JPS6235893B2 - - Google Patents
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- JPS6235893B2 JPS6235893B2 JP14534378A JP14534378A JPS6235893B2 JP S6235893 B2 JPS6235893 B2 JP S6235893B2 JP 14534378 A JP14534378 A JP 14534378A JP 14534378 A JP14534378 A JP 14534378A JP S6235893 B2 JPS6235893 B2 JP S6235893B2
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- Japan
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- pressure
- mold
- cavity
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- molding machine
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
- B29C45/77—Measuring, controlling or regulating of velocity or pressure of moulding material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C2045/2683—Plurality of independent mould cavities in a single mould
- B29C2045/2687—Plurality of independent mould cavities in a single mould controlling the filling thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は成形金型内における成形プロセス変数
を観測し、その情報により射出成形機を制御する
方法とその装置に関するものである。
を観測し、その情報により射出成形機を制御する
方法とその装置に関するものである。
射出成形加工のプロセスは、種々の要因が相互
に複雑な関連を有している。このために射出成形
加工に関与する不安定要素を制御し、安定した成
形品を連続的に成形する制御方法が必要とされ
る。特に溶融樹脂の射出充填工程において、射出
１次圧力から保持圧力へ切換えるタイミング、溶
融樹脂の金型内圧力などは成形品の最終充填状態
を左右し、成形品品質に大きな影響を与える。こ
のためこれらの要因を制御する種々の制御方法が
提案されている。
に複雑な関連を有している。このために射出成形
加工に関与する不安定要素を制御し、安定した成
形品を連続的に成形する制御方法が必要とされ
る。特に溶融樹脂の射出充填工程において、射出
１次圧力から保持圧力へ切換えるタイミング、溶
融樹脂の金型内圧力などは成形品の最終充填状態
を左右し、成形品品質に大きな影響を与える。こ
のためこれらの要因を制御する種々の制御方法が
提案されている。
たとえば従来、以下に述べる制御方法がある。
(1) 金型内の樹脂圧力を押出ピン等を介して圧力
センサで検出し、その樹脂圧力が設定値に達し
たらその時点で保圧工程に制御を切換える方
法。
センサで検出し、その樹脂圧力が設定値に達し
たらその時点で保圧工程に制御を切換える方
法。
(2) 射出シリンダに供給される作動油圧力を検出
し、その作動油圧力が設定値に達したら、その
時点で保圧工程に制御を切換える方法。
し、その作動油圧力が設定値に達したら、その
時点で保圧工程に制御を切換える方法。
(3) 射出時における樹脂圧力による金型パーテイ
ング面の開き量あるいは金型の変位量を検出
し、それらの計測値が設定値に達したら、その
時点で保圧工程に制御を切換える方法。
ング面の開き量あるいは金型の変位量を検出
し、それらの計測値が設定値に達したら、その
時点で保圧工程に制御を切換える方法。
これらの方法は、成形金型が１個のキヤビテイ
から構成されている場合、あるいは複数のキヤビ
テイから構成されているがそれらのキヤビテイが
ほぼ同等形状である場合には、比較的良好な結果
