JPS6370924A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPS6370924A
JPS6370924A JP21629886A JP21629886A JPS6370924A JP S6370924 A JPS6370924 A JP S6370924A JP 21629886 A JP21629886 A JP 21629886A JP 21629886 A JP21629886 A JP 21629886A JP S6370924 A JPS6370924 A JP S6370924A
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JP
Japan
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drying
calender
magnetic
magnetic layer
layer
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Pending
Application number
JP21629886A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Tsuboi
宣夫 坪井
Takehiko Shoji
武彦 庄子
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記録媒体の
!!遣方法に関し、特にカレンダー効果を増大する磁性
層の乾燥方法に関する。
【発明の背景】
磁気テープ、磁気シートにおいては、磁性層の表面が極
めて、平滑であることが要求される。 磁性層の表面の平滑性が悪いと記録された信号または再
生された信号の振巾変調またはレベル変動として現われ
る。 したがって従来、磁性層の表面平滑性を向上するために
、支持体への磁性層の塗布後にカレンダー処理が行われ
ており、このカレンダー処理の改善に関しては、既に種
々の提案があり、例えば1、カレンダー処理の向上に関
して、カレンダー処理の直前又は処理中に相対湿度60
%以上の湿度環境部を通過させることを9ft徴とする
方法(特開昭58−194142号)があり、カレンダ
ー処理工程での平滑仕上を良好とする。 2、弾性ロールを改良してカレンダー処理工程での平滑
効果を向上させる方法(特公昭52−17404号、同
60−12688号、同60−44725号)がある。 3、又、塗膜中の溶剤を一部残留させたままでカレンダ
ー処理をしその後乾燥を行う方法く特開昭57−143
737号) 等が提示されている。 前記各種の提案は夫々に効果は有するもののやはり夫々
に新たな問題を呈示する。例えば;1、カレンダー処理
部直前や処理部を高温化することは、作業性(人が操作
を行う場合に不便であリ、又露結の心配が生ずる)や設
備コスト(カレングー処理部やその直前を高湿化する為
に余分な費用が生ずる)の点で問題がある。 2、各種添加剤、構成粉末を含有する乾燥した塗膜に水
滴マーク等のむらを生ずることなく均一に水分を付与す
る事は非常に困難であり、又高速化に於ては更にその困
難性を増し、又その為に設備を大型化しなければならな
いという欠点を持つ。 3、弾性ロールの材質を改良するだけではカレンダー処
理がやはり効率化出来るのに不充分である。 4、又塗膜中に溶剤を残留させる方法も、その後の1F
!、燥工程を設備する必要があり、生産に向くとはいえ
ない。
【発明の目的】
前記カレンダー処理の問題点に照し、本発明の目的は、
磁気テープの生産工程に於て、在米の生産設備を殆ど変
更することな(、簡易且つ確実にまた生産性よくカレン
ダーロールを向上させる磁気テープの製造方法を提供す
ることにある。
【発明のMIIJ&] 前記した本発明の目的は、非磁性支持体上に磁性層を塗
設し加工処理を施す磁気記録媒体の製造工程に於て、磁
性層乾燥工程の少くとも一部分に於て露点が15℃以上
の気体流で乾燥を行い、次いでカレンダー処理を加える
ことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法によって達成
される。 尚本発明の態様に於て、乾燥に用いる気体の露点は15
℃以上であり、好しくは20℃以上である。 なお、上限においては本質的にはないが、設備の設計、
コスト等実際的な面から、60℃以下が好ましい。 また該気体は大川上空気であるが、特別の目的を付した
製造条件に於ては、不活性気体或は酸化性もしくは還元
性雰囲気を与える気体を用いてもよい。 次に本発明を図を用いて具体的に説明する。 第1図は、磁気記0媒体の製造過程の概要を示し、供給
ロール2に巻かれた支持体1は磁性塗料塗布手段3に搬
送され、磁性粒子を含有する塗膜が形成される。 ユニで、3aは塗布ロール3bは余分な塗料をかき落と
すブレード、3cは磁性塗料である。磁性塗料の塗布後
、引続き乾燥部4を通過して、塗膜を乾燥せしめて磁性
