JPS6372469A - ダイカスト鋳造の制御方法 - Google Patents
ダイカスト鋳造の制御方法Info
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- JPS6372469A JPS6372469A JP21682686A JP21682686A JPS6372469A JP S6372469 A JPS6372469 A JP S6372469A JP 21682686 A JP21682686 A JP 21682686A JP 21682686 A JP21682686 A JP 21682686A JP S6372469 A JPS6372469 A JP S6372469A
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
本発明はダイカスト鋳造における鋳造条件の制御方法に
関するものである。
関するものである。
〈従来の技術〉
ダイカスト鋳造ではキャビティ内の溶湯の温度や圧力の
制御が製品の良否を決める重要な要素となるが、従来で
はこれらの要素を正確に111御することが出来なかっ
た。即ち、従来では溶湯の圧力条件を設定する場合には
射出力で6つて代用させ、溶湯の温度条件を設定する場
合には保持炉内の溶湯温度でもって代用させ、金型温度
についてはキャビティ表面ではなく金型内部の温度でも
って代用させる等、キャビティ内における溶湯の圧力や
温度を間接的にしか計測していなかった為、見かけ上の
情報しか得られず、従って、鋳造条件を制御する場合に
も大雑把な制御しかできず、当然のことながら鋳造サイ
クル内における製品−個一個の良否を判断することは不
可能に近かった。
制御が製品の良否を決める重要な要素となるが、従来で
はこれらの要素を正確に111御することが出来なかっ
た。即ち、従来では溶湯の圧力条件を設定する場合には
射出力で6つて代用させ、溶湯の温度条件を設定する場
合には保持炉内の溶湯温度でもって代用させ、金型温度
についてはキャビティ表面ではなく金型内部の温度でも
って代用させる等、キャビティ内における溶湯の圧力や
温度を間接的にしか計測していなかった為、見かけ上の
情報しか得られず、従って、鋳造条件を制御する場合に
も大雑把な制御しかできず、当然のことながら鋳造サイ
クル内における製品−個一個の良否を判断することは不
可能に近かった。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたもので
あり、鋳造工程全体に亘って継続的にキャビティ内の圧
力及び温度を直接計測することにより、高い精度でもっ
て鋳造条件をシビアに制御することが出来ると共に、鋳
造サイクル内での製品−個一個の良否の判定をその場で
行なうことが出来るダイカストvi造の制御方法を提供
せんとするものである。
あり、鋳造工程全体に亘って継続的にキャビティ内の圧
力及び温度を直接計測することにより、高い精度でもっ
て鋳造条件をシビアに制御することが出来ると共に、鋳
造サイクル内での製品−個一個の良否の判定をその場で
行なうことが出来るダイカストvi造の制御方法を提供
せんとするものである。
く問題点を解決するための手段〉
係る目的を達成する本発明ダイカストVI造の制御方法
は、鋳造工程全体に亘って継続的にキャビティ内の圧力
を直接計測する圧力センサと、鋳造工程全体に亘って継
続的にキャピテイ表面の温度及び熱流束を直接計測する
温度センサのうちの少なくとも一方を設置させ、前記セ
ンサでもって直接お測した測定値を基準値と比較し、そ
の比較値に基づいて鋳造条件を制御するようにした事を
特徴とし、基準値と比較される測定値が、そのピーク値
又はある時間の勾配又はピーク値発生時間又はある閾値
以上の値を保持する時間又はある時間までの積分値であ
り、或いは基準値と比較される測定値が、2個所以上の
測定点から得られたピーク値又はある時間の勾配又はピ
ーク値発生時間又はある閾値以上の値を保持する時間又
はある時間までの積分値等、これら同じ測定値同士の差
