JPS6371777A - 図形の接続関係抽出方法 - Google Patents

図形の接続関係抽出方法

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JPS6371777A
JPS6371777A JP61216179A JP21617986A JPS6371777A JP S6371777 A JPS6371777 A JP S6371777A JP 61216179 A JP61216179 A JP 61216179A JP 21617986 A JP21617986 A JP 21617986A JP S6371777 A JPS6371777 A JP S6371777A
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JP61216179A
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Nobuhiko Uchishiba
内芝 伸彦
Kenichi Yoshida
健一 吉田
Kiyomi Morimoto
森本 清己
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は図形の接続関係抽出方法に関する。
[従来の技術] 間の短縮及び設計品質の向上か重要な課題となっている
今日では、LSI設計用のCAD(Com−puter
 aided design)は必要不可欠なものとな
っている。このなかでも、設計された回路のレイアウト
パターンに誤りを見付ける検証作業は、重要な位置を占
め、この検証作業のためにはパターンの図形的な情報の
外に回路としての論理的な情報が必要となる。しかしな
がら、多くの場合設計段階においては個々のパターンに
ついての情報、つまりトランジスタや配線がどのような
形で置かれているかといった情報しか持っておらず、そ
れらの間の接続関係はわからないので、電気回路として
の検証はできず、レイアウト上で重なりのあるパターン
を見つけだす必要がある。
従来、レイアウト上の図形の接続関係を調べる場合、接
続される可能性のある図形間において全ての辺同士の交
差を調べる方法が用いられており、例えば、第16図に
示すように、図形100を包含する最小の矩形の各辺で
あるアウトライン101 +r+tl  l n A 
J+J  l;I+l小M;づ+ + n f−翻A>
 −+ 1具小の矩形の各辺であるアウトライン111
ないし114の重なりを調べる方法、もしくは第17図
に示すように複数の図形120,130.140が存在
するレイアウト平面上でXi標とそのX座標に直交する
Y座標を設定し、各座標に沿って走査を行い、各図形1
20,130,140間の重なりを調べる方法が用いら
れている。なお、第17図においては、Y軸と平行する
走査線15’0をY軸と平行する図形130の辺132
に設定し、この辺132からX座標の大きな辺について
調べる例が示されている。
[発明が解決しようとする問題点コ 上述の2つの方法により、接続パターンの検査対象をあ
る程度少なくすることができるが、これらの方法を用い
ても非常に多くの無駄な処理を行う必要があり、その処
理時間は全体の辺数をN本とすると一般に辺数の2乗N
″に比例し、処理時間が非常に長くなるという問題点が
あった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来の方法に比
較して大幅に処理時間が短い図形の接続関係抽出方法を
提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、図形の平面上に上記図形の少なくとも1辺に
平行な走査線を設定し、上記図形の1頂点から出発して
上記の図形の各辺を通過して上記頂点に戻るように、上
記走査線に平行でない上記図形の各辺において方向を有
するベクトルを設定し、上記走査線を上記設定されたベ
クトル上で上記走査線と垂直な方向で移動させ、上記走
査される走査線と上記ベクトルとの関係から上記図形の
