JPH02254628A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH02254628A
JPH02254628A JP7745189A JP7745189A JPH02254628A JP H02254628 A JPH02254628 A JP H02254628A JP 7745189 A JP7745189 A JP 7745189A JP 7745189 A JP7745189 A JP 7745189A JP H02254628 A JPH02254628 A JP H02254628A
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JP
Japan
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magnetic
fatty acid
acid ester
magnetic layer
layers
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Pending
Application number
JP7745189A
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English (en)
Inventor
Yasushi Nakano
寧 中野
Yoshitaka Yasufuku
安福 義隆
Setsuko Kawahara
河原 説子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の
磁気記録媒体に関する。
〔従来技術〕
一般に、磁気記録媒体は、磁性粉とバインダ等を含む磁
性塗料を支持体上に塗布、乾燥して製造される。
該磁気記録媒体(以後磁気テープと称す)においては、
スチル耐用性、安定走行性が要求され、テープ自体の耐
摩耗性は勿論、走行時のテープの摩擦を低下せしめるこ
とが極めて重要である。
これまで、磁性層の摩擦抵抗を低下させる目的で、種々
の潤滑剤(例えば、シリコーンオイル、グラファイト、
カーボンブラックグラフトポリマー、二硫化モリブデン
、二硫化タングステン、ラウリル酸ミリスチン酸、炭素
原子数30〜40個の脂肪酸エステル)を添加すること
が知られている。
一方、特公昭51−39081号にみられるごとく、磁
性層中に、炭素原子数lO〜16の置換基を有する脂肪
酸エステルと、融点44〜70℃の脂肪酸とを含有せし
める技術が提案されている。
脂肪酸エステルは磁性層の表面自由エネルギーを下げ摩
擦を低減させることは一般に知られてはいるが、炭素原
子数が16以下の場合には、エステル自体のブルーミン
グを生じ、摩擦特性が劣化する。
又、特開昭59−167837号には分子中にパーフル
オロアルキル基とポリアルキレンオキサイド基を有する
有機弗素化合物の潤滑剤について開示する所がある。該
化合物等が分子中に含有するバーフルオロアルキル基は
磁性記録媒体の潤滑性を大いに向上する特効を有するが
、磁性塗料組成において親和性に乏しく著しい発泡性を
示す。
又、パーフルオロアルキル基は静止画像耐久性(スチー
ル耐用性)を向上させる特徴を有するが他方著しい電磁
変換特性の悪化を伴う。
前記潤滑剤にまつわる不都合は、その後、潤滑剤組成、
併用助剤の活用或は添加量調節等の研究によって改善さ
れ(例えば特開昭56−94522号等)、脂肪酸エス
テルは電磁変換特性を落すことなくスチル耐用性を上げ
る潤滑剤として用いられる。
一方、高、低周波数の同時収録の必要から、磁気テープ
は少なくとも2層の磁性層を有し、又必要に応じて他の
補助層を併用する積層構成へと進められているが、脂肪
酸エステルは磁性層単層構成時と同様に全磁性層に添加
されている。
ここにおいて脂肪酸エステルは電磁変換特性、スチル耐
用性には問題を生じないにしても、製造工程において問
題を惹起している。
磁気テープは各構成層塗料が塗布、乾燥されスーパカレ
ンダが掛けられ、バルクロールとして巻取られるが、脂
肪酸エステルを含む磁気テープは往々にして、巻乱れ、
巻皺を発生する。更にバルクロールはキュア後製品幅に
スリットされ巻取られるが、この際にも巻乱れと巻きず
れを発生する。
これら生産技術上の問題は、脂肪酸エステルが磁気テー
プ表面ヘブルーミングし、巻取る際、磁気テープ裏面と
の粘着性、摩擦係数の増大によるものと思われる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、スチル耐用性が良好で、しかも製造工
程中の巻取りが平頭に行われ生産性の高い磁気テープの
提供にある。
【発明の構成〕
前記本発明の目的は、非磁性支持体上に設けた積層構成
層中に少なくとも2層の磁性層を有する磁気記録媒体に
おいて、前記少なくとも2層の磁性層の下側磁性層に脂
肪酸エステルを添加し、上側磁性層には脂肪酸エステル
を添加することなく構成した磁気記録媒体によって達成
される。
本発明の構成は、下側磁性層(下層磁性層)に添加した
脂肪酸エステルの表面への拡散を上側磁性層(上層磁性
層)に保留し、磁気テープ表面の有害無用の脂肪酸エス