及び/または和である事を特徴としたものである。
は、鋳造工程全体に亘って継続的にキャビティ内の圧力
を直接計測する圧力センサと、鋳造工程全体に亘って継
続的にキャピテイ表面の温度及び熱流束を直接計測する
温度センサのうちの少なくとも一方を設置させ、前記セ
ンサでもって直接お測した測定値を基準値と比較し、そ
の比較値に基づいて鋳造条件を制御するようにした事を
特徴とし、基準値と比較される測定値が、そのピーク値
又はある時間の勾配又はピーク値発生時間又はある閾値
以上の値を保持する時間又はある時間までの積分値であ
り、或いは基準値と比較される測定値が、2個所以上の
測定点から得られたピーク値又はある時間の勾配又はピ
ーク値発生時間又はある閾値以上の値を保持する時間又
はある時間までの積分値等、これら同じ測定値同士の差
及び/または和である事を特徴としたものである。
〈実施例〉
以下、本発明実施の一例を図面に靭づいて説明する。
第1図は本発明におけるダイカスト鋳造の制御方法を実
施するダイカスト機の模式断面図であり、図中1は固定
型1aと可動型1bとで構成される金型であり、2は固
定型1aと可動型1bとで形成されるキャビティ、3は
キャビティ2内に溶湯を射出するための射出スリーブ、
4はキャビティ2内で鋳造した製品を金型1から離型押
し出すための押出ピン、5はその押出ピン4を動作させ
るための押出板を示し、その金型1又は押出ピン4に鋳
造工程全体に亘って継続的にキャビティ2内の圧力を直
接計測するための圧力センサ6と、鋳造工程全体に亘っ
て継続的にキャビティ表面2aの温度及び熱流束を直接
計測するための温度センサ7を設置させる。
施するダイカスト機の模式断面図であり、図中1は固定
型1aと可動型1bとで構成される金型であり、2は固
定型1aと可動型1bとで形成されるキャビティ、3は
キャビティ2内に溶湯を射出するための射出スリーブ、
4はキャビティ2内で鋳造した製品を金型1から離型押
し出すための押出ピン、5はその押出ピン4を動作させ
るための押出板を示し、その金型1又は押出ピン4に鋳
造工程全体に亘って継続的にキャビティ2内の圧力を直
接計測するための圧力センサ6と、鋳造工程全体に亘っ
て継続的にキャビティ表面2aの温度及び熱流束を直接
計測するための温度センサ7を設置させる。
圧力センサ6は、例えば特開昭61−41939号公報
で開示された如き軸力センサを用いるか、或いは第2図
に示した如く、例えば押出ピン4の固定部内に形成した
空洞8内に略亜鈴形状をしだ受圧索子9を緊密に装着さ
せ、その受圧素子9の中頚部9aに歪ゲージ10を貼付
して構成したものを用いる。そして、この圧力センサ6
は鋳造工程全体に口って継続的にキャビティ2内の圧力
(圧縮又は引張の圧力)を直接計測できるように、その
受圧面6aをキャピテイ2内に臨ませ設置させる。この
場合、図示実施例の如く押出ピン4内に組込ませるか、
或いは押出ピン4以外の可動ピンに組込ませて、vI造
リサイクル毎キャビティ2方へ出没動するように設nざ
ぜ、又金型1の可動型1b側または固定型1a側のどち
らに設置しても良く、例えばゲートやゲート直後又は製
品部や製品部の終端部位置などに1個又は複数個を設置
させるものである。
で開示された如き軸力センサを用いるか、或いは第2図
に示した如く、例えば押出ピン4の固定部内に形成した
空洞8内に略亜鈴形状をしだ受圧索子9を緊密に装着さ
せ、その受圧素子9の中頚部9aに歪ゲージ10を貼付
して構成したものを用いる。そして、この圧力センサ6
は鋳造工程全体に口って継続的にキャビティ2内の圧力
(圧縮又は引張の圧力)を直接計測できるように、その
受圧面6aをキャピテイ2内に臨ませ設置させる。この
場合、図示実施例の如く押出ピン4内に組込ませるか、
或いは押出ピン4以外の可動ピンに組込ませて、vI造
リサイクル毎キャビティ2方へ出没動するように設nざ
ぜ、又金型1の可動型1b側または固定型1a側のどち
らに設置しても良く、例えばゲートやゲート直後又は製
品部や製品部の終端部位置などに1個又は複数個を設置
