスパッタが該先端面に固着することもない。したがっ
てこの実施例の溶接トーチ用ノズルチップ26において
も、上記第1〜第3の実施例と同様の効果を得ることが
できる。
なお上記各実施例においては、何れも接触給電部がワイ
ヤ挿通孔の内周面にある場合を例に挙げて説明したが、
接触給電部を設ける位置はこれに限られるものではない
(発明の効果) この発明の溶接トーチ用ノズルチップにおいては、溶接
ワイヤに接触して給電を行なう接触給電部がグラファイ
ト又は金属結合質グラファイトにより形成されているこ
とから、溶接ワイヤと接触給電部との間にアークが発生
しても、両者の溶着を防止することができ、これにより
従来の溶接トーチ用ノズルチップよりもその寿命を延ば
すことができる。したがってこの溶接トーチ用ノズルチ
ップを自動溶接機において使用した場合には、長時間の
無人運転を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の溶接トーチ用ノズルチップの第1実
施例を示す縦断面図、第2図はこの発明の溶接トーチ用
ノズルチップの第2実施例を示す縦断面図、第3図は同
溶接トーチ用ノズルチップの一部拡大縦断面図、第4図
はこの発明の溶接トーチ用ノズルチップの第3実施例を
示す縦断面図、第5図はこの発明の溶接トーチ用ノズル
チップの第4実施例を示す縦断面図、第6図は従来例の
説明図である。 1.5.21.26・・・溶接トーチ用ノズルチップ、
4.18.32・・・接触給電部、16・・・溶接ワイ
ヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、溶接ワイヤに接触して給電を行なう接触給電部がグ
    ラファイト又は金属結合質グラファイトにより形成され
    ていることを特徴とする溶接トーチ用ノズルチップ。
JP21854986A 1986-09-16 1986-09-16 溶接ト−チ用ノズルチツプ Pending JPS6372483A (ja)

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JP21854986A JPS6372483A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 溶接ト−チ用ノズルチツプ

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JPS6372483A true JPS6372483A (ja) 1988-04-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5556562A (en) * 1994-12-12 1996-09-17 J. W. Harris Co., Inc. Welding assembly
WO2016103917A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 新光機器株式会社 溶接用コンタクトチップ

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