が期待できる。しかしながら上記した従来法にあ
つては、成形金型が肉厚、寸法等、形状が大きく
異なる複数のキヤビテイから構成されるいわゆる
異種形状同時成形の場合には、個々の成形品に対
する個別管理が不可能である。この結果として管
理、制御している成形品は良品が得られるにもか
かわらず、他の成形品においてはシヨツトごとに
おけるバラツキを生じたり、バリ、シヨートシヨ
ツトなどの成形不良が発生する場合がある。特に
異種形状同時成形の場合には、個々のキヤビテイ
の充填状況が異なるため、１個取りの成形加工に
比較するとその成形条件の変動余裕率は小さくな
る。このためわずかな成形条件の変動により成形
不良の発生する危険性は増大する。
から構成されている場合、あるいは複数のキヤビ
テイから構成されているがそれらのキヤビテイが
ほぼ同等形状である場合には、比較的良好な結果
が期待できる。しかしながら上記した従来法にあ
つては、成形金型が肉厚、寸法等、形状が大きく
異なる複数のキヤビテイから構成されるいわゆる
異種形状同時成形の場合には、個々の成形品に対
する個別管理が不可能である。この結果として管
理、制御している成形品は良品が得られるにもか
かわらず、他の成形品においてはシヨツトごとに
おけるバラツキを生じたり、バリ、シヨートシヨ
ツトなどの成形不良が発生する場合がある。特に
異種形状同時成形の場合には、個々のキヤビテイ
の充填状況が異なるため、１個取りの成形加工に
比較するとその成形条件の変動余裕率は小さくな
る。このためわずかな成形条件の変動により成形
不良の発生する危険性は増大する。
本発明は上記した従来技術における欠点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、充
填工程、保圧工程における各成形品キヤビテイ相
互間の成形状態を安定させ、成形条件の変動に起
因する成形不良、成形欠陥を解消し、連続的に適
正な成形品を得ることのできる射出成形機の制御
方法および装置を提供することにある。
てなされたもので、その目的とするところは、充
填工程、保圧工程における各成形品キヤビテイ相
互間の成形状態を安定させ、成形条件の変動に起
因する成形不良、成形欠陥を解消し、連続的に適
正な成形品を得ることのできる射出成形機の制御
方法および装置を提供することにある。
この目的を達成するために本発明の制御方法
は、溶融樹脂の充填工程におけるそれぞれのキヤ
ビテイの型内圧力を計測するようにし、それぞれ
のキヤビテイに対し、あらかじめ良品低圧限界値
および良品高圧限界値から成る良品成形範囲を設
定しておき、上記キヤビテイの型内圧力が上記設
定した総ての良品低圧限界値を満足した時点で、
あるいは上記キヤビテイの型内圧力のうちのいず
れか１つが上記設定した良品高圧限界値に達した
時点で、充填工程から保圧工程に移行するように
射出シリンダに供給される作動油の圧力および流
量を制御することを特徴としており、また本発明
の装置は、キヤビテイ内のそれぞれの溶融樹脂圧
力を検出する型内圧力センサと、この型内圧力セ
ンサによつて検出された信号を増幅する型内圧力
変換器と、良品低圧限界値および良品高圧限界値
から成る良品成形範囲を設定する標準範囲設定器
と、上記型内圧力変換器および標準範囲設定器に
接続され、射出シリンダに供給する作動油の圧力
および流量を制御する制御部に制御信号を発する
コントローラとを備えた構成となつている。
は、溶融樹脂の充填工程におけるそれぞれのキヤ
ビテイの型内圧力を計測するようにし、それぞれ
のキヤビテイに対し、あらかじめ良品低圧限界値
および良品高圧限界値から成る良品成形範囲を設
定しておき、上記キヤビテイの型内圧力が上記設
定した総ての良品低圧限界値を満足した時点で、
あるいは上記キヤビテイの型内圧力のうちのいず
れか１つが上記設定した良品高圧限界値に達した
時点で、充填工程から保圧工程に移行するように
射出シリンダに供給される作動油の圧力および流
量を制御することを特徴としており、また本発明
の装置は、キヤビテイ内のそれぞれの溶融樹脂圧
力を検出する型内圧力センサと、この型内圧力セ
ンサによつて検出された信号を増幅する型内圧力
変換器と、良品低圧限界値および良品高圧限界値
から成る良品成形範囲を設定する標準範囲設定器
と、上記型内圧力変換器および標準範囲設定器に
接続され、射出シリンダに供給する作動油の圧力
および流量を制御する制御部に制御信号を発する
コントローラとを備えた構成となつている。