接続関係を抽出することを特徴とする。
[作用コ 上述した方法を用いることにより、上記図形の接続関係
を抽出する際において、上記図形の処理をすべき辺数が
、上記図形の辺数から上記走査線に平行である上記図形
の辺数を減算した辺数となるので、従来例に比較して図
形の接続関係抽出の処理時間を短縮させることができる
例えば、第3図に示すように、レイアウトエディタ等で
作成された図形のレイアウトデータがレイアウトファイ
ルに格納され、このレイアウトデータが上述の方法によ
って上記図形の接続関係が抽出される。抽出された接続
関係のデータは、例えばポインタファイルに格納された
後、レイアウトファイルに既に格納されたレイアウトデ
ータととしに、各種検証システムにおいて図形のレイア
ウトデータについて妥当性が検証される。
[実施例コ 第2図は本発明の一実施例である図形の接続関係抽出シ
ステムのブロック図である。本実施例では、図形パター
ンの検証システムとしてLSI上のマスクパターンが電
気回路として正しいか否かを調べるためのE RC(E
 1ectrical n uleCheck)システ
ム2を用いた例について述べる。
第2図において、1は接続抽出システム部であり、接続
抽出システム部1は外部記憶装置4、人出力インターフ
ェース5、パターン分解部6、記憶部7、接続判定処理
部8及びソーティング及びワークリスト生成部13とか
ら構成されろ。ここプ lA館雷コ祷オ太芋A小Lしフ
^し1−ノ+1. I n rhには、レイアウトエデ
ィタ3によって作成されたLSIのマスクパターンのレ
イアウトデータが記憶される。このレイアウトデータは
入出力インターフェース5の入力部に出力され、ベクト
ル分解部6において処理可能なレイアウトデータのフォ
ーマットにデータ変換を行った後、パターン分解部6に
出力される。
パターン分解部6は、入出力インターフェース5を介し
て取り出したレイアウトデータから下記の通り図形テー
ブル12とベクトルテーブル11を作成し、ベクトルの
ソーティングを行う。すなわち、まず入力されたレイア
ウトデータを、矩形または多角形の基本プリミティブ図
形に分解し、この基本プリミティブ図形の一つ一つに、
分解された順に1.2,3.・・・と自然数の図形番号
を順に付ける。次にパターン分解部6は、この番号に対
応するように、第9図に示されている記憶部7の図形テ
ーブル12に層番号を書き込む。さらに、分解された基
本プリミティブ図形に対して、下記の通りベクトル分解
を行う。すなわち、まず基本プリミティブ図形の平面上
にX軸及び直交するY軸を該基本プリミティブ図形の少
なくとも1辺がX軸またはY軸に平行となるように設定
した後、各基本プリミティブ図形上の頂点の1つに注目
し、この頂点を始点とし、基本プリミティブ図形の辺上
を図形内部を左手に見るように移動した隣の頂点を終点
とするベクトルを考え、このベクトルがX軸に対して平
行か、もしくはX袖またはY軸の座標軸に平行でないな
らば、それを抽出ベクトルとし、第10図に示すように
ベクトルテーブル11に、その抽出ベクトルに関する図
形番号と両端のX座標及びX座標Xm1n、 Xmax
、 Ymjn、 Ymax。
抽出ベクトルの向き、及び傾きを登録する。この処理を
Y軸に平行な近辺外の図形の辺について図形内部を左手
に見るように移動してくり返し行う。
このとき、登録の順番がベクトル番号となる。
例えば、対象図形が第4図(A)に示すように、台形部
と長方形部から構成される図形20であって、図形20
の長方形部の一辺21及び台形部の一辺24がX軸と平
行し、また辺21に垂直である長方形部の2辺22及び
23がY軸に平行し、さらに台形部の斜辺25.26が
それぞれ辺22と辺24との間、辺23と辺24との間
に接続されているとする。この図形20について上述の
ベクトル分解を行うと、辺21,26.24及び2−5
が抽出ベクトルとなり、それぞれ第4図(B)に示すよ
うに、ベクトルV21.V26.V24及びV25が抽
出され、各ベクトルについて第1O図のベクトルテーブ
ル11が作成される。
