JPS6371154A - トレイ入りチユ−イングゼリ− - Google Patents

トレイ入りチユ−イングゼリ−

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Publication number
JPS6371154A
JPS6371154A JP61217782A JP21778286A JPS6371154A JP S6371154 A JPS6371154 A JP S6371154A JP 61217782 A JP61217782 A JP 61217782A JP 21778286 A JP21778286 A JP 21778286A JP S6371154 A JPS6371154 A JP S6371154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
jelly
chewing
chewing jelly
hlb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61217782A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kurata
倉田 泰夫
Takashi Kubo
高志 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kracie Foods Ltd
Original Assignee
Kanebo Foods Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Foods Ltd filed Critical Kanebo Foods Ltd
Priority to JP61217782A priority Critical patent/JPS6371154A/ja
Publication of JPS6371154A publication Critical patent/JPS6371154A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Confectionery (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、トレイから取り出して喫食するようになっ
ているトレイ入りチューイングゼリーに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
喫食してその歯応えを楽しむチューイングゼリーは、一
般に、第1図もしくは第2図に示すようなプラスチック
トレイ1に直接充填されプラスチックフィルム2やオブ
ラートフィルム4で密封包装されて市販されている。図
において3はトレイ1内に充填されたチューイングゼリ
ーである。
上記チューイングゼリー3は、喫食時の歯応えを得るた
めに通常のゼリーよりもゼラチン含有量が多(なってい
て粘着力の高いものである。したがって、チューイング
ゼリー3をそのまま上記プラスチックトレイ1に充填す
ると、上記チューイングゼリー3の粘着性のため、喫食
時に上記チューイングゼリー3を取り出そうとしてもチ
ューイングゼリー3がプラスチックトレイ1の充填用凹
部1aの内壁に付着して容易に取り出すことができない
。そこで、このような事態を回避するために、上記プラ
スチックトレイ1の充填用凹部1aの内側に植物油脂を
塗布してからチューイングゼリー3を充填することが行
われている。このようにすると、チューイングゼリー3
がトレイ1から剥離しやすくなり、喫食時の取り出しが
容易となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記充填用凹部1aは、通常、そこから
取り出されるチューイングゼリー3に動物やキャラクタ
−等の凹凸形状を賦形するモールドとなっており、細か
い凹凸を有しているため、その凹凸面に均一、かつ適量
の植物油脂を塗布することは容易ではない、しかし、植
物油脂の塗布量が少ないとチューイングゼリー3の剥離
性が悪く、逆に多いと植物油脂がチューイングゼリー3
の充填部からあふれてチューイングゼリー3の上面に油
層を形成し、プラスチックフィルム2のシールができな
かったり油で汚れたりして、商品として問題となる。
この発明は、このような事情に迄みなされたもので、植
物油脂を塗布しなくてもトレイから容易に取り出すこと
のできる剥離性の高いチューイングゼリーの提供をその
目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明のチューイングゼ
リーは、トレイと、上記トレイに充填されたチューイン
グゼリーとを備えたトレイ入りチューイングゼリーであ
って、上記チューイングゼリーにHLB7以下の乳化剤
が0.5重量%以上含有されているという構成をとる。
すなわち、本発明者らは、植物油脂を用いることなくト
レイから容易にチューイングゼリーを取り出せるように
するには、チューイングゼリー自体を改°賞する必要が
あると着想して一連の研究を行った。その結果、チュー
イングゼリーにHLB7以下の乳化剤を0.5重量%(
以下「%」と略す)以上含有させるようにすると、所期
の目的を達成することを見いだしこの発明に到達した。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
この発明のトレイ入りチューイングゼリーは、通常のト
レイ入りチューイングゼリーと同様に、トレイと、トレ
イ充填用のチューイングゼリーとの組合せによって構成
される。
上記トレイは、どのような素材で形成されていてもよい
が、通常ポリ塩化ビニルもしくはポリプロピレン製のも
のがよく用いられる。またこれ以外に、ポリエチレン、
ポリカーボネート、ポリエステル等を用いてもよい、さ
らに、この発明では、従来のようにトレイに植物油脂を
塗布することを必要としないため、従来、耐油性の見地
からトレイとして用いることができなかったポリスチレ
ン製のものを用いることができる。上記ポリスチレン製
トレイは透明性、耐衝撃性に優れ、チューイングゼリー
の充填容器として極めて好適なものである。これらの素
材は、単品で用いることができる外、2種以上を組み合
わせて積層し、ラミネート包材として用いることができ
る。
上記トレイに充填されるチューイングゼリーは、従来の
チューイングゼリーと異なり、HLB 7以下の乳化剤
を含有する特殊なものである。上記HL87以下の乳化
剤としては、例えばHLB5の蔗糖脂肪酸エステル(三
菱化成社製、リョウトウエステル5570)やHLB4
のポリグリセリンエステル(版本薬品社製、SYグリス
ターPO−500)があげられ、特に、蔗糖脂肪酸エス
テルが好適である。このようなHLB7以下の乳化剤は
比較的親油性の大きいものであり、乳化剤の親油基の大
部分がゼリー表面に集合するため、チューイングゼリー
の粘着性を低下させると考えられる。逆に、HLB7を
超える乳化剤では、乳化剤の親油基がゼリーの中に引き