以下、本発明の射出成形機の制御方法および装
置を図に基づいて詳述する。第１図は本発明の制
御方法を実施する装置の一実施例を示す構成図で
ある。この図において１３は成形金型、１ａ〜１
ｃはこの成形金型１３に構成されるキヤビテイで
ある。１０は射出成形機で、これは射出スクリユ
ウ１１、射出シリンダ１２、およびこれらに作動
油を供給する作動油圧源９とから構成してある。
本発明の制御装置は、その機能により検出部、演
算部、および制御部に分けることができる。検出
部は、キヤビテイ１ａ〜１ｃ内における溶融樹脂
圧力を型内圧力伝達ピン２ａ〜２ｃを介して検出
する複数の型内圧力センサ３ａ〜３ｃ、この型内
圧力センサ３ａ〜３ｃによつて検出された信号を
増幅する複数の型内圧力変換器４ａ〜４ｃ、およ
び成形状態の良品成形範囲、すなわち良品低圧限
界値および良品高圧限界値からなる範囲を設定す
るための標準範囲設定器５ａ〜５ｃから構成され
ている。また演算部はこれらの入力情報を基に成
形機の制御信号を発するコントローラ６から成
り、さらに制御部はこれらの制御信号を増幅する
パワー増幅器７、および制御信号を作動油の状態
量に変換する電気油圧制御弁８から構成されてい
る。
置を図に基づいて詳述する。第１図は本発明の制
御方法を実施する装置の一実施例を示す構成図で
ある。この図において１３は成形金型、１ａ〜１
ｃはこの成形金型１３に構成されるキヤビテイで
ある。１０は射出成形機で、これは射出スクリユ
ウ１１、射出シリンダ１２、およびこれらに作動
油を供給する作動油圧源９とから構成してある。
本発明の制御装置は、その機能により検出部、演
算部、および制御部に分けることができる。検出
部は、キヤビテイ１ａ〜１ｃ内における溶融樹脂
圧力を型内圧力伝達ピン２ａ〜２ｃを介して検出
する複数の型内圧力センサ３ａ〜３ｃ、この型内
圧力センサ３ａ〜３ｃによつて検出された信号を
増幅する複数の型内圧力変換器４ａ〜４ｃ、およ
び成形状態の良品成形範囲、すなわち良品低圧限
界値および良品高圧限界値からなる範囲を設定す
るための標準範囲設定器５ａ〜５ｃから構成され
ている。また演算部はこれらの入力情報を基に成
形機の制御信号を発するコントローラ６から成
り、さらに制御部はこれらの制御信号を増幅する
パワー増幅器７、および制御信号を作動油の状態
量に変換する電気油圧制御弁８から構成されてい
る。
このように構成した制御装置における動作は以
下のとおりである。まず射出開始信号により作動
油が射出シリンダ１２に供給され、射出スクリユ
ウ１１が前進する。これに伴い溶融樹脂はスプル
１４、ランナ１５を経由してそれぞれのキヤビテ
イ１ａ〜１ｃへ充填、加圧される。これに応じて
キヤビテイ１ａ〜１ｃのそれぞれの金型内圧力は
急速に上昇する。コントローラ６はこれらの充填
状況を型内圧力伝達ピン２ａ〜２ｃ、型内圧力セ
ンサ３ａ〜３ｃ、および型内圧力変換器４ａ〜４
ｃを介して常に計測し、監視する。そしてこれら
の計測対象の型内圧力変動挙動が、設定した型内
圧力昇圧勾配をトレースするよう射出シリンダ１
２に供給される作動油圧力および流量を調整、制
御する。そしてこれらの型内圧力の総てが設定し
た良品低圧限界値を満足した時点で、充填工程か
ら保圧工程に制御を移行し、設定した型内圧力降
下勾配をトレースするように成形機を制御する。
なおこれとは別に、型内圧力のうちのいずれか１
つが設定した良品高圧限界値を越えた時点で、充
填工程から保圧工程に制御を移行する。そして良
品低圧限界値まで昇圧していないキヤビテイは不
良品としてリジエクトする。これらの制御工程を
第２図に示す圧力変動挙動によつてさらに詳細に
説明する。
下のとおりである。まず射出開始信号により作動
油が射出シリンダ１２に供給され、射出スクリユ
ウ１１が前進する。これに伴い溶融樹脂はスプル
１４、ランナ１５を経由してそれぞれのキヤビテ
イ１ａ〜１ｃへ充填、加圧される。これに応じて
キヤビテイ１ａ〜１ｃのそれぞれの金型内圧力は
急速に上昇する。コントローラ６はこれらの充填
状況を型内圧力伝達ピン２ａ〜２ｃ、型内圧力セ
ンサ３ａ〜３ｃ、および型内圧力変換器４ａ〜４
ｃを介して常に計測し、監視する。そしてこれら
の計測対象の型内圧力変動挙動が、設定した型内
圧力昇圧勾配をトレースするよう射出シリンダ１
２に供給される作動油圧力および流量を調整、制
御する。そしてこれらの型内圧力の総てが設定し
た良品低圧限界値を満足した時点で、充填工程か