また、第5図(A)に示すように、六角形30と長方形
31の2個の対象図形が重なって存在している場合、こ
の図形30及び31をベクトル分解すると、上述と同様
に、六角形30の辺32,33.34及び35がそれぞ
れ抽出ベクトル■32゜VB2.V34及びV35とし
て抽出され、また、長方形31の辺36及び37がそれ
ぞれ抽出ベクトルV36及びV37として抽出され、さ
らに各抽出ベクトルについて第10図のベクトルテーブ
ル11が作成される。
なお、図形テーブル12においては第9図に示すように
、分解された図形毎に、図形番号、各平面に対応する層
番号、各図形間の接続状態を示す接続ID、各図形の接
続関係を示すリンクポインタが記憶されるとともに、上
記接続ID毎に、接続リストヘッダであるスタートポイ
ンタ、エンドポインタ及び要素数が記憶される。
ソーティング及びワークリスト生成部13は、記憶部7
のベクトルテーブル11のデータに基づいて、ベクトル
番号を各抽出ベクトルのX座標の最大点X l1lax
の値の小さな順に並べ、このときX座標の最大点Xma
χの値か同値の場合は、X座標の最大値Y maXが大
きい方を先とする。また、X座標の最大値Xmax及び
X座標の最大値Y maxが共に同値である場合、当該
抽出ベクトルの方向を調べ右向きを先とする。
次に、ソーティング及びワークリスト生成部13はソー
ティングされたベクトルテーブル11に基づいて、下記
の手順で対象図形について走査を行いワークリスト13
のデータを生成し、記憶部7由Mn−/l II フk
 + Q +、−m址千A 十九゛h狐対象図形のベク
トル上でY軸と平行する走査線SLを設定し、この走査
線SLをX軸方向に走査させ、走査線SI、が抽出ベク
トルと交わるとき、その抽出ベクトルのベクトル番号と
その抽出ベクトルの第11図のベクトルタイプをワーク
リスト13に取り込む。
ここで、ベクトルタイプは第11図に示すように、抽出
ベクトルが走査線SLと交わるベクトルタイプ1と、抽
出ベクトルの右端点が走査線SL上に位置するベクトル
タイプ2と、抽出ベクトルの左端点が走査線SL上に位
置するベクトルタイプ3の3つのベクトルタイプに分類
される。抽出ベクトルをワークリスト13に取り込む際
、抽出ベクトルが複数存在する場合、Y[標の最大値Y
maxの大きな順に抽出ベクトルをワークリスト13取
り込む。また、ここでX座標の最大?ffY+++ax
が同じであるならば、左向きのベクトルが先になるよう
にそれらの抽出ベクトルをワークリストI3に取り込む
。従って、ワークリス)・13には、抽出ベクトルのベ
クトル番号とベクトルタイプが上述の処理手順で格納さ
れる。例えば、第5図(A)に示された図形30及び3
1の場合、第12図(A)に示すように、走査線SLか
ベクトルV35とVS2の略中間位置に位置するとき、
この走査線S1.に関するワークリスト13は、第12
図(B)に示されるように、リスト番号1のときベクト
ル番号V35、ベクトルタイプl、またリスト番号2の
ときベクトル番号V37、ベクトルタイプ3、さらにリ
スト番号3のときベクトル番号V36、ベクトルタイプ
3、またさらに、リスト番号4のときベクトル番号V3
2、ベクトルタイプ1となる。
接続判定処理部8は、ワーク・リスト13のデータを取
り込み、ワークリスト13のデータに基づいてインサイ
ドカウンタ14のカウントやレイヤーフラグ15のオン
、オフを行い、ワークリスト内の他のベクトルと交差す
るかを調べて接続IDを付与する処理を行う。このイン
サイドカウンタ14は、走査線SL上に位置する抽出ベ
クトルがいくつ図形内部に入っているかを計数した結果
の値を格納するためのカウンタであり、走査線SLの左
側と右側に分け、それぞれにおいて図形内部1こ存在す
る抽出ベクトルの個数がそれぞれ左側内部カウンタ(以
下、LICという。)と右側内部カウンタ(以下、RI
Cという。)の2つのカウンタに格納される。
ここで、LICとRIGの計数は下記手順により行われ
る。すなわち、ワークリスト13内の各抽出ベクトルの