テルの量を適切量に調整するものである。
従って、下層磁性層に添加する脂肪酸エステル量によっ
て上層磁性層の厚みは調整され、逆に上層磁性層の電磁
変換特性に好ましい膜厚から、下層磁性層への脂肪酸エ
ステル添加量が加減される。
脂肪酸エステルを添加しない上層の乾燥厚みは実用上6
.3〜1.0μmが好ましい。
更に必要によっては、最上層として保護層を設けてもよ
いし、或は上、下層磁性層間に拡散調整層として中間層
を設けてもよい。
本発明に係る脂肪酸エステルとしては、炭素原子数3〜
20の1価又は多価アルコールと、炭素原子数4〜20
の1価又は2価の脂肪酸との脂肪酸エステルであり、好
ましくは炭素原子数8〜20の1価の脂肪酸、又は炭素
原子数4〜20の2価の脂肪酸から導かれる脂肪酸エス
テルが好ましい。
該脂肪酸エステルの合成に使用するアルコール成分とし
ては、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、イ
ソブチルアルコール、オクチルアルコール、デシルアル
コール、ラウリルアルコール、イソトリデシルアルコー
ル、セチルアルコール、ステアクルアルコール、オレイ
ルアルコール、グリセリル、ソルビタン等が挙げられる
又、酸成分としては、オレイン酸、ステアリン酸、パル
ミチン酸、ミリスチン酸、ラウリル酸、カプリン酸、カ
プリル酸、アジピン酸、アゼライン酸、マレイン酸が挙
げられる。
本発明に係る脂肪酸エステルの具体的例としては、オレ
イルオレート、インセチルステアレート、ジオレイルマ
レエート、ブチルステアレート、ブチルパルミテート、
ブチルミリステート、オクチルミリステート、グリセリ
ルトリオレート、グリセリルモノオレート、オクチルパ
ルミテート、アミルステアレート、アミルパルミテート
、イソブチルオレート、ソルビタントリオレート、ソル
ビタンモノラウレート、ステアリルステアレート、ラウ
リルオレート、オクチルオレート、イソブチルオレート
、イソトリデシルオレート、ソルビタンステアレート、
グリセリルモノステアレート、2・エチルへキシルステ
アレート、2−エチルへキシルパルミテート、イソプロ
ピルパルミテート、ソルビタンモノラウレート、ソルビ
タンジステアレート、イソブチルパルミテート、イソプ
ロピルミリステート、セチル−2−エチルへキサレート
、グリセリルジオレート、グリセリルジステアレート、
ジオレイルアジベイト、ジブチルアジペート、ジイソデ
シルアジペート等を挙げることができる。
前記脂肪酸エステルの添加量はエステルの種類によって
異なるが、ブチルステアレートの場合、下層磁性層の磁
性粉100重量部(以後Wtと記す)に対し0.3〜3
wL、好ましくは0.3〜1.Owtである。
本発明においては、前記脂肪酸エステルに脂肪酸を併用
してもよい。
併用される脂肪酸としては、1価又は2価の総炭素原子
数が6〜30の脂肪酸である。具体的にはカプリル酸、
カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸
、ステアリン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リル
ン酸、オレイン酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸等が挙げられる。
又、バインダに対して脂肪酸及び/又は脂肪酸エステル
の総量が多すぎると出力及びS/Nが低下し、少ないと
スチール耐用性が悪くなる。
本発明に用いられるバインダには従来常用されるバイン
ダを流用することができるが、磁性体粒子その他フィラ
ー類の分散の点から官能基或は分子内塩を形成する官能
基を導入して変性した樹脂、特に変性塩化ビニル系樹脂
、変性ポリウレタン系樹脂或は変性ポリエステル樹脂が
好ましい。
前記樹脂類における官能基としては、たとえば、SO3
M、  OSO3M、  C00M、およびOM’ −P=0 0M” (ただし、式中、Mは水素原子、リチウムおよびナトリ
ウムのいずれかであり、MIおよびM2は、それぞれ水
素原子、リチウム、カリウム、ナトリウム及びアルキル
基のいずれかである。またMlとMlとは、互いに異な
っていても良いし、同じであっても良い。) などか挙げられる。
これらの官能基は、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂などの樹脂と、例えば Cl2C112CH2SOJ −CQ CH2CH20
SOJ 。
CQCl(2COOM SON’ CQ−CH2−P=O 01J” (ただし、MSM’およびM2はそれぞれ前記と同じ意
味である。) などのように分子中に陰性官能基および塩素を含有する
化合物とを脱塩酸反応により縮合させて得ることができ
る。
このようにして得られる前記樹脂の中でも、好ましいの
は塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂に陰性官能基
を導入してなる樹脂である。
更に塩化ビ系樹脂としては、例えば塩化ビニル−酢酸ビ
ニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−プロピ