させるものである。
温度センサ7は、2組の熱電対7a、 7bを互いにそ
の受熱面7′からの深さ寸法L+ 、L2を違えて設置
させて構成される。即ち、1つのケース11の内部を軸
方向に2つに仕切って設置穴12a 、 12bを形成
ゼしめ、両設置穴12a 、 12bの先端内壁に熱電
対7a、 7bを構成する金属線7°a、7’bを溶接
させると共に、受熱面7゛から各設置穴12a 、 1
2bの先端内壁に至る深さ寸法L+ 、L2を違えて構
成するものである。
の受熱面7′からの深さ寸法L+ 、L2を違えて設置
させて構成される。即ち、1つのケース11の内部を軸
方向に2つに仕切って設置穴12a 、 12bを形成
ゼしめ、両設置穴12a 、 12bの先端内壁に熱電
対7a、 7bを構成する金属線7°a、7’bを溶接
させると共に、受熱面7゛から各設置穴12a 、 1
2bの先端内壁に至る深さ寸法L+ 、L2を違えて構
成するものである。
そして、この温度センサ7は鋳造工程全体に口って継続
的にキャビティ2内の溶湯の温度を直接計測できるよう
に、その受熱面7′をキャビティ2内に臨ませ設置させ
る。この温度センサ7の具体的な設置場所や個数につい
ては前述した圧力センサ6の場合と同様である。尚、温
度センサ7は圧力センサ6の場合と異なり、鋳造サイク
ル毎に出没動させる必要はない。
的にキャビティ2内の溶湯の温度を直接計測できるよう
に、その受熱面7′をキャビティ2内に臨ませ設置させ
る。この温度センサ7の具体的な設置場所や個数につい
ては前述した圧力センサ6の場合と同様である。尚、温
度センサ7は圧力センサ6の場合と異なり、鋳造サイク
ル毎に出没動させる必要はない。
而して、射出スリーブ3から溶湯をキャビティ2内に射
出充填させ、キャビティ内の溶湯の圧力やキャビティ表
面の温度及び熱流束を夫々圧力センサ6と温度センサ7
でもって鋳造工程全体に亘って継続的に直接計測し、そ
の測定値を予め設定した基準値と比較し、その比較値に
基いてダイカスト機(その周辺装置を含む。以下同じ)
の鋳造条件を制御する。
出充填させ、キャビティ内の溶湯の圧力やキャビティ表
面の温度及び熱流束を夫々圧力センサ6と温度センサ7
でもって鋳造工程全体に亘って継続的に直接計測し、そ
の測定値を予め設定した基準値と比較し、その比較値に
基いてダイカスト機(その周辺装置を含む。以下同じ)
の鋳造条件を制御する。
ここで鋳造■稈全体とは、型閉から射出→型開→製品押
出し・→離型剤スプレー→(型閉)までの工程〈サイク
ル)をいう。
出し・→離型剤スプレー→(型閉)までの工程〈サイク
ル)をいう。
ダイカスト機の鋳造条件を制御するための測定値として
は、鋳造工程全体に亘って計測された値(従っである波
形を描く)のピーク値やある時間の勾配や、そのピーク
値発生時間(時刻)、又はある閾値以上の値を保持する
時間(期間)や、ある時間(111′1間)までの積分
値、又は測定点が2個所以上あった場合には各測定点か
ら得られた上記各測定値同士の差や和などが考えられる
。
は、鋳造工程全体に亘って計測された値(従っである波
形を描く)のピーク値やある時間の勾配や、そのピーク
値発生時間(時刻)、又はある閾値以上の値を保持する
時間(期間)や、ある時間(111′1間)までの積分
値、又は測定点が2個所以上あった場合には各測定点か
ら得られた上記各測定値同士の差や和などが考えられる
。
そして、圧力センサ6及び温度センサ7でもって計測し
た測定値を、予め設定した基準値と比較し、その比較値
に基づいて第4図のフローチャート図に従って鋳造条件
を制御するものである。即ち、圧力に関する測定値、温
度に関する測定値、及び熱流束に関する測定値を各々基
準値と比較し、その比較値が正常であればリターンし、
異常(!!準範囲外)であれば異常フラグを発生して鋳
造条件の制御項目を特定すると同時に、その異常量(基
準範囲からどれだけ外れているか=比較値の値)を検知
して、その異常量(比較値)を演算し、それに基づいて
各鋳造条件を制御変更させるものである。この時、測定