格納類に注目し、そのベクトルが左向きベクトルであれ
ば+1を、一方布向きベクトルであれば−Iを加え、こ
のときベクトルタイプカ月であるならば、RICとLI
Cの両方をカウントし、タイプ2であればRICのみを
カウントし、さらに、タイプ3であればLICのみをカ
ウントする。例えば図形30及び31の場合、第12図
(A)に示すように、走査線SLがベクトルV32とV
S2の略中間位置に位置しているとき、ベクトルV35
の上側においてLIC,RICはそれぞれO及び0とな
り、また、ベクトルV35とVS2の中間位置において
LIC,RICはそれぞれ1及び1となり、さらにベク
トルV37とVB2の中間位置においてLIC,RIC
はそれぞれl及び2となり、さらにまた、ベクトル■3
6とVS2の中間位置においてLIC,RICはそれぞ
れ1及びlとなり、さらにベクトルV32の下側におい
てLTC,RICはそれぞれO及び0となる。
また、接続判定処理部8は、ワークリスト13に基づい
てY軸上の各層毎に注目している走査線SL上の点が図
形の内部に入っているか否かを判断し、その注目点が図
形の内側であればレイヤフラグ15を1にし、一方注目
点が図形の外側であればレイヤフラグ15をOにする。
さらに、接続判定処理部8は、上述の各層番号に対応す
るレイヤフラグ15を調べ、レイヤフラグ15が0であ
るならばレイヤフラグ15を1にし、接続IDに基づい
て詳細後述される方法で注目IDを付与する。
さらにまた、接続判定処理部8は、インサイドカウンタ
14内のRIC71及びI、Icの値に某づいて図形間
の接続関係を調べ、詳細後述される方法で図形テーブル
内の接続ID及び注目IDの付与及び変更を行うととも
に、詳細後述される方法でワークリストに基づいて斜め
線処理を行い、その処理結果を記憶部7内の図形テーブ
ル12に格納する。
上記接続判定処理部8で作成された図形テーブル12内
の接続リストは入出力インターフェース5の出力部を介
してポインタファイル9に出力されて格納され、ポイン
タファイル9に格納された接続リストはERCシステム
2に出力され、ERCシステム2においてその接続リス
トに基づいてLSI上のマスクパターンの検証が行われ
る。
以上のように構成された図形の接続関係抽出システムに
おいて、接続関係が抽出可能な図形はねじれのない多角
形であって、次に示す5種の図形である。
(1)直交図形(第6図(A)) (2)斜め図形(第6図(B)) (3)ドーナツ図形(第6図(C)) (4)自己交差のある図形(第6図(D))(5)冗長
な図形(第6図(E)) また、曲線を有する図形の場合、その曲線部分を多角形
近似することにより接続関係の抽出が可能となる。一方
、接続関係の抽出ができない図形は、第7図に示すよう
に、ねじれのある図形である。さらに、本システムにお
いて抽出可能な接続関係は同一層すなわち同一平面上に
あるパターンのうち、 (1)図形の重なる部分があるもの(第8図(A))(
2)図形の辺同士が重なっているもの(第8図(B)) (3)図形の辺と頂点が重なっているもの(第8図(C
)) (4)図形の頂点同士が重なっているもの(第8図(D
)) である。
さらに、第2図の接続関係抽出システムにおける図形の
接続関係抽出方法の手順について、第1図のフローチャ
ートを参照して以下に説明する。
なお、以下の説明においては、層番号か同一である場合
、すなわち、同一平面上にある図形について説明を行う
まず、ステップ1において、レイアウトエディタ3によ
って作成され、レイアウトファイル10に格納されてい
るレイアウトデータが人出ツノインターフェース5を介
してパターン分解部6に入力され、パターン分解部6に
おいてレイアウトデータ内の各図形についてベクトル分
解の処理が行われる。すなわち、図形毎に図形番号及び
層番号が付与され、第4図及び第5図の例に示すように
、各図形のX軸に平行な水平部分と斜め成分のみを、当
該図形を左手に見るように回転される方向を有する抽出
ベクトルに分解するとともに、各抽出ベクトルにベクト
ル番号を付与し、第10図のベクトルテーブル11及び