オン酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル
−酢酸ビニル−マレイン酸ビニル−ビニルアルコール共
重合体、塩化ビニル−プロピオン酸ヒニルーマレイン酸
ビニル−ビニルアルコール共重合体などが挙げられる。
本発明においては前記バインダの他、必要に応じ従来用
いられている非変性の塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン
樹脂或はポリエステル樹脂を混用することもできるし、
更に繊維素系樹脂、フェノキシ樹脂或は特定の使用方式
を有する熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂、電
子線照射硬化型樹脂等を併用してもよい。
前記した樹脂は長短相補って、本発明の構成層例えば磁
性層、バックコート層、保護層或は接着層の構成結合剤
として種類、量の最適点を選んで使用することができる
本発明の磁気テープの磁性層の耐久性及び耐用性を向上
させるために磁性塗料に各種硬化剤を含有させることが
でき、例えばインシアナートを含有させることができる
芳香族インシアナートとしては、例えばトリレンジイソ
シアナート(TDI)等及びこれらイソシアナート活性
水素化合物との付加体などがあり、平均分子量としては
100〜3.000の範囲のものが好適である。
また脂肪族インシアナートとしては、ヘキサメチレンジ
イソシアナート(HMDI)等及びこれらイソシアナー
トと活性水素化合物の付加体等が挙げられる。これらの
脂肪族インシアナート及びこれらインシアナートと活性
水素化合物の付加体などの中でも、好ましいのは分子量
が100〜3.000の範囲のものである。脂肪族イン
シアナートのなかでも非脂環式のイソシアナート及びこ
れら化合物と活性水素化合物の付加体が好ましい。
本発明に用いられる磁性材料としては、例えばγ−Fe
、0..Co含有γ−Fe20. 、Co被被着−Fe
20x、Fe3O4゜CO含有Fe3O4,Co被着F
e3O4、CrO2等の酸化物磁性体、例えばFe、N
i、Fe−Ni合金、Fe−Co合金、Fe−N1−P
合金、Fe−Ni−Co合金、Fe−Mn−Zn合金、
Fe−Ni−Zn合金、Fe−G。
−Ni−Cr合金、Fe−Go−Ni−P合金、Go−
P合金、Go−Cr合金等Fe、Ni、Coを主成分と
するメタル磁性粉等各種の強磁性体が挙げられる。これ
らの金属磁性体に対する添加物としてはSi、Cu、Z
n、A(2,P、Mn、Cr等の元素又はこれらの化合
物が含まれていても良い。またバリウムフェライト等の
六方晶系フェライト、窒化鉄等も使用される。
上記磁性層を形成するのに使用される磁性塗料には分散
剤が使用され、また必要に応じ研磨剤、マット剤、帯電
防止剤等の添加剤を含有させてもよい。
本発明に使用される分散剤としては、燐酸エステル、ア
ミン化合物、アルキルサルフェート、脂肪酸アミド、高
級アルコール、ポリエチレンオキサイド、スルホ琥珀酸
、スルホ琥珀酸エステル、公知の界面活性剤等及びこれ
らの塩があり、また、陰性有機基(@えば−cooH)
を有する重合体分散剤の塩を使用することも出来る。こ
れら分散剤は1種類のみで用いても、或は2種類以上を
併用してもよい。
研磨剤としては、一般に使用される材料で熔融アルミナ
、炭化珪素、酸化クロム、コランダム、人造コランダム
、人造ダイヤモンド、ざくろ石、エメリ(主成分:コラ
ンダムと磁鉄鉱)等が使用される。これらの研磨剤は平
均粒子径0.05〜5μmの大きさのものが使用され、
特に好ましくは0.1〜2μmである。これらの研磨剤
はバインダ100wtに対して1〜2Qw tの範囲で
添加される。
マット剤としては、有機質粉末或は無機質粉末を夫々に
或は混合して用いられる。
本発明に用いられる有機質粉末としては、アクリルスチ
レン系樹脂、ベンゾグアナミン系樹脂粉末、メラミン系
樹脂粉末、フタロシアニン系顔料が好ましいが、ポリオ
レフィン系樹脂粉末、ポリエステル系樹脂粉末、ポリア
ミド系樹脂粉末、ポリイミド系樹脂粉末、ポリ弗化エチ
レン樹脂粉末等も使用でき、無機質粉末としては酸化珪
素、酸化チタン、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、
硫酸バリウム、酸化亜鉛、酸化錫、酸化アルミニ9ム、
酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、α−FeaO
s、タルク、カオリン、硫酸カルシウム、窒化硼素、弗
化亜鉛、二酸化モリブテンが挙げられる。
帯電防止剤としては、カーボンブラックをはじめ、グラ
ファイト、酸化錫−酸化アンチモン系化合物、酸化チタ
ン−酸化錫−酸化アンチモン系化合物などの導電性粉末
;サポニンなどの天然界面活性剤;アルキレンオキサイ
ド系、グリセリン系、グリシドール系などのノニオン界
面活性剤;高級アルキルアミン類、第4級アンモニウム
塩類、ピリジン、その他の複素環類、ホスホニウムまた
はスルホニウム類などのカチオン界面活性剤;カルボン
酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エステル