層が形r&され、次にカレンダーロール7 a、 7 
bの組合せからなるカレンダ一部7に導かれてカレンダ
ー処理され、巻き取りロール22に巻き取られる。かく
して製造された磁気記録媒体は、図示しない次のスリッ
ティング工程、又はディスク状に打ち抜く工程に供せら
れる。 本発明での重要な点は、乾燥部4に加湿調整した気体流
(以後、乾燥風と称す)を用いることである。乾燥風湿
度は、溶剤の種類、塗膜中の量及び残存量によっても異
なるが、一般に40℃〜120℃で通常の乾燥の進行に
伴って温度を徐々に上昇させる。又乾燥時間は3秒〜3
分程度である。乾燥風の加湿は乾燥部の入口で水スプレ
ィ等で行い、湿度センサで制御を行なう。加湿した乾°
燥風を乾燥郡全体に送る場合、入口の塗膜表面での露結
を防止する為、加湿量を調整する必要がある。好ましく
は乾燥後半の温度の高い部分に加湿した風を送ることが
望ましい。 尚磁性層は乾燥後、添加される硬化剤及び自己重合の効
果によって急速にカレンダー処理に対する受応性を失う
ので、カレンダー処理は乾燥後引続いて施されることが
好しい。 本発明の磁気テープの製造方法には、本発明に特定した
事項以外については従来公知の磁性塗料調合技術、使用
する素材或は添加剤等が活用される。 磁性材料としては、例えばγ−Fe2O3、Co含含有
−Fe203、Co被被着−Fe20s、Fe、04、
Co含有Fe30n、Co被着Fe5O−1CrOz等
の酸化物磁性体、例えばFe、Ni、Co、合金として
Fe−Ni、Fe−^ZSFe−Co、Fe−N1−P
%Fe−Ni−Co。 Fe−Ni−八l、Fe−Mn−Zn、Fe−H1−2
n、Fe−Go−)ti−Cr、Fe −G。 −Ni−P、Co−NへCo−P、Co−Cr等Fe、
Ni5Co、^lを主成分とするメタル磁性粉等各種の
強磁性体が挙げられる。これらの金属磁性体に対する添
加物としてはSi、CuSZn、^1. P、 Mn、
 Cr等の元素又はこれらの化合物が含まれていても良
い、またバリウムフェライト等の大方品系7エライト、
窒化鉄、炭化鉄も使用される。 本発明に用いられるバインダとしては、耐摩耗性のある
ぎりウレタンが挙げられる。 またポリウレタンの他に、繊維素系樹脂及び塩化ビニル
系共重合体も含有させることができる。 またフェノキシ樹脂も使用することがでさる。 更に前記したバインダの他、一般に磁気記録媒体に用い
られる樹脂、或は親木基等による各種変性υ1脂、或は
挙動に特徴のある熱可塑性U(脂、熱硬化性樹脂、反応
型樹脂、電子線照射硬化型樹脂との混合物が使用されて
もよい。 本発明の磁気テープの磁性層の耐久性を向上させるため
に磁性塗料に各種硬化剤を含有せさることができ、例え
ばインシアネートを含有させることができる。 上記磁性層を形成するのに使用される磁性塗料には必要
に応じて分散剤、潤滑剤、研磨剤、マット剤、帯電防止
剤等の添加剤を含有させてもよい。 磁性塗料の調合或は希釈に用いられる溶媒としては、゛
7セトン、メチルニチルケトン、シクロヘキサノン等の
ケトン類、アルコール類、エステル類、エーテル類、芳
香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素等が用いられる。 また、支持体としては、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン−2,6−す7タレート等のポリエステル
類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セルロース
トリアセテート、セルロースグイアセテート等のセルロ
ース誘導体、ポリアミド、ポリカーポネーシなどのプラ
スチックが挙げられるが、Cu%AI%Zn等の金属、
ガラス、BN。 Siカーバイド、セラミックなども使用できる。 これらの支持体の厚みはフィルム、シート状の場合は約
3〜100μl程度、好ましくは5〜50μlであり、
ディスク、カード状の場合は30μl〜10xw程度で
あり、ドラム状の場合は円筒状で用いられ、使用するレ
フーグに応じてその型は決められる。 支持体上に上記磁性層を形成するための塗布方法として
は、エアードクタフート、プレードフート、エアーナイ
フコート、スクイズニードS含浸コート、リバースロー
ルフート、トランス770−ルフート、グラビアコート
、キスコート、キャストコート、スプレィコート等が利
用できるがこれらに限らない。 尚本発明に係る磁気テープには、保W1層、バックコー
ト層等の磁気テープ特性を保完するための補助構成層を
設けてもよい。 【実施例] 次に実施例を示し、本発明を更に詳細に説明する。尚実
施例中「部」は「重量部」を示す。 実施例I Co含含有−F e、0 、          10
0部ポリウレタン(グツトリッチ社製;ニスタン570
1)                 40mニトロ
セルロース(グイセル社製;セルラインR31/2) 
               20部塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体(IJcc社製;■^G I+ ) 