第9図の図形テーブル12を作成し、記憶部7内の各テ
ーブルti及び12に格納する。なお、ここで図形テー
ブル12内には図形番号と層番号が入力されている。
次に、ステップ2に進み、ソーティング及びワークリス
ト生成部13は、記憶部7のベクトルテーブル11のデ
ータに基づいて、ベクトル番号を各抽出ベクトルのX座
標の最大点Xmaxの値の小さな順に並べ、このときX
座標の最大点X maxの値が同値の場合は、X座標の
最大値Yaaxが大きい方を先にする。また、X座標の
最大値X max及びX座標の最大値Y maxが共に
同値である場合、当該抽出ベクトルの方向を調べ、右向
きを先とする。
さらにステップ3において、ソーティング及びワークリ
スト生成部13はソーティングされたベクトルテーブル
11に基づいて、対象図形について所定の間隔だけ走査
を行い、ステップ4においてワークリスト13のデータ
を生成し、記憶部7内のワークリスト13に格納する。
すなわち、対象図形のベクトル上でY軸と平行する走査
線SLを設定し、この走査線SLをX軸方向に走査させ
、走査線SLが抽出ベクトルと交わるとき、その抽出ベ
クトルのベクトル番号とその抽出ベクトルの上述のベク
トルタイプをワークリスト13に取り込む。ここで、抽
出ベクトルをワークリスト13に取り込む際、抽出ベク
トルが複数存在する場合、X座標の最大値Y maxの
大きな順に抽出ベクトルをワークリスト13に取り込む
。また、X座標の最大値Y maxが同じであるならば
、左向きベクトルが先になるようにそれらの抽出ベクト
ルをワークリスト13に取り込む。従って、ワークリス
ト13には、抽出ベクトルのベクトル番号とベクトルタ
イプが上述の処理手順で格納される。
次に、ステップ5において、接続判定処理部8は、ワー
クリスト13のデータを取り込み、このデータ内の各抽
出ベクトルに基づいて、リストの並んでいる順にベクト
ルの方向とベクトルタイプを調べるとともに、上述のよ
うに、インサイドカウンタ14のRIC及びLICを計
数する。さらにステップ6に進み、当該層番号に対応す
るレイヤフラグ15を調べ、ゼロであればステップ7に
進み、一方、レイヤフラグ15が1であれば、ステップ
8の接続チェックのプロセスに進む。
ステップ7において、まず、レイヤフラグI5を1とし
、下記の手順で注目IDを決定する。すなわち、注目し
ている抽出ベクトルの接続IDが0ならば新たに自然数
の順に接続IDを付与し、同時にその接続IDを注目I
Dとする。ここで、すでに接続IDが付与されている場
合は、その接続IDを注目IDとする。この注目IDの
決定後、ステップ7の斜め線処理に進む。
ステップ8においては、接続判定処理部8がインサイド
カウンタ14のRICとLICの値に基づいて、各図形
間がどのように接続されているかを判定する。すなわち
、まずRICとLICの値がともに0であるとき、図形
の外側に位置しているので、対応するレイヤフラグ15
をOにリセットする。又、RICとLICの値のうち少
なくとも1つが0でないとき、図形の内部に位置してい
るので、接続IDを付与する。このとき、注目している
ベクトルの接続IDが0であるならば、ステップ7で付
与された注目IDを接続IDとして付与し、一方、注目
しているベクトルの接続XDがOでなく、かつ注目ID
と異なる場合は、注目しているベクトルから構成される
図形とそれに接続される図形の全ての接続IDを注目I
Dに付は替える。また、注目しているベクトルの接続I
Dが注目IDと同じ場合は、付は替えずにステップ9の
斜め線処理に進む。このステップ8において、新しく接
続IDが付与された場合は、その接続lDが図形テーブ
ル12に格納される。
さらにステップ9において、接続判定処理部8は、下記
の斜め線処理を行う。すなわち、注目している抽出ベク
トルがX軸又はY軸に平行でない斜め線である場合、イ
ンサイドカウンタ14に基づいてステップ8の接続チェ
ックを行うことができないので、その抽出ベクトルがワ
ークリスト13内の他のベクトルと交差するか否かを調
べる。
このとき、交差を行う相手を限定することによって処理