基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、
アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸または燐
酸エステル類等の両性活性剤などがあげられる。
上記塗料に配合される溶媒或はこの塗料の塗布時の希釈
溶媒としては、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;メ
タノール、エタノール、グロバノール、ブタノール等の
アルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、
乳酸エチル、エチレングリコールモノアセテート等のエ
ステル類;グリコールジメチルエーテル、グリコールモ
ノエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等
のエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素;メチレンクロライド、エチレンクロライド
、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロルベンゼン等のハ
ロゲン化炭化水素等のものが使用できる。
また、支持体としては、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン−2,6−ナフタレート等のポリエステル
類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セルロース
トリアセテート、セルロースダイアセテート等のセルロ
ース誘導体、ポリアミド、ポリカーボネートなどのプラ
スチックが挙げられるが、Cu、A12.Zn等の金属
、ガラス、窒化硼素BN 、 S iカーバイド等のセ
ラミックなども使用できる。
これらの支持体の厚みはフィルム、シート状の場合は約
3〜100μm程度、好ましくは5〜50μmであり、
ディスク、カード状の場合は30μm”10mm程度で
あり、ドラム状の場合は円筒状で用いられ、使用するレ
コーダに応じてその型は決められる。
上記支持体と磁性層の中間には接着性を向上させる中間
層を設けても良い。
支持体上に上記積層磁性層を形成するための塗布方法と
しては、Wet on Wetの場合はエクストルージ
ョン同時塗布及び逐次塗布、あるいはリバースクロール
+エクストルージョン、クラビアロール+エクストルー
ジaンなどが考えられる。
さらにはエアーナイフコート、ブレードコート、エアー
ナイフコート、スクイズコート含浸コート、トランス7
アロールコート、キスコート、キャストコート、スプレ
ィコートのうちの何れかを組合せる事も考えられる。
又、!1fet on dryの場合は上記塗布方式を
どのように組合せても構わない。
〔実施例〕
本発明を実施例を用いて具体的に説明する。
実施例1〜2及び比較例(1)〜(2)下記の磁性塗料
処方A(上層用)及びB(下層用)に従って磁性層2層
構成の実施例1及び比較例の磁気テープ試料を作成し特
性測定を行った。
磁性塗料処方: Go−γ−Fe20x(BET:50m”/g)A(2
20゜ カーボンブラック スルホ変性塩化ビニル系樹脂 ポリウレタン系樹脂(Mw2万) ミリスチン酸 ステアリン酸 ブチルステアレート シクロヘキサン A(上膳用)      B(下層用)(it)   
     (it) 0.5 i          t a(表1記載)  b(表1記載) 表1 7上記組成を混練、分散した後、溶剤(メチルエチルケ
トン、トルエン)により1〜20psの粘度に調整する
。その後ポリイソシアネートを5部添加し、上層、下層
を塗布する。又、重層塗布は同時重層(wet on 
wet)逐次型@ (wet on wet又はwet
 on dry)のいづれで行っても同結果が得られる
結果を表2に示す。
表2 :評価方法: 巻取り平頭性・・・4段階 A・・・全く故障なく且つ再現性あり B・・・実用可能であるが、巻姿不良 C・・・巻乱れ、巻ずれを生ずる D・・・実用不能 スチル耐用性・・・N V−6200(松下電気製)を
使用しスチルモードでRF出力が 3dB低下するまでの時間。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スチル耐用性充分で巻取り平頭性よく
磁気テープの製造ができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非磁性支持体上に設けた積層構成層中に少なくとも2層
    の磁性層を有する磁気記録媒体において、前記少なくと
    も2層の磁性層の下側磁性層に脂肪酸エステルを添加し
    、上側磁性層には脂肪酸エステルを添加することなく構
    成した磁気記録媒体。
JP7745189A 1989-03-28 1989-03-28 磁気記録媒体 Pending JPH02254628A (ja)

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