値と基準値との偏差量や、測定点が複数ある場合には基
準値から外れた測定点の数、或いは各測定項目毎にある
重み付けをするなどして、各測定値の異常量(比較値)
に応じて鋳造条件の制御量を決定するようになす。
た測定値を、予め設定した基準値と比較し、その比較値
に基づいて第4図のフローチャート図に従って鋳造条件
を制御するものである。即ち、圧力に関する測定値、温
度に関する測定値、及び熱流束に関する測定値を各々基
準値と比較し、その比較値が正常であればリターンし、
異常(!!準範囲外)であれば異常フラグを発生して鋳
造条件の制御項目を特定すると同時に、その異常量(基
準範囲からどれだけ外れているか=比較値の値)を検知
して、その異常量(比較値)を演算し、それに基づいて
各鋳造条件を制御変更させるものである。この時、測定
値と基準値との偏差量や、測定点が複数ある場合には基
準値から外れた測定点の数、或いは各測定項目毎にある
重み付けをするなどして、各測定値の異常量(比較値)
に応じて鋳造条件の制御量を決定するようになす。
次に、キャビティ内の圧力に関して具体的に説明すれば
、射出スリーブ3から溶湯をキャビティ2内に射出充填
させると、鋳造工程全体に亘って第5図に示す如き圧力
波形が得られる。
、射出スリーブ3から溶湯をキャビティ2内に射出充填
させると、鋳造工程全体に亘って第5図に示す如き圧力
波形が得られる。
この圧力波形のうちPaは射出力を基にしてif+’i
いた圧力波形であり、Plは本発明に係る圧力センサ6
を例えばゲート直後位置に設置させた場合に得られる圧
力波形であり、Plは同様圧力センサ6を例えば製品部
の終端部位置に設置させた場合に得られる圧力波形であ
る。これらP+及びPlの圧力波形を見ると射出充填終
了時(圧縮圧力)と型開時(引張圧力)に圧力のピーク
値PD+ 、 Pi)2 、 P’ l)t 、 P’
I)2が立っていることが解る。そこで、このピーク
11r’p+、PD2又はそのピーク値に至るまでの勾
配やピーク値から下降する勾配などのある時間の勾配又
はピーク値発生時間tp+、ip2又はある閾値26以
上の値を保持する時間(j:l)+ E−ip+ ’
)などの測定値を各々予め設定した基準値と比較し、そ
の比較値を第6図に示すフローチャート図に従ってフロ
ーさせて、各鋳造条件を制御変更させる。又、測定点を
2個所以上設定した場合には、各測定点から得られたピ
ーク値又はある時間の勾配又はピーク値発生時間又はあ
る閾値以上の値を保持する時間など、これら同じ測定値
同士の差又は和を測定値となし、この測定値を基準値と
比較するようにしても良い。更に、圧力波形では第5図
に示す如く、型開時と押出し時にも射出充頃時と同様に
ピークを持った圧力波形が現われるので、そのピーク値
又はある時間の勾配又はピーク値発生時間又はある閾値
以上の値を保持する同門を測定値とし、その測定値を基
準値と比較して各鋳造条件を制御変更させることも出来
る。
いた圧力波形であり、Plは本発明に係る圧力センサ6
を例えばゲート直後位置に設置させた場合に得られる圧
力波形であり、Plは同様圧力センサ6を例えば製品部
の終端部位置に設置させた場合に得られる圧力波形であ
る。これらP+及びPlの圧力波形を見ると射出充填終
了時(圧縮圧力)と型開時(引張圧力)に圧力のピーク
値PD+ 、 Pi)2 、 P’ l)t 、 P’
I)2が立っていることが解る。そこで、このピーク
11r’p+、PD2又はそのピーク値に至るまでの勾
配やピーク値から下降する勾配などのある時間の勾配又
はピーク値発生時間tp+、ip2又はある閾値26以
上の値を保持する時間(j:l)+ E−ip+ ’
)などの測定値を各々予め設定した基準値と比較し、そ
の比較値を第6図に示すフローチャート図に従ってフロ
ーさせて、各鋳造条件を制御変更させる。又、測定点を
2個所以上設定した場合には、各測定点から得られたピ
ーク値又はある時間の勾配又はピーク値発生時間又はあ
る閾値以上の値を保持する時間など、これら同じ測定値