速度の向上をはかることができる。
まず、例えば第14図(A)の例に示すように、注目し
ている斜め線の抽出ベクトルとワークリスト13内の池
の水平抽出ベクトル41ないし44との間の交差判定を
行う場合、斜め線の抽出ベクトル40と走査線SLとの
交点40aのY座標と斜め線の抽出ベクトルの右端点4
0bのY座標を調べ、このうち、小さい方をYCmin
とし、大きい方をYCIIlaxとし、次式の範囲のY
座標Yhの水平ベクトル42及び43に限定して、その
水平ベクトルの接続IDが上記注目している斜め線の抽
出ベクトルの接続IDと異なるベクトルとを調べ、交差
判定を行う。
YCmfn≦Yh≦Y Cmax     −(1)次
に、注目している斜め線の抽出ベクトル50とワークリ
スト13内の他の斜め線の抽出ベクトル5Iないし54
との間の交差判定を行う場合、注目している抽出ベクト
ル50よりもワークリスト13内において後ろにあり、
かつ接続IDが異なる斜め線の抽出ベクトルと走査線S
Lとの交点のY座標とその斜め線の抽出ベクトル52及
び53の右端点のY座標を調べ、大きい方をyAmax
とし、小さい方をY Am1nとして、次式の範囲のY
座標Yiを有する斜め線の抽出ベクトル52及び53に
限定して、注目している抽出ベクトルとの交差判定を行
う。
Y Am1n≦Yi≦YAmax    −(2)上述
の交差判定の結果、両抽出ベクトルが交差する場合は、
ステップ8の接続チェックにおける処理と同様に接続I
Dを付与する。
最後に、接続チェックの結果に基づいて、接続ID毎に
、接続される最初の図形の図形番号を示すスタートポイ
ンタ、接続されている最後の図形の図形番号を示すエン
ドポインタ、接続されている図形の数を示す要素数から
構成される接続リストヘッダ、並びに図形間の接続を示
すリンクポインタを作成して図形テーブル12に格納す
る。
第13図は各図形間の接続関係を示す接続リストヘッダ
及びリンクポインタの例を示しており、第13図におい
て、図形番号lの図形が図形番号3の図形に接続し、ま
た、図形番号3の図形が図形番号5の図形に接続し、さ
らに図形番号5の図形が図形番号8の図形に接続してい
る。従って、接続リストヘッダ内のスタートポインタ、
エンドポインタ及び要素数はそれぞれ1.8及び4であ
以上でステップ9の処理が終了した後、ステップ10に
進み、全ての抽出ベクトルの処理が終了したか否かが判
断され、もし全ての抽出ベクトルの処理が終了している
とき、接続抽出の処理を終了して図形テーブル12内の
接続リストを入出力インターフェース5を介してポイン
タファイル9に転送して格納する。ステップ10におい
て全ての抽出ベクトルの処理が終了していないとき、ス
テップ11に進み、現在のワークリスト13内にあるベ
クトルタイプ3のベクトルのすべてについて処理が終了
している否かが判断され、もし、ベクトルタイプ3のベ
クトルの全てについて処理が終了しているときステップ
3に進み、一方、もしベクトルタイプ3のベクトルのす
べてについて処理が終了していないときステップ5に進
んで上述のプロセスを繰り返す。
第15図は従来例と本発明の実施例の図形の接続関係抽
出システムにおける図形の辺数に対する処理時間の特性
を示している。第15図より、従来の手法によれば、接
続関係抽出の処理時間は辺数Nの二乗に比例して長くな
るが、一方、本発明の手法によれば、接続関係抽出の処
理時間はNlog Hの関数で長くなり、極めて少ない
辺数の場合を除いて、本発明の手法の処理時間は従来の
手法の処理時間に比較して非常に短くなり、高速に処理
を行うことができる。
以上の実施例において、図形の接続関係の抽出の際、デ
ータの図形を一方向回りのベクトルで表わしているので
、どのような図形にも適用することができる。また、抽
出ベクトルに対して走査線SLを用いて走査する際、各
抽出ベクトルの左端点のみに注目して走査しており、従
って、各抽出ベクトルの右端点や交点上を走査す什る必
要がなく、処理対象が減少し、高速に処理を行うことが
できるという利点がある。
