JPS6372327A - ガス中のアンモニアおよび炭化水素系化合物除去方法 - Google Patents

ガス中のアンモニアおよび炭化水素系化合物除去方法

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JPS6372327A
JPS6372327A JP62213110A JP21311087A JPS6372327A JP S6372327 A JPS6372327 A JP S6372327A JP 62213110 A JP62213110 A JP 62213110A JP 21311087 A JP21311087 A JP 21311087A JP S6372327 A JPS6372327 A JP S6372327A
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JP
Japan
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gas
catalyst
hydrocarbon
nox
ammonia
Prior art date
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Pending
Application number
JP62213110A
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English (en)
Inventor
Takaaki Tamura
田村 孝章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOGYO KAIHATSU KENKYUSHO
Original Assignee
KOGYO KAIHATSU KENKYUSHO
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Publication date
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  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ガス中に含まれているアンモニアおよび炭
化水素系化合物を除去する方法に関するものである。
種々の産業で発生する排ガス中には、アンモニアととも
に炭化水素系化合物が含まれていることが多い。たとえ
ばシェルモールドの製造工程では、結合剤として使用さ
れているフェノール樹脂の反応によって、フェノールお
よびホルマリンなどの炭化水素系化合物とアンモニアと
を含む排ガスが発生する。これらの物質は強い臭気を有
するとともに有害であるので、大気中に放出する前に除
去することが必要である。
本発明者は、特願昭51−120185号において、ガ
ス中のNH8を除去する方法を提案した。
この方法によれば、ガス中のNH8は、まず酸化触媒の
存在下で燃焼してN (J xを生成し、このNOxは
脱硝触媒の存在下でNH8と反応してN2およびH20
となる。しかしこの方法では、処理すべきガスが炭化水
素系化合物を含有していた場合には艮好な除去効呆が得
られないことが判明した。
この発明は、ガス中のアンモニアおよび炭化水素系化合
物の両方を効果的に除去することが可能な方法を提供す
ること金目的としている。
なお、ここでい゛う炭化水素系化合物とはペンゼン、ト
ルエン、ナフサ等のいわゆ□る溶剤としての炭化水素等
の他に前記のフェノール、ホルマリン等の含酸素炭化水
素等を総称するものである。
この発明方法は、アンモニアおよび炭化水素系化合物を
含有するガスC以下「被処理ガス」という)をまず酸化
触媒と接触させることによって、アンモニアおよび炭化
水素系化合物を燃焼させ、ついでアンモニアの燃焼によ
って生成したNOxとアンモニアとを特定の脱硝触媒の
存在下で反応させ、さらにこの反応生成物中に含taで
いる炭化水素系化合物を酸化触媒の存在下で燃焼させる
ことを特徴としている。最初の燃焼によって生成したN
Oxと反応させるN H8として、被処理ガスに含まれ
ているものを使用することができ、このNH8の供給は
、被処理ガスの一部を取出して添加することによっても
、あるいは被処理ガスの一部を燃焼させずに残すことに
よっても行うことが可能である。いずれの場合にも、脱
硝反応のI止8源として被処理ガスが用いられる之めに
、脱硝反応生成ガス中には、被処理ガス中に含まれてい
た炭化水素系化合物が残存する。第2回目の燃焼はこの
炭化水素系化合物を酸化させるために行われる。
この発明方法の主要な効果は、被処理ガス中に含まれて
いるアンモニアおよび炭化水素系化合物を気相のままで
容易に除去できること、ならびに生成物はCo2.N2
およびN20を主体とする実質的に無害なものであるこ
と、である。
第1図に、この発明方法の実施に適した装置を示す。ア
ンモニアおよび炭化水素系化合物を含む被処理ガスは、
糸路1内に設けた予熱器2で予熱されたのち反応器3内
に導入される。この反応器3は、3つの触媒床31.3
2.33によって区画された4つの室34.35.36
.37を有11、糸路1から導入された被処理ガスは、
第1室34から第1触媒床31を通って第2室35に移
行する。第1触媒床31は、たとえばアルミナ担体に白
金触媒を担持させた酸化触媒で構成された触媒部分31
aと、アルミナ担体のみからなるダミ一部分31bとか
らなっている。したがって第1室34から第2室35に
移行する過程で、被処理ガスの一部は触媒部分31aを
、そして残りの部分はダミ一部分31bをそれぞれ通過
し、触媒部分31aを通過した部分についてのみ、これ
に含まれているアンモニアおよび炭化水素系化合物の燃
焼が行われる。この燃焼によって、アンモニアはN2お
よびN20になるほか、一部はNOxを生成し、また炭
化水素系化合物はCO2およびN20になる。この燃焼
に必要な酸素は、もし被処理ガス中に含まれている量だ
けでは不充分を場合には、第1室34に導入される被処
理ガス中に添加される。
第1触媒床31を通って第2室35に移行したガスは、