同士の差又は和を測定値となし、この測定値を基準値と
比較するようにしても良い。更に、圧力波形では第5図
に示す如く、型開時と押出し時にも射出充頃時と同様に
ピークを持った圧力波形が現われるので、そのピーク値
又はある時間の勾配又はピーク値発生時間又はある閾値
以上の値を保持する同門を測定値とし、その測定値を基
準値と比較して各鋳造条件を制御変更させることも出来
る。
尚、フローチャート図において、第6図に示すようなシ
ーケンシャルなフローであっても、第10図に示すよう
なパラレルなフローであっても良い。
ーケンシャルなフローであっても、第10図に示すよう
なパラレルなフローであっても良い。
又、キャビティ2の表面温度Tや熱流束Qに関しても、
前述した圧力の場合と同様にして、そのピーク値又はあ
る時間の勾配又はピーク値発生時間又はある開繊上の値
を保持する時間を測定値とし、その測定値を各々基準値
と比較して各鋳造条件を制御変更させるものである。第
7図にキャビティ2表面の温度波形T1.T2を示し、
第8図にキャビティ表面の熱流束波形Q+ 、Q2を示
し、図中PTI、PT2及びPQ、。
前述した圧力の場合と同様にして、そのピーク値又はあ
る時間の勾配又はピーク値発生時間又はある開繊上の値
を保持する時間を測定値とし、その測定値を各々基準値
と比較して各鋳造条件を制御変更させるものである。第
7図にキャビティ2表面の温度波形T1.T2を示し、
第8図にキャビティ表面の熱流束波形Q+ 、Q2を示
し、図中PTI、PT2及びPQ、。
PQZがピーク値、iT+ 、tTz及びiQ+。
tQ2がピーク値発生時間(時刻)、Ts及びQsが閾
値、(tη −tT+ )及びCtQt’の積分値で
ある。そして、第9図にキャビティ表面の熱流束に関す
るフローチャート図を示す、キャビティの表面温度に関
するフローチャート図は第6図又は第10図に示した圧
力に関するフローチャート図と同じである。キャビティ
表面の熱流束に関しては特に、ある時間までの積分値を
測定値とすることが出来る点が、圧力及びキャビティ表
面温度の場合と異なる。
値、(tη −tT+ )及びCtQt’の積分値で
ある。そして、第9図にキャビティ表面の熱流束に関す
るフローチャート図を示す、キャビティの表面温度に関
するフローチャート図は第6図又は第10図に示した圧
力に関するフローチャート図と同じである。キャビティ
表面の熱流束に関しては特に、ある時間までの積分値を
測定値とすることが出来る点が、圧力及びキャビティ表
面温度の場合と異なる。
〈発明の効果〉
本発明ダイカスト鋳造の制御方法は斯様に、鋳造工程全
体に亘って継続的にキャビティ内の圧力や温度を直接計
測し、その測定値を基準値と比較して各鋳造条件を制御
変更させるようにしたので、高い粘度でもって鋳造条件
の制御をシビアに行なうことが出来ると共に、鋳造サイ
クル内での製品−個一個の良否をその場で判定すること
が出来る。従って、ダイカストマシンを常時最適条件に
維持することが出来ると共に、不良品の発生率を大巾に
減少させることが出来、尚且つ全数検査や加工方法の選
定が容易で、後工程までの不良をゼ0とするシステムの
’!1造ラビラインめ、更に不良発生個所の特定が容易
迅速でその不良対策が講じやすい、などの効果を期する
ことが出来る。
体に亘って継続的にキャビティ内の圧力や温度を直接計
測し、その測定値を基準値と比較して各鋳造条件を制御
変更させるようにしたので、高い粘度でもって鋳造条件
の制御をシビアに行なうことが出来ると共に、鋳造サイ
クル内での製品−個一個の良否をその場で判定すること
が出来る。従って、ダイカストマシンを常時最適条件に
維持することが出来ると共に、不良品の発生率を大巾に
減少させることが出来、尚且つ全数検査や加工方法の選
定が容易で、後工程までの不良をゼ0とするシステムの
’!1造ラビラインめ、更に不良発生個所の特定が容易
迅速でその不良対策が講じやすい、などの効果を期する
ことが出来る。
しかも、圧力センサは可動ピンに組込んだので、鋳造サ
イクル毎にキャビティ方へ出没動じ、従って圧力センサ