ら保圧工程に制御を移行し、設定した型内圧力降
下勾配をトレースするように成形機を制御する。
なおこれとは別に、型内圧力のうちのいずれか１
つが設定した良品高圧限界値を越えた時点で、充
填工程から保圧工程に制御を移行する。そして良
品低圧限界値まで昇圧していないキヤビテイは不
良品としてリジエクトする。これらの制御工程を
第２図に示す圧力変動挙動によつてさらに詳細に
説明する。
第２図は第１図に示す装置におけるそれぞれの
キヤビテイ１ａ〜１ｃの溶融樹脂圧力を時間的な
変化としてとらえたものである。２１ａ〜２１ｃ
は通常状態における型内圧力の変動挙動、すなわ
ち通常時型内圧力曲線、２２ａ〜２２ｃは異常発
生時における型内圧力の変動挙動、すなわち異常
時型内圧力曲線である。ハツチングの範囲は、良
品低圧限界値２３ａ〜２３ｃ、良品高圧限界値２
４ａ〜２４ｃによつて囲まれた良品成形範囲、す
なわち良品成形可能領域である。キヤビテイ１ａ
〜１ｃのそれぞれの最大型内圧力がこの範囲にあ
る場合に成形品は良品となり、これ以上の圧力レ
ベルでは過充填、バリ不良などが発生する。逆に
これ以下の圧力レベルでは未充填によるシヨート
シヨツト不良が発生する。
キヤビテイ１ａ〜１ｃの溶融樹脂圧力を時間的な
変化としてとらえたものである。２１ａ〜２１ｃ
は通常状態における型内圧力の変動挙動、すなわ
ち通常時型内圧力曲線、２２ａ〜２２ｃは異常発
生時における型内圧力の変動挙動、すなわち異常
時型内圧力曲線である。ハツチングの範囲は、良
品低圧限界値２３ａ〜２３ｃ、良品高圧限界値２
４ａ〜２４ｃによつて囲まれた良品成形範囲、す
なわち良品成形可能領域である。キヤビテイ１ａ
〜１ｃのそれぞれの最大型内圧力がこの範囲にあ
る場合に成形品は良品となり、これ以上の圧力レ
ベルでは過充填、バリ不良などが発生する。逆に
これ以下の圧力レベルでは未充填によるシヨート
シヨツト不良が発生する。
コントローラ６はそれぞれのキヤビテイ１ａ〜
１ｃに設定されている充填圧力勾配を記憶してお
り、その情報を基にそれぞれのキヤビテイ１ａ〜
１ｃの実際の圧力挙動とを比較し、それらのうち
の中間的挙動を呈しているキヤビテイを制御目標
として充填工程を管理する。すなわち第２図の実
線で示した通常状態においてはキヤビテイ１ｃの
充填状況を目標値とし、型内圧力状態がその目標
値に対して偏差を生じた場合には、それに応じた
修正信号をコントローラ６から出力し、パワー増
幅器７、電気油圧制御弁８を介して射出成形機を
制御する。また溶融樹脂が金型に充填されるに伴
い型内圧力が上昇し、キヤビテイ１ａ、キヤビテ
イ１ｃと順次良品低圧限界値２３ａ，２３ｃを満
足し、残りのキヤビテイ１ｂの型内圧力が良品低
圧限界値２３ｂに達した時点で、すなわち通常時
保圧開始点２５で保圧工程３１に移行する。なお
３０は充填工程、３２は冷却工程を、また２７は
冷却工程開始点を示す。
１ｃに設定されている充填圧力勾配を記憶してお
り、その情報を基にそれぞれのキヤビテイ１ａ〜
１ｃの実際の圧力挙動とを比較し、それらのうち
の中間的挙動を呈しているキヤビテイを制御目標
として充填工程を管理する。すなわち第２図の実
線で示した通常状態においてはキヤビテイ１ｃの
充填状況を目標値とし、型内圧力状態がその目標
値に対して偏差を生じた場合には、それに応じた
修正信号をコントローラ６から出力し、パワー増
幅器７、電気油圧制御弁８を介して射出成形機を
制御する。また溶融樹脂が金型に充填されるに伴
い型内圧力が上昇し、キヤビテイ１ａ、キヤビテ
イ１ｃと順次良品低圧限界値２３ａ，２３ｃを満
足し、残りのキヤビテイ１ｂの型内圧力が良品低
圧限界値２３ｂに達した時点で、すなわち通常時
保圧開始点２５で保圧工程３１に移行する。なお
３０は充填工程、３２は冷却工程を、また２７は
冷却工程開始点を示す。
また何らかの原因によりキヤビテイ１ａ〜１ｃ
のうちのいずれかの型内圧力が異常な急速度で上
昇し、良品高圧限界値に達した場合には、その時
点で無条件に保圧工程に移行する。たとえばキヤ
ビテイ１ｂの型内圧力が破線で示すような急勾配
で昇圧し、良品高圧限界値２４ｂに達した時点
で、すなわち異常時保圧開始点２６で無条件に保
圧工程３１′に移行する。なお３０′は充填工程、
３２′は冷却工程を示す。ここで、キヤビテイ１
ｃの型内圧力は良品低圧限界値２３ｃを満足して
いないが、このときキヤビテイ１ｃの成形品が不
良であることを示すリレー信号が出力され、該当
する成形品だけをリジエクトする操作がおこなわ