                10部レシチン  
             2部ミリスチン酸    
          1部ラフリン酸        
       1部メチルエチルケトン       
  72部トルエン              50
部シクロヘキサノン          80部カーボ
ンブラック(コロンビアカーボン社製;コングクテック
ス975)          2部この組成物をボー
ルミルで充分分散した後、更に多官能インシアネート(
日本ポリウレタン社製;フロネー)L)を10部添加し
た後、平均孔径1μ夏のフィルタで濾過した0次に、第
1図のような装置を用いて磁性塗料を厚さ5μlのポリ
エチレンテレ7タレーYべ一人の表面に乾燥厚さ5μ貰
となるように速度毎分60mで塗布した。乾燥部の萌半
を60℃、後半を90℃に設定し露点が25℃の風を乾
燥部に送り込んだ、塗膜を該乾燥部で約19秒乾燥させ
た後、第2図に示したようなカレンダーで金属ロールを
95℃に設定し、300kg/czの線圧で1回のみ処
理を行った。これを172インチ幅にスリットしVH3
用ビデオカセットを得た。 実施例2 実施例1において、乾燥風の露点を20゛Cとしたビデ
オカセットを得た。 実施例3 実施例1において乾燥風の露点を15℃としたビデオカ
セットを得た。 比較例 実施例1において乾燥風のi魚を12℃としたビデオカ
セットを得た。 これらのサンプルを測定し、表−1に示すデータが得ら
れた。 京1グロス;光の入射角60” での反射率を測定した
もの寧2ビデオ感度C; VIIS方式VTRを用いた
4M1lzの最大出力。 標準テープ感度を基準とする相対感度 本3ビデオC/N比:4川1zの信号を記録、再生した
時の出力をスペクトルアナライザで分析した時の3MH
zのノイズを標準テープと比較して表わした値をNとし
、上記ビデオ感度Cとの比を求めた。 この結果から、乾燥風の露点が15℃以上からグロスで
示される塗膜表面の平滑化が促進され、15℃以上では
その結果テープのビデオC/Nが向上することがわかる
。 従って乾燥風の露点を15℃以上、好ましくは20℃以
上とすることにより、カレンダー処理時の塗膜の平滑化
が容易になり、それに伴いテープの電磁変換特性も向上
する。 この効果はam!乾燥時に塗膜表面及び空孔内に付着し
た水分が、カレンダ一時に可塑的な働きをし、塗膜成形
性をよくすることによると推定される。 【発明の効果】 露点調整した乾燥風を用いることにより、カレングー効
果が容易且つ確実に高まり、しかも在米!!造装置には
加湿及び加湿Xa装置を付加すれば足りる。更に表面の
平滑性向上及び均一厚みとなることによって電磁変換特
性が向上し、しかも高速生産が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気テープウェブの製造工程の概要を示す、第
2図はカレングーロール部を示す。 3・・・塗布手段、     4・・・乾燥部、7・・
・カレンダー8    7a−金属ロール、7b・・・
弾性ロール、 8・・・弾性ロール表面層、 9・・・弾性ロール芯材
。 出願人 小西六写真工業株式会社 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非磁性支持体上に磁性層を塗設し加工処理を施す磁気記
    録媒体の製造工程に於て、磁性層乾燥工程の少くとも一
    部分に於て露点が15℃以上の気体流で乾燥を行い、次
    いでカレンダー処理を加えることを特徴とする磁気記録
    媒体の製造方法。
JP21629886A 1986-09-12 1986-09-12 磁気記録媒体の製造方法 Pending JPS6370924A (ja)

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JP21629886A JPS6370924A (ja) 1986-09-12 1986-09-12 磁気記録媒体の製造方法

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JPS6370924A true JPS6370924A (ja) 1988-03-31

Family

ID=16686338

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0275338A (ja) * 1988-09-09 1990-03-15 Konica Corp 磁気記録媒体の製造装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0275338A (ja) * 1988-09-09 1990-03-15 Konica Corp 磁気記録媒体の製造装置

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