の受圧面部分などにパリがさす恐れがなくなり、常時正
確な圧力センシングが可能となる。
イクル毎にキャビティ方へ出没動じ、従って圧力センサ
の受圧面部分などにパリがさす恐れがなくなり、常時正
確な圧力センシングが可能となる。
よって、所期の目的を達成し得る。
第1図は本発明ダイカスト鋳造の制御方法を実施するダ
イカスト機の模式断面図、第2図は、圧力センサの一実
施例を示す断面図、第3図は温度センサの一実施例を示
す断面図、第4図は鋳造条件のi!ill神を行なう際
のフローチャート図、第5図は圧力波形図、第6図は圧
力測定値に関して鋳造条件の制御を行なう際のフローチ
ャート図、第7図はキャビティの表面温度波形図、第8
図はキャビティ表面の熱流束波形図、第9図は熱流束測
定値に関して鋳造条件の制御を行なう際のフローチャー
ト図、第10図は70−チャートの変形例を示すフロー
チャート図である。 図中、1は金型、2はキャビティ、6は圧力センサ、7
は温度センサ、である。 特 許 出 願 人 畑 村
洋太部代 理 人 早
川 改 名 ′ノ手続補正書 昭和61年10月27日 特許庁長官 黒 1) 明 雄 殿1、事
件の表示 昭和61年特許願第216826号 2、発明の名称 ダイカスト鋳造の制御方法 3、補正をすると 事件との関係 特 許 出願人 氏名(名称)燻材 洋太部 4、代理人 一一′ 5、補正命令の日付(自発補正) 昭和 年 月 日 明細書第3頁第20行目〜第4頁第4行目を、「vII
11方法は、金型に可動ピンをキャピテイ方へ出没自在
に設置し、該可動ピンに鋳造工程全体に亘って継続的に
キャビティ内の圧力を直接計測する圧力センサを組込む
と共に、金型に鋳造工程全体に亘って継続的にキャピテ
イ表面の温度及び熱流束を直接計測する温度センサを設
置させ、前記両センサ」と補;’c−fFス
イカスト機の模式断面図、第2図は、圧力センサの一実
施例を示す断面図、第3図は温度センサの一実施例を示
す断面図、第4図は鋳造条件のi!ill神を行なう際
のフローチャート図、第5図は圧力波形図、第6図は圧
力測定値に関して鋳造条件の制御を行なう際のフローチ
ャート図、第7図はキャビティの表面温度波形図、第8
図はキャビティ表面の熱流束波形図、第9図は熱流束測
定値に関して鋳造条件の制御を行なう際のフローチャー
ト図、第10図は70−チャートの変形例を示すフロー
チャート図である。 図中、1は金型、2はキャビティ、6は圧力センサ、7
は温度センサ、である。 特 許 出 願 人 畑 村
洋太部代 理 人 早
川 改 名 ′ノ手続補正書 昭和61年10月27日 特許庁長官 黒 1) 明 雄 殿1、事
件の表示 昭和61年特許願第216826号 2、発明の名称 ダイカスト鋳造の制御方法 3、補正をすると 事件との関係 特 許 出願人 氏名(名称)燻材 洋太部 4、代理人 一一′ 5、補正命令の日付(自発補正) 昭和 年 月 日 明細書第3頁第20行目〜第4頁第4行目を、「vII
11方法は、金型に可動ピンをキャピテイ方へ出没自在
に設置し、該可動ピンに鋳造工程全体に亘って継続的に
キャビティ内の圧力を直接計測する圧力センサを組込む
と共に、金型に鋳造工程全体に亘って継続的にキャピテ
イ表面の温度及び熱流束を直接計測する温度センサを設
置させ、前記両センサ」と補;’c−fFス
Claims (4)
- (1)金型に可動ピンをキャビティ方へ出没自在に設置
し、該可動ピンに鋳造工程全体に亘って継続的にキャビ
ティ内の圧力を直接計測する圧力センサを組込むと共に
、金型に鋳造工程全体に亘って継続的にキャビティ表面
の温度及び熱流束を直接計測する温度センサを設置させ
、前記両センサでもって直接計測した測定値を基準値と
比較し、その比較値に基づいて鋳造条件を制御するよう
にした事を特徴とするダイカスト鋳造の制御方法。 - (2)前記センサでもって直接計測する測定点を1又は
それ以上に設定した特許請求の範囲第(1)項記載の制
御方法。 - (3)基準値と比較される測定値が、そのピーク値又は