れる。このようにして、各成形品相互間における
成形状態を安定させたまま、連続的に良品を供給
することができ、また万一異常が発生した場合に
は、バリによつて金型パーテイング面を破損しな
いよう制御するとともに不良品が良好にリジエク
トされる。
のうちのいずれかの型内圧力が異常な急速度で上
昇し、良品高圧限界値に達した場合には、その時
点で無条件に保圧工程に移行する。たとえばキヤ
ビテイ１ｂの型内圧力が破線で示すような急勾配
で昇圧し、良品高圧限界値２４ｂに達した時点
で、すなわち異常時保圧開始点２６で無条件に保
圧工程３１′に移行する。なお３０′は充填工程、
３２′は冷却工程を示す。ここで、キヤビテイ１
ｃの型内圧力は良品低圧限界値２３ｃを満足して
いないが、このときキヤビテイ１ｃの成形品が不
良であることを示すリレー信号が出力され、該当
する成形品だけをリジエクトする操作がおこなわ
れる。このようにして、各成形品相互間における
成形状態を安定させたまま、連続的に良品を供給
することができ、また万一異常が発生した場合に
は、バリによつて金型パーテイング面を破損しな
いよう制御するとともに不良品が良好にリジエク
トされる。
以上述べたように本発明によれば、成形品はそ
れぞれ所定の成形条件範囲内にあるように制御さ
れ、したがつてキヤビテイ相互間の成形状態を安
定させたまま連続的に良品を供給することがで
き、さらに成形状態を追跡制御しているために、
成形シヨツトごとにおける成形状態の変動を最小
限に抑制でき、成形不良率を従来の1/5以下に抵
減することができる効果がある。また、従来、成
形条件等の変動により溶融樹脂が過充填となり、
そのためにバリが発生し、成形金型を損傷する事
故が起きていたが、本発明によれば過充填を完全
に防止でき、金型メンテナンス上からも多大の効
果がある。
れぞれ所定の成形条件範囲内にあるように制御さ
れ、したがつてキヤビテイ相互間の成形状態を安
定させたまま連続的に良品を供給することがで
き、さらに成形状態を追跡制御しているために、
成形シヨツトごとにおける成形状態の変動を最小
限に抑制でき、成形不良率を従来の1/5以下に抵
減することができる効果がある。また、従来、成
形条件等の変動により溶融樹脂が過充填となり、
そのためにバリが発生し、成形金型を損傷する事
故が起きていたが、本発明によれば過充填を完全
に防止でき、金型メンテナンス上からも多大の効
果がある。
第１図は本発明の射出成形機の制御方法を実施
する装置の一実施例を示す構成図、第２図は第１
図に示す装置における各キヤビテイの型内圧力の
変動挙動を示すグラフである。 １ａ，１ｂ，１ｃ……キヤビテイ、３ａ，３
ｂ，３ｃ……型内圧力センサ、４ａ，４ｂ，４ｃ
……型内圧力変換器、５ａ，５ｂ，５ｃ……標準
範囲設定器、６……コントローラ、７……パワー
増幅器、８……電気油圧制御弁、９……作動油圧
源、１０……射出成形機、１２……射出シリン
ダ、１３……成形金型、２１ａ，２１ｂ，２１ｃ
……通常時型内圧力曲線、２２ａ，２２ｂ，２２
ｃ……異常時型内圧力曲線、２３ａ，２３ｂ，２
３ｃ……良品低圧限界値、２４ａ，２４ｂ，２４
ｃ……良品高圧限界値、２５……通常時保圧開始
点、２６……異常時保圧開始点、３０，３０′…
…充填工程、３１，３１′……保圧工程。
する装置の一実施例を示す構成図、第２図は第１
図に示す装置における各キヤビテイの型内圧力の
変動挙動を示すグラフである。 １ａ，１ｂ，１ｃ……キヤビテイ、３ａ，３
ｂ，３ｃ……型内圧力センサ、４ａ，４ｂ，４ｃ
……型内圧力変換器、５ａ，５ｂ，５ｃ……標準
範囲設定器、６……コントローラ、７……パワー
増幅器、８……電気油圧制御弁、９……作動油圧
源、１０……射出成形機、１２……射出シリン
ダ、１３……成形金型、２１ａ，２１ｂ，２１ｃ
……通常時型内圧力曲線、２２ａ，２２ｂ，２２
ｃ……異常時型内圧力曲線、２３ａ，２３ｂ，２
３ｃ……良品低圧限界値、２４ａ，２４ｂ，２４
ｃ……良品高圧限界値、２５……通常時保圧開始
点、２６……異常時保圧開始点、３０，３０′…
…充填工程、３１，３１′……保圧工程。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 複数のキヤビテイを有する成形金型を用いて
複数個の成形品を同時に成形する射出成形機の制
御方法において、溶融樹脂の充填工程におけるそ
れぞれのキヤビテイの型内圧力を計測するように
し、それぞれのキヤビテイに対し、あらかじめ良