込まれるため界面における効果が弱く、不適当である。
上記特殊なチューイングゼリーは、従来と同様の組成の
チューイングゼリー用原料に上記乳化剤を配合し、通常
の製法にしたがってゼリーを形成させることによりつく
ることができる。上記乳化剤の配合量は、全体の0.5
%以上であることが必要であり、特に0.5〜2%の範
囲内であることが好適である。0.5%未満ではこの発
明の目的であるトレイからのチューイングゼリー剥離性
が悪く、2%を超えると歯部えのないゼリーとなり風味
が悪くなる傾向がみられるからである。
上記トレイと特殊なチューイングゼリーとを組合せて、
この発明のトレイ入りチューイングゼリーは、つぎのよ
うにして得ることができる。すなわち、所定形状に成形
されたトレイに、植物油脂を塗布することなくそのまま
チューイングゼリーを充填し、トレイ開口部をプラスチ
ックフィルム等で密封包装する。
このようにして得られたトレイ入りチューイングゼリー
は、上記密封フィルムを剥がしトレイからチューイング
ゼリーを型抜きするようにして取り出してから喫食する
。このとき、このチューイングゼリーは、トレイから容
易に剥離するため、トレイのチューイングゼリー充填凹
部を裏側から軽く手指で押すようにすると簡単に皿に取
り出すことができる。また、トレイ内のチューイングゼ
リーをフォーク等で突き刺して上方に持ち上げるように
しても簡単に取り出すことができる。したがって、チュ
ーイングゼリーがトレイからの取り出しによって型崩れ
することがなく、トレイの充填用凹部の型どおりに賦形
されたチューイングゼリーの外観(動物やキャラクタ−
を模した形状に賦形される場合が多い)を楽しむことが
できるのである。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明のトレイ入りチューイングゼリ
ーは、従来のように植物油脂をトレイ内に塗布していな
くても、簡単にトレイから取り出すことができるもので
あり、植物油脂塗布工程を省略して簡単に製造すること
ができる。また、植物油脂がチューイングゼリー上にあ
ふれて油層を形成して商品価値を減じたり、チューイン
グゼリーの風味を損ねることのない優れたものとなる。
そして、従来、耐油性の見地から使用することができな
かったポリスチレン製トレイを用いることができ、トレ
イの品質を高めることができる。
つぎに、実施例について、比較例と併せて説明する。
〔実施例1〜4、比較例1〜3〕 下記の表に示す原料を同表に示す割合で用い、仕上がり
水分が18%になるよう調製したのち、80℃で30分
間放置し気泡を除去してゼリーを得た。そして、ポリプ
ロピレン製トレイに植物油脂を塗布することなく、その
まま上記ゼリーを充填し、1週間20℃でゲルセットす
ることにより目的とするトレイ入りチューイングゼリー
を得た。
上記実施別品および比較測高について、パネル(成人1
0名)による官能試験によって、チューイングゼリーの
トレイ剥離性を評価し、下記の表に併せて示した。評価
は下記の3段階評価とした。
×・・・トレイから剥離せず、無理に取り出すと崩形し
た。
△・・・やや剥離しにくい。
O・・・容易に剥離する。
また、チューイングゼリーの風味についても上記パネル
によって評価した。その結果も下記の表に併せて示した
(以下余白) 113口 (以下余白) 上記の結果から、実施別品はいずれも比較測高に比べて
トレイからの剥離性が良好で、従来の植物油脂の塗布が
不要であることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はトレイ入りチューイングゼリーの
一般的な構成を示す側面図である。 1・・・プラスチックトレイ 3・・・チューイングゼ
リー 第1図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トレイと、上記トレイに充填されたチューイング
    ゼリーとを備えたトレイ入りチューイングゼリーであつ
    て、上記チューイングゼリーにHLB7以下の乳化剤が
    0.5重量%以上含有されていることを特徴とするトレ
    イ入りチューイングゼリー。
  2. (2)トレイが、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンおよ
    びポリスチレンのいずれかで形成されている特許請求の
    範囲第1項記載のトレイ入りチューイングゼリー。
  3. (3)HLB7以下の乳化剤が、HLB5の蔗糖脂肪酸
    エステルである特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のトレイ入りチューイングゼリー。
JP61217782A 1986-09-16 1986-09-16 トレイ入りチユ−イングゼリ− Pending JPS6371154A (ja)

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JP61217782A JPS6371154A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 トレイ入りチユ−イングゼリ−

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6371154A true JPS6371154A (ja) 1988-03-31

Family

ID=16709642

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61217782A Pending JPS6371154A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 トレイ入りチユ−イングゼリ−

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JP (1) JPS6371154A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275344A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Kamioka Seimitsu Kagaku Kk 芳香/消臭ゲル製品
US8545637B2 (en) 2008-02-27 2013-10-01 Ricoh Company, Ltd. Cleaning device and cleaning method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275344A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Kamioka Seimitsu Kagaku Kk 芳香/消臭ゲル製品
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