[発明の効果コ 以上詳述したように本発明によれば、図形の平面上に上
記図形の少なくとも1辺に平行な走査線を設定し、上記
図形の1頂点から出発して上記の図形の各辺を通過して
、上記頂点に戻るように上記走査線に平行でない上記図
形の各辺において方向を有するベクトルを設定し、上記
走査される走査線と上記ベクトルとの関係から上記図形
の接続関係を抽出するようにしたので、接続関係を抽出
する際の処理の辺数を実質上減少させることができ、従
来の方法に比較して高速に処理させることができるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である図形の接続関係抽出方
法を示すフローチャート、 第2図は第1図の方法を実施するための図形の接続関係
抽出システムのブロック図、 第3図は第1図の方法を適用するシステムの概要を示す
ブロック図、 第4図及び第5図は第1図の方法において図形をベクト
ルに分解する方法の例を示す図、第6図(A)ないしく
E)は第1図の方法において処理対象とされる図形を示
す図、 ない図形を示す図、 第8図(A)ないしくD)は第1図の方法において抽出
される接続関係を示す図、 第9図は第2図のシステムの図形テーブルのデータを示
す図、 第1O図は第2図のシステムのベクトルテーブルのデー
タを示す図、 第11図は第1図の方法で選別されるベクトルタイプを
示す図、 第12図(A)は第2図のシステムのインザイドカウン
タのr(TCとLICの値の計数例を示す図、第12図
(B)は第12図(A)のワークリストを示す図、 第13図は第9図の図形テーブルにおける接続リストヘ
ッダとリンクポインタの例を示す図、第14図(A)及
び第14図(13)は第1図の方法において注目してい
る抽出ベクY・ルと池の斜め線の抽出ベクトルとの接続
関係を調べる際の限定範囲を示す図、 筆Illは従来のMW毛の培続関係抽出方fハ2筑1図
の方法における処理される図形の辺数に対する処理時間
を示すグラフ、 第16図及び第17図は従来の図形の接続関係抽出方法
を示す図である。 ■・・・接続抽出システム部、 2・・・ERCシステム、 3・・・レイアウトエディタ、 4・・・外部記憶装置、 5・・・入出力インターフェース、 6・・・パターン分解部、 7・・・記憶部、 8・・・接続判定処理部、 9・・ポインタファイル、 IO・・・レイアウトファイル、 11・・・ベクトルテーブル、 12・・・図形テーブル、 13・・・ワークリスト、 14・・・インサイドカウンタ、 15・・・レイヤフラグ、 20.30・・・図形、 2Iないし26.31ないし37・・・図形の辺、V2
1.V24.V25.V2B、VB2.V33゜V34
.VB2.V36.VS2−・・抽出ベクトル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)図形の平面上に上記図形の少なくとも1辺に平行
    な走査線を設定し、 上記図形の1頂点から出発して上記の図形の各辺を通過
    して上記頂点に戻るように、上記走査線に平行でない上
    記図形の各辺において方向を有するベクトルを設定し、 上記走査線を上記設定されたベクトル上で上記走査線と
    垂直な方向で移動させ、上記走査される走査線と上記ベ
    クトルとの関係から上記図形の接続関係を抽出すること
    を特徴とする図形の接続関係抽出方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116050015A (zh) * 2023-01-28 2023-05-02 西南应用磁学研究所(中国电子科技集团公司第九研究所) 多层片式器件自动建模和版图检查方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960560A (ja) * 1982-09-29 1984-04-06 Fujitsu Ltd 図形デ−タ処理方法

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