触媒部分31aを通る間にアンモニアと炭化水素系化合
物が燃焼した成分と、ダミ一部分31bを通過した笑質
的に被処理ガスと同一組成の成分との混合物であシ、し
たがってN2 + CO2vH20、NOx 、 N)
IBおよび炭化水素系化合物を主体としている。このう
ちNOxとNf(8の比は、被処理ガスの組成2よび第
1触媒床31における反応条件が一定であれば、触媒部
分31aを通過したガスの流量と、ダミ一部分31bを
通過したガスの流量との比に依存する。このNOx s
 NHB比は、 N HB + N Ox→N 2 + X H20の反
応当量比と等しいととが必要であり、この比の値に最も
近くなるように、触媒部分31aとダミ一部分31bと
の横断面積比を選定することが望ましい。しかし理想的
な横断面積比を設定したとしても、被処理ガスの成分組
成ある込は反応条件の変動などによって、NOx s 
NHB比が変動するのは避けられないので、この比が常
に一定となるように、調節バルブ4を有するバイパス系
路5を介して、第2室35内に被処理ガスの一部が導入
されるようになっている。
第2室35内のガスは、第2触媒床32を通って第3室
36に移行する。この第2触媒床32は、特定の担体に
、たとえばPt、Fe、Cuなどの金属の1種1九は2
1以上を担持させた脱硝触媒からなっている。したがっ
てこの第2触媒床32を通過する間に、ガス中のNOx
およびNH8は上記の反応式にしたがってN2とH20
になる。担体としては、一般にゼオライトと呼ばれてい
る天然凝灰岩の粒子を使用した場合にはとくに良好な結
果が得られることが実験によって確認された。
第2図は、第2触媒床32に入るガスの温度に対する反
応効率を、2種の触媒について測定した結果を示すもの
で、Aは天然凝灰岩にptを担持させた触媒の場合、B
はアルミナにPtを担持させた触媒の場合をそれぞれ示
している。この結果は、アルミナ担体による触媒では、
275℃附近に効率の最大値が存在するのに対して、天
然凝灰岩を担体とするものではこの温度依存性がきわめ
て小さいということを示している。このことは、被処理
ガスが発熱量の大きい炭化水素系化合物を含んでいるた
めに温度制御が困難な被処理ガスに対してきわめて有利
な要素となる。さらに天然凝灰岩を担体とする触媒は、
N OxとNH8の割合の変動に対して緩衝作用を有す
ることが認められた。
このような緩衝作用が行われる理由は明らかではないが
、天然凝灰岩がNHaを吸着することもその理由の一つ
であると推測される。この作用によって、NOxおよび
NHBの比が所定の値から変化した場合にも、未反応の
NOxまたはNH8が第3室36に流出する危険は少な
い。
天然凝灰岩は、5i02.Aノ208およびH20を主
成分とし、1−10xf%のアルカリ金属またはアルカ
リ土類金属を含有するものであって、りぎのH1表また
は第2表に示すX線回折像を有する。第1表に示したX
線回折像を与える物質は、主として東北地方および中国
地方で産出し、第2表のX線回折像を与える物質は、主
として東北地方および光用地方で産出する。
第  1  表 第  2  表 第2室35内のガスは、第1触媒床31のダミ一部分3
1bを通過し、もしくはバイパス系路5を通って導入さ
れたガスに含まれている炭化水素系化合物を含有してお
り、そしてこの炭化水素系化合物は第2触媒床32を通
過する間には実質的に変化を受けない。すなわち第3室
36内のガスもまた炭化水素系化合物を含有している。
第3触媒床33は、第3室36から第4室37に移行す
るガス中に存在する炭化水素系化合物を燃焼させるため
のもので、たとえば第1触媒床31と同様の酸化触媒で
構成される。したがって第4室37内に流入するガスは
、NHB 、NOxおよび炭化水素系化合物を実質的に
含有していない。
第4室37内のガスは、糸路6から取出され、必要に応
じて冷却器7で冷却されたのち、吸引ポンプ8の作用で
、糸路9を経て排気として排出される。
炭化水素系化合物としてフェノールおよびホルマリンを
3000ppm、アンモニアを1%含有している被処理
ガスを、第1図に示した装置を用いで処理した実験の結
果によれば、被処理ガスを約350℃で第1室34に導
入したとき、第1触媒床31を通過したガスは約3〜7
 ppmのフェノールおよびホルマリンと、約3500
〜8000 ppmのNOxを含有していた。また第4
室37から取出されたガスからは、フェノール、ホルマ
リン。
NOxおよびNHaは検出されなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法の実施に適した装置の概略的縦断
面図、第2図は脱硝触媒の効率の温度依存性を示すグラ
フ図である。 1・・・糸路、2・・・予熱器、3・・・反応器、31
.32゜33・・・触媒床、31a・・・触媒部分、3
1b・・・ダミ一部分、34.35.36.37・・・
室、4・・・調節弁、5・・・バイパス系路、6・・・
糸路、7・・・冷却器、8・・・吸引ポンプ、9・・・
糸路。 特許出願人 財団法人工業開発研究所 代理人 弁理士  1)澤 博 昭 同     同     石  橋  信  雄部  
2  区 かス;1度(0C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 処理すべきガス中に含まれているアンモニアおよび炭化
    水素系化合物を酸化触媒と接触させることによつて燃焼
    させる第1工程と、この第1工程で生成したNO_xを
    、天然凝灰岩の粒子に金属を担持させた脱硝触媒の存在
    下でアンモニアと反応させてN_2および水を生成させ
    る第2工程と、この第2工程で得られたガス中に含まれ
    ている炭化水素系化合物を酸化触媒の存在下で燃焼させ
    る第3工程とを具備するガス中のアンモニアおよび炭化
    水素系化合物除去方法。
JP62213110A 1987-08-28 1987-08-28 ガス中のアンモニアおよび炭化水素系化合物除去方法 Pending JPS6372327A (ja)

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