品低圧限界値および良品高圧限界値から成る良品
成形範囲を設定しておき、上記キヤビテイの型内
圧力が上記設定した総ての良品低圧限界値を満足
した時点で、あるいは上記キヤビテイの型内圧力
のうちのいずれか１つが上記設定した良品高圧限
界値に達した時点で、充填工程から保圧工程に移
行するように射出シリンダに供給される作動油の
圧力および流量を制御することを特徴とする射出
成形機の制御方法。 ２ 複数のキヤビテイを有する成形金型を用いて
複数個の成形品を同時に成形する射出成形機の制
御装置において、上記キヤビテイ内のそれぞれの
溶融樹脂圧力を検出する型内圧力センサと、この
型内圧力センサによつて検出された信号を増幅す
る型内圧力変換器と、良品低圧限界値および良品
高圧限界値から成る良品成形範囲を設定する標準
範囲設定器と、上記型内圧力変換器および標準範
囲設定器に接続され、射出シリンダに供給する作
動油の圧力および流量を制御する制御部に制御信
号を発するコントローラとを備えたことを特徴と
する射出成形機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14534378A JPS5571539A (en) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | Method and device for controlling injection molding machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14534378A JPS5571539A (en) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | Method and device for controlling injection molding machine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5571539A JPS5571539A (en) | 1980-05-29 |
| JPS6235893B2 true JPS6235893B2 (ja) | 1987-08-04 |
Family
ID=15382977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14534378A Granted JPS5571539A (en) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | Method and device for controlling injection molding machine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5571539A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61169220A (ja) * | 1985-01-23 | 1986-07-30 | Toyoda Gosei Co Ltd | 樹脂射出成形機の動作不良検出装置 |
| JPH0622845B2 (ja) * | 1985-11-01 | 1994-03-30 | キヤノン株式会社 | 射出成形機の制御方法 |
| US7736555B2 (en) * | 2008-02-19 | 2010-06-15 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Method for controlling fill speed in a molding system |
| WO2020070155A1 (en) * | 2018-10-05 | 2020-04-09 | Kistler Holding Ag | Method for controlling an injection molding system |
-
1978
- 1978-11-27 JP JP14534378A patent/JPS5571539A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5571539A (en) | 1980-05-29 |
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