ある時間の勾配又はピーク値発生時間又はある閾値以上
の値を保持する時間又はある時間までの積分値である特
許請求の範囲第(1)項記載の制御方法。 - (4)基準値と比較される測定値が、2個所以上の測定
点から得られたピーク値又はある時間の勾配又はピーク
値発生時間又はある閾値以上の値を保持する時間又はあ
る時間までの積分値等、これら同じ測定値同士の差及び
/または和である特許請求の範囲第(1)項記載の制御
方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21682686A JPS6372469A (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 | ダイカスト鋳造の制御方法 |
US07/331,083 US4874032A (en) | 1986-09-13 | 1989-03-27 | Die casting controlling method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21682686A JPS6372469A (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 | ダイカスト鋳造の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6372469A true JPS6372469A (ja) | 1988-04-02 |
Family
ID=16694499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21682686A Pending JPS6372469A (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 | ダイカスト鋳造の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6372469A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003094499A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Matsui Mfg Co | 射出圧縮成形機 |
WO2008019469A1 (en) * | 2006-08-14 | 2008-02-21 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Control schema of molding-system process, amongst other things |
CN102892532A (zh) * | 2010-03-18 | 2013-01-23 | 株式会社迪雷克特21 | 模具内部信息测量传感器 |
-
1986
- 1986-09-13 JP JP21682686A patent/JPS6372469A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003094499A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Matsui Mfg Co | 射出圧縮成形機 |
WO2008019469A1 (en) * | 2006-08-14 | 2008-02-21 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Control schema of molding-system process, amongst other things |
CN102892532A (zh) * | 2010-03-18 | 2013-01-23 | 株式会社迪雷克特21 | 模具内部信息测量